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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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東京ロマン飛行〜その1(お台場編)

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今年の冬は異常気象でしょうか。昨年の9月後半の厳しかった残暑の反動でもないのでしょうが、正月以降とてつもない寒波と大雪に襲われました。例年であれば小樽市内で氷点下5度を下回ることは珍しいのですが、氷点下7−8度の日が多く、小樽運河がに蓮氷が連日のように現れました。水道管が凍結した、破裂したという事故も数多く報じられています。

ともあれ寒い日、荒天が続きなかなか撮影に出歩けません。ということで、ここしばらくは手持ちの在庫画像が続きますがご了承願います。すでに何度も述べているように、平成12年3月から14年7月まで、勤務の関係で八王子に単身赴任し、立川の官舎に住んでおりました。この間単身赴任という気軽さから、休日には都内をはじめ周辺のスポットを撮影して歩きました。

当時はフィルムが主ですが、ネガ、ポジ合わせ1000本以上の撮影量になるかと思っています。一部デジタルデータ化したものがあります。その一部を4−5回に分けて、「東京ロマン飛行」として紹介していきたいと思います。1回目はお台場を、2回目は晴海埠頭公園を、3回目は超高層ビルからの夜景等の順で紹介します。


お台場へは、立川から中央線快速電車で東京に出ます。山手線二つ隣の新橋から東京臨海新交通「ゆりかもめ」(モノレール)に乗り、レインボーブリッジを渡ってお台場に着きます。お台場で降りるとフジテレビのビルがあり、目の前はお台場海浜公園です。


PC画面から複写したので多少わかりにくいかもしれません。


画面中央の球状の建物(グリーンの光でライトアップ)がフジテレビの放送局。見学コースもあります。


目の前はお台場海浜公園。夏場は観光納涼船が行き来しています。


ビルの照明で照らし出された夕涼みの人々。奥にレインボーブリッジが見える。


テラスで立ち話する人、椅子でくつろぐ人、浜辺に座り込むカップル等様々。


夕陽で輝く渚で遊ぶ少女たち。


ちょうどレインボーブリッジに夕日が落ちたとき、浜辺にいた親子を取り込んでみました。母親が子供に何か、言い聞かせているようです。


観光屋台船が行きかう。


テラスから建物を見ても、モダンなデザインが目を引きます。


建物の中に入ってみると…床の真ん中が白く光って、周囲の子供たちが見詰めている不思議なスペース。実は吹き抜けの天井から光と水がここに落ちてきているのです。


再びテラスに出てみると、あちこちでカップルが夜景を見ているのか、あるいは目に入らないのか…。スローシャッターを切ったので右端のカップルの動きがおかしくなってしまいました。


テラスにはオブジェが配置されていることがあります。この日は何と大きなダイアモンドが…「こんなダイヤが欲しい」なんて言っているのでしょうか。


お台場は、一歩内側に入るとそこは高速道路が入り交ところです。さすが大都市、高速道路が縦横無尽に走っている。


さてお台場海浜公園前から少し移動してみましょう。ゆりかもめで一駅先に進むと「船の科学館」駅に着きます。ここには初代南極観測船の「そうや」が屋外展示されています。また園内には船や海に関したオブジェがいくつもあります。その一つミニ灯台がありますが、この灯台越しに冬季には富士山が現れ、しかも2月中旬にはその富士山の山頂に夕日が落ちるのです。


あいにくすっきりしない天気でしたが、ばっちり山頂に太陽が乗っかりました。


この科学館対面は海を挟んで大井埠頭です。夕陽に埠頭のクレーンが赤く染まりました。ここでも富士山がうっすらと姿を見せてくれました。


時にはこんな不思議な現象も現れました。


船の科学館の隣の青海埠頭公園で撮影。この付近は羽田空港に降りる飛行機のルートにあたります。


赤く空が染まる中、着陸態勢に入った飛行機。


船の科学館から再びユリカモメに乗って二つ駅を進むと「青海(オウミ)」駅に到着します。青海駅から左にビーナスフォート、右にメガウェブの観覧車を見て抜けると、シンボルプロムナードに至ります。このプロムナードを国際展示場のほうに進むと「夢の大橋」があります。ここが次の撮影スポットなのです。


先の地図をさらに拡大してみました。ピンクの文字の「メガウェブ」のマークは観覧車を示しています。


この橋は車乗り入れ禁止で、自転車、人専用の橋です。もっともこの辺りで自転車を乗っている人は見かけませんが…


文字通り夢の橋を歩いているような錯覚に陥ります。


メガウェブの観覧車を流し撮りしてみると、まるで芋虫が走っているような…。観覧車も撮り方によっては虫に見えたり、宇宙人に見えたり、面白い。


この観覧車をもっと近くで、15?対角魚眼レンズで切り取ってみました。


夢の大橋を渡ってもう少し進むと、各種大型イベントが催される「東京国際展示場」に着きます。当時はカメラ・写真用品ショーである「フォトエキスポ」(後にフォトイメージエキスポとなり、現在はCP+となってパシフィコ横浜が会場)が毎年3月にここで行われていました。


天気のいい冬の日には富士山が見えますが、手前にビルがあっていま一つ。なお、都内から見える富士山は、冬の空気の澄んだ日でないと滅多に見られません。


15?の対角魚眼レンズで撮影。


次回二回目は晴海埠頭公園からお伝えします。

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