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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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多くの方々に訪問いただき…

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Gooスタッフによって、当ブログ「夜空に咲く大輪の花」がおすすめブログとして推奨されたために、訪問者数がうなぎ上りで増えました。うれしい悲鳴を上げております。それにしてもGooブログおすすめ欄に小さく「普通に撮っても面白くない!花火をアートに撮る方法」と載っただけなのに、その反響の大きさに今更ながら驚いております。改めて、取り上げてくださったGooスタッフの方々並びに訪問して下さった皆様にお礼申し上げます。

またこの間に小生の拙いブログに、読者登録してくださった皆様にもお礼申し上げます。本来であれば、個別に訪問してお礼を述べるところでございますが、この場を借りてお礼並びに皆様方のブログの感想等を(登録順に)を述べさせていただきました。この1週間読者登録してくださった皆さんのブログを、10篇ほどさかのぼって、じっくり拝読させていただきました。最後に私自身のプロフィール欄記載以外の事項についても若干紹介しておきました。


☆ 00170227さん 写真師の「新カメラ日記」
石川県にお住まいで、HPも運営されておられ、プロの写真家さんとお見受けいたしました。小生の拙いブログに読者登録され、かえって赤面のいたりです。10回分ほど拝見させていただきましたが、ブログ毎日更新されており、大変ではないでしょうか、しかも素晴らしい画像のオンパレード。勉強になります。8月29日の「金色に光る猫じゃらし」身近な素材を見事アートの世界にしてしまう、見習いたいと思います。

☆ ladybug2574さん 天道虫の独り言
ブログを始められて日が浅いようですが、読んでいてブログのベテランかなと勘違いしました。身近な日常の出来事を深く掘り下げて分析されており、私自身見習うべき点が多いと感じました。交通事故にあわれたようですが、お体大丈夫だったのでしょうか。町内会の祭政一致の話はおもしろいですね。私の住んでいる地域では人間関係が薄く、そういう因習がいまだに残っているとは夢にも思いませんでした。そういえば昔小説で読んだような…気もします。

☆  49202811さん きいて!きいて!…トムG独り言…
ご夫婦で果樹園を営まれているんですね。結構な重労働のようですが、夏風邪完治されたのでしょうか。私も8月末で70歳となり、国保の自己負担が1割となりますが、3か月ごとに市立病院で降圧剤をもらっています。医者は漬物を食べなければ服用は無用と言いますが、漬物のない飯なんて考えられない。というわけで1錠を半分に割って飲んでいます。漬物バリバリ食べて…

☆  sa012345さん 青ちゃんブログ
名古屋ど真ん中祭りや大型クルーズ船の記事が出ており、つい目が惹きつけられました。ど真ん中祭りでは、北海道大学のチームが、演舞後半で赤ふんで踊り出すシーンがあったようですが、札幌のYOSAKOIソーラン祭りでは名物踊りなんです。白神山地に行かれたんですね、かつて青森に勤務したことがありましたが、岩木山の文字を見て、当時が懐かしく思い出されました。

☆  hiroko_happydayさん gooブログはじめました!
プロフィール欄の都道府県欄に北米とあったので、あれ?と思っていました。よく読み進んで行くと、カリフォルニア州に住んで居られるんですね。外国に住むって素敵なことのようにも思いますが、風習が異なる中で苦労も多いのではないでしょうか。それにしても外国も日本も同時にブログが読めるなんて、そんな時代なんですね。

☆  teruyoshi338さん  gooブログはじめました!
大手大企業を退社され車両販売の自営業をされておられるんですね。その間の決断は大変勇気のいったことでしょうね。転職の経験のない私には計り切れない勇気と決断があったことと思います。事業の成功をお祈りしております。

☆  moukozakura_1945さん 日々の思い
小学校時代を中国張家口で過ごしたと書いてありましたが、戦後引き上げに際しては大変なご苦労をされたんですね。今は青森市にお住いのようですが、私も勤務の関係で、平成4〜6年までの3年間単身赴任をしていました。7月に入ると、ねぶたの準備一色、心うきうきしたことを覚えています。県内もよく歩きました。田舎館村の田んぼアート素敵ですね。伊奈かっぺいの放送をよく聞きました。腹の底から大笑いしたものです。これからも青森の話を聞かせてください。

☆  hiro4093さん もう困らない!初めての子犬のしつけと飼い方
ブログを拝見していて、イヌネコについて凄く詳しいのでびっくりしました。我が家にも老描2匹、犬が1匹おります。最初のしつけが大事ということ、よくわかります。我が家では犬の散歩当番が私、その他は家内と役割分担しています。どうも家内のほうが甘やかすせいか、食事時でも家内の傍で、人間の食べ物を欲しがります。ブログの記事を参考にさせていただきます。


<紅露のプロフィール等>
☆ブログのタイトル(紅露の写真日誌)通り、本名を使っております。珍しい苗字とよく言われますが、3代前の祖父の除籍謄本によれば、阿波郡桑野町(現四国の阿南市)が出身地のようです。明治の折に北海道に一族数名が移住したと聞いております。四国には紅露姓が多いようです。

☆私の出身地は道内の滝川市の隣町雨竜町です。冬は−20〜30度以下になる極寒の地です。もう少し北には、−41度を記録した幌加内町母子里がありますが…。雨竜の隣町は、奈良県十津川郷の移住者が多い新十津川町があります。1991年に斉藤由紀主演でNHKドラマ「新十津川物語」が放映されましたので記憶のある方も多いのではないでしょうか。


昭和32、3年ころ中学生の頃です。右が小生。オヤジに買ってもらった小西六製(のちのコニカ)のkoniletteで撮影。

☆現在は、運河やガラスで有名な小樽市内に住んでおります。オルゴール堂や北一硝子は我が家から50−60mのところにあります。

☆昭和41年に商大を卒業し、政府系金融機関に就職しました。本店調査部、函館、横浜、小樽、青森、釧路、札幌北、八王子、札幌の各支店を経て、平成17年に再雇用を含めて定年退職いたしました。

☆札幌北支店勤務(平成9−12年)の折に、北海道新聞小樽支社の写真講座を3年間受講し、写真の基礎を学びました。それ以前から趣味でカメラをいじってましたが、家内から「あなたの写真には他人を感動させるものがない」と酷評され、それではと基礎から学んだ次第です。

☆受講し始めて3年目に、講師の先生に勧められて、小樽市展に初応募したところ、最高賞の推薦を得ました(下の写真)。家内いわく「これは偶然の産物、娘と猫に感謝しなさい」と。


初応募で推薦となった写真。小5の娘がエレクトーンを弾いているところを撮影しようとカメラを持って2Fに上がると、ネコも一緒について来ました。2Fの部屋の戸を開けた瞬間、ネコはエレクトーンに飛び乗り、さらに雛壇へ駆け上がりました。娘が雛壇を壊されると思い、怒り心頭、そこをパチリ。ネコは誇らしげにニャ〜。

☆自分でも100%ラッキーな瞬間に出会えただけと、家内の言葉に納得。しかし翌月の北海道写真協会小樽支部コンテストにも続けて推薦、さらに観光協会のコンテストに準特選と、3件続いてはラッキーとばかりも言ってられない。やはり基礎から受けた甲斐があったのかと納得。

☆その後各種の写真コンテスト、フォトコンにも入選し、メインで使っている一眼レフカメラEOS40D、ミラーレスのOLYMPUS PEN E-P1他コンデジ数台も賞品としてGET。その他宿泊券多数。すっかりフォトコンマニアとなってしまいました。

☆ということで、写真撮影が趣味というより、フォトコン応募が趣味と言った方が早いかもしれません。長々と自己紹介させていただきましたが、今後ともよろしくご指導願います。ブログの感想、アドバイス等気軽にコメント欄に書き込んでいただければ嬉しく思います。




小樽運河公園でお盆万灯絵が行われました

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8月19日(月曜)小樽運河北側にある運河公園で、第14回お盆万灯会が行われました。万灯会は祈願や滅罪のために行われ、古くは日本書紀にもその記述が確認される法要です。お盆の時期に行われる万灯会としては奈良の「東大寺万灯会」が有名です。新聞紙上等ではよく見聞きしましたが実際に見たことがありませんでした。東京八王子に勤務(平成12〜14年)していた折に、日野市の高幡不動尊で万灯会が大々的に行われることを知り、撮影に行ったのが初めての体験でした。

それはさておき、小樽の「おぼん万灯会」を主催する小樽佛教会は、各宗派の壁を超え、市内68のお寺が協力して、小樽佛教会の理念でもある「いのちたいせつ」を基本テーマにして、お盆の供養・万灯会を平成12年度から毎年実施しています。事前に周知されたポスター等によれば、出店や縁日、催し物も予定され、家族連れで楽しめる企画となっています。開場は小樽運河の北の端、いわゆる北運河と歴史的建造物である旧日本郵との間に挟まれた公園です。過日のブログでも取り上げた「北運河サウンドエナジー」の会場となった公園でもあります。

<小樽佛教会(お盆万灯会)のポスターから>
16:30  開場
17:00 大道芸人「クマさんショー」
17:40 小樽太鼓衆「鼓響」の和太鼓演奏
18:20 薩摩琵琶演奏「北原香菜子さん」
18:50 法要開始 薩摩琵琶の生演奏をバックに僧侶約20名が出席。
    一斉に読経開始、顧問・来賓の焼香
19:20 各宗派読経(浄土真宗・浄土宗・真言宗・曹洞宗・日蓮宗・法華宗)
20:30 閉場

当日の19日は、このところの不安定な天候を反映して、雨が降ったり止んだり、晴れ間が出たり、と何とも目まぐるしく変わる天気です。午後5時過ぎに運河公園に到着すると、公園内の周辺や噴水池周辺に飾られた約6000の灯篭のろうそくに火が灯され、次から次と灯篭が並べられていきます。催し用のステージではすでに、大道芸人「クマ」さんの風船アートやコマ回しが行われています。


左端の寺院関係のスタッフの方も、ひと段落したのか、クマさんの芸に見いています。


出来上がったのはミッキーの顔、子供たちから大きな拍手。


クマさんの芸は続いていますが、ステージの上には大きな入道雲。


小樽太鼓衆「鼓響」による和太鼓演奏が始まりました。


運河公園正面の旧日本郵船の後ろに夕日が沈みかけています。鼓手の影がステージ後幕に映し出されました。


真剣な眼差し、


迫力ある演技、太鼓の高さまで飛び上がって反動で打ち鳴らす、ド〜ンと腹に響く音。


薩摩琵琶の演奏が始まりました。


薩摩琵琶の第一人者と言われる「北原香菜子氏」の歌(語り)と演奏

初めて聞きました実際の琵琶の音色と語りを。琵琶というと、真っ先に思い浮かべるのが琵琶法師「耳なし芳一」や平家物語の[祇園精舎の鐘の音…」です。平家物語の一節は、高校生の時に古文で習った気がします。北原さんの透き通った声に合わせ奏でる琵琶の音色が、何とも美しく昔に引き戻されるような気持ちになりました。喜多原香菜子さんについては、全国邦楽コンクールの最優秀賞者でもあります。


琵琶の語りと演奏に合わせるかのように、ステージ後ろの入道雲が燃え始めました。


北東の空はごらんのとおり夕焼けが反射して、恐ろしいほどに燃えたようになりました。


そろそろ法要開始の時間となります。


噴水池に流す蓮華灯を抱えた参加者の列がかなり長くなりました。右手のへこんだ箇所から、僧侶の合図に従って、蓮華灯が流されていきます。


大勢の法要参加者が見守る中蓮華灯がひとつずつ流されていきます。


花が飾られたり、折り紙が差し込まれたり、蓮華灯も様々です。


祭壇前では僧侶たちの読経が始まりました。


噴水池の周りでは蓮華灯流しが続いています。


宵闇が深まるにつれ火のともった灯が輝きを増してきました。


読経が続く中、灯篭流しはまだまだ続きます。


<追加の記事&写真>
祭壇の読経や焼香等についてもまだまだ撮影していたいのですが…、途中で切り上げました。実は小樽第3埠頭に係留中の帆船日本丸が気にかかっていたのです。日本丸は明日すなわち20日の午後4時に小樽港を出港してしまいます。15日から第3埠頭に停泊しておりましたが、なかなか撮影に行けず、今日が夜間撮影の最後のチャンスなのです。ということで早速第3埠頭に向かいます。午後7時半過ぎ、周辺はすっかり暗くなってしまいましたが、最後の夜の帆船日本丸の姿をカメラに収めようというカメラマンが大勢押しかけておりました。


20日午後4時からは登檣礼(とうしょうれい)が行われます。登檣礼をクリックすると、Facebookに投稿した画像が出てきます。


フォトコンテストの表彰式で札幌へ

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今回のブログでは、最初に過日表彰式のあった「GO!GO!ドライブフォトコンテスト」の様子を、次いで、今年4月以降に入選したフォトコンテストの作品を紹介したいと思います。例年四半期ごとに作品を紹介していましたが、今年は入選回数がガタ落ちで…年初の住吉神社のおみくじ「小吉」が、ズバリ的中なんて、嬉しくないことがあって紹介をためらっておりました。


<GO!GO!ドライブフォトコンテスト表彰式>

8月17日(土曜)札幌豊平区美園にある、トヨタカローラ札幌で開かれた表彰式に行ってきました。2011年から開かれている「GO!GO!ドライブフォトコンテスト」で冬の風景部門で「最優秀賞」をを受賞し、その表彰式がありました。同時に表彰が行われた春の風景部門は残念ながら入賞はなりませんでした。GO!GO!ドライブフォトコンテストは、春、夏、秋、冬と年4回開催されています。夏と秋については翌年3月に表彰式が行われ、今回は冬と春の入賞作品の表彰でした。

当日午前10時30分表彰開始ということで、自宅を早めに出て、できれば札幌の風景も撮影しながらと考えていました。ところがあいにくの雨模様。JR札幌駅で地下鉄東豊線に乗り換えます。東豊線と言えば、プロ野球「日本ハムファイターズ」の選手をラッピングした電車が走っていると新聞記事を読んだことがあります。出来れば、その地下鉄の電車も写真に収めようという魂胆です。


JR札幌駅から地下鉄に向かう途中のオブジェです。白飛びしていて分かりにくい?そうなんです。LUMIXのコンデジでパチリしたんですが何度シャッター切っても画面が白っぽい。あちゃ〜、シャッター優先モードになっていて、しかも30分の1にセットされたままだ。慌ててモードダイヤルを絞り優先モードに切り替えるも…、すでに時遅し。標的がいない。ま、白っぽくても雰囲気のある画像になっている。なんという楽観論。チョイ、オブジェと床の間のラインがきつすぎるけれど…

さて東豊線のホームで電車を待ちます。福住行きを待っていても、反対車線の栄町行きを待っていても、行き交うのは普通の電車ばかり。ファイターズ号はやって来ない。ほほ30分近くやり過ごし、これ以上は式典に遅刻するかも…と思っていた時に来ました。ファイターズ号が。車体一面に選手の写真が貼られている。でも、野球ファンでない私には、誰が誰だかわからない。稲葉選手の写真はかろうじてわかりました。


あれ、胸のあたりにローマ字で…、一瞬で見ると、視線は当然顔に行きます。じっくり見ると、次に名前に気が付きます。人間の視覚というか視線の流れはおもしろいですね。実はこの視線の流れが写真撮影で重要な意味を持つのですが…、”魅せる写真”の話は別の機会に取り上げます。


数枚コンデジで流し撮りしましたが、どれもボケボケ。失敗した、一眼レフで撮るのだった。と思った時はすでに時遅し。

開始5分ほど前に会場に到着。今回の表彰は、冬部門が私を含めて6点、春部門が6点、計12点ですが、2人欠席で出席者は10人でした。司会者の説明の後、トヨタカローラ札幌社長の挨拶があり、さっそく表彰が始まりました。


中央の大きなボードに冬6点、春6点が展示されている。右のパネル3点は今回の講習会の講師(兼審査員の一人)・七戸耀生氏の作品です。


社長の挨拶の後すぐに、表彰が行われました。表彰時に、各自作品について撮影者からの一言が述べられました。


私の作品「厳冬の石狩浜」最優秀賞(賞金3万円)+花束
当時審査された今津秀邦氏評:今年の北海道の冬は、とても寒かったですが、その空気感が伝わってくる写真です。船着き場の蓮葉氷に加えて、船の上にもちらつく雪が冬の風景らしい写真になりました。

表彰式が終わり、記念撮影が終わった後、GO!GO!ドライブフォトコンテストの審査員の一人でもある航空写真家の七戸耀生氏による講演がありました。七戸氏は航空写真と言っても熱気球に乗って空から地上を撮影する写真家です。




パネル写真や当日配布された冊子(七戸氏編集発行「Eyes of Nils」)をもとに撮影話が紹介されました。

なお、入賞作品の一覧はトヨタカローラ札幌のホームページで紹介されております。
<2013年冬部門>http://www.ekuruma.co.jp/drive/2013winter.html
<2013年春部門>http://www.ekuruma.co.jp/drive/2013spring.html


<4月〜8月のフォトコンテストの入選状況について>

4月1件、5月5件、6月0件、7月5件、8月3件、計14件という状況で、前年の4−8月の29件にくらべて、残念ながら半減以下という惨憺たる結果です。理由はいろいろありますが弁解になりますので避けまして、9月以降フンドシを引き締めなおして、初心に戻ってチャレンジです。今回紹介する作品の中にはすでに、Facebookで紹介済みもありますが、それらも含めて主な入選作品を紹介いたします。なお、平成25年1−3月期の状況については2013年4月2日付ブログで紹介しております。

(1) 窓辺を飾る風景フォトコンテスト

住友不動産、大和ハウス等大手建設会社が数社で共同でネット展示場「ずうっとe家」を運営。そのサイトで毎月「窓辺を飾る風景フォトコンテスト」を実施しています。毎月実施されます。入選点数が毎月3件と少ないのですが、4月と7月の2回入選しました。


4月の入選作品「出窓の小物」我が家の2Fの娘(次女)の部屋を覗くと窓辺に素敵な小物が置いてある。それをちょいと借景して…入選しちゃいました。


7月の入選作品「ネコまどろむ窓辺」出窓には化粧品やら花瓶やらごちゃごちゃしているので、ソフトフィルターでごまかしました(笑)。

(2) トヨタカローラ札幌「GO!GO!フォトコンテスト」

冬の風景の部門はすでに紹介済みですが、冬のドライブ笑顔部門(2lサイズ)でも入選しております。


入選「暖かいどう〜、北海道」然別湖アイヌコタン祭りで、屋外の温泉に入っているオジサンにお願いして撮影させていただきました。

(3) キャンピングカーフェスタ2013年・車旅写真コンテスト

西日本の各主要都市で毎年開催されるキャンピングカーフェスタ。コンテストもその一環。今年は福岡市が開催地とか、応募の案内状が来ました。


みろくの里賞(佳作)「日本最北端ノシャップ岬の夜明け」7月の真夏、午前3時半には東の空が明るんできた。

(4) ネットdeデュッセル春の写真コンテスト

ドイツデュッセルドルフ在住の日本人コミュニティーが発行する「グーテンターク」誌主催のフォトコンテスト。


2位「冬の街」メルヘン広場の蒸気時計をバックに撮影しました。3位にも入選しています。
審査員のコメント:逆光に輝く蒸気と、うつむきながら歩き、オーバーのすそを持ち上げる人たちの適切な瞬間を逃さないシャッターチャンスに、撮りなれた撮影の腕を感じます。
ちなみに送られてきたグーテンターク誌の結果発表ページを見ると、1位はドイツ人女性で、風に傘が飛ばされる様子をセルフタイマーで撮影したということです。


(5) 第2回キコリンの森フォトコンテスト

住友林業のメルマガ「キコリンの森」のフォトコンテストです。


銀のきこりん賞「ジャンプ」孫娘二人が、手宮緑化植物園の桜の下でジャンプした瞬間をパチリ。

(6) ニコマルツアー主催・韓国感動フォトコンテスト


佳作「キムチのシーズン」12月上旬小雪降る中の、ソウル仁寺洞の一角で、50−60名のアジマー(オバちゃん)たちが一斉にキムチづくりに励んでいる姿は壮観でした。

(7) 第18回豊かで住みよい国づくりフォトコンテスト

日本建設広報協会が主催するフォトコンテスト。


激励賞「神輿火をくぐる」

(8) 山の渓谷社×壁紙写真部共催「2014年なごみ猫フォトコンテスト」


入選「俺のエリアに入るな、ネコキック食らわせるぞ」

(9) 北海道写真協会(道写協)札幌支部「開拓の村モデル撮影会コンテスト」

7月7日に行われた道写協札幌支部主催の開拓の村モデル撮影会については、当ブログで紹介しました。その折にフォトコンテストも行われました。


特選「赤い日傘」9月20日に札幌道新ビルで表彰式があります。


入選作品の一部を紹介しましたが、これ以外に、ケンタッキー(KFC)×趣味人クラブ共催のデジタルフォトコンテスト特別編でもバーレル賞に内定しております。主催者側の公表が未了(9月5日現在)ですので、画像は載せられません。もう1件六星社「おにぎりうまい顔選手権2013」の1次通過が確定し、過日米5?が送られてきました。最終順位は、8月中旬〜翌年2月までの公開投票で決まるとか…

もう1件月末ぎりぎりに、日本交通文化協会「交通総合文化展2013」から通知が来ました。6月に古平町で行われた琴平神社春の例大祭での「天狗火を渡る」がノミネート候補作品となりました。データをCDに焼き込んで送付しましたが、どの賞に決まるかまでは、今少し時間がかかるようです。ということで画像は公表できません。が…最高賞だと大臣賞+20万円、まさかそれはないでしょうが…カメラ買い替える足しにしたね。


次回は9月1日(日曜)におおこなわれた「さっぽろだいどんでん」のその1を掲載します。パフォーマーの祭典、アイドルユニット、ファッションコンテスト、ひょっとこ踊りなどなど9月10日を予定しています。




札幌パフォーマンスカーニバル「だいどんでん!」を撮る

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8月30日(金曜)〜9月1日(日曜)の3日間、札幌駅前通りの歩行者天国(南1条からススキノ交差点まで)をメイン会場として、「さっぽろだいどんでん!」が行われました。大道芸やアート、音楽など様々なジャンルのパフォーマンスが行われるイベント「だいどんでん!」は今年で13回目になります。毎年この時期に行われますが、数年前に台風の影響で一部しか実施されない年もあって、それも含めて14回目とも言われていますが…それはさておき、

☆「札幌の中心部で行う大道芸のフェスティバル」
☆「誰もが参加できるまちのお祭り」
☆「若者とまちの人が連携した運営」
この3つのテーマをもとに、同イベントは年々規模を拡大し、昨年は120組1600人以上のパフォーマーが集結しました。札幌で活躍するパフォーマーやゲストパフォーマーによる素晴らしいパフォーマンスを間近でみるチャンス!、と「だいどんでん!」公式HPで謳っております。

なお、30日(金曜)は前夜祭で、創成川公園、狸二条広場、三吉神社等で行われたようです。31日(土曜)と1日(日曜)が本番です。事前に公式HPのプログラムを参照し、出演者の顔ぶれを参照して、1日に撮影に行ってきました。JR札幌駅から地下歩行空間を大通方面に進むと、大通駅近くですでに始まっておりました。


子供が旗を振っています。芸人が子供に振らせたものです。通行人が何だろうと思って寄って来るからだそうです。そういう解説に観客は大笑い。

さてメイン会場である、歩行者天国に着きました。総合案内所でプログラムと芸人紹介が乗ったチラシをいただきました。このプログラムで本日の出し物が一覧できます。


なお、事前にPCでプログラム等は打ち出してありましたので、まずは、会場8・IKEUTI(池内デパート)前に向かいます。


プログラムのパフォーマー紹介によれば「北のVCL系アイドルANGELOID」とあります。札幌発のボーカロイドをコンセプトにしたアイドルグループ5人組ということです。。

見ていると、彼女たちの仕草に応じて手前の観客6−7人のグループが手拍子にとどまらず仕草を真似し始めました。これは、アイドルたちのパフォーマンスを見るより面白い、と思い反対側の通りに回ってみました。


若者たちに交じって中年も手を振りかざしています。


アイドルたちの動きが激しくなってくると、彼らもまた同調して動きが…


ややっ、アイドルは指3本突き出しているのに…彼らは1本、2本、3本、ばらばらだ。このズレも面白い。


盛り上がっているのはここの一角だけ。左奥の女性も苦笑い。


自己紹介がありました。AKB48の札幌版が目標とか…


若者+中年グループのパフォーマンスにも熱が入ってきました。飛び上がったり、撃たれて転んだり…原発問題も消費税増税も、吹っ飛んでしまっている。ああ、日本は何とのどかで平和な国だ。

さて次の会場は、ビルとビルの間に挟まれた会場2・シャワー通りで行われている「ロリ・カワストリートパーティ」いわゆるロリータファッションコンテストです。ロリカワとは、ロリータ+かわいいの造語でですが、最近はロリータファッションで町おこしを進めようという動きもあります。ロリカワ観光ツーリズム推進協議会なる団体も設立されています。7月には、小樽で大正ロマン漂う小樽運河や歴史的建築物を前にツアー、撮影会がありましたが、残念ながら見逃してしまいました。さてだいどんでんに戻って、画像を紹介します。


右手に並ぶは、順番待ちのロリカワファッションモデルたち。


この日唯一の男性モデルの登場です。右下はテレビカメラの三脚が入り込んでしまいました。


ウエディングドレス風です。


プロのモデルとは違い、ややぎこちない。


クロ系で統一やや大人っぽいかも…


審査員の前を往復して、次いで隣のステージで記念写真の撮影。


こちらはコンテスト参加者ではないようです。向かい側のビルの片隅でスマホを見つめていました。素敵な姿についパチリ。

だいどんでんは、大道芸の披露だけではありません。体験コーナーもあります。「なわ・どん・でん」と称する縄跳びの回数を競う競技や、「はりがね指輪作り教室」「マリオネット体験」「手作りうちわ教室」「トランプ王国のカードマジック教室」などなど11のコーナーが設けられています。


ここではトランプマジックを教えていました。


親子で楽しめるうちわづくりのコーナー。

次は会場7・ラガレリア前で行われる予定の「縁起芸能・万福ひょっとこ踊り」を撮影しに行きます。午後2時半開始の予定ですが、前の組の「江戸かっぽれ」が長引いているようです。


どういうわけか、所定の時間を過ぎても、かっぽれ踊りが続いています。2時40分過ぎにやっと終了…


その間待機中のひょっとこたちはひそひそ話「前の組まだ終わらないよ、ひょっとこ踊りの時間がなくなってしまうよね…」とささやいているのかどうか…わかりません。


後ろには演技を終えたかっぽれ組が…、やっと出番の来たひょっとこたちも緊張の糸が切れたのか、手足がそろわない。


あれれ、ここは手を高く上げるところだったっけ?


着替えコーナーが設けられていないので、あたふたと道路わきで着替え。なんせお年寄りの多いチーム。もたもたしているうちに、リーダーの急がせる声が飛ぶ。あれれ、次の踊りが始まってしまったよ、ちょっと待ってよと言いながら踊りの輪に飛び込む。


終了間際にやっと調子に乗って、演技がそろうようになったところで、ジ・エンド!

札幌だいどんでん前半はここで終わり。次回は後編、津軽じょんがら三味線の「セ三味ストリート」「月寒東中野七頭舞を踊る会」等を取り上げます。





北運河でサマーフェステバル〜小樽笑店主催

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9月に入ってめっきり涼しくなりました。すっかり秋の気配が濃くなってきました。しかし相変わらず天気のほうは不安定で、天気予報が外れ、道内でも集中豪雨に見舞われた地域もあります。そんな中、8月31日(土曜)から9月1日(日曜)及び9月上旬にかけて小樽市内、札幌ではイベントが目白押しでした。時間があれば撮影に行きたい主なイベントをあげると次の通りです。

☆クラシックカー小樽博覧会2013 9月1日 会場:小樽市博物館
☆銭函花火大会 8月31日 会場:銭函サンセットビーチ
☆SUN SUN サマーフェス2013 8月31日 会場:運河公園(北運河)
☆小樽縄文の集い(展示及び縄文琴の演奏) 8月31日〜9月1日 会場:小樽市観光物産館運河プラザ
☆さっぽろパフォーマンスカーニバル2013「だいどんでん」8月30日〜9月1日 会場:札幌駅前通り・南1条歩行者天国他
☆祝津花火大会 9月7日 会場:小樽水族館駐車場付近

このほかにも、私の知人が主催する写真展が二つありました。
☆木村修氏「切り取り展作品集」(写真展) 9月4日〜8日 会場:小樽市美術館
☆第12回フォトクラブ234写真展 9月2日〜8日 場所:北海道新聞社小樽支社1Fギャラリーオアシス

写真展については二か所とも訪れました。また31日と1日についてはとても回りきれません。31日(土曜)については、SUN SANサマーフェスティバルと縄文の集いを撮影し、1日(日曜)についてはさっぽろパフォーマンスカーニバル「だいどんでん」を撮影してきました。だいどんでんについては前回のブログでその1を取り上げています。今回のブログでは、サマーフェスティバルと縄文の集いをレポートいたします。

(1) SUN SUNサマーフェス2013

今年初めて開催されるフェスティバルで、主催は「小樽笑店」です。えっ、笑店の点の字が違う?その番組、私も大好きですが「笑店」なのです。小樽商科大学の学生によるサークルで、学内の授業で得た知識を地域で実践しよう、そして地域の活性化に取り組もうというサークルなんです。詳しくは、「小樽笑店」のFacebookやブログ(更新されていませんね〜)がありますのそちらを参照してください。

大人も子供も楽しめるイベントと名をうっています。チラシからピックアップしてみると「応援団の檄文読み上げ」「翔楽舞によるYOSAKOIソーラン」「潮音頭踊り」「キッズランド」「街コン・愛SUN SUN」「露展の出店」「体験コーナー」など盛りだくさんのスケジュールで、11時開催、19時終了となっています。


昼ごろ会場に着くと、商大第99第応援団長の下駄上げの最中でした。


朗々とフェスティバルの檄文を読み上げる団長。読み上げ方に特徴があって…、一度実地で聞いてみてください。


風船アートのコーナーで、女子学生が何かを作成中。


露天の一角に、料理サークルが出店中。えっ!と思いました、私の通っていた時代(S37−41)は全校800人中、女子学生が二人のみ。今は3−4割が女子学生というから、このようなサークルがあっても不思議はなないですね。


ホットプレートでパンケーキ作り中。焼けたパンケーキの上にシロップとベリージャムを乗せて400円。結構順番待ちで、売れていました。


こちらはキッズ向けコーナー。手前は釣りゲーム、奥がラジコンゲームですが、時折小雨交じりの強風で、シートが煽られます。その都度係の学生が、慌ててガムテープで固定します。


輪投げコーナーでは、ぬいぐるみが得られるのではなく、点数で景品のお菓子に違いがあるようです。


商大イベント名物、流しソーメンが始まりました。「取れないよ〜」ちょっと樋が高すぎるかな。


流し手のお兄さんの配慮で、つかめた!

会場の運河公園は、前々回のブログ「お盆万灯会」や「運河に響けサウンドエナジー」でも触れましたが、小樽運河の手宮寄り、北運河の終点に位置します。いわゆる北運河は、埋め立てを逃れ、出来た当時の姿をそのまま残しております。艀が幾艘も並び、周囲には石造りの倉庫群が立ち並んでいます。日銀通り下の浅草橋の運河とは違って、観光客の姿はまばらです。この運河公園の向かいに、国の重要文化財である旧日本郵船(現資料館)があります。話がそれました…


公園の一角に、赤い靴の少女の銅像があります。


こちらは公園横の石造り倉庫内に設けられた迷路。風を避けてこちらに避難する親子もおります。


時折強い小雨交じりの風で、アトラクション、展示用の板塀が吹き飛ばされたり、倒れたりします。その都度学生が補強に乗り出していますが…


こちらはステージ横の放送案内テント。吹き飛ばされないように女子学生4人で支えていますが…

この会場でのイベントは午後5時半まで続く予定ですが、雲行きが怪しくなり、小雨と風が強くなって、都度都度ゲームが中断されています。午後1時半過ぎ、天候がよくないので会場を後にして、運河プラザで行われている縄文焼きの集いに向かいます。後刻FBで知ったところによると、サマーフェスティバルは、悪天候のため午後4時で中止されたということです。小樽笑店の学生の皆さん、お疲れ様でした。


(2) 縄文焼きの集い

縄文焼きについては、8月10日付の当ブログ「余市縄文野焼き祭り」で紹介しましたが、今回その時に焼きあがった土器の一部が展示されることになりました。と同時に縄文文化についての講和会や縄文琴の演奏会も行われるということで、31日(土曜)運河公園のイベント帰りに寄ってみました。場所は小樽市観光物産プラザ(通称運河プラザ)です。


会場には、レアな展示物ということもあってか、結構見学に来ていました。


こちらには割と大きな土器が並んでいます。一番手前の土器も確かに野焼きの際に見ております。


この土器も見たような気がします。


土器に葡萄の木を入れています。こういう使い方もありますという例示のようです。


こちらの列には近代感覚を取り入れた土器が並んでいます。中央の白い三日月は、土器の内部に入れたLEDライトが輝いているものです。


会場中央奥では、縄文琴演奏のリハーサル中のようです。


リハーサルの様子をしばらく見ておりました。楽器はごらんのとおりギターのルーツのような作りで、音はギターの低音部と琴をミックスしたような…、それをコンピュータでアレンジしたような…何とも表現が難しい。

縄文琴が奏でるメロディーは単調で、聴いていて大自然の森の中にいるような感じです。録音技術のない縄文時代ですから、実際にどのように演奏されたかは想像の域を出ません。心地よい音色に聞きほれていると、無常なるかな、リハーサルが終わってしまいました。演奏開始までは時間があります。どきの写真も撮り終えたので、会場を後にしました。


















さっぽろだいどんでん!〜その2

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前回9月10日のブログでは、アイドルユニット「ANGELOID」、ロリータファッションコンテスト、演技芸能「万福ひょっとこ踊り」等についてレポートしました。今回は、肉体派津軽三味線「セ三味ストリート」、伝統芸能「月寒東中野七頭舞」、新芸能集団(獅子舞&太鼓)「乱拍子」の三つを中心に取り上げたいと思います。月寒東中野七頭舞と乱拍子については、2前年及び3年前のブログでも取り上げております。(前述のアンダーバーの箇所をクリックすると、該当記事にワープします。)

さてセ三味ストリートについては、今回初めて取り上げますが、過去このだいどんでんには何度も登場しているようです。私自身青森に勤務した経験があり(H6-9年)、津軽三味線はよく耳にしました。同僚に誘われて、岩木山の麓の町で行われた、全国の津軽三味線大会を聞きに行ったこともあります。その大会で、先代の高橋竹山がバチを逆手に持って、弦を叩くというあらっぽい演奏に感激したものでした。

さて、セサミストリートは、プログラムのパフォーマー紹介に肉体派津軽三味線とあるとおり、単に演奏だけではなく、そのパフォーマンスがユニークなのです。


まずは普通の演奏から入ります。過去に全国大会で準優勝した経歴があるとのことでした。


津軽三味線を聞いて拍手をするタイミングが三つあるとのこと。その一つは…弾き手がこういう顔をしたとき(上手く弾けたぞ!)…


二つ目は、こういう顔をしたとき(ここで拍手が欲しい時の顔)…。三つ目は、聞き手がいいなと思った時だそうです。


掛け合い演奏が…と思っているとバチの代わりに調理用のヘラで演奏し始めました。


なんとQP人形の指で演奏です。


組み立て体操風に…、この後落語の二人羽織風演奏も披露してくれました。


顔を拭きながらの二人羽織演奏に大きな拍手がわきます。

まだまだ彼らのパフォーマンス演奏は続きますが、最後は津軽よされ節を演奏して締めとなりました。彼らの自主製作の津軽三味線CD12曲入りを一枚1000円で買って、おひねりの代わりとしました。次の月寒東中野七頭舞までは時間がありますので、あちこち見て回ります。流し芸が行われている会場の一つ狸小路からちんどん屋がやってきました。もちろん彼らも「北海とっとこチンドン」という芸名の大道芸人です。


狸小路西3丁目から4丁目に向かうようです。パフォーマ紹介には「21世紀型ビジュアル系チンドン楽団!」とありますが…?。


戻ってくると、会場4・ドンキホーテ前ではヒップホップダンスが行われています。


アーティスト名は不明ですが、素早い動きと跳躍力が抜群のサル?でした。


あれれ、観客の中へ入り込んだと思ったら…


2m近い信号調整ボックスの上に飛び乗り、アルミケースを抱えて飛び降りてきました。続きが見たいところですが次の時間が迫っています。

次は、会場2・シャワー通りで行われる月寒東中野七頭舞ですが、ビルとビルの間の狭い小路です。前回のブログで紹介したロリータファッションコンテスト行われた通りです。こんな狭いところでと思いましたが、歩道と車道の間のチェーンポールを外して横幅を広くするようです。司会者から踊りの概要の説明がありましたが、踊り子の手にしている器具が七つの…を表していて…聞き漏らしてしまいました。ともあれ動きの激しい踊りですので、ここはスローシャッターで動感のある踊りにしてみました。


待機している踊り子と演舞中の踊り子…静と動の比較、上手く表現できたかな。


少しブレ過ぎかもしれませんね。被写体との距離、レンズの焦点距離、シャッタースピードの三つの組み合わせが難しいのです。


よく練習を積んでいることがわかります。足並み、手の上げ方がほぼそろっています。こういうきちんと練習を積んで、そろった動きのできる演舞は、見ていても、被写体としてもいいですね。「いいね!」を押したくなります。あっ、Facebookのことですよ。


近くに来た踊り子を、ノーファインダーで下から煽って撮ってみました。


可動式ミラー付きカメラだとタイミングが捉えやすいのでしょうが、何分カメラが古いので…、カメラのせいにしてしまいました(反省!)。


このオジサン、盛んに手を叩き、踊り子に声をかけて、一人で盛り上がっていました。多少酔っているのかな?

さて月寒東中野七頭舞が終わりました。スケジュール表では、新芸能集団「乱拍子」の出番までは約30分間あります。音楽ステージ・恵愛ビル前会場で、行われますが、会場は、狸小路(南二条と三条の間)を超えて歩行者天国の南端、市電・すすきのの近くです。出店中の屋台を見ると、移動販売車が3台営業していますが、時間によっては行列が出来ているところもありました。この歩行者天国の両側には数多くに飲食店が並んでいますので、屋台の移動販売車では、コーヒーやたこ焼きなど手軽に食べられるものが主のようです。


だいどんでん開始後一時間ほどは客もまばら。


午後3時半から4時近くになると、行列のできる屋台も…


こちらの屋台にも結構お客がおりました。

さて午後4時もかなりすぎて、音楽ステージの近くに来ると、笛太鼓のリズムに合わせて、獅子舞が頭を振り回して跳躍しています。あれれ、見たことのある芸人が笛を吹いている。乱拍子のメンバーです。確か乱拍子は…午後4時半からのはず。近くのスタッフに尋ねると、乱拍子は30分開始が早まりましたとのこと。あわててカメラを構えますが、獅子舞の動きの激しさにピントがとらえきれません。


右端の芸人は乱拍子の鼓手だったはず…?この方のユニークな演技は忘れることが出来ません。一打一打に表情を変えるのがユニークで…


中央で跳躍していた青っぽい獅子舞はついに、ついにファインダーにとらえきれず、この獅子舞のポーズを決めたところをパシャリ。


跳躍力の高い獅子舞は、この方でした。確かこの方も迫力ある太鼓の打ち手でした。


獅子舞が済んで、顔を出すと…そうですこの方ももの凄い打ち方をする鼓手です。

残念ながらプログラムの変更で、乱拍子については終盤のわずかな時間しか見ることが出来ませんでした。先のお二方の太鼓の演技を見たかった(撮りたかった)のですが、それは来年の楽しみにしておきます。さて今日の予定していた撮影はすべて終了ですが…、ロリカワファッションコンテストの結果が発表されたのでしょうか。シャワー通り近くには彼女たちが集まっています。


結果については確かめられませんでした。


あちこちの会場ではまだまだ演技が続いています。

大通公園から地下歩行空間に降りると、このようなポスターがあちこちに張られていました。だいどんでんの宣伝の用ではありませんが、映っている彼女たちは、一昨年だいどんでんに参加したチンドン屋のメンバーであったことを覚えています。


だいどんでんの広告ではないようです。地下歩行空間の広告かな?






ハルカヤマ芸術要塞2013

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かねてより銭函に近い春香山の麓でアート作品の展示を行っていることは聞いておりました。写友のY氏が一昨年ブログで紹介しており、麓の自然林の中に、多種多様な芸術作品が並んでいて、目を見張りました。あいにく昨年は行けませんでしたが、今年こそは行って見ようと思っていたところ、Facebookでその様子が紹介されました。とても興味深く思い写友に相談したところ、、即撮影に行くことに決まりました。

なるべく人出の多いほうがいいのですが、あいにく9月のシルバーウィーク、14日〜16日は天候が曇り・雨の予報。13日(金曜)がかろうじて晴れマークが出ています。ということでフォートピアのメンバー5人で、13日に撮影に行ってきました。小樽からは国道5号線を札幌方面に向かいます。銭函の街の手前、春香山オーンズスキー場の少し手前に「ハルカヤマ芸術要塞」の大きな看板がありました。車を所定の駐車場に止めて森の中を進むと「仮者小屋」と書かれた実行委員会の仮設事務所があります。「仮者…」にケモノとルビがふってあります。まさに森の中、ケモノ道がたくさんあります。


ここから顔を出したオジサンは、普通の方でした。


国道5号線と高速札樽道に挟まれた山林地帯に会場があります。

仮設事務所で会場マップとアーティスト(展示作家)の書かれた一覧表をいただきました。この芸術要塞は今回で三回目に当たり、65人の作家の常設展示12作品を含めて、77の作品が展示されています。道なき道(けもの道)にも展示され、廃墟となったホテルや同じく廃墟となったアトリエにも展示されています。すべてを紹介できませんので、目を引いた作品をいくつか紹介します。


まず目についたのがこの作品。白いパラソルに映り込んだ木陰と、傘に着いたピンクのリボンが蝶のようにも見えました。傘の下にはキューピー人形やミニカーがあったり、題名を見ると「ファーストシューズハルカに生まれてハルカに還る」(作品No.23)とありますが…意味がよくわかりません。


この作品の足元を見ると、カエルと鏡の切れ端があります。


どうやらこれは作品ではなさそうで、切り株に自然に生えた本物のキノコでした。


親子のようにも見えます。子供が大きくなった母親のお腹に手を添えて…と思ってよく見ると、子供の手の部分は枯れ木でした。それにしても「宙へ」(作品No.13)と題された不思議な作品。下の画像の一部を切り取ったものでした。


全体はこのように、木にアクリル板を貼り付けたものでした。


銀色のバルーンのように見えますが、作品を見る手前にある踏み台に上がると、文字の書かれているアクリル板越しにバルーンが見えます。


バルーンの後ろ側に回って、コンデジで自分撮り。何が何だかわからない?いいんです、それがアートなんです!

さらに奥に進むと、コンクリートの建物のがれきがあります。何でもホテルの廃墟らしいのですが、崩れるままになっており、一部は鉄骨がむき出しになっています。はてこんな林の奥に、ケモノ道の奥にホテルが?と疑問に思いましたが、いわゆるラブホテルであれば…納得です。


写友S氏がアングルを探しています。廃墟となったホテルの壁には黒のペイントで筋が描かれ、窓からは赤い紐がぶら下げられています。


蔦の張った痕のような筋は描かれたもの。石垣の壁は、元からあったものです。これもア〜ト、あれもア〜ト♪♪


横5mほどの看板には流れるような光跡が…題名は「sence」(作品No.60)とありますが、その意味するところは…?


上の画像の続きで、木をまたいで奥に伸びています。せっかくなら道に沿って、横に展示してほしいと思いました。そうすれば一目で見られるのに…


樹木の間に白い布があちこちに掛けられています。白い布に映し出された木の葉の影がとても美しく感じました。写友S氏も盛んにシャッターを切っています。

近くで見学者に説明していた製作者によれば、この白い布は「内包=風が繋ぐもの=」(作品No.47)という意味らしく、今日は風が吹かないのが残念ですと語っていました。製作者の意図するところとは違って、写真撮影する方は、樹木の隙間から差し込む日の光で出来た影が、アートに見えました。まぁ、アートなんて製作者の意図とは別に、見る側の解釈でいいのかもしれませんネ。さらに奥に進んで行くと、トレッキングを楽しんでいる一群と遭遇。彼ら彼女らもアートを眺めながら、森林浴を楽しんでいるようでした。


紅葉観賞にはやや早いですが、久しぶりの快晴。トレッキングンには最適。


外側から見ると、荷造り用のビニールテープで作られた小屋のようですが、中を覗いても…何も変わっていない。「白の間・黄の間」(作品No.44)と題されています。せっかくなら内部を流れるように撮影(瞬間ズーミング)してみました。


上の「白の間」と対になった作品の一部を切り取りました。

さて、実行委員会事務所ケモノ小屋から小樽寄りの部分については大方見ましたので、反対側(札幌より)の方向に移動します。最奥には「本郷新・旧アトリエ」とマップに載っていて、今は廃墟となったアトリエにもいくつかの作品があります。途中の道路わきに、樹木に布を巻きつけた作品がありました。


「布によるドローイング『結ぶー繋がる』」(作品No.30)とあります。樹木にカラフルな布を巻きつけただけですが…アートなんですね。

さて奥まったところにアトリエ自体は廃墟となっていて、建物の一部は床が抜けたり、天井が落ちたりしていますが、床に洗剤やぞうきんなどのバケツや、ガス湯沸かし器が今にも崩れそうな壁に張り付いていたりしていて、少し前までここで生活をしていた跡が感じられます。そんな廃屋の一部もアートになっています。


三人連れが入ってきました。床に点々と続く5?ほどの白い足跡。


足跡はボックスの壁にまで続いています。作品No.21「salon cojicaが、通常通り展示する」とあります。意味ですか?わかりません、足跡に聞いてください。

さて殆どの作品群を見てきましたので、一旦ケモノ小屋のある休憩所に向かいます。すでに撮影を終わった写友たちが集まっています。休憩所のところには、海の見えるテラスもあります。


立ち木を利用したテラス。イスとテーブルも設置されています。これは作品ではないようです。お客への眺望サービスです。


テラスから対岸の増毛方面を望むと…霞の中に暑寒別岳連峰がうっすらと見えます。


1杯100円のコーヒーを飲んで一服。

さてトイレで用を足して…奥を見るとドアがあります。


てっきりトイレのドアと思っていたら、なんとドラえもんの「どこでもドア」です。題名「ココロノドア」(作品No.36)


こちらのぎんぎらぎんが男子用トイレでした。これも作品ではないようです。


なんとトイレの中の壁には裸の美女が…なお右手の下に大きな穴の土管があってそこにジャーとします。なおこんな美しいヌード写真に出会ったのですから、壁が汚れていてはかわいそうです。ということでPCソフトでかなりシミと汚れをふき取りました。用を達してすっきり、今日の最高のアートに出会ってすっきり、心身ともにリフレッシュが出来ました。 

なお、本展は10月5日(土曜)まで催されています。









またまたフォトコン表彰式で札幌へ

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7月7日に行われた北海道開拓の村のモデル撮影会で、私の作品が道写協札幌支部モデル撮影会フォトコンテストで特選に入賞したことはすでに述べた通りです。そのコンテストの表彰式が、9月20日(金曜)に北海道新聞社本社で行われました。表彰式で札幌に行くのですから、ついでに写真撮影も兼ねて…と思案していたところ、ちょうど「札幌オータムフェスト2013」が行われています。食と味覚の祭典で、道内各地のご当地グルメやラーメン祭りが、大通公園を会場に行われています。

グルメには全く音痴の私ですが、祭りとなると、写真のネタがあちこちに転がっています。これを撮らない手はありません。ということで、表彰式よりもむしろオータムフェストの撮影がメインになってしまいました(ブログカテゴリーも久しぶりのグルメで、やっと2件目になりました)。さらについでです、写真ギャラリーめぐりと、初秋の北海道庁撮影、地下歩行空間のイベントも含めて撮ろうという、欲張りな計画を立てました。


(1) 札幌地下歩行空間(通称チ・カ・ホ)

ここを歩くと写真のネタになるようなイベントや光景が、いつもたくさんあります。3連休前なので多分何かやっているはずです。


ファッションデスプレーのコーナーでは、「プラダ」と言う高級ブランドの秋物展示が行われていました。市内主要デパートや4プラなどのファッション衣料店がそれぞれプラダコーナーを設けていました。


一方の反対側では「はこだて未来大学」の学生たちによる進学相談会や学科公開が行われていました。子供の減少で、大学も生徒集めの苦労しているようです。画像はロボットを走らせている光景を撮ったものです。ロボットの動きがぎこちないのはご愛嬌です。

なお2000年4月開学と歴史の浅い大学ですが、設立当初、初代学長に世界的に有名な数学者である広中平祐氏を充てようという話が出て、新聞紙上を賑わせたことを今も覚えています。結局途中でこの話は立ち消えになりましたが、このユニークな大学も学生募集に苦労している時代なんですね。


一旦地下からキヤノンギャラリーのあるニッセイビルに出ました。このように絵になる廊下と言うかホールがあります。つくりが洒落ています。


偶然札幌サウンドスクェアーJAZZ LIVEに出くわしました。「小野真知子」さんの30分間のジャズライブで、50−60人が聴き入っておりました。


(2) 初秋の北海道庁庭園

紅葉にはやや早く撮るべきものがないかもと思いつつ池の周辺を歩き回りました。


これぞ芸術の秋です。赤れんが庁舎をスケッチしていました。


赤いスイレンが咲いている池の前のベンチで、外人が休んでいます。左端にカメラがあるので撮影後一服しているのでしょうか。


どうも池の周りには撮るものがなくて…、赤れんが庁舎に入ってみると、観光客が入れ代わり立ち代わり入ってきます。


(3) 写真ギャラリーと表彰式

まずは北海道庁前にあるニッセイビルに入っているキヤノンのギャラリーを覗いてみました。写真撮影不可の表示がありませんので何枚かパシャリ。地蔵ゆかりさんの写真展「キリングフィールドに生きて」が行われていました。


あちこちキョロキョロ探しましたが「撮影不可」の表示が見当たりません。


カンボジアの内戦以降に撮影された僧侶の写真が目につきました。


この夕景写真がひときわ目立っていました。

次いで札幌フジフィルムフォトサロンを訪ねる予定でしたが、うる覚えのため場所を探すのに手間取り、結局行けませんでした。ただ行ったとしても、館内撮影不可ですので、紹介はできません。3か所目は開拓の村フォトコンテスト入選作品が展示されている北海道新聞写真ギャラリーです。ギャラリー本館はデザイン画の展示会が行われていて、写真展は、通路側で行われていました。


手前側から推薦1点、特選2点、準特選3点、その他入選となっています。


写友S氏の作品も入選しております。題名「未来を見つめて」そばを通る子供が、私もこんなきれいな人になりたいな〜とでも思っているのでしょうか。

午後6時から北海道写真協会札幌支部の例会の前に、表彰式が行われました。審査員4名を代表して加賀谷道展審査会員が全作品を講評されました。講評にあたっては、プロジェクターで紹介されました。


推薦となった今明美さんの「夏の笑顔」です。ワイドレンズを使い、モデルにぐっと迫って撮ったもので、文句なしに1位となった作品です。


特選の作品ですが、題名と作者名を撮り漏らしてしまいました。バックをアンダー気味にしてパラソルと、道行く人を木漏れ日の中でとらえた技量が評価されました。


同じく特選「赤い日傘」で私の作品です。傘がスローシャッターで回転し、加えてソフトフィルターで柔らかく仕上げたのが評価されました。

加賀谷先生から以下全作品について講評がありましたが、頁の都合上省略いたします。なお、札幌支部長の山本隆晟氏の挨拶の中で、私のブログ「紅露の写真日誌〜北の大地夢空間」についてのお話がありました。氏によれば、写真撮影の技術的な事項も懇切丁寧に解説されています。ぜひ札幌支部会員の方も目を通してください、とのお話でした。私の拙いブログを高く評価していただきかえって恐縮しております。表彰式のあと何名かの方と名刺交換させていただきました。


(4) さっぽろオータムフェスト2013

北海道秋の味覚、ご当地グルメと特産品と名をうったこの祭典は、9月の13日(金曜)から9月29日(日曜)まで行われています。大通公園4丁目から8丁目までの5会場に分けて開催されています。各会場を簡単に説明しておきます。

☆4丁目会場〜ウエルカムゲート〜 会場内の総合案内、札幌市の観光情報案内、市内おすすめグルメの紹介や今回のフェストの企画案内などをしています。
☆5丁目会場〜道内のご当地グルメ&ラーメン祭り〜 道内地元の食材を生かしたご当地グルメや道産小麦にこだわったラーメンの紹介しています。
☆6丁目会場〜青空&星空バザールアミーゴ!〜 今や全国区となったスープカレーや札幌スィーツなど札幌発信のグルメ会場です。昼は青空カフェ、夜は星空バーとなります。
☆7丁目会場〜大通公園7丁目BAR〜 道産のお酒と酒の肴(おつまみ)の会場です。
☆8丁目会場〜札幌大通ふるさと市場〜道内100を超える市町村の特産品を販売するコーナーです。


4丁目会場に入ると、道産ワインやビール、世界のワインやビールが楽しめるコーナーがあります。立ち席もテーブル席も満席状態。下戸の私はここは素通り…


素通りとはいかないようで…一人で4杯のビール?いやいや相席の方が席を離れただけのようです。


公園の両側の木々には芙蓉に似た花が満開。グルメ音痴だけでなく花音痴でもあります。花名がわかりません、あしからず。


グルメよりもこういうディスプレーのほうが気になります。


やや、可愛い娘さんが声を大にして宣伝しています。なぬ!美味しいステーキ丼がわずかワンコインですと?そういえば腹もすいてきたし…、笑顔につられてついふらふらと、買ってしまった。


あちゃ〜、直径10cmほどのミニカップに牛&飯が…、数口で終わり。これでは寝ている子を起こすに似たり。急に腹がすいてきたヮ。


腹いっぱい食べられる飯!を探してうろうろ。何丁目の会場を歩いているのかわからない。それにしてもポテトやソーセージ、串焼きなどの単品が多い。飯はどこだ!そして最終8丁目会場まで来てしまった。


わが街小樽の特産コーナーは「ぱんじゅう」と「小樽ワイン」が販売されている。「ぱんじゅう」って知らない?読んで字のごとく「パン+饅頭」のことです。詳しくは我がブログのカテゴリー「グルメ」の唯一のページ「小樽美味い物あれこれ」を参照してください。

キョロキョロしているうちに忘れてしまいました。そうです探していたのは、飯屋です。ありました小樽のブースの近くに、ハルニレで有名な豊頃町のブースが。豚肉チャーハンがワンコインで売っています。結構な量があります。即購入、近くの飲食コーナーはどこも満席。やっと立ち席が空きました。確かにチャーハンの味がしますが、冷えているために、美味しさではイマイチかもしれません(味音痴を自慢する私が言うことですので、関係者の方は信用しないでください)。とにかく満腹になりました。

その足で急ぎ表彰式が行われる北海道新聞社に向かいました。


小樽写真市展の公開審査が行われました

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                              第1部(自由の部)で準特選に選ばれた私の作品「街角にて」


10月5日(土曜)午後2時から、小樽生涯学習プラザにて、第21回小樽写真市展の公開審査が行われました。小樽写真市展は、小樽市文化祭の一環として始まり、今年で第21回目となります。小樽市民を対象にした、「小樽文化祭」は、美術市展、書道市展、山草展、盆栽展、工芸展、俳句・短歌・川柳大会など多種多様な文化、芸術を発表する場として、昭和24年から始まりました。写真市展も平成4年から「小樽文化祭」に加わり、今年で第21回目となりました。

9月28日(土曜)に締め切られ、第1部(自由の部)に151点、第2部(ネイチャーの部)に100点の応募がありました。これらの応募作品の中から、推薦1点、特選2点、準特選2点、入選20数点を選出します。審査員は、日本写真家協会会員の「石津聡」先生です。例によって、第1部から審査が始まります。午後1時半過ぎに審査会場に着いた時には、第1部の全作品がテーブルに並べられていました。審査開始前には、自由に立ち回って、応募作品を見ることが出来ます。


モノクロ作品は、私の2点を含め6点のみの応募でした。


圧倒的にデジタルのカラー作品が多くなっています。

午後2時過ぎに、小樽写真市展運営委員会委員長(北海道写真協会小樽支部長)の川原静雄氏の挨拶に続き、審査員の石津聡先生の審査にあたっての言葉がありました。石津先生は、私が小樽市展に初応募した平成10年の時点でも審査員をされておりました。かなり構図を大事にされる傾向があり、構図が決まっていれば多少のピントのずれでも取り上げられます。


審査が始まりました。次々と1次通過作品が決まってゆきます。


30点近く取り上げたでしょうか。中央青い服が運営委員長の川原氏(道写協小樽支部長)、奥が審査員の石津先生。


24点が1次通過しました。この中から上位5点を選びます。応募者も緊張の面持ちです。私の作品(モノクロ2点)も1次通過しました。これで最低入選は決まりです。


推薦1点、特選2点そして準特選1点が決まりました。残るは準特選1点のみです。テーブルの上には私のモノクロ2点を含め10点が残っています。

先生の手がぱたりと止まり、作品を何度も並べ替えています。あぁ〜、今年は上位入賞はだめかと思っていると、最後に取り上げたのが標題のモノクロ作品でした。何とか上位に滑り込みました。あとは上位入賞から漏れた作品が入選となりさらに1次選考から漏れた作品群から数点取り上げて、入選20数点が決まりました。私のモノクロの残り1点も入選となりました。

次いで、第2部[ネイチャーの部]です。テーブルに全作品が並べられ、審査開始前に、出品者が見て回ります。


手前左2点が私の応募作品です。


出品者も熱心に見ています。


上位入選候補が出そろいました。この時点で残念ながら私の作品は入っていません。

ほぼ2時間ほど経過して、第1部、第2部ともに上位入賞及び入選作品が決まりました。なお私の出品は第1部3点(内モノクロ2点)、第2部2点(カラー)です。休憩時間を挟んで、石津先生から入賞作品及び一部の入選作品について講評がありました。以下に掲げた画像はコンデジで撮影、多少ぶれていますが、実際の作品はきっちりピントが来ていますので、念のため。(出品者が男性の場合は氏を、女性の場合はさんをつかいました)


第1部(自由の部)推薦となった中町氏の「光射す」です。網走監獄博物館の中の獄舎内での撮影で、女性の歩く姿がシルエットで浮かび上がっています。奥行き感と動感があって、素晴らしい作品仕上がりましたとの講評でした。


第1部特選「大好き」久慈さんの作品です。スイスで撮影したものだそうです。子供の表情がとてもよく表現されていて、キスされた女の子の嫌がる表情が抜群にいいとの講評でした。


第1部特選「兄弟」小泉さんの作品で、兄弟のほのぼのとした仕草に好感が持たれます。バックの花が一層の優しさを演出していますとの講評でした。

準特選となった私の作品「街角にて」については、ポスターの女性の視線が左の通行人に向けられていて、とても自然で、モノクロにした画面を単純化したことが成功していますとの講評がありました。もう一点の準特選及び入選作品についても講評がありましたが割愛させていただきます。次いで第2部の講評が始まりました。


第2部推薦「一瞬」は写友でもある鹿戸氏の作品です。上位入賞作品を選択するときに、鹿戸氏の作品が4点残り、どれを推薦にするか迷ったそうです。最終的には、この作品となりました。安平町の鶴の湯の蓮池で撮影した作品で、葉に貯まった朝露が零れ落ちる一瞬を撮影した技量が誉められました。周囲がアンダーで黒くなったので、主題が一層引き立ちましたとの講評でした。鹿戸氏は、これで1部、2部とおして3年連続推薦を得ております。


第2部特選「木漏れ日の中で」大湯氏の作品で、エゾリス、ハクチョウ、鶴はネイチャーの部では三大テーマと呼ばれ、なかなか入選が難しいのですが、シルエットにしたことと、木漏れ日のボケがとても美しく、特選としましたとの講評でした。

もう1点の特選は、中町氏の作品で「春の妖精」と題して、ハイキー調のエゾエンゴサクとカタクリを撮ったものです。残念ながら、作品を撮りもらしてしまいました。準特選の2点についても割愛させていただきます。

なお、。私の第1部、第2部の入選作品については以下のとおりです。


第1部入選「スパイダーマン現れる」平成14年に八王子駅前で、通勤途上にコンパクトフィルムカメラ(モノクロフィルム)で撮影したカットです。石津先生からの講評はありませんでした。


第2部入選「朝露に濡れて」寿部を3割ほどカットしたほうがベターとの指摘がありました。


なお、小樽写真市展の入賞、入選作品展は、10月31日(木曜)から11月3日(日曜)まで、小樽市立美術館1階ギャラリー(旧日銀小樽支店前)で展示されます。

秋のニセコ路を行く

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                                       ツタウルシの赤い色がひときわ目立ちます

10月5日(土曜)は久しぶりに天気予報で快晴のマークが出ました。このところ好天がさっぱり続かず、紅葉の撮影時期が過ぎてしまうのではないかと心配していました。金曜夕方6時のNHKの天気予報でも、5日は一日中晴れます、とのお墨付き。そこで早速写友と相談。キロロの朝日を撮影しようということになりました。キロロはスキー場としても全国的に有名ですが、冬場以外にも結構見どころがあります。

9月下旬の新聞のチラシに、ゴンドラ山頂付近に新しく展望デッキが設置され、それを記念してフォトコンテストを実施しますと載っておりました。紅葉の時期に合わせてゴンドラも運行されるとありました。朝日や夕陽を撮影するために、ゴンドラの運行も日の出、日の入りに合わせて運行されます。日中も紅葉観賞に合わせて運行されます。こうしたお膳立てを利用しない手はありません。5日午前4時半の出発です。小一時間もあればキロロに到着します。

しかし何という天気予報のはずれ方、あれほどの快晴マークにもかかわらず、キロロに近づき明け方が近くなって、空には厚い雲がかかっています。そういえば、出発の時点でも星が所々にしか顔を出していなかった。これではせっかくゴンドラで登っても朝日を撮影することはできません。急きょ目的地をニセコ方面に変更です。まずはニセコ東山曽我の「二本のサクランボの木と羊蹄」のスポットに向かいます。


AM5:30、羊蹄山の後ろがうっすらと赤みを帯びてきましたが…、雲が覆いかぶさるように流れこれ以上赤く染まりません。


天気予報を恨みつつ、やけくそで撮った一枚。露光中にズーミングしてみると…雲とサクランボの木が流れた。おもしろい画像になったと、自画自賛。


図中右手にピンクのマーカーで示したところが「二本のサクランボの木」の撮影スポットです。

これ以上粘っても天気の回復は望めないようです。時間とともに朝焼けの赤みが薄れていきます。と言うことでここでの撮影を切り上げて、一旦道道66号線に出てます。岩内町方面に北上して、神仙沼を目指します。約30分ほどで神仙沼入り口のレストハウス前の駐車場に到着です。まだ午前6時半を過ぎたばかりで、売店も営業しておりません。駐車場に先着しているは車一台のみです。時折雲の割れ間から日が射すことはありますが、青空は広がりません。

なお、神仙沼はニセコ連峰の一つチセヌプリの麓の標高750mほどの溶岩台地に広がる高層湿原です。沼自体は周囲500mほどと小さいのですが、秋口の早朝には霧がかかってとても幻想的な雰囲気になります。


神仙沼入り口付近の樹木には紅葉したツタウルシがいっぱい。美しいからと手に取ってみると後が大変です。


木道にも真っ赤に紅葉した葉が落ちています。


木道を進む途中近くの山には霧がかかっています。ひょっとすると沼にも霧が期待できるかもと思いましたが、いかんせん時折強い風が吹き抜けます。笹や木々が大きくざわめきます。残念ながらこの日は風が強すぎて霧は出ておりませんでした。


木道を30分ほど進むと広い湿原に出てきます。湿原の入り口に神仙沼についての案内板が掲げられています。


湿原の草が綺麗に紅葉しています。


池塘の水草とその影がとても綺麗です。


例年ならもっときれいな紅葉になるのですが…


大谷地方面から抜けてきた登山者が、下山するのでしょうか。木道を戻ってゆきました。

しばらく神仙沼を撮影していましたが、一向に陽が出る様子がありません。霧でも出ていると様子が違うのでしょうが、とにかく撮影を切り上げて、駐車場に戻ることにします。戻る途中に木道が二股になっており、来るときに通らなかった木道を歩きます。時折視界が開けます。


岩内港が見えます。

神仙沼を出て再びニセコに向かいます。まずは、ニセコの「お花畑」へ行ってみます。お花畑と言うので、最初は辺り一面花畑かと思いましたが、イワオヌプリの登山口にあたるこの辺は、夏には一面高山植物が花咲くところから「お花畑」と呼ばれるようになったそうです。登山口にはお花畑と書かれた大きな石板があります。


道道そばの小川も水流が小さくなっています。


山全体に薄茶けた色で、今年の紅葉は冴えないようです。


お花畑からニセコ方面に進むと、五色沼温泉が近くにあります。ここの駐車場には、登山客がたくさんおります。そんな中写友Y氏は早くも若い山ガールに声をかけて、激写です。「ハイ!両手をあげてポーズを」、写真家たるものこの図々しさを見習わないといけませんね。


道道58語線沿いの山の紅葉も、こげ茶色が多い。

さらに道道を南下して、湯元温泉郷に入ります。ここは源泉が噴き出していて冬でも沼が凍らず、絵になります。源泉のそばに「雪秩父」と言う温泉旅館があるため、別名雪秩父温泉とも呼ばれています。


ここ大湯沼は1週200mほどあります。奥に見えるのが雪秩父温泉旅館、冬はスキーヤーで、夏は登山客で結構にぎわいます。


周囲の山々も黄葉が進んでいますが、今一つ綺麗さに欠けるようです。


広葉樹が黄色くなる前にこげ茶色になってしまっています。日が当たると少しは見栄えがしてきました。

さて、ニセコの紅葉はあまり期待が出来ないので、国道5号線に出て、半月湖にいくことにします。ひと月ほど前に、今回同道のS氏が行ったことがあるということで案内してもらうことにしました。道道343号線を倶知安方面に進み、国道5号線にぶつかると、5分ほどニセコに戻ると、道路わきに半月湖入口という大きな看板が出ています。左折して5分ほど進むと、駐車場に到着です。ここは羊蹄山の登山コース(山頂まで約5時間の倶知安コース)にもあたります。

割となだらかな山道を20分ほど進むと大きな老木があり、半月湖の案内板が立っています。案内板の指示に従って、細い山道を下ってゆきます。すれ違うのがやっとと思えるほどの狭さです。くわえて片側は柵のない急斜面になっているので、ひやひやもんです。しばらく九十九折に降りてゆくと樹木の隙間から緑色の湖面が見えてきました。


紅葉の隙間から見えるグリーンがとても綺麗です。さらに降りて行きます。


やや風があるのか湖面にさざ波が立っています。


岸辺に着きましたが、展望台もありません。

湖畔には踏み固められたわずかなスペースしかなく、2-3人も立てば入り込む隙間がなくなってしまいます。勿論湖畔を一周できるルートもありません。ここからは半月湖全体が見渡せます。対岸の一部ところどころが赤く染まっています。葡萄の葉かモミジかは、遠くからではわかりませんが、綺麗に色づいています。


形からして山ブドウの葉のようです。


カエデの葉も虫食いだらけ、異常気象の影響でしょうか。

午前11時頃になってやっと少し晴れ間が出てきました。早朝から神仙沼、半月湖と結構な距離を歩きましたので、体力的にも休憩の欲しいところです。午後からさらに撮影に行きたいという意見も出ず、今日のニセコの撮影をこれで終了することにしました。あとは小樽へ直行です。なお、この日5日(土曜)は午後2時から小樽市展写真コンテストの公開審査が、午後2時から始まります。間に合うように戻ることにしました。なお、公開審査については前回のブログを参照してください。



OLYMPUSフォトフェスタ2013を見てきました

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北海道はこのところ急に寒くなってきました。最低気温が一けた台はもちろん5度を下回る日もあります。日中でも暖房が恋しくなる季節です。我が家でも10月15日から茶の間だけ、石油ファンヒータを入れています。何分灯油価格がリッターあたり95円と高値が続いているので、おいそれと床暖房のスイッチを入れることが出来ません。まぁ、愚痴はこの程度として、紅葉前線が気になる今日この頃です。街中はまだまだ緑色の樹木が多いのですが、標高の高いニセコなどでは相当紅葉が進んでいます。

と言うことで気になるのが中島公園や北海道大学のイチョウ並木です。中島公園は、公園そばのパークホテル主催のフォトコンテスト「中島公園の四季」が今年も実施されます。去年までは「中島公園の秋」がテーマでしたが、今年は「四季」に変わったようです。そこで12日(土曜)に紅葉視察に行ってまいりました。ちょうどこの日は、オリンパスのミラーレス一眼レフカメラ「OM-D E-M1」の発売に合わせ、OLYMPUSフォトフェスタ2013が札幌グランドホテルで開催されています。

PhotoPus(旧ズイコークラブ)会員である私も多少気になります。事前にプログラムを見ると、PhotoPusに投稿している私のブログにコメントをくれた写真家の畠山公妥氏がトークライブを担当されています。新発売のカメラよりも畠山氏のトークが気になります。そこで、フォトフェスタでトークを聞き、その後大通公園や中島公園の様子を見てくることにしました。


(1) OLYMPUSフォトフェスタ2013inSAPPORO

フォトフェスタは全国大都市各地で行われていて、札幌が最後の開催です。


午前中はPhotoPus会員限定で、午後は会員以外も自由に参加できます。オリンパスファンが結構来ていて、トーク会場は満員でした。


オリンパス社員による新発売「OM-D E-M1」の説明が始まっておりました。

それにしても、新発売のフラグシップ機と言うOM-D E−M1、ネーミングが気に入らないですね。なんという長ったらしい、とても覚えられません。単純にOM-D1と出来ないのでしょうか。ニコンにしてもキヤノンにしても、カメラのネーミングは至極単純ですよね。センスがないというか…長年フィルムカメラのOMシリーズを使ってきたものとしては…、さて畠山氏のトークライブは10時半から始まります。


畠山公妥(ひろやす)氏のプロフィールですが、コマーシャル等の商業写真家であり、PhotoPusクラブの札幌支部長でもあります。


つい最近撮影した定山渓の紅葉だそうです。

普通であれば、紅葉を目立つようにするためにPCソフトで再度を引き上げますが、氏の場合は逆に再度を幾分引き下げて相対的に紅葉の赤を見せるということです。写真から見ても斑点模様の紅葉がとても鮮やかに見えます。紅葉を際立たせるために、ついつい彩度を引き上げてしまいますが、逆に引き下げるとは、寝耳に水、目からうろこの話でした。プロらしい写真に出来上がりますと解説がありました。


画像が小さいのと、室内灯の関係で実際の色と違って見えますが、雨粒が勢い良く降るさまがよく見て取れます。これはアートフィルターの「ドラマチックトーン」(他社のカメラでいうHDR風)で撮影したカットとのこと。


大倉山シャンツェでジャンパーが街の中へ飛び込んで行くように撮影したそうです。ここでも意外な話が…

普通であれば、高速連続シャッターを切りたくなるところです。氏によれば置きピンで、1回のジャンプでせいぜい1-2カットの撮影で、最高のフォームが決まった瞬間にシャッターを押すとのことでした。


スキーの回転競技ですが、雪煙が少ない点に注目です。スキーヤーが上手ければ上手いほど、無駄な走りがなくて雪煙が出ないとのこと。この作品を見て、雪煙が少なくて失敗作ですか、と聞かれることがあります、と大笑いでした。


オートレースでタイヤがドリフトした瞬間を撮っています。シャッタースピードが遅すぎても早すぎてもタイヤからの噴煙は写らないそうです。この手法は、作り立てのラーメンに湯気が立っているシーンと似ているとのこと。1/5〜1/60位のシャッタースピードが最も良い結果になるとのことでした。


このほかにも数枚の作品の解説がありました。ボディキャップレンズを使った作例では、威圧感がないので接近して撮れることを話しておられました。初めて聞く技法に驚いたり、感心したり、とても有益なトークライブでした。この後は、「じゃんけんプレゼント大会」がありました。3回挑戦しましたが、いずれも初戦敗退、じゃんけんに弱が自分に嫌になりました。


連続3回敗退で、会場を後にしました。

新発売のE-M1他PENシリーズなどたくさんのカメラや交換レンズが並んでいましたが、興味がわきませんでした。デジタル一眼レフカメラも、そろそろ更新の時期に来ていますが、所有デジタルカメラで、唯一OLYMPUS製品の、PEN E-P1もこのところさっぱり出番がありません。夕暮れ時のオートフォーカスに弱く、ジーコ、ジーコ言ってピントが合いません。マニュアルフォーカスに切り替えて撮ろうとすると、無限遠にストッパーがないので、距離リングが際限なく回転して、ピントの山がつかめないという難点があるからです。モニター画面を必死で見ている内に、撮り損ねるというケースを、再三経験しました。


(2) 大通公園の秋

昼少し前に、フォトフェスタの会場である札幌グランドホテルを出て、大通公園に向かいます。二ブロック先が公園です。以前はこの通りに光映堂と言う中古カメラ店があって、その2Fがギャラリーになっていました。よく写真展を見に行きましたが、1年ほど前に閉店してしまいました。公園の樹木をみると幾分秋の気配が濃くなりつつあるものの、紅葉した木がちらほら見えるにすぎません。


園内の芝生には枯れ葉がたくさん落ちています。HDR風に加工してみました。


鳩オジサン、いつもここで鳩と遊んでおり、鳩も慣れていて肩や手に止まります。

西4丁目、5丁目の公園には紅葉した樹木がほとんど見られません。3丁目、2丁目へと逆戻りします。広い園内に数本の紅葉した木が見られます。


ナナカマドの木ではなく、カエデのようです。


徐々に黄葉が進んでいることがわかります。


木陰で昼食を楽しんでいる親子、双子用のベビーカートのオレンジが目立ちます。


(3) 中島公園の秋

地下鉄南北線の大通駅から南に二つ目の駅が、地下鉄中島公園駅です。出口が公園内にあって、目の前に札幌パークホテルがあります。出口から奥に伸びる通路沿いにイチョウ並木がありますが、いまだ青々しています。


イチョウ並木が色づくのは10月最終週ごろでしょうか。

公園中央にある菖蒲池を左手に見て、右方向に進みます。その前にのぼりが数本立っている蕎麦屋さんがあるので、ここで腹ごしらえをします。そのあと池に沿って進みます。


池のふちの木々がかなり赤くなっています。


池に落ちた枯れ葉も色とりどり。


対面の貸しボート屋さんも冬の準備なのかボートを陸にあげて…と思っていたらまだ営業中らしく数隻のボートが漕ぎ出していました。


藤棚には、インゲン豆の親分のような大きな実がぶら下がっています。その下をイヌ連れの自転車が…


突然「頑張るぞ〜」と言う大声が聞こえてきました。それも何度も何度も。天文台前の広場を見ると、何かコマーシャルの撮影でしょうか。ランドセルを背負った小学背生が数人、こぶしをあげて叫んでいます。


音楽ホールKitara向かいの広場ではリサイクルフェアーが行われていました。

ここ中島公園もやっと紅葉が始まったばかりで、本格的に紅葉するのはあと2-3週間かかりそうです。

大型クルーズ客船の寄港が終わりました

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10月15日(火曜)今年最後となる、大型クルーズ客船が入港しました。小樽初寄港となるフランス船籍の「ル・ソレアル号」10944トンで、午前7時に第3埠頭16番バース(berth)に着岸いたしました。同日午後7時には、次の寄港地金沢に向けて出港しました。6月1日のブレーメン号に始まった大型クルーズ船は、今回のル・ソレアル号が最後の寄港で、合計18回となりました。寄港回数は過去20回の昨年に次ぐ多さでした。その中から印象に残ったクルーズ船を振り返ってみたいと思います。

残念ながら、最後の寄港となったル・ソレアル号については、撮影に行く予定をしていながら、うっかりミスで逃してしまいました。気が付いたときは、午後7時過ぎで夕食中に大きく長い汽笛が聞こえたときでした。今から飛び出しても間に合いません。と言うことで最終寄港船の画像はありませんが、今年を振り返ってみたいと思います。話題になったのは、過去最大の豪華客船「サン・プリンセス号」77441トンが寄港したことでした。


(1) 過去最大級の「サン・プリンセス号」入港

過去に小樽港に入港した最大のクルーズ客船は、平成22年5月21日の「レジェンドオブザシー号」(69130トン、乗客2076人)ですが、サン・プリンセス号はこれを上回る77441トン、乗客2022人となっています。その威容の大きさに、港で撮影しようとしてもカメラの収まりきれませんでした。6月19日(水曜)と7月19日(金曜)の2度寄港しました。

なお、これらの大型クルーズ船を上回る船は、実は小樽港に2度入港しています。民間船ではありませんが、米軍の空母「インデペンデンス号」(80643トン、乗員数3950名)が平成9年9月5〜7日に、同じく米軍空母「キティホーク号」(83301トン、乗員数5624名)が平成12年10月と18年7月の2度寄港しています。インディペンデンス号が民間港初入港と言うことで、3日間で何と40万人が、小樽港に見学に来たと、当時の新聞で報じられました。


サン・プリンセス号を普通に撮ったのでは入りきらないので、パノラマで撮ってみると…かなり歪みました。


舳先のほうから、下がって下がって撮ったもの。


二度目の7月19日(金曜)の寄港時には、船内見学が出来ました。とにかく広くてでかい。飲食コーナーが何か所、いや何十か所あるのだろうか。飲食料金は、クルーズ料金に込だというから、食べて飲まなきゃ損、なんていうのは貧乏人根性丸出し、でもいいや、食べたい。


7月19日2度目の出港時には小樽商大のYOSAKOIソーランチーム「翔楽舞」による演舞で見送りがされました。YOSAKOIソーランが歓迎や見送りで演舞されるのは、これが初めてではないかと思います(勘違いかもしれませんが…)。


同じ勝納埠頭にある、東日本海フェリーのビルから見る。サンプリンセス号が、薄暮の中小樽港を出ていく。


(2) 初寄港イタリア船籍の「コスタ・ビクトリア号」

サン・プリンセス号の陰に隠れあまり話題になりませんでした。このコスタ・ビクトリア号も大きさでは引けを取りません。75166トン、乗客数2394名とサン・プリンセス号とほぼ同じです。8月27日に入港しました。この日は第3号埠頭14番バースににっぽん丸(22472トン)が、勝納埠頭にコスタビクトリア号が、2隻同時に入港となりました。普段大型船舶が着岸する16番バース(3号埠頭左側)は、クルーズ船停泊用に改良工事中で14番バースに大型船が着岸します。第3埠頭は、5万トンクラスが上限ですので、それを超える船は勝納埠頭に着岸します。午後5時の出港を見送りに行ってきました。


いくら下がっても全容が収まりきれません。


出港に合わせて小樽潮太鼓保存会の太鼓が打ち鳴らされます。乗船客が見入っています。


やがて大きな汽笛を発して沖合に出て行きました。


(3) 比較的小型(ほぼ1万トン以下)の客船「クリッパーオデッセイ号」と「カレドニアン・スカイ号」

上記以外に、本年6月1日(土曜)最初に入港した「ブレーメン号」(6752トン)がありますが、早朝午前6時の入港と言うことで、出迎えには行きませんでした。「クリッパーオデッセイ号」(5218トン、乗客128名)はもともと日本で小型高級クルーぜ船として平成元年に建造され、昭和海運の船でした。しかし高級クルーズ需要が国内では未発達で、その後米国に売却されました。米国船籍となりましたが、ゆかりの地日本へのクルーズが毎年行われています。


小型ながら、白い船体は気品が漂います。午前11時入港の予定が1時間早く入港したために、出迎えが市の担当者以外ほとんどおりませんでした。

カレドニアンスカイ号は、小樽港初寄港になります。8月12日(月曜)昼の12時着岸予定でしたが、この船も予定より1時間早く着岸したために、出迎えがほとんどおりませんでした。ハバマ船籍ですが、運行は英国の会社が行っています。主に東南アジア、台湾・韓国・日本中心としたクルーズ船です。


予定より1時間早く着岸、一般の出迎え客が殆どおりません。寂しい歓迎となりました。


ネズミ返しが、何ともまた…恐ろしい絵が、


(4) その他のクルーズ船

このほか日本船籍の「パシフィックビーナス号」(26218トン、乗客数696名)が6月に3度寄港しております。この船は、日本クルーズ客船(株)が運営しており、主に日本の湾岸を回るショート・ミドルクルーズが中心です。しかし2015年には約3か月間の世界一周クルーズも計画されています。


6月18日(火曜)第3埠頭14番バースに入港中のパシフィックビーナス号。小樽駅前の中央通りからHDR撮影しました。

日本船籍の中では最大規模の飛鳥2号(50142トン、は、今年は1度だけの入港となりました。過去毎年3-4回入港しているのですが…。7月30日(火曜日)潮太鼓に見送られて、母港横浜港に戻る飛鳥2号。


日本の船の場合のみに見られる出港時の紙テープの乱舞、昔ながらの風景に旅情が漂う。

もう一つ日本船籍の大型クルーズ船「にっぽん丸」(22472トン、乗客数524名)は、大手海運会社の三井商船が運行しています。現にっぽん丸は、3代目にあたります。なお、漢字で日本丸と書くと、海洋実習船の帆船「日本丸」をさします。にっぽん丸は、8月27日に入港して以来、6回寄港しております。そのうちの一回(9月5-6日)は、小樽港湾外のサンセットクルーズを行っています。したがって、公式にはダブルカウントすることになります。


紙テープが舞い、旅情が出ますね。8月27日午後6時半にもなると、夕暮れが押し迫ってきます。


こちらはにっぽん丸のネズミ返し。絵はこちらの方がユーモアが感じられます。


(5) 番外編 大型帆船の寄港もありました

今年は何と、大型帆船が2隻も相次いで入港したことも話題となりました。いずれも独立法人航海訓練所所属の大型帆船で、「海王丸」と「日本丸」です。海王丸は7月19日から23日まで、日本丸は8月15日から20日まで小樽港に滞在ししました。両船共に海事教育機関の練習船であり、国家資格である海技士を養成するための船舶です。両船共に、昭和の終わりから平成にかけて建造された2代目に当たります。初代の海王丸は富山県射水市にある海王丸パーク保存展示されています。一方初代の日本丸は、横浜メモリアルパークに保存展示されています。

両船は姉妹船とも呼ばれ、形も大きさもほぼ同じです。見分け方としては、ボディのライン、船首に取り付けられた女神像に違いのあることくらいです。

☆海王丸 H元年建造 2556トン 乗員数199名 全長110.09m 全幅13.8m 船首の女神像 「紺青」と呼ばれ、横笛を吹く女神
☆日本丸 S59年建造 2570トン 乗員数190名 全長110.09m 全幅13.8m 船首の女神像 「藍青」と呼ばれ、祈る女神


7月に入港した海王丸、先代の海王丸は「海の貴婦人」と呼ばれ親しまれていました。




上の2枚の画像は見てもほとんど区別がつきません。上小さく映り込んでいる方が海王丸。下大き目が日本丸です。

日本丸は、8月20日(火曜)午後4時の出航に際しては「登檣礼(トウショウレイ)」が行われました。登檣礼とは、当用漢字にない難しい字を書きますが、練習生がマストにのぼり、全員でお礼を言う儀式です。午後4時離岸が始まるとともに、訓練生全員がマストにのぼり、帆船がタグボートでけん引される中、何度も何度も「ごきげんよう〜」を繰り返していました。


全員帽子を振りながら「ごきげんよう〜」


タグボートに牽引されながら構内を出て行きます。

小樽港へのクルーズ客船の寄港は、今年は昨年の20回に次ぐ18回(9月5-6日の日本丸のダブルカウントを含め)となりました。7万トン級までしか着岸できなかった勝納埠頭が、整備され来年は13万トン級まで可能となります。このため大型船が相次いで訪れる予定で、計30回を超えるのではないかと言われています。今年最大の客船であった「サン・プリンセス号」(77441トン)を超える「ダイヤモンド・プリンセス号」(115875トン)が、なんと7回寄港を予定しています。





紅葉シーズン真っ盛り〜和光荘の秋

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10月も第4週に入って、寒さも一段と厳しくなってきました。雪虫が飛び交い始めると、1〜2週間後には初雪が降ると言われています。この分ですと11月に入ると平地にも雪が降るような気配です。小樽市内の紅葉も急ピッチで進み、毛無山方面も、天狗山もすっかり山々が赤と黄色と緑のまだら模様になってきました。街路樹のプラタナスの大きな葉が舞い散り、イチョウもかなり黄色くなってきました。

そんな中、10月23日太田照二氏が代表を務める「写団豊友会」の紅葉撮影ツアーに参加させていただきました。太田氏は私が属する写真倶楽部「フォートピア」の代表でもあり、両団体に交流があります。今回は豊友会の撮影ツアーに参加させていただきました。まず、星置の滝(札幌手稲区)、朝里宏楽園、朝里ダム、豊倉町のパークゴルフ場、奥沢水源地、潮見台町の和光荘、入舟町の天上寺の順で回ってきました。中でも和光荘の紅葉が素晴らしく、今回第1回目として取り上げました。

和光荘は、小樽の歴史的建築物の一つです。小樽の歴史的建築物と言うと、石造りの倉庫群がイメージされますが、和光荘はれっきとした木造建築物で、大正11年(1922年)に地元酒造会社「北の誉」の2代目社長の邸宅として建てられました。アールデコ調の洋風で統一されながらも、随所に和風を組み込んでいます。なお、かつては宿泊所としても利用され、昭和29年に昭和天皇皇后両殿下が宿泊されております。


正面玄関前に至る小路の途中にはイチョウが植えられていて、紅葉真っ盛り。私の愛車に映り込みました。


前面広場にある丸い池には落ち葉が…

和光荘は個人の所有建物ですので、勝手に敷地内に入ることが出来ません。事前に和光荘の管理者に庭園内の立ち入り及び写真撮影の許可をいただいております。庭園内の樹木はすっかり紅葉が進んで、折からの日差しに赤く輝いております。まずは建物の周辺から撮ってみます。


正面の洋式建築物の横に平屋の建物があります。見取り図(9月の和光荘見学時に頂いた資料による)からは、従業員用の住まいだったようです。左の蔦で覆われた部分は、1Fが従業員用食堂、2F、3Fが什器庫となっています。なお現在は全館居住用には使われておりません。


平屋の部分からは小樽の市内が一望できます。


まずは庭から和風の建物と紅葉を撮ります。正面は洋風ですが、側面は全くの純和風づくりになっています。


さらに近づくとガラス戸に庭の紅葉が映り込んでいます。


もっと近づいてみました。


庭園内のあちこちでカエデが紅葉しています。


庭全体が燃えているかのようです…


建物の影の部分をバックに赤いカエデが、撮って、撮ってと言っているようでした。


庭園を進むと広場もあります。


庭園内には灯篭も数か所に置かれています。

一旦庭園内の広場に出てみると、100坪ほどの広さがあるでしょうか、海側には藤棚があります。藤棚はもちろんシーズンが終わっていて、今は大きな実をつけています。枝豆を数倍大きくしたような形です。さらに藤棚の隣にはアジサイが、一部いまだ青い花を咲かせています。


午後2時近く、晩秋の陽はかなり低くなってきました。中央奥に藤棚とアジサイが見えます。


藤棚を下からのぞくと、大きな枝豆上の実がぶら下がっています。


やがて雪に埋もれてドライフラワーになるのでしょうか。この時期でもアジサイは咲くんですね。

広場から再び木々の間の小道を抜けて和光荘の裏側の方へ出てみます。かなり広くて、ちょっとしたグランドが作れるほどの広場があります。広場の向こうは住宅街になっているようです。その広場の端に紅葉した樹木が見えます。


広場には柵もないので自由に行き来が出来るようですが…、さらに左手を見ると、


やや高くなった部分の土が流れ出したのか、木の根っこが地表に出てきています。


もっとズームレンズで引っ張ってみると、まるで木の根が今にも歩き出してきそうな感じがします。数年前に見たときよりも、さらに根が這い出してきたようです。

再び庭園内に戻り紅葉撮影に専念します。


園内の樹木はカエデ類が多いようです。


カエデ等の赤い葉が多い中、イチョウの黄色が目立ちます。園内にはイチョウはこの二本しかありませんが、市道から和光荘に至る海側(潮陵高校のグランド)には数本のイチョウの木があって、銀杏がたわわに実っていました。このイチョウの木は横に広がらず、ポプラのように縦に伸びています。


やはりカエデの赤い葉に目が行きます。


まだ赤くなり切らない葉が、逆光で透けて葉脈が見えます。

それほど広くはない庭園なので、小一時間もすると、ほとんど撮りつくしてしまいました。すでに豊友会のメンバーも撮影を終わって建物の前の広場に集まっています。太田代表が管理事務所にお礼の挨拶をして引き上げます。なお、和光荘は、地酒「北の誉」酒造会社社長である野口氏の個人住宅(別邸、今は使われていない)ですので、庭園も建物の内部についても、一般公開はしておりません。とはいえ由緒ある歴史的建築物ですので、数年に一度、公開されることもあります。今年度はNPO法人小樽ワークス主催で和光荘の見学会が9月21日(土曜)から29日(日曜)まで行われました。私も抽選に当たり、25日(水曜)見学会に行ってきました。内容等については機会があれば紹介します。

なお、和光荘は紅葉の時期だけ映えるわけではありません。梅が正面横に数本植えられていて春先にもいい景観を示します。実は今年の春先に、和光荘+桜を撮影に来たところ、桜の木は1本しかありませんでした。梅の老木が5-6本あって、見事に白梅が咲き誇っていました。


平成25年5月26日撮影。なお、内地では梅が2月、桜が3月に満開となります。花札のとおりですが、開花前線が北上して津軽海峡を渡ると開花の時期が逆転します。桜が先に咲いて、梅が後から咲くというように。小樽ではほぼ同時期に満開になるようですが…


平成21年10月25日撮影。2011年小樽カレンダーコンテスト入選、9-10月頁「和光荘の秋」


次回は、豊友会のツアーで撮影した市内各所の紅葉等を紹介いたします。


紅葉ウォッチング〜その2

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10月23日(水曜)に、写団豊友会の紅葉撮影ツアーに、特別参加したことは、前回のブログで紹介したとおりです。当日は午前8時半に小樽美術館前に集合し、車に分乗して撮影地に向かいました。最初の撮影地は「星置の滝」です。星置は札幌市手稲区になりますが、滝のある星置川が小樽市と札幌市の境界になります。


(1) 星置の滝

国道5号線から右折して星置川沿いに進むと、5分ほどで手稲西中学校があります。道路わきには「星置の滝」の小さな標識があって、遊歩道も整備されています。


道路わきから滝の展望台まで7-8分です。展望台と言っても人二人が、やっと立てるほどのスペースしかありません。


小さな滝がありました。スペースが狭いので交代で撮影です。


展望台の下の川沿いに浅瀬を進めば、もっと滝に近づけますが、長靴を持参しておりませんでした。周囲は木々がうっそうと生えていて、なかなか滝つぼまで日は射さないようです。


上を見上げれば、ご覧のとおり谷底までは日が射しません。


(2) 朝里宏楽園温泉

小樽市民の保養地として有名な宏楽園温泉の庭園は、春には桜が満開となります。秋にはそのエゾ山桜が紅葉し、くわえてカエデ類が真っ赤に燃えます。ここ宏楽園温泉は「観楓会」などによく利用されます。観楓会は「かんぷう会」と読みます。どうやら北海道独特の風習らしく、職場や気の合った友達同士で、紅葉を愛でるを建前にした一泊の宴会旅行です。本当に紅葉を愛でていたのでは寒くて風邪をひいてしまいます。温泉でドンチャカ騒ぎをするのが目的です。


近くの保育園児たちも紅葉を見に来たようです。これ幸いとばかり、メンバーは、保育士のOKをもらって、保育園児たちをパシャリパシャリ。


形のいい(?)カエデの木を見つけました。と思っていたら、もう少し寒くなったら、ここで大根干しをするそうです。どうりで木の中間あたりに横に丸太を渡してありました。


日陰に変わった木と言うか葉を見つけました。白い縁取りのある葉が珍しい。マイナス補正して、内臓ストロボ一発。


木漏れ日にあたって、これも珍しいような…珍しくないような…


(3) 朝里ダム

1993年(平成5年)に完成した朝里ダムは、翌年には周辺が公園化され、ループ橋の中にテニスコートが作られたり、ダム資料館が整備されました。市民の水がめとして有効利用されているという半面、巨額な投資にもかかわらず、全く役に立っていないという話も聞きます。でも桜のシーズンや紅葉のシーズンには、見学客が結構おし寄せます。この日は絵画グループの方々がスケッチの最中でした。


周囲の山々は、紅葉真っ盛り。


かつてダムが出来る前は、小樽〜定山渓線の道道1号線は直線でしたが、高さ73mの朝里ダムが出来たために、ループ橋となりました。


朝里ダムから降りて、次の撮影スポットに向かうべく豊倉小学校方面への小道を入ると、一軒の農家が玄関前で大根洗いをしておりました。その洗った大根を丸太に干しております。車を降りて撮影をお願いすると、にこやかな表情でOKサインを出してくれました。別れ際には赤い酸漿を数本カットしてくれました。


(4) 豊倉町のパークゴルフ場

朝里から豊倉小学校前を通り、望洋台に抜ける小道沿いにパークゴルフ場があることは全く知りませんでした。かなり広いパークゴルフ場で、平日にもかかわらず、大勢のパークゴルフファンが詰めかけておりました。駐車場もほぼ満杯に近いほどで、次々とチームがやってきて、目の前でボールをうっています。


ゴルフ場内の木々も紅葉真っ盛りです。


ナイスショット!と声を掛け合っています。天気も良く、最高のパークゴルフ日和だと、プレーヤーが声をかけてきました。


カ〜ンと小気味よい音を立てて黄色いボールが飛んでいきました。


パークゴルフ場で撮影を終えたのが昼ごろでした。途中昼食を取って、すぐ和光荘に向かいました。和光荘の紅葉については前回のブログで取り上げましたので省略いたします。次に向かったのが奥沢水源地でした。奥沢水源地は平成23年8月に陥没個所が見つかり、金額的に補修不可能として水源地としての機能を停止しています。現在は市民公園として再生の方向でプランが進んでいます。門扉が閉鎖されたままとなっていて、残念ながら紅葉撮影はできませんでした。そして本日最後となるスポットが、天上寺です。


(5) 天上寺

入舟町にあるこの天上寺は、明治23年移築建立された歴史ある名刹です。その作りは長野の善光寺を模したとも言われています。春には桜が咲き、多くの市民が見学に訪れます。また秋にはエゾ山桜やカエデ類が紅葉し、撮影スポットにもなっています。ここに着いた時には午後2時を過ぎており、晩秋の陽ははや大きく斜めに傾いています。


本堂の後ろから射す陽によって長い影が出来ている。


赤、緑、黄が織りなす色彩が美しい。


日陰にアジサイがまだ青々として花を咲かせています。アジサイの葉のふちが真っ赤です。初めて見ました、こんなに赤くなるなんて…


午後3時前にほぼ当初のスケジュールに沿った行程で撮影が済みました。あと2-3か所残っていますが、晩秋の日が落ちるのが早く、これ以上撮影は無理があります。と言うことで、豊友会の撮影ツアーはここで終わりとし、解散することになりました。しかしながら小樽市内には、紅葉の撮影スポットがまだいくつもあります。そこで今回の撮影ツアーとは別に、私個人が撮影した紅葉スポットを以下に数カ所紹介いたします。


(6) 小樽公園

小樽公園には、小樽市のシンボルとしての「木」である、つつじが数千本植えられていて、毎年5月から6月にかけて、公園が一面ピンクやオレンジに染まります。かつては、5月の末に「つつじ祭り」が行われていたほどでしたが…、そのほかにエゾ山桜やシラカバなども植えられていますが、カエデ類も多く、秋には紅葉が楽しめます。10月25日((金曜)、あえて小雨が降りしきる中、撮影に行ってきました。


市民会館横の小樽市公会堂をバックにカエデと植込みの樹木(ボケの木でしょうか?)の紅葉が目に染みるほど。


真っ赤なカエデに小雨の滴がたまって、そのうちぽたりぽたりと…


公園の小道は赤い枯れ葉の絨毯を敷いたようでした。


白い傘の女性が盛んにスマホで撮影していました。


雨の日の子供の国は、誰もいない。遊具だけが雨に濡れて寂しそう。


(6) 住吉神社の境内

言わずと知れた小樽総鎮守の住吉神社は、古くから市民に親しまれ、小樽祭りと言うと住吉神社の例大祭(7月14-16日)をさすほどです。春にはエゾ山桜が咲き、秋にはイチョウが銀杏をたわわに実らせます。


南小樽駅の量徳橋付近から境内に向かって続くイチョウの黄葉も見逃せません。やけにタクシーが多い?左手建物は小樽市立病院で、客待ち中なんです。


境内入り口付近に1本のイチョウの大木があります。見事な枝ぶりです。


境内奥では近くの保育園児たちが、秋を探しているようです。


揺れるイチョウの木。何かおかしい?そうです、手水鉢に映り込んだイチョウを撮影、天地を逆にしました。


(7) メルヘン広場とルタオの塔

最後に取り上げたのがメルヘン広場です。ここを南端として、小樽観光街の堺町通りが北に向かって約700mほど続きます。その間はほとんどがガラス工芸品店、お土産品店と飲食店が立ち並んでいます。その南端のメルヘン広場には数本のカエデとエゾ山桜等が綺麗に色づいています。


ルタオの塔の展望台から水天宮方面を見ると、桜の木が色づいていました。


広場には大勢の中国人観光客が来ています。飛び交う言葉の90%が中国語でした。





写真コンテストの表彰式等が続いて…

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10月があっという間に過ぎ去り、早くも11月に入ってしまいました。紅葉も最終戦、イチョウの木からは日増しに葉が落ち、地面が黄色い絨毯で覆われいています。また小樽市内入舟町界隈の街路樹のプラタナスが、造園業者によって次々と丸刈りにされています。今まで空を覆うように大きな葉が覆いかぶさっていましたが、枝葉が切り落とされ、丸坊主になった木がなんとなくかわいく見えます。こうした街路樹の剪定も晩秋の風物詩と言えます。

さて、10月末から11月初めにかけて忙しい日が続いています。10月30日に写真仲間のフォートピアの会合があり、11月13日から10日間写真展を開催することが決まりました。一人当たり四切5作品を用意する必要があり、5日までに作品名を決めなかればいけません。11月1日(金曜)には、小樽市民会議「おたるカレンダー2014年」写真コンテストの表彰式と懇親会がありました。さらに2日(土曜)には、小樽美術館で小樽写真市展の表彰式が、翌3日(日曜)には作品の取り下げがあります。こうしたバタバタが続く中、元の勤務先OB会の機関誌担当の広報係から、裏表紙用の写真を提供してほしいという連絡が入りました。担当者は何と青森支店当時の同僚では、むげに断るわけにもいきません。しかも締切まじかだという。

そこで今回は、二日続いた表彰式の様子を交えて、展示会の様子や入選作品を紹介することにいたしました。


(1) おたるカレンダー2014写真コンテストについて

小樽市民会議主催の「おたるカレンダー」写真コンテストは、2000年から始まりました。今年で、13回目になります。ん?1回合わないですね。そうです、数年前に事務局担当者の不幸があってカレンダー製作を中止した年があったからなんです。小樽市民会議では、入選した作品をカレンダーとして約1000部を製作します。小樽市民はもとより、かつて小樽に住んでいた方からの注文があり、また海外の関係者からも引き合いがあるということです。8月末に締め切られたコンテストの結果が、10月下旬に入選を知らされました。11月1日に表彰式・懇親会がホテルノルドで行われました。当日会場に着くと、6点の入選作品と表紙(絵画)が飾られ、報道機関の方々も見えておりました。


手前は「小樽ジャーナル」の記者。

以下入選作品を紹介します。なお式典の様子、個々の作品の講評等について詳細は「小樽ジャーナル」2013.11.2付記事「四季折々の小樽!」を参照してください。


☆1-2月頁 鹿戸芳之さん作品「初雪の頃」撮影地:和光荘
☆3-4月頁 嵯峨秋雄さん作品「小樽湾」撮影地:張碓町JR函館線
 

☆5-6月頁 高橋敏明さん作品「霧の運河公園」撮影地:北運河旧日本郵船
☆7-8月頁 粟野孝市さん作品「小樽運河ロードレース」撮影地:小樽運河出抜き小路


☆9-10月頁 紅露雅之作品「秋の気配」撮影地:旧手宮線
☆11-12月頁 宮尾一美さん作品「小樽駅のクリスマス」撮影地:JR小樽駅


表彰式に先立って小樽市民会議の大渕勝敏会長の挨拶があり(写真左)、次いで本郷正利審査委員長から全作品について講評がありました(写真右)。

私の作品については、本郷審査委員長から次のような講評がありました。「旧手宮線は整備が進み、小樽観光の主要なスポットとなってきました。運河を散策する人が多い中、最近は旧手宮線を訪れる観光客も増えてきました。秋の雰囲気をよく伝え、安らぎのスポットをアピールしています。」

表彰式終了後は、場所をホテル屋上階ののクラブに移して、関係者全員で懇親会が行われました。


このクラブは最上階にあって、目の前が小樽運河になっています。雪あかりの路や潮祭りの際には、営業に差し支えない範囲で、外に出て屋上からの写真撮影をOKしてくれます。

なお小樽カレンダー2014年は、紀伊國屋小樽店(小樽駅前)、レストラントレノ(手宮交通博物館入り口の列車店舗)、市民会議事務局でもある荒幸雄仏壇店(山田町、TEL0134-22-9540)等で取り扱っています。なお1部1000円です。

さてカレンダーと言うと、今年はやけにカレンダーの当たり年になりました。小樽市民会議の「おたるカレンダー2014年」をはじめ、GMO・山と渓谷社共催の「なごみ猫2014」(卓上式カレンダー)、江ノ島電鉄「乗車券付きカレンダー」(卓上式)に入選、さらにはTOYOTAカローラ札幌からもカレンダーに使いたいとのオファーがありました。


江ノ電カレンダーの1月頁に採用された画像・卓上式カレンダーと賞品の一日乗車券(のりおくん)や食事券。食事券は片瀬江ノ島のレストランのもので、行く機会があるかな〜。有効期限が来年の8月までだけれども…。なお江ノ電卓上カレンダーについては表紙ページに藤沢〜鎌倉間の往復乗車券(片道290円×2枚)がついていて、1部1000円で発売されています。


TOYOTAカローラ札幌から依頼のあった作品。何月に使われ、どういうポスターなのか今のところ不明です。


(2) 小樽写真市展表彰式と展示作品

表彰式は、11月2日(土曜)午後2時から小樽美術館で行われました。準特選以上の受賞者には楯と賞状が授与されますが、入選は賞状の授与のみです。上位入賞についても楯以外の賞品はありません。いずれにしても名誉だけですね。表彰式の隣の会場で小樽写真市展の入選作品の展示が行われています。表彰式のついでに写真展も見てきました。


隣のメイン会場で菊の展覧会が行われているので、そちらのお客さんも写真市展に流れて来ているようです。青い法被の女性は菊展の関係者です。


第1部自由の部の推薦作品(左)と特選作品(右)
☆推薦(市長賞) 中町栄次郎さん作品「光射す」…小樽市庁舎で撮影したそうです。
☆特選(教育長賞) 久慈広子さん作品「大好き」…スイス旅行で出会った光景 


第1部自由の部の特選作品(右)と準特選作品(右)
☆特選(国際ソロプチミスト賞) 小泉弘子さん作品「兄弟」
☆準特選(北海道新聞社賞) 紅露雅之「街角にて」…都通商店街の衣料品店のモノクロポスターと通行人


第2部ネイチャーの部の推薦作品(右)と特選作品(左)
☆推薦(市展賞) 鹿戸芳之さん作品「一瞬」…安平町の鶴の湯温泉の蓮池で撮影
☆特選(ユネスコ賞) 中町栄次郎さん作品「春の妖精」…カタクリをハイキー調で撮影。「パステル画ですか?」と尋ねる人が多かったとか(注目度一番)。


第2部ネイチャーの部の特選作品(左)と準特選作品(右)
☆特選(美術館長賞) 大湯崇夫さん作品「木漏れ日の中で」
☆準特選(朝日新聞社賞) 小泉和子さん作品「語らい」…樹氷の影が語らっているように見える


第1部の入賞入選作品。


第2部の入選作品。


(3) フォートピア作品展示会のお知らせ

詳細や作品については次回のブログ等で詳しくお知らせします。現時点で確定している以下のとおりです。

1とき   11月13日(水曜)〜23日(土曜) 10日間
2ところ  北海道新聞社小樽支社1F PRコーナー(旧ギャラリーオアシス)
3作品   四切またはA4サイズ 統一テーマは特になし
4出品者 太田照二(フォートピア代表) Blog「foto-essay〜人生色々写真好き随想」
      成沢克郎
      嵯峨秋雄 Blog「北の風景〜北海道の風景写真を中心に掲載」
      紅露雅之 Blog「紅露の写真日誌〜北の大地夢空間」
      貝沼正雄
      鹿戸芳之 Blog「yotutiの写真日記〜運河の街小樽から情報を発信」

モノクロ写真の数々

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今年の春先に、スキャナーを購入したことはすでにブログでも紹介しました。フィルム時代に撮影した画像を新しいスキャナーで取り込んではいるものの、その数が膨大過ぎて遅々として取り込みが進みません。何とか八王子勤務時代(平成12年4月〜14年7月)についてはほぼ取り込みが終わりました。それ以前や、平成14年7月に転勤を終えて地元に戻って以降デジタルカメラに移行する(平成17年ころ)までの、フィルムについては手つかず状態になっています。まぁ暇を見て…と思ってはいますが、一向に進捗がないのが現状です。

と言うことで、今回は八王子勤務の頃の画像の中から、モノクロ写真に限って取り上げていきます。一部についてはすでに、DPE店に依頼してCD-Rに取り込み、デジタルデータ化したものも多少あります。今回は今年3月に購入したスキャナー「CANO SCANER 9600F Mark2」(2013.4.10付ブログ「新しいスキャナーを購入しました」参照)で取り込んだモノクロ画像を紹介します。撮影に使ったカメラは、すべてコンパクトカメラです。KONICA BIG MINI NEO、OLYMPUS 35RC(赤外専用)、PENTAX ESPPIO 120SW、FUJICA COMPACT35(赤外専用)、KIEV 35など、いずれも胸ポケットやビジネスブリーフケースに入るカメラです。通勤の行き帰りや、一眼レフのサブカメラとして使いました。


(1) 八王子駅前〜勤務先付近

勤務先は駅から5分ほどのところにあって、某生命保険会社ビルの1-2Fにあります。すぐ隣がヨドバシカメラがあるという立地の良さです。この場合はカメラを趣味にする人にとって立地がいいという意味ですので…


JR八王子駅はそごうデパートビルにあります。土日には出入り口付近で、ストリートミュージシャンが演奏しています。


駅前の東急スクェアーはビルの内部が、十数階まで吹き抜けになっていて、上からのぞくと吸い込まれそうな感じになります。昼食を取りにこのビルの飲食店によく通いました。


勤務先向かいのビルがお化粧直し中。


八王子駅の南口(正面と反対側)は古い街並みがあって、近代的都市とは思えない雰囲気があります。でも何となくほっとする感じがします。並んでいるのはバス待ちの方々です。


H13年9月、隣の空き地にヨドバシカメラがビルを増設。勤務先2Fの食堂から工事現場が丸見え。テントの隙間から何事か話している…


鉄骨をクレーで持ち上げて、組み立てていきます。


夕方作業風景を逆光で撮影。


(2) 昭和記念公園

八王子勤務時代住宅は立川市錦町にありました。JR立川駅の反対側には国営昭和記念公園があります。元の米軍立川基地が返還された後、公園として造営されたもので、広大な敷地です。おおよそ東京ドーム球場10個分の広さと言えば見当がつくかと思います。私が転出した時点では、さらなる拡張工事中でしたから、現在はもう少し広いかもしれません。これだけ広いと、徒歩よりも自転車の利用が便利です。園内はレンタサイクルを利用することが出来ます。自宅から自転車で10分ほどですので、土日には撮影によく通いました。


これだけ広い公園ですから出入り口が何か所もあります。立川駅方面から向かうと正面ゲートから入ります。入ると目の前に奥行き50mほどの大きな人工池があって、奥に噴水などもあります。


公園のほぼ中央に広大な広場があって、CMに出てきそうな大きな樹が一本あります。この広場でいろんなイベントが催されます。


水飲み場もトイレも何か所もあります。


桜の木も数多く植えられています。


(3) 富士山を見に…

東京都内には富士山が見えるところがたくさんあります。富士見町という地名があちこちにあります。中央線で通勤しているときにも、途中人家の切れ目から何度も富士山が見え隠れします。また富士山の麓である河口湖や富士吉田市には、JR中央線が大月から富士吉田・河口湖に乗り入れしているので、快速電車1本で行けます。土日祭日にはよく利用したものです。


フィルムの両側が黒く落ち込んでいたために、スキャナーがパノラマ画像と読み違えて様で、このような形に再生しました。河口湖へ向かう途中車両の窓から富士山が見えます。


河口湖湖畔から、かちかち山ロープウェーで展望台に上がると、目前に雄大な富士山が見えます。


桜と富士山、まさに日本画の原点のように見えます。

さてレンタカーを借りて少し足を延ばしてみましょう。富士五湖を回りながら裾野を1周しても約180?程と言われています。半日もあれば回ることが出来ます。五湖めぐりは後日機会があれば取り上げますが、今回は忍野八海を取り上げます。忍野八海とは、富士山から湧き出た湧水池が八つあって国の天然記念物に指定されています。


大きな緋鯉が泳いでいます。どこかのTV局が取材している現場に出会わせました。


富士山は雲に隠れてしまいました。


池からあふれた湧水が小川となって流れます。赤外フィルムで撮影すると、新緑がこのように真っ白になります。


もう一枚赤外フィルムで撮った画像。

さて、少しだけ富士山1周の画像をあげておきます。忍野から山中湖に向かう途中に花の都公園があります。季節ごとにいろんな花が咲き、富士山とコラボレートしてくれます。


駐車場から撮った一枚で、ラチュードの狭いコピーフィルムで山の上部を切り取ってみました。


山中湖とは、富士山を挟んで、ちょうど反対側にあたる朝霧高原近くで撮影しました。牛がのんびりと草を食んでいます。赤外フィルム使用しました。

次は、立川の戻って、多摩モノレールに乗って富士山の見えるところに行ってみましょう。官舎のあった立川にはJR立川駅のすぐそばを多摩モノレールが走っています。このモノレールは北の終点が上北台と言って、西武球場の近く、南の終点が多摩センターになります。途中高幡不動、多摩動物園、中央大学、帝京大学等を通ります。


満願寺を過ぎた付近で、車窓から遠くに富士山が見えました。


富士山の見える公園として有名な…あいにく公園名を忘れてしまいました。公園の桜が満開だったのを覚えております。中央奥に富士山が小さく見えています。


(4) 浅草

日本を代表する観光地ですが、近年隅田川を挟んで対岸にスカイツリーが出来たことで、一段と浅草の人気が高まっているようです。もちろん私が八王子に勤務していた頃にはありませんでしたが、家族が時折赴任先に来るときには、浅草観光をしたものでした。


3月下旬、桜が満開でした。


浅草寺境内の桜。


家内と遊覧船に乗りました。堰堤の桜が満開。


赤外フィルムで撮影。


(5) 春日居町の桃を見に…

JR企画の桃の見学ツアーに参加したのですが、ツアーガイドがいないうえ、企画書一枚を頼りに徒歩でぶらぶら、マークのある地点を巡り歩きました。


駅前には桃祭りならぬ、桜祭りの提灯が飾られていました。桜も満開でしたが…桃祭りはないのかな、なんて思ってしまいました。満開の桃については、カラーで撮影しています。


こちらも駅前の桜。桃の花はカラーネガで撮影したため、モノクロ画像はありませんでした。


ご紹介したいモノクロ画像はまだまだありますが、機会があれば掲載と言うことで…、なお次回こそフォートピアの展示会について取り上げます。

参考までに、当ブログでモノクロ写真を取り上げたのは過去2回ほど、またフォトチャンネルでも2回取り上げています。下にリンクを張っておきますので、お時間があれば参照してみてください。

☆2011.9.22付ブログ「モノクロ写真を撮る〜その1(平成12〜14年)
☆2010.3.25付ブログ「モノクロ写真を撮る

☆フォトチャンネルNo.114824「モノクロフィルムで撮る」44枚
☆フォトチャンネルNo.175288「モノクロ写真の数々」89枚

フォートピア第4回写真展のご案内

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フォートピア6人のメンバーによる、第4回目の写真展が今日13日から始まりました。テーマは四季彩々と題して、各自四切またはA4サイズの写真5点の計30点を展示しております。詳細については下記のとおりですので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りいただきたくご案内申し上げます。

☆場所   北海道新聞社小樽支社1FPRコーナー(旧ギャラリー「オアシス」)
       小樽市稲穂2丁目8番4号
☆期間   11月13日(水曜)〜11月23日(土曜・祭日)の11日間
       午前10時〜午後5時(最終日は午後4時まで)
        新聞社が休業日でも上記時間内は入場可能です。
☆出品者 太田照二(フォートピア代表、北海道写真協会前小樽支部長) Blog:foto-essay「人生いろいろ写真好き随想
       成沢克郎
       嵯峨秋雄 Blog:北の風景
       紅露雅之 Blog:紅露の写真日誌
       貝沼正雄
       鹿戸芳之 Blog:yotutiの写真日記

なお、私の出品5作品は以下のとおりです。秋をテーマにして紅葉を中心にしてみました。


<美しきカラマツ街道>

一昨年の11月に、積丹町の婦美付近で撮影しました。オレンジ色に染まったカラマツが美しく、その落ち葉が道路一杯に、まるでオレンジの絨毯を敷いたように見えます。近所の黒猫がアクセントとなりました。この街道には「ロマンチック街道」と言う愛称がつけられています。平成24年12月「積丹町観光フォトコンテスト」で「優秀賞」となりました。(平成23年11月撮影)

<イチョウ並木>

イチョウ並木と言うと北海道大学の北13条門通りにある並木が有名ですが、小樽市内にも実はイチョウ並木があります。南小樽駅の量徳橋から住吉神社にかけて道路の両側と中央分離帯に数十本のイチョウがあります。客待ちのタクシーが列をなしていますが、小樽市立病院の患者待ちです。こうした風景も市立病院の移転で、来年は見られなくなります。(平成25年10月30日撮影)

<秋のいろどり>

中島公園に行った折に撮影しました。中島公園に隣接しているパークホテル主催の「中島公園の秋」のフォトコンテストに応募すべく、撮影に出かけた折に撮りました。サクラ?の葉が赤、黄、緑と色とりどりが綺麗なので撮った一枚です。(平成25年10月27日撮影)

<揺れるイチョウ〜手水鉢に映り込む>

住吉神社の境内にある手水鉢、ここにイチョウの木が映り込んでいるのを撮ったものです。その画像を天地逆にしてみました。手水鉢のさざ波にイチョウが細かく揺れている様子が面白いと思いました。(平成25年10月30日撮影)

<秋の一日>

この画像も中島公園で撮影した1枚です。この日の天候は気まぐれで、晴れたと思っていたら急に大雨が降り、すぐ晴れ間が出ると言うように、目まぐるしく急変。雨の止んだ間合いを縫って、雨宿りしていた公園内の音楽ホール「キタラ」から地下鉄中島公園駅に向かう途中で出会った光景です。傘をさした女性が動くので、撮影位置を決める暇がなく、あわてて数枚撮ったうちの一枚です。(平成25年10月27日撮影)


<10月30日フォートピア打ち合わせ会>


☆前列左から 貝沼 太田(フォートピア代表) 成沢
☆後列左から 紅露 嵯峨 鹿戸
運河沿いの中華料理店「好(ハオ)」にて、今回の写真展を打ち合わせ中


<道新小樽支社1F PRコーナーで展示中の様子並びに作品>
12日午後4時から展示作業をいたしました。


各自5点、合計30点を貼り終えました。


<他のメンバーの作品と撮影者>


太田代表の作品


成沢さんの作品


嵯峨さんの作品


貝沼さんの作品


鹿戸さんの作品


お近くにおいでの際は、ぜひお立ち寄りください。

モノクロ写真の数々〜その2

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前々回のブログで、モノクロ写真の数々として、28枚あげましたが、スキャナーで取り込んだ画像やすでにDPE店でデジタル化したモノクロ画像が、続々出てきました。一部にはすでにブログやフォトチャンネルで取り上げた画像もありますが、それ以外にも、こんな画像があったのかと、改めて見直す画像も出てきました。そこで、第2弾として前回と同じ期間に撮影した(平成12年4月から14年7月までの八王子支店赴任期間中)モノクロ画像を紹介します。

なお、モノクロフィルムでの撮影は、あくまでもコンパクトカメラによるもので、メインの撮影は一眼レフ(キヤノンEOS 55とEOS7)でネガカラーフィルムまたはポジフィルムで行っています。


(1) 超高層ビルからの夜景

当時はほとんどの撮影がポジフィルムとネガフィルムで行っていました。池袋のサンシャインビル屋上からの撮影や、築地のセントルーカスタワーからの撮影など、撮影可能な所の高層ビルはほとんで行っています。でもモノクロフィルムで撮影したのは、浜松町の国際貿易センタービルと東京都庁の2か所のみでした。


新宿にある東京都庁のツィンタワー付近


50数階の展望台から見る夜景の美しさは、モノクロでも変わりません。


貿易センタービルの展望台から見ると、東京タワーがまじかに見えます。近年このビルの近くに超高層ビルが立ち並んだために、かなり風景が変わったと聞きました。この日は、夕景の富士山をこのビルの展望台から撮るつもりでしたが、残念ながら、雲に覆われ、顔を出さずじまいでした。


(2) 勝山の流鏑馬

流鏑馬なるものはTV等で見たことはありますが、歴史の浅い北海道にはない行事です。初めて目にしたのは、勝山の流鏑馬の半年ほど前でした。11月の中旬、神宮で七五三の風景を撮影していた際に、偶然広場の一角で流鏑馬を見たのが初めてでした。あわててカメラのシャッターを切ったものの、神宮の森は薄暗く、ISO感度400のフィルムではいずれもブレブレの画像でした。それ以来リベンジを狙っていたところ新聞記事で勝山の流鏑馬を知りました。当日はISO感度800〜1600のネガフィルム持参して、ネガ5本、モノクロ1本を撮影しました。ネガで撮影した5本分については、いまだデジタルデーター化しておりません。機会を見てご紹介いたします。


馬を疾走させながら5−6mほど先にある的を射ます。


的中すれば、判定係が祓い串を振る。的は数カ所設けられていて、疾駆する馬上から次々と射ます。


(3) 大井競馬場

実は平成12−14年の八王子支店勤務は、2度目の東京勤務になります。最初は昭和46年から58年の12年間、本店調査部(のちの総合研究所)に通っておりました。住宅が北浦和にあって、JR武蔵野線が出来て間もなくでした。武蔵野線で東の終点が、中山競馬場のある船橋法典駅、西の終点が東京競馬場のある府中駅でした。なんという便利なところに住宅(官舎)が…、土日のつど両競馬場に家内と通ったものでした。一時かなり競馬にのめり込みましたが、娘が出来てからは自然と競馬から遠ざかりました。二度目の東京勤務時は写真撮影に何度か通いました。

大井競馬場は地方競馬ですが、中央競馬に見られない特色を持っていて、それに魅せられて何度か通いました。地下通路のアーケードが、ピンクや青で星座の模様が投影されています。競馬を見に来たのに、まるでプラネタリュウムに入るような感じでした。またナイター競馬も大井競馬が最初と聞きました。馬に関するイベント盛んで、相馬の野馬追レースも、ここ大井競馬場で見たことがあります。


ナイター競馬に大勢のファンが詰めかけました。ギャンブルから娯楽への転換期にあったのでしょうか。


ゴール寸前の競り合いも見ものの一つ。

なお、次の二枚の画像は時代がさらにさかのぼって、昭和40年代後半のころのものです。昭和49年のオイルショックの前のバブルさなかの頃、給料がめちゃくちゃ上がった時期があって、その時に初めて一眼レフカメラ「OLYMPUS OM-1」と400?の望遠レンズを購入しました。このカメラとレンズを持って競馬場に通いました。ゴール付近から第4コーナーを回って団子状態になって駆けて来る馬たちをバチバチ撮ったものでした。


右回りコースですから、中山競馬場ですね。どういうレースだかは、記録がありません。


私自身は葦毛(白い)の馬が大好きで、ターフばかりでなくパドックでも相当撮りました。上方に映っているのは「ジョセツ」と言う葦毛の雌馬です。その下にあるラジオカセットで実況中継をよく録音しておりました。数十本あったテープも廃棄して今は残っておりません。


(4) 浅草界隈

浅草界隈については前回でも取り上げましたが、当時の画像をチェックしていたら、次々とモノクロ画像が出てきました。


工事用フェンスのトタン塀に昔の浅草六区の風景写真が数枚張られ、その下に当時活躍した浅草育ちの芸人の写真があります。益田キートン、大宮でん助など今は亡き芸人がとても懐かしく思えます。その写真をじっと見入る通行人、買い物籠付自転車、いずれも下町風景がいい味を出しているのかな。


大宮でん助の顔を見ただけで吹き出してしまう。


今は全国各地で見られるようになった人力車。10数年前に浅草では人力車観光があったのですね。


下町界隈の飲み屋さん。さすがあつい日中はお客もおらずのんびりムード。玄関にイヌがいて…下町らしい雰囲気かも。


(5) 湘南海岸

湘南海岸は撮影スポットとしてのみならず、人を惹きつける何かがありますね。横浜支店に勤務時(昭和62年〜63年の2年間)は、鎌倉、茅ケ崎、藤沢が業務エリア内であったこともあってよく通ったことを覚えています。10数年後、八王子に勤務することとなって、数えきれないほど撮影に訪れました。


学生時代以降小樽で育ったせいか、海が大好きで、浜辺に腰かけて海を見るととても心が落ち着きます。とりわけ素敵な被写体があれば、まったく文句なし。


結構波が荒いが、こういう日にこそサーフボーダーの出番ですね。


600?のミラーレンズを使用しているので、バックの車の反射がとてもきれい。


と、そこへナイスバディーの素敵なカップルが来ました。


(6) 立川市

現役時代八王子に勤務していた2年3か月間は、住宅は立川市にありました。立川市はJR立川駅で中央線と南武線(川崎行き)、青梅線(青梅行き)が交わり、くわえて多摩モノレール線とも交差している、まさに交通の要所にあたります。隣接の昭島市との間に国営昭和記念公園があります。かつての米軍立川基地が返還された後に公園化したものです。また昭和30年代初めに、米軍立川基地の拡張に対して、市民、労組、学生を中心とした反対闘争が起こり、やがて安保闘争へとつながる「砂川事件」が起きたのもここ立川市でした。ともあれ立川での単身赴任の2年3か月間は、写真三昧で夢のよう時を過ごしました。


日立橋付近の多摩川堰堤は桜の名所。多摩川に流れる疏水の両岸に咲き乱れる桜。転勤直後に、早くもシャッターチャンスが訪れました。赤外フィルムで撮ると、異空間のような感じがします。


橋の上からカメラを構えていると、目ざとく見つけた子供たちが手を振ってくれました。


JR立川駅ビルの商業施設「グランデュオ」のコンコースは、時折イベントも行われる。外人の子供と女子中学生の国際交流?の最中。母親が記念写真を撮りますと左手で合図していました(画面左端)。


駅前通りを2Fの広場から撮影。小型三脚を使って、通行人をブラしてみました。


夜の駅前通り。KONICA BIG MINIと言うコンパクトカメラで手持ち撮影。ブレとボケのオンパレードですが、なぜか気に入った一枚。


まだまだモノクロ画像の在庫はありますが、機会を見て取り上げます。

フォートピア写真展も残り3日

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フォートピア第4回写真展も、本日を含め残り3日となりました。13日(水曜)に開催以来多くの皆さんにご高覧頂いておりますが、再度ご案内申し上げます。お近くにおいでの祭には、お立ち寄りいただければ幸いです。なお最終日23日(祭日・土曜)は午後4時までとなっております。

<フォートピア第4回写真展>(再掲示)
☆場所   北海道新聞社小樽支社1FPRコーナー(旧ギャラリー「オアシス」)
       小樽市稲穂2丁目8番4号
☆期間   11月13日(水曜)〜11月23日(土曜・祭日)の11日間
       午前10時〜午後5時(最終日は午後4時まで)
        新聞社が休業日でも上記時間内は入場可能です。
☆出品者 太田照二(フォートピア代表、北海道写真協会前小樽支部長) Blog:foto-essay「人生いろいろ写真好き随想
       成沢克郎
       嵯峨秋雄 Blog:北の風景
       紅露雅之 Blog:紅露の写真日誌
       貝沼正雄
       鹿戸芳之 Blog:yotutiの写真日記


なお、開催3日目には北海道新聞朝刊(小樽版)に「一瞬の自然美 ベテラン活写]と題して、当作品展が紹介されました。詳しくは下記切り抜きを参照願います。


紹介された写真の手前5点は、私の作品です。

さらに18日には、「小樽ジャーナル」にも記事及び写真が掲載されました。「会員6名の努力の結晶!フォートピア写真展」と題して、下記のように紹介されております。一部を紹介しておきます。

<以下小樽ジャーナル2013年11月18日記事から抜粋
第4回フォートピア写真展が、11月13日(水)から23日(土)まで10:00から17:00まで、北海道新聞社小樽支社(稲穂2)1階「おあしす」で開催中だ。
"フォートピア"とは、フォート(写真)と、ユートピア(理想郷)を組み合わせた造語。北海道写真協会小樽支部の気の合うメンバー6名が会員となっている。年5〜6回、道内を中心に撮影旅行に出かけ、お互いに技術を学び合い、楽しみながら作品づくりをしている。
撮影した写真を発表して、さらに写真技術の向上を目指そうと、2011年3月に市立図書館で第1回目の写真展とを開催。さらに同年11月、おあしすで2回目を開き、その後、年1回11月に開催し、今年で4回目となる…(以下略)

さて、もう一つ私事ですが、今回展示した5作品のうちの1点が、「札幌パークホテル」主催の「中島公園の秋」フォトコンテストに入選いたしました。過日ホテルマーケティング室の方からご連絡があり、さっそく元データーと、A3に引き伸ばした作品をホテルにお届け致しました。入選した作品は次の通り「秋のいろどり」でした。


桜の葉が紅葉し、赤、黄、緑といろどりの変化が面白く写した1枚でした。

24日(日曜)に同ホテルで表彰式が行われます。勿論出席する旨回答しております。同ホテルの1Fのロビーに上位3作品と入選作品15点が展示されております。期間は24日(日曜)から12月2日(月曜)までで、こちらの方も、お近くにお越しの節は、お立ち寄りください。

にぎわう小樽シャコ祭り

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11月16日〜17日の土日に小樽シャコ祭りが行われました。今年で6回目の開催にあたりますが、会場を従来の北運河にある運河公園から、第3号埠頭旧合同庁舎跡地(多目的広場)に移りました。開催場所の移転理由の詳細については不知ですが、従来から北運河の運河公園でのイベントに付近の住民から、苦情が多かったと聞いています。駐車場が少ないために不法に駐車する、アナウンスや音楽がうるさいといった苦情が主催者側に寄せららたという話も聞きました。

地域の町おこしの一環として企画された各種イベントも、住民が望まないとなると…、主催者としてはつらい立場に陥ります。その点、旧合同庁舎跡地(多目的広場)は、小樽運河や倉庫街にあって、小樽港湾部の埠頭の敷地内にあります。正規の駐車場こそそれほど多くはありませんが、空きスペースが多く、ゆったりしています。ここでは小樽潮祭りをはじめ、各種音楽フェスティバルも今年から行われるようになりました。

さて話はシャコ祭りに戻って、16日、17日は久しぶりの好天に恵まれました。過去のシャコ祭りにはいい印象を持っておりませんでしたが、久しぶりの好天、行楽日和に、娘家族ともども顔を出してみようということになりました。いい印象がないというのは、イベントのシャコは結構値段が高く、会場隣の市場(燐友朝市)では、シャコ祭りよりも4−5割ほど安く販売していたからです。また、当時のイベントのチラシには前浜で水揚げされたばかりの云々と宣伝されているものの、実はテント後方で冷凍シャコをゆでていたという事実があったからです。昨今の表示偽装問題を意識してなのか、採れたて云々の表示はありませんでしたが…

自宅を10時半頃車で出て、メルヘン広場を抜けて小樽港縦貫線(東小樽〜手宮)に出ると、猛烈な渋滞に遭遇しました。夏場の海水浴時期のような…、一瞬戸惑いましたが、今朝の朝刊にシャコ祭りの記事が出ており、その影響であることがわかりました。そこは地元住民、即小路を抜けて岸壁沿いを走ります。合同庁舎裏の空きスペースに車を止めて会場に向かいます。


会場からはみ出した人々が、歩道の縁石に腰かけてシャコを食べていました。


シャコ販売コーナーのテント裏にまで人で込み合っています。


焼きホタテ、焼きアワビが香ばしいにおいをさせています。


よく見ると、長蛇の列が…


列は続くは、続くは…4列に並んで、約6−70m…この最後尾に並んでも、もたどり着くまでにたっぷり1時間以上かかりそうです。ところでこの4列の渋滞は何を求めているのかな?聞いたところ、焼きシャコ(焼きアワビ、ホタテ等)とシャコ汁の販売コーナーと言うことでした。


飲食するコーナーもほとんど空きスペースがない状態。

周囲のテントには海産物の販売コーナーやシャコ汁等の販売テントもありますがどのテントも大勢の人だかり。加えて座る場所が取れないということになると、ここでシャコ飯で昼食と言うわけにはいかなくなりました。とりあえずは、ゆでシャコを購入することにします。3本500円、家内によると結構高いとのこと。市場では…やめましょう。それを承知で来ているのですから。


孫たちは黙々とシャコを口に入れるが、孫娘は憂鬱な顔をしている。もうすぐ潮太鼓の演奏が始まるとアナウンスされたため。小さいころから太鼓の音が大嫌いな孫娘。


潮太鼓のメンバーが搗きたての餅を販売している。家内が購入、3個200円は、まあまあの値段か。


広場入り口では、潮太鼓の面々が餅つきの実演中。後方で外国人も見ています。


餅つきのユーモラスな格好に、笑顔がこぼれる。後方白いジャケットにサングラスは中国人ペアのようです。運河観光の途中なのでしょうね。


会場正面には東海大学海洋部(札幌)の「生きているシャコを見よう」コーナーがあります。若者や親子連れが水槽を見ています。そばでは学生がシャコの生態を説明していました。


水槽に入っているシャコを見るのは私も初めてです。


会場から道路1本離れた観光船乗り場の建物では、小樽商業高校の学生が、シャコ煎餅を製作・販売していました。シーズン中は観光船乗り場として使われている建物の、外にまで行列ができるほどの人気です。


正面入り口は順番待ちのお客であふれています。ガラス越しに覗いてみました。


そうこうしているうちに、潮太鼓の演舞が始まりました。家内たちは、太鼓の音が嫌だという孫娘を連れて合同庁舎裏に止めてある車に避難しました。娘婿と孫息子は潮太鼓を見学すると言って見物客の円陣に加わっています。

茹でシャコ1本食べただけでは腹の足しにはなりません。都通りか花園銀座一番街かで昼食を取ることにします。何分7人の大所帯。各人勝手な要求を出しては、まとまりません。結局は会計担当の娘婿の「寿司が食いたい」の一言に全員が納得。とはいっても、シャコ=寿司と言う単純な発想らしいが…。あたりに寿司店が見当たらない。寿司屋通りまで行けば、あるにはあるが観光客相手の寿司店が多く、値段が高いのが難点。7人ともなると…、近くのチェーン店らしい海鮮飲食店に入店。


好き嫌いの激しい孫たち、注文もなかなか決まらない。


婿は娘に酌をしてもらい満足げ。


一番下の孫は、家内のマグロ丼、ジジの海鮮丼を分けてもらって、満足。


一番奥の孫息子は、イクラ丼。食べ終わって、美味しくない、の一言。

チェーン店の海鮮飲食店は、一見の観光客相手であり、地元っこにはやはりなじまないようです。今小樽を代表するB級グルメの、あんかけ焼きそばにすればよかったかな。


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