<公開審査にあたり、挨拶する石津聡先生 右は川原市展運営委員長>
第27回小樽写真市展は、9月28日(土)に応募が締め切られ、翌29日(日)午後に公開審査が行われました。公開審査は、小樽市生涯学習プラザ(稲穂小学校1F)で午後2時から石津先生をお迎えして審査が始まり、1部自由の部・2部ネイチャーの部の上位入賞作品(推薦1点、特選2点、準特選2点)、入選作品(1部30点、2部29点)が決まりました。
応募数は、第1部156点、第2部83点の計239点です。前年とほぼ同じで、今年は高校生の応募が数点ありました。
第1部自由の部の応募作品
同じく第1部の応募作品
当日公開審査に見えられた方々が(応募者以外も観覧自由)、作品を見ることができます。
石津先生が一点一点入念に見て、上位入賞候補作品を10数点選び出します。
選び出された十数点を入念に見比べて、第1部の推薦1点、特選2点、準特選2点が決まります。残りは入選に決まります。さらに追加して入選数を30点とします。
第2部も同じようにして決めていきます。
人を魅了するような作品が多く、つい目移りしてしまいます。
上位入賞候補作品が10数点決まりました。さらにこの中から5点に絞り込みされます。漏れた作品は入選に決定です。
これで、第1部、第2部ともに、上位入賞(各5点)及び入選(第1部30点、第2部29点)作品が決まりました。詳細については、10月9日(水)~13日(日)の間、小樽市立美術館2Fにて展示されますので、確認してください。
☆次に上位入賞数点について、石津先生から講評がありましたので、照会しておきます。
第1部推薦作品、モノクロで、小樽雪あかりのイベント時の氷のオブジェを撮った作品。真っ暗なバックの中で大、中、小のオブジェが3点が並んでいます。もしカラーだとどのような色になるんだろうと、想像させる作品であると。
ウインドーに移りこんだ女性の目が人を引き付ける、左側の祭りの一部(?)がなければもっと素晴らしい作品になったでしょうとのこと。
高校生が撮った作品とは思えないほどすごい作品、花の影がブロック塀に写り、そこを切り取った感覚が鋭い、しかもやや斜めになっていて、これも素人とは思えぬ作品となった。この撮影者の将来が楽しみだ。(なお、この方は、今年の道展学生の部でも入選している)
市立美術館は、午前10時開館、午後5時閉館です。最終日13日は、午後4時にて閉館しますので、ご注意ください。従来は1F市民ギャラリーで展示しておりましたが、今回は都合により2F展示室に変更となりましたので、ご注意ください。
<展示室当番予定> 9日(水)松居 10日(木)嵯峨 11日(木)紅露 12日(土)小林好 13日(日)川原 (変更もありうる)