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平成25年1〜3月期の写真コンテストの状況

う〜ん、このところ写真コンテスト選外続きで多少落ち込んでいます。3月の初めに3件の入選通知が届いた後は、選外、落選の連続で、泥沼にはまってもがいているような状況です。もがけばますます深みにはまる…、1月、2月、3月ともに各3件の入選で計9件にとどまりました。平成24年は17件、23年が14件から比べても…、まあこんなこともあるさという気分です。

そういえば、今年の元旦に住吉神社で引いたおみくじが「小吉」、2年連続で小吉。おみくじには次のように書かれていたことを思い出しました。「努力が空回りし、どうにかしようと力むほど幸運が遠のく。思うように身動きが取れず。反面失敗もうまくかわすことが出来る…略…目先の欲に駆られて動くよりも、地味な道を選んで自分自身を厳しく律すること。」九星運勢の立て看板も似たようなことが…「万事進み過ぎると破運を招く恐れがある…自惚れは大けがの元…」

ということで大いに反省、今後は腰を落ち着けじっくりと慎重に進めることを思いながら、1〜3月期を振り返ってみたいと思います。1月早々に、ここ数回選外続きであったTAMRONの「マクロレンズフォトコンテスト」の入選通知が飛び込んできました。以下主な入選作品を紹介いたします。


☆ 第9回TAMRONマクロレンズフォトコンテスト 入選「水中花」

交換レンズメーカーのTAMRONが主催しているフォトコンテストには、このマクロレンズフォトコンテストともう一つ鉄道フォトコンテスト(鉄道の町さいたま市と共催)があります。ほぼ時期を同じくして開催されます。鉄道フォトコンテストにも数年前に入選したことがありますが、鉄道はそれ専門に撮影する「鉄ちゃん」がおりますので、入選は難しいのが現状です。こちらのマクロレンズフォトコンも数回目にして、やっと入選にこぎつけました(応募総数5429点)。

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北海道の桜はゴールデンウィーク頃が例年満開になります。神社の境内にある手水鉢に落ちた桜を狙いました。バックがわずかに青色、ピンク、黄色になっているのは参道に建てられた「九星運勢」の立て看板の色が映り込んだものです。


☆ 我が家のフォトコンテスト IQ君賞「あれから5年、我が家の孫狸たちは…」

保険クリニック社のWEBフォトコンテストで、「ほっとショット」「元気ショット」「面白ショット」が、おのおの最高10万円という高額賞金に、ついふらふらとなって応募しました。残念ながら最高賞は取れませんでしたが入賞はしました。なお画像は…、何分被写体となってくれた孫たちのうち、真ん中の孫娘は小学校の高学年、年頃でもあります。「ジジ、ブログに載せるのやめてねと念を押されています。なんでも、学校のPC授業中に孫たちの画像が出てきて恥ずかしかったとか、ということで画像はカットしますが、入選作品一覧がありますので、リンクを載せておきます。


☆ 余市ビンヤードフォトコンテスト 佳作「冬の準備作業1」

余市というと、ニッカウィスキーの工場があることや初の日本人宇宙飛行士毛利衛さんの出身地として有名です。また余市はリンゴをはじめブドウ、さくらんぼなど果物の産地としても有名です。小樽市には小樽ワイン(ブランド名)を製造する「北海道ワイン」(社名)がありますが、隣町の余市にも、余市ワイン(ブランド名)を製造する「日本清酒余市ワイナリー工場」(社名)があります。その余市のブドウをテーマにした第1回のフォトコンテストが「余市ビンヤードフォトコンテスト」なのです。

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画像そのものは、平成15年11月とかなり古いものです。この年は、平成23年秋と同様かなり遅く秋終盤まで残暑が続いた年で、ブドウの葉が例年にないほど赤く紅葉した年でした。たまたま剪定作業をされていたご主人が「もう何十年もブドウを作り続けているが、これほどきれいに赤くそまった葉は初めてだ。珍しいので写真に撮って送ってくれ」と言われたのを昨日のように覚えています。

なお、2月23日(土曜)に「余市産ブドウ・ワインふれあいセミナー」が開催され、その席上でフォトコンテストの表彰式がありました。


☆ 秀景ふるさと富士写真コンテスト 佳作「残雪の頃」

富士山を取り巻く県や市町村では,様々な「富士山写真コンテスト」が実施されています。もっとも代表的なのは「冨士忍野フォトグランプリ」でしょうか。かつてはグランプリ=100万円の賞金が出ていましたが、最近は30万円に減額されているようです。こうした写真コンテストの中のひとつに静岡県主催の上記写真コンテストがあります。撮影対象が、全国各地にある〇〇富士と呼ばれる山が対象です。北海道にも蝦夷富士(=羊蹄山)をはじめ各地にあります。

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蝦夷富士、羊蹄山を撮影したものですが、倶知安町富士見町にある十割そばの看板を掲げた蕎麦屋さんの裏手にある遊水地に映り込んだ羊蹄山を撮った一枚です。


☆ 円山動物園フォトコンテスト 入選「ホットスポット見っけ」

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寒い日でした。屋外に飼われているサルたちは少しでも暖気のあるところを探して、体を寄せ合い寒さをしのいでいます。なお、2点応募しましたがどちらが入選しているのか連絡がないため分かりません。もう1点は、鼻水を垂らしたオオカミを撮影したものですが、独断でサルのほうだと決めました。


☆ 家族のスマイルフォトコンテスト スマイル賞「仲良し三兄妹」

HDC(ハウジング・デザイン・センター)神戸が主催する、家族を扱った写真コンテストです。

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孫たち3人兄弟が我が家の横小路や玄関前でボール遊びをし、一休みしたところを撮影しました。この孫たちも成長して、この4月には孫長男が中2、孫長女が小6、孫次女が小4となりました。


☆ 寒い写真コンテスト グランプリ「チャリ、ただいま冷凍保存中」 服部賞「君といれば寒さも…」

京都市に本店を置く寝具関係のメーカー「大東寝具の楽天市場店」アステが開催するフォトコンテストです。2点が上位入賞しました。なおグランプリ商品として「座・きまま」と称するビーズ入りで変形する座椅子型クッションと、かえカバーが3組セット+小物セットでした。娘が早速NETで調べたらしく、5万円相当とか。家内をはじめ孫たちが使っています。

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あるアパートの階段下に置かれた自転車です。物置がないせいか、階段の鉄柱にロックされ冬期間そのまま雪に埋もれたようです。春の訪れとともに三寒四温の日が続き、雨だれが夜間結氷したために氷漬けのチャリンコになってしまったようです。

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こちらは服部賞となった画像です。室蘭市の祝津公園で落日を眺めるカップル。3月とはいえとても寒い日で、男の子の前かがみ気味の姿勢からも寒さが伝わってくると思います。


☆ 札幌ステラプレイス10周年記念「星の写真」コンテスト 佳作「御岳スターの木」

JRタワー札幌ステラプレイスは今年の3月6日で開業10周年となります。なぜ詳しい日まで覚えているかというと、JRタワーオープンの前日、札幌大通近くの勤務先から小樽に帰宅する際に、オープン前日の様子をコンパクトカメラにモノクロフィルムを詰めて撮ったからなんです。1Fのフロアーのあちこちに3月6日オープンの文字が飛び交っておりました。今回のフォトコンでは、星をイメージするものなら何でもOKです。

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東京都青梅市の郊外の御岳山(ミタケサン)の麓、多摩川渓流沿いに生える大きなイチョウの木が一本。その堂々たる枝振りが賞賛されていつからか「御岳スターの木」と呼ばれるようになりました。秋口になると周囲の紅葉が濃くなる中そのイチョウの黄色が映え、観光客が押し寄せます。またこの渓流でラフティングを楽しむ若者たちも絶えません。
なお、余談になりますが、御岳山は「ミタケサン」と読みますが、あの有名な木曽の御嶽山は「オンタケサン」と言います。ところがJR青梅線のここの駅は、「御嶽駅」と書いてミタケ駅と呼びます。ああ、頭が混乱してきました。

主な入選作品を紹介いたしましたが、ここで1〜3月中に写真コンテストの表彰式が2回行われました。その様子も紹介しておきます。

<余市ビンヤードフォトコンテスト>
2月23日余市町公民館で開催された「余市ブドウ・ワインふれあいセミナー」が開催され、余市町長のセミナー開催の挨拶のあと表彰式が行われました。同公民館の1Fスペースに、入賞作品7点がが展示されておりました。

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<札幌トヨタ GO!GO!フォトコンテスト>
このフォトコンテストは、北海道の四季部門は春夏秋冬、季節ごとに実施されていて、またドライブ・笑顔部門は年2回の実施となっています。いずれも創立50周年記念事業ですのでここ2年ほどの期間限定のフォトコンテストのようです。今回の表彰は北海道の四季部門が夏と秋の入賞を、ドライブ・笑顔部門はH24年下期の分が表彰されました。

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札幌トヨタ総務グループ長の挨拶で表彰式が始まり、各部門の入賞作品がプロジェクターで大写しにされます。

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表彰式の後に、今回の審査を担当された旭山動物園専属プロカメラマンの今津秀邦先生から、主な入賞作品について講評がありました。

最後に、今津先生の作品(動物園内の動物たちや街角スナップ)をもとに撮影の狙い撮影方法について30分ほど解説がありました。なお、私の入賞作品は、北海道四季部門・夏で銀賞(題名「ラフティングを楽しむ」)でした。

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<審査担当今津秀邦先生講評>
子供たちが急流下りを楽しんでいるのがストレートに伝わってきます。また水しぶきの動きにも臨場感があります。

東京・横浜散策〜その3

二日目の夕食は、ホテル地下1Fのカフェフローラのイタリアンバイキングということでしたので、一瞬カフェ?と思いあまり期待はしていませんでした。カフェの入り口の案内を見ると、夕食バイキング、お一人様3500円とあります。ウエイターに案内され席に着くと、周りの席のテーブルよりも、ナイフ&フォークの数が多い、不思議に思っていると、この予約席はコース料理も選べるとのこと。結局はコース料理+バイキングという私のいとっては超豪華版の夕食になってしまいました。

店内をよく見てみますと、私たちのテーブルの横壁には幅1mほどのミラープレートがかかっていました。よく見るとACミランとあって、サッカー選手たちのサインが書き込まれています。さらの店内を見回すと右手には、スペインマドリードのプレートがありました。都合5枚ほどのプレートがあります。サッカー界世界の強豪チームのプレートでした。それだけ個々の店が超有名なのでしょうかね。

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ACミランが欧州のどこかの国の強豪チームであることぐらいは知っています。

サッカーにそれほど興味がありません。それよりも夜景の撮影が気になります。そそくさと夕食を済ませ、疲れて歩けないという家内を部屋に残し、カメラ片手に夜の街に飛び出しました。まずは汽車道から赤れんが倉庫群、そして大桟橋へと向かいます。

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ホテルを出るとまず目に付くのが係留されている日本丸。ライトアップされていて貴婦人振りの一端がうかがえます。

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海岸沿いを遊歩道のある汽車道に向かいます。手前のボートと観覧車をからめてパシャリ。

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明治時代に使われた橋やレールが利用されています。この辺りは若者たちのデートコースです。

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しばらくこの汽車道を進むと赤れんが倉庫群の前の出ます。明治の終わりころ倉庫として作られましたが、その後廃墟のような状況でしたが、平成13−4年ころから改装されて、ショップや飲食店が入居して、一大観光スポットとなりました。倉庫の中には入らず、先を急ぎます。

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赤れんが倉庫群を過ぎたころから前方にベイブリッジが見えてきました。夜間毎時00分から5分間だけ橋が青くライトアップされるのですが、まさにライトアップされている最中。

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このオブジェもよく見かけます。

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大桟橋の中は一部青いランプで、宇宙に迷い出たような不思議な感覚に陥ります。

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大桟橋からみなとみらい方面を望むと、この日は強風で波が荒く海面への映り込みが全くなく、期待外れに終わってしまいました。

この日は結構風が強く、街中の立て看板が吹き飛ばされることもありました。夜間ではっきり確認はできませんが港内の海面もかなり波立っているようです。これでは海面に映り込む夜景の撮影は無理のようです。そこでホテルの戻るべく、大桟橋を出てみなとみらい線の日本大通り駅に向かいます。途中で珍しいものに出会いました。三輪バイクが、見事にLEDライトに飾られていて、今まさに、バイク店の店先から出発しようとしているところでした。

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二組のバイクが同じように飾り立てられています。聞くと小遣い全部車につぎ込んで、家内に敷かれていますと、後部座席に乗っている奥さんが笑っていました。

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爆音を残してぎらぎらのバイクが出ていきました。

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ホテルに戻り、撮った一枚。

さてホテルに戻り、一風呂浴びて寝ることにします。ただ外はかなりの強風が吹いているようで、窓ガラスも音を立てています。その音に朝の4時頃目が覚めてしまいました。高層ビルということもあるのでしょうか、あるいはTV放送では強風の注意予報が出ていましたが…ともあれ窓からのぞくと、これまた美しい夜景が目に飛び込んできました。小型三脚を使って、小1時間も撮影に熱中してしまいました。

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汽車道が美しい軌跡を見せている。

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午前4時、まだ真っ暗な中なのに、街は動き出している。

再度一眠りして午前8時頃に目覚めました。TVでは昨夜の強風についての報道がされていて、市内の街路樹が倒壊して、停車中のタクシーを直撃したといっておりました。なお、朝食は70Fのレストランでバイキングでした。窓際のテーブルが満席で、奥に案内されたので、外の景色は見えませんでした。これまでのお土産品等を段ボールに詰めホテルから自宅あて発送してもらい、9時ごろには身軽になってチェックアウトしました。それでもキャリングケースとカメラバッグをみなとみらい駅のコインロッカーに預けます。まずは中華街へと向かいます。

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みなとみらい線の終点・元町中華街駅からは徒歩5分ほどで中華街へ。あちこちの店で「食べ放題・150数種類」の看板が見られます。値段も1500円台から2300円ほどで。リーズナブルかと。

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ブタまんを食べ歩く人もちらほら。

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こっちを見てください!といったわけではありませんが…立ち食いする娘さんたち、中華街ではこれが普通。

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おおっ、これまたナウい!

家内は孫たちへのお土産を物色、横浜勤務の折(昭和の終わりころ2年間)よく食事に入った「聘珍樓(ヘイチンロウ)」でお土産を調達したようです。ここの肉まん、餡まんはとても美味しくて、宅配・通販で求めるよりサイズが一回り大きいとか。さて次は、横浜から小樽に里帰りする際再三お土産として持ち帰った、「かをり」のレーズンサンドを求めに日本大通りへと向かいます。横浜在勤の折に、地元の職員からよく聞かされたものでした。かをりのレーズンサンド馬車道十番館のビスカウトが横浜を代表する銘菓であると。

さてこれでお土産の心配は全くなくなりました。あとは観光めぐりですが、いかんせん夫婦ともに老齢、こう歩きづめでは腰がもちません。娘に進められていたカップヌードル博物館へと向かいます。

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歴代のインスタントラーメン、カップヌードルが展示されています。

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試食コーナーもありますが、さすが横浜まで来てカップヌードルは…

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3Fのテラスでは横浜港を眺めながらだべっている。

昼近くになりましたが、とにかく疲れてしまい、ゆっくり休めるところということで、みなとみらい駅のあるクィーンズスクエアで昼食を取りました。その後みなとみらい線で横浜に出て、京急電鉄で羽田空港に向かいました。

最後に六本木ヒルズ53Fで行われていた会田誠展と羽田空港のロビーで行われていた細川がラシャ展について照会しておきます。会田誠展については事前に何の知識も持っておりませんでした。たまたま東京シティビューの入場券に53Fで 展覧会「天才でごめんなさい 」と題して行われているとみて、入ったにすぎません。大きな部屋一面に絵画、アクリル絵、屏風絵あるいはダンボールを加工した工作物が大量に展示されていました。中には文庫本のページに色彩が施され数千枚のページが高さ10数mにも張られていたり、とにかく度肝を抜かれました。一部を除いて撮影禁止ですので、ご紹介できませんが、興味のある方は「会田誠展 天才でごめんなさい」を検索してみてください。

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唯一写真撮影OKの作品「考えない人」(Creative Commons License Rulesに従って表示しております)
台座を含め5mほどの高さで、金色のう○この上に座っているように見えました。

一方細川がラシャ展は、羽田空港出発ロビーの右最奥で遺品や掛け軸等が数点展示されています。ご存じの通りがラシャは、戦国大名細川忠興の妻でもありますが、逆臣明智光秀の三女でもあったことから、本能寺の変後、領内に幽閉される身ともなりました。そのごゆうへいはとかれたものの、キリスト教に帰依し、Garaciaと名乗りました。1600年天下分け目の関ヶ原の戦い直前に、細川家が東軍に組みしたために、大阪城下で細川家を守っていたGaraciaは、石田三成の軍勢に敗れ37歳でその生を閉じました。

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館内は撮影OKですが、展示物も少なく、入り口正面の絵の方がわかりやすい。

新しいスキャナーを購入しました

10年ほど前に購入したスキャナーがついにダウン。フィルムのスキャンが出来なくなってしまいました。そこで思い切って新しいスキャナーを買ったのです。スキャナーには、(1)フィルムだけを専門に取り込むスキャナーと、(2)コピーを兼ねたり、写真を取り込む機能も兼ねたスキャナーもあります。さらには(3)プリンタとスキャナーが一緒になったタイプもあります。

私が持っていたのは、2番目のタイプで、フラットヘッドと呼ばれるタイプです。10年ほど前に購入したのはCANON製の5200Fと呼ばれるスキャナーで、最高解像度が2400dpi、35mm判フィルムのみ取り込むスキャナーで、セミ判(6×4.5?)や6×6判などのブロニーフィルムは取り込みが出来ませんでした。価格的にも2万余円と、中級機でしたが…。ところが昨年1月にPCをWindows7に切り替えたとき、5200Fの対応ソフトがなくて(アップデートされていない)、インスツール出来ず、やむなく古いPC(WindowsXP)でデーターを取り込んでいました。その5200Fも寿命が尽きたのか電源が入らなくなって、ただのゴミと化してしまいました。

新しいスキャナーは、CANO SCAN9600F Mark2と言い、キャノン製品のフラグシップ機であるMark2のネーム入りです。3月14日に新発売された製品ですが、価格ドットコムで最安値を見ると、なんと23000円台で購入できることがわかり、即購入しました。

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梱包用外函を写しました。

主な仕様・スペックは下記のとおりです。

35mmフィルム スリーブ(6コマ)、マウント
ブロニーフィルム スリーブ(セミ判、6×6判、6×9判ほか)

スキャンスピード
35mmネガ 9600dpi 6分10秒  1200dpi 18秒
35mmポジ 9600dpi 2分10秒 1200dpi 10秒
L判カラー写真  4秒
A4判カラー文書 7秒 

実際には35mmフィルムを最高解像度の9600dpiで取り込むことはなさそうです。ワンカット取りこんでデジタルデータ化すると、約800〜900MBとなってしまいます。1画像で1GBに近いデーターは、明らかにオーバースペック。PCがパンクしてしまいます。ということで今回は取り込んだ画像をもとにブログを書いてみました。5200Fと9600FMark2との画像比較や、数十年前のフィルムから出てきた画像を交えて見ていきます。


(1) スキャナー両機比較

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5200F機による35mmポジフィルムの取り込み(出力2400dpi)。画像は平成11年ころ小樽マイカル(現WingBay)に出店した石原プロワールドの受付嬢を撮影したものです。5200F機は赤い部分が多いと、全体に紫っぽいモヤがかかったようになります。解像度2400dpiですが、画像中心部を拡大してみると(拡大率200%)…

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かなりシャープさが落ちています。チラシの文字は解読不能です。

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9600F機による取り込み(出力2400dpi)。上の画像との差は歴然です。

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200%に拡大した画像ですが、チラシの文字も割と鮮明に読み取れます。

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5200F機による35mmネガカラーフィルムの取り込みです。

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9600F機による35mmフィルムの取り込みです。上のカットは小樽雪あかりのフォトコンテストで「ぬくもり賞」となり、原版を主催者に渡したために、上のスキャナーで取り込んだ画像しか残っていません。したがって、下の画像はコマ番号が隣のカットになっています。両カットともに、スキャナーで取り込み後ソフトで調整しています。ソフトで調整後は両機に大差は見られません。


(2) 大判フィルムの取り込み

スキャナー比較はこれくらいとして、5200Fでは取り込めなかったブロニー判フィルムが、9600Fで取り込めるようになったが最大のメリットです。中学生、高校生時代にオヤジのカメラ(パール2型、セミ判)を借り出して撮ったフィルムがデジタル化でよみがえりました。ここではセミ判、6×6判、6×9判を取り上げます。

9600F機では、セミ判、6×6判、6×9判の判断は機器が自動で行います。手動で出来ないのが残念ですが、自動判別するために、珍現象が起きることもあります。それは後で述べるとして、セミ判から見てみましょう。

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中学校3年生頃の遠足の時のカットです。新十津川町との間の尾白利加(おしらりか)川にかかるつり橋で撮影。

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コマの間が重なったために、機械は6×9判と判断したようです。中学3年の時の修学旅行で十和田奥入瀬をまわったとき撮影。

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ロシア製の二眼レフカメラ「LUBITEL」で、平成7年に撮影した画像。現役時代青森支店から釧路支店に転勤し、単身赴任していた頃の画像です。当時住宅が鶴ヶ岱にあって、広い一戸建ての住宅を手に余していたことを思い出しました。また前年の平成6年10月に、根室沖を震源とするマグニチュード8.2の最大級の東方沖地震が発生し、釧路根室に大きな被害が出ました。

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昭和11年製の六桜社(のちのコニカ)リリー(6×9判)によるカット。ポジフィルムによる。リリーについては、2010.12.25日付ブログ「コニカという名のカメラたち〜その2」に詳しく述べております。

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上と同じ。ネガフィルムによる。

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オリンパスペンのようなハーフサイズのフィルムでは、二カット同時に取り込んでしまいます。画像は昭和50年代の東京競馬場のパドックです。

ちなみにこれら以外のフィルムの取り込みはどうであろうか、という疑問がわいてきます。文書やカラー写真が取り込めるのですから、フィルムガイドレールから外れたサイズでも取り込めると思うのは当然です。ちなみにベスト判(4×4cm)で試した見ましたが、取り込みOKでした。それでは110判は?これはポケットサイズのカメラのフィルムです。もちろんデジタルデータ化できました。

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110判のフィルム1ピースまま取り込みましたが、ここでは半分にカットして例示しました。昭和50年ころの画像で、カメラはAGFA110です。右端の画像は私自身で当時30歳台前半の頃でした。


<昭和30年代初めの頃〜オヤジのパール2型を持ち出して>

私が中学、高校の頃にパール2型カメラで撮影した画像がたくさん出てきました。そのほとんどはモノクロ画像ですが、取り込んでみると当時の記憶がよみがえってきます。ここで最後に何カットか紹介します。

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中学3年3月の卒業式後の謝恩会にて。当時はカメラが大流行し学校に持ってくる子も多かった。

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同級生たち。このカットは、当時現像プリントしてくれた地元の写真屋さんに、いいカットで、友達の表情が生き生きしている、とほめられました。

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なぜか、放課後に弁当を食べている…。思い出せません。

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中学校の校庭で、友人にシャッターを切ってもらった一枚。3年生の夏でした。今は珍しくなった木のサンダルを履いて自転車で通学していたことを思い出しました。

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この美人は?友達でも恋人でもありません。写真屋のオヤジさんに誘われて、生まれて初めてモデル撮影会に参加しました。今見ると、モデルの前が空きが少なくて窮屈な感じがしますね。

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モデル撮影会のカット。昭和33年ころだったと思います。地元雨竜町神社の境内でした。

機会があれば、高校生、大学生のころの写真も取り上げてみたいと思います。  

冬の情景Part4〜in Hokkaidou(モノクロ編)

前回はPart3として、モノクロによる小樽の冬の情景を取り上げましたが(2013.1.16「冬の情景inOTARU)、今回はエリアを広げて北海道の冬の情景を取り上げてみたいと思います。と言っても全道あちこち雪景色を撮りに歩いたわけではありません。後志管内、札幌市内と昔勤務したことのある釧路等が中心になります。出来る限りフィルムカメラで撮影したモノクロフィルの画像を中心としますが、一部デジタル画像をモノクロ変換したものも含みます。もっともよく出かける後志管内はニセコ・洋蹄山麓の画像から紹介します。


(1) ニセコ・洋蹄山麓

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夜明け直後でニセコ連峰の山の頂付近に朝日が当たりました。

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同じく方向を変えてみると、雲の隙間から朝日が差し込んでいます。

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山の斜面に木々の影が出来ました。

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湯元温泉・雪秩父温泉旅館の源泉付近で撮影。緩やかなうねりの一部に小さな木が、自己主張しているようにも見えます。

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二本のサクランボの木と羊蹄山が見えるニセコ曽我地区の撮影スポットです。午前7時過ぎ羊蹄の裾から陽が上がってきました。気温−15度でした。

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道道393号線線終点付近の撮影スポットです。

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ニセコのスキー場近くのラーメン屋で出会ったオージー(オーストラリア人)たち。気楽に写真に納まってくれました。この店のお客の6−7割がオージーたちでした。


(2) 札幌・石狩・近郊

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平成15年3月5日、JRタワー・ステラプレイスのオープンを翌日に控えた5日の午後5時過ぎに撮影しました。当時札幌に勤務しており、いつも鞄にコンパクトカメラを忍ばせ行き帰りに撮影して歩いたものです。ISO400のモノクロフィルムを詰めており、ぶれないように左側のガラス戸に体を押しつけて数枚撮ったうちの1枚です。

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雪にまみれながら通勤していた頃が懐かしくなります。

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みぞれ交じりの雨模様の夕方でした。

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滝野霊園にはなぜかモアイ像がたくさん並んでいる…

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初冬の頃、手稲駅から石狩花畔(バンナグロ)に抜ける道道石狩手稲線の脇にはこのような農村風景がたくさん残っています。

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石狩川郊外では、−15度を下回る日には樹氷の花が咲きます。

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樹氷はモノクロで撮影してもきれいですね。

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栗山町のパラダイスヒルズ温泉の近くで撮影しました。内陸なので真冬は−20度近くまで下がり、樹氷が見られます。

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同じくパラダイスヒルズの近くで撮影。歩くとキュッ、キュッと音が出ます。

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風景だけではなく冬の人物も取り上げてみました。カクマキなんて、TVドラマ「おしん」か、「新十津川物語」でしか見たことがない方も多いのではないでしょうか。この画像は開拓の村モデル撮影会の時のものです。

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もう一枚、モデル撮影会の画像です。一般的には視線の前にスペースを持ってくるのですが、この場合は、前方がごちゃごちゃしているのであえて後方にスペースを取ってみました。この画像決定的な致命傷が…モデルが7分袖の下着をつけていることです。


(3) 美瑛・富良野・旭岳

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旭岳の風紋、山岳用語ではシュカブラという。

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マイルドセブンの丘は冬期間は積雪で近寄ることが出来ません。

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日没近くまで粘って防風林の奥に日が落ちるのを撮りました。

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美瑛美望橋付近。


(4) 道東

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釧路市内のぬさまい公園から、幣舞橋、フィッシャーマンズワーフを見たものです。釧路は雪はあまり降りませんが、いったん降るとそれがガチンガチンに凍ってしまいます。

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細岡展望台付近の釧路川。河畔の樹木に樹氷が付きそれが朝日に照らされています。カラーで見るとまるで真冬の桜に見えます。

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屈斜路湖を津別峠手前の展望台から見ると、結氷した湖面に風紋が広がっている。

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十勝ばれの日、豊頃のハルニレの樹の近くの堰堤をダンプカーが走る。


(5) その他

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私の生まれた雨竜町の江竜橋付近のハサギ(昔は刈り取った稲を木と木の間に渡した丸太にかけて天日干ししました、それらの木々をハサギと言います)。

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長万部の海岸から内浦湾越しに駒ヶ岳が見えます。

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大沼から見る冠雪した駒ヶ岳。

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冬の積丹の浜辺、夏の積丹ブルーの穏やかさとは打って変わって、荒れ狂う。



イヌの散歩道〜水天宮編

毎朝犬を連れて30分ほど自宅周辺を散歩するのが日課になっています。私の大反対を押し切って、我が家にイヌがやって来たのが平成17年ころ。メタボ防止だ、健康にいいという家内の甘言に騙されて、もう8年近くもイヌの散歩に付き合っています。最初の内は自宅から北運河近くまで片道2km弱を往復していましたが、さすがに小型犬のパピヨンにはきつい散歩だったようで、家に戻るとバタンキュー。とろとろ歩きではメタボ解消にほど遠く、いつしか距離が短縮、メルヘン交差点、入船ガード下、双葉高校横、JR南樽駅、自宅というコース(JR南樽駅コース「2013.1.24イヌの散歩道」)になってしまいました。距離にして1km弱を30分ほどかけて、回っています。

4月も中旬となると、雪解けも進み春らしくなってきました。道の片隅にはクロッカスが咲き始め、水仙のつぼみも日に日に膨らんでいます。気持ちの良い気候に誘われて、普段とは違うコースに行ってみることにします。雪が降る前には時々イヌの散歩に行っていた水天宮コースです。冬期間は道路が雪に埋もれとても登ることが出来ません。雪が解けたので登れそうだということで向かってみました。

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自宅を出ると、ところどころ残雪の山。

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メルヘン広場の交差点を渡ります。中国人の団体がオルゴール工房に向かうようです。

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メルヘン広場の「銀の鐘」の店員さんにじゃれついてしまいました。家にもいるんですよ…としばし歓談。

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堺町郵便局の横小路、銀の鐘の流氷館の前を通ります。

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今は閉校となったデザイン専門学校の横を回ると、目の前に水天宮の急坂が現れます。写真にすると勾配がわかりませんが結構きつい坂なんです。

この坂は途中からあまりにも急なために階段状になっていて、車が通りぬけることが出来ません。冬期間は、市の除排雪が入らず、坂の両端の住民による除雪に頼っています。景観は海が見えていいのですが、住環境としては、とてもお年寄りに優しいとはいえません。そういうこともあってか、坂の途中には廃屋があちこちに見られます。

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坂の途中にクロッカスが咲いていました。

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駐車場の一角にフキノトウが顔を出していました。なお、道産子には、フキノトウを食べる習慣がありません。内地では珍味も、ここではただの野草。

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アジサイがドライフラワーになっています。この画像の右手も空地。

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坂の途中の廃屋。数年間このまま放置されています。

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この辺りはまだ車で登れます。手前の屋根に飾り(雪止め)のある建物の「破風」を見てください。奥の2F建は別棟です。手間の家には1棟で3つの破風がありますが、最奥の破風(玄関)はべニアでふさがれています。何か不思議な感じがして撮ってみました。

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坂の半分近く来たでしょうか、右手に見える建物2棟空き家です。この辺りの斜度は30度ほどあります。左側の石垣の敷地もほとんど平地で荒れ放題です。

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空き家になって10年ほどでしょうか、周囲の樹木が伸び放題。

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石段の隙間からフキノトウが顔を出しています。

途中何度も休憩を取りながらやっと石段を登り切りました。なお、水天宮は標高53mほどあります。水天宮に至る道路は大きく分けて三つあります(2010年9月22日付「小樽は坂の街」参照)。一つは今登って来た道で(相生町の坂)、メルヘン広場や入舟町の道路に通じる道です。もう一つは境内から海側に降りる外人坂です。この坂は相生町の坂よりも、さらに急坂で斜度40度近いのではないでしょうか。夏場でも上から見ると、転げ落ちそうで怖くなります。もちろん冬場は足跡さえ見られません。

もう一つの路は花園町からくる道ですが、鳥居をくぐると30段ほどの石段となっています。となると水天宮には車で来ることはできないのか、という疑問がわきますが、ご心配無用。細いながらも道があります。ひとつは、旧堺町小学校前、旧板谷邸前から観光街の堺町通りに出る道(ただし冬期間は通行止め)。もう一つは堺町小学校近くから山田町に抜ける道です。いずれにしても、この水天宮というのは交通の不便なところに立地しています。話がずれましたが…

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やっと境内に着きました。

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境内の芝生の部分にはまだまだ雪が残っています。

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境内から外人坂を見ると雪がかなり残っていて、降りられそうもありません。

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この境内は港の眺めがとてもよく、小樽市指定の眺望展望台となっています。新潟行きのフェリーが午前10時半の出港を待っています。

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また雪に埋もれた境内の片隅には石川啄木が、小樽を歌った碑がたっています。「悲しきは 小樽の町よ 歌うことなき人々の 声の荒さよ」小樽は貿易で栄えた町で、啄木が小樽の新聞記者をしていた時代は、はしけの沖中師たちが活躍していた時代です。自然大声を張り上げあららしい言葉が飛び交っていたと思います。繊細な啄木にはなじめない言葉だったのかもしれません。

(注) 石川啄木は明治40年9月来樽、小樽日報社に勤務、後の童謡詩人・野口雨情とともに記事を執筆するも上司と対立。2か月余で退社。釧路新聞社に勤務するも、ここでも上司と対立して3か月余で退社。その後函館でも長続きせず東京に向かう。(Wikipediaによる)

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本文中のカラー写真は、4月12日撮影、CASIO EXILIM Z3000による。モノクロ画像は、4月14日撮影、LUMIX DMC TZ30による。

旭岳・美瑛を回る〜その1

4月の5日〜6日に、フォートピアのメンバー5人で、旭岳・美瑛の写真撮影に1泊どまりで行ってきました。旭岳の撮影については、昨年9月26日〜27日に晩秋の旭岳を撮影後に、冬の撮影も行うべく決めておりました。ところが2月上旬以降、二日と晴れマークの続く日がなくて、延び延びになってしまっていました。4月に入って、やっと快晴の日がやって来たというわけです。

早朝6時に小樽を出て、札樽道・道央自動車道で旭川に向かいます。旭岳のロープウエーの始発が午前9時のため、始発に間に合わせるべく先を急ぎます。駐車場に到着したのが始発の10分前。カメラ機材にスノーシューを携えて急いで乗車券売り場会に向かいます。この時期ボーダーやスキーヤーがかなり行列していました。往復1800円の乗車券を購入し、急ぎロープウエーに乗り込みます。終点の姿見駅までは10分。斜面は前日の滑った跡でしょうか、シュプールがあちこちで見られます。

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ボードやスキーを持った方が多く乗り込みました。

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山肌には滑った跡が残っていました。

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メタリックなゴーグルに周囲が映り込んでいます。撮影した私も右端に居ります。

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ロープウエーを降りると、白銀の世界。まずは噴煙を上げる旭岳をバックに記念写真を撮る人たち。

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ボーダーやスキーヤーたちは右手のコースに向かうようです。コースが決められていて、コース外の滑降は禁止されています。

さて我々は、ここでスノーシューをつけて旭岳の噴気孔を目指します。雪のない時期には散策コースが指定されていて、コース外を歩くことは禁止されています。しかし冬場は全面真っ白の、多分数mの積雪ですので、どこを歩こうが自由です。もちろん滑落などの危険が全くないわけではありませんが、そこは自己責任です。すでに写友のS氏とY氏は噴気孔目指して直進しています。姿見の池の展望台を目指します。残りの写友O氏とN氏は、体力的に自信がないということで、抜からない程度の周辺撮影にとどめるということです。

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カンジキならぬスノーシューを履いて…、ありゃっ、左右反対に履いてしまったようだ。でも歩行に支障がないので、このまま進みます。

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写友二人はもうかなり先まで進んでいます。

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私は、彼らとは300mほど離れた右手の路を進みます。前方に小さく見えるのが姿見の展望台。なお、姿見というのは、この展望台と噴気孔の間に池があって、その池に旭岳の姿が映ることからそう呼ばれています。

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途中で振り返ってみると、ロープウエーの姿見の駅から次々と上がってくる人たちが見えます。

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スタートしてから小一時間も経過したでしょうか、やっと姿見の展望台に到着です。残念ながら姿見の池は雪に覆われて姿を見せていません。

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シンボルタワーの鐘は、上部にわずか雪が付着している程度です。気温も結構高いようで、ジャケットが必要ないくらいです。

ここ姿見の展望台から手前の噴気孔までは400〜500mくらいです。写友たちはと見ると…、なんと途中のクレパスのようなところで盛んに写真を撮っています。何か良いオブジェでも見つけたのでしょうか、帰りに寄ってみることにします。この展望台で20分ほど休んで、噴気孔に向かいます。

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最初の噴気孔のあたりにはすでに写真を撮っている人がおります。

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風紋を探しましたがほとんど見当たりません。ここ数日穏やかな天気が続いたのでしょうか。噴気孔に向かう途中にわずかに風紋、雪紋がありました。遠方に頂上を目指す方が2〜3人見えます。

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噴気孔から黙々と水蒸気が噴き出しています。写友二人とここで合流です。

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しばし噴煙を撮影していると、外人のカップルがやってきました。ここはチャンスと、ブロークンイングリッシュでモデルをお願いすると、OKとのこと。写友3人でしばしパチリ、パチリ。彼らはスノーボーダーで、これからガイドとともに、ボード担いで、山頂付近まで上るとのこと。

われらは最初の噴気孔でかなり撮影しましたが、さらに奥の噴気孔を目指します。

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あれれ、S氏はスノーシューをザックにぶら下げたままだ。それほど抜からないので、履くのが面倒だとのこと。

手前の噴気孔と奥の噴気孔の中間あたりまで行きましたが、大差がないので引き上げることにします。彼らは姿見の展望台を目指し、私は彼らが来た道を引き返します。

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最初の噴気孔から吹きあがる煙越しに富良野岳が見えます。

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写友二人は姿見の展望台方面に向かい、私はクレパス(もどき)に向かいます。

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写友二人が長時間撮影していたのがここ。右上に足跡が見える。う〜ん、どう見てもただの穴のようにしか見えないが…

さて十分撮影したので姿見の駅に戻ります。噴気孔には行かなかった二人は休憩所で待っておりました。ロープウエーの乗降客を狙ってスナップ写真を撮っていたとのこと。スキーウエアーがカラフルで、よい写真が撮れたとホクホク顔でした。

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なるほど窓のツララ越しに、カラフルな団体が通り過ぎてゆきます。

ロープウエーが到着するたびに、カラフルなウェアーを着用したボーダー・スキーヤーが通り過ぎてゆきます。ある団体は旭岳をバックに記念写真を撮ったり、愉快なポーズをつけて撮ったりと、見ているだけで楽しくなります。そうこうしているうちに写友全員がそろい、下りのロープウエーで下山します。降りる間も盛んにシャッター切っています。

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滑降コースの途中に、小山があって、記念写真を撮っているようでした。

駐車場に戻ると12時半でした。走行中の車内で昼食を済ませ、美瑛に向かいます。この快晴の天気なら何かいい写真が撮れそうな予感がします。道道212号線・213号線に沿って、ぜるぶの丘やケンとメリーの木のある北美瑛に向かいます。この道道は、美瑛町、東川町、東神楽町が入り組んでいて、撮影地の指定に戸惑います。こういう時はJSP機能付きコンデジが役に立ちます。Y氏が盛んにコンデジで位置を確認しています。

212号線と213号線がクロスするあたりで、大量のこいのぼりが舞っているのを発見しました。明徳小・中学校の校庭一杯に翻っています。早速下車し、校舎内いた先生方に挨拶して撮影に取り掛かります。始業式(多分週明けの8日から)が始まっていませんので、子供たちの姿が見えないのは残念ですが、これだけの数のこいのぼりは、写真以外では見たことがありません。

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バックの雑木林が…、山の中の学校ですので周囲はみな同じ。

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道路わきのカーブミラーにも映り込んでいました。ついでに私も右下に映り込んでいます。

晩冬の美瑛の丘については次々回取り上げます。

水芭蕉の咲くころ

4月も中旬になると、さすが冬の間猛威を振るった雪もあっという間に溶けだして、今は日陰にわずかを残すだけとなりました。我が家の横小路にある花壇にも、枯れ草を押し分けてクロッカスが咲きました。そのそばでは、水仙やチューリップの蕾も日増しに大きくなり始めました。あと数日で花が咲きそうです。

そしてこの時期に話題になるのが水芭蕉の開花です。内地では尾瀬にまで行かないとみられない水芭蕉も、北海道では湿地であればどこででも見られます。小樽市内では、長橋の苗穂公園や市内から塩谷・仁木町に抜ける伍助沢通りに群生しています。また小樽から赤井川村のキロロに向かう国道393号線(メープル街道)の両側には、あちこちに水芭蕉の群生が見られます。道産子にとってはありふれた光景なので、あえて下車してみる人もおりません。

とはいえFacebook上でも水芭蕉開花の話が出ています。先週の土曜日(20日)久しぶりの好天に誘われ、一番下の孫娘(小4、綺里Akari)をつれて苗穂公園に行ってきました。この時期苗穂公園では水芭蕉のほか、ザゼンソウも見られます。運が良ければ、エゾリスやアカゲラを見ることもできます。

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公園の中央を南北に走る遊歩道は、まだまだ雪が多く、そのうえ雪解け水があふれて、泥だらけです。

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駐車場から200mほど北に進むと、最初の水芭蕉の群生地があります。孫娘が盛んにシャッターを切っています。夢中になって、そのうち水たまりの中に…、おっといけない水の流れの中は立ち入り禁止のはず…、あれ、周囲に張ってあったロープが雪の下に埋もれている。

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孫娘Akariの作品1 水の流れも写し込んだよとのこと。ふむふむ、確かにさざ波が…

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周囲が汚いのでどうしてもクローズアップになってしまいます。

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センターフォーカスフィルターで周囲をボカして撮影。

さてさらに遊歩道のぬかるみに足を取られながらも先に進みます。いつもであれば、エゾリスが切り株のあたりに、クルミを食べに来るのですが、もうすでに食事を終えたのか、見当たりません。スズメほどの小さい小鳥で、白黒模様の日雀(ヒガラ)でしょうか、盛んに古木のえさ場に舞い降りてきては餌を探しています。遊歩道の脇の古木の枝を切り落とした部分に、散策に訪れるれる人たちがどんぐりやクルミ、ヒマワリの種などを置いて行きます。自然とそこが餌場となって、小動物たちがやってきます。

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日雀?が餌場にやってきました。割と人なれしていて、ときには人の手のひらから餌をついばむこともあります。

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Akariがオタマジャクシを見つけたようです。カメラの先には…オタマジャクシの卵の中に白っぽいどんぐりが一個落ちています。

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Akari作品2 真ん中の白っぽいのは何かの木の実のようです。

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途中休憩タイム。あともう少しでザゼンソウの群生地に着きます。

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雪解け水が小さな水たまりとなり、さらに小川となって下流(公園正面口)に注いでいきます。その水たまり周辺にザゼンソウが群生しています。

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ザゼンソウにカメラを向ける。

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Akariの作品3 上記の位置からの撮影はピンボケのため、別位置からの作品。

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水芭蕉もそうですが、このザゼンソウも周囲に枯れ枝や腐敗した枯れ葉等が散らばっていて、ストレートに撮影すると汚れの多い画像になってしまいます。ここではセンターフォーカスフィルターで周囲をぼかしてみました。

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同じく周囲をボカかして撮影。

このザゼンソウの群生地は、苗穂公園の北側出口に近いところにあります。出口からさらに500mほど進んで右手に曲がると、澤地があります。その澤地が水芭蕉の群生地になっています。澤地の手前が雪捨て場になっていたのか、残雪が山のようになっていました。その小山を越えて、枯れ枝をかき分け進むと、一面の水芭蕉です。

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水芭蕉全部が画面に入らないといって、後ずさりする孫娘。

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CASIOのコンデジでパノラマ撮影。上の画像(CANON EOS40D画像調整なし)と水芭蕉の緑の葉を比べると、CASIOの画像の発色が地味なことがわかります。

水芭蕉がこれだけ群生していても、どうしても湿地の中が枯れ木や腐敗した枯れ葉が多く、また水芭蕉そのものも、葉や額の一部に腐敗したような痕跡が多く、きれいな写真が撮れません。汚れをオブラートに包むように、ソフトフィルターをかけたり、モノクロで撮影したり工夫してはいますが…毎回同じような写真になってしまいます。さて水芭蕉については十分撮影したので、途中の景色を撮影しながら駐車場に戻ることにします。

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アジサイに似たドライフラワーがあちこちに落ちています。公園の管理センターで確認すると、このドライフラワーは、「蔓アジサイ」だそうです。大きな木に寄生する蔓に額アジサイと同じような花が咲き、冬の間も腐敗せずに雪の下でドライフラワーとなっています。

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古木の切り株に生えていた苔を、クローズアップで撮影。

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日陰の小川をバックに照らし出された笹の葉。

孫娘は、途中で拾った松ぼっくりやクルミなどを大事そうに抱えています。どうするのと聞くと、ばあちゃんへのお土産だとか。う〜ん…

旭岳・美瑛を回る〜その2

旭岳を降りて美瑛方面に向かう途中、東神楽町と美瑛町の境界近くにある美瑛町立明徳小中学校の校庭に、こいのぼりが多数泳いでいるところまで、前回(4月22日付ブログ)は紹介しました。ここから道道213号線を美瑛方面に進むと、車で10分ほどで北美瑛駅に着きます。ここから国道237号線を南下すると、右手にぜるぶの丘が見えます。その先を右折すると、日産スカイラインのCMで一躍有名になった「ケンとメリーの木」があります。さらに北瑛方面を進み北瑛小学校で左折すると、そこは有名なパッチワークの丘になります。

残念ながら、今の時期は丘は雪で覆われています。シーズンオフということもあって車で行きかう観光客も少なく、ところによっては除雪されていない道路(農道)もあって、何度か行き止まりに突き当たったこともあります。そうした中でも今の時期でなければ見られないのが、融雪剤の散布です。農家の方々が、早く雪を溶かし、大地を耕すべく、黒い融雪剤をまいたために、真っ白い雪の丘に、幾何学模様があちこちで見られるのです。

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奥に見えるのが、パッチワークの丘を代表する「親子の木」です。

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このあたりでは、あちこちでこのような融雪剤散布の跡が見られます。さらにいい景色がないかと、パッチワークの丘を駆け回りました。

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WBの色温度を変えてみました。

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色温度を変えるとまた一味違った雰囲気になります。

パッチワークの丘で十分撮った後は、いったん「北西の丘展望台」に向かいます。この展望台の傍に、美瑛を代表する写真家の菊地晴夫さんや阿部俊一さんの写真ギャラリーがあります。ただ冬期間観光客の少ない今の時期は閉鎖されています。なお、北西の丘展望台は三角屋根のユニークな展望台で、美瑛を訪れた方なら一度は来たことがあるのではないでしょうか。さてさらにマイルドセブンの丘に向かいますが、シーズン中は観光客でにぎわうここも、冬期間は除排雪がされておらず、もう一つのマイルドセブンの丘に向かいます。

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ちょうど午後3時、光線の具合が今一つ。ちょうど昼ごろ来ると中央の林の後ろに太陽があって、逆光になります。林の影が手前に長く伸びるんですが…

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それならばと目先を変えて…

逆光になる位置まで移動しよう雪原に踏み出しますが、ずぼっと膝あたりまで埋まってしまいます。改めてスノーシュを取り出して移動するのも面倒です。それまで、時折うす雲がかかっていたのが、雲がだんだんと厚くなってきて、メリハリにかけてきました。天候が回復する兆しも見えないところから、本日の宿泊予定地旭川市内に戻ることにしました。

天気予報では今日一日(4月5日金曜)は快晴の予定で、明日(6日土曜)から荒れ模様になるということでした。6日はホテルを午前5時に出て、美瑛の丘で朝日を撮ることにします。午前5時にホテルを出たのはいいのですが、ところどころ厚い雲に覆われ、朝日の撮影も怪しくなってきました。美瑛に着く前に陽が上がり始めました。

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午前5時の旭川駅前通り。中央奥が旭川駅。この時間通行人はいない。

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JR富良野線と国道237号線(通称富良野国道)が並行して走る西神楽あたりで朝日が昇り始めました。あわてて背景の良いところを探すが…朝日はどんどん高くなる…

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朝日はどんどん高くなって赤い色が薄れていく。田んぼは一面結氷している。気温は氷点下5度前後らしい。

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田んぼの水たまりは結氷していて氷の筋が出来ている。

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国道の反対側には妙な建物が…中央1Fの屋根のひさしに風見鶏が、表札の位置には鹿の角が、右横には一見アメリカン風のガソリン給油機が、そして左手の建物は手作り風で…はてな、なんだろうと思って右端の青い薄れた看板を見ると、「CAFE」とありました。ドライブインのようでした。

さて美瑛の町に入り、まずは福富の「CMで有名な赤い屋根の家」に向かい、そのあと水沢ダム、千代田の丘に向かう予定です。福富の赤い家も千代田の丘も光線所歌が悪く数カット撮って水沢ダムに向かいましたが、ここも全面雪に覆われ絵になりません。

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赤い屋根に日が当たればいいのですが…

<参考> 秋口に撮影したCMで有名な赤屋根の家
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この年は手前の畑が豆でしたが、トウモロコシやジャガイモなどその年によって違います。

夏とは違って美瑛の農道は冬期間除排雪されていないところが多く、ナビを頼りにして動いても再三再四行き止まりにぶつかってしまいます。大きな道路を走り白金地区に向かうことにします。ここに白髭の滝や青い池があります。できれば、白金から先の望岳台へも行ってみたいものです。まずは白髭の滝ですが、ここは撮影場所が橋の上からと決まっていますので(滝下に降りる道がない)、どうしても以前と同じカットになってしまいます。

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この滝は崖の壁面から水が落ちてきます。いわゆる潜流瀑と呼ばれる珍しい滝です。富士山のふもと富士宮市の白糸の滝が潜流瀑としては規模が大きく有名です。

次いで青い池に向かいますが、冬期間は駐車場が雪で埋もれていてわずかに数台ほど縦に駐車できるスペースしかありません。我々が付いた時には一台も駐車しておらず、足跡をたどって池に向かいます。全面結氷しているかと思いきや、中央部分は溶けて池が顔を出しておりました。周囲に足跡らしきものが多々ついております。キツネや鹿にしては大きく、人の足跡のようです。池の大部分が結氷し雪が積もっていますので、どうやら歩いて溶けて顔を出しているところまで行ったのでしょうか。

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中央奥、駐車場寄りが解けて池が顔を出している。ところどころ氷が薄くなっています。

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駐車場寄り、入り口から見るとこのように青い池が見られる。

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池の周囲の散策用堰堤付近は氷が薄いよです。氷の厚い分を伝って下りた足跡が点々と続いている。

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氷が解けて模様になったようです。

<冬の青い池>
2009.4.26日付ブログ「私の好きな撮影スポット〜美瑛青い池(冬)」に画像を数枚載せておりますので、こちらもご覧ください。

なお、青い池が流れ込む美瑛川は、ほとんどが雪に覆われていて、流量が少なく、夏場に見られる青緑色の水面は見られませんでした。やはり冬場よりも雪のないシーズンが最適のようです。午前8時過ぎには撮り終えて次の撮影地を探します。白金から望岳台を目指しますが、ゲートが閉まっていていくことが出来ません。撮影地を求めて小1時間ほど走りましたが、めぼしいところがありません。最後ということで四季彩の丘に向かいます。冬期間閉園しているかとも思いましたが、開いておりました。駐車場に5−6台の車がありましたが、観光客の姿は一人もおりません。貸し切りのようなものですが…やはり撮るものが少ない。

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O先輩、乗り手の方が嫌がっていますよ。銀髪のライダーをよく見ると、人形でした。

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シーズン中は花いっぱいの丘も、今は雪面に融雪剤の跡だけです。

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もう少し近寄ってみると…きれいな渦巻き模様がありました。

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さらに奥に進むと一本の木と模様がありました。

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最後に出入り口近くにある麦わら製のオブジェを取り込んで鉄パイプと…あれ、このパイプ、オブジェに合わせて作ったのであろうか?似ているような、似ていないような…

さて最後の撮影地は、美馬牛のクリスマスツリーの木を撮ることにします。本来なら夕陽をバックに撮るのが一番なのですが、6時間も7時間も待つわけにはいきません。今日は大荒れになるという注意予報も出ていますので、できれば午前中に撮影を終了して戻る予定です。

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やはり日中では絵になりにくいですね。ここはまたの機会を狙って、小樽に戻ることにします。


次回5月4日は、今はもう見られない「小樽思い出のシーン〜その1」を予定しています。

小樽懐かしのシーン〜その1

4月10日付のブログで、新しいスキャナー(CanoScan9600FMark2)を購入したことをご紹介しました。その後精力的に古いネガフィルムを取り込んでおります。とはいえ、フィルム自体膨大な量があって、ミニアルバムとフィルムを照合しながら、取捨選択して取り込んでおります。ネガフィルムとポジフィルム、さらに学生時代のフィルム等を合わせると、3000〜3500本、約10万カットを超えると思われます。フィルムに整理番号を討ち始めた平成10年ごろのフィルムから取り込んでいますが、いまだ4分の1も進んでいない状況です。

デジタルデータ化を進めていると、今はもう見られない懐かしいシーンがたくさん出てきます。そこで今回は小樽市内に限っていまはもう見られないシーンを再現してみたいと思います。皆さんにとっても懐かしのシーンが出てくるのではないでしょうか。


(1) 奥沢水源地

大正3年から小樽の水道水の水源として使われてきた奥沢ダム(水源地)も、堰堤に陥没が見つかり、平成23年8月をもってダムの廃止が決まりました。平成22年までは毎年6月の水道週間に限って立ち入りが認められていましたが、現在は立ち入り禁止措置が取られています。私がはじめてカメラを持って入ったのが平成10年6月でした。その時は偶然か、カモメがたくさん橋に止まっておりました。その後何度か家族で訪れましたが、平成18年6月に訪れたときには、鉄橋の上部にカモメ除けのピンが建てられてしまいました。

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平成10年6月3日撮影。以下同じ。ダム中央の取水塔に至る鉄橋の上部に、カモメが鈴なり。H12年10月日本水道新聞「水の写真コンテスト」佳作「新緑の水源地」

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橋の下をくぐってカモメが一羽着水。この画像は、小樽市民協議会「小樽カレンダー2001年」入選「水源地」しました。

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と同時に鉄橋に止まっていたカモメも飛び出した。


(2) 小樽商科大学

私の母校ですが、伊藤整も小林多喜二も学んだというこのグリーンの学舎は、老朽化が進み鉄筋コンクリートの近代的な校舎に変わってしまいました。一部に歴史あるこのグリーンの校舎を保存すべきという声も出ましたが、たいした広がりも見せず、あえなく解体されてしまいました。学生時代は車の免許が取りたいという一心で、自動車部に入りました。当時の部にはまともに走る車は一台のみで、あとは車検なしのおんぼろ車が1台のみ。警察署にお願いして、車検なしで、旭展望台の道路を通りグランドまで運転したものでした。おおらかな時代でした。

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このグリーンの校舎=小樽商大というイメージが強く、この校舎がなくなって母校が消えたという思いが強い。撮影はすべて昭和39年ころ。

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部車で旭展望台へ。当時は周囲に木々がなく、見晴らしがよかった。

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偶然緑陵高校(現小樽商業)の女子生徒がスケッチに来ていた。


(3) 小樽駅前の歩道橋(長崎屋と国際ホテルを結ぶ)

この歩道橋がいつ頃造られたものか知りませんが、写真撮影には大変ありがたい歩道橋でした。ここから小樽駅に向けてカメラを構え長時間露光で車の光跡をよく撮りました。また海側に向かっては、第3埠頭の右側15番バースに着岸する大型船が見られます。ただ通常は16番バースに着岸しますので、年に一度見られるかどうかですが…

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平成10年12月撮影。中央通り拡張前。

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平成16年4月撮影。中央通り拡張後。

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平成20年3月撮影。歩道橋を直接撮影した画像がないので、影の画像で代用。国際ホテルが工事中で、歩道橋は一部取り壊されています。この後全面撤去されました。


(4) 花園レインボータウン(現花園銀座街)

第2大通り花園町の信号からサンモール一番街までを、今は花園銀座商店街と称しております。かつて平成10年ころには、この通りをレインボータウンと呼んでいたことをご存知の方も多いと思われます。夜間街路灯の点くころには、七色の照明(実際は赤、青、緑等数色)が商店街を照らしておりました。しかし、いつしかその七色の照明も取り払われ、普通の街路灯にとってかわられました。

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平成11年3月撮影。当時は車道は2車線で対面通行でした。とはいえ両側に駐車中の車両が多く、通りにくい道路でした。右端にDPE店フォート商会の看板が見えますが、時代の流れでしょうか、2年ほど前に閉店しました。

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現在よりも照明も多く点いていて、にぎやかだったような気がします。


(5) 小樽中央市場のガンガン屋台

平成13年の「小樽雪あかりの路」のイベント期間中に、中央市場内でガンガン屋台なるオープン形式の屋台飲み屋が出来ました。市場内に簡易テーブルを作り、一斗缶を逆さまにして座布団を敷き椅子としました。市場内で酒とつまみや惣菜とうの肴を調達して飲むというものでした。当初はイベント期間限定の飲み屋でしたが、好評で通年営業となりました。これが評判となり後年「小樽屋台村レンガ横丁(サンモール一番街)」や「小樽出抜き小路(運河浅草橋筋向い)」が出店するきっかけともなりました。しかし本家本元のガンガン屋台も、市場の衰退に歯止めがかからず、いつしかガンガン部隊(ブリキ缶を背負った行商人たち、昭和30年代に活躍)の写真とイラストが残っただけとなりました。

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昭和30年代竹籠やブリキのカンに魚等の食料品を詰めて、小樽駅から各地に行商に出かけたご婦人方。中央カラーは人形で、セピアカラーは往時の風景写真。

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画面左は、往時の風景イラスト。

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簡易テーブルに、ブリキの一斗缶を逆さまにして椅子代わりとしたところからガンガン屋台とも言われている。


(6) 小樽マリーナのイルミネーション

小樽港にマリーナが完成したのは平成2年と言われています。その後第1回雪あかりの路が開催されたのが平成10年です。雪あかりの路に協賛する形でマリーナのイルミネーションが始まりました。始まった年は定かではありませんが、比較的新しく平成16-7年ごろかと思われます。平成23年には燃料費の高騰や経費節減等によって、イルミネーションの取り付けは廃止されました。マリーナのイルミネーションについては、次回でも取り上げます。

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平成17年12月撮影。美しい三日月が出ておりました。

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波の全くない日で、長時間露光で撮影しました。

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マリーナ隣の貯木場。この風景も全く見られなくなりました。


(7) 平磯公園から見る小樽港

平磯公園グランド横の高台は小樽市眺望地点に指定されています。眺望地点は市内に6か所指定されていて(天狗山、毛無山、平磯公園、手宮公園、水天宮、旭展望台)、景観条例によって眺望を妨げる建築物等が規制されています。とはいえ、ここ平磯公園の場合は、かつて小樽港が見渡せていましたが、現在は手前の木々が成長して見渡しにくくなっています。平成9年9月に、米軍の空母「インデペンデンス」が勝納埠頭に入港した折には、全体が見渡せました。このとき築港ヤードは、商業集積マイカル(その後ウイングベイ)がまさに建築中でした。

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平成9年9月撮影。中央奥が空母インデペンデンス。手前はマイカルが工事中。

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空母出港後の撮影です。


小樽思い出のシーン〜その2では、主にマイカル・ウイングベイにかかわる画像を中心に取り上げます。


我が家の子供の日は…

過去にこんなことってあったのだろうか、とにかくひどい、というか異常だ。え?いえいえご心配なく、ゴールデンウィーク中の天候のことなんです。4月27日(土曜)から始まったGWは、最終日の6日(月曜、振り替え休日)までの10日間、一度も晴れた日がありませんでした。それどころか、毎日雨、雨、雨、10間連続の雨日、しかも寒い。この間最低気温が1〜4度、最高気温が10度以下という3月下旬並みの低温。降雪・霜注意報が出た日もありました。桜の開花はどうなるんだろうと心配するほどです。

大雨こそありませんが、内地で言う梅雨のような状況。まぁ、湿気が全くないだけ、梅雨よりましかも知れませんが、それにしても…気の毒なのは観光客。この時期小樽には多くの観光客が来ておりますが、誰もがフードの襟を立て寒そうに前かがみになっています。我が家でも孫たちが、GWはどこかに連れて行ってと言っていますが、こう天気が悪くては、出かける気にもなりません。連休後半に出かけることもあろうかと、一応スタッドレスタイヤを夏タイヤに履き替えはしましたが…

ということで、5日の子供の日に近場の温泉に行こうということで話がまとまりました。幸い曇りのち雨の予報で、雨は夜半という予報。娘も娘婿も仕事が休みというし、7人乗りのワゴン車で、ニセコ方面に向けて出かけることにします。国道は渋滞が予想されるので、塩谷の農道を通って仁木町に出ることにします。

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乗ったとたんに一番上の孫・紀斗は車に酔ったーというし…

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孫娘(小6の悠里と小4の綺里)二人は、任天堂のゲーム機DSに夢中。対向車とすれ違いざまに、「出会った!」と。友達コレクションというゲームで、同じソフトを持つ子とすれ違うと、お友達が増えるらしい。沖縄の子とすれ違ったらしい。

農道をさらに進んで、国道と合流する手前の仁木フルーツパークに立ち寄ります。6-7台の車が駐車中でした。フルーツパークには私は初めて入りましたが孫たちは何度か来ているようです。入り口わきの植物園コーナーに入ると、レモンをはじめサボテンなど南国風の直物が植えられています。佐藤錦というサクランボの木の花が満開でした。

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一見リンゴの花と似ているような…

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園内を散策する娘と孫たち。

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レモンが木になっているのをはじめてみました。

ここでは観賞用のかごに入ったイチゴを一鉢購入しました。一番下の孫娘が、小学校の実習でペットボトルで育てたイチゴを自宅で、去年越冬に成功し、初夏のころから9月初めまでイチゴ収穫しました。養分の補給を欠かさず与えたところ、蔓が2mほどに伸びなんとひとつの苗から10数個のイチゴを収穫したのでした。今年も収穫をと期待していたのですが、不注意から、この冬枯らせてしまいました。ということで代わりに買い求めたわけです。購入の時4-5個の真っ赤な実がなっていましたが、たちまち孫たちの口の中に入ってしまいました。さて孫たちはパークの小高い丘にあるローラー滑り台へと向かって足りだしました。黄色いこの滑り台は全長153mあります。

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スポンジのマットに座って滑る。

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孫たちは、キャーキャー言いながら…、婿も童心に帰って滑る。

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153mあるとさすが滑り応えがあるようだ。4度ほど滑るとさすがに疲れたと…

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雪解け直後で温かい日が続かないので新緑には程遠い景色。

仁木フルーツパークをあとにして次は、仁木町の道の駅「キノコ王国」に向かいます。ちょうど昼食の時間で、駐車スペースがあるかどうか不安でしたが、GWとはいえ悪天候で例年に比べ人出が少ないのか、満車には程遠い状況でした。なんといってもここは、一杯100円の「キノコ汁」が目玉です。

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好き嫌いの激しい孫・紀斗もキノコは好物だが、顔色がさえない。車酔いがまだ収まらないとのこと。

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室内の椅子席は満席。屋外の席は周囲をビニール幕で囲ってはいるものの風が入り込んで寒い。日差しが幾分出てきたものの、気温は上がらない。

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注文口には長い列ができていました。

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食事の後はキノコ・野菜棟の販売コーナーめぐり。

腹がふくれると、キノコや野菜の販売コーナーに興味のない孫たちは父親とともに隣接のスポーツコーナーに向かいます。バスケットコートを借り受けたようです。

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一番下の孫、綺里がナイスシュート、

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一番上の孫は中学校でバスケット部というが、どうも怪しいものだ。

小1時間間ほどバスケットボールで遊んだ後、温泉に向かいます。アトピー炎症を抱える孫もいて、皮膚病に効果ががあるという大湯沼の雪秩父温泉に向かいます。さすがニセコの町に入ると残雪が多く春の訪れが遅れていることがわかります。もともと羊蹄の周辺は道内でも豪雪地帯ではありますが、今の時期にしては多い。ただこれほど残雪があるにもかかわらず、ボーダーやスキーヤーの姿が見えず、周辺のスキー場のリフトは動いておりません。PCのスキー場情報によれば、ニセコ地域の2-3のスキー場は、GWの最終6日(月曜・休日)まで営業予定ですが、小雨ぱらつく悪天候で(雪崩の可能性もある)クローズしたのかもしれません。

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雪秩父温泉のある大湯沼。駐車場から沼の周辺に散策路があるのですが、立ちり禁止のロープが張られています。

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孫娘がDSでパチリ。今どきのゲーム機には、3Dカメラ機能がついていると知って驚きました。

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早速露天風呂に

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婿と孫は風呂の中で泥パック。頭がよくなる効能があるといいんだが…。

午後5時頃雪秩父温泉をあとにするころには、天気予報通り、かなり激しい雨が降ってきました。車酔いが激しい孫のために途中何度も休憩しながら小樽に向かいます。途中下車したニセコの道の駅「ビュープラザニセコ」も閑散。

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駐車場には10台ほどの車が止まっていますが野菜売り場コーナーを覗くと閑散としていた。

午後7時過ぎに小樽市内に到着。夕食をどうするかでまたまたひと悶着。あれが嫌いこれが食べたいと孫たちは勝手なことを言うし、そういう私自身も好き嫌いの激しい方で…。花園町の焼き肉店「三四郎」にともかく入店。焼肉だとだれも文句が出ない。20分ほど空席待ちはしたものの、孫たちはメニューを見てあれがいい、これがいいと、値段に関係なく注文。財布が気になるが、今日は子供の日、まあ、いいか。

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手前は婿のノンアルコールビール。

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一番下の孫娘綺里は、お節介焼き。ジジ焼けたからあげるネ。次から次と皿に放り込んでくる。いいから自分の分を食べなさい、って親に叱られる。

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何皿か追加、追加、

最後にシャーベットを追加して1時間余で切り上げましたがはたして会計は…、婿が清算。一足早い母の日、父の日のプレゼント代わりとのこと。遠慮なくごちそうになります。今日は、とてもいい子供の日&母の日、父の日でした。

小樽懐かしのシーン〜その2

第2回目小樽思い出のシーンは、商業施設マイカル小樽(現ウイングベイ小樽)に関するシーンを中心に取り上げます。現ウイングベイ小樽は、周知のように、平成11年にマイカル小樽としてオープンした商業施設でした。JR小樽築港ヤードの一部を敷地として、その面積34万平方m、5000台収容可能な駐車場は、昭和56年に船橋に完成した「ららぽーと」を凌ぐ商業施設として有名になりました。しかしわずか4年で、テナントの撤退や改廃が続き、マイカル小樽は経営破たんしてしまいました。その後はウィングベイ小樽に改称され現在に至っております。

ともあれ、華々しく開業した商業施設も、有力テナントの撤退や空きスペースの増加などが相次ぎ、今も苦しい経営が続いているよです。そのため、近年は様々なイベントや施設の縮小、改廃が相次いでいます。当初の核商業施設であった「小樽ビブレ(ファッション専門店)」の撤退に続き「石原プロワールド・西部警察」や「小樽よしもと」も撤退してしまいました。ということで、今はもう見られなくなった画像がたくさんあります。そこで今回は、当初華々しくデビューしたそれらの施設等の写真を中心に、今はもう見られないシーンを振り返ってみたいと思います。


(1) 石原プロワールド・西部警察

ご存知のようにウイングベイの道路1本はさんで海側に、「裕次郎記念館」があります。ここの分館のような形でマイカルに出店したのが、この西部警察です。残念ながら私はこのテレビドラマを見ておりませんし、入館したこともないので施設の中身までは知りません。

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入館入口の女性スタッフが格好いいのでパチリ。

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休日には行列ができるほどの入り込みでした。

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床にはドラマシリーズで使用した機材の数が書かれています。壊した車両4000台、使ったダイナマイト〇〇トン、破壊した家屋…というように…


(2) 2番街オープンスペースの球体

マイカルはJR小樽築港駅とマリンロードでつながっていますが、築港駅側から五つのゾーンに区切られています。築港駅側が「1番街)」次いで「2番街」で、現在1Fの1番街、2番街はビバホームが入居しています。「3番街」はホテルになっています。4番街という名称はなく「5番街」になって、「6番街」は、ポスフールが入居しています。1番街には創業当初は「小樽ビブレ」が入居していました。そして2番街は4Fまでふけ抜けで、ここにスチール製のオブジェというか、名称は忘れましたが、当時としては珍しい仕掛けがされていました。言葉で説明するよりも画像を見て頂いた方がわかるかと思います。

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音楽に合わせて、スチール製の球体が伸び縮みして上下に移動する。周囲の壁に設置された色いとりどりのライトに当てられ光りながら移動する姿が珍しく。休日には親子連れが大勢押し寄せました。

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床、壁に模様が反射してとても幻想的でした。


(3) ビブレを闊歩する厚底靴

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H14.4月撮影、当時ヒールの高さが10cmを超えるような厚底靴が流行ったのを覚えておられことでしょう。

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通りすがりの坊やもびっくり。


(4) ウイングベイのビッグツリー

毎年11月から2月の中旬(「小樽雪あかりの路」イベント終了まで)まで、3番街ネイチャーチャンバー屋外に、高さ20mのエゾマツに約4万個のイルミネーションが飾りつけされます。ビッグツリーと呼ばれ市民に親しまれてきましたが、数年前(平成20年ころ)に、強風で枝が折れるというアクシデントがありました。幸い夜間のことでけが人等は出ませんでしたが、翌21年以降は、ビッグツリーは中止されてしまいました。

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中央が、日高町から寄贈されたエゾマツ。

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湾曲した壁面のガラスにイルミネーションが映り込んで、とてもきれいだ。

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現在はビッグツリーに変わって小ぶりのマツが数本取り付けられ、さらにアーチ形のオブジェの加わってにぎやかになりました。


(5) ナムコランドのダンス・ダンス・レボリューション

現在のゲームランド「ナムコランド」にこのマシンが設置されていました。マシンの指示に従って、リズムを踏みながら足を交差させて台座の板を踏んでいくゲームです。このゲームは大ヒットしました。家庭用にビニル製のマットも売り出され、我が家でも娘たちが興じたことがありました。

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大勢が見つめている中で演じるだけあって、さすがに上手い。

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華麗なステップに、子供も唖然としている。

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右側のカップル、次は私たちの番よとでも言っているのか…

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私だってステップふめるわよ、と小さな女子が…

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ナムコランド隣には、3-4F吹き抜けのダイナコースターがありました。いわゆる室内版のジェットコースターでした。現在はカードの自販機やガチャポンが置かれ、子供用のエアドームが設置されていますが、つ見ても閑散としています。


(6) 大観覧車

小樽築港駅寄りの1番街と築港駅を結ぶマリンロード沿いにこの観覧車があります。最頂部は地上約60m、1周12分間のスピードです。小樽港が一望できるとはいえ、ウイングベイの花火大会の日を除いて、乗客が列をなしているのを見たことがありません。ほとんど空で回転していましたので、よくつづくものだと思っていました。私自身は家族と何度か乗車しましたが、それもウイングベイで3000円以上の買い物レシートでの無料乗車でした。やはり数年前に営業を中止してしまいました。

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最頂部からの眺めはいいのですが…、小樽の夜景そのものにきらびやかさが欠けるせいか、見ていても今ひとつという感じがしました。

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揺れる観覧者、何かおかしい?別に震えている訳ではありません。また画像には一切加工を施し於ていません。謎解きをしてみてください。ああ、画像を上下逆さまにしました。

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私のお気に入りカットの一枚です。トリンプの下着のモデルが…です。今はこのようなカットの撮影が出来なくなりました。なお、TRIUMPHは、トリンプと読むと下着メーカーを、トライアンフというとイギリスの車メーカーを言います。


(7) 小樽マリーナのイルミネーション(追加)

前回ブログのその1では二つの画像しかアップしませんでしたが、ご紹介したい画像がまだまだありますので、ここに追加捨て置きます。

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裕次郎会館の裏側遊歩道から撮影。

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波のない日は、ヨットに飾られたイルミネーションが海面に反射します。

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一番手前のクルーザーには帆だけでなく船体にもイルミネーションが施されています。

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このように華やいだイルミネーションも、平成20年ころから燃料費の高騰が続き、規模が縮小してきました。そして23年からはマリーナハウスを除いてヨットの電飾は全面中止となってしまいました。

今週の一枚〜秩父別中の研修旅行

それは14日午後市内の桜開花を撮影にふらつき、小樽運河プラザで一息ついていた時のことでした。午後2時頃、いつもは静寂としているプラザ内の休憩所が急に慌ただしくなってきました。何事かと思っていると、テレビ局のスタッフがテレビカメラを持ち込み、前後して研修旅行中と思われる中学生が20人ほど入りこんできました。

プラザ内の係員に聞くと、秩父別(チップベツ)中学校の生徒たちが、プラザ内で町の特産品をPR・実験販売するということでした。秩父別と聞いて急に懐かしさを覚えました。私が生まれ育った雨竜町の隣町だったからです。空知支庁(今は空知総合振興局というのかな?)の北部に位置し、石狩川の支流、雨竜川沿いの村(両町とも昭和30年代中ごろ村から町になった)で、米作地帯でした。米のほかには特産品が思い浮かびませんでした。

彼らは引率の先生のもと、プラザ内の一角に、販売スペースを設置し、テーブルに特産品を並べ始めました。はてな、何が並べられるのかと見守っていると、中身が赤い瓶が並べられました。ケチャップかなと思い、覗き込んでみると、「赤ずきんちゃん」というブランドのトマトジュースです。その横にはペットボトルに詰められたお米が並べられました。

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プラザ内の一角に販売スペースを設置する秩父別中学校の生徒たち。右端黄色いジャケットの男性はテレビ局のカメラマン。

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ほぼ陳列が終わり、お客さんもちらほら。でも初めての経験なのか、生徒たちはただおろおろするばかり。

引率の先生に、「買っていただいたお客さんにお礼の挨拶をしなさい」と言われ、初めて「ありがとうございます」と声を出す一コマも。
なお、この日展示即売された特産品は…

   ☆赤ずきんちゃん(トマトジュース)小180ml 200円 大1000ml 750円
   ☆米 ゆめぴりか450ml 400円  ななつぼし450ml 350円
   ☆ポテトチップベツ(バラ風味のポテチ) 150円
   ☆ブロッコリーらー麺1人前(みそ、しょうゆ、塩) 300円
   ☆そのほかに、完熟かぼちゃポタージュ、蕎麦などなど

どれがおすすめですかと生徒に尋ねても、困惑顔を示すばかり。そばで引率の先生がすかさず助け舟。「このラーメン食べましたが風味が良くていいですよ」と、ブロッコリーらー麺がおすすめとのこと。みそとしょうゆの2個を、さらにポテトチップベツを1個購入しました。そこで先生が生徒たちに向かって一言。有難うございます、はと。生徒たちあわてて「ありがとうございます」。

引率の先生によれば、今回の研修をたんに小樽の町中を見学するだけでなく、生徒たち自身で町の特産品をアピール・販売することで、地元意識を強めることが出来るし、町の将来の担い手育成の一環にもなるできるのでは、と考えたからだそうです。

小樽の町中には、今日も多くの中学校や高校の生徒たちが研修旅行で来ております。でも彼らのほとんどはお土産にガラスを買い、海産物を買って、大きな紙袋を抱えて満足しているようでした。

それはそれで研修効果があるのでしょうが、今回の秩父別中学校の生徒による試みが、どこの市町村でも悩み苦しんでいる町おこし策の大きな一歩になるのではないか、暗示しているような気がしました。小樽市の学校でもこのような試みをやっているんでしょうかね?

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秩父別中学校の皆さんの笑顔素敵でしたよ。初めての経験らしく、戸惑いがあったようですが、今日の経験は君たちの成長に大きくプラスすることは間違いありません。これからもがんばって勉強に、課外活動に頑張ってください。大きなエールを、君たちに送ります。

なお、今回の写真撮影並びにFacebook、ブログ等への掲載については、引率の先生のOKをいただいております。

やっとフォトコンテスト入選通知が…

いや〜、不振が長く続きました。4月初めに「e-家フォトコンテスト〜窓辺を飾る風景」の入選通知があって以来、落選、選外、残念ながら…のお知らせの連続。こうも入らないとなると、この後永遠に入らないのでは…などと気が滅入っておりました。例年ならば4月は4-5件の入選連絡をいただいていましたが、結局この1件のみにとどまってしまいました。

5月に入って、GW中にたて続けに3件の入選通知。やっとどん底からはい出したかもしれないと思っていると、そのうちの1件は「最優秀賞」と「入選」の2点が同時入賞となりました。その同時入賞を紹介いたします。


☆ トヨタカローラ札幌「GO!GO!ドライブフォトコンテスト」

<フォトコンテストの概要>
トヨタカローラ札幌創立50周年記念行事の一つとして企画されたフォトコンテストです。風景・四季部門とドライブ部門の二つの部門に分かれています。風景・四季部門は平成24年の夏の風景に始まり、秋の風景、25年の冬の風景、春の風景(6月末締め切り)の4回実施されます。ドライブ部門は、24年は車の映り込んだ写真が条件でしたが、25年からは冬の笑顔、春の笑顔になりました。

この風景四季部門では、平成24年夏の風景で尻別川のラフティングの写真が銀賞に入っています。このときはグランプリ、金賞、銀賞、銅賞の4段階(各季7点)でしたが、25年の冬の風景からは最優秀賞と優秀賞の二つのランク(各季6点)のみになりました。

風景・四季部門 テーマ冬の風景写真 最優秀賞 「厳冬の石狩浜」 (クリックするとトヨタカローラ札幌のフォトコン入賞作品ページに飛びます)

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<審査員(旭山動物園専属カメラマン)今津邦彦氏講評>
今年の北海道の冬は、とても寒かったですが、その空気感が伝わってくる写真です。船着き場の蓮葉氷に加えて、船の上にもちらつく雪が冬の風景らしい写真になりました。

この画像は、今年の1月13日北海道開拓の村撮影会に写友(フォートピア)5人で朝早く石狩浜経由で出かけた際に撮影したカットです。途中猛烈なブリザードに出会い、普通なら引き返すところを、こういう日にしか撮れない写真あるといって先に進んだことがいい結果につながったようです。

ドライブ部門 冬の笑顔写真 笑顔賞 「あったかいど〜、北海道」

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この作品は、然別湖で行われたコタン祭りの屋外露天風呂で撮影したカットです。


なお5月の入選作品他の2件は、住友林業・きこりんの森第2回フォトコンテストとキャンピンカーグフェスタ2013年・くるま旅写真コンテストです。キコリンの森フォトコンテストについては入選通知をいただきましたが、詳細は未発表ですので割愛させていただきます。


☆ キャンピングカーフェスタ2013年in広島・くるま旅写真コンテスト みろくの里賞「日本最北端ノシャップ岬の夜明け」

日本RV協会協賛のキャンピングカーフェスタは、キャンピングショウ-などと名称を替えながらも全国各地で行われています。広島開催のフェスタの場合は写真コンテストも事業の一環として取り入れられています。テーマは旅に関する写真であれば、OKです。

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数年前に稚内ノシャップ岬で撮った一枚です。ここの日の出は早く午前3時半には東の空が明るくなりました。たまたま鱗雲が出ていて、このような幻想的な一枚になりました。


☆ 窓辺を飾る風景フォトコンテスト 入選 「出窓の小物」

このフォトコンテストは毎月実施されていますが、入選点数が3点と少ないことに加え、窓辺の風景がしょっちゅう変わるわけではないので応募に苦労します。昨年9月に続き2度目の入選になります。

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娘の部屋を覗くと、出窓に小物が飾られていました。小型の観葉植物の横にネコが皿を持った置物があったので、それをメインに撮ってみました。




今週の一枚〜祝津にしん群来祭り

5月18日(土曜)〜19日(日曜)の両日、第5回「祝津にしん群来(くき)祭り」が祝津前浜をメイン会場に行われました。メインは、ニシンを両日で1000匹を、無料で来場者に提供され、その場で網焼きにして味わえることです。そのほか会場には地元で捕れるニシンをはじめとした海産物、同加工品の即売会も行われています。両日に行われるイベントは次の通りです。
 1 第1回群来太郎 ニシン料理コンテスト ニシンをメインとしたレシピのコンテストです。
 2 しりべしコトリアード フランスブルターニュの郷土料理をベースに、後志の素材を食べるスープです。1杯500円
 3 ニシン山道フットパス 赤岩〜祝津間の絶景を回るコース。
 4 ニシン稚魚放流式
 5 祝津鰊番屋を巡るツアー
 6 日和山灯台の一般公開

そのほか「浜の石投げ選手権」「親子イソガニ釣り大会」「群来写真パネル展」等が行われました。上記のうち、項目1〜3は今回第5回から新しく企画されたものです。第3回鰊祭りまでは、祝津フォトコンテストが実施されていたのですが、残念ながら、第4回目以降中止となってしまいました。前置きはこのくらいとして、19日(日曜)昼ごろ娘家族と行ってきました。幸い好天で、無料開放された水族館の駐車場はほぼ満車状態でした。

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イヌも連れて来ました。

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販売コーナーでニシンの三平汁を購入。塩漬けのニシンのせいか、ニシンの身がやたらとしょっぱいのには閉口。まぁ、血圧の薬服用しているからいいか。

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無料ニシンのコーナーは長蛇の列。1時間以上並ばないと無料配布券はGET出来ないとか、有料販売コーナーでメスニシン(@400円、ちなみにオスは@300円)3匹購入。孫娘二人が網焼き当番。

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まだ焼けないかな、こっこの数の子もよく焼いてね。もうイヌのやつ舌舐めずりしている。

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孫娘二人とも焼きニシン1匹づつ完食。残りの1本は私と孫息子で完食。

海産物の販売コーナーで、いろいろと買い込んで今夜のおかずになるらしい。各種のイベントを見ずに午後2時過ぎには会場を離れました。久しぶりに浜風の匂い、天気がよく気持ちの良い一日でした。

小樽市内桜めぐり〜その1

今年の天気はどうなっているんでしょうかね。東北地方までは順調に進んだ桜前線も、津軽海峡を目の前にして足踏み、停滞、結局道南の松前町に到達したのが例年に比べ1週間遅れでした。道内はどこもゴールデンウィーク中に満開となったところはありませんでした。小樽も同様で、開花宣言が出たのは5月14日でした。例年であれば、4月末のGW前半に開花し、満開となります。GW終了と同時に散るというのがパターンでした。

5月の中旬に小樽市内の桜の名所と言われる手宮緑化公園と長橋の苗穂公園に写真撮影に行ってきましたが、早咲きのエゾ山桜もまだら模様。ソメイヨシノに至っては固い蕾のままでした。例年であれば、エゾ山桜の満開に合わせそのほかの桜が開花、満開となるのですが、メインのエゾ山桜でさえ、まだら模様の状態。満開の木のそばで一輪も咲いていないエゾ山桜があるという状態です。そのため全体にボリューム感に欠けて、冴えない桜の状況でした。

そんな中小樽市内の桜の名所を数か所撮影してきましたので、ご紹介します。なお、撮影期間中に快晴となった日は全くありませんでした。桜には青空がマッチするのですが…、そういう意味では会心の作品が撮れなかったのが残念でした。


(1) 長橋苗穂公園の桜

この公園については、過日水芭蕉とザゼンソウの写真で紹介しております(20013.4.26当ブログ「水芭蕉の咲くころ」)。ここは通常の公園と違って、園内に遊具は一切ありません。ところどころに木製の東屋や切り株に手を加えた椅子があるだけで、野鳥や樹木の観測を楽しむための公園です。この公園にはエゾ山桜を中心に約5000本の桜があるといわれています。桜の開花宣言から4日目の17日(金曜)に行ってみました。

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開花から4日目、普通なら満開の時期ですが、蕾のままのエゾ山桜も多く、3分咲き程度でしょうか。見事な開花というには程遠い。

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普通ならこの時期、白樺は新緑の葉をつけているのですが、いまだ枯れ枝のままの白樺が多い。

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あいにくの曇天、青空であれば映えるのですが…

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桜のトンネルも淋しい限り。

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近くの小学校の生徒が、屋外観察していました。この池には春先オタマジャクシがたくさんおりましたが、今は何もない。何を観察しているのか気になります。

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春先に見た水芭蕉も、葉が50−60cm程に育っていました。白い花は全くありませんでした。

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公園の片隅にエゾエンゴサクが咲いていました。このエゾエンゴサクもGW頃が開花のピークで、今年は2週間ほど遅れているようです。


(2) 手宮公園・緑化植物園の桜

明治11年全国で3番目に敷かれた鉄道・幌内鉄道(小樽手宮〜札幌〜三笠)の始発駅となったのが手宮です。この旧手宮駅の北側山の斜面にあるのが手宮公園です。広さ19.7ヘクタール(東京ドームのほぼ4倍)、小高い頂部には駐車場と陸上競技場があります。そして海側には緑化植物園が併設されています。公園内には約500本の桜がありますが、老木が多く、数年前の台風でかなり倒壊しました。一方緑化植物園内には遊歩道が整備され、両側に桜やアジサイが植えられて季節には見事な景観を呈します。今回は5月18日(土曜)と19日(日曜)の両日、緑化植物園内の撮影に行ってきました。

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遊歩道の桜の木々の間に新潟行きのフェリーが見えます。エゾ山桜は5−6分咲きですが、染井吉野はいまだ蕾状態なので今一つさえない。なお同じシーンで、私が昔撮影したカットが小樽市のホームページの一部に使われています。

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園内の桜はここもやはりまだら模様でした。同じエゾ山桜でも、満開もあればいまだに蕾状態もありました。ソメイヨシノは開花までにはあと数日要するようです。

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桜以上に見事な咲きぶりがシデコブシです。ピンクと白のシデコブシが見事。

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女子カメラマンが見ています。

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緑化植物園の海側に社があって、そのそばの人工池には、いまだ水芭蕉が咲いていました。

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桜に和装の花嫁、花婿。偶然見かけましたが、モデル撮影ではなく、本物の花婿・花嫁だそうです。このシーンを遠方から眺めていた来園者が「おお、これぞ日本の原風景だ」と言っていましたが、まさにその感がしました。

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一通り公式撮影が終わった後、お遊び撮影の時間ですと、新郎新婦にいろんなポーズを取ってもらって撮影。私も了解の上邪魔にならないように撮影させていただきました。


(3) JR南小樽駅の桜

南小樽駅構内の海側の急斜面には4−5本のエゾ山桜が植えられています。割と日当たりがいい所なので、市内でもここの桜は早めに開花します。しかし今年は、開花宣言の出た14日以降も蕾のままでした。下の画像は16日、イヌの散歩時に撮影したものですが、1分咲きにも至っていません。

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1分咲きにも至っていない(5月16日撮影=5月第3週)。同じ第3週は、関東関西で最高気温が30度を超す真夏日が続いていましたでしたが、道内は平均気温を下回る10〜15度程度でした。これが開花遅延の原因でもあるようです。

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18日(土曜)に至ってやっと咲き始めました。

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2分咲き程度でしょうか、

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駅前ロータリーからホーム方向を撮影。老木が多いせいか、一部花の着かない枝もあって、こちら側からの撮影は絵になりにくい。

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ロータリーと反対側から撮影。CASIO EXILIMでHDR撮影しました。1番ホームに札幌行電車が入線するところでした。

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もう一枚HDR撮影。旧量徳小学校の敷地は新病院建設のため現在基礎工事中。画面中央手前の3本の桜は、JR函館線の敷地の斜面にあります。桜の奥の大きな木はプラタナスの大木で、旧量徳小学校の敷地にありますが、今回の新病院の建設の当たっては伐採を逃れたようです。

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駅前ロータリーの反対側で、風の強い日に(5月21日火曜)、長時間露光(ND400使用、6秒間露光)をして撮ってみました。風で桜の枝がうねるように動いております。


(4) 色内町二段公園の桜

この公園は住宅商店街に挟まれた小さな子供の遊び場風公園で、鉄棒やブランコなどの遊具があるどこにでも見られるような公園です。旧手宮線沿いにある「ジャズ喫茶フリーランス」の横隣りと言った方が、場所がわかりやすいかもしれません。また道路1本はさんで海猫屋というレストランもあります。海猫屋は、小説家村松友視の小説「海猫屋の客」の舞台ともなっています。余談はさておき、この公園に数本の桜がありますが、そのうちの大きな古木に夜間ライトアップがされています。

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公園の中央に1本の大きな桜があります。根元を黄色いべニア板で囲い、その中からライトアップしています。公園の傍には常に駐車中の車両がり、車両やべニア板を避けて撮ろうとすると、アングルが決まってしまう。

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ジャズ喫茶フリーランスの横にも桜があります。

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夕闇迫る中撮ってみましたが、ライトアップの照明が黄色く反応してしまいます。WBを変え、色調補正して何とかみられる画像にしてみました。Facebook友の佐藤元彦氏(小樽かま栄本部長)の撮影画像を参考にさせていただきました。

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夜間のほうが絵になりそうです。日中目障りなものが闇に溶け込んでしまいます。

なお、この公園は正式には「よい子の遊び場」というようですが通称二段公園と言います。斜面に公園が設置されているために途中に段差があるからです。この公園から道路1本はさんで海側に「ダンジャーレ」というレストランがあります。そのレストランの前に桜が1本あって、レストランの赤っぽい壁と調和してとても目立ちます。

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ダンジャーレの一本桜。


小樽市内には桜の名所がまだまだあります。次回その2では(6月5日)、天上寺の桜、水天宮の桜、朝里ダムの桜等を取り上げる予定です。

小樽桜めぐり〜その2

前回小樽桜めぐり〜その1(2013.5.28日付当ブログ)では主に5月中旬に撮影した「長橋苗穂公園の桜」「手宮公園・緑化植物園の桜」「JR南小樽駅の桜」「色内町二段公園の桜」を見てきました。あいにく曇天の日が多かったこと、5月上旬のが異常に寒かったことなどから、エゾ山桜と染井吉野の開花が大幅に離れたことなどから、どこの桜もボリューム感にかけて、冴えが今一つありませんでした。今回ご紹介する「天上寺の桜」「水天宮の桜」「朝里ダムの桜」は好天に恵まれたこともあって、青空との対比が綺麗でした。


(5) 入船町の天上寺の桜

このお寺は、明治13年、奥沢十字街近くに浄土宗函館中教院小樽出張所を開いたのがはじまりで、明治15年に天上寺を公称しています。この本堂は、明治23年に入船十字街近くに建立され、その後、大正4年に現在地へ移築されました。当寺は、信州長野の善光寺グループに属し、本堂等の作りも善光寺を模した入母屋妻入り、軒下に裳階を付けています。平成6年には小樽市の歴史的建築物に指定されています。

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山門の前をどこかの幼稚園児たちが通って行きます。

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ここのお寺には六地蔵が祭られています。

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エゾ山桜も花よりも茶色の葉っぱが例年に比べ多いような気がします。5月上旬の寒さのせいかもしれません。

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つつじも今が盛りです。上の3カットは5月20日撮影(曇り空)、以下のカットは5月24日撮影(快晴)。

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桜はやはり青空がマッチする。エゾ山桜は葉が緑色に変わって来ています。

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染井吉野(だと思うのですが…?)は4分咲きくらい。

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山門の外側から撮影、WBをミスってしまいPCソフトで補正しましたが、青味が残ってしまいました。


(6) 小樽公園の桜

小樽で最も古く明治29年に開設された公園で、市の中心部にあってしかも高台にあるため石狩湾が一望できます。天気の良い日には対岸の増毛連が望め、残雪の山々が対岸いっぱいに広がります。園内はとても広く、市民会館、総合体育館、公式野球場(桜ヶ丘球場)、野球練習場等が併設されています。公園内には約900本のエゾ山桜、染井吉野、八重桜があり、また小樽市の花つつじが約7000本あって、この時期は多くの市民が散策に押し寄せます。

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海側の斜面にはつつじが多く植樹され、桜は数えるほどしかありません。桜は総合体育館と緑小学校との間の道路わきに数多くあり、この日も満開でしたが、あいにく腰痛で近くまで歩いて行けませんでした。

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青空が出た時を狙って撮影。

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上の撮影とは別の日に行きましたが、すでに桜は終わってました。桜ヶ丘球場横の老木の梅が満開でした。

なお、小樽では梅は桜ほど数はありませんが、津軽海峡を渡ると梅と桜の開花が逆転することもあります。内地、特に関東以西では、2月梅、3月桜と、花札通りですが、北海道では5月が桜と梅になります。


(7) 水天宮の桜

安産の神様と言われる水天宮は、福岡県の久留米市の水天宮が総本営で、全国各地に末社があります。小樽市内中心部の高台にある水天宮もその一つです。小樽の水天宮の歴史は古く、1919年(大正8)に建立。急な石段を上ると境内からは、小樽港や堺町、東雲町などの昔ながらの情緒が残る家並みを見渡すことができます。周辺には旧寿原邸や旧板谷邸など、往時の面影を残した、小樽の繁栄を偲ばせる歴史的建造物が多くあります。境内には石川啄木の歌碑(悲しきは小樽の人よ…2013.4.18付ブログ「イヌの散歩道〜水天宮編」後半参照)も立っています。

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電線は邪魔ですが…

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エゾ山桜の葉が緑に変わってきました。

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水天宮境内は小樽市眺望地点のひとつになっています。

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赤い服の女性がスマートホンで撮っているようです。奥に黒く見えるのが啄木の歌碑です。

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青空をバックに…


(8) 奥沢水源地の桜

大正3年から約100年近くも小樽市民の水道水として親しまれてきた奥沢ダム(奥沢水源地)も、老朽化から堰堤の一部に陥没が見られ、補修費用の捻出不可能から平成23年にダム閉鎖が決まりました。この水源地は市民にも親しまれており、その後の活用が現在検討中です。ダムの閉鎖にもかかわらず、季節が来れば桜が咲きます。堰堤が取り払われましたが、周辺にはマムシが出るということもあって内部への立ち入りは禁止されています。早く市民が楽しめる公園として整備してほしいものです。

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入り口付近がらゲート方向を見ると、かつての取水塔が空しく突っ立っている。

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かつては対岸の木の根元付近まで水位があった。

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周辺の山々には、春紅葉が見られる。

春紅葉については、2010.6.1付ブログ「春の紅葉」に詳しく載せておりますので参照してください。


(9) 住吉神社の桜

明治元年に創建された小樽総鎮守としての住吉神社は、市民に親しまれ、春は桜、秋はイチョウ、モミジが彩ります。5月26日撮影に訪れたときには、エゾ山桜はほとんどが葉桜状態で、八重桜はいまだ蕾のままでした。例年であれば、時をおかずにエゾ山桜とともに咲くのですが、今年は八重桜は大幅に開花が遅れています。

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リンゴの花にも似た白い桜、種類はわかりません。

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おみくじが結び付けられています。

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手水鉢の桜の花びら。後ろの三色は、九星運勢の立て看板の色が映り込んだもの。


(10) 朝里ダムの桜

平成5年に完成したこのダムは、小樽〜定山渓を結ぶ道道1号線沿いにあります。ダムの完成に伴い道道1号線のルートが変更となり、ループ橋となりました。またダム周辺には朝里ダム記念館のほか散策路や展望台が設けられました。更にダムの直下には広場が整備され休憩所やテニスコート、駐車場などが作られ、市民の憩いの場ともなっています。とりわけ秋になると周辺の山々の紅葉が綺麗で、多くの市民が散策に訪れます。また桜もダムの周辺駐車場付近の湖畔に植えられています。散策する市民がちらほら見られます。

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駐車場から続く湖畔の散策路に、エゾ山桜が20本ほど植えられている。

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この二本のエゾ山桜がとてもバランスよく見える。

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撮影位置によって、湖面の色が変わる。このコバルトブルーが一番きれい。

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エゾ山桜の茶色の葉が、何かをアピールしているようで…つい撮ってしまいました。


まだまだご紹介したい画像がありますが、機会があれば取り上げたいと思います。

イヌの散歩道〜勝納臨海公園編

街中からは、すっかり雪は消えてしまい、南側の毛無山や西側の天狗山にわずかに残っているだけになりました。冬の間は閉鎖れていた(というより冬は積雪で入れない)、勝納臨海公園も清掃されてきれいになっています。雪解け直後は、心無い利用者によって棄てられた、空き缶やビニール袋、弁当の食べ空などが雪の下から現れ、まるでゴミ捨て場状態です。それにカラスの悪戯かと思われますが、岸壁に密生するムラサキ貝の貝殻が散乱しています。

それらも清掃されて、すっかり綺麗になり、新緑になりつつある臨海公園。ここも我が家のイヌの散歩道のひとつになっています。前回4月18日付ブログ水天宮編の続きです。5月も第4週以降になってやっと暖かい日が続き、八重桜が満開となり、木々が本格的に緑色となってきました。

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久しぶりの好天。50mほど坂を下ると、メルヘン広場です。奥に見えるドームは「洋菓子のルタオ」。それにしても足の短いイヌだな、なに、飼い主にそっくりだって?

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メルヘン広場は、9時前後から観光客がちらほら

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この土産品店は去年までは小樽家という…、あれ、れ、同じ小樽家だけれども店舗名を「なまら屋」に代えたらしい。取扱い品も以前はごく普通のお土産品店だったに…

昨今テレビ等でタレントが盛んに「なまら」を連発しますが、道産子の私でさえ「なまら」には違和感を覚えます。まして女性タレントが口にする言葉ではないと思うんですが…。北海道の方言というよりは、いわゆるスラングで、昭和30-40年代男子高校生が突っ張った感じで使っていたのを覚えています。道産子でも一般の方が使う言葉ではありませんでした。まあ、言葉は生き物と言いますので、時代とともに語用が変わるのでしょうが…

オルゴール堂の横を進んで埠頭方面に歩くと、高速道路小樽インターから余市方面へ向かう臨港線にぶつかります。この臨港線は片側3車線あります。どういうわけか、臨港線を挟んで海側は運河付近をのぞいて、観光客がほとんど立ち寄りません。尤も観光土産品店がありませんので当然と言えば当然なんですが…。以前は観光客を目当てに飲食店等が出店してきたことがありますが、数か月で閉店撤退を何度か繰り返しています。

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今回は中華料理店、というかラーメン屋さんが出店したようです。ここは2年ほど前にロシア・インド料理店が出店しましたが、その直後に「シェフが研修中で休みます」という張り紙とともに閉店してしまいました。確かその前は回転ずし店でしたが数か月もたなかったような…。

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中華料理店側から運河方面を見ると、手前の空き地には、以前「こだまタクシー」の社屋がありました。現在は工事中のようですが、駐車場でもできるのでしょうか。

さらに海側に進みます。本来ならば道路に沿って臨海公園に向かうのですが、遠回りになります。そこで中央ふ頭港内を横切って、小樽港縦貫線道路に出ます。さらに勝納大橋を渡りきると、そこが勝納臨海公園です。公園からは右手に日本海フェリーの連絡船が見えます。左手の中央埠頭には、時折ロシア船が入っています。今日も古びたロシア船が1隻入港していて何やら作業中のようです。

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よくこぼれ落ちないものだと思うくらい中古車を山積みにしています。数年前までは埠頭に並びきれないほどのロシア船が来て、中古車の積み出しを行っていましたが、ロシア側の輸入規制強化で、近年は埠頭もがらんとしている。

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ここの公園は平日は釣り人以外おらず、イヌのリード線を離して自由に走らせても構わない(と自分で思っているだけ)。時々ほかのイヌの散歩と鉢合わせしますが、その時はリード線をしっかり持って…

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この日は土曜日、親子連れれが釣りを楽しんでいました。奥のロシア船は数日前にも、中古車を積み込んでいましたが…

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公園駐車場側の松の木の下4分の1ほど枝が取り払われて今した。切り払われる前は、枯れ枝等が重なり合って、そこに空き缶や食べ物のかす等を捨てる不心得者がおりました。また夏になると、この松の根元に、直径20〜25?ほどもある巨大なキノコが発生します。なぜ誰も採らないのかと思って、図鑑で見ると、天狗茸、猛毒のキノコでした。

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5月も下旬になるとレンギョウがまぶしいほどになります。奥は白樺の木、枝が緑色になってきました。

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公園の芝生も一面タンポポが咲き乱れています。1〜2週間もすれば、綿毛になってしまいます。

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パノラマで撮影。右手のフェリーは午前10時半に新潟に向けて出港します。左の茶色のオブジェは、かつて岸壁が整備されていなかったころに使われていたブイです。このブイは実際に使われていたもので、2000トンクラスの船が係留できたそうです。

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上のパノラマ写真を、超魚眼レンズ風に加工してみました。360度超魚眼風の加工についてはFacebook友の江田さんの教えて頂きました。

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勝納大橋の下には公園と勝納川河口の遊歩道を結ぶ地下歩道があります。この壁面のいたずら書きはなかなかアートっぽい。「おい、イヌ、そろそろ帰るぞ」と言うと戻ってきました。

さてイヌも散歩を十分楽しんだところで、そろそろ帰宅時間です。勝納川の河口付近はボートの練習場にもなっていて、この日は数艘のボートが沖から戻ってきました。

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ロシア船の傍を通って勝納大橋の下をくぐります。

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こちらは一人乗りのボート。この画像のオレンジ色の橋を渡って戻ります。

朝来た同じ道を通って自宅に戻ります。約30分間の散歩でした。

運動会のシーズン

5月中旬まで寒い日が続いていましたが、下旬に入ると一転して暑い日が続きだしました。中には北海道内の気温が東京、福岡を抜いて全国一暑い日があるなど、それまでの寒さを取り戻すような…、何とも不思議な現象が。おかげで、今年は春を飛ばして一気に初夏の陽気になってしまいました。例年ですとこの時期、残雪が見られる、南側の毛無山も、西側の天狗山も残雪が見当たらず、新緑が濃くなっています。

さて5月の末から6月の初めは、北海道では運動会のシーズンです。内地では、10月の体育の日(3週目の月曜日、今年は14日)を中心に運動会が行われます。暑くもなし、寒くもなし気候的に一番安定しているからですが、梅雨のない北海道では、これが5月の末から6月の初めに当たります。札幌初夏の風物詩と言われるYOSAKOIソーランも6月10日前後に毎年開かれます。

余談はさておき、我が家の孫たちが通う花園小学校の運動会が6月1日(土曜)に行われました。昨年4月に旧量徳小学校を吸収し児童数が増えたために、父兄の場所取り合戦が激しくなり、前年は前日の夜から並ぶという事態になりました。朝6時の花火とともに並んだ順番に会場に走り出す父兄、大きなシートを抱え走り出すと危険です。そこで今年から場所取りの順番を、くじ引き制にしました。事前に、6年生の児童から順番にひいて行きます。これなら公平で前の晩から並ぶ必要もありません。我が家は、なんと3番目という超ラッキーな順位。

ラッキーな順位の一方、アンラッキーなことも…。5月20日の運動会の練習中に6年生の孫娘・悠里が、左足ハムストリー筋断裂、いわゆる肉離れをおこし、医者からは2週間の安静を言い渡されてしまいました。6月1日の運動会参加は無理と思われましたが、回復が早く10日目から車の送り迎え付で登校。幸い校内の放送委員長であったことから、運動会でも競技には参加しませんが放送係を一日務めることになりました。

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小学校最後の運動会、組体操ぐらいは出たかったのに、と残念がる悠里(6年生)。

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競技項目中にやたら「110」が目立ちます。それは花園小学校が今年6月1日で、創立110周年を迎えたからです。

幸いこの日は快晴。天気予報では最高気温が25度でしたが、実際は30度近くありました。しかし空気が乾燥しているので、蒸し暑さは全くなし、最高の運動会日和です。優勝旗の返還、校長先生のお話、全校生徒による準備体操、紅白応援合戦と続いて、競技開始です。

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紅白応援合戦。我が家の孫娘(小6・悠里、小4綺里)は二人とも白組。

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全学年による大玉おくり。低学年の前ではグランドを転がし、高学年では頭上を転がす。

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徒競走はセパレートコースを走るので、4コーナーあたりで団子状態となる。

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3−4コーナーの中間付近。

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1−2年生の玉入れ競技。下のかごに入ると1点、上のかごに入ると2点。

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3−4年生の「ぐるぐるUFOキャッチャー」 2か所のコーンポールを左回り、右回りをするが、遠心力がついて結構まわりにくい。

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2か所を回りきると、シーソー台の片側に乗せたドッジボールを、反対側の台の端を踏んでボールを空中にあげる。それをバケツで受け止めると、スタート地点に戻る。ボールが弾んでなかなかバケツで受け止められない。

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次の出場予定の児童が、応援している。

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北海道出身の民謡歌手・伊藤多喜男の訛ったソーラン節に合わせ、YOSAKOIソーランを踊る。なぜかカメラ目線の孫綺里(アカリ)。家族の見ている前で踊るのは恥ずかしいのか?右手が十分に上がってないよ。

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今年もやぐらの上で決めポーズ、クラスでも小柄なため、毎回上になる。

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5−6年生による組体操。体がっしりの小6悠里は毎回土台になるが、今年は台上で解説役(中央最奥)


低学年リレーが終わって丁度お昼時間。子供たちは観客席の父兄と昼食を取る。1−2年生は午前で全競技終了。午後の最大競技は、5−6年生による騎馬戦と最終競技のの高学年(3−6年生)紅白対抗リレーです。騎馬戦は花園小学校伝統の競技で、去年は旧量徳小学校との統合で、量徳小学校伝統の「蟻の棒引き」が採用されました。今年は蟻の棒引きに変わって「騎馬戦」となりました。騎馬戦は3回行われます。1回目と2回目は、5年生、6年生の紅白1チームづつ争い、残った帽子の数で勝敗が決まります。3回目は大将戦で、全チーム入り乱れ、大将騎を守りながら、相手の勢力をそぎ、大将の鉢巻を取った方が勝ちとなります。

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昼食時間中の父兄の席。

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まずは一騎打ち、女の戦いの始まりです。

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赤が白を押し潰してしまいました。

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3回目の大将戦は、総力戦です。大将騎を後方に守りながら相手をつぶしていきます。

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白は劣勢、二組に同時に襲われては… 結局、白の大将は周囲が皆赤い帽子、四方から攻撃されてあえなく撃沈されてしまいました。

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午後2番目の競技は、3-4年生による「運命走」です。プログラムでは「燃えろ110(百獣)の王」となっていますが、走っている途中で拾ったカードに書かれているものを携えゴールする競技です。ボールを抱え、平均台の上を走り、ゴールに向かう孫娘・綺里。孫娘が唯一入賞(二位)した競技でした。

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最終競技の紅白4組による対抗リレー、アンカーにバトンが渡った時点では、赤が3-4mほどリード、黄色(白組)が2番手。

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3-4コーナーで逆転、3-4mの差をつけて黄色がゴール。


今日は朝から好天、絶好の運動会日和でした。小6の孫娘・悠里にとっては小学校最後の運動会で、競技に参加できなかったのは残念でしたが、放送係を一日務め、進行役の一端を担いました。小4の孫娘・綺里も運命走で入賞、YOSAKOIソーランではタワー役を務めました。いつまでも記憶に残る一日になったかなと思いました。



八重桜とライラックの咲く季節

5月上中旬の冷え込みが影響して、桜の開花が例年に比べて10前後遅れました。八重桜も同様でピークが5月下旬となりました。また5月下旬には一気に気温が上昇し、日によっては、札幌の最高気温が、東京、福岡を上回るという珍現象も起きました。春を通り越して一気に初夏になったような気候が続いている今日この頃です。

いつもであれば、5月の20日前後から咲きほころぶライラックが、5月22日〜26日の第50回さっぽろライラック祭りが終わってやっと開花するという番狂わせも起きました。なおライラックは札幌の市花に指定されていて、市民にもなじみの深い花です。なお、フランス語風にリラと発音することもあります。この花は割と冷涼を好みます。この花の時期に寒さが戻ると「リラ冷え」というほど生活に密着しているともいえます。

そこで今回のブログでは、八重桜とライラックを取り上げてみました。小樽市内では八重桜として有名なスポットは手宮公園と旧手宮線沿いです。5月30日に旧手宮線沿いで、また翌日の31には札幌で、北海道庁の八重桜と大通公園のライラックを撮ってききました。6月4日には手宮公園の緑化植物園で八重桜を撮影してきました。


(1) 小樽旧手宮線沿い

小樽市では、旧国鉄手宮線の中央通り(駅前通り)から寿司屋通りまで、延長約510メートルの区間を、平成13年度にJR北海道から購入し、オープンスペースとして整備しました。オープンスペースは、普段は市民の散策路として利用されています。さらに「小樽がらす市」の会場や、小樽市の冬の代表的なイベントとなった「小樽雪あかりの路」のメーン会場の一つとしても活用されています。この散策路の両側には数十本の八重桜が植えられていて、季節になると見事な景観を呈します。

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散策路のほぼ中間の日銀通りから手宮方面を見たもの。観光客が桜の下で記念写真を撮っている。

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同じく手宮方面を望む。

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日銀通りから寿司屋通り(札幌方面)を見ると…あれれ、スーパーマリオが写真を撮っている。

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おい、おい、列車に轢かれるぞ!愛知県から来たという陽気な高校生たち。
ここで一句、「八重桜満開、笑顔満開、青春の一ページ」


(2) 手宮緑化植物園

春は桜で有名な手宮公園内の一角に、緑化植物園があります。ここの植物園は高台にあるので桜と海が一緒に見ることが出来ます。詳しくは5月28日付ブログ「小樽市内桜めぐり〜その1」で紹介しております。5月28日のブログでは、エゾ山桜の開花を取り上げましたが、今回は八重桜を取り上げます。

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植物園内の道路の海側に沿って八重桜が数十本植えられています。画面左手が高台になっています。左手奥は葉桜になったエゾ山桜の木々です。

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この日は風が強く、時折吹く強風に桜が揺れています。

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満開の八重桜をバックに写真を撮っていたのを横からパチリ。念のため人物の手前の桜の枝にピントを合わせました。

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天気がよいと対岸の増毛連峰の残雪が綺麗に見える。

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緑化植物園内は、今エゾ山つつじが満開。内蔵ストロボ発光させて日陰のつつじが黒くつぶれるのを防いでいます。


(3) 北海道庁の八重桜

北海道庁には100本以上の桜が植えられていますが、千島桜やエゾ山桜よりも八重桜が圧巻です。道庁の前庭には2つの池がありますがそれらの池の周囲に植えられていて、例年5月下旬に満開となります。今回は5月最終日の31日に撮影に行ってきました。幾分葉の緑が目立ち、満開のピークはやや過ぎた感じでしたが、八重桜特有のボリューム感がいっぱいでした。

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太陽が中天にあって、桜の下は影になります。そのまま撮影すると、桜が黒くなってしまうので、ここは内臓ストロボ発光させました。

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こちらも内臓ストロボ1発。

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新緑と相まって、八重桜のピンクが一段と綺麗に見えます。

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ちょうど昼休みの時間で、池の周辺では休息する人が多い。

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東南アジア系のカップルが、iPhoneで自分撮り。

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青空だと池に映る八重桜もきれい。

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池のほとりの木陰に、新緑の葉が日を受けて輝く。


(4) 大通公園のライラック

大通公園には約400本のライラックがあって、例年5月中〜下旬に花が咲きます。5月31日に札幌に出向き撮影いたしましたが、いまだ3-5分咲きというところでした。ただし白いライラックは満開です。この分ですと、6月5日(水曜)から始まる札幌YOSAKOIソーラン祭りは、ライラック満開の中で行われると思われます。

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紫色のライラックは3-5分咲き。

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白いライラックは満開。

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大通公園はチューリップ、パンジーなどほかの花も咲き乱れている。

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木々も新緑に染まってきた。

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時計台の前にもライラックがあります。画面では日陰になっていて分かりずらいですが…

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ライラックは日陰になっているので、このまま普通に撮ると、黒くなってなんの花かわからない。内臓ストロボで、花に光を与えると上のような画像になります。参考までに内蔵ストロボ発光なしの画像は、下のとおりです。

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これでは何の花かわからないですね。

YOSAKOIソーランの季節〜その1

今年もまたやってきました。札幌初夏の風物詩YOSAKOIソーランのシーズンが。今年で第22回目となるこのYOSAKOIソーラン、札幌市内21の会場で6月5日(水曜)から9日(日曜)までの5日間にわたって繰り広げられます。メインとなる会場は札幌の中心街である大通公園です。公園の両側道路を開放し、北コースと南コースになります。演舞は両コースともに、西5丁目をスタートして、西10丁目が終点です。途中西8丁目のメインステージ付近は演舞なしです。西5丁目〜7丁目は有料及び無料の桟敷席が、南北両コースともに設けられています。西9丁目、10丁目がフリースペースとなります。

西8丁目のメインステージ前にもフリースペースがありますが、狭いのと順番待ちが多くてとても入れません。また西5丁目〜7丁目にも無料桟敷席がありますが、対面の桟敷席の組み立てパイプが映り込んでしまいます。ということで撮影は西9丁目、10丁目で行いました。また事前に公式ガイドブック(有料200円)及びYOSAKOIソーラン公式ホームページで、出場チームの演舞時間、演舞会場がわかります。今年は大通の南北会場及び、そこから歩いて10分ほどの一番街丸井今井前会場で撮影することにしました。

JR札幌駅を出ると、南口広場会場から、YOSAKOIソーランのリズムが聞こえてきます。またここの会場で演舞する予定のチームが広場前に集合しています。

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どこのチームでしょうか。踊り子たちが会場わきに向かっています。

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JR札幌駅前南口会場で演舞し終わったチームでしょうか、次の会場に向かうようです。

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大通公園ではライラックの花が満開。公園の木々の新緑が目に染みてきます。

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会場内をどこかのゆるキャラが向かってきました。


さて、西9丁目会場に来てみると、気を引くような演舞が始まっていました。太鼓に傘は沖縄のエイサーや盛岡のさんさ踊りにも似ていますが、傘はあったかな?プログラムによれば「夢鼓動大地21」とあります。YOSAKOIソーラン公式ホームページからチームについての一言コメントを添えておきます。(以下各チームとも、すべて公式HPからの引用・紹介並びに私が手を加えておりますです。)

<夢鼓動大地21>
石狩市が本拠地のチームですが、茨城、福島、岩手、北海道のメンバーが、本祭にて一緒に演舞します。この日を願い『3.11』より2年の月日が経ちました。ニュージーランドからの参加は叶いませんが、のぼりを掲げ、気持ちを一つに演舞します。魂の響…希望・愛・絆・平和への感謝を忘れずに活動しています。踊り子全員が沖縄太鼓を持ち平和への思いを音に込めて演舞します。

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一瞬沖縄のチームかと勘違いしました。

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9丁目会場では、5−7丁目の3回目に続いて4回目の演舞で、疲れているように…見えませんね。皆元気いっぱい飛んだり跳ねたり。

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やはり大きなのぼりが気になります。後ろののぼりの「絆」は東北大震災からの復興を願ったものでしょう。頑張れとつい拍手したくなります。


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どこのチームでしょうか、背中の天狗のお面が自己主張しているようで…

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後ろのビルのガラス面が青空を反射しています。その前を赤い着物を着た道内東神楽町の「ひがしかぐら東神酔華の舞」チームが次の演舞の準備中でした。青に赤は目立ちます。


<関西京都今村組>
京都府木津川市を本拠地にするチームで、平均年齢は14歳とほとんどジュニアチームとも言える。だが決して大人チームにはひけをとらない。夕張支援ライブは6年目、東北復興支援活動は3年目を迎える。各種ジャンルを取り入れた踊りは「今村組系」と呼ばれるほど。毎年ファイナル進出を目指していたが、今年は踊りの出来栄えがよくグランプリを目指しているという。

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これまたのぼりの数がとてつもなく多いチームです。若いぴちぴちギャルが中心のチームです

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中学生、高校生が中心メンバーで、とにかくはつらつとしている。

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飛んだり跳ねたりそのエネルギーはすごい。

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見ている側を圧倒する勢い。

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終盤、全員が復興への希望の花、桜を掲げ踊る。

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最後は東北大震災を写した大きなの写真の幕をバックに、桜ののぼりを掲げ終える。とてもメッセージ性の強い印象に残るチームでした。


公園内に目を移すと、すでに演舞を終え一息ついているチームがあちこちに見られます。また時間的にも昼が近いので弁当を食べているチームもあります。

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さすが、大通りコースを5丁目から10丁目まで、都合5回演舞すると相当エネルギーを使います。演舞後に芝生に倒れ込むのも理解できます。

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同じ衣装でそろって食事をする姿も、また迫力もんです。

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南コースのほうでは演舞を終えた台湾チームの女性たちを見かけました。残念ながら演舞を見る機会を逸してしまいました。去年は体育大学の学生たちが金色の衣装で飛んだり跳ねたり、体育競技のようなユニークな演武を披露してくれました。


<横浜い〜じゃん>
横浜市を本拠地にしたチームで今回初出場。昨年横浜に、よさこい総踊り曲「横浜い〜じゃん」ができた事を機に、10チーム合同100名で参加です。衣装も10パターン、良い世さ来いと唄い踊り、思い切りYOSAKOIソーランを楽しませていただきます。

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このチームものぼりがやたら多いのが目につきます。Tシャツの背中にチーム名が見えます。横浜い〜じゃんとあります。

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衣裳もカラフル、見ていて楽しくなります。

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大きなのぼりが5旗続くと迫力満点。

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い〜じゃん、い〜じゃん、笑顔満点だ。

午後を少し過ぎて空腹が気になり始めました。9丁目、10丁目会場内には札幌観光協会のとうきび売りの屋台のほかは、食べ物の屋台はありません。5丁目、6丁目の北のフードパークまで戻る必要があります。南北両コースのほうも、次から次と切れ目なく演舞が続いていますが、しばらく有名チームの登場はないようです。この後は、「粋〜北海学園大学」、一昨年の大賞受賞チーム「夢想漣(ユメソーラン)えさし」、前年の大賞受賞チーム「平岸天神」などのチームが北コースに登場します。


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西6丁目の北のフードパークに向かう途中で、インディアンたちに遭遇。出番が近いのか、化粧に熱心なインディアンの娘さんが多い。

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YOSAKOIはいいね、ひと声かければ、大概写真撮影がOK。長老に話を聞くと、宮城県から参加しているという。衣装代、飛行機代、宿泊代、総計で一人当たり10万円、各自が負担していますとのこと。ご苦労様です。

午後の部は次回(6月17日)に続きます。
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