毎年7月の中旬と下旬の2回、ギリヤーク尼ヶ崎氏の大道芸が小樽で行われます。今年も、7月14日(土曜)運河プラザ前、21日(土曜)都通りで2回の青空公演が行われました。なお、氏は今年で82歳、数年前には心臓にペースメーカーを入れ、さらにはヘルニアの持病を抱えながらの公演ということです。氏をご存じない方でも、昨年の5月に東北沖大震災で甚大な被害を受けた気仙沼市の、廃墟の中で祈りの踊りを披露し、新聞紙上やTV等で大きく撮りあげられましたので、記憶のある方も多いのではないでしょうか。
氏の小樽公演については毎年撮影しておりますが、ブログで取り上げたのは、2009.7.22付け「大道芸を見る」の1回きりでした。今回21日に都通りで行われた公園についてご紹介したいと思います。演目は、「じょがら一代」「よされ節」「念仏じょんがら」の三つでした。以前はさらに「白鳥の湖」等もありましたが、さすが高齢と病身で演目は減っています。
(1) じょんがら一代
バックに流れる楽曲には、初代・高橋竹山と白川軍八郎の「津軽あいや節」「津軽おはら節」「じょんから節」が使用されている。楽曲に合わせて三味線を振り回し、激しく踊るのが特徴の演目。
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(演目の紹介)
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(音に合わせ三味線を弾く)
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(都度重なる演舞で三味線は破れている)
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(三味線を放り投げ…)
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(魂の叫び声が…)
(2) よされ節
ギリヤーク氏が観客(基本的に女性)とともに踊るコミカルな舞。使われている楽曲は津軽よされ節ではなく「黒石よされ節」
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(バラの花を一輪咥え…)
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(観客をも巻き込んでコミカルに踊る)
(2) 念仏じょんがら
この念仏じょんがらが、演目のクライマックスであり、彼の代表作でもある。最初黒衣を纏って祈りを捧げ、合間に大きな数珠を振り回し、「南無阿弥陀仏」の叫びを連発する。そして演舞の途中観客の輪を抜けて駆け出し、バケツやペットボトルの冷水を頭から浴びて転げ回る。最後は母の遺影を抱え、「南無阿弥陀仏…」「お母さん〜」の呟きとともに風の音の中、途切れるように終焉する。この「念仏じょんがら」では踊りの最中に入れ歯を外すことによって、表情が次第に老人化してゆく演出が施されており、一番の見せどころともなっているが、彼はこの演技のために歯をすべて抜き、総入れ歯にしたという。(ウィキペディアから)なお、演目披露の際に、東北大震災による犠牲者にささげる舞である旨のお話がありました。
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(最後の演目を披露)
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(バケツで水をかぶり、さらにペットボトルの水を…)
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(入れ歯を外して…)
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(真柏の演技が続く)
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(見る者を圧倒する演技)
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(母の遺影を胸に抱えお母さん〜と叫ぶ…)
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(演技終了後、観客にお礼、おひねりが飛び交う)
なお、1930年函館で生まれたギリヤーク氏は、生まれた翌日に母を失っています。人間最後に戻るのは母の胸の中なのであろうか…
氏の小樽公演については毎年撮影しておりますが、ブログで取り上げたのは、2009.7.22付け「大道芸を見る」の1回きりでした。今回21日に都通りで行われた公園についてご紹介したいと思います。演目は、「じょがら一代」「よされ節」「念仏じょんがら」の三つでした。以前はさらに「白鳥の湖」等もありましたが、さすが高齢と病身で演目は減っています。
(1) じょんがら一代
バックに流れる楽曲には、初代・高橋竹山と白川軍八郎の「津軽あいや節」「津軽おはら節」「じょんから節」が使用されている。楽曲に合わせて三味線を振り回し、激しく踊るのが特徴の演目。
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(演目の紹介)
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(音に合わせ三味線を弾く)
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(都度重なる演舞で三味線は破れている)
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(三味線を放り投げ…)
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(2) よされ節
ギリヤーク氏が観客(基本的に女性)とともに踊るコミカルな舞。使われている楽曲は津軽よされ節ではなく「黒石よされ節」
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(バラの花を一輪咥え…)
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(観客をも巻き込んでコミカルに踊る)
(2) 念仏じょんがら
この念仏じょんがらが、演目のクライマックスであり、彼の代表作でもある。最初黒衣を纏って祈りを捧げ、合間に大きな数珠を振り回し、「南無阿弥陀仏」の叫びを連発する。そして演舞の途中観客の輪を抜けて駆け出し、バケツやペットボトルの冷水を頭から浴びて転げ回る。最後は母の遺影を抱え、「南無阿弥陀仏…」「お母さん〜」の呟きとともに風の音の中、途切れるように終焉する。この「念仏じょんがら」では踊りの最中に入れ歯を外すことによって、表情が次第に老人化してゆく演出が施されており、一番の見せどころともなっているが、彼はこの演技のために歯をすべて抜き、総入れ歯にしたという。(ウィキペディアから)なお、演目披露の際に、東北大震災による犠牲者にささげる舞である旨のお話がありました。
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(最後の演目を披露)
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(真柏の演技が続く)
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(演技終了後、観客にお礼、おひねりが飛び交う)
なお、1930年函館で生まれたギリヤーク氏は、生まれた翌日に母を失っています。人間最後に戻るのは母の胸の中なのであろうか…