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大道芸〜ギリヤーク尼ヶ崎氏鎮魂の舞

毎年7月の中旬と下旬の2回、ギリヤーク尼ヶ崎氏の大道芸が小樽で行われます。今年も、7月14日(土曜)運河プラザ前、21日(土曜)都通りで2回の青空公演が行われました。なお、氏は今年で82歳、数年前には心臓にペースメーカーを入れ、さらにはヘルニアの持病を抱えながらの公演ということです。氏をご存じない方でも、昨年の5月に東北沖大震災で甚大な被害を受けた気仙沼市の、廃墟の中で祈りの踊りを披露し、新聞紙上やTV等で大きく撮りあげられましたので、記憶のある方も多いのではないでしょうか。

氏の小樽公演については毎年撮影しておりますが、ブログで取り上げたのは、2009.7.22付け「大道芸を見る」の1回きりでした。今回21日に都通りで行われた公園についてご紹介したいと思います。演目は、「じょがら一代」「よされ節」「念仏じょんがら」の三つでした。以前はさらに「白鳥の湖」等もありましたが、さすが高齢と病身で演目は減っています。


(1) じょんがら一代

バックに流れる楽曲には、初代・高橋竹山と白川軍八郎の「津軽あいや節」「津軽おはら節」「じょんから節」が使用されている。楽曲に合わせて三味線を振り回し、激しく踊るのが特徴の演目。

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(演目の紹介)

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(音に合わせ三味線を弾く)

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(都度重なる演舞で三味線は破れている)

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(三味線を放り投げ…)

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(魂の叫び声が…)


(2) よされ節

ギリヤーク氏が観客(基本的に女性)とともに踊るコミカルな舞。使われている楽曲は津軽よされ節ではなく「黒石よされ節」

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(バラの花を一輪咥え…)

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(観客をも巻き込んでコミカルに踊る)


(2) 念仏じょんがら

この念仏じょんがらが、演目のクライマックスであり、彼の代表作でもある。最初黒衣を纏って祈りを捧げ、合間に大きな数珠を振り回し、「南無阿弥陀仏」の叫びを連発する。そして演舞の途中観客の輪を抜けて駆け出し、バケツやペットボトルの冷水を頭から浴びて転げ回る。最後は母の遺影を抱え、「南無阿弥陀仏…」「お母さん〜」の呟きとともに風の音の中、途切れるように終焉する。この「念仏じょんがら」では踊りの最中に入れ歯を外すことによって、表情が次第に老人化してゆく演出が施されており、一番の見せどころともなっているが、彼はこの演技のために歯をすべて抜き、総入れ歯にしたという。(ウィキペディアから)なお、演目披露の際に、東北大震災による犠牲者にささげる舞である旨のお話がありました。

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(最後の演目を披露)

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(バケツで水をかぶり、さらにペットボトルの水を…)

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(入れ歯を外して…)

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(真柏の演技が続く)

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(見る者を圧倒する演技)

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(母の遺影を胸に抱えお母さん〜と叫ぶ…)

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(演技終了後、観客にお礼、おひねりが飛び交う)

なお、1930年函館で生まれたギリヤーク氏は、生まれた翌日に母を失っています。人間最後に戻るのは母の胸の中なのであろうか…

小樽最大の夏祭り〜小樽潮祭りを撮る

7月27日(金曜)〜29日(日曜)の3日間、市内最大の夏祭りがありました。今回で46回目というから、昭和41年が第1回スタートの年で、私が学校を卒業して新社会人としてスタートした年に始まりました。なお近年は小樽ガラス市も、旧手宮船跡地で同時開催されております(今回で4回目)。その祭りの様子をご紹介したいと思います。初日27日最終日29日に行われた花火大会(道新納涼花火大会)、旧手宮船跡地で行われた小樽ガラス市、5600人の市民による28日の潮練り込みを中心に撮影しました。


(1) 道新納涼花火大会

北海道新聞社がスポンサーとなったためでしょうか、今年から北海道新聞社の冠名がついた花火大会になりました。花火大会は27日と29日の両日に行われました。数年前までは潮祭り最終日に花火大会が行われていました。ところが2年ほど続いて、悪条件が重なり、せっかくの尺玉が、靄の中に隠れて見えないことがありました。潮祭りの花火大会であり、順延するわけにもいかず、リスク分散から初日と最終日の2回に分割するようになったのと思われます。ともあれ撮影場所を思案しましたが、結局両日とも自宅の屋上テラスで撮ることにしました。

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(打ち上げ場所は色内埠頭ですが、洋菓子店ルタオの塔がいいアクセントになりました)

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(カメラのブレ防止スィッチオンのまま撮影したために、逆にぶれてしまった 三脚使用時はオフにするという基本を忘れてしまった)

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(こちらはスィッチオフで撮影 ルタオの塔がくっきり)

今回撮影に使用した機材は、CANON EOS40D+TAMRON 18-270mmVCです。TAMRONの手振れ補正レンズを購入したのが、去年の11月のことで、それまでは、TAMRON 18-200mmXRDiという手振れ補正なしのレンズを5-6年間使っていたので、三脚使用時でも問題がありませんでした。手振れ補正付レンズを三脚で使用時は、補正解除という基本を忘れないようにします。


(2) 小樽ガラス市

潮祭りの一環として同時開催されるようになって、今年で4回目です。小樽駅中央通りから、南小樽寄りの日銀通りまでの約300mほどの旧JR手宮船跡地の遊歩道の両側に、37の工房のテントが並びました。ガラス以外に、ビールや焼き肉のテントが数か所、アマチュアミュージシャンのライブテントまであります。なお、地元小樽のガラス工房に加えて、札幌、旭川の工房、遠くは東京、横浜、愛知県からの出展工房まであります。小樽美術館のオープンスペースでは、ガラスの製作体験工房まであり、長い列ができておりました。

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(日銀通りよりの入り口には、昨年同様風鈴のアーチがあって、行きかう人々が写真を撮ったり、眺めたり…)

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(その風鈴を建物の日陰をバックに、センターフォーカスフィルターで撮ってみました)

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(「カメラ女子」二人が盛んに風鈴を狙う 左の方は一眼レフを、右の方は今流行のミラーレス一眼OLYMPUS PEN E-Pを使っていました)

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(大人はテントの中を覗き、子供は廃線で遊ぶ)

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(アコーステックギターで…)

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(テントの内側から…う〜ん、真剣に聞いてくれる人は…)

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(工房テントを覗いてみると… 各工房自慢のガラス器が並べられています)


(3) 潮練り込みと会場周辺

小樽潮祭りのメインイベントの一つが、28日(土曜)に行われる「潮練り込み」です。74梯団、約5600名による踊り子が、小樽市内の中心部花園町から、港の中央ステージまで、「潮音頭』と「潮踊り唄」に合わせて練り歩きます。午後1時に最初の梯団が出発して、最後の梯団がステージにたどり着くのは、午後9時です。うちの孫たちは、去年は最初で最後のチーム「夢量徳=H24.3廃校の量徳小の自動+父兄」で出場しましたが、今年は、花園町会+花園小の連合チーム(120人)で踊るようです。孫娘二人(今年度から花園小学校)は3時出発で、会場のステージ着が午後5時です。さすがに疲れた様子でした。

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(小樽駅前の中央通りを海側に降りてくる)

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(外国人の観光客も、踊りをバックにiPhoneで記念撮影中)

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(梯団の途中で潮太鼓の保存会のメンバーが、太鼓の演武を披露)

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(踊り終えた孫たちと屋台で一服 毛ガニをそのまま焼いて…毛ガニは茹でるのが一番と思っているが…)

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(一番下の孫娘は、焼き肉+かき氷という組み合わせ、右端は真ん中の孫娘がきゅうりの一本漬を…変わった組み合わせだ)

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(夜に入ってもまだ続きます 小樽美容協会・70名は73番目の梯団 今年の潮練り込みコンテストで優勝しました)

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(最後の梯団74番目小樽青年会議所・50名)

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(中央ステージ近くの道路脇では風鈴売りもおりました)


(4) YOSAKOIステージ

お祭りというとYOSAKOIソーランと言われるほど、今やYOSAKOIは市民に浸透してきました。10年ほど前までは、潮練り込みの一梯団に組み込まれ、YOSAKOIチームだけが潮音頭とは別にソーラン節で踊っておりました。その後潮練り込みから切り離され、中央会場のステージで演舞されるようになりました。今回もYOSAKKOIとダンスチームを含めて10チームほどが演舞しました。なかでも北海道大学の「縁」チームと小樽商科大学の「翔楽舞』は踊り子の数も多く、その演舞は迫力がありました。

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(チアダンスチームによる演舞)

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(北大「縁」チームによる演舞)

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(舞台狭しと躍動)

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(地元小樽商科大学の「翔楽舞」は、チーム全員が参加という大人数)

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(こちらも躍動感あふれる演舞でした)

今週の一枚〜帆船「日本丸」が出港

小樽市市制90周年を祝して、帆船「日本丸」が、記念行事の一環として8月13日から14番埠頭に寄港していました。小樽への寄港は5度目で、13年ぶりとのことです。前回の寄港時、平成11年8月1日に乗船見学をして、船内外の写真を撮影しております。やたらとロープが多く、あちこちに張り巡らされ、あまり絵にならなかった記憶があります。

さて、その「日本丸」が、16日本州に向けて小樽を出港しました。寄港中は船内見学会が実施され、また日没から午後10時まではイルミネーションが点灯されていました。新聞等によると、16日の出港時午後2時から「登檣礼(とうしょうれい)」が行われるとありました。乗船中の実習生がマストに登って返礼する儀式です。と言うことで早速カメラを担いで行ってきました。ソーラス条約によって埠頭内に入れないものと思い、ワイドレンズを持参しませんでした。ところがこの日に限っては例外的に入れたのです。ワイドレンズがあれば…後の祭り。気を取り直して撮影です。小雨降る中1000人近い見送り人が来ておりました。

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(まずは遠方から全体像を)

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(午後2時の出港時には、号令とともに実習生がマストに登り、帽子を撮って返礼、見送り人から拍手が沸き起こる)

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(タグボートに引かれ港内を進む 隣の埠頭にも見送り人、見学人が大勢押し寄せていました)

ちなみに、この帆船「日本丸」は、2代目で1984年建造です。初代の日本丸は横浜のみなとみらい港にメモリアルとして展示されています。いずれも海員学校実習生の練習船です。帆船「日本丸の」の諸元は次の通りです(ウィキペディアによる)。

全長:110m 全幅:13.8m 総トン数:2570トン 中央マストの高さ:海面から約50m
今回の乗組員数 実習生:104名 乗員:56名 計160名 最大搭載人員数:190名

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(出港前日の夜に撮影した画像)

なお、参考までに前回の寄港時に撮影した画像も上げておきます。撮影日H11年8月1日 カメラOLYMPUS OM-4+コシナ19-35mm

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小樽能楽堂でひょっとこ踊りを見る

過日Twitterで小樽観光協会のTweetを見ておりましたら、小樽能楽堂で「宝来ひょっとこ踊りの発表会」がある旨の記事がありました。毎年8月の上旬に発表会があるようです。ひょっとこ踊りは、流派が違うかもしれませんが、9月の初旬にパフォーマーの祭典でもある「サッポロ大ドンデン」でも何度か見かけています。そのユーモラスな所作を見ていると、つい、つい大笑いさせられてしまいます。そこで写友のY氏を誘って撮影に行ってきました。

ひょっとこは、口をすぼめて曲げたような表情の男性、あるいはその面のことを言います。語源はいろいろあるようですが、竹筒で竃の火を吹く所から来ているそうです。手拭いで頬被りをしている事が多く、女性の「おかめ」「おたふく」と対に扱われることもあります。ひょっとこは古来の田楽などで道化役としてしばしば登場します。面をつけ滑稽な踊りをすることは現代の各地の祭りでも見ることができます(ウィキペディアから)。今回の発表会でも、踊りの基本的な所作の解説がありました。いわゆる蟹股で、曲に合わせて腰を前後左右に振ります。また女性役のおかめについても解説がありました。目が小さく=人の欠点は見ない、鼻は低く=自慢しない、頬は大きく=心豊かに等々。午後1時過ぎに能楽堂に着いた時には開演直後でした。

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(まずはおかめとひょっとこの掛け合い)

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(腰を前後に振って…)

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(おかめ、ひょっとこ意気投合)

数曲終わったところで、友情出演の太極拳の演舞がありました。太極拳にもいろいろ流派があるらしく、剣を構えた演舞や、扇子を構えた演舞なども披露されました。

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(体の動きはゆったりしていますが、扇子の動きは素早い)

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(能楽堂の2Fにも観客席があり、ホームの老人が見学していました)

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(1Fの観客席には5-60席に空きがないほどの観客)

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(中国の街角でよく見かける太極拳)

数組の太極拳や笹笛の演舞が終わると、氷川きよしの「ずんどこ節」に合わせて、ひょっと、こおかめたちが観客席に躍り込んできました。観客を巻き込んで踊りだします。

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(突然観客席にひょっとこたちが現れ、驚く観客)

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(知り合いを見つけたらしく話込むシーンも…)

最後の演目は一人二役を演じる舞で、この宝来ひょっとこ踊り保存会独自の演目だそうです。まずはひょっとこが踊りだします。見ている限りは…はてどうやって二役を演じるのかなと疑問に思っていました。突然背中を見せるとなんと、顔にはおかめの面が、手や体を上手に使って踊りだしました。つま先や指先を見ない限り、背中踊りだとはわかりません。

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(まずは正面のひょっとこ踊りで…)

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(曲の途中でくるりと背中を見せるとおかめが踊りだします…)

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(最後は全員でご挨拶)

とにかく観客全員がひょっとこたちのコミカルな演技に大笑いの1時間半でした。屋外では小雨がぱらついていましたが、そんな空気を吹き飛ばす演技に観客席からも、やんやの拍手、喝采が沸き起こりました。

トイデジタルカメラを試してみる

以前FacebookやTwitterで投票を依頼したことがあった、「雑貨のある風景写真コンテスト」で3位に入った賞品が届きました。賞品はFUUVI社製のトイデジカメ「MEGANE CAMERA」です。下記の写真の通り、一見メガネ風のカメラで、マイクロSDを使い、200万画素のデジカメです。製品仕様が取扱説明書に記載がありませんので、撮影した画像のExif(撮影情報)から見ると、ISO100、F値3.2(固定)、焦点距離は不明です。最短撮影距離は約30cmのようです。シャッタースピードは小刻みに変化し、2000分の1くらいまで上がります。ただ、撮影日時が、2008.01.01のままで変化しないのは、ご愛嬌でしょうか。

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(カメラの色は赤、黒、青と3色あり、青を頂きました 電源はUBS経由で2時間ほど充電 フル充電の表示がなく、あくまでも大雑把)

カメラの左端に赤いマークが点灯すると(スィッチオン)、撮影OK。実際に撮影してみるとシャッターを押した回数よりも、PCに取り込んだ画像の方が少ないような気がします。スィッチオンして最初の画像は撮影できていないのかもしれません。1回目を撮影した後に撮影OKの赤ランプがつくので、多分1枚目は空なのでしょう。さて撮影画像を見てみましょう。

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(7月28日潮祭りの屋台できゅうりの1本付けを食べる小5の孫と、ブタ串をほおばる小3の孫)

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(ブタ串+かき氷でまだ足りないという孫)

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(孫がメガネカメラを貸してと言って撮った画像 派手にフレアーが…)

ここまでは、画像を見る限り、多少発色が鮮やかさに欠ける程度であり、また暗部の閉まり具合がやや不足気味かなと思われる程度です。トイカメラには普通のことです。却ってそういう欠点があるからこそトイカメラと言えるのだと思います。次は、メルヘン交差点から堺町、運河方面に行ってみました。

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(六花亭、北菓楼といった有名なお菓子屋さんが並んでいます カメラの水平が傾くと、画像にひずみが…)

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(カメラを縦位置にして撮るとなんと、奇妙なひずみが出てきました トイカメラの真骨頂か?)

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(再び水平を保つと、極めてノーマルな画像が得られます)

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(カメラを再び傾けると… おお、素晴らしいひずみが…)

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(ほんの少し傾いただけでかなりのゆがみが…)

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(北運河公園広場では、「北運河サウンドエナジー」(次回のブログで取り上げる予定)が行われていました)

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(北運河の北海製缶の建物 壁に水面のきらめきが映り込んでいます やや露出オーバー気味)

北運河の北海製缶のこの建物を数カット方向を変えて撮影しましたが、シャッタースピードが、1/1375 1/1780 1/2017 1/1891と言うデーターでした。下一桁に7とか1とかの端数が…う〜ん、正確性に疑問が残る所です。まぁ、そこがトイカメラの所以…と言うことにしておきましょう。なお、堺町通りの画像から推察できるように、どうやらこのカメラは構えずに、手にぶら下げて気ままにシャッターを切った方が面白い、トイカメラの本領が発揮されるようです。なお焦点距離は取扱説明書に記載がありませんが、35mm換算で40-50mm程度かと思われます。このことを念頭に置けば意外な傑作が得られるかも…

さて今少し画像をアップしておきます。8月19日(日曜)に倶知安町の尻別川のラフティングや共和町のかかし祭りを見てきましたので、その時の画像もあげておきます。

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(空飛ぶニワトリ)

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(尻別川のラフティング さすが焦点距離が短すぎる)

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(かかし祭りグランプリ作品を撮影する女性カメラマン)

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(準グランプリ作品に見入る人々 案山子の顔が妙にリアル!)

暑い夏を吹っ飛ばせ〜運河にサウンドエナジー

今年の夏も、運河周辺に大音響の響く季節がやってきました。去年までは、小樽運河浅草橋で、オールデイズナイトとジャズフェスティバルの二つでしたが、今年は北運河でもサウンドエナジーが行われました。7月の20日(金曜)〜22日(日曜)に小樽運河浅草橋で行われたのが、「'12おたる☆浅草橋オールディーズナイト(Oldies Night)」です。このイベントは平成16年から続いていて、時によってOldies Night Bandとか呼称は変わりましたが、60-70年代のロックやポップスを中心にコピーバンドによる演奏です。

一方8月10日(金曜)〜12日(日曜)に、同じ浅草橋を舞台に行われたのが「北海道ジャズ2012in小樽浅草橋ステージ」です。こちらも例年お盆を前に行われ10数年の歴史を持っています。以前は、浅草橋JAZZ FESTAとかSUMMER FESTAとか呼ばれていましたが、近年は「北海道ジャズin小樽」として定着しております。道内で地道に活動するアーティストによる地元ファンのためのイベントです。

さてもう一つ今年試験的に実施されたのが、「北運河サウンドエナジー」です。浅草橋オールディーズナイトと同じ企画会社のプロデュースですが、北運河にも活性化を図るということで、今年試験的に実施されました。演目は浅草橋オールディズと同様にロックやポップスが中心です。もし成功すれば来年以降も続けられるということです。


(1)'12おたる☆浅草橋オールディーズナイト(Oldies Night) 7月20日(金曜)〜22日(日曜)

20日(金曜)と21日(土曜)の2回撮影に行ってきました。20日は午後7時半ころに着いた時には4組目のバンドの演奏中でした。翌日は午後4時ころ薄暮の中での撮影です。

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(企画会社のホームページから抜粋させていただきました)

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(初日4組目のバンド「RAD MACK」(Rock&Roll)が始まっていました)

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(6組目のバンド「ゴリラハンマー」(Hard Rock)観客席のお客が舞台際まで集まって踊りだしたり拍手をしたり…)

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(ギターを頭上にかざし演奏するパフォーマンスにやんやの喝采が…)

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(二日目11組目のバンド「CRY BABY BOOGIE R&R」(ロカビリー)が薄暮の中で演奏)

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(たまらず踊りだしちゃった観客)

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(12組目のバンド「ノースサイド ソウル」(シカゴブルース)運河をバックに歌う)


(2) 北海道ジャズ2012 in 小樽浅草橋ステージ 8月10日(金曜)〜12日(日曜)

ジャズファンにとってこの3日間は、無料で楽しめるという絶好の機会でした。あいにくジャズに知識の少ない私ですが、ライブを聞いて聞き覚えのある曲が演奏されると、ついつい体が動いてしまいます。8日(金曜)の初日の夕方から3組のバンド演奏を聴きました。

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(小樽商大ジャズメッセンジャーの演奏中 平日なので満席という訳ではないようです)

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(夕焼けの中での演奏 絵になります)

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(大江健人の弾き語り 自作のフィルター使用)

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(平日の午後7時半、運河が暮色に染まる)

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(偶然通りかかった外人グループもしばし聞き込んでいた)

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(本日最後の組、エスミ・ウィズハーバンド 午後9時近くになると満席に近くなってきました あれ、ハーバンドと言いながら彼女がいない…)

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(午後9時過ぎて帰ろうとしていたら、女性ボーカリストが出てきました)


(3) 北運河サウンドエナジー 8月11日(土曜)〜12日(日曜)

小樽運河浅草橋(南運河)から約1?ほど手宮よりの北運河公園が会場です。ここは小樽運河の北の端で、歴史的建造物「旧日本郵船小樽支店」があります。明治39年の建造で、同年11月にはポーツマス条約に基づく日露樺太国境画定会議がここで行われました。話がずれましたが、ここの公園で試験的に行われたのが今回のサウンドエナジーです。先に挙げた(1)の浅草橋オールディズナイトの北運河版です。ただ浅草橋と違いスペースが広いので、イベントに合わせて、手作りクラフト品店や飲食店の出店もありました。またステージから離れた一角では、風船アートやマジシャンなどのパフォーマーも出ておりました。11日の土曜日に家族で見に行ってきました。

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(ステージ前に置かれたパンフレット 出場メンバーが書かれている)

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(旧日本郵船前では傘と球を使ったパフォーマンスが行われていました)

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(手作り品店や飲食店も立ち並ぶ)

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(コンデジによるパノラマ撮影、約270度 中央左寄りが旧日本郵船、右手紫の服の人物前がステージ)

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(ステージでは「ワイプアウト」による60年代、70年代の曲が演奏されている)

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(聞き馴染んだ曲にたまらず体が反応してしまう)

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(次のバンドは女性ボーカリストを従えた「NCR」というバンド 昭和歌謡曲や70年代ロック披露)

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(聞き覚えのある曲が次から次へと謳われる 暑い日差しの中演奏者も汗だく)

安平町のハスが盛りと聞いて

久しぶりにフォートピアのメンバー6人そろって撮影ツアーに行ってきました。安平町の鶴の湯のハスが咲き始めたとの情報が入ったからです。しかもハスの花フォトコンテストが実施(安平町主催)されると聞いては放っておけません。当日(8月18日土曜)の天気予報が午前9時ころから晴れ間が出るというもの。そこで午前4時に小樽を出て、まずは鶴の湯のハスを撮影し、陽が出てから樽前ガローで撮影、その後苫小牧の北大演習林を、最後に恵庭市のエコリン村で撮影と言うスケジュールです。

安平町は、平成の市町村大合併で、旧早来町と旧追分町が合併してできた街です。早来町はスケートの橋本聖子選手(現参議院議員)の出身地として有名です。高速道路で千歳インターで下車、国道、道道を通って鶴の湯に向かいます。午前6時過ぎに着くと、鶴の湯の駐車場には管理人がおり「入浴券+ハス観覧料」で500円徴収されました。午前10時からの入浴券は無駄になりますが、これを支払わないとフォトコンテストに応募できないという。駐車場向かいの蓮池にはポツリ、ポツリとハスが咲いております。早速撮影開始です。

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(蓮池の手前側、駐車場側には結構咲いていますが、向う側はほとんど開花していませんでした)

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(池の対面側から鶴の湯の建物を見る)

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(池に映り込んだハスを見ると…)

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(センターフォーカスフィルターでチョイ幻想的に)

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(池の周囲にはオオハンゴンソウがあちこちに)

北米産の「オオハンゴンソウ」は繁殖力が非常に強い雑草で、どこにでも咲きます。「特定外来生物」に指定されていて、札幌市の円山公園や百合が原公園では、駆除に苦慮しているようです。オオハンゴンソウと言うと、つい、ドラマ「北の国から'98」を思い出してしまいます。お金の無い正吉が、100万本のバラならぬ、100万本のオオハンゴンソウで、蛍にプロポーズする場面です。

話がそれましたが、各自ハスの花コンテスト用の写真が撮れたのでしょうか、鶴の湯を後にして苫小牧市郊外の北大演習林に行くことにします。ここは一般市民に開放されていて、散歩する人、ランニングする人を多く見かけます。駐車場には大きな沼があって、鴨や海鵜が休息しています。この沼に流れ込む細い川(幌内川)があって上流1Kmほど散策路や小道があります。この小道に沿って上がると、手つかずの自然がそのまま残っていて絵になります。

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(この花もどこでも見かけます シシウドをやや小ぶりにした感じですが、図鑑で調べると「どくぜり」らしいのです 可愛い花には毒がある…)

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(川にはモヤがかかり、枯れ木はそのまま朽ちて…)

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(枯れ木からは新しい命が生まれる)

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(倒木に苔が生え、さらに新しい草が生える)

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(川からモヤがたって、幻想的)

ここは紅葉の時期にもう一度来て見るといいかもしれません。時間も午前9時を大きく回って日が差してきました。天気予報通りです。ひょっとすると、樽前ガローで光芒が見られるかもしれません。一旦国道36号線に降りて室蘭方面に進みます。JR室蘭本線と国道が並行して走ると、樽前ガローの大きな看板があり、右折して林道のような小道を進むと途中に看板が出ています。前回来たときはこの看板を見落としてしまい、苦労したことがあります。ナビを見ても樽前ガローの文字が出て来るものの、「この付近です、ナビを打ち切ります」と言われました。看板が小さいうえに、文字が雑草に隠れ見えません。ともあれここから右折すれば川に架かる橋があります。川沿いに左折すると、何か所か降り口があります。

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(下流方面を見ますが、期待していたようなモヤと光芒は現れませんでした 前回来たときはこのような感じでした)

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(15mm=35mm判で24mm換算で撮影)

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(写友が上流を撮影している 川の水深は60-70cmほどですが、長靴をはいたものの水浸しになってしまいました)

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(上流はこのような感じです)

樽前ガローで撮り終えて、近くにあるポロト湖のアイヌコタンに行ってみることにします。茅葺の復元された建物があちこちにありますが、ガラス戸がはめられ、幾分違和感を覚えましたが、係員の方に説明を受けました。ある建物ではご婦人が二人、羽織にアイヌ模様の刺繍の最中でしたが、人物を入れての撮影はNGと言うことです。撮影に興味をなくして早々にコタンを後にして、最終撮影予定地恵庭郊外のエコリン村に向かいます。

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(おや、奥にいるのはどこかで見かけたような…)

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(いや〜、オヤジさん久しぶり、しばらく見ないうちにずいぶん日に焼けて… 手にしているのは瑪瑙の原石?)

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(出入り口で見かけた陽気なお父さん ひとしきり自慢の赤い靴のうんちくを…)

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(園内にはいろんな動物が飼われている 映画に出てきそうな、バッファローかな…)

尻別川のラフティングと共和町のかかし祭りを撮る

8月19日(日曜)に共和町のかかし祭りでバンバ競争が行われると聞き、撮影に行ってきました。かかし祭りには、餅つき、歌謡ショー、花火などいろんなイベントがありますが、二日目のバンバ競争が最大の呼び物です。そこで当日の午前中は尻別川のラフティングを撮影し、午後からバンバ競争を撮影しようという計画です。

赤井川を経由して倶知安町に入りますが、メープル街道の突き当りに羊蹄の噴き出し湧水地があります。十割蕎麦屋の池とか羊蹄の姿見の池と呼んでいます。途中景色のよさそうなところを通って姿見の池に向かいます。羊蹄山に雲はかかっていないものの、夏特有のモヤでかすんで見えます。

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(手前はいも畑か、作物が青々と育っています)

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(CASIOのコンデジで120度ほどのパノラマを… 右手の道路の上に妙な雲が)

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(不思議な雲の塊 10分ほどで崩れて消えてしまいました)

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(ここが姿見の池 空が青いと綺麗に羊蹄が映り込みます)

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(この姿見の池の周囲には白樺が植えられていて散策路があります あくまでも私有地ですので念のため)

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(秋の気配も漂っています)

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(白樺林の向うにニセコ連峰が… 今日は見えませんね)

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(散策路に鶏が、空飛ぶニワトリかも… 後ろの山はニセコ連峰)

散策路を一回りして、撮るものは撮り尽くしたようで、尻別川のラフティング撮影に向かいます。川の堤防沿いにはサイクリング専用のアスファルト道路がありますが、車両進入禁止となっているので、農道の脇に車を止めて、あぜ道のような小道を通って川岸に向かいます。さすが今の時期はヤチブキやイタドリが2m以上に成長しており、けもの道が定かではありません。しばし迷いながらも川岸の岩場に到着です。しばらく待っていると最初の組が荒波にもまれながらやってきました。

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(通過する場所や、ボートの向きなどによって波の立ち方が千差万別)

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(こちらのチームは比較的穏やかだったようで、オールをあげてゴールのポーズ)

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(無事難所を通過して、カメラマンに手を振って… その途端、ボートが岸の岩に激突、その反動で…)

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(手を振っていた女の子がボートの外に転落…ライフジャケットのおかげで難なくボートに引き上げられました)

ほぼ20組近くのボートが通り過ぎ、最後の一組を撮影後、共和町のかかし祭りの会場に向かいます。メインのバンバ競争はポニーの部が3レースほど終わり、昼休みの時間でした。午後はポーニーの残り6レース、一般馬のレースが5レースほどあります。また会場の奥では歌謡ショーが行われていて、アナウンサーが盛んにマイクに向かってしゃべっておりました。祭りのポスターによれば、堺正章や葛城ユキの名前も乗っていました。歌謡ショーには興味がないので、一旦テント内で昼食を取ってから、案山子を見て回ります。

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(会場の一角で、赤ちゃんを寝かせうちわで扇ぐ若い母親 気持ちよさそうにすやすやと…)

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(これがグランプリ作品 折紙で作られた鶴 左手前のトウモロコシは、実一つ一つが細かな紙の寄り合わせで作られている)

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(今年100歳になる某施設入所中のお婆さん 横に実像写真が張られていたが、そっくりに出来ていた)

さてポニーバンバレースの再開時間です。会場はずれで某馬主さんに声をかけられました。珍しい馬を見せるので写真を撮ってくれとのことです。はてさてどのような馬なのでしょうか。馬主さんについていくと、何と見たことのない模様の…いや見たことがありますがそれは馬ではなく、101匹わんちゃんで見たブチ模様(ダルメシアン)でした。模様がもっと大柄ですと、インディアン映画で見かけるアパルーサと言う馬がいますが…、とにかく珍しいので大枚はたいて購入したとか。ポニーの部の最終第9レースに出馬するとのことでした。

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(なんせまだ3回しか調教してないので、完走は無理、と話す馬主さん)

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(その第9レース、130kgの負担重量+騎手の重量で、ゲートがオープン)

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(発送直後はまずまず…直線で左に寄れて接触寸前)

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(レース経験不足が露呈 結局大差のビリでした お疲れ様)

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(その後数レースを撮影して会場を後にしました)


小樽クラシックカー博覧会がありました

8月の最終日曜日の26日に、手宮の小樽市総合博物館(旧交通博物館)で、第6回クラシックカー博覧会がありました。時折小雨の降るという生憎の天候でしたが、午前中の会場に到着したときには駐車場は長蛇の列でした。何とか近くの駐車場に車を入れて、入館料400円を支払い、屋外の展示場に行きます。親子連れやカーマニアが大勢来ております。私自身は、学生時代自動車部に入ってはいたものの、車には詳しくはありません。

でも、最初に乗った車が、昭和50年代の終わりで、義弟から譲り受けた中古のスカイラインクーペでした。それ以前にTVコマーシャルで「ケンとメリーのスカイライン」が一世を風靡していました。あの赤い丸いブレーキランプが、今でも脳裏に焼き付いております。さて会場に入るとフェラーリ、ランボールギニーといった欧州の名車に交じって、国産の懐かしい車がずらりと並んでいます。

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(平時は列車の展示場なので、バックに列車が映り込んでいます)

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(会場に入って最初に目についたのがこのランボールギニー・カウンタック5000QV 5200CC 昭和60年製)

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(バックも美しい)

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(ランボールギニーの近くの、これまた真っ赤なフェラーリ)

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(フェラーリーはこのマークがシンボル)

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(もう一台赤が続く アルファロメオ1300GT 昭和45年製)

赤い外車が別に好きという訳ではありません。ここで国産車に目を転じてみましょう。会場出入口(博物館内と屋外展示場の)近くに日産車がずらりと並んでいます。

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(この青い車から奥に日産車が並んでいます このくるまは「HIRO MOTOR」のロゴがありますが、セドリックの改造車のようです)

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(後ろに回ると、セドリックの文字が見えます)

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(スカイラインのこの丸いブレーキランプが何とも言えない)

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(こちらは赤のスカイラインGTR)

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(往年の大衆車ブルーバード 正式にはダットサンブルーバードと言い、1200CC 昭和38年製)

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(こちらはオースティン、イギリスの車かと思ていたら、解説カードには昭和34年製の日産オースティンとありました)

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(日産オースティンを正面から撮るロングスカートの娘さん)

さてもう少し外車を見てみましょう。急に曇り空から小雨が降ってきました。展示場には何台かのオープンカーもありましたが、オーナーが慌てて幌をかけたり、屋根を取り付けている姿もありました。そんなか、後部トランクから屋根を取り出して運転席に欠けている黒い車がありました。

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(何をしているのか不思議そうに見ていると、屋根を取り付けている最中です 平成5年製のシボレー・コルベット 5700CC)

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(そばで見ていると、オーナーがエンジンルームも見せてあげるよと、ボンネットを上げてくれました)

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(おや車の下で修理中?でもなかなか出てきません よく見ると人形です 工具まで側において…演出が憎い)

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(この馬のマーク見たことがあります…)

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(そうです、フォードムスタングでした)

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(こちらは青と黄色のフォルクスワーゲンです)

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(黄色のワーゲンのオーナーはこの可愛い娘さん 去年も撮らせていただきました)

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(入念にワックスがけの最中 トヨタスポーツ800 昭和42年製 800CC)

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(この車は映画「バック・ツゥ・ザ・ヒューチャー」で使われた車と同タイプとのこと デロリアンDMC-12 2800CC ウィングガルドアに見覚えが…)

約1時間余り各車を見て回りました。去年も出展されておられる方も多く、見覚えのある車、オーナーの方もおられました。皆さん車を大事にされていて、小雨降る中、ワックスがけをしておられる方も見られました。

第13回小樽鉄路展が行われました

8月27日(月曜)から9月9日(日曜)までの2週間にわたり、第13回目の写真展「鉄路展」が行われました。旧手宮線の小樽駅前の中央通りから手宮側にかけて、40名の方々の出品作品が、24時間通しで展示されました。写真のサイズもテーマも出品者の自由に任され、大は畳1枚ほどの大きさから、小はサービスサイズまで、さまざまです。すっかり小樽の晩夏の風物詩として定着したようです。

この鉄路展を8月29日の午後1時ころと、9月3日の夜8時の2回見てきました。毎年鉄路展については複数回見ておりますが、夜間については今回初めて見ました。日中との雰囲気の違いや、作品のニュアンスの違いを確かめるためでもあります。先に日中に撮影した作品から見てみましょう。

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(駅前中央通旧踏切側から案内板を見る)

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(同じ案内板を夜間見ると…)

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(線路沿いを10mほど進むと、この「目」が飛び込んできます)

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(夜間見ても目立ちます)

この作品は「阿部」さんと言う女性の方の作品で、5-6点展示されております。手前から3点目の赤い写真が見えます。この2点がとても印象的ですが、赤い作品はなんでしょうか。何が映り込んでいるのはわかりませんでした。一番手前の「目」も多少ぶれており、これがシャープに映り込んでいたならもっと鋭い感じがしたのではないかと思いました。

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(破れコウモリ傘に「鴉傘」とあります 何かと思って傘の内側を見ると…)

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(カラスの写真が4枚ほどぶら下がっていました)

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(坂本さんの作品 中央右寄りの雪原がきらめく写真に目が行きました)

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(夜間坂本さんの作品を見てみました なんだか椅子に座って、冷たいビールでも…、そんな気分になります)

去年に続いて出品されている坂本さんの作品の中で、「雪原のきらめき」(題名は勝手につけましたので悪しからず)がとりわけ目を惹きました。ミラーレンズを使用しているために、フォーカス外のきらめきがリング状にボケているのです。雪原のきらめきは私自身も何度も撮って作品にしていますが、この画像を見て「そうか、こういう手があったのか」と言う思いで一杯です。今季の冬には手持ちのミラーレンズで早速試してみます。なお、坂本さんの作品は、去年展示された「砂を払う少女」と「ラベンダー畑の中の少女」が強く印象に残っています。

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(Tugumiさんの作品 去年も出品されています)

Tugumiさんの作品は、去年は高校生から大学生になる過程の女の子の揺れる心の思いを表現されていました。現在は大学の写真部に入って活躍されているのでしょうか、今回出品された作品は4点と少ないのですが、ペットボトルに封じ込められたセルフポートレートでしょうか、その姿が憂いを感じさせとても気になる写真です。ではそのほかの作品を見てみましょう。

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(線路沿いの小屋の壁一面に貼られた写真 すべて小樽の写真です)

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(小屋の壁の一部 中央部分)

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(同じく右上部分)

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(DAICHIさんの作品 真ん中のクラシックな車、フォードでしょうか、HDR風な写真が目に付きました)

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(日中は親子ずれも訪れます)

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(手前の木版のモノクロ写真は、去年も出品されている大滝さんの作品です)

木版の下の方にはがきサイズ大の青いカラー写真が見えます。この写真は張碓あたりから函館本線を撮影したものです。確か去年の作品は、この函館本線を張碓あたりから長時間露光で撮った列車の光跡や夕景の中を走る列車を題材にされておりました。ちなみに、このはがき大のカードには大滝さんのブログのアドレスが書かれていましたので、検索したところ、日本広告写真協会の会員さんで鉄道写真家でもありました。最後にあと数枚アップしておきます。

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(テグスの様な紐につるした写真、太陽でも、夜間のライトでもテグスが光ります これもアートの一つでしょうか)

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(会場から入り口・駅前通りを見ると…、車輪のオブジェや人力車のおにいちゃが見えます)

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(最後は影によるセルフポートレート、え!「引っ込め、せっかくの写真が見えない!」、はい、はい…)

小樽街中ふらり〜CAN-ARTフェスティバル他

9月15日(土曜)〜17日(月曜・祭日)の3連休には小樽市内のあちこちでイベントが行われているようです。新聞や小樽観光協会のブログ等によれば、小樽運河プラザの3番庫では、空き缶やペットボトルを使ったアート展(正式名称CAN ARTフェスティバル)が行われています。また小樽ウイングベイでは後志収穫祭が行われています。そして旧手宮船跡地では、幌内鉄道(小樽手宮〜三笠幌内間)全線開通130周年記念イベントとして、トロッコの運転や屋台の出展が行われています。と言うことで16日(日曜)に、孫たちを連れて運河プラザの空き缶・ペットボトルアート展とウイングベイの後志収穫祭に行ってきました。

空き缶・ペットボトルのアート展は、北海製缶小樽工場と関連会社が、エコ運動の一環としてオブジェを制作したのが始まりで、今回で20回目だそうです。過去に同じような空き缶や流木を素材にしたアート展として、小樽倉庫No.1が実施していた「エコロジーアート展」がありました。私が小樽倉庫No.1で初の写真個展を実施した平成18年頃、個展と前後してエコロジー展が行われていたので、思い出したのです。こちらのエコロジー展は数回実施してその後は立ち消えになりました。北海製缶のアート展は、20回目とのことですが、私自身、小樽倉庫No.1エコロジー展と混同していて、CAN ART展は今回はじめて拝見ました。


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(3番庫に入るとまず、このオブジェが目に付きます)

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(空き缶で作られた大小さまざまな宇宙飛行士や宇宙のオブジェが目に付きます 眺めてていると係員が寄ってきて…)

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(宇宙飛行士が何体飾られているでしょうか?と言う質問です 数える孫娘、でも揺れ動き数えにくい…)

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(孫もジジも正解 缶ジュース一本と記念品を貰う孫娘たち 私ももらいました、もちろん正解です)

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(缶で作られた小物雑貨)

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(ロボットコーナーで遊ぶ一番下の孫娘)

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(北海製缶は缶だけではなく、ペットボトルも製造している ペットボトルを再利用もして衣料品も作られる)

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(空き缶を利用したダーツに興じる孫)

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(またまた景品、クリアーファイルを貰ったようです)

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(空き缶を利用して作られた花が並べられている 色がきつかったり、ごてごてしていて、とても美しいとは…)

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(何の花かな? 似ているような、似ていないような ボケると美しく輝く)

このほかにペットボトルと水を使った科学実験のコーナーがありました。またペットボトルを再利用して出来たビニール管、ガス管なども展示され、図解をもとに再利用の流れがしめされてていました。小さな子供たちでも十分に楽しめるアート展でした。次は小樽ウイングベイの1F(噴水のあるネイチャーチャンバー)で行われている後志(しりべし)収穫祭に行ってきました。札幌市内の企業を含めて、53の店舗がそれぞれの特産品を販売するものです。食料品だけに限らず、地ビールや焼き肉等の販売飲食コーナーも設けられています。今年は、初めて地元小樽商科大学の学生たちのコーナーもあります。


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(屋外には縁日コーナーもありました)

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(1Fの階段から見ると、お客の数も多いが、販売側の人数も多い)

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(初お目見えの小樽商科大学のコーナーは、アニメ初音ミクを使った演出…はて何があるのかと言うと…)

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(指定されたラインの上で、体を動かすと、画面の初音ミクが同じ動きをする 孫娘が手を上げると…)

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(このコーナーで昆布茶と海苔、天狗そばを買いました)

午後1時半ころ会場に到着したときには、去年と同様に小樽水産高校の缶詰類は完売でした。例年水産高校の缶詰は超人気商品で開店間もなく売り切れてしまいます。一応一回りしてパン類、海産物、野菜等を買い込んで、収穫祭を後にしました。なお、旧手宮船跡地でのイベントも撮影すべく小樽中央通りと、日銀通りの跡地に行ってみました。しかしイベントらしきものが見当たらず、日程が間違ったのかと思いつつ帰ってきました。再度自宅でPCで調べると、旧手宮駅付近で実施中とのことで、17日天気が良ければ、撮影に行ってみたいと思います。

大型客船・クルーズ船のシーズン終了

4月25日の「レジェンド・オブ・ザ・シーズ号」を皮切りに延べ18回にわたった大型客船・クルーズ船の、小樽港寄港も9月11日のにっぽん丸を最後に、今シーズンが終わりました。歓迎クラブ会員としては出来るだけ「出迎え」「見送り」に参加したかったのですが、午前中の出迎えは家事の関係でまず無理で、行けるとすれば午後5時台、6時台の見送りのみになってしまいます。今シーズンも5-6回の見送りにとどまってしまいました。そんな中で、9月7日の「にっぽん丸」のクルーズ船見学会に応募したところ、抽選に当たりましたので行ってきました。当日の様子と、9月に2回ほどにっぽん丸の「見送り」にも行ってきましたのでそれらを合わせて紹介します。


(1) 9月7日(金曜)「にっぽん丸」クルーズセミナー・船内見学会

歓迎クラブ会員30名程と、一般見学者200名ほどが参加しました。クラブ会員も、一般見学者もいずれも抽選で決まりますが、会員の場合はシーズン2回ある見学会のうちどちらかに参加することができます。一般の場合は抽選ですので、場合によっては2回とも不可と言うこともあります。今シーズンは7が30日に「飛鳥2号」、9月7日に「にっぽん丸」の見学会が実施されました。

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(9月7日は雲一つない快晴 12時30分開始です)

まずは船内の大ホールで、にっぽん丸の紹介DVDが20分ほど上映されました。のっぽんまるは平成2年の建造で、22,472トン、乗客定員542名、全長167mと言うことです。以前は船体が白でしたが、3年ほど前に大改修されて現在は下半分が黒となっています。DVD鑑賞の後は、日本クルーズ船協会の講師によるクルーズの魅力について40分ほど画像を交え説明がありました。

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(クルーズの魅力について説明する講師)

セミナーが終わると一旦7Fのフロアーに上がり、順路に従って船内を見学します。出港準備の関係もあって、見学時間は40分ほどに限られています。

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(7Fから小樽港を見ると…)

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(船首のラウンジを通って外に出る 窓越しに小樽の街並みが見えるが、山の中腹へと住宅が伸びていることがわかる)

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(盛んにシャッターを切る見学者 後部へと進む)

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(途中にプールがある 青空と赤い煙突が映り込んでいる)

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(プール側のオープンカフェ)

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(後部デッキからは対岸の増毛連峰が見える)

7Fを一回りした後は、6F、5Fへと降りてゆきます。途中見学者用に開放された宿泊ルームや、レストラン、カフェ、娯楽室、シアターなどを見て回りました。右舷と左舷の通路などには絵画などが飾られ、ちょっとしたギャラリーにもなっています。

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(部屋はすべて窓側にあります ここはシングルルームです)

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(この部屋はツィンルームです)

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(いわゆる大食堂のようです このようなダイニングルームは、各階に複数あるようです)

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(土産物品店 にっぽん丸でしか手に入らないようなグッズもあるようですが、時間がなく入りませんでした)

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(ショップの横に飾られていた版画? うん、69000円の値札が…桁違いではないようです でも、作者の似顔絵に…)

真ん中の色紙に描かれたオヤジに見覚えがある…、かつて昭和30年代終わりにTVコマーシャルで一世を風靡した「アサヒポンタックス…」や「トリス」の宣伝に出ていた似顔絵のオヤジではないのかな?AsahiPentaxをフランス語風に、ポンタックス、ポンタックスと連呼する画面や、止まり木に座って、トリスウィスキーを飲むたびに顔が赤くなっていく画面は今でも強烈な印象として残っています。さてずれた話を元に戻して…

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(通路の両側に絵が並べられ、ギャラリー風)

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(テーブルに置かれた小瓶の花 10ほどのテーブルすべてに同じ小瓶と花が置かれている)

午後3時少し前に見学を終えて下船しました。今回のにっぽん丸は利尻・礼文を巡る3泊4日程度のクルーズらしいです。時間はたっぷりありまますが、いかんせん年金暮らし、先立つものが…いつかフォトコンで船旅のチケットをGETしてなどと言う夢を持って埠頭を後にしました。


(2) 大型客船にっぽん丸の見送り

8月28日(火曜)と9月3日(月曜)の2週続けて午後6時出港のにっぽん丸の出港を撮影してきました。その時の様子を紹介します。秋が近くなると、急速に日の入りが早くなって9月も上旬になると五語6時と言うと西の空が真っ赤になって、ここ16番埠頭に長い影が出来ます。出港30分ほど前に埠頭に着くと、クルーズ会員が集まり始め、乗船客の身内の見送り人と合わせ結構な人数になります。にっぽん丸の場合、乗船客富億厘人の間で別れのテープが飛び交います。

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(ピットに固定されたロープの先端にはネズミ返しが取り付けられているが、ネコや獅子の絵が描かれている)

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(出港のどらが鳴り響くと、船上からテープが舞い降りてくる)

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(ピットからロープが外され離岸し始める)

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(潮太鼓が打たれ…)

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(船は少しずつ離れていく)

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(港内で回転し、防波堤の出入り口、赤灯台、白灯台に向かう)

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(そのころには東の空はすっかり夕焼けに染まる)
 

<追記>
このブログの原稿を書いていた時点の9月13日には大型船の入港はすべて終了と聞いておりました。ところが9月17日(祭日)に急きょ飛鳥?号が小樽港に寄港しました。新潟港から韓国済州島へのクルーズ予定が、大型台風16号を避けて小樽港に緊急避難したという事でした。16番埠頭に白い優雅な船体が横づけにされました。色内臨海埠頭公園から撮影してみました。なお。小樽は台風は数年に一度くらいの割合でしか来ません。津波もなくそういう意味では安全港なんですね。

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(17日は月曜日なので、飛鳥の奥の14番埠頭に新日本海フェリーも停泊しています)

今季最後の花火〜祝津花火大会を撮る

9月8日(土曜)小樽の今季最後の花火大会が、祝津で行われました。7-8月に花火大会は集中しますが、例年トリを飾るのが祝津の花火大会です。ちなみに2012年の小樽市内の花火大会は次の通りでした。
   (1) 潮祭りの花火大会(道新納涼花火大会)7月27日と29日の両日
   (2) 朝里花火大会 8月1日と2日の両日(荒天により今年は2日のみ実施)
   (3) 小樽地ビール製造所銭函会場花火大会 8月5日
   (4) 高島納涼花火大会 8月19日
   (5) 祝津花火大会 9月8日
上記の5回のほかに、小樽ウイングベイの花火大会があります。ただし2012年はウイングベイの花火大会は実施されませんでした。それまで「夏花火」、「冬花火』として、シーズンに数日づつ実施されていました。20分程度の小規模な花火大会でしたが、私の自宅から近いこと、混まないことからよく撮影に行きました。諸般の事情もあるのでしょうか、中止は残念ですが、来年以降の復活を期待しています。

さて、祝津の花火大会ですが、地域のお祭りと同時開催され、後5時からオールディズバンドが演奏されます。また夜店も約20件ほど出て祭りを盛り上げます。花火の打ち上げ開始の午後7時近くには、お神輿が会場に到着して紅白の餅が投げられます。

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(午後5時過ぎに到着すると、バンド演奏が始まっていました 左奥は水族館と遊園地、右側肌色の建物から花火が打ち上げられる 画角約270度)

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(バンドの出演者グループでしょうか、中央奥ではバンド演奏が続いています)

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(水族館の駐車場を開放しています 花火の観客もシートや椅子を持ち込んで続々集まります 右側奥の建物・青塚食堂の前から打ち上げられます)

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(写友が子供にライトの付いた飾り棒を振り回すようにお願いしています 子供の表情がチョイ固い…)

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(綿あめ屋の前は小さい子供が…)

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(最近の屋台では光を伴った遊具が目立ちます)

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(午後7時が近づき、かなり多くの観客が集まってきました 中央奥は小樽水族館)

この花火大会は、地域の協賛金、寄付をもとに実施されているようで、打ち上げの前に提供者の紹介がアナウンスされます。股○○さんの何回忌ににあたり云々と言う照会があります。打ち上げ総数が1800発と少ないのですが、約1時間にわたり打ち上げられました。

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(左奥はライトアップされたニシン御殿、さらに奥に日和山灯台がある 駐車場事態勾配があるのでやや傾いているように見えますが水平は保たれています)

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(夜空に咲いた大輪の華)

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(さらにカラフルに…)

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(二カットの画像を合成してみました 邪道ですが…)

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(瞬間フォーカス移動です)

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(同じく瞬間フォーカス移動 合焦からシャッター切るタイミングが遅くて…)

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(瞬間フォーカス移動後に、もう一個の花火がさく裂した)

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(瞬間フォーカス移動だが、こんな面白い画像が…だから花火の撮影は面白い)

まともに撮影していてもアングルが固定されてしまうので、どうしても似たり寄ったりの花火写真になってしまいます。最後の上げた4枚の画像は瞬間フォーカス移動によるものですが、どういう画像が出来上がるか、モニターで確認するまでわかりません。経験からするとうまくいく確率は10%程度でしょうか。殆ど9割の画像が没になります。それだけに最後に挙げたような画像が現れると大満足、という訳です。

なお、この祝津の花火大会は去年も撮影に来ておりますが、撮影場所がここ駐車場ではなく、ホテルノイシュロス下の展望台から撮りましたので、幾分違った写真になっています。参考までに去年の写真を二カット上げておきます。

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(鰊御殿が綺麗に釣り込んでいます)

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(午後8時前後にフェリーが入港してきました)

小樽街中ぶらり

今年の秋はどうなっているんでしょうかね。9月に入って上旬、中旬まで残暑が居座り続け、9月の19日には道内各地で9月の観測史上初の30度以上の真夏日を記録するという珍事までおこりました。翌20日から急に寒くなり、秋を飛ばして初冬に突入かなどと思わせる天候が続いています。チョイ待ってくださいな、イチョウの色付きも、モミジの色付きも、やはりじっくりと観賞したいですからね。素通りされると、紅葉フォトコンテストの応募ができない、なんていう単純な理由で…、ともあれ、そんな中小樽の街中ウォッチングに出かけてきました。


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空だけはすっかり秋モードに入っています。この画像は自宅の屋上からメルヘン広場方向・北側を見たものです。毎日のようにこのような綺麗なすじ雲が出ます。やっぱり秋ですね。


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JR小樽駅を出て左側に、最近では観光客にも有名になった三角市場があります。その市場の真ん中あたりにあるのがこの「北のどんぶり屋」です。何がわがまま丼かと言うと、どんぶり飯に載せるネタが選べる事なんです。ピザで言うと、トッピングを選べるのと同じなんです。選べるネタは、自家製いくら、生ウニ、カニ足、ボタンエビ、甘えびなど10種類あって、その中から3種類選べます。午後1時半過ぎに訪れたときは、8席が全部埋まっていました。


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都通から道新小樽支社に抜ける小路で見かけた店名の無い喫茶店。以前は看板文字があったのでしょうが剥げてしまってそのままなんでしょうね。通った時は営業中で、店内に人の気配がしていました。なじみ客が相手なら店名も必要ないかな。


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上と同じ通りで見かけた赤いドアのバーでしょうか、でも屋外にイスとテーブルがあって、喫茶店のような気もしますが…不思議な感じのする店でした。


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入船通りのジョモ(現在はエネオス)と道銀入船支店の向かいにあった、旧土屋薬品のクラシックな建物が解体されました。土屋薬品が移転してから10年近く空き家だったでしょうか。補修がされていなかったために、壁は崩れ、瓦屋根もいたるところが陥没していました。多少惜しい気がしますが維持するとなると大変なんでしょうね。


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もう一つ歴史的な建物です。前にも一度ブログで紹介しているかもしれませんが、勝手に「うろこの家」とと呼んでいます。船見坂を海側に降りた中央市場の向かいにあります。かなり年数が経っているのでしょう、うろこの壁も傷んでいて、一見無人屋にも見えますが、人の出入りもあって何かの会社らしいです。うろこの家と言うと神戸が有名ですが、小樽にもあったのか、と言う感じです。


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旅のお供にどうぞ、江戸時代であれば必需品だったのでしょうが、現代では…、でも堂々と店先につぶら下がって購入客を待っています。誰が、何のために買うのでしょうかね。ちなみに左の小ぶりのわらじは、一足997円のシールが貼ってありました。


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この額の傷が目に入らぬか!人呼んで「旗本退屈男」、早乙女主水之介じゃ…、ちょっと古過ぎたかな。昭和30年代のモノクロ映画を思い出してしまいました。


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古いものついでにもう一つ古いもの、花園町のグリーンロード手前のこの「ツルヤ餅菓子店」は私の学生時代からありました。50年ほど前、山ノ上町(現住吉町)の下宿先からこの店の前を通って商大に歩いて通いました。当時のままの姿で残っています。小樽は全国に比べても餅屋が多いと言われています。それは大正時代に小樽運河が出来て、沖仲士がたくさんいたためです。重い荷物を担いで運ぶ彼らは、手っ取り早く食べられ、腹持ちするるモチを好んで買い求めたからだといわれています。今でも市内に数多くの老舗の餅屋があります。


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花園町ガード下の寿司屋さんの店員の自転車でしょうか。格子と同じ黄色がいかしてます。


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花園町の飲み屋街、昼は眠ったように静かですが、暗くなると…、下戸の私にはよくわかりません。


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片手で携帯を操作するご老人(若いかな?)とこれまた老舗の喫茶店コロンビア。


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いや〜、懐かしい、トリスのオヤジさんだ。飲むたびに顔が赤くなるあのTVコマーシャル、忘れられませんね。昭和40年代初めのころでしょうか。あのオヤジさん、健在だったのですね。


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旧手宮線、散策路となった今、多くの観光客や地元民が訪れ憩いの場となっています。子供や観光客は、必ずレールの上をバランスを取りながら歩きます。人間の心理って不思議です。


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手宮の裏通りで見かけた犬。最初通りかかった時は、ぼろになって捨てられた犬のぬいぐるみかと思ってしまいました。でも動いている。本物のイヌか、何とも表現できない存在感。


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矢印の方向に向かって進んでください。矢印の先に何があるんだろう。旧日本銀行小樽支店はただいま改装中で、建物全部がシートと塀に覆われています。改装中ですが、金融資料館は営業しております。

H24年7-9月期のフォトコンテスト入選状況

今年の7-9月期のフォトコンテストの入選件数は、24件で写真点数では26点となりました。前年の同期間では16件でしたので大幅に入選数が増えました。これで1月から9月までは合計54件となり、去年の年間入選件数59件に迫る勢いとなりますた。この調子を維持すれば年間では、前年を超えそうです。ただ、去年のように賞金額の大きなコンテストには相次いで敗退しているのが残念です。なお、月別では、7月が10件(前年3件)、8月が6件(前年4件)、9月が8件(10件)でした。次におもな入選作品をご紹介します。


<7月分>

☆ 住友林業・キコリンの森「100年先に残したい風景」フォトコンテスト
  金のキコリン賞 「満天の星に澄んだ空気」

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(美瑛のマイルドセブンの丘で撮影 15mm対角魚眼レンズ使用)

☆ GMO壁紙・写真部 おきらく犬フォトコンテスト2012
  入選 「やる気全くなし」

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(小樽堺町通りのお店の留守番犬 二匹いて、年上のこの犬は「会長」と呼ばれている、もう一匹の「専務」は奥にいるのかな)

☆ 環境札幌2012フォトコンテスト
  佳作 「ラベンダーの咲く丘」

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(撮影地は札幌市滝野すずらん公園 最優秀賞はプロの写真家の方でした)

☆ SocialFun・第3回ベストスマイルフォトコンテスト
  3位 「鏡の前で遊ぶ孫娘」

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(FacebookやTwitterの人気投票で順位が決まるというコンテストで、本来のフォトコンとは違うような気がするけれど…、でも賞品がメガネ型のトイデジカメラ、これ欲しかったので、まぁ良いさ)

☆ あなたのイーハトーブ写真コンテスト
  ネリ賞(第2位) 「積丹ブルーの海」

<コンテストの概要>
宮沢賢治が発表した童話を名作『銀河鉄道の夜』のスタッフが5年の歳月をかけて贈る、愛と勇気のファンタジーアニメ映画『グスコーブドリの伝記』が7月7日に公開される。この度、映画の公開に先立ち、ツイッターを利用した、あなたの“イーハトーヴ”(守りたいもの、後世に残したいもの)写真コンテストをWEB上キャンペーンページにて6月14日より開催する云々…

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(冬には荒れ狂うこの海も、春から秋にかけては透明度の高い青い海となる 地元住民も「積丹ブルー」と呼んで誇りにしている)

☆ 愛犬フォトコンテスト
  入選 「眺めがいいな〜」

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(撮影地昭和記念公園 かなり古い画像です)


<8月分>

☆ 留学ジャーナル・海外に伝えたい日本フォトコンテスト
  COOL JAPAN賞 「愛を誓う」
 

<コンテストの概要>
「もっと日本のこと、海外の人々に知ってもらいたい」そこで、留学ジャーナルでは、こんなフォトコンテストを企画しました。ファッション、アニメなどCOOL JAPANなカルチャー、風景、動植物、風物詩、食べものetc. 何でもOK!「海外に伝えたい、ニッポン」をテーマにした写真を大募集します。そして、いくつかの「ニッポン」は、ポストカードにして、留学生によって海外へ。写真で国際交流をしませんか?
1次審査通過作品20点を絵ハガキにして、海外に持参してもらうほか、留学カウンセラーで投票にかけ順位・賞(8位までが入賞)を決めます。

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(20作品中5位で、COOL JAPAN賞となりました)

☆ 札幌フォトコンテスト(第1期)
  (1)さっぽろ新発見(カテゴリー部門)グランプリ 「マッターホルンを釣り上げるぞ」

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<審査員講評>
なんと言っても構成力の素晴らしい作品。
釣り人と山の映り込みがマッチしていてカメラアングルが抜群です。タイトルのつけ方も楽しくていいですね。

  (2)特別賞 「今も息づく原始の森」

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(恵庭市の原始の森公園で撮影)

  (3)特別賞 「厳冬の朝」

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<審査員講評>
身も凍りそうな氷点下の朝に撮影された作品ですが、朝の霧氷だけでも感動する内容ですが、手前の霧氷、土手、処理場から排出される水平に流れる煙の線が三位一体で捉えられ味わい深い写真です。

☆ 高岡美術館・二三雲(にぞうぐも)写真コンテスト
  優秀賞 「すじ雲かかる」

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(自宅の屋上からコンデジのパノラマモードを利用して撮影)


<9月分>

☆ JICE JENESYS 第5回エッセー・写真コンテスト「テーマ:山」
  第1位 「羊蹄山と二本のサクランボの木」

<コンテストの概要>
日本国際交流センターと外務省の21世紀東アジア交流計画が、国際交流の一環として東アジアからテーマを決めてエッセーや写真を募集するものです。応募された作品の中から1次審査で6点を決め、その6点の中から一般投票にかけて1〜3位を決定します。なお、賞品等は一切ありません。

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(ニセコ町曽我地区の二本のサクランボ木と羊蹄が写せる撮影スポットです 夜間撮影してみました)

☆ 2012年オンネトー物語フォトコンテスト
  奨励賞 「深まりゆく秋」

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(道路わきのカーブミラーを利用してみました)

☆ 北海道写真協会小樽支部2012写真コンテスト
  入選 「こんなポーズでどう?」

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(台湾人でしょうか、雪が珍しいらしくて、大はしゃぎでした)

☆ 爽健美茶エクササイズフォトコンテスト
  爽健美茶賞 「気持ちいいんだもん」

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(マッサージ器で足をブルンブルンさせている孫娘 痩せている君には必要ないと思うんだけれど…と側で見ている犬は言っているような…)

☆ インターライフ「マニアック自慢」フォトコンテスト
  グランプリ 「フィルムの空箱収集」

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<撮影者のコメント:はまったきっかけ>
最初はクラシックカメラ、ジャンクカメラを収集していましたが、集まりすぎて家内から2Fの床が抜けるとクレーム。
そこで空箱なら問題無しという訳。最近は生産中止が相次ぎ、集まらなくなってしまったのが悩み。
<スタッフの講評>
kouroさまのグランプリ入賞は満場一致で決定致しました。
奥様からのクレームでも諦めず、好きな物を追求されるカッコ良さにスタッフ一同しびれました!!(*^_^*)♪

☆ 交通総合文化展2012
  入選 「一杯飲んだ後の温泉はたまらんな〜」

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(函館五稜郭の桜を撮影に行ったおりに、湯の川の熱帯植物園で撮影したもの)

☆ 国際フィルターフォトコンテスト2011-2012
  佳作 「街角」

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(使用したフィルターは「センターフォーカスフィルター」です 雨の日のさっぽろの街角で撮りました)
なお、入選の場合の通知が8月末まで来る予定でしたが、末日までに来なかったため、応募作品全部(5-6点)を削除してしまいました。ところが佳作の通知メールが届いたのが9月27日でした。多分この作品で間違いないとは思いますが…、万が一のときは後日訂正いたします。

以上主な入選作品を紹介しましたが、かずだけは多かったものの、賞金、賞品は今一つでした。ただインターライフのマニアック自慢フォトコンテストの賞品がビビターのトイカメラだったのが、救いかな。到着が待ち遠しいです。
  

富良野・美瑛・旭岳のツアー(1日目)

9月の26-27日に富良野・美瑛の丘の撮影、旭岳の紅葉を撮影に行ってきました。厳しかった残暑も9月の20日を境に気温が下がりすっかり秋らしくなってきました。富良野・美瑛も旭岳も昨年の9月26日に行って以来1年ぶりの撮影ツアーになります。例によってフォートピアのメンバー6人そろってのツアーです。9月の20日以降はなかなか晴天続きの日がなく、延び延びになって下旬になってしまいました。大雪山の紅葉も黒岳では8合目あたりまで進んでいるとの情報もあって、旭岳も綺麗な紅葉が撮れると期待していったのですが…、それは後に譲ることとして、一日目は、富良野・美瑛を中心とした撮影です。 

26日(水曜)は早朝4時半に出発して高速道路で三笠に向かいます。三笠で奔別炭鉱跡地を撮影し、富良野に入ります。そこから富良野岳の麓までのぼり、そのあと美瑛に入り、北瑛の丘、青い池の撮影と続きます。この日は、富良野市内で1泊します。翌日27日は旭岳の紅葉撮影と言う予定です。1日目と2日目の二回に分けてブログで紹介したいと思います。

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(野幌PAでトイレタイムのときに夜が明け始めました 秋特有のすじ雲が綺麗で何枚か撮影)

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(途中三笠によって、旧奔別炭鉱跡地を撮影 ホッパー=貯炭所から立坑櫓を見る)

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(ホッパーの近くにはお地蔵さんが数体設置されていて、苔むしている)

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(国道を挟んで向かい側には、旧炭住が残されていて、数軒は現在も居住者がいるようです)

三笠を後にして、桂沢湖を通り、国道452号線、道道135号線で富良野を目指します。まずは富良野から、上富良野に出て十勝岳温泉に向かいます。十勝岳のふもとにある「ホテル凌雲閣」(標高1260mにある)の駐車場に車を乗り捨てて、上富良野岳に20分ほど登る予定です。そこはがれきの大きな広い沢になっています。流木や倒木があって撮り方次第ではアート風の写真が撮れます。しかし、駐車場に着いた時には、周辺の山々に濃い霧がかかり始めていました。おまけに紅葉が進んでいません。

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(日差しはありますが、この後急に黒雲が押し寄せてきました)

そこで、上富良野岳の沢登りを断念して、標高1000mにある吹上温泉に立ち寄ることにしました。吹上温泉はTVドラマ「北の国から'95秘密」のロケ地として使われました。五郎(田中邦衛)とシュウ(宮沢りえ)が一緒に入浴したシーンは話題になりました。吹上温泉を後にして十勝岳の麓の望岳台に寄ります。ここも全くと言っていいほど紅葉しておりません。次は白金温泉地区にある白髭の滝と青い池を目指します。

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(望岳台から麓を見ると美しい景色が… 白金模範牧場です)

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(白髭の滝はこのブログで何度も取あげているので、この1枚のみ上げておきます)

白髭の滝を後にして白樺街道に一旦出ます。美瑛市街方面に数100m走ったところで、右折して細い林道に入ると、美瑛川2号ダムと言う標識にぶつかります。そこにも青い池と似た光景が広がっていました。それが下の画像で、対岸には枯れ木が立ち並び、手前の青い川面((美瑛川)に枯れ木が映り込んでいました。この林道は、美瑛川護岸工事用の狭い砂利道で、一般車立ち入り禁止ではないようですが、一般車はほとんど走っておりません。美瑛川と並行しており、このまま進むと青い池の駐車場に出ました。地図には載っていない道路でした。

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(美瑛川2号ダムの標識のある岸辺から撮影)

1年ぶりに青い池の駐車場に着くと、以前工事用の資材置き場が小型車両の駐車場になっていました。50-60台ほど収容できるスペースになっていたのは驚きです。以前の白樺街道入り口の駐車場は大型バス専用駐車場となっていました。この日は天気がよく日曜日と言うこともあってか、青い池周辺は、カメラマンと観光客でごった返していました。

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(その日の天候具合で色が変化しますが、この日はとても綺麗でした 露出補正なしで撮ると、幾分青が強めに出ました)

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(0.5プラス補正して撮ると、実際に見た色に表現できました)

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(ススキノ部分を切り取ると、0.5プラス補正しても実際より青くなります 上の画像と撮影位置や角度が異なると…難しいですね)

青い池で小1時間ほど撮影し、ケンとメリーの木で有名な北瑛やマイルドセブンの丘に向かいます。この地区には、ケンとメリーの木やセブンスターの木、親子の木など有名な撮影スポットがありますが、太陽が中天にあっては絵になりません。素通りで北西の丘展望台公園で昼食タイムです。ここの駐車所にも観光バスやレンタカーが多く来ていましたが、車から降りてくる人たちの多くが中国人でした。日中間の尖閣問題は関係がないようです。

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(北西の丘展望台をマイナス補正で撮影し、PhotoshopCSでHDR風に調整すると、雲がダイナミックになりました)

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(収穫の時期、トラクターが忙しく畑を走り回る)

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(美しい大地をバックに記念写真を撮るカップル)

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(撮影中に出会った家族の子供たちに走り回ってもらった一枚)

北瑛を後にして、拓真館の裏道路を撮って四季彩の丘に向かいます。この時期は花が終盤に近いのですが、この丘は、それぞれの時期に合わせ、いつでも満開になるように工夫されています。それだけに写真撮影には最適なスポットなんです。この日も四季彩の丘は、中国人団体や国内の修学旅行生たちでにぎわっていました。

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(コンデジのパノラマモードで…)

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(園内のすぐそばで… 実はアルパカがいるのですが、入園料を払わずに…)

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(花はピークを過ぎていて、何となく色彩が今一つ…)

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(観光馬車ならぬ、観光トラクターが園内を走り回る)

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(続々と入園者がやってくる 雲が低く流れるようで… 手前のラベンダーは完全に終わっている)

ほぼスケジュール通りの撮影を終わって、今日の宿泊先のホテルに向かいます。富良野スキー場の麓のホテルですがシーズンオフの今の時期、格安料金で宿泊できました。例によって、反省会と称して全員で飲みながらの宴会が2時間ほど続きました。

翌27日旭岳ツアーを終わって帰りがけに、富良野郊外でヒマワリ畑を見つけました。その画像もアップしておきます。

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(ここは観光スポットから離れているので観賞用ではないようです 数日中にはすき込まれてしまうのでしょうね)

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(ヒマワリ畑の横には大きな牧舎がありました)



第20回小樽写真市展の公開審査を見てきました

第20回小樽写真市展の応募は、9月29日に締め切られ、10月6日(土曜)に公開審査がありました。審査は、稲穂小学校に併設されている「生涯学習センター」で午後2時から始まりました。第1部自由の部と第2部ネイチャーの部の2回に分けて行われます。審査員は日本写真家協会の石津聡先生です。1部、2部ともに、それぞれ推薦1点、特選2点、準特選2点、入選20数点を選びます。

まず1部の応募作品169点が並べられます。会場には40名ほどの応募者、主催者側関係者が来ており、審査開始前に自由に応募作品を見ることができます。

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(並べられた応募作品 りきさくぞろいでめうつりがします)

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(私の応募作品も3点並べられています どれかは…)

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(石津先生が入選候補を含めて30-40点をまず選びます 奥のテーブルでは重複の有無を調べている)

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(第1次関門を通ったかどうか心配そうに作業を見つめる応募者たち)

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(1次審査を通り、2点までの重複を選別された作品が並ぶ さらにこの中から上位候補が選ばれる)

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(上位候補9点を見つめる石津先生 私の作品も入っていますが…)

上位候補9点の中から推薦1点、特選2点、準特選2点が決定しました。残念ながら私の作品は洩れてしまい、入選どまりでした。そして次は第2部の審査が始まります。机の上に応募作品114点が並べられます。しばし応募者は自由に応募作品を見ることができます。おや、ネイチャーの部に構築物(橋や町の夜景など)の入った作品があります。

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(画面中央に橋の写真が3枚あります 見ている人からこれはネイチャーではないよな、と言う声も…)

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(1次審査を通過した作品30数点が選びだされました 私の作品も3点応募中2点が通りました)

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(1次審査通過作品に見入る応募者たち)

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(さらに9点の上位候補作品が選ばれました)

第1部同様に、この9点から推薦1点、特選2点、準特選2点が選ばれました。審査の最後にあたって石津先生から上位入選作品の講評等がありました。全体に年々と作品のレベルが上がってきているとの話があり、第1部から講評がありました。推薦は鹿戸氏(フォートピアメンバー)の「視線」でした。右上の男性の黒い目と、左端の女性の青い目がとても印象的です。上部にパチンコ屋の文字が見えるのが気にかかりますが、それにもましてインパクトの強い作品です。

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(花園1番街のパチンコ屋のディスプレー 鹿戸氏は去年第2部で推薦を取っています)

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(成沢氏の作品、特選黒いバックの中に浮き上がり、裸電球も効果的ですとの評価がありました 成沢氏もフォートピアのメンバーです)

次に第2部の講評に移ります。まず推薦は小泉さんの「氷紋」が文句なしに選ばれました。石津先生もよくこれだけ美しい氷紋が撮影できたものだと感心しておられました。次いで特選には鹿戸氏の「水滴」と私の「夜明け前」が入りました。

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(小泉さんの氷紋 本人不在で撮影地等不明ですが、勝納川河口の雪捨て場で、私も撮ったことがあります)

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(鹿戸氏は、このところ破竹の勢い 水滴の中の映り込みがいいと評価)

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(私の作品 八雲町の国縫川ほとりで撮影手前に泣かすとサギの集団を取り込んだのがいいとのこと)


最後に私の入選した作品を紹介しておきます。

第1部・自由の部 入選「右折待ち」
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(住吉神社前の歩道橋から、国道5号線の札幌方面を長時間露光したもの)


第2部・ネイチャーの部 特選「夜明け前」
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(午前4時半ころの国縫川に架かる橋から撮影)

         同 入選「菜の花畑に入日薄れ♪」
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(滝川市江部乙の菜の花畑に落ちる夕日を撮影)

富良野・美瑛・旭岳ツアー(2日目)

二日目は、朝5時半に富良野のホテルを出て旭岳に向かいました。ロープウエーの山麓駅には6時半ころ着きましたが、無料の駐車場はほぼ満車の状態でした。50-60台も駐車してたでしょうか、かろうじて1台分の空きを見つけて駐車しました。山麓駅前の有料駐車場には1-2台しか駐車しておりませんでした。ロープウエーは6時始発で、既に3回目の乗車でしたのでガラガラでした。この時期観光バスが押し寄せる9時以降になると数回待ちもあります。ともあれ頂上の姿見駅に向かいますが、前日黒岳に登山された方が、ビデをカメラを見せてくれて、今年の大雪の紅葉は、秋口の残暑が影響して綺麗な紅葉になっていないとのことです。車内から周辺を見渡しても、去年、一昨年のような赤い紅葉は見られません。

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(前方を見ても紅葉らしきものは見当たらない…)

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(さらに高度があがって…一部黄色く見えますが、赤っぽいところはすでに枯れた跡です)

どうやら秋口の異常な残暑で、紅葉が遅れているのと、紅葉してもすぐ枯れてしまっているようです。例年であれば、ナナカマド等の葉が赤く染まるのですが、今年は黄色くなって枯葉になりつつあります。ロープウエイの終点「姿見の駅」を出て、まず左手の第1展望台方向に向かい、そこから右手にターンして姿見の展望台へと向かいます。図中の矢印とは逆のコースをたどります。

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(第4と第3展望台の間に急な岩場があるので、そこを降りる方が楽なので、逆コースを取ります)

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(姿見の駅付近の木々は、赤くならずに黄色になっている しかもかなり枯れている 長く続いた残暑のせいかもしれません)

これだけは自然現象なので致し方ありません。ただ、この時間早いことが幸いして、コースの両側の高山植物は朝露がびっしり付着しています。マクロ撮影には最適です。TAMRON18-270mmの標準ズームレンズで数枚撮った後、マクロレンズTAMRONSP90mmに交換します。

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(まずは、18-270?のマクロ領域で撮影 う〜んボケが今一つ…)

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(さすがマクロレンズ、ボケが美しい)

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(同じ被写体を同じTAMRON SP90mmマクロ+センターフォーカスフィルターを使うと、これまた一味違った感じになる)

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(フォーカスを外れた水滴は青く光ったり、黄色く光ったり…)

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(這松の水滴が金色に輝く)

マクロレンズで十分撮影したので、標準ズームレンズに交換します。陽もかなり高くなってあれだけ付着していた朝露もみるみる減ってきました。姿見の展望台の手前のコースわきには、すでに花を散らして白い綿毛のようになったチングルマが群生しています。

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(この辺りは、至るところに群生している)

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(少しズームアップしてみると、直径1〜2cmの綿毛の帽子をかぶっているようにも見える)

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(今流行の宙玉レンズ風に… センターフォーカスレンズを使っています)

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(姿見の展望台に着くとまず目に入るのが、この光景 しばしここで休憩、その後噴気孔の近くまで行き、第4展望台に向かいます)

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(噴気孔の近くで撮ってみるが、岩の裂け目から噴煙が上がる)

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(噴気孔の近くから今来た姿見の展望台を見ると、青空を映しこんだ姿見の池がとても綺麗に見える)

噴気孔を後にして第4展望台の方向に向かいます。この辺りは緩やかなアップダウンが続きますが、割と歩きやすいとこです。第4展望台に着くと前方には鏡池とすり鉢池が見えます。右の大きな池が鏡池で、左側がすり鉢池です。すり鉢池はその名の通り周辺がすり鉢状になっているのでそう呼ばれます。この二つの池を合わせて夫婦池とも呼んでいます。更に水平線に目を移すと第3展望台が見えます。

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(この第4展望台から夫婦池の間を通るコースが、かなり急になっていて大きな岩場を抜けることになります)

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(第4展望台で旭岳を見ると、数本の噴煙が逆光に浮かび上がります)

第3展望台に着くと、ここから本格的な登山者が裾合平方面に向かっていきます。なおこれら展望台の点在するコースは「旭平周辺散策コース」とも呼ばれ標高差が80m前後のとても歩きやすいコースなので、紅葉の時期には大型観光バスが続々とやってきます。この日も午前9時すぎからツアーガイドに引率された何組もの観光客の団体とすれ違いました。時には中国語が飛び交うこともあります。

さて、ゴール近くの第1展望台につきました。続々と団体客がやってきます。じっくり写真撮影どころではありません。うろうろしていると、シャッターを押してくださいと頼まれてしまいます。下の画像は、東京から来たという若い娘さんたち。もちろん喜んでシャッターを押しました。もっともシャッターを押したのは写友K氏ですが…。

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(若いっていいですね…)

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(第1展望台から、中央左は第2展望台、左は第3展望台 午前10時過ぎて陽が高くなってきたら、多少紅葉も見栄えがしてきたような…)

姿見駅で一休みして、11時半のロープウエーで下山しました。すぐに、次の撮影地天人峡温泉の羽衣の滝に向かいます。天人峡温泉の駐車場に車を置いて、さらに奥に10分ほど歩くと羽衣の滝に到着です。ここは忠別川の上流にあたります。滝は落差が270mあり、立山の称名滝(350m)に次ぐ日本第2位の滝と言われています。滝100選にも選ばれています。

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(滝の麓に休憩所があって、そこから眺めることができる ここからでも落差の大きい滝であることがわかります)

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(案内板に従って50mほど上がると、羽衣の滝見晴らし台があり、そこからですと滝壺まで見えます)

周辺は深い渓谷になっていて、鬱蒼と木々に覆われています。駐車場までの帰り道を撮影しながら戻ります。なお、帰路途中富良野市の郊外で撮影したヒマワリ畑については、前回のブログに掲載しましたのでここでは割愛いたします。これで本日の撮影はすべて終了です。

トイカメラVivitarによるツアー番外編

インターライフ「マニアック自慢フォトコンテスト」で、グランプリに賞品としてトイカメラをGETしたことは、Facebookやこのブログ(20012.10.3付け「7-9月期のフォトコンテスト入選状況」)でもお知らせしました。そこで試し撮りとばかりに、9月26-27日の富良野・美瑛・旭岳ツアーに持参し、フィルム2本撮影してきました。フィルムは手元にあった富士フィルムのプレミアム400(27枚撮り)と、カメラとと一緒に送られてきたソラリス200(36枚撮り)の2本です。まずトイカメラ「Vivitar Ultra Wide & Slim」の諸元(スペック)についてみて行こうと…、思いましたが、ペーパー1枚の日本語解説書には詳細が全く出ておりません。PCで検索してみると、下記のとおりであることがわかりました。

    (1) レンズ 焦点距離22mmのプラスチックレンズ1枚
    (2) 絞り F11固定
    (3) シャッタースピード 1/125固定
    (4) サイズ W100×H58×D26mm 75g
    (5) 最短撮影距離 1.5m

36枚撮りフィルムを詰めてもかなり軽く、胸ポケットに入れても存在感すら感じません。ただスリムと言っても普通のコンデジの倍くらいの幅があります。フィルムのパトローネ(フィルムを巻き込んでいる筒状の缶容器のこと)の幅が決まっているので、これ以上スリムに出来ないためです。艶消しプラスチックボディのために、手触りがとてもよく感じられます。それに黒地の中に赤い縁取りがとても可愛く見えます。

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(カメラと一緒に送られてきたフィルムは、made in EU製のソラリス200)

では早速その写り具合を見ていきましょう。26-27日のツアーで最初の撮影地が、三笠の奔別炭鉱跡地でした。撮影したフィルムは2本とも同じDPE店で現像、CDへの取り込みをしてもらいました。写した画像をCDから、さらにPCに取り込みました。以下に掲げる画像には、一切ソフトによる色調整はしておりません。撮ったそのままをアップしております。

(1) 三笠奔別炭鉱跡地のホッパー(集炭所)

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上段は、最初のカットです。四隅が露光不足になるのは、プラスチックレンズ1枚ののためで、これこそがトイカメラの本領発揮と言えます。色の再現も綺麗で早朝の雰囲気が伝わってきています。下段の画像は、上段の一枚目のカットの中央上段部分を拡大したものです。約20倍に拡大した画像ですが、シャープネスもそれほど損なわれておりません。

(2) 立坑櫓をあえて逆光で

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かなり厳しい条件ですが、それなりの写りと言えます。一枚レンズで絞りがないために、普通のレンズですと出る円形(絞りの形)のハレーションが見られません。

(3) 十勝岳温泉凌雲閣の駐車場から

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下段の画像では、あえてど真ん中に太陽を入れてみました。派手にハレーションが出ています。

(4) 美瑛白金温泉地区の青い池

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見事に青い池が再現されています。デジタルカメラで撮影した画像と比較しても何ら遜色はありません。よく注意してみると、画面中央部の上あたりがぼやけて見えます。この原因は、ポケットに出し入れしている間に、むき出しのレンズに指が触れたためなんです。後で気が付いてレンズクリーナーで指紋をふき取りましたが、フィルムの半分近くは、指紋付き画像になってしまいました。
なお、ここまでの画像は、富士フィルム「プレミアム400」です。

(5) 美瑛の丘・四季彩の丘

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2枚の画像はいずれも赤み(マゼンタ)が強く出ています。これはカメラのレンズの問題ではなく、フィルムの特性かもしれません。(5)以下はEU製のソラリスを使っています。フィルムの空箱を確認すると、「Develop before,08 2011」とありました。ほぼ1年ほど賞味期限切れのフィルムだったのです。通常期限切れのフィルムを使うとマゼンタ色が強めに出ます。過去に期限切れ4-5年後のコニカのフィルムを使ったことがありました。とても赤み(ピンク)の強い画像になりましたが、画像によってはかえってそれがトイアートっぽくなることだってあります。トイカメラだから期限切れのフイルムをつけてくれたと、ここは好意的に解釈しておきましょう。
なお、日本製のフィルムですと、期限が経過しても、直射日光のあたる所で保管しない限りは、2-3年は色再現に問題はありません。ある有名な写真家が次のように言っておりました。「フィルムだって、腐りかけ寸前が一番美味しいんだ」含蓄のある言葉です。

(6) 旭岳

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さすが晴天下ですと、空の青さが強く出るようで、赤みは抑えられました。


いずれにしても、画角の広さや軽量小型から街角スナップや風景にも使えそうなトイカメラです。ただ、プラスチックボディで裏蓋がぶわぶわしていて、光線漏れを起こすのではないかと心配しましたが、それもないようですので一安心。しかし裏蓋を開けるためのロックが小さくて、爪でひっかえ手もなかなか開きません。カッターの刃先を差し込んでやっと開きました。手数のかかるトイカメラです。次は、モノクロフィルムや、ネガカラーを裏返しに詰め込んで(濃いセピアカラーになる)撮ってみたいと思います。機会があれば画像を紹介します。


小樽街中ぶらり〜その2

9月の中・下旬まであれほど居続けた残暑も、10月の声を聞きくと同時に過ぎ去ってしまいました。そして10月も半ばを過ぎると、一転寒さが厳しくなってきました。既に大雪山や、手稲山、そして平地では、稚内で初雪が降りました。小樽でも、いつ雪が降ってもおかしくない寒さの続く今日この頃です。そんな中、小春日和の日中にコンパクトデジカメを携え、街中をふらり出かけてみました。自宅から歩いていける範囲なので、今回は花園町、入船町、運河周辺を中心に撮ってきた画像を紹介します。


<メルヘン広場のエゾ山桜赤く染まる>

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ここ1週間ほどの冷え込みが続いたことで、メルヘン広場のエゾ山桜が紅葉真っ最中となりました。画像は10月22日撮影したものです。観光客も全員ジャケットを着こんでおります。木の種類によって紅葉の時期に違いがあるらしく、一番最初にエゾ山桜が赤くなり、白樺の葉も黄色くなります。ついでプラタナスの大きな葉が落ち、ツタの葉が赤くなります。最後に紅葉するのがはナナカマドです。現時点では、ツタの一部が紅葉し、ナナカマドの紅葉はまだ先のようです。


<歴戦のつわもの>

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老いてもなお現役続行中のようで、タイヤもまだ新しいようです。何だか江戸時代初期の武将を思い出してしまいました。3代将軍となって時代が安定しつつあるときに、今なお槍を振りますあの暴れん坊旗本、水野十郎左衛門を沸騰とさせます。


<破れ傘差して君は何処へ行く>

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ざんざん振りになれば全く役に立ちそうにありませんね。今ではコンビニで300円もあれば新しいビニール傘が買える時代です。しかしあえて、壊れ傘を辛抱強く差し続ける君に、敬意を払いたい。


<砂上の楼閣ならぬ河川上の楼閣跡地>

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数年前まで、奥に見える妙見市場がここまで棟続きでありました。於古発(オコバチ)川の上に4棟の市場がありましたが、市場の衰退、空き店舗の続出で、ここの2棟が取り壊された経緯があります。現在は奥の2棟が妙見市場として営業中です。


<一見トリックアート?>

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アパートらしき建物の側面に黒い建物の跡らしきものが見えます。しかもアパートの側面に、30度ほどの角度で黒い部分が鋭角にくっついています。見ただけでは判断できませんが、多分、手前の空き地に棟続きで建物があって、手前の建物を取り壊したときに、何らかの理由でこの30度の鋭角部分が残ったのでしょう。う〜ん、見れば見るほど不思議です。


<小樽は港町、おたるはみなともち…あれれ?>

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小樽に餅屋が多いことはこのブログでも取あげたことがあります。大正時代の終わりに小樽運河が出来ましたが、そこに働く沖仲仕の方々が、持ち運びに便利でしかも腹持ちのする「餅」を好んだからだといわれています。現在も小樽市内には創業90年を超える餅屋さんが数多くあります。


<子抱き地蔵さん>

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菁園中学校のすぐ下に地蔵堂があります。これ自体そう珍しくはありませんが…


<子抱きじいさん>

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地蔵堂のすぐそばで見かけたミニチュアダックスフントを抱きかかえるおじいさん。


<あと一息…>

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壁ぬけの術、習得まであと一息。今はもう使われていない邸宅跡らしい。この邸宅を建てた御仁の配慮が感じられ、うれしい気もしますが…身動きできない松の木を見ていると気の毒なような気もします。


<小路にひっそりとヒマワリが咲いた>

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小さな花が盛んに首を左右に振っています。この小路のどん詰まりは旧手宮線で、今は雑草が背丈の2倍ほどになっています。そんな小路の日陰に、ひっそりと二つの花。住人の優しい気持ちが伺えます。もうすぐ冬、今度は玄関のなかで、首を振ってね。


<海物語のボインちゃんに誘われそうな…>

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昔は凝ったことがありました。大工の源さんで大分稼がしていただいたこともあります。高校にバス通していた時代から、バス停のそばにあったものでよく出入りしていました。何分田舎の町です。1時間に1本のバスを乗り損ねると次のバスまでの待ち時間が長くて、校則違反承知で悪友と一緒に出入りしていました。当時は、銀玉を一個づつ親指ではじく方式でした。今はコンピュータ制御で出玉が制御される時代。おもしろくもありませんので、いくらボインちゃんに誘われても、ここ十年ほどは入ったことがありません。


<突如ドイツ風の建物が現れた?>

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この建物は今や小樽観光をリードするほどに成長した北一硝子です。え?お土産にガラス製品を買った店ではないって?そうなんです、今では北一硝子の主力店舗は、堺町と言う運河に近い観光街にあります。ここ花園町の店舗は、北一硝子発祥の店舗ともいえる店舗なんです。北一硝子はもともとランプや漁業用の浮き球を作っていましたが、この画像にある花園町の店舗でランプや浮き球が観光客に売れ出したのが大きく成長するきっかけになったのです。今では堺町周辺に10数店舗を持つまでになりました。


<かつての栄光は今どこに…>

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お酒が好きである程度の年齢の方ならとても懐かしく思うのではないでしょうか。昭和30年代この向かい側には小樽ニュー銀座と言う百貨店がありました。この辺りはニュー銀座、丸井今井、大国屋(現オーセントホテル)と言う三つの百貨店があり、また北海ホテルがあるという、小樽でも最大の繁華街でした。その当時に隆盛を極めたのがこの飲食店ビルでした。小樽の人口流出、斜陽化とともに、百貨店も撤退し、ホテルも廃業してしまい、今ではこの飲食店ビルも廃墟となってしまいました。


<ここにも栄華の片鱗が残っている>

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特に2Fの部分を見ているとかなり手の込んだ作りに見えて建築当時はけっこな建物であったことが想像できます。ひょっとして小樽には40数日間しか滞在しなかったといわれて言る石川啄木が住んでいたかもしれない、なんて勝手に想像してしまいました。


<ホテルノルドがスリムに見えるが…>

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小樽運河プラザ前にある丸いミラーとガラスの入り混じったオブジェを、コンデジ(中央下)で撮ってみました。中央にひょろ長いのがホテルノルド、右側の石造り倉庫が小樽運河プラザ(観光案内所が入っています)です。実像と虚像が入り混じって訳が分からなく…


<咆えすぎて足をくじいちゃったよ>

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ん?色艶がいいって?そりゃそうさ毎日おいしい餌にありついているからね。ただ欲を言えば目の前のぺんぺん草取り除いてほしいね。それと包帯はもう少し丁寧にお願いしたいワン!

<丸いポストが珍しいって?>

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小樽市内のほとんどがこの丸いポストだけれど、珍しいと見えて、堺町の郵便局前の丸いポストの前で、中国人らしき人たちがよく記念写真を撮っているね。なかには内地から来た人たちも撮っているよ。そういえば、東京の小平市が、「丸いポストのある風景写真コンテスト」をやっているものねェ、この写真応募してみようかな〜。ん?落選間違いないって?
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