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YOSAKOIソーランの季節〜その2

大通公園西6丁目の「北のフォードパーク」で昼食を済ませ、再び9丁目、10丁目のフリースペースに戻ります。過去何回かの観覧で注目すべきチームの出番が始まっているからです。前々回のYOSAKOIソーラン大賞の夢想漣えさし、前回の大賞の平岸天神に加え、粋〜北海学園大学、名古屋学生チーム「鯱」が北コースにやってきます。なお、チーム名<>以下のコメントは、公式ガイドブックによるチーム紹介記事のほかに、私のコメントも一部含まれています。


<粋〜IKI〜北海学園大学>
札幌市豊平区にある北海学園大学の学生たちによるチーム。チーム結成から17年間受け継がれてきた「和と粋」のコンセプトを胸に毎日の練習に取り組んできました。今年のテーマは「お祭り謳歌」、チーム全員お祭りに懸ける熱い思いと楽しさを歌と踊りに込めた作品です。粋といなせな男子学生と、笑顔はじける女子学生がお祭りへの思いを込めて演舞します。
なおこのチームは、第20回(2011年)に準YOSAKOIソーラン大賞を受賞しています。

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金色の扇子がとても目立ちます。

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女子学生のはじける笑顔が印象的です。

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まわるまわる金色の扇子が。

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あっという間に衣裳がカラフルに変化。

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笑顔がとても素敵です。


<名古屋学生チーム「鯱」>
私達は、主に名古屋の大学生で構成されています。『眠っている情熱を呼び覚ませ』という永続コンセプトのもと、夏に名古屋で開催されるにっぽんど真ん中祭りなど、たくさんのお祭りに参加させていただいてます。今回は新1年生を加えさらにパワーアップした演技を見せます。

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去年は緑色の法被を着用していましたが、今年は黄・茶系で統一。全員リボンを掲げるのもこのチームの特色。

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リボンも数色使い分ける。

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髪を振り乱して咆哮。


<夢想漣(ユメソウラン)えさし>
道北は宗谷管内の枝幸町を本拠地とするチーム。海の町に生まれ育ち、海の町を語るチームとして、小さな北の町を拠点に、大きな志で道内外、海外へと幅広く活動し「見せるよりも伝わる」チームを目標に励んでいます。今年のテーマは「海生志導」、漁師として海に生きてきた父親の遺志を受け継ぎ、命を懸けて家族を守り、生きてゆく、その姿と思いを次代に伝えることを表現します。
なおこのチームは、第19回(2010年)に続き、第20回(2011年)にも二年連続でYOSAKOIソーラン大賞を受賞しています。

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男性も丈の短い衣装で…

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女性には和装の衣装がよく似合う。

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激しい踊りに裾が乱れて…、そこもまた見せ所となっている。

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決めポーズ、決まった。


<平岸天神>
ご存知YOSAKOIソーランを代表するチームのひとつ。第1回目のYOSAKOIから連続22回目の出場となる。札幌市豊平区平岸を本拠地にするチーム。スピード、シャープ、ストロング、スマイルの「4S」をモットーに若さあふれる踊り子がエネルギッシュに舞います。最多大賞受賞チームとして、感動と勇気を皆さんにお届けします。今年のテーマは、パワフル、エネルギッシュな踊りを、笑顔の持つ力とともに表現します。20年を経て進化した平岸天神の演舞を期待してください。
なお、このチームは第2回(1994年)YOSAKOIソーラン大賞をはじめ、前回21回(2012年)の大賞をまでに、過去8回受賞し、準大賞も7回受賞しています。

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大きなスピーカを積んで荷台で指揮を取るこの車を「地方車(ヂカタシャ)」と呼んでいます。この地方車を先頭に踊り子たちが演舞しながら進んできます。なお、台上で指揮を執る女性は、Twitter友の「桂(ケイ)」さんです。

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男性陣とのぼりを先頭に…やがて入り乱れて…

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大漁旗にも似たカラフルな法被はこのチーム特有。

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ソーラン節のリズムに乗せて舟をこぐ。

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鳴子を打ち鳴らして…


南北コースともにまだまだ演舞チームがやってきますが、事前に公式ガイドブックで調べて見ましたが、注目のチームが一番街丸井前会場で演舞する時間が迫ってきました。そこでいったん西9丁目会場から南コースを逆行して西4丁目方面に抜けます。途中南コースで撮った画像と、一番街丸井前会場での面白そうなカットをいくつか挙げておきます。

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積丹町&高知県香美市ヤーレンソーランチームに外人が鳴子を振っていました。頭一つ高いだけにとても目立っていました。多少踊りがぎこちないけれども…

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一番街会場では室蘭市のチームが踊っていましたが、小さな女の子が鳴子を振っていました。

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よく見ると踊り子のピアスが…そうです鳴子の形をしています。

<北海道大学「縁」>
北海道大学の学生によるチームで、なんといっても演舞終了間際に男子学生が全員赤ふん姿になることです。会場からは大拍手と歓声が上がります。公式ガイドブックによれば「周りを巻き込み、ご機嫌な流れを作る」をコンセプトに、学生の持つ若々しいエネルギーで、会場の観客一人一人に元気と感動を届けるという。
なお、このチームは過去何度もベスト10入りの優秀賞には輝いていますが、いまだ大賞、準大賞を獲得したことがありません。

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学生が咆える!

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気合を入れて、

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演舞開始と同時に飛び跳ねて…画面からはみ出してしまった。

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女子学生も咆える。女子学生は赤い腹巻。

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演舞終盤、法被、袴を脱ぎ捨てて…

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ついに出た、赤ふん姿。観客はこれを待ち望んでいたとばかり、大拍手が沸き起こる。

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あとは観客席にまで飛び込んでいく…ここでは禁止されていました。


<青森花嵐桜組>
青森県弘前市に本拠を置くチームです。このチームの見どころは演武中に10回ほど衣装替えをして観客の目を楽しませることです。今年のテーマは、青森の火祭りねぷた祭りです。五所川原の立佞武多、弘前のねぷた、そして青森のねぶた。東北の短い夏を体いっぱい楽しむ「津軽三大火祭り」。一緒に「じゃわめぐ」感覚を、ラッセーラ!

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火祭り三連発!その1、ラッセーラ

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火祭り三連発!その2、ライオン丸咆える…

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火祭り三連発!その3 豪快に舞う


9日(日曜)YOSAKOIソーラン最終日にも撮影に行きたかったのですが、所要があり行けませんでした。午後8時から最終審査の状況がTVで実況放映されたので、見ておりました。それによると、大賞に「粋〜北海学園大学」が選ばれ、「平岸天神」と「北海道大学・縁」が準大賞に選ばれました。注目していたチームが見事上位に入賞したことは嬉しい限りです。

今週の一枚〜小樽運河ロードレースに参加して

あっ、ロードレースに参加したのは私ではありません。孫たちなんです。メタボを自慢する私は30mも走ればひっくりかえってしまいます。娘婿と孫3人の4人がエントリーしたのですが、真ん中の小6の孫娘は、運動会の練習中に怪我した足がまだ完治しておらず、エントリー取り消ししました。娘婿と中2孫の紀斗(キリト)は5kmに、一番下の小4孫の綺里(アカリ)が2.5?にエントリー。

運河レースは6月16日(日曜)に実施されましたが、翌日の道新朝刊(小樽版)によれば、過去最多の3100人余が参加したとのこと。小樽市外からの参加者が多く、中には関西から駆け付けた愛好家も多かったようです。当日は、朝濃い霧に覆われ肌寒い感じでしたが、レースの始まる午前9時には青空も見えて絶好のコンディションでした。まず、最長のハーフ(21.09?)が午前9時にスタート、次いで娘婿と中1の孫が走る5?、3番目が小4の孫が走る2.5?、最後が10?がスタートしました。

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旧日本郵船前を走るハーフのランナーたち。右上に桐の花が咲いています。

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旧倉庫群の前を走るハーフのランナーたち。

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30分の1のスローシャッターで流し撮り。

次いで、娘婿と孫の走る5?のランナーたちが駆けて行きますが…あれっ、中1の孫が来ない。何と大幅に遅れて歩きながらふらふらやって来ました。もちろん最後尾、ダントツの最後尾。まったくやる気なし。どうしたと尋ねると、出たくないのに無理に走らされる上に、眠たいのに朝早くから起こされて…。ということで不名誉な写真はなし。5?コースから5分後にスタートした2.5?の小学生のランナーが追いついてきました。さて孫は…

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2.5?コースの小学生の先頭集団。孫娘はいない。

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かなり離されて6−7人がやって来た。綺里、頑張れ。

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どうやらビリけつではないようだ。後ろにまだいる、一安心。

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最終スタートの10?コールのランナーがやってきました。

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こんなパフォーマンスのランナーも、走ることを楽しんでいるようです。

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スタートから8分後、早くも2.5?コースの小学生の先頭集団がゴール前の入り口に差し掛かってきました。

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孫娘無事2.5?コースを完走。タイム14分4秒、小学生女子の部で28位(38人中)でした。練習なしの初めての長距離走にしてはまずまずか。

ん?中2の孫はまだゴールしていない。途中棄権かな?2.5?、5?ランナーの入賞式が済んだ頃やっとゴールしたらしい。タイム44分、もちろんダントツのビリけつ。最初の一言が「腹減った、早く帰ってBBQにしょうよ」

ということで自宅に戻り車庫でBBQと相成りました。

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A型親子3人組。

商大と北大の応援団対面式

6月23日(日曜)小樽花園グリーンロードで、恒例の小樽商大と北大の応援団の対面式が行われました。商大と北大は学校設立当初から、色んな面で好敵手としてお互い切磋琢磨してきました。野球部をはじめ各部活動で北大との定期戦が行われるようになって、これを盛り上げようと両校の応援団によって、定期戦を前に開催されるのが対面式なのです。この対面式を皮切りに多くの部活が定期戦に突入していきます。(当日配布された「平成25年商大/北大応援団対面式」冊子から抜粋しました)

なお対面式は、小樽市内(花園グリーンロード)と札幌市内(大通公園)で、交互に行われます。一昨年(H22年)は、花園グリーンロードで行われましたが、小樽商大97代目に初の女性応援団長が誕生したことで大いに話題となりました。

さて新聞情報や商大応援団のHPによると、当日11時40分に商大正門を徒歩で出発し、12時15分に小樽駅前に到着、小樽駅前で団長、副団長の下駄上げ式が行われるとのこと。そこから都通商店街、サンモール一番街、花園銀座商店街を通ってグリーンロードに到着というスケジュールになっています。そこで小樽駅前で撮影し、その後グリーンロードまで追っかけ撮影しましました。

<一口メモ>

商大の応援団の活動って何をするの?
(1)競技応援:応援団の基本。主に各部活動の北大との定期戦に赴き、勝利を勝ち取れるように応援します。
(2)壮行会:大会が近い部活を大学構内で送り出す。
(3)行事での応援:入学式で新入生に檄を飛ばしたり、小樽でのイベントに呼んでもらいイベントを盛り上げたりします。
(4)イベントの開催:学内を盛り上げるために、応援団主催のスポーツ大会を開催します。そのほかにもさまざまな活動があります。

応援団の役職紹介 商大応援団には下記の通り、五つの役職があります。
(1)団長:団のリーダー。片足20?にもなる大きな下駄を軽々と上げてしまう。式中は相手団長を静かに睨みつけている。
(2)副団長:団長を補佐し、演舞長も兼ねる。寮歌「若人逍遥」の前口上を切るのも副団長。
(3)参謀:団の頭脳の役割を持つ。式の段取りや北大との調整は参謀が行う。式中では白い羽織袴で司会進行役を務める。
(4)団旗長:団の命ともいえる団旗を持ち、団の先頭を歩く。今年は団旗長が鼓手長を兼ねている。
(5)鼓手長:太鼓をたたく。太鼓がなければ式が始まらない。わき役だが、縁の下の力持ち。

以上は、商大/北大応援団対面式冊子からの抜粋です。ほぼ原文のまま引用しました。

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小樽駅前に到着、ここで下駄上げを披露し、さらに駅正面口方向に進みます。左手前の学生服の女性は97代応援団長のM(4年生)さん、今回は応援団OBとして後輩たちを指導しています。

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都通商店街を進む応援団。

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オーセントホテル前で一休み。小樽ゆかりの榎本武揚も見ている(上部垂れ幕)、けっぱれ!(小樽弁)。

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サンモール一番街で再度下駄上げを披露し、しばし休憩。

その後花園銀座商店街を通り、対面式開始予定の14時前の13時15分にはグリーンロード到着しました。そこで対戦相手の北大応援団を待ちます。北大応援団一行も13時40分に到着しました。定刻前に対面式が始まりました。白装束(羽織袴)の参謀が式次第を述べます。それによって、両校の校歌が合唱され、参謀によるエールの交換が行われます。それが終わると、両校の副団長と団員の3名による演舞が披露されます。これらの儀式のあいだじゅう両校からヤジが飛び交うのも例年通り。北大に対しては「白豚」、商大に対しては「山猿」等のフレーズを含めユーモアにあふれたヤジが飛び交い、その都度観客から大きな笑いが起こります。

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北大の応援団長、つぎはぎの羽織袴と鹿の角の杖がトレードマーク。すかさず野次「杖がないと歩けないのか!」(爆笑)。なおつぎはぎの羽織袴をよく見ると、グリーンを中心に上手く配色されているようです。

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挑戦状を胸に差し込み、足を高く上げる。すかさず野次「去年みたいにこけるなよ!」(爆笑)。何でも去年は下駄上げで、腰がふらついたらしい。

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挑戦状を読み上げる北大団長。去年は懐の挑戦状を落としたらしい。

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商大団長による応戦状の読み上げ。

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一昨年は、応戦状を放り上げたときに途中で切れてしまい、北大側から大きなヤジが飛びました。しかし女性団長のMさんが何事もなかったように冷静に読み上げました。

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対面式の様子を高いところからパチリ。

無事挑戦状、応戦状の読み上げが終わりました。通常ならこの後両校の寮歌・校歌を歌い、団旗によるエールの交換で対面式が終了します。しかし今年は新趣向として、小樽のB級グルメあんかけ焼きそばの早食い競争と綱引き競技が新たに加わりました。あんかけ焼きそばは、市内5店舗から提供され、両校5名づつの対決となります。綱引きは両校10名づつで行われます。

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応援団員が前から後ろから「早く食え!」と励まします。北大は鯉のぼりを振り回しています。

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まずは一組目、向こう側の北大が勝ちました。二組目は商大の勝利。

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三組目は商大が勝ち。結局早食い競争は、3対2で商大の勝利。

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次いで綱引き、北大チームの先頭は果敢に赤ふんで参加。会場から大きな笑い声と励ましの声。しかし二度とも商大の勝利。

最後は北大、商大の順で寮歌・校歌の合唱と団旗によるエールの交換です。

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大きな団旗を振り回すには、相当の腕力が必要。

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最後に商大側から北大にエール。これにて対面式のすべてが終わりました。会場から両校に大きな拍手が沸き起こりました。


なお、商大応援団及び第97代女性応援団長による対面式等については、当ブログにも載せておりますので参照してみてください。クリックすると当該ページにジャンプします。
2011.7.8日付記事「今週の一枚〜商大97代目初の女性応援団長対面式に臨む」
2011.7.14日記事「大学祭を撮る〜道薬科大学と商大&商大応援団対面式」の(3)項

クルーズ客船寄港のシーズン到来

今年もクルーズ客船が小樽港に寄港するシーズンとなりました。6月1日の「ブレーメン号」を皮切りに、10月15日の「ル・ソレアル号」まで9客船、17回の寄港が予定されています。加えて、昨年寄港した「レジェンド・オブ・ザ・シー号」の69千トンを上回る77千トンの「サン・プリンセス号」が初寄港します。小樽港への寄港回数では、昨年の20回には及びませんが、それでも過去2番目の多さです。さらに来年は20回を上回ることが予想されており、しかも116千トンという「ダイヤモンド・プリンセス号」が寄港するといいます。

大型船としては、客船ではありませんが、平成9年9月5日に寄港した米軍の空母「インデペンデンス号」(80千トン、兵員3950名)や平成18年7月1日に寄港した米軍空母「キティホーク号」(83千トン、兵員5624名)があります。もしダイヤモンドプリンセス号が寄港するとすれば過去最大の大型船となります。

ともあれ、6月には5客船、6回の寄港が予定されています。小樽クルーズ客船歓迎倶楽部のメンバーとしては毎回「出迎え」「見送り」にはせ参じたいところですが…諸般の事情もあり、6月6日の「クリッパー・オデッセイ号」の出迎え、18日の「ぱしふぃっくびいなす号」の見送り、19日の「サン・プリンセス号」の見送りに行ってまいりました。今回はこれらのクルーズ客船の画像等を含めて紹介します。


(1) クリッパー・オデッセイ号(6月6日11時入港)

現在は米国船籍ですが、1989年に日本の昭和海運が建造した小型高級クルーズ船でした。当時は日本国内では高級クルーズのブームには至っておらず、1998年にやむなく米国のクリッパー・クルーズ・ラインに売却されました。
総トン数:5218t
全長:103.6m
全幅:15.5m
定員:乗客128名、乗員52名

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予定よりも幾分早く10時40分に着岸しました。あいにくの曇り空で…

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前日に入港予定時間が当初の12時から1時間繰り上がったことが、周知されなかったのか、あるいは平日の午前中ということもあって、会員の出迎えは少なかったようです。なお青いジャケットは市の関係者。

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心なしか乗客も少ないようでした。

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乗客数名がデッキから手を振っていました。

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手を振る金髪の女性が目立ちました。

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午前10時半過ぎ、新日本海フェリーの新潟行きフェリーが沖を通って行きました。

室蘭港から来たクリッパー・オデッセイ号は、このあと11日の午前11時に次の寄港地釜山に向けて出港しました。


(2) ぱしふぃっくびいなす号(6月16日15時出港)

ぱしふぃっくびいなす号 (Pacific Venus) は、日本クルーズ客船 (Japan Cruise Line.Ltd.) が運航するクルーズ客船です。 同社が運航していた「おりえんとびいなす」の姉妹船(同型ではない)として1998年に建造・就航した日本籍で2番目に大きなクルーズ客船です。ちなみに日本船籍で最大は飛鳥2号の50124トンです。ぱしふぃっくびいなす号は、ミドル、ショートクルーズが中心ですが、世界一周やオセアニアクルーズなどのロングクルーズも定期的に行います。
総トン数:26594t
全長:183.4m
全幅:25.0m
定員:乗客644名、乗員220名

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日中所用で外出した折、小樽駅前の中央通りから接岸した船が見える。CASIOのコンデジでHDR撮影してみました。

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接岸している3号埠頭に行く途中、スカーフ姿の女性がぱしふぃっくびいなす号を盛んに撮影していました。

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午後2時過ぎ3号埠頭に行くと、青空が出てきて絶好の撮影日和となってきました。

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出港10分前には、小樽潮太鼓保存会のメンバーが太鼓を打ち鳴らして見送り。乗船客から紙テープが投げられる。船は、次港ロシアのコルサコフに向かいます。

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紙テープが舞いあがります。客船特有の見送り風景ですが、この紙テープの見送りは日本だけだそうです。外国船籍の船の場合はないということでした。

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中央で子供を抱えた家族は、身内の方がクルーズ船に乗っているのでしょうか、最後まで手を振っていました。

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埠頭の先端で船は、港内から外洋に向けて進んで行きます。

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灯台を過ぎて北海道の沿岸を北に進むと、サハリン州のコルサコフは間近です。

このあと、ぱしふぃっくびいなす号は、19日朝8時にコルサコフに到着し、同日午後7時にコルサコフを出て、20日再度小樽に戻ります。その後は小樽港発着で、3泊4日の利尻島・礼文島のクルーズに出発します。


(3) サン・プリンセス号(6月19日18時出港)

1995年にイタリアで竣工されたこのバミューダ船籍のサン・プリンセス号は、当時現役・廃船となった客船の中で世界第4位の大きな豪華客船でした。米国のプリンセスクルーズによって、当初はバミューダ海域を次いでアラスカを、2007年からはオーストラリアやロシア、日本を含む極東クルーズも行われています。プリンセスクルーズは、この客船7万トンクラスのほかに、来年小樽寄港が予定されているダイヤモンド・プリンセスの11万トンクラスの客船等17客船を運航しています。
総トン数:77441t
全長:261.3m
全幅:32.3m
定員:乗客最大2250名、乗員900名

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船体(喫水)が大きすぎて、通常接岸する第3号埠頭に着岸不能で、新日本海フェリー隣の勝納埠頭に横付けされました。

19日午前にその容姿全体をカメラに収めるべく、ウイングベイの屋上駐車場に行ったり、東小樽の防波堤に行ったりしましたが、早朝からの濃い霧で見えません。結局直接勝納埠頭へ行きました。本来国際ソーラス条約で、入れない区域も、到着遅れの混乱と多くの見学市民が押し寄せる混乱もあって船体の近く以外はフリーパス状態。なんせ警備員が一人では…。当初小樽港到着が朝の6時予定でしたが、前港のコルサコフでの出国税関の3時間遅延で、到着が午前9時になってしまいました。

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なんと珍しい光景に出くわしました。長年クルーズ客船を見てきましたが、錨の泥落し作業中でした。こんな光景は滅多にないとバチバチ激写。

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下がっても、下がっても全容が入りきらない。ということでいったん自宅に戻り、午後6時の出向見送りに再度来ることにしました。

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出向見送りのため小樽港縦貫線を通って、中央埠頭付近から見ると、フェリーターミナルビルからお尻だけが突出している。

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午後5時半見送り広場に到着すると、金髪美人が前を歩いている。

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線方向に、小樽観光協会の土産品販売のテントが見えますが、テントが小さく見えます。何でも海面からの高さは11F建のビルの高さとか。

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午後6時になっても出港の気配がない。関係者に聞くと、入港遅れのため、出向も1時間遅れの午後7時とのこと。貨物船が出ていく。

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午後6時45分出港の汽笛が鳴り、次港の函館港に向けて出発します。

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見送りの潮太鼓の演奏も、見送りエリアから離れていて撮影できない。

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夕やみ迫る中、タグボートに引かれバックで離岸していきます。

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船首付近の扉では、こんな大きな手を振って見送りにこたえていました。

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帰りにフェリ−ターミナルビルに行ってみると、ここにも見学客が集まっていました。

今回初寄港のサン・プリンセス号は、「北海道道周遊とサハリン9泊10日のクルーズ」の途中小樽港に寄港したものです。7月の19日に再度同じクルーズで小樽港寄港が予定されています。そのおりには、クルーズ船歓迎倶楽部実施の船内見学会が予定されており、私も参加OKをいただきました。後日その様子を報告いたします。







小樽商大緑丘祭〜その1

第61回商大緑丘祭が6月29日(土曜)〜30日(日曜)一般公開されました。昨年第60回目となるはずであった緑丘祭が、5月に未成年学生の飲酒死亡事故を受けて自粛・中止措置となってしまいました。今年は2年ぶりに実施されました。29日(土曜)に見てきました。学内での酒類の販売・飲酒が一切禁止されたことが徹底されている様子がよくわかりました。一昨年の緑丘祭の折には、あちこちで学生たちがビニールシートの上で酒盛りに興じていましたが、そういうシーは全くありませんでした。

今年の緑丘祭では、ひそかに私自身期待している点がいくつかあって、是が非でも訪れて撮影したいと思っています。一つ目は、翔楽舞(YOSAKOIサークル)のYOSAKOIソーラン演舞を撮ること。6月5日(水)〜9日(日)に札幌で行われた本番で撮影出来なかったからです。二つ目は、商大写真部が今年は作品を出展していると聞いたことです。どういう作品が展示されているのか、写真を趣味としている私には大いに興味があります。三番目はもちろん緑丘祭名物「ソーメン流し」の撮影です。四つ目は8年ぶりに再開されたという「ミス商大コンテスト」の行方です。事前にFacebookで今回の緑丘祭の目玉の一つであるということは承知していました。

緑丘祭は28日(金曜)から開催されていますが、28日は在学生向けのイベントであり、29日(土曜)の一般公開日に行ってみました。事前に実行委員会のFBでイベント内容・時間がわかっていました。YOSAKOIは11時〜12時とありますが、11時前に会場に到着したときには、すでに翔楽舞のYOSAKOIソーラン演舞は、残念ながら終わっていました。別のチームの演舞も終了間際で、結局撮影できませんでした。時間が変更になったのでしょうか。出だしから不味いな〜と思いながら、気を取り直して、写真部の出展を見に行くことにしました。

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会場入り口のスケジュール版には「YOSAKOI 2013」11:00〜とあるのですが…

模擬店の立ち並ぶ正面突き当りの3号館に入っても、どこに何のコーナーがあるのかさっぱりわかりません。この大学のOBとはいえ、私が学んだ当時のグリーンの木造校舎は、とっくの昔に取り壊され、近代的な鉄筋コンクリート4F建の校舎になっています。わずかに校門横の学生会館だけが昔のままです。事前に緑丘祭冊子を入手して、配置図を確認すればよかったのですが…、大きな校舎があちこちに立っていて、この正面の建物が3号館ということは後で緑丘祭冊子で知りました。

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学祭実行委員会本部でいただいた緑丘祭冊子と模擬店出店案内冊子。

(1) 写真部の作品展示は3号館301号室

とにかく3号館の中を、あちこちふらついていると、3Fの最奥301号室に写真部の看板がありました。覗くとがら〜んとしていて、外の喧騒とは全く違う世界のような…、とにかく入って展示作品に目を通しました。

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入り口に部員二人が所在無げに…

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正面の黒板には、今回のミスコン応募の女子学生の写真が貼ってあります。殆どはFBに掲載されていますが、目新し写真もあります。

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しばらくすると、ポツリポツリと入場者が現れます。写真の傍に撮影者のプロフィール等が張られています。

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301号室の4面に作品が張られていますが、教室の大きさだけが目立ちます。

受付嬢に聞くと、部員数は14名とか。フィルム撮影がメインですとのこと。出展数が少ないようですがと聞くと、この春に札幌の大通ギャラリーで展示会があったばかりなのでとのこと。アンケート用紙をいただきましたので、感想をいくつか書いておきました。

モノクロ写真が多いのですが、プリントがいまいちメリハリがなく全体に眠い写真が多い。デジタルデーター化してソフトでメリハリ付ければ見栄えがすると思うのですが。中には波打ち際でたわむれに、波を足で飛ばしているカットは、プリントさえよければフォトコン入選可能作品にも見られました。


(2) YOSAKOI 2013が学生会館前広場で始まった

そうこうしていると、屋外から大きな音が聞こえてきます。301号室の窓からのぞくと、翔楽舞のYOSAKOI演舞が始まっています。あわてて会場近くに駆けつけました。

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学生会館前の広場では、演舞が始まっていました。

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法被の色が違うのは学年によるとか…

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演舞後半会館広場から3号館の方に駆けあがってきました。

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演舞中の生き生きした顔がたまらないほど美しい。


(3) 緑丘祭名物「流しソーメン」が始まる

翔楽舞のYOSAKOI演舞はこの一曲だけで終わってしまいましたが、見逃したと思っていただけにラッキーでした。そうこうしている間に、12時からの流しソーメンの時間が迫ってきました。担当学生が盛んにマイクで案内をしています。正面の坂を利用して、約50mほどの樋が設置されていて、すでに多くの子供連れの市民、学生たちが、麺つゆを入れたカップを持って開始の合図を待ち受けています。

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麺つゆに葱等の薬味を入れたカップを前に、開始の合図を待つ。

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ソーメンを摘まもうとする手、手、右側に陣取ると摘まみづらいようです。右手では逆さ箸になってしまうからです。

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途中麺を流し込む係が10数m間隔で配置されてはいるものの、下流ほど流れが速く、摘まみにくい。

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全体の様子はこのようになっています。中央奥が屋外模擬店スペースで、最奥の建物が3号館です。

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ソーメン流しが終わり、フルーツ流しが始まりました。マシュマロが流れてきました。カメラをぎりぎり下げて撮影しました。

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女子高校生二人、フルーツもなかなか摘まめない。

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ああ〜、余り摘まめないうちに終わちゃった、残念。あれ、今の撮っちゃったの、恥ずかしい、と言いながら撮影に応じてくれました。


(4) 屋内出展サークルを見る

さて次の商大ミスコンテストまでは時間があります。再度3号館のイベントコーナーを巡ります。実行委員会本部でいただいた黄色い冊子「出展 Perfect Guide」には、屋外と3号館屋内出展のサークル名が記載されています。今度は迷うことなく行けそうです。何か所か見たうち、今回は212号室の文芸サークル「アジュナシア」と307号室の室内管弦楽団「音楽喫茶 dolce(ドルチェ?)」を紹介します。

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朝一番に301号室の写真部を訪れた際に通りかかり、不思議なコーナーだなと思い、声をかけると文芸サークルだという。小学校の工作物かと思ましたが(失礼)…、孫の粘土細工と大差ないような…

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ん?冊子が置いてある。何ですかと聞くと文芸作品です、という。1冊100円というので左端のサークル名にもなっている「アジュナシア」を購入。自宅で読んでみましたが、2-3ページ読むと眠たくなって…、要はエッセーのような、創作日記のような、短編小説のような…
(注)アジュナシアをPC検索してみましたが、このサークルの活動項目が出てきますが、言葉の意味は分かりませんでした。

最後に紹介するのは307号室の音楽喫茶dolceです。

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1杯100円のアイスコーヒーを飲みながら、20分ほど聴いておりました。曲目は黒板に書かれている通りで、1曲ごとに演奏メンバーがチェンジします。

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アイスコーヒーを飲みながら聴くにはちょうど良いかも…

次回は緑丘祭〜その2、商大ミスコンテスト他を取り上げます。

小樽商大緑丘祭〜その2

                         注目のミスコンには…あこたんさんがミス小樽商大に輝きました


前回は、屋内出展サークルを写真部を含めると三つ取り上げましたが、今回はさらに屋内出展サークルをいくつかと、屋外の模擬店をいくつか取り上げます。そして最後に、商大ミスコンテストの経過と結果について取り上げます。


(4) 屋内出展サークル(続き)

緑丘祭実行委員会本部でいただいた黄色い冊子「出店 Perfect Guide」によれば、屋内に出店しているのは、下の画像右ページのとおり9つのサークル・部があります。そのほか企業出店として、2Fの国際交流ラウンジにJICAが、3Fには日経新聞と北海道新聞が就職関連記事等の出店しています。

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屋内出展サークル・部のうちすでに、212号室の文芸サークル、301号室の写真部、307号室の室内管弦楽団・音楽喫茶については、前回のブログで取り上げました。

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308号室の前では、茶道部の女子学生にゆっくり休んで行ってくださいと誘われました。部屋を覗くと、浴衣姿の女子学生が大勢…気後れして入れませんでした。

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1Fの104号室から何やら歌声が聞こえてきます。覗いてみるとアカペラサークル・AIRSが実演中でした。ベース音をまねてリズムを取りながら歌うのはさすが上手いな〜と思いました。

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曲目ごとにメンバーが変わりますが、まったく知らない曲で、最近の曲が多いせいか、年寄りにはなじみがなくて、早々に退出してしまいました。


(5) 屋外に出店した店を回る

「出店 Perfect Guide」によると、3号館前の広場に33店舗が、学生会館・ステージ前平場の後方に5店舗が出店しています。38の出店中飲食店以外は、学生会館横の美術サークル「メロコトン」の1店舗だけでした。ここでは似顔絵、ポストカード、ストラップ等が販売されています。残りの店舗で最も多いのが焼き鳥を扱うサークル・部が6店、ソーダ等の飲み物を扱うのが次いで多いようでした。中にはラーメン350円、あんかけ焼きそば400円、豚丼300円などというのもあります。

ちょうど昼を過ぎて腹がすいてきました。流しソーメンを食べたといっても数口程度、とても腹の足しにはなりません。ちょうど通りかかると、ソーセージを作っている場面に遭遇しました。側でソーセージを焼いている匂いが、すきっ腹を刺激します。

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出展No.21近藤ゼミの店舗です。ブラジリアンソーセージとか、2本で300円、おすすめですよと彼女。その声に誘われ早速購入。う〜ん、確かに作り立てで美味しいが…。鉄板で焼くと脂身が落ちて…生の時の3分の2くらいに縮小してしまう。腹の虫をかえって起こしてしまったみたいです。追加でたこ焼きも腹に収めました。

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出展No.Cの翔楽舞の店の間を通ると、焼きイカを食べている女子学生と目が合ってしまいました。ん?売り物の焼きイカ食べてしまっていいの?味見だそうです。

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こちらも売り物のサラダを食べている学生を発見。あれ、見られちゃった、まずな〜という顔をしている。

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出展No.30の「小樽笑店」のメンバーたち。ただ今豚丼250円製作中。小樽市民であれば、このサークル「小樽笑店」を街中で見た方も多いと思います。学校内だけの活動のとどまらず、街に飛び出して小樽活性化・商店街活性化に取り組んでいるサークルです。(詳しくはリンク参照)

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PR看板を持ち歩いて自分のサークルを売り込む彼女たち。

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こちらの男子学生は、PRおサボり中?いや、いや、疲れたのでちょい、座ってミス商大の行方を見ているだけですよと。

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さてさて、こちらのコスプレ嬢は何なのでしょうか?これから出演するのでしょうか…


(6) ミス小樽商大コンテストの始まり

13時からはミス小樽商大コンテストが始まります。学生会館前の広場には多くの観客が駆けつけてきていまあす。なお、今回のコンテストには5名の女子学生が応募しています。部活やサークル、ゼミなどから推薦され、なおかつ応募した5名で、事前にFacebookのサイト「第1回ミス小樽商科大学」で応募者5名の写真・プロフィール等が紹介されています。写真部の部員が撮影した画像とともに、FB上で一般公開されていて、事前投票も実施されています。

ここでミス商大候補者たちの写真撮影をと意気込んでいたのですが、司会者の「関係者以外は撮影禁止です」の一言に、会場から大きなため息が出てしまいました。う〜ん、撮影禁止とあればしょうがないですね。興味半減ですが…

司会者からプロフィールの紹介とともに順次5名が舞台上であいさつします。次いで5名が浴衣姿で登場し、各推薦団体の応援合戦が始まります。この応援合戦のコンテストも実施され、最優秀推薦団体には松尾ジンギスカンから2万円相当分のジンギスカンが贈呈されます。

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候補が立ち並ぶ舞台については、あえて取り込んでおりません。手前でじゃんけんをしている6名は、誰が舞台上に立って応援演説をするか決めているのかと思はれます。

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最優秀応援団体に輝いたのは、このサークルです。コンテストエントリーNo.5「サキさん」を推薦した翔楽舞(YOSAKOI)のみなさんでした。撮影禁止ということで舞台上の部分はカットしました。

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舞台上では5名の候補について紹介等が続いています。5名の候補が並ぶ舞台については、モザイクをかけております。

浴衣から普通のウェアーに戻って、舞台上に並んだ5名のミス商大候補に、観客や候補者同士の質問時間が設けられました。その間に5名の顔写真が張られたボードが、観客の間を回り、ミス商大にと思う候補にシールが張られていきます。また携帯電話からの投票も可能で、しばしの間にFBの事前投票も含め、集計結果が出たようです。

第1回ミス小樽商大コンテストで、ミス商大、準ミス商大に輝いたのは…(詳細はFB「第1回ミス小樽商科大学」を参照)

☆ミス商大 エントリーNo.1番 あこたんさん(下の記事写真左端)
☆準ミス商大 エントリーNo.2番 Harukaさん(同写真左から2番目)

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6月30日付道新小樽版に結果が載りました。

ミスコンのステージが終了し、ミス商大を囲んで推薦サークルが記念撮影をし始めました。ところが誰もカメラを持っておりませ。iPhoneで撮影しようとしていますので、代わって私が撮影しました。ついでにミス商大と浴衣姿の学生も含めバチバチ撮影させていただきました。舞台上の行事は終了していますので、禁止措置は解除されたと思ったからです。カメラを向けるとあこたんさんもOKのサイン。気兼ねなく撮らせていただきました。

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ミス商大に輝いたあこたんさん(前列中央赤いマント)を囲んで推薦サークルと一同そろって記念撮影。

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友人に囲まれ笑顔のミス商大。


(7) ステージ上はフリーステージ???

さて、緑丘祭の目玉行事のミスコンも終わり、15時から17時までは舞台上はフリーステージとなりました。フリーと言っても15時から社交ダンス部の発表、15時30分からはアカペラサークル・AIRSの発表があります。

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外人さんがパートナーのペアも…

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室内での演奏というか歌唱とは一味違った演出。


最後は、会場風景と2-3のスナップを取り上げて終わりとします。

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緑丘祭実行委員の方でしょうか、午後3時半近くになってやっと昼食にありついたようです。お疲れ様です。

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学生会館の食堂を覗くと(土日祭日は閉店で入れません)、かなり豊富なメニューのようです。私が学生の頃は(S37-41年)6-7種類しかなかったと思います。

ともあれ、学生時代にタイムスリップしたような気分に浸りました。それにしても今の学生は何と幸せなことか…え?どういう意味かって?可愛い女子学生と机を並べて勉強できるなんて、私の時代には、上級生に女子学生が二人いたのみでした。1〜4年生の全校生徒800人中、女子学生は二人だけ、あっちを向いても、こっちを向いても野郎ばかりでした。


開拓の村でモデル撮影会

                                                日傘が回る…

7月7日(日曜)に北海道開拓の村でモデル撮影会がありました。開拓の村主催の撮影会も夏と冬の2回行われていますが、今回は北海道写真協会(通称=道写協)札幌支部と北海道新聞が主催する「モデル撮影会&フォトコンテスト」です。写友から参加しないかとの打診があり、即OK。フォートピアのメンバー5名(私以外は道写協の会員)で参加することになりました。撮影会の案内によれば、午前10時から、途中昼食の休憩を含め、午後3時半頃終了ということです。モデルは3名で、道写協の審査会員3名が指導に当たるということです。参加者は、道写協の会員、非会員(一般)合わせて140名ほどの参加者だそうです。

写友から撮影会の誘いがあった時点での、7日の天気予報は曇り時々雨のマークがついていました。撮影会は雨天でも実施予定です。まぁ、雨が降れば降ったでそれなりの写真が撮れるとは思っていたものの…。最近の天気予報は外れが多く、それもいい方にはずれています。当日朝8時半頃、札幌市厚別区の開拓の村に向かうべく、車に乗り込んだときは、なんと雲一つない快晴。やっぱりいい方にはずれました。

開始15分ほど前に開拓の村に到着し、さっそく受付を済ませます。道写協の会員でない私は、65歳以上の一般参加料2000円を払います。そこでフォトコンテストの応募用紙も頂きました。撮影会開始にあたり、モデルと撮影指導に当たる審査会員が紹介され、さらにいくつかの留意点が指示されました。

その中のひとつに、Facebookやブログに掲載する場合は、開拓の村の建築物に肖像権があるので、掲載前に開拓の村事務局の了解を得てくださいというものでした。今回のフォトコンテストの応募についてはその限りではありませんという。う〜ん、事前に許可得ることに、幾分面倒くささを覚えましたが…。ここへは外国人(台湾、韓国)も大勢来ます。現に何人も来てバチバチ撮影しています。また一般の観光客も大勢訪れます。彼らにも周知・徹底しているのでしょうか?もしも徹底して周知されておらず、彼らがFBやブログに写真を乗せた場合はどうなるの?という疑問もありますが、とにかく撮影に専念することにします。

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モデルの自己紹介が始まりました。右側の二人は現役の高校生ということです。

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モデルを立木の下に立たせて、指導の先生は奥の方の立ち木を入れて奥行き感を…と指導しますが、立木の根元1.5m付近に雪囲い用(倒木防止)の支え木があって、目立ちすぎるので敢えてはずしました。バックの芝生のタンポポが綺麗にぼけて…

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「旧開拓使工業局庁舎」の前で。この建物は黄色い外壁に緑色の枠取りがされていてとても目立つ建物です。ややもすると建物が目立ちすぎますので、センターフォーカスフィルターを使ってモデル以外のバックをぼかしました。

なお、建物がはっきり映り込むと、後日ブログやFacebookにアップする際に問題になりかねないという不安も出てきます。事前に許可・承認を云々は、撮る側にしてみると、かなりプレッシャーになります。今回の撮影会では、極力建物の全体が入らないよう、極々部分的にしか映り込まないように、あるいは映り込んでもぼかすようにしました。

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建物と建物の空き地にはタンポポが今が盛りと満開。モデルがしゃがんでいるときにパチリ。右手の甲の映り込みが邪魔だったかな。

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別のモデルの撮影グループに行ってみました。開拓の村のメイン建物「旧開拓使札幌本庁舎」の前で撮影が行われています。

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モデル撮影会はこのように行われています。一グループ30〜40人ほどのカメラマンが集まりますので、一通り撮影すると、前列と後列が入れ替わります。

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麦わら帽子の隙間から零れ落ちる光が…、麦わら帽子3連発 こちらはCANON EOS40Dで撮影。

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LUMIXのコンデジで撮影後、クリエイテブレタッチモードで、「モノクロ」に変換、さらに同モードで「ソフト」に変換しました。

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同じ操作でレタッチしました。やわらかい雰囲気になったと思います。

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再び最初のモデルチームに戻って撮影。EOS40D+シルキーソフトフィルター使用

撮影は午前の部がまだ続いていますが、12時15分ほど前に、写友5人とも入り口広場右手にある食堂に向かいます。参加者140名のほか一般見学者が、好天に誘われ相当来村しているようで、村内に一か所しかない食堂は相当込み合いが予想されるので、早めに昼食です。なお、午後の撮影開始は1時半から、モデルは浴衣姿ということです。

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紙風船で遊ぶモデル。

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黒い板塀をバックにすると、モデルの表情が生きてくる。

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室内の電灯もアクセントに…

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黒い板塀の前で日傘をさして、これだけで絵になりますね。

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その日傘をくるくる回してもらい、シャッタースピードを遅めにすると…

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今度はシャボン玉遊び風に、

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バックのガラス戸に周囲のカメラマンが映り込まないようにするのが一苦労。

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どうせなら周囲のカメラマンの映り込みも取り込んでしまえ、ってなわけで、右端でコンデジ構えている日焼けしたデブが私。ああ、もう少しダイエットしないと…、この画像を見て反省しきり。

撮影に夢中になっている間に撮影終了の3時半が近づいてきました。相変わらず一般の観光客が次々と入ってきます。そのうちの子連れの一組が、通りかかり、子供がiPhoneでモデルを撮り始めました。その様子が様になっている。

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「ママ、うまく撮れたよ」将来はカメラウーマン間違いナシ。


☆なお、開拓の村村内で撮影した画像のブログやFacebookへの掲載にあたっては、7月9日事前に郵送及びメール(画像)にて申請、10日に画像掲載について内諾を得ました。正式承認は郵送の関係上多少日時がかかります。

ブルートレインを撮る

1980年代に始まったブルートレインブームは、JRの合理化に伴う寝台特急の廃止が相次だこと、そして2009年の山陽本線・東海道本線を走る寝台特急「はやぶさ」の運行廃止以来、すっかり下火となってしまいました。現在ブルートレインは、「あけぼの」(上野〜青森間)と「北斗星」(上野〜札幌間)の二本のみとなってしまいました。2009年3月14日のダイヤ改正では、「はやぶさ」と「富士」が廃止されたことにより、東京駅発着の元祖「ブルートレイン」は全廃となり、東海道本線、山陽本線および九州島内からブルートレインが消滅してしまいました。このときの東京駅最後のブルートレイン撮影するファンが大勢東京駅ホームに押し寄せて来たことはまだ記憶に新しいところです。(下記画像)

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(出展)WIKIPEDIAブルートレインの項目から引用

ブルートレインの厳密な定義はないと言われています。まずは車体が青であること、寝台特急の定期列車であることが条件で、車体が青でも札幌〜青森間の寝台急行「ハマナス」はブルートレインとよんばないとか。またカシオペアのような臨時列車や、トワイライトエクスプレスなどもブルートレインとは呼んでいないようです。ともあれ、自称鉄ちゃんではない私には車体が青でも緑でも構わないのですが…、とにかく札幌に出た折に、北斗星とトワイライトエクスプレスを撮影しましたので紹介します。


<北斗星>
上野〜札幌間を一日1往復しています。JR札幌駅には11時15分3番ホームに到着します。そして17時12分に上野に向けて札幌を出ます。

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この日は3分ほど遅れて3番線に入ってきました。

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ヘッドマークがはっきりとわかります。3−4番ホームの先端から撮影しています。撮り鉄は私一人でした。もっとも平日の午前ですから、当然かもしれません。先頭はDD51型ジーゼル機関車が二台、重連で牽引しています。

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10両編成でしょうか、長い長い列車です。通常道内の列車は快速エアポートでさえ6両編成ですから。

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やっと停車で、最後尾が見えました。車掌が指さし確認をしています。

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北斗星を降りた乗客が、記念写真を撮っています。

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北斗星のエンブレム。

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先頭車両を撮るべくホームを歩いて向かう。ブルトレを撮影している人が何人かいました。

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食堂車も半分かたずけられています。

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先頭は、DD51というジーゼル機関車が二台で牽引しています。

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ホームぎりぎりに停車しているので、ヘッドマークをコンデジで腕を伸ばしてやっと撮影。

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ほどなくして北斗星はいったん手稲の機関区に回送されます。


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9時52分、青い機関車DD51型二台でけん引されてトワイライトエクスプレスが、札幌駅3番ホームに近づいてきます。

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車体はダークグリーンです。

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後姿も北斗星とは違っています。

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上品かつ立派なエンブレム。

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先頭車両に向かう。

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先頭はほーむぎりぎのところまで来ていて、機関車のヘッドマークを撮影しにくい。ホームの先端から手を伸ばしてコンデジでやっと撮影しました。

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10分後列車はいったん手稲の機関区に回送されます。

トワイライトエクスプレスは、週4回運行されます。札幌駅発は、毎週火曜、木曜、土曜、日曜です。14時5分大阪に向けて発車します。


<その他の特急列車>
北斗星、トワイライトエクスプレスを撮影するべく、ホームに待機中に偶然見かけた特急たちです。まずは寝台特急「カシオペア」です。

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9時52分着のトワイライトエクスプレスを撮ろうと3番ホームに駆け上がると、4番ホームにはカシオペアがいました。数枚あわてて撮影していると、回送列車として動き出してしまいました。

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運転日は全くの不定期で、月に1〜2回運行されています。出発と到着の時間は決まっているようです。

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札幌釧路間を走る振り子特急「おおぞら」、丹頂鶴の図柄が用いられています。

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札幌〜室蘭間を走る特急「スズラン」です。


なお、寝台特急北斗星やトワイライトエクスブレスについては、このブログでも過去3回ほど取り上げておりますので参照してみてください。
カラー文字の部分をクリックすると、そのページに飛びます。

2009.12.6日付ブログ「JR駅及び駅前広場〜札幌駅のケース
2010.1.19日付ブログ「ブルートレインを撮る〜冬の北斗星
2010.5.20日付ブログ「札幌の街へ

古平町夏の例大祭〜火渡りの儀式でハプニング

例年7月には、積丹町美国神社と古平町琴平神社の夏季例大祭が行われ、その行事の一環として「火渡り」の儀式があります。積丹町は7月の5日、6日の二日間、古平町では7月の第2土曜日と日曜日に行われます。積丹町の火渡りは都合で行けませんでしたが、古平町の火渡りを、7月14日(日曜)フォートピアのメンバー5人で撮影に行ってきました。なお古平町の場合は9月にも恵比須神社秋の例大祭で火渡りの儀式が行われます。

火渡りの会場が、土曜日(7月13日)と日曜日(14日)で異なることを、今回初めて知りました。過去2度ほど撮影に来ておりますが、いずれも土曜日で、会場が町役場隣の恵比須神社の境内でした。ここは割と狭く役場側が急斜面となっていること、また国道に近くて対面にコンビニがあって、正面から鳥居のある入口方向を撮影すると、コンビニの明が映り込んだり、交通標識の反射板が映り込みます。一方、今回日曜日の開催場所はかなり広い公園の中(新地町みどり公園)ですの、で周囲の明が映り込む心配がありません。

夕やみが迫り午後8時頃になると、それまで町内を練り歩いていた神輿3基が会場に近づいてきます。囃子方の太鼓の音とともに、わっしょいの掛け声や掛け声に合わせた笛(競技用のホイッスル)の音がすぐそばまで来ています。氏子や祭りの世話役の動きが激しくなります。会場に到着した神輿は、大勢の観客の前で再三再四上下に激しく担ぎ上げられ、雰囲気を盛り上げます。

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祭りの世話役が準備する中、会場入り口付近で神輿が雰囲気を盛り上げる。間もなく開始の神事が行われ、天狗(猿田彦)の清めの火渡りが始まります。

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まずは緑と赤の神楽が火の回りを回り、天狗の露払いを行います。

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何度か火の周囲を回り気分を高めます。

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近くによっては、もっと炎をと催促します。

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裏方さんが、大量のかんな屑を放り入れると、炎は一気に広がり、火の粉が風下の観客に降り注ぎます。火渡りエリアに張られたロープの内側に陣取った祭りの関係者・神輿のサポーターたちが、アチチと言いながら火の粉をあわてて振り払う。

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再三火の状況を見ながら天狗が一気に火を渡りました。大きな拍手が湧き上がります。

天狗の火渡りは3回ほど行われます。一瞬衣が火を帯びます。世話役が素早く手で打ち払いますが、足元を見ると、すねに巻いた白い布と白足袋から煙が舞いあがっていました。よく火傷をしないものだと感心します。天狗の火渡りが終わると、赤と緑の獅子神楽が火を渡ります。そしてその後、榊を積んだリヤカーが火を渡ります。最後に3基の神輿が渡ります。

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火の状況をうかがいます。

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燃え上がる炎の中、無事に獅子神楽が火渡りを渡りました。その次は、榊が火を渡り、最後が神輿です、

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一番大きな神輿が渡ります。

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一度渡り終えた神輿は再び火をくぐって戻ります。

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戻った神輿が再びこちらにやってきます。偶然周囲のカメラマンの発光したストロボ口と同調し、明るくなりました。

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上の画像の連続したカットです。

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2基目の神輿が渡りました。先頭の神輿リーダーは熱さのためか、顔をそむけています。

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火の中に入った瞬間炎が広がりました。

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2基目の神輿が再びこちら側に戻ってきました。

この2基目の神輿が3度目の火渡りの時です。ハプニングが起きたのは…。その間を5カット連続で見て頂ければご理解できるかと思います。


<その1 後棒の担ぎ手に何かが…>

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後ろから3番目の担ぎ手に異変が、体が90度外側を向いてしまいました。

<その2 担ぎ手が転倒…>

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後ろから3番目の担ぎ手が仰向けに転倒しました。

<その3 つられて直後の担ぎ手も…>
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神輿は急には止まれず、つられるように直後の担ぎ手が、転んだ担ぎ手につまずいてしまった。

<その4 最後尾の担ぎ手もかわし切れず仰向けに神輿の間に転倒…>
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周囲の担ぎ手や神輿サポーターが駆けつけ転倒者を火の傍から引き離す。

<その5 左側面の後棒を失った神輿は…重心を失って、右側面の担ぎ手をも転倒させてしまった…>
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世話役たちも駆けつける。右端の人物に注目、ハプニングにもかかわらず、冷静に(?)動画を撮り続けている。


こうしたハプニングにもかかわらず、やけどを負ったものも怪我をした者もおらず、神輿は平然と火渡りを続けていきます。

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何事もなかったように再度火渡りが開始されました。

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3番目の神輿が無事火を渡ってきました。舞い上がる火の粉をバックに、神輿がとても美しく見えるような気がする…

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神輿が戻ってゆく。

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渡りきる寸前炎が拡大。

午後9時過ぎに火渡りの全儀式が終了しました。火渡りの撮影については、積丹町美国の火渡り、古平町の夏秋の火渡りを、過去何度となく撮影していますが、今回のように担ぎ手が転倒するという場面には初めて遭遇しました。とにかく全員火傷も追わず無事終了してホッとしました。なお、過去に古平町の火渡りで、赤獅子が全身炎上する光景を目撃しましたが…この時も周囲のサポートが素早く大事に至りませんでした(2010.9.18付当ブログ「古平恵比須神社秋の例大祭〜火渡りを撮る」最終画像参照)。

なお古平町の例大祭における火渡りについては、上記2010年9月18日付ブログ以外にもありますので参照してみてください。
2012年7月22日付「美国神社と古平恵比須神社の火渡り
2009年7月13日付「古平琴平神社の火渡り

(注)古平町には、新地町に琴平神社が、浜町(役場横)に恵比須神社があります。明治8年には、琴平神社が古平郡の鎮守に指定され、恵比須神社が村社に指定されました。その後恵比須神社は琴平神社の西宮となり、さらに昭和25年ころ両神社が合併、併祀されたこともあって、区分が曖昧になったようです。夏の例大祭は琴平神社祭、秋の例大祭が恵比須神社祭ですが、夏の例大祭の火渡りの初日が、役場横の恵比寿神社の境内で行われます。今年は13日(土曜)の火渡りが恵比須神社で行われました。

真夏の夜を吹っ飛ばせ〜第10回浅草橋オールディーズナイト

今年もやってきました運河に響くロックの歌が、第10回浅草橋オールディーズナイトが7月13日(土曜)から15日(月曜・祝日)まで開かれました。10回目の今年は、昨年までの小樽運河浅草橋広場から、小樽港第3埠頭広場に会場を移しました。小樽運河中央橋近くの旧合同庁舎の跡地です。従前の浅草橋会場は狭いうえに、臨港線沿いで交通量が多く危険なために、より広い場所に移転したものと思われます。従来の70−80席から600席近い観客席が確保され、くわえて舞台前には30-40人が踊っても体が触れ合わないほどの広いダンスエリアが確保されました。

初日の13日(土曜)と最終日の15日(祝日)の両日に、オールディーズを撮影&聞きに行ってきました。実は事前に友人が出演するとの情報があったからです。初日の17:30−17:50にはTwitter友の安斎氏が、最終日の17:30−1750にはFacebook友のHiro氏が率いる RAD MACKが出演します。安斎氏は、小樽市議会議員でありながら、各種市内のイベントで裏方としてボランティア活動をされています。また毎週土曜日早朝に運河の清掃活動にも携わっておられます。安斎氏とは、彼が小樽ジャーナル誌の取材記者時代に知り合い、市議会議員になってからも相談等に乗っていただいております。またRAD MACKのHiro氏とは、昨年のオールディーズナイトでRAD MACK の演奏を撮影し、ブログに掲載したのが縁で、Facebook友となりました。

13日には4時過ぎに会場を訪れましたが、すでに熱気むんむん、ダンスエリアでは老いも若きも腰を振り、手を振って、ノリノリ状態です。

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会場には浴衣姿の男女も目立ちます。

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舞台上では本日8番目のバンド「Johnny & The Rockets」がロックを演奏。

9番目の登場が安斎氏率いる「ギイーンズ」です。蘭越町の町議と赤井川村の若手女性村議の3人で組んだバンドで、正式名はしりべし若手議員バンド「ギイーンズ」です。安斎氏の担当はパーカッション、楽器は黄色い火ばさみ、土曜の早朝運河でゴミ拾いする道具です。これで演奏ができるの?と思いましたが、そこはぬかりなくパーカッション部分は「エアー」です。エアーとは、実際に演奏していないことを言います。エアーバンドとして有名なのは、「ゴールデンボンバー」、顔を白塗りした4人組が時折ソフトバンクのCMに出ていますね。

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左端で黄色い火ばさみを持っているのが安斎氏。

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結成2か月足らずにしては、3人の息がぴったり。

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持ち歌が3曲しかないのは、結成後二月足らずで、日が浅くやむ得ないところ。

10番目のバンドは「CRY BABY BOOGIE」、ロック中心のバンド登場です。ロックの演奏で再びダンスエリアに人が集まり始めました。

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曲と曲の合間も待っていられないといった様子。

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なんといってもこの女性のダンスが一番パワフル。腰を前後左右に振り、カメラの前でポーズを取ってくれました。

ここらで少し会場の風景等を見回してみましょう。オールディーズのこの3日間共に好天が続きました。会場も結構温度が高くなってきていますが、湿気が少なく常にそよ風が吹き抜けますので、熱すぎず、寒すぎず、心地よい気分になれます。そのせいか、ロックを聴きながらつい、うとうとする人も見られます。

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気持ちよさそうに、寝入るカップル。

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素敵な後ろ姿。

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暑い日はこれが一番。

さて、11番目のバンドは「くろもり」と言い、やはりロックが中心です。ギター3本に加え、シンセサイザーと金管楽器が3本加わっています。

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8人によるバンドで、トロンボーン、トランペット、サキソホーンが加わり重厚なロック演奏となりました。

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後方から観客席をみるとこのような状況です。午後7時近くになってきて、やや日が傾いてきました。

12番目のバンドは「ザ・パーティーズ」です。ロックを始め色んなジャンルの演奏と「出演バンド一覧」には記入されています。

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30人以上の老若男女がダンスエリアに集まりました。椅子席の観客も手拍子し始めました。

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手前の若い娘のスカートが、振りに合わせて左右に激しく揺れる。

13番目のバンドは、チューリップのコピーバンド「TAKE OFF」です。

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午後7時半も過ぎると、会場にも夕闇が迫ってきました。

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赤いギターがバックのライトに照らされて、色とりどりに反射します。

本日のスケジュールでは。あと残り2バンドですが、午後8時も近くなって、空腹感を覚え始めました。充分撮影しましたので今日の撮影はここまでとします。軽く心地よい疲れを感じながらも、会場を後にして運河に出ました。自宅までは徒歩で15分ほどです。運河に差し掛かると暮色の中を運河クルーズの船が、中央橋の下を通り、浅草橋方面に戻るところでした。あわててコンデジで一枚。それが下の画像です。

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ルミックスのコンデジは色がよく、映りもいい。さすがパナソニックは映像関係会社だけのことがあります。

さて、翌々日の15日(祝日)には、昨年浅草橋で激しいロックを聞かせてくれた「RAD MACK」が17時30分から出演です。午後4時頃会場に着くと、20−30分も前倒しで演奏が始まっていました。午後4:00-4:20予定の「翔太&なつバンド」が最後の曲目を演奏中です。

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本日8番目のバンドは、ボーカル担当が女子高校生だとか。

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10番目に登場したのが安全地帯のコピーバンド「シュガーレス」です。

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シュガーレス最後の曲は、ご存じ「ワインレッドの心」。この曲の演奏のために旭川から応援に駆け付けたという本職のダンサーが登場。舞台でダンスを披露してくれました。

11番目に予定よりも30分ほど早くFacebook友であるHiro氏率いる「RAD MACK」の登場です。浅草橋のオールディーズナイトには、過去9回出場とか。すっかり小樽にもRAD MACKファンが定着したようで、Hiro氏が登場すると、ひときわ大きな歓声が飛び交います。

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中央ボーカルのHiro氏がメンバーの紹介がありました。ドラム担当が修羅氏で、三味線・琴などの和楽器を中心とした6人バンド「零式」のメンバーで、このほどメジャーデビューしたとの紹介がありました。

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Hiro氏の熱唱。

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ダンスエリアに集まってきました。

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あれま〜、小さい子供までリズムに合わせて足腰振って…背中のお面も可愛い、お面が踊る!後ろの子供二人は姉妹でしょうか。お面の子が盛んに後ろのお姉ちゃんのステップをまねています。

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皮ジャンを脱いで、トレードマークの「YAZAWA]のタオルを首に巻いて[FANKY MONKY BABY」を熱唱。持ち時間を使切りました。お疲れ様でした。

Hiro氏とはFacebook上でのやり取りはありますが、お互い初対面。演奏後テーブルに戻ったHiro氏に挨拶し、次回8月に行われる北運河サウンドエナジーでの再会を約しました。RAD MACKの皆さんお疲れ様でした。

今週の一枚〜合同写真展開催中

☆☆合同写真展のご案内☆☆

このほど、豊友会の写真展に、去年に続きフォートピアのメンバーも参加することになりました。豊友会7名+フォートピア4名の計11名が各自5点+会長特別出品1点の合計56点の作品を展示しております。


期間:平成25年7月24日(水曜)〜28日(日曜)
    午前10時〜午後5時まで、最終日28日は午後4時まで
場所:小樽市美術館市民ギャラリー1F
    小樽市色内1丁目9-5(旧手宮線横、旧日銀小樽支店向かい)
   
出品者
   ☆豊友会会員    太田照二(会長兼フォートピア代表)   池谷昭三
               小林和子                小林孝子
               長尾年彦                鹿戸芳之(兼フォートピア会員)・HPブログ「yotutiの写真日記
               吉川陽子
               
   ☆フォートピア会員   貝沼正雄                紅露雅之・HPブログ「紅露の写真日誌」(当ブログ)
               成沢克朗                嵯峨秋雄・HPブログ「嵯峨秋雄 北の風景


以下、豊友会会員並びにフォートピア会員の出品作品の一部をご紹介いたします。私の出展作品は下記の通り、桜シリーズ5点としました。

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作品1「青春万歳」北海道庁の満開の八重桜をバックに、一斉に飛び跳ねる若者たち。

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作品2「八重桜光る」北海道庁の前庭の池をバックに、逆光に輝く八重桜と葉が美しい。

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作品3「佳き日」手宮緑化植物園で偶然目にした本物の結婚式。これぞ日本の原風景、という声が通りがかりの人から発せられた。

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作品4「朝里ダムの桜」ダムの水は普段濃い緑色をしているが、この日は光線の加減であろうか、コバルトブルーに輝いていた。

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作品5「笑顔満開」旧手宮線沿いは八重桜が満開、そんな中愛知県の高校生が、鉄路(旧手宮線・廃線)に並んで記念撮影。まさに桜満開、笑顔満開というところ。

前日に展示作業を終えてみんなで記念写真。

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以下フォートピア会員、豊友会会員の作品を数名分に限って紹介します。(画像不鮮明等で全員分紹介できませんでした)

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<フォートピア会員 成沢克郎作品> 左:「祭りの日」法被姿の後姿をソラリゼーション風に加工 右:「秋」コスモスと羊蹄山

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<フォートピア会員 嵯峨秋雄作品> 左:「美声(メジロ)」右:「気迫(カワヒラとスズメ)」

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<豊友会会員 小林孝子作品> 左から:「日影がいいね」「ゴールドアイズ」「お気に入りの場所」

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<豊友会会員 長尾年彦作品> 左:「秋のカラマツ林」右:「春の葡萄園」

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<豊友会会長兼フォートピア代表 太田照二作品> 左:「梅花香る」右:特別出品「春景(赤岩山頂より)」

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7月25日会場内で、香港から見えた方に、英語で作品を解説する太田会長 奥の会場では絵画展も行われています。

なお残り会期も本日含めてあと四日、会期後半は、小樽潮祭りと重なります。お祭りにお出かけの際に、当会場隣の旧手宮線で行われている「ガラス市」とご一緒にご高覧頂ければ幸いです。

大型クルーズ客船「サンプリンセス号」再び小樽に

先月6月19日に小樽に寄港した、過去最大の客船サンプリンセス号が7月19日再び小樽港に寄港しました。今回も前回同様横浜港を発着する「北海道周遊とサハリンコルサコフを巡る」9泊10日のクルーズの途中で寄港したものです。横浜港を7月14日午後5時に出港し、釧路港、知床を回りサハリンコルサコフに18日に到着、同日午後6時に出港、翌19日小樽港に到着したものです。その後小樽から函館港と青森港に向かい、23日に横浜港に到着します。

当初小樽港には19日午前6時到着予定でしたが、2時間ほど遅れて8時頃に到着しました。当日は小樽クルーズ船歓迎倶楽部の会員を対象にした船内見学会が予定されていて、私もその抽選に当たりました。10時半集合、11時見学開始ですが、10時過ぎにサンプリンセス号が停泊中の勝納埠頭に行ってみると、小樽市内や札幌方面に見学に行くツアー客が続々下船してきます。到着遅れで出国手続きが遅延したためのようです。なんでも今回は乗船定員に近い2000名が乗船しているとか。ということで、今回は見学会の様子と、午後6時出港予定の様子などをレポートいたします。


<サンプリンセス号の船内見学会 10:30〜12:30>

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午前10時半、新潟行きのフェリーが出向していきます。フェリーだって18千トンあるのですが…

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全長263m、総トン数77441トンという大型船。埠頭のゲージぎりぎりまで下がっても船の全長が入りません。ここはパノラマ撮影で…

午前10時半約100名ほどの会員がそろい、同クルーズ船運行会社の日本法人「カーニバルジャパン」の係員から事前に注意事項等の説明がありました。実際の運航が米国のプリンセスクルーズ社であり、きわめてセキュリティが厳しいのが特徴です。事前に運転免許証やパスポートと引き換えに渡された「セキュリティカード」を乗船時にカードリーダーでチェック、顔写真も撮られました。こうしたチェックで、瞬時にして船内の人員数が把握できるとのことでした。

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奥の乗船口が5Fへ、手前の乗船口が4Fに通じます。黄色いベストの女性がセキュリティ担当者。乗船口奥にも、携帯物チェックのセキュリティ(空港の検査と同じ)が待ち受けています。

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2か所のセキュリティチェックを抜けると、グランドプラザと呼ばれる、エントランスホールです。奥のらせん階段を上がってゆく女性がいますが8Fまで吹き抜けになっています。

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その吹き抜けのらせん階段から見ると…

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5Fのらせん階段から奥はマーキスダイニングルームと呼ばれる、メインのレストランになります。係員の説明によれば、日本人は窓側の席に寄りたがりますが、欧米人は、ホール中央の一段高い席に座りたがると言います。大勢でわいわい言いながら会話と食事を楽しむからだと言います。なお、レストラン3か所、ビュッフェ、喫茶コーナー、軽飲食、バーを含めると優に10か所以上にになるのではないでしょうか。食事、飲み物はすべてクルーズ料金に含まれているとのことでした。

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7Fにはショップやギャラリーがあります。残念ながらショップは停泊中は閉店されています。はっと、目を引く油絵です。

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花や風景のほかディズニーのキャラクターをあしらった油絵もありました。一枚100$から、売約済みも何点かありました。

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同じ7Fフロアーの船首方向には劇場があります。椅子席の側面に映し出されているような、レトロな雰囲気の劇らしいです。観客席は約600ありますが、二回に分けられた夕食(1回目午後5時〜、2回目午後7:30〜)後に合わせるように、一日2回公演されるということでした。

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この辺りの壁はレトロな雰囲気のデザインに統一されているようです。

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劇場の隣はホィールバーと呼ばれるダンスバーになっています。楽器の生演奏でダンスが出来ます。と説明するカーニバルジャパンの担当者(中央黒い背広)。

次は8Fのカジノに案内してくれました。日本はカジノ禁止ですので、停泊中は閉鎖されていますが、外洋に出れば再開されます。しかし本格的なカジノではなく、ほんのお遊び程度のものですとの説明がありました。スロットマシンがたくさんありました。

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右手のスロットマシンが30台ほどあり、左手にトランプゲーム用が5-6台ありました。

さて、エレベーターで最上階の15F、14Fに上ります。船尾のほうに向かうと、ここもレストランになっていて、何組かの乗船客が食事中でした。今回のクルーズには日本人の乗客が多いことから、ラーメン、すしのコーナーもここにはありました。

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日本沿岸のクルーということか、外国人の乗客もスタッフもも気軽に「こんにちは」と声をかけてきます。

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一番船尾にあたるコーナー、ここで食事をすると美味いだろうなと思いました。

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最上階15Fから14Fのジャグジーやプールを見ると…、担当者の説明をほったらかしてでも絶好のカットを…。う〜ん、乗客の撮影は遠慮するように言われていますので、さすがにアップで撮影はできませんが…、ん?撮影してしまった?

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日光浴している美女を惜しみつつ、14Fを船首方向に進みます。なお惜しくてもう一枚。画面右上のジャグジーにも日光浴中の美女が…なお、船首、船尾にビュッフェが数か所、グリルが一か所、ビュッフェ&レストランが1か所(手前の椅子・テーブル席)あります。すべて無料、急にのどが渇いてきました。

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長期間のクルージング中に食べて飲んでばかりでは運動不足に陥ります。そこはぬかりなくサウナ、マッサージ付きのフィットネスジムもあります。

時間が定刻の12時半に近くなってきました。5Fの乗船靴で再度セキュリテイチェックを通過してタラップを降ります。降りると先ほどのセキュリティ担当の女性がにこやかに手を振ってくれます。カメラOKですよとの合図で数カットパチリ。

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さすがこの時間帯は彼女たちも暇を持て余している様子。


<サンプリンセス号出向見送り 18:00>

小樽港への入港が2時間遅れたことと、前回6月19日の出港時も1時間遅れたことから、今回も出発が遅れるのではと思いつつ、5時半頃勝納埠頭に到着しました。案の定、市の港湾部担当者によると、出向がほぼ1時間ほど遅れる予定だとのこと。もっとも乗船客が全員搭乗次第出港するというあやふやな情報でした。しかし、見送りのための潮太鼓と、今回初めて小樽商科大学の学生たちによるYOSAKOIソーランの演舞は午後6時頃から始まりました。最初に商大YOSAKOIチーム「翔楽舞」の演舞から始まりました。

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40人ほどのメンバーですが、いかんせん船が大きくて…

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4曲ほど披露しましたが外人客には好評のようで、乗船途中の客が寄ってきて一緒に踊りだす場面もありました。

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次は潮太鼓の演舞、打ち手が次々代わり、15分ほど連打、連打。

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太鼓の演舞がおもしろいのか、東南アジア系の乗客が乗船せずに集まって来る場面もありました。

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潮太鼓の演舞も終了しましたが、まだ乗客がちらほら戻って来ます。

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午後6時40分船体が夕陽に染まるころ、最後の乗船客が戻って来たようです。舫い綱が外され、タグボートに曳航されていきます。

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船首部分では、例によって「大きな手」が振られ、さようならをしています。

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午後7時、タグボートに曳航されたサンプリンセス号は、やがて向きを変えて小樽港から次の寄港予定地函館に向かっていきました。


なお、6月19日の寄港、見送りについては、2013年6月29日付当ブログ「クルーズ船寄港のシーズン到来」を参照してください。


小樽潮祭りを撮る

7月26日(金曜)〜28日(日曜)の3日間、小樽最大の夏祭り第47回潮祭りが行われました。この3日間の来場者数は例年100万人を超えております。今年は3日間とも時折雨が降るという、気まぐれな天候にもかかわらず、108万人と前年を7万人下回っただけでした。JR小樽駅をまっすぐ下がった第3埠頭の、合同庁舎横の広場がメイン会場で、ここに中央ステージがあります。初日26日(金曜)のメインは「潮ふれこみ」と「道新納涼花火大会」です。二日目の27日(土曜)のメインは、市民約6000人が参加する「潮ねりこみ」、最終28日(日曜)は「神輿パレード」と「道新納涼花火大会です。

とても全部を撮影して歩くわけにはいきませんので、このうち、花火大会、孫たちが参加した潮ねりこみ、中央ステージで行われたYOSAKOIソーランに加え、潮祭りと同時開催された「第5回小樽ガラス市」の模様をご紹介します。


(1) 道新納涼花火大会 26日20:00〜、28日20:00〜

以前は最終日に行われていた花火大会が、数年前から初日と最終日の二回に分けて行われるようになりました。二回に分けるようになった詳しい理由は承知していませんが、多分あの時のことがあってからだと思います。その年の最終日、雨雲が低く垂れこめ、仕掛け花火以外は全部雨雲に遮られ、まったく見えませんでした。会場に集まった観客からは大きなため息が漏れました。しかも、この日過去最大級の尺玉が打ち上げられると、新聞等で報道されていたのです。最大級の尺玉もむなしく雲の上で散りました。下からは全く見えずに…

こういう反省に立って二回に分割されたと推測しています。1回の規模は多少小さくはなったものの、確実に花火を楽しむことが出来ます。今年も最終日の花火大会は、かなり強い雨でした。ただ雲が高く打ち上げ花火を見ることが出来ました。ということで、我が家の屋上から撮影できました。

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我が家の屋上からは、メルヘン広場の洋菓子店ルタオの上に見えます。

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堺町通りには祭りの提灯が飾られている。

28日の花火大会は、雨がかなり激しく降っていたので、中止かなとも思っていました。しかし午後8時に花火音が聞こえてきます。一旦一眼レフカメラに三脚をつけてとも思いましたが、この雨の中傘をさしては、カメラの操作が大変です。そこでTVの洋画を見続けることに決め込みました。家内と娘が屋上に上がり、傘をさして花火見物です。花火終了と同時に降りてきた娘が、私のコンデジLUMIX TZ30で花火を撮ったとのこと。え!と思ってモニター画面を覗くと…

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手持ちで、花火のシーンモードに設定して撮ったとのこと。雨天時特有の周辺がオレンジがかっているのでモノクロ変換しました。

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最後のフィナーレのカット。ルタオの塔の下部の光源がにじんでいます。雨の影響かと思います。それにしても驚くべきコンデジの威力です。

好天であれば、こういう花火が取りたかったんですが…

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3年前の潮松で撮影。花火が破裂した直後に瞬間ズーミングしたものです。


(2) 潮ねりこみと会場周辺のスナップ

小樽潮祭り最大の呼び物が、27日(土曜)に行われる「潮ねりこみ」です。町内会や学校、企業などがグループを組んで、小樽市内の中心部の花園グリーンロードから、第3埠頭の中央ステージまで、「潮音頭」と「潮踊り唄」に合わせて練り歩きます。今年は82の梯団、約6000人の踊り子たちが参加。午後1時に最初の梯団が出発して、最後の梯団がステージにたどり着くのは、午後8時半頃です。我が家の孫たちは、花園町会+花園小の連合チーム(110人)で踊ります。孫娘二人(小6と小4)は3時半出発で、会場のステージ着が午後5時頃です。この日も一時的に雨が強まり、孫の傘や手荷物をジジが持ちながら撮影です。

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花園銀座街の高架下を進む市役所チーム。先頭両端にはミス小樽が…

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花園小学校は創立110周年の横断幕を携えながら進む。花園サンモール一番街、旧丸井今井・グランドホテル跡地はただいま工事中。老人ホームにリニューアルするらしい。

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花園手学校の児童たち。

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小樽駅前通りを、メインステージのある港のほうに進む。

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風鈴が涼しげな音を立てていました。

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中央ステージ会場向かいの露天コーナーは、人があふれかえっていました。

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通りすがりのお兄ちゃんが演出してくれました。今年はこのお面がバカ売れとか。火付け役は、白戸家のCMにも出ている、あのエアーバンドのゴールデンボンバー。

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28日(日曜)14:00〜15:30の潮バラエティステージで、YOSAKOIソーランを熱演した小樽商大「翔楽舞」の、いや商学部のマスコットキャラクター「商大君」も会場に居りました。「ビールでも飲む?」と勧められましたが「なんせ飲酒事故の影響で…」と言ったかどうかはわかりません。


(3) YOSAKOIソーラン(潮バラエティステージ)

10年ほど前までは、潮音頭と同等な程YOSAKOソーラン節が扱われていました。潮ねりこみの一梯団に組み込まれ、10を超えるYOSAKOIチームだけが潮音頭とは別に、地方車を先頭にソーラン節で踊っておりました。その後、潮練り込みからYOSAKOI梯団は除外され、中央会場のステージとは別の特設ステージで演舞されるようになりました。しかしその後昨年までは、中央ステージで、最終日にYOSAKOIステージという枠が設けられました。

今年はさらに再編され、ダンスチームの演舞と合わせて、潮バラエティステージ(最終日14:00〜15:30)となりました。事前に報道された北海道新聞の別綴りでも、潮祭りの公式ホームページにも、単に潮バラエティとあるだけです。出場チームや演舞の内容が事前に報道されませんでした。YOSAKOIフアンとしては不満やるかたないのですが…

ともかくほかの時間割を見てもYOSAKOIの演舞が見られる可能性がないので、この時間に会場を訪れました。YOSAKOIの衣装をまとった踊り子たちを見て一安心。どうやらダンスチームを含めて10チームほどが演舞するようです。ただ例年観客の大人気を得ていた北海道大学「縁」チームが直前にキャンセルになったとのこと。赤ふん姿が見られないのは残念ですが仕方ありません。何分「縁」は今年SOSAKOIソーラン準大賞に輝いたチームですから、イベントで引く手あまたなのでしょう。

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商大翔楽舞が演舞をリードします。

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髪を振り乱して演舞する女子学生。

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このヒップホップダンスチームは、去年も演舞しておりました。

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翔楽舞の演舞には、外国人留学生もいました。

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衣装替えの瞬間、

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新川天狗乱舞チームの演舞、

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仁木舞仁咲乱チームの演舞、

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一心不乱に踊る女子学生の笑顔が何とも言えないほど輝いている。


(4) 第5回小樽ガラス市

旧JR手宮線跡地を会場に、潮祭りと同時開催されて、今年で5回目となります。鉄路を挟んで両側に出店したガラス店は、37店あり、小樽市内や札幌、遠くは長崎市や大阪市、川崎市、東京都内からの参加店もあります。ガラス店とは別に、飲食コーナーを設けた出店も数店ありました。例によって、小樽美術館の広場では、吹きガラスの体験コーナーもありました。

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この時期アジサイが満開です。

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27日(土曜)は潮ねりこみを終えた浴衣姿の人たちも結構来ておりました。

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右側の浴衣姿の女性たちも、潮ねりこみを終えた方々のようです。

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長崎から出店したという「長崎クラフト」。孫娘が価格表を裏返すと…3個1000円の数字が書かれていました。表には1個300円と書かれている。店主は「今日は最終日、だんだん値段が下がってきます、全部売り切りたいので…」と言って、ハート型のコップ4個1200円を、1000円におまけしてもらいました。家内ホクホク顔。閉店の9時近くになれば、1個100円になるかな〜、などとつぶやいています。

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同じ長崎クラフトの店のコップ。このネコ、アニメで見たような顔だが…

雨竜沼湿原に登る

先月の26日(金曜)に、3年ぶりに雨竜沼に行ってきました。平成21年、22年に続いて3回目の雨竜沼撮影になります。去年も写友に誘われたのですが、あいにく腰痛を発症していて、とても登れる自信がなくて断りました。体力的にも今回が最後のチャンスと思い、写友3人で行くことに決めました。

雨竜沼湿原は標高850-900mにある、日本有数の高層湿原で、東西4km南北2kmの約100haの広さです。そのなかに約700に及ぶ池糖と呼ばれる沼があります。中には浮島があったり、幅1mほどの木製の遊歩道を挟んで左右の沼の水面の高さが違うのです。右の池塘の水面が遊歩道ギリギリの高さにあるのに、左の池塘は、1mほど下がったところにあるという具合なのです。湿原ですから水がしみこむと思うのですが、不思議です。

ともあれ、午前4時頃小樽を出発して、国道275号線を北上します。2時間ほどで雨竜の街に到着です。さらに雨竜ダム(暑寒ダム)を右手に見て、市街地から30?程進むと、ゲートパークに到着します。あいにく天候が不安定です。事前の予報では午後から晴れるとのことでしたが、275号線を北上途中で雨に会い、ゲートパーク付近では霧雨状態です。午前7時頃到着した際には、登山客はの車は我らを含めて3台のみ。前回、前々回の時は平日早朝(午前5時前)にもかかわらず10-20台ほど駐車していました。入山届を出して湿原に向かいます。

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ゲートパークから第二吊り橋までは割と簡単な登り坂。

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入山管理棟、南暑寒荘(宿泊施設)を抜けてしばらくアスファルトの道を行くと川があって、その先からは砂利道。

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砂利道が途切れて第一吊り橋を渡りきると、登り坂にかかる。岩を積み重ねた道で、折からの霧雨で岩が滑りやすい。ここで転ぶと、確実に大怪我をする。慎重に岩を選びながら進むが、まだまだ序の口。

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アップダウンを繰り返し進むと、第二吊り橋手前の白竜の滝に出会います。楓でしょうか赤く色づいていました。ここで15分ほど休憩し、写真撮影。まだまだ体力十分。

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ほどなく第二吊り橋に到着。湿原入口まで、距離的には約半分来たことになる。ゆっくり写真撮る余裕があります。

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樹木名はわかりませんが、綺麗だと思っているうちはまだゆとりがある。

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第二吊り橋を渡ったらこんな標識があります。湿原入口まで、ちょうど半分来たことになります…

途中の休息・写真撮影の時間を含め、ほぼ1時間が経過したでしょうか。ここからがきつい上り坂が続くのです。幅50-60cmの岩と木の根が絡まった斜度のきつい坂で、険竜坂が延々と続きます。途中何度も休憩しますが、霧雨で下半身が濡れて脚がひときわ重たく感じます。上半身は雨合羽で雨には濡れませんが汗でびっしょり。写真を撮る余裕は全くありません。ザックに一眼レフカメラは収納したまま。ジャケットの胸ポケットのコンデジさえ取り出すのが面倒です。登坂の終盤で撮った画像が数枚。

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雨竜の市街地方向を振り返ってみると、霧と言うか雲に覆われている。

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険竜坂を登り切って、出会うのが、おいでおいでの木(写友が勝手に命名)。ここからはきつい登りがないのでほっと一安心。

登山口のゲートパークを出発したのが午前6時50分、中間点の第二吊り橋を7時50分に通過、湿原入口に到着したのが9時10分でした。2時間20分で登り切ったことになります。雨竜沼湿原登山ガイドブックには、登山口から、湿原入口の少し先の展望テラスまでの3.5?を約2時間(登山家なら1.5時間程度)とありますので、まずまず、のペースで登ったということになります。湿原に足を踏み入れて最初に目にしたのが、これ、ヒオウギアヤメの群落。

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ヒオウギアヤメは木道のあちこちに咲いていますが、かたまって咲いているのは、ここ湿原入口だけでした。

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ぐっと近づいてみると、霧雨のためか水滴がびっしり。

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湿原の中にはワタスゲが、滴を背負って皆下を向いている。晴れた日であったら、白い綿が風になびくのですが、今日はうつむいたままでした。

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中央の大きな葉は、背丈70-80cmの水芭蕉。時期的に白い花は数個見かけただけですが、葉が非常に大きくなっていました。

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これも水芭蕉の葉かな?

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Y氏は何を撮っているのかな?水芭蕉らしいです。

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エゾカンゾウ(内地で言うニッコウキスゲ)が至る所に咲いています。

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霧雨で、エゾカンゾウの花びらに滴。

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エゾカンゾウは今が開花のピーク。滴をまとった姿が美しい。

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チングルマも水滴がびっしりついて、汗をかいたよう。

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エゾノシモツケソウでしょうか、ところどころに群生しています。

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こちらはハクサンチドリ、薄紫の可愛い花です。

今日はあいにく霧雨が時折強く吹き付ける、最悪のコンデション。天気が良ければ、トンボやハチなどが花に止まるシーンも見られるのですが、昆虫類が全く見当たりません。時折葉の間からカタツムリが顔を出す程度。

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体長5mmほどのカタツムリ。何枚か撮影しやっと角にピントがあった一枚。

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やたらと多い白っぽい花、と言うか、多分高山植物なんでしょうね。過去二回の登山では目にしたことがないような気がします。シャッタースピードを遅くして…あれれ、購入したばかりのヴァリアブルNDフィルターがない。持ってきたと思ったのに、おまけにCPLフィルターも忘れてきちゃった。

(注)雨竜沼登山ガイドパンフレットによれば、コバイケイソウと言って、7月上旬から下旬に咲くとあります。
  ただFacebook友の松本勝氏のブログによれば数年に一度しか開花しないとか。今年はコバイケイソウの当たり年だとか。

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霧雨がまともに吹き付けてきて、レンズに雨粒がついてしまった。

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気を取り直してもう一度、霧がひときわ濃くなってしまった。絵にならんな〜。

霧雨が激しくなり、とてもカメラを構えられる状態でなくなりました。かけているメガネの両面に水滴がたまりメガネが使用不能状態になりました。午後0時半頃、一周4?程ある遊歩道の中間地点で撮影を断念。湿原入口に戻り、下山することになりました。湿原入口までの2.5?のなんて長いこと。足元が滑って木道が歩きにくい。途中の風のさえぎられる低地で昼食をそそくさと済ませ、下山します。ところが登り以上に下りが難しい。靴が泥まみれとなって、スキーでいうエッジが効かない状態。岩の上でも土の上でもよく滑る。岩や笹につかまりながら、休み休み下りてゲートに到着したのが、午後3時半。下りに3時間近くかかってしまいました。上り下りに苦労した割に、これぞというカットが得られなかったのが残念でした。体力的にも、限界。もう来ることもないかな、さようなら雨竜沼湿原!

余市縄文野焼き祭り



縄文時代の素朴な土器を、現在も野焼きによって制作しているグループは全国にもあちこちにあるようです。道内では、函館市南茅部地区でも行われています。ここ南茅部では、縄文時代の遺跡から、中空土偶が発掘され国宝となったことが有名です。約3000年前の土偶が、農作業中に偶然発見されて、当時大いに話題となりました。ということもあって、縄文土器を再生しようというグループが、小樽にもあって、毎年余市の浜辺で縄文野焼き祭りを行っています。今年で15回目になるということです。昨年は写友の嵯峨氏が撮影に行っており、撮影を誘われ写友4人で行くことになりました。

焼き入れは日が落ちて8時頃という嵯峨氏の記憶でしたので、午後2時頃、少し早めに小樽を出て積丹まで足を延ばしました。美国の漁港で、観光客相手に魚の干物を販売している鎌田氏の売店を冷やかし、そのあと積丹岬ふもとの島武意海岸に寄り、撮影。さらに神威岬に落ちる夕日を撮影、そのあと余市に向かうというスケジュールです。美国漁港に着くと、鎌田氏の売店付近は観光客が大勢いて、干物を焼いてその場で食べているグループもおりました。

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水中翼船出発までの待ち時間を利用して、スルメやホッケの生干しをその場で網焼きにして食べているグループもおります。

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朝から観光客が大勢押し寄せ、半干しが間に合わないや、と店主嬉しい悲鳴。我々も、半干しのスルメとタコの足を購入しました。

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水中翼船積丹号も多くの観光客が乗船中。

次に美国漁港から積丹岬の島武意に向かいます。駐車場から海岸に向かうトンネルや通路は一時通行止めとなっていましたが、観光シーズンを前に、仮の補修作業が終わったようです。駐車場から展望台までのトンネルは入り口、出口の双方に、補強工事が完全に終わっていなのか、鉄パイプが組まれていました。

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トンネルを抜けると眺めのいい展望台に出ます。快晴ならば、積丹ブルーの海が見られるのですが、この日は晴れたり曇ったりの気まぐれ天気。海岸までは約20分近く曲がりくねった坂道を下りてゆきます。

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かなりの観光客が海岸まで下りてきていましたが、空模様が今一つ…、写友二人は漂流物を撮るらしく、右端の奥にまで出かけました。

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その間残った二人は、周囲のスナップ撮影に専念、と言っても何となく、いい被写体にも恵まれず、天気も今一つ。先に駐車場に戻ることにします。

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岩場を彼氏がエスコート。ヒールの高い靴で岩場を歩くのは無理。

島武意をあとにして神威岬に向かいますが、だんだんと雲が分厚くなってきました。これでは夕陽が望めそうにもありません。一旦美国に戻って、夕食を取ることにします。余市の野焼き現場に早く行こうという意見もありましたが、陽の落ちた8時頃に火入れだという意見もあって、ゆっくり夕食を取るということになりました。

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島武意から、日司、野塚に出ると、遠方に神威岬が見えます。雲が一段と厚くなって、夕日は望めそうにもありません。雲の割れ目から射した陽によって、波がキラキラと反射して見えます。

食事は例によって、美国のやま富で味噌ラーメンを食べるることに、このやま富は以前TV報道で、地元積丹町民が選ぶ「美味い店」のベスト3位にあげられています。他の写友は美味しいと言いますが、私には幾分なじめない味で…味音痴の私が言うのですから…信用は度外視してください。ゆっくり食事をして午後7時近くに余市の野焼きの行われているハマナス温泉裏の砂浜に到着しました。

なんとすでに野焼きは始まっていて、大きな火の手が上がっていました。午後8時開始というのは嵯峨氏の勘違いのようでした。私自身も事前に縄文野焼きのPC上のパンフレットに目を通していたのですが、開始時刻午後5時、火おこし午後6時、火止め午前12時という時間をうる覚えでした。(縄文野焼き祭り開催要項)

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ハマナス温泉の裏手の砂浜に、縦に掘られた幅1mほどの溝の中に溝に、縄文風の土器が焼かれていました。

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大きいものは高さ70-80cmはあるでしょうか、また子供たちが製作したのか直径10cm前後の飾り物や小物が溝の底部に置かれていました。

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大きめの土器の中には、麦わらでしょうか差し込まれています。

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火が均等に回るように、絶えず火加減を調整しています。

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かなり周囲も暗くなってきました。右手奥のライトは国道5号線を走る車のものです。

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海に向かって、縦に掘られた溝を道路側から海の方向を見たものです。三脚に据えられた小型ビデオカメラが回っていて、画面が見えます。

さて、余市縄文野焼き祭りの付随イベントとして、アンガソというグループが、野焼きのすぐそばで、民族音楽を奏でています。わずかに車のライトに照らし出されたステージでは、ステージと言っても特別な舞台装置は何もなく、砂浜の上で打楽器(ボンゴ?)に合わせてラテン音楽を歌っています。

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始めは少なかった観客も…演奏が始まると…

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野焼きの参加者や近くにキャンプに来た方たちが集まり、手拍子を取り始めました。

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周囲の観客も踊りだしました。

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波打ち際で遊ぶ親子、土曜日の夜は更けていきます。

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短い北海道の夏を楽しむように、いくつものキャンプが砂浜に続いています。

なお、縄文焼きは個人的な愛好家が趣味で製作したり、体験工房として初心者や子供を対象に製作しています。したがって出来上がった製品が、一般に流通することはまずありません。今回の野焼き祭りでも出来上がった作品は個人に所蔵されてしまいます。翌日の表彰式も訪れて作品を拝見したかったのですが、都合で行けず残念でした。

JAZZの季節がやってきた〜北海道ジャズ2013 in 小樽

8月の9日(金曜)〜11日(日曜)の3日間、恒例のジャズフェスティバルが行われました。正式名称は、下記の看板にもありますが「北海道JAZZ 2013 in 小樽」と言います。毎年お盆前半の金曜から日曜日にかけて3日間行われます。昨年までは、小樽運河浅草橋を会場に行われていました。過日7月13日から15日にかけて行われた「浅草橋オールディーズナイト」もそうですが、会場が第3埠頭の旧合同庁舎跡地に変更になりました。観光客が集中する運河付近から、やや離れた場所に移転したこともあって、観客動員数では盛り上がりに欠けたように思われます。

さて、このジャズフェスティバルは10年以上前から続いています。いや正確には、運河埋め立てか、保存か揉めた頃の昭和53年の「小樽運河ポートフェスティバル」が第一回目ということのようです。運河保存運動の一環として生まれたこのフェスティバルは、当時8万人もの観客を呼び込んだと言います(注)。その後、サマーフェスタとか浅草橋ジャズフェスティバルと名称を変え、2009年(平成21年)から現在の「北海道ジャズin小樽」が正式名称になりました。
(注) 藪半店主小川原氏ブログ「もう一人の蕎麦屋親爺の独り言」(1995年1月1日)

今回は初日と二日目に見てきました。普段ジャズはあまり聴きませんが、「Take Five」とか「死刑台のエレベーター」程度は知っています。グレンミラー物語は何度か見たことがありますし、映画でヒットした「スィングガールズ」では、見ていて、聴いていてつい体が動いてしまいます。初日は、小樽商大のメッセンジャーがオープニングを飾ります。

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雨の天気予報のせいと、平日の午後4時過ぎということもあって、観客はまばら。

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そのうち小雨がぱらついてきました。

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最後の曲目演奏時は、かなり強い雨。傘を持っていかなかったため、ずぶぬれ状態になりました。

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ご覧のとおり観客は全員引き揚げて、スタッフが懸命に椅子やテーブルを拭いている。

やがて雨も小雨になり、次の出番は…と思っていても、次の奏者が現れない。入り口の門に掲げられている案内板を見ると、本日2番目と3番目の奏者の欄が空白になっている。ん?と思ってスタッフに尋ねると、19時まで休憩ですとのこと。2時間以上も小雨降る中待っていられませんので、引き上げることにしました。会場の周囲に目をやると、アジサイとエゾユリがとてもきれいに咲いております。

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2番目と3番目が空欄。う〜ん、初日から時間割の不手際が…

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雨の中隣家のアジサイがとても綺麗に見えました。

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品種はわかりませんが、雨に濡れて一段と綺麗に見えました。


さて二日目は、13時開始ですが、16時頃会場に行ってみました。この日も小雨のぱらつきそうな、あいにくの天気模様です。出入り口に立てかけられている案内板によれば、今日は空欄の時間帯はないようです。16時20分からKBA、17時からKBBと似たような名前が…

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案内板の中で☆印の付いたアーティストは、「Audience」という音楽ライブ情報誌(今回聴衆に無料配布されたフリーペーパー)に詳細が載っています。

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楽器4名+ヴォーカル1名で構成されたKBA。

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あいにくの天候もあって、椅子席の6-7割が空いている。3軒の露店も閑古鳥。

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続いて登場したのはKBB、KBとは有名なジャズギタリスト名の頭文字を取ったとの解説がありました。

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この方がバンドリーダーで、ジャズ喫茶・ライブハウスの店主とか。

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天候に恵まれず、ビールの売れ雪も、消費も進まないようでした。

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こちらの女性の飲み物も、一向に減らない。

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ショーンコネリー風のいかした中年紳士、黒い帽子の孫?を気遣っていました。

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次いで登場したのは、なっき&ブライト札幌というゴスペルを専門とするシンガーたちです。

ゴスペルというと真っ先に思い出すのが、1992年のアメリカ映画「天使にラブソングを」です。主演のウーピーゴールドバーグ率いる聖歌隊が、それまでの厳粛なミサを、一転派手な歌と踊りに変え、町中の人気者になってしまう。ついにはローマ法王の前でコンサートを開くというものでした。

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聴衆も手拍子。

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年配のご夫婦も高々と両手をあげて…

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本日7番目のアーティストは、ヴォーカリーズ2です。午後6時半にもなると、熱い雲のせいでもあるのでしょうが暗くなってきました。気温も下がり、肌寒く、ジャケットを着こむ聴衆が目立ちます。

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ミキサー担当者は一人、大忙しで弁当片手で調整中。

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大柄なロシア人でしょうか、最前列で撮影に熱中。

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サイドに回って、モニターで確認してパチリ。いい写真が撮れたかな?

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この曲を最後に、本日の撮影を終わりました。空腹を覚え自宅の戻りました。

この日二日目、市会議員の安斉氏がスタッフボランティアとして、チラシの配布、飲み物の後片付け等に精を出しておられました。市議会活動のレポートにとどまらず、各種ボランティア活動に従事し、小樽市活性化関係の各種団体に顔を出し活動している様子に接する都度、頭の下がる思いです。

三日目は割と好天に恵まれたようですが、この日は孫たちと海水浴を楽しみ、ジャズフェスティバルには行きませんでした。今年のフェスティバルは、天候に恵まれなかったこと、会場が観光客の多い運河から、幾分離れた海側に移転したことなどから、今一つ盛り上がりに欠けたような気がしました。最後に数年前の浅草橋で行われた時の様子を紹介して終わります。

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通りがかりの観光客も聴き入り、立錐の余地がないほどの会場。





夜空に咲く大輪の花

全国各地で花火大会が行わる時期になりました。今年は天候が不安定で、日本で最大規模と言われる隅田川の花火大会も、開始直後に降雨が激しく中止となったというニューが流れました。一方、京都府の福知山の花火大会では、花火が直接の原因ではないですが、爆発事故が発生し、負傷者が60名も出たという痛ましい事故がありました。学校の夏休みも終盤戦、各家庭でも花火遊びの機会が増えます。花火は火薬を扱うという気持ちで、取り扱いには十分注意したいものです。

さて花火をカメラで撮影される機会も多いことかと思います。昨今のコンデジでは、シーンモードの中に花火マークがあって、手持ちでも撮影可能なようです。過日の小樽潮祭りの最終回の花火大会では、次女が私のコンデジ「LUMIX TZ30」で40カットほど撮影しておりました。1回のシャッターで数カットを撮影し、カメラ内で合成してブレを軽減するということです。しかし結果的にはこれぞと思うカットはほんの数カット、90%はブレがひどくて使い物になりませんでした。やはり三脚使用した方がベターです。

さて、撮影の方法論はそこまでとして、花火撮影というと、一般的には周囲の情景をからめて、花火を写し込むことが圧倒的に多いようです。それが普通の撮り方です。でも、周囲の情景をからめて撮るとどうしても同じパターンになりがちです。そこで、私の場合は、もちろんそうした撮影もしますが、夜空に舞う花火の一部を切り取ったり、ズームリングを回転させたり、あるいはフォーカスを移動させたり、さまざまな撮り方をしております。花火の部分を切り取ることによって、常識を超えたアートチックな画像になるからです。


(1) 花火の一部を切り取る

周囲の情景を捨てて美しいところだけを切り取る方法です。

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花火が単色よりも、カラフルになるほど、美しくなります。

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海に反射した部分も取り込んでみました。


(2) セロハン紙を使う

撮影中にセロハンをレンズの前に置いて花火の色を変える方法です。当初はセロハン紙を使っていましたが、その後カラーフィルターを使う方法に変えました。指の間に、赤と青の二枚のフィルターを挟み、露光中にレンズの前を移動させます。

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赤から青にセロハン紙を移動させて撮りました。

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赤いセロハンのまま、白い花火が赤くなりました。

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露光後半に青いセロハン紙を使用。

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前半赤いセロハン紙、後半青いセロハン紙を使用。

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青と緑のフィルターを交互に移動して撮影。


(3) ズーミングとブレ

露光中にズームリングを回転させたり、あるいはカメラをわざとブラスト予想外の画像になることがあります。きわめて成功率が低くて、100カット撮影して、見栄えの良いカットが10もあれば御の字です。事前にどのような画像になるか全く予想がつかないからで、上手く行ったときはことのほか喜びも大きくなります。

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菊の花のようになりました。

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大きな花火と小さな花火が二つ映り込みました。

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クラゲか流星のようにも見えます。

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綺麗な花になりました。

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青いバラの花のようにも…

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クラゲのような…


(4) 瞬間フォーカス移動

この方法で撮影した画像が最も夜空の華というイメージに近くなります。撮影方法は至極簡単なのですが、タイミングが難しく、成功率は5%以下でしょうか。無駄打ちの連続になります。まず、ズームレンズですが、焦点距離間が長いものがベターです。短いとアウトオブフォーカスにしても、ボケが小さくなってしまうからです。例えば、18-200?のズームレンズの望遠側で撮れば撮るほど、最初の丸ボケが大きくなります。次に、カメラのファインダーーを覗いて、ピントを最短距離に合わせます。ぼけたファインダーで上に上がる花火を追いかけます。大きく破裂したところで、シャッターを開き、瞬時に距離リングを無限遠に戻します。無限遠になったところでシャッター切ります。このシャッターの切るタイミングが難しく、ずれると花火の先に糸が絡まったようになって失敗作となります。成功率5%以下でしょうか。

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フォーカス移動直後にもう一つ花火が炸裂しました。

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外側と内側の花火で炸裂の速度が違うことがわかります。

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いくつもの花火が重なりました。予測のつかないところに面白味があります。

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綺麗な円形になりました。

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マンゴーの実が炸裂したようで…

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これもきれいな円形になりました。これが花火?と思っていただけたら成功です。

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瞬間移動フォーカスには、二種類の方法があります。今まで見てきたのは、近距離から遠距離にフォーカスを移動する方法です(ボケから合焦へ)。もう一つは、遠距離から近距離(合焦からボケへ)にフォーカスを移動させる方法です。夜空の華とは違った画像になりますが、過去何度かチャレンジしましたが、まだ一度も満足のいく画像が得られておりません。小樽はこれから、高島漁港の花火大会(8月18日)や祝津の花火大会(9月7日)があります。夜空の華を狙ってみたいと思っています。

第4回小樽堺町ゆかた風鈴祭り

歴史的な建物が多く残る北海道の小樽はガラスとゆかたが似合う町です。なかでも和の雰囲気が漂う堺町通りの夏は、浴衣と硝子風鈴の涼がぴったり。小樽の夏をゆかた姿で粋に満喫できるイベントが小樽堺町ゆかた風鈴まつりです。以上は第4回ゆかた風鈴祭りのチラシに述べられているフレーズです。まさに夏の小樽にはガラスとゆかたが似合う…というわけで今回は、7月13日(土曜)から8月18日(日曜)までの一月以上に及んだこの祭りを取り上げます。

第2回目の祭りまでは、8月上中旬の土日の二日間限定の祭りでしたが、前回から期間が大幅に延びました。ただはっきり言ってこの長い期間中のイベントはどのようなものなのか、よくわかりませんでした。8月の17−18日の土日にメインイベントが開催されるのは承知していますが…。ポスターやチラシによれば、次のようなイベントがあったようです。詳細については「ゆかた風鈴祭り」リンクをご覧ください。
 ☆フウリン坊を探せ 7月13日〜8月16日
 ☆リアル謎解きゲーム 8月1日〜18日
 ☆堺町ゆかたコンテスト8月17日、18日
 ☆クラシックカーの展示 8月17日、18日、両日とも16:00〜20:00
 ☆お神輿 8月18日12:00〜
 ☆ストリートライブ 8月17日、18日、両日とも14:00〜21:00

メインのイベントは8月17−18日に集中していますが、この土日は、北運河のサウンドエナジー等、ほかのイベントとも重なっていて、じっくりゆかた風鈴祭りを観賞できませんでした。また天候が不安定で晴れ間が出たと思ったら一転雨が降るといった具合で、晴れ間を見ながら出かけることになります。ということで、メルヘン広場のストリートライブと、ゆかたコンテスト会場付近の画像を紹介します。

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メイン会場のメルヘン広場で潮太鼓の演舞が始まります。

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太鼓の演舞に台湾、韓国の観光客も盛んにシャッターを切っていました。

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太鼓のリズムに、順番待ちの鼓手もついつい踊りだしてしまう。

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もう、どうにも止まらない!体が勝手に踊りだしてしまう、といった風。

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堺町通りはごらんの様なにぎわい。観光客とゆかた祭り見学者でごった返すような雰囲気。手前は、神輿を担ぎ終わった一団らしい。正面奥に神輿が鎮座しています。残念ながら神輿が出ることは知りませんでした。

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会場の一つ「昆布館・利尻みのや」の駐車場前にも大勢の人だかり。このテントは札幌デザイナー学院の生徒たちのブース。駐車所広場会場で当学院の学生が企画デザインしたゆかたのコンテストがあるとか。あっ、17日に終わったのですか?

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もう一つの会場「おい、こら交番広場(明治時代風の交番)」には昭和20年代後半に活躍した、薪(マキ)を燃料としたバス「まきたろう」が展示されています。ボンネットのあるバスは懐かしいですね。後ろに回れば、まきを燃やす窯がついています。このまきたろうは、現役で観光用に使われています。

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まきたろうの運転席から見ると…

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再び利尻みの屋の駐車場会場に来ると、小樽運河のユルキャラ「うんがっぱ」も祭り盛り上げに一役買っています。右手の2番マークの娘は午後4時からのコンテストに出場予定です。

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コンテスト開始前の会場には素敵な浴衣美人が二人…子連れでした。

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こちらは、可愛い双子。

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これからゆかたコンテストが始まるようですが…北運河のサウンドエナジーの撮影予定があって、いったん自宅に戻ります。

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あれれ、この店は手作りの箸工房だったはずだが…、いつの間にか戦国武将のイラストが描かれている。

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金色の鎧の武者が出てきて…今一つ武将らしき締まりが…

メルヘン広場で行われているストリートライブのうち、歌や器楽演奏は、50mほどしか離れていない我が家にも、がんがんと響き渡って聞こえてきます。その演奏に魅かれて、夕食後カメラを片手にふらりと見物に行ってみました。ちょうどバンドがオールディーズを演奏している最中でした。

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バンドマンたちもゆかた姿。不安定な空模様に、観客も少なめ。

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水たまりの中を、久ロックスを履いた子供が、わざとびしゃびしゃと水をはねて遊んでいます。

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子供用の玩具、うちわも色とりどりのLEDライトがついてとても綺麗です。

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洋菓子店ルタオ主催の、スィーツ早食い競争の時間です。各8人二組の競技者の中から各4人が決勝に進みます。応援者が舞台袖まで来て応援しています。

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二組目のチーム、この中から4人が決勝に進みます。決勝では、左奥二番目のオレンジの服の女性が男性陣を抑えて優勝しました。

スィーツの早食い競争は、昼の時間帯にも行われ、銀の鐘主催の新作スィーツが提供されたということでした。最終日18日にも洋菓子店あまとう(だったかな?)主催で行われるとのことでした。スィーツ早食い競争のあとは、再びライブが始まります。

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なじみのない歌なので…

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ふと会場横のルタオの店先を見ると、浴衣にたすき掛けの和服美人がこちらに向かってにこ〜、素敵な笑顔につられ、ついふらふらと近寄ってパチリ、かき氷買わずに写真だけ撮ってすいませんでした。





ブログがGooスタッフに紹介されました

photo-gg008さん『夜空に咲く大輪の花』紹介された記事:夜空に咲く大輪の花

8月18日付当ブログで公開した「夜空に咲く大輪の花」が、Gooブログのスタッフの目に留まり、過日Twitter及び「Gooブログおすすめ」欄でで紹介されました。その直後から当ブログへの訪問者数、閲覧ページ数がうなぎ上りとなり、驚いています。普段は、ブログ公開直後の日で、訪問者数が250〜280人前後、閲覧ページ数500〜700が普通でしたが、ここ数日は550人前後、2500頁数、ブログランキングも上昇し、今まではよくて2500位(約192万ブログ中)程度でしたが、1000位を切るほどに。Gooのブログを利用している方すべての1面のGooからの「お知らせ欄」に「普通に撮っても面白くない!花火をアートにする方法」というフレーズで載っております。

Gooスタッフのブログに取り上げられたのは、今年の2月の「東京ロマン飛行〜その4名所めぐり編」以来です。この時もGooスタッフブログ欄に掲示されていた1週間はものすごい訪問者数・閲覧ページ数に驚いたものでした。ともあれ、当ブログ開始以来4年半、愚直に続けてきたご褒美かな、なんて勝手に思い込んでいます。スタッフのみなさんありがとうございます。そしてこのブログに目を通してくれました読者の皆さん、有難うございます。また拙いブログを読者登録してくださった皆さんにも感謝いたします。

運河に響け〜真夏のサウンドエナジー

                                    ☆☆ ちびっこロックンローラーが舞う、今年は北運河が熱い ☆☆


観光客が集中する小樽運河浅草橋(南運河)から、約1?ほど手宮よりの北運河公園(正式呼称は運河公園)が会場です。ここは小樽運河の北の端で、歴史的建造物「旧日本郵船小樽支店」があります。明治39年の建造で、同年11月にはポーツマス条約に基づく日露樺太国境画定会議がここで行われました。周囲には石造りの倉庫群が立ち並び、この公園には野口雨情の詩で有名となった「赤い靴」の少女の銅像もあります。しかし周辺が工場・問屋街ということもあって、浅草橋の運河ほどのにぎわいはありません。

この北運河界隈には、旧都小樽を忍ばせる面影が数多く残っており、北運河界隈の活性化を図ることを目的に、昨年試験的に「真夏の北運河サウンドエナジー」(主催は「浅草橋オールディーズナイト実行委員会」)が開催されました。今年は2回目となります。北運河を目の前に、そして国の重要文化財である旧日本郵船をバックに、70−80年代のロックやフォークが8月17−18日の土日二日間響きわたりました。あいにく不安定な天候で、演奏中も雨が降ったり、晴れ間が出たりと目まぐるしく変わりました。

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浅草橋オールディーズナイト実行委員会公式HPから

この17−18日は、小樽市内でも各種イベントがあり、写真撮影に行けたのは18日(日曜)午後3時〜6時の3時間だけでした。当日11番目に始まるHiro氏率いる「RAD MACK」の演奏を撮るのが主目的です。Hiro氏とは、一昨年の浅草橋オールディーズの熱演を撮影したことで、Facebook友となりました。


18日(日曜)出演メンバー(18組の一部抜粋)「浅草橋オールディーズナイト実行委員会」HPからで
 ? 14:00-14:20 蝦夷FUNK! FUNK 札幌 初出演
 ? 14:30-14:50 LongBoys オールディーズ、洋楽ポップス 石狩 初出演
  ? 15:00-15:20 Age-Old-Stars ロック・ポップス 恵庭 初出演
 ? 15:30-15:50 だっちーず Jポップ 苫小牧 初出演
 ? 16:00-16:20 B.N.P(Brand-NewPops) ポップス全般  札幌 初出演
 ? 16:30-16:50 Mr.EKB ミスチルコピー 札幌 初出演
 ? 17:00-17:20 RADMACK Rock&Roll 札幌 2年連続2回目
 ? 17:30-17:50 No FuseBreakers Jロック 小樽 2年連続2回目

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クラフト工芸店も数店出店していましたが、あいにくの天候で人出も今一つ。

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ぐづついた天気に、関係者相当やきもきされたことでしょう。


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噴水前の特設ステージでは「だっちーず」がJポップを演奏中。

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倉庫群をバックに歌声が響き渡る。

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演奏者とともに観客も両手を振ってリズムを取る。

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一番手前でビールをちびりちびり飲んでいた老人が、真っ赤な顔をして、急に立ち上がって…トイレかなと思っていると、体でリズムを取り出しました。きっと彼には思い出の曲なんでしょうね、拍手を送りたくなりました。どんな思い出だったのかな…

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次は女性ボーカル二人を含めたバンドB.N.P(Brand-NewPops)

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ステージ前のダンスエリアに人が集まりだしました。

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時折気まぐれな空から大粒の雨も降ってきます。ニャンこのビニールシートよりも、空になったカップのほうが気になります。まさか一人で…ではないでしょうね。

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次のバンドは、Mr.EKB、ミスターチルドレンのコピーバンドと紹介がありました。メンバー全員中央バスの関係者だそうです。

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雨が一時激しくなってステージ上にビニールのテントがかけられました。


11番目が、Hiro氏率いるバンドRAD MACKです。1曲目の演奏が始まりました。全員黒の革ジャン姿は、7月12日(金曜)−15日(日曜)に行われた浅草橋オールディーズナイトの時と同じです。あれれ、リーダーのHiro氏が出てこないと思っていると、2曲目の始まりと同時に、白いスーツ姿で登場。

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「うん、雨は降っていないな」と雨除けテントの外側の立って歌い始めました。

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ぎっくり腰が完治していないというも、いつものエネルギッシュなロックンローラーの動き。

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ベースとサブボーカルも熱唱。

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Hiro氏の「次の曲からは前に出てきて踊ってください」との一声で、老いも若きも続々前列で足腰を振って…リズムを撮る。

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リードギターがはずむ。ノリノリの中年オヤジが間の手を入れる。

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小さなロックンローラーが、大人顔負けのリズムの取りよう。

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Hiro氏の熱演。腰痛を抱えながらの熱演、お疲れ様でした。

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最後にHiro氏ご家族とその友人たちにご挨拶。手前が奥様かな?中央黒い帽子がFacebookで時折お見かけするミュージシャンの夢村氏。皆さんお疲れ様でした。
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