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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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春から初夏へ、季節は駆け足で…

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                      <シャッターを下ろしている店舗が多い中、パチンコ屋だけは元気…>


桜のシーズンも、今年は2週間近くも早く過ぎ去ってしまいました。じっくり腰を落ち着けて小樽市内の桜の名所を回ろうと思っていましたが、腰を上げたときにはすでに遅し、葉桜の状態でした。5月下旬に満開となる小樽公園のつつじたちも、下旬に出かけたときにはピークを過ぎていました。まさに季節は春から初夏へと駆け足でやって来ました。

そんな中、5月22日(金曜)~24日(日曜)に行われた「第11回おたる春祭り」を24日(日曜)に、小樽公園の新緑と札幌ライラック祭りを25日(月曜)に、そして孫娘の通う花園小学校の運動会を30日(土曜)に撮ってきました。


<第11回おたる春祭りは…従来花園銀座街だけで行っていましたが…>

昨年の第10回目までは、会場が花園銀座街(通称花銀)だけで行われていました。今年からは会場を広げ、梁川通り商店街、都通り商店街、サンモール一番街、堺町通り商店街を含め5カ所でイベントが実施されました。


小樽商大翔楽舞によるYOSAKOIソーラン演舞ほか、商店街deバーベキュー等いろんなイベントが行われます。

その中で目を惹いたのが、ポスター右下段に書かれている「北乃カムイ」のステージでした。北乃カムイについては、昨年11月の「小樽アニメパーティで街興しを」と言うイベントと今年の1月に「北乃カムイ 歌で全国ディビュー」で2度取り上げています。詳しくはそちらを見て頂くとして、撮影チャンスを逃す手はありません。


ステージと言うかトークショーが始まる前に都通り商店街を歩いている北乃カムイを発見。声をかけると気軽に得意のポーズを決めてくれたニャ。

<ここで北乃カムイについて若干の説明を…>
北乃カムイとは北海道を全世界に発信するために生まれたネコらしき二次元のキャラクター。
現在HBCラジオにて毎週土曜日25時から「北乃カムイのもにょもにょラジオ」というラジオ番組を放送中。
今年の1月28日には日本コロムビアよりCDを発売、メジャーデビューを果たした。タイトルは「せーの!で『おは羊蹄山』」
「北海道!でっかいどー!」「カレー、ハスカップ、牛乳、練乳、いただき摩周湖!」「ありがトウキビ」などユニークな歌詞が特徴。
また、北乃カムイは二次元のキャラクターなので三次元に出てくる事ができない。
そのため三次元に出て活動する時は札幌でシンガーやMCとして活動しているshihoという人間の女性に憑依(しい=乗り移って)して活動している。


札幌吉本芸人大林宣裕らとのトークショー。その右では北乃カムイ関連のグッズが販売されています。


道産子になじみのある「ガラナ」は函館の小原飲料ではなく、聞いたことのないメーカーでした。納豆が3個で300円は…高過ぎる気がします。


梁川通り商店街を出発したYOSAKOIソーランチームが、都通り商店街にやって来ました。いくつかのチームが来ましたが、小樽商大翔楽舞が規模が最大のようです。


この女学生、目を惹きました。ぶれていますが、ぶれがソフトフォーカスのようで…気に入った一枚です。


都通り商店街から、サンモール1番街を抜けて、花園銀座街で演舞が始まったようです。

各商店街では、色んなイベントが始まりますが、一つ気になることが…あります。それは日曜日だとはいえ、シャッターの降りた商店が多いことです。人通りがイベントのせいもあって普段の日曜日とは比較にならないほど多いのに、6-7割の店舗がシャッターを下ろしています。やる気のなさが…


<小樽公園は新緑の季節…真っ盛り>


昨年藤棚が壊れたせいか、今一つ豪華さに欠けるような気がします。


エゾ山桜の葉も、茶色から新緑に変わって来ました。


小樽公園にある見晴らし亭は、建物が周囲とマッチしていて、とても絵になります。


枯れ木だって、新緑をバックにすると、いきいきとして、存在感が出てくるから不思議です。


<札幌大通公園ではライラックとワインの祭りが行われています>

今では、札幌に初夏の訪れを告げる祭りとして市民の間にも定着しました。約 400本のライラックが咲き誇る「大通会場」では、ライラック音楽祭、野だて、スタンプラリーが、そして協賛行事として24日(日曜)まで「札幌ラーメンショー」が行われました。全国各地の有名ラーメンが大通8丁目会場に一堂に介しました。そんななか25日(月曜)に撮影に行ってきました。ライラックのピークは過ぎていましたが、ところどころに咲き誇っていました。7丁目会場では道内各地のワインが楽しめます。


ピークは過ぎましたが、初夏の香りを漂わせていました。


花より団子ならぬ、ワインを楽しむ人々。


暖かい陽気に、芝生に寝そべってまどろむ姿も…


飲み終わった後は片づけてほしいものですが…それが絵になるから…


このレースのような透明感のあるスカートは流行なのかな?


この乗り物TVのニュースで見たことがあります。


会場をあとにして4丁目方向に向かうと…自撮り棒を掲げながら歩く姿が、滑稽に見えます。


<5月末は運動会のシーズン>

内地では10月の体育の日に行われるようですが、道内ではほとんどの小学校が5月末から6月初めに行われます。孫娘の通う花園小学校でも、5月30日(土曜)に行われました。父兄の場所取りがよく問題になりますが、数年前から花園小学校では、順番を抽選制にしています。

まず6年生が最後の運動会なので、優先的に1番から6年生の数の番号まで引く(抽選)ことが出来ます。それ以降の番号が1年~5年生に割り振られ(抽選)ます。我が家では、いつも籤運のない孫娘(6年生)が、なんと4番目を惹きました。あとは当日午前6時の開始と同時に、番号順に時間をおいて(走るのは禁止)、目指す場所にビニールシートを張ります。数年前に走って転びけが人が出た反省として、この方法が採用されました。

当日は薄曇りで絶好の運動会日和。校長先生の挨拶や応援合戦等の開会式後は、全学年による大玉送りです。


1-3年生の前では間を転がし、4-6年生では頭上を転がします。


動くものを見るとついぶらしたくなりますが、やりすぎかな?スピード感が出過ぎたかも…


競技名は「ぐるぐるUFOキャッチャー」ですが、大バトンリレーと勝手に名づけました。


3人の息が合わないと…外側がづっこケル…


競技を終えた選手たちが席に戻るところを…


我が家の孫娘は小柄なため、組体操ではいつも一番上。卒業した上の孫娘(現中2)は体格がよかったので、この組体操ではいつも土台役でした。


学年リレーに続き運動会の呼び物、騎馬戦。熱き女の戦い、


闘志むき出しの戦いは延々と1分間続き、ついに引き分けの笛が…


平成18年に、最初の孫が量徳小学校に入学し、早朝からの運動会の場所取りをしたときから、はや9年間。途中量徳小学校の閉校、花園小学校への統合などもありましたが、今年が最後の運動会。一番下の孫も来年は中学生。中学校は運動会がないので、これで爺の役割だった場所取りも、終わりとなりました。運動会がないのはちょっぴりさみしいような、ホッとしたような…複雑な心境です。


次回のブログは「友、遠方より来る…」を予定しています。

友遠方より来る…

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                  <昭和63年1月 融資課で新年会を三浦三崎で行った時…5-6人まだ来ていない>


かつて昭和62年4月から平成元年3月までの2年間、横浜に勤務したことがあります(旧国民金融公庫)。当時40歳代前半で、融資担当課長でした。その時の融資担当調査役(課長代理に近い)として、難件口を担当し、課長を補佐してくれたのが、H氏でした。入庫年次で6年下の彼とは官舎が同じ上大岡アパートで、同フロアーの向かい合わせだったので、家族ぐるみの付き合いでした。

やがて、私は故郷の北海道へ戻り、小樽に定住。彼も故郷の九州へと転勤となり大分県に定住。その後何度か支店長会議などで顔をあわせることもありましたが、退職後は年1回の年賀状のやり取りだけでした。H氏も、この4月で5年間の再雇用期間を終了して、完全退職しました。以前から希望していた北海道旅行を思い立ち、今回来樽したものです。

てっきりご夫婦で来られるかと思いきや、自宅にネコ2匹とイヌ1匹飼っていて、自宅を留守にすることが出来ないとか。我が家と同じで、つい苦笑してしまいました。我が家もネコとイヌを飼っていて、旅行は夫婦そろって行くことが出来ません。ま、それはそれとして、5月26日H氏の強い希望で、リタとマッサンで有名になった余市のニッカウィスキー工場を訪れることになりました。



NHKのTVドラマも何度か見たことがあるとか、JR余市駅前にあるリタロードのレリーフの前で記念写真。


このシーンはTVで見たことがあるとか…


ウィスキーを詰め込む樽の製作過程のパネルを見て、液体を計る単位のバーレルがここからきているのか…納得。(1バーレル=180L)


さらにパネルから、ウィスキー誕生の秘話がここに書かれている。


TVドラマは3月末の放映で終わりましたが、ニッカ工場を訪れる観光客は依然高水準です。外国人特に韓国、中国人が目立って多いとのこと。


ウィスキー博物館に一歩踏み込むや、酒好きのH氏の興味はとどまるところ知らず。


年代物のウィスキーに目が釘付け。


180Lのバーレル樽、


う~ん、たまらんな~、と言う感じ。


待ちに待った、無料の試飲会場に到着。まずは、10年物と17年物のウィスキー水割りの飲み比べ。


水割り2杯目は17年物、格段に美味い、とか…下戸の私には全くわかりません。


試飲会場を後にして、お土産品コーナーで水割り缶ウィスキーを数本購入、今夜の楽しみとか。


このお土産品コーナーでも、中国人の曝買いが目立ちました。一人10万円単位で高級ウィスキーを購入していました。でも飛行機に持ち込めるのかな、他人事ながら気にかかりました。

ともあれ、横浜支店勤務時代を思い出話に花が咲き、楽しい一日でした。あれから27年がたとうとしています。課員のその後の消息が気にかかりますが、全員元気に勤めに励み、あるいは悠々自適の生活を送っているものかと思います。当時を思い出したついでに、ネガファイルを引っ張り出してみましたが、意外にファイルが少ないことに気が付きました。そういえば、めちゃくちゃ仕事が忙しく、休日でもカメラを持って出掛ける余裕がなかったっけ。

第24回YOSAKOIソーラン祭り~大賞に「平岸天神」

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                 <第24回YOSAKOIソーラン大賞に輝いた平岸天神チームの演舞 サッポロビール園会場>



札幌初夏の風物詩である「第24回YOSAKOIソーラン祭り」が6月10日(水曜)から14日(日曜)までの5日間行われました。国内外及び海外の270チーム、27千人の踊り子が、市内20の会場で熱い演舞を繰り広げました。観客動員数は約199万人(前年比+6%)と冬の祭典「さっぽろ雪まつり」(233万人)に次ぐ大イベントになりました。

最終日に行われたファイナル審査で、YOSAKOIソーラン大賞に輝いたのは札幌市の「平岸天神」でした。同チームの大賞受賞は、3年ぶりで、実に9度目です。なおファイナル審査の結果は以下の通りです。

<準大賞> REDA舞神楽(千葉県船橋市)  夢想漣えさし(宗谷管内枝幸町)
<優秀賞> 粋~IKI~北海学園大学  井原水産&北星学園  コカコーラ・札幌国際大学  テクス&祭人  藤・北大&ホンダカーズ  北海道大学・縁(以上は札幌市)  室蘭百花繚乱(室蘭市)  郷人(福島県下郷町)

YOSAKOIソーラン2015の公式HPに各会場ごとに演舞チーム名やおおよその演舞開始時間が載っています。13、14日の土日のいずれかに撮影に行く予定でしたが、13日(土曜)はあいにくの小雨模様、14日(日曜)に撮影に行くこととしました。過去入賞したことのある実力のあるチームを探してみると「サッポロガーデンパーク会場」が目につきました。ここはサッポロビール園内にあって、札幌駅前から札幌ファクトリー線循環バスが20分毎に出ていて、交通の便も大変良いところです。11時からの開演前に着くと、100ほどの椅子席はほぼ満席。何とか最前列を取ることが出来ました。


会場は、サッポロビール博物館の裏側で、大型スーパーario札幌の広場となっています。


「北鼓動なよろ」の動きの激しい演舞。スローシャッターで動感を出してみました。


白い布が流れる雲のようにも見える。


赤・白・黒の衣裳に描かれた巴のマークがとても印象的な「THE☆北海道医療大学」チーム。過去何度も優秀賞に輝いた実力のあるチームです。


赤い衣装は全員女子学生。


白い衣装は全員男子学生。黒い衣装は男女混合のようです。


演舞の最後は内側の衣装に、観客もびっくり、大拍手がわきました。


今回YOSAKOIソーラン大賞に輝いた「平岸天神」チーム。


波が押し寄せるような演舞は、残念ながら水平目線では、感じ取れません。スーパーario札幌の2Fから撮影したかったのですが、正面は二重三重の人垣で、割り込めませんでした。かろうじて後方の大画面でわかります。


演舞後半、踊り子にも熱が入ります。


演舞終了、観客から大拍手が沸き起こりました。さすが大賞常連人気チームです。


ん?外人でしょうか、平岸天神では初めて見かけました。


「AOMORI花嵐桜組」このチームも過去何度か優秀賞に輝いたチームです。1回の演舞中に4-5回の衣装替えがあって、次はどのような衣装が出てくるのか楽しみです。今年のテーマは、県内田舎館村で発見された縄文時代の「古代米」がテーマです。後方緑の踊り子が、俵を担いでいます。


古代米のパネルが出てきました。今流行の田んぼアートです。


4度目の衣装替えです。


ご存知赤ふん軍団の「北海道大学・縁」チームの登場です。早くも観客から大声援です。


サークルを作って、団長?が檄を飛ばします。


演舞後半、男子学生全員が赤ふん姿となります。観客席からも「ワオ~」と掛け声が飛び交います。


演武終了後のこの笑顔、満足感でいっぱいです。


最後に取り上げるのは、昨年のYOSAKOIソラン大賞、そして今年の準大賞に輝いた「夢想漣えさし」チームです。


法被の裾から若い女性の太ももちらりもこのチームならではのこと。


躍り終えた女性の顔がとても美しく見える瞬間です。


ここまでは、いわゆる実力派チームを取り上げてきましたが、このほかにもユニークな衣装やメイクを施し、観客を楽しませるチームがいくつもありました。次回は、上位入賞には至りませんでしたが、ユニークなチームの演舞を取り上げたいと思います。

第24回YOSAKOIソーラン祭り~その2

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               <躍動感あふれる演舞を、瞬間ズーミングで切り取ってみました>



前回のブログでは、いわゆる実力派と言われるチームを取り上げましたが、今回は入賞には届かなかったものの、ユニークなチームや演舞シーンにスポットを当ててみたいと思います。その中で目立ったのが、今回唯一海外からの参加となった台湾の「Time for Taiwan」です。今年の台湾チームは台湾南部にある台南応用科技大学ダンス学科の生徒65名で構成されております。台湾のお祭りの独特な踊りと雰囲気を見ていただきたいです。(「2015YOSAKOIソーラン公式HP出場チーム紹介」による)


先ずは、女子学生による、天女のような舞が目を惹きました。原画をCANONの画像編集ソフトMY IMAGE GARDENでソフト加工しました。


一方男子学生は…仮面ではなく素顔にペイントしています。台湾の武将と言うことです。


天女を守る鬼神のようにも見えます。武将ごとに顔のペイントが異なっています。


その激しい演舞を、スローシャッターで撮ると…


女満別龍舞隊(網走管内大空町) この帽子と黒い衣装だと…「ピンキーとキラーズ」の「恋の季節」を想い出してしまう。


演舞も進んで、午後3時を過ぎると、影が結構伸びてきました。「影が躍る」


夢鼓動大地21(石狩市)の太鼓を中心とした演舞。参加者は多くはありませんが、子供たちの表情が…


前列に控えた女の子の表情がとてもいいね。目の前の観客の中に同じ年ごろの子供数人いて、ついにっこり…「あなたたちも一緒にやってみない?」とでも言っているように見えました。


安濃津よさこいHAPPY ARCHIVE(三重県津市) 赤い髪に赤い鬼の面を付け陣羽織を着て踊るのは、津市の伝統芸能である「しゃご馬」 近年はYOSAKOI演舞の中に地元の伝統芸能を取り入れるチームも多くなり、一層面白くなりました。


RHK egao(札幌市厚別区) 物静かな踊りで衣裳も冷調でしたが、一転…


激しい演舞にそして赤い衣装に変化、見ている方もアッと思いました。


わが母校小樽商大の翔楽舞の演舞、


衣裳も緑から赤に変化しましたが…下が黒の袴と黒の地下足袋、全体的に目を惹かない。もう一工夫企画が必要かな。


長崎大学・突風(長崎市) 胸にさらしの女子学生の奮闘が目立ちました。


北昴(札幌市) 今年初めての出場チームですが、練習の成果があって、いきはピッタリでした。


龍谷大学 華舞龍(京都市) 可愛い女子学生が多いチームでした。



最後はサッポロビール園歴史博物館の建物です。この裏がYOSAKOIソーランの会場になります。

H9年から12年まで3年間札幌北支店(政府系金融機関)に勤務していた折に、このビール園には何度も来ております。内地からの知人友人が来札の折にはよくここに案内したものでした。30分ほどの工場見学の後に、出来立てのビールが試飲できるからです。それも無料で…ともあれ、15年ぶりに見るサッポロビール園は当時と様変わりで驚くことばかりでした。いずれ再度訪れじっくり観察・撮影したいものと思っています。

11月28日を北海道鉄道記念日にしよう

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       <明治13年11月28日日本で3番目の鉄道(幌内鉄道)が、小樽手宮~札幌間で開通、入船町陸橋付近を走る「弁慶号」>


過日、6月20日(土曜)におたるカメラクラブの全紙写真展を見に、市立美術館へ行ってきました。全紙大(ほぼ新聞紙一面と同サイズ)にプリントされた、会員11名43点の写真に圧倒され、当番の方といろいろお話をさせていただきました。その折の、本日小樽博物館本館(手宮館)にて、モデル撮影会と演奏会がある旨聞かされました。料金は博物館の入館料のみとのこと。

当番の方も詳細については不明のようでしたが、無料のモデル撮影会と聞いて、こういうチャンスは滅多にありません。午後1時30分受付開始とのことで、早速カメラ担いで行くことにしました。すでに受付らしきものがあって、撮影会の申し込みをすると…ご自由にどうぞとのことです。館外の中庭では、ウェスタンスタイルのバンドマンが演奏しており、係員が忙しそうにポスター貼りを行っています。

はて、なんのイベントがあるのか、聞いてみると、明治13年11月28日日本で3番目の鉄道が小樽手宮~札幌間に敷かれ開通した日を、北海道の鉄道記念日にしようというイベントでした。やがて館内に保存されている「しづか号」が、扉から顔を出しました。


今年は開通135周年にあたり、それを機に、11月28日を、北海道の鉄道記念日にしようというものです。


このポスターが館内、館外のあちこちに張られていました。

午後2時から式典が始まり、制定実行委員長、観光協会会長(代理副会長)の挨拶が続き、小樽産業観光部長のメッセージが披露されまいた。最後に本日招待されたロリータファッションのお嬢さん6人が紹介されました。


ウェスタンバンドのようです。


式典の様子を、展示されている特急電車の運転席からパチリ。


小樽観光協会副会長小川原氏の挨拶、左扉横。


6名のロリータファッションのお嬢さん方の紹介があって、ご自由に撮影してくださいとのこと…

はて、撮影指導の講師もいなければ、彼女たちをリードする方も見当たりません。アマチュアカメラマンも10人程いましたがほとんどの方が来館して初めて撮影会のあることを知ったようで…数枚撮って、彼らはSLや機関車などの展示物の方へ行ってしまいました。ロリータファッションの彼女たちも、どうしてよいかわからず、三々五々散らばってしまいました。


立ち止まってもらい数枚パチリ、


街路灯を入れて…


この二人組に、転車台・SL保管庫に来てもらいそこで撮影することにしました。


ポーズ等の指導する方がいないので、彼女たちもどうしていいか戸惑っています。

係員にお願いして、彼女たちを全員館内の「しづか号」の前に連れて来ていただきました。ここで撮影することにしましたが、カメラマンは3人ほどで、あとはイベント関係者がコンデジでパチパチでした。


6人全員揃ったところで撮影。


そこを子供が堂々と、われ関せずと横切って行きます。


右のスペースを開けたほうがよかったかも、背景をもっとぼかして…反省しきり。ポートレートは苦手です。


レトロな衣装とSLとの組み合わせ…


う~ん、モデル撮影会は…難しいし苦手です。街角スナップの方がとりやすいかも…


30分ほどで撮影会は終わりとなりました。よくわからないイベントと言うか撮影会でした。無料撮影会ですから文句は言えませんが…、ちょっと消化不良気味でした。




この画像は、撮影年月日は不明ですが、標題の画像の時期と大差ないとのことです。機関車は、当博物館中央ホールに展示されている「しづか号」です。
写真はいづれも、H21年9月13日小樽総合博物館主催「北海道鉄道史探索バスツアー」参加時に頂いた写真のコピーです。
なお、当日の様子については、H21年9月14日付当ブログ「幌内鉄道の遺構をバスで巡る」に詳しく載せておりますので参照してください。

ROCK YOUな小樽商大緑丘祭が行われました

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                       <今年のMiss&Mr.小樽商大は誰の手に…>


あなたと共に創る最高の祭りをと言う思惑を込めて、ROCK YOU祭が6月26日(金曜)~28日(日曜)の3日間、小樽商大構内で開催されました。26日(金曜)は学内関係者のみで、27日(土曜)、28日(日曜)は一般市民にも公開されました。土日はあいにく曇り空で時折小雨の降る天候でしたが、土曜日の27日に行ってみました。事前にFacebookにて、緑丘祭実行委員会が、タイムスケジュールを公表していましたので、11時からのYOSAKOIソーラン演舞に間に合うように自宅を出ました。

当日のメインとなる、11時からのYOSAKOIソーラン演舞、12時からの流しソーメン、午後1時からのMiss&Mr.小樽商大コンテストの撮影は落とせません。そのほか写真部の写真展ほか室内展示等も数多く撮影するつもりです。YOSAKOIソーランの演舞までには多少時間があります。屋外出店のブースも気になります。


ううん?女子学生じゃないよね。胸のふくらみがないもんね、とかなんとか言ってるうちに、餃子+ピーナッツバターソース付買わされちゃった。200円、まいいか。結構これが美味い。


ん?君も男子学生だね。う~ん、遠慮しとくよ。可愛い女子学生なら、食べちゃうかも…。後刻ブースを覗くと「とんぺい焼き」だって、とんぺいってなんだ?「なん」と「しゃ」が入ってりゃ、東南西北…


あれ!売り物のお好み焼きズルしちゃったの?違うってば、ちゃんと買いましたよ。


そうこうしているうちに11時になりました。踊り子たちがステージ前に集合です。


先ずは商大翔楽舞の演舞から始まりました。


札幌市立大学「真花(まなか)」の演舞。


武蔵女子短大「コンサフリーク」の演舞ですが、途中からガラッと変身…


チェアーガールに変身、物凄い動きで、髪が…


サッカーJ2のコンサドーレの応援団です。こんな可愛いチァガールに応援されれば…コンサドーレもっと上位に来てもいいはずだよ。


YOSAKOI演舞の最後は、皆さんご存知の「よっちょれ」です。見物人も巻き込んで全員で輪になって演舞です。外人留学生も鳴子両手に飛び入り参加。


翔楽舞の女子学生、頬の文字が気になります。梵語かな?


商大名物流しそうめん開始まで若干時間があります。再び3号館前の売店ブースを見て回ります。


出店No.1の翔楽舞・アゲアゲ翔楽舞(アイスを揚げパンで包んだ食べ物)の隅で数人の学生が、スマホに熱中。話し合うこともなく、ただただ指を動かし、画面を見つめる。


出店No.17河森ゼミ・お好み焼き屋。右の二人の役割は?ただ見てるだけ?


出店No.20は応援団のブース、ぶすじゃないよ、女性団員が3人もいる。取扱品目は何?


おおっ、いきなり手拍子にエールが飛び出した!メニューを見ると、①応援=Priceless、②スマイル=Priceless、③その他=時価…なるほど仕入原価は限りなくゼロに近いもんね、


出店No.33は輝光寮・甘味処 涼。かき氷、チョコバナナ、綿あめを扱っています。それにしても浴衣の似合う女子学生。写真撮りますというと…ちょっとはにかんだように…

そろそろ12時が近づき、恒例の流しソーメンの時間ですが…物凄い人だかりで、入り込む余地がないほどです。やっと狭い隙間に体をねじ込んで…、流れるソーメンを摘まむのは意外と難しいね。摘まむのに忙しくて、あまりシャッターを押せませんでした。


途中で全部摘ままれて、ここまで流れてこない、


下流の方を見ると…同じく…、紙コップで水路をふさぎたくもなるね。

途中3カ所ほどソーメンを流す供給箇所があるんですが、小さい子供連れ一家が全員樋を箸で塞いでいるので、ここで全部塞き止められてるんですね。う~ん、ソーメンの次はラーメンが、そしてフルーツ類が、最後にキャンディーが流されましたが、あの親子、流されたキャンディーの半分以上をビニール袋に入れていた。下流にも小さい子供が大勢いたのに…、何か不愉快な気分でした。


さて、午後1時のMiss&Mr.小樽商大コンテスト開始まで時間がありますので、3号館内の室内展示やライブの様子を見てきます。真っ先に3Fの写真部の展示室に向かいました。室内には2年生の落合君ともう一人女子部員が当番らしく、見学者に写真の説明やアンケートの依頼をしておりました。彼によると、今年は1年生が15人入部し、2年生3人と合わせると18人で活動しているとか…3年生就活で退部のようです。


307号室では写真部「新人展」が行われています。室内のパネルには、1年生10名ほど計70-80点の作品が、各人ごとに張り出されていました。その中で目を惹いた作品が数点ありました。今年は、8月末からの小樽鉄露展に、1-2年生合同で出品するとのこと。楽しみです。


向かい側の308号室に入ってみました。茶道部「一服亭」です。受付で300円のチケットを買って入室すると、ほぼ満席です。男子学生も数名いるようです。餅菓子が配られ、しばしすると、抹茶がふるまわれます。う~ん、茶道の作法はどうだったかな…


やがて男子学生が器を下げに来て、お替りはいかがですかとと聞かれるも…落着けない、頭が真っ白、はやく退室したい…。浴衣姿の可愛い子を撮るべく入ったはずなのに、気後れして、シャッター切ったのはこの二カットのみ。

気を取り直して214号室のJAZZ研究会の「ジャズ喫茶Caravan」に潜り込みました。入場料300円を支払って、アイスコーヒー付きで…


2曲ほど聞き終えたところで、午後1時になりました。ジャズバンドの皆さんごめんなさい、Miss&Mr.コンテストの方へ…


今年初めての企画となったMr.小樽商大には、5人の男子学生が応募し、Miss小樽商大には2人の応募がありました(標題の画像)。前年まではMiss商大コンテストに5-6人の応募がありましたが、今年は二人だけと少し寂しい状況になってしまいました。翔楽舞の中には推薦したい女子学生が結構いたように思うのですが…

ともあれ、当日の観客による投票と、事前のNET投票及び3名の審査員によって、結果が出ます。そして初代Mr.小樽商大に輝いたのは、経済学科2年のサトシさん、Miss小樽商大には、社会情報学科2年のユイさんが決まりました。


優勝者及び準優勝者には、それぞれ賞品が手渡されました。


無事コンテストが終了し、午後3時近くになりました。ステージ上ではアカペラ演奏が続いていますが、幾分雲行きが怪しくなり、小雨もぱらつき始めました。まだ見てみたいコーナーもありますが、体力も限界に近く緑丘祭をあとにしました。






立てば芍薬、座れば牡丹~旧青山別邸の牡丹・芍薬祭りに

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                <小樽貴賓館・旧青山別邸の玄関ホール、入った途端にその荘厳さに圧倒される>



小樽市祝津の旧青山別邸で行われている「牡丹・芍薬祭り」を見てきました。5月30日(土曜)から7月5日(日曜)までの開催ですが、今年の異常気象の影響もあって開花はかなり前寄りにずれたようです。この期間中に、小樽潮太鼓や、高島越後盆踊り等のイベントが開催されました。6月に入って二日と好天の続かない日が多く、機会をうかがっているうちに6月も下旬となり、やっと26日(金曜)に行ってきました。

案の定、牡丹はすっかり散ってしまい、芍薬もピークは1週間以上も過ぎて、ちらほら見かける程度になってしまっていました。しかし観光バスで訪れる観光客は後を絶たず、次から次とやって来ます。そのほとんどは花を見るよりは、食事を取りに来たようでした。


牡丹のシーズンであれば、右の垣根一杯に咲き並んでいて、観光客を出迎えるはずなんですが…。正面奥が貴賓館と呼ばれる建物、手前の垣根の横に2棟の建物がありますが(画面では見えていない)、旧青山別邸です。


<小樽貴賓館・旧青山別邸あれこれ…小樽貴賓館HPから抜粋>
青山家は明治・大正を通じ、鰊漁で巨万の富を築き上げました。
その三代目娘、政恵が十七歳の時、山形県酒田市にある本間邸に魅せられ大正六年から六年半余りの歳月をかけ建てた別荘が旧青山別邸です。
平成22年、国から登録有形文化財に指定されました。
約1500坪の敷地内に木造2階建てで建坪は190坪。家屋の中は6畳~15畳の部屋が18室、それぞれに趣が異なり、金に糸目をつけずに建てられた豪邸です。当初は鰊御殿とも呼ばれていました。
鰊御殿(旧青山別邸)は、建築費三十一万円、当時、新宿の有名デパートの建築費が五十万円ほどと言いますから、この別荘の豪邸ぶりがおわかりいただけると思います。現在価格で総工費が約35億円と言われる豪邸です。


白、ピンク、赤の花はほとんど芍薬です。


黄色い花もあります。


バッタが顔を出してました。すかさず、レンズ逆付の超マクロで撮りました。


同じく、レンズ逆付による撮影。バックのボケが独特です。


もう一枚、レンズ逆付のマクロ撮影。レンズ逆付にして望遠側で撮ると、ボケの大きい望遠レンズとなりますが…色収差が大きくなります。


これは通常のズームレンズに、センターフォーカスフィルターを使ったものです。


同じくセンターフォーカスフィルターで、モノクロで撮影してみました。


昼近くなると、訪れるお客も増えてきました。


では貴賓館の一部を覗いてみましょう。すでに標題の画像で玄関ホールを見ましたが、これより奥は、食事をする方のみとなり一般の方は入れません。また渡り廊下でつながる旧青山別邸の見学についても別途見学料が必要となります。


玄関ホールの天井部分です。羽目板一枚一枚に絵が描かれています。


正面奥の襖絵は、狩野派新藤尚郁の手にいるもので、江戸中期の画家です。木挽町狩野家二代常信の門人で、主に洛中洛外図の名勝図巻を描く(中央の解説プレートによる)。


玄関ホール横のレストランから庭園が、そのさらに左奥には石狩湾が望めます。


レストランとは反対側には売店があります。小樽貴賓館関連グッヅのほかに、小樽の海産物をはじめお菓子類が置いてあります。さらに売店の奥を見ると…


フォトギャラリーがありました。千住氏はモノクロ写真を主に撮る、道内在住の写真家です。


団体バスの客がかなりの人数で入ってきましたので、庭園に出ることにします。


これは紫陽花のようです。白い蝶が羽ばたいていました。


レンズ逆付で望遠側で撮ってみると…色収差がそのまま出てきてかえって面白い画像になったかな。


北原ミレイが歌ってヒットした「石狩挽歌」の碑が、庭園の一角にあります。


牡丹も芍薬もすでにピークを過ぎていましたが、北海道はこれから紫陽花の季節です。ここ貴賓館の庭園には紫陽花が植えられていてシーズンともなると一面青い花で埋め尽くされます。



第101回小樽商大と北大の応援団対面式が…

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           <団旗を先頭に、商店街を行進する小樽商大第101代応援団 今年は女性応援団員も4名に増えた>



7月5日(日曜)小樽商大と北大両校の応援団の対面式が、小樽市稲穂町のサンモール一番街商店街で行われました。両校の対面式は明治45年から始まり、札幌と小樽で交互に開かれています。途中商大の応援団が団員不足で休部を余儀なくされ、OBの協力の下で平成22年に13年ぶりに復活しました。今年は101回目の対面式となります。

ちなみに両校の応援団の起源は次の通りです。商大応援団は商大の歴史とほぼ重なり、明治44年商大の前身である小樽高等商業学校設立の翌年(明治45年)には結成されました。その年の北海道大学の前身である東北帝国大学農科大学(明治9年設立の札幌農業学校が明治40年に改組)との間で行われた野球の試合を契機に両校に応援団が誕生しました。爾来両校の野球をはじめとする各種スポーツの定期戦を応援するようになりました。すでに100数年を超える歴史を持っています。

午前8時半に小樽商大正門前を出発した応援団は、地獄坂を徒歩で下がり、午前9時にJR小樽駅前の到着しました。ここで下駄上げ式を行い、都通り商店街を経由してサンモール一番街の対面式会場に向かいます。


大勢の乗降客の中で、団長、副団長、参謀の下駄上げ式が行われました。団長の下駄は片方約20kgあるといわれ、これを高々と蹴り上げて、見えを切ります。周囲から大きな拍手がわきます。


先ずは、小樽市民に敬意を表し、都通り商店街でも下駄上げ式が行われます。



サンモール一番街で、北大応援団の到着を待ちます。右の和服は女装した団員です。


野次を書き込んプラカードを持った北大グループがやって来ました。「しゃしゃれ!もっとしゃしゃれ!八十島」「校歌、八十島踊る」と言う文字が目に飛び込んできました。北大の学生の中には「しゃしゃれ!…」を染め抜いたTシャツを着用している姿も…
<注>
八十島云々…は昭和62年小樽商大入学元応援団副団長の八十島忍氏のことと思われます。商大応援団の復活に尽力され、また昨年の第100代応援団記念式典で現役に交じりOBとして演舞に参加されたことを揶揄しているものと推察されます。


副団長に続き、団長が前に出てきました。弾みをつけて高下駄を大きく蹴り上げます。その都度、よいしょ!の掛け声がかかる。う~ん、高さでは北大が勝っているような…

次は、両校の校歌が歌われます。次いで女性団員(商大は女装の男子団員)による、相手団長への花束贈呈です。北大団長への花束は…団長が花束の中のバラをガブリ、ムシャムシャ…そして花束をポイと投げ飛ばします。食べ終わるのを見計らって、北大の女性団員が商大団長へ花束の贈呈です。


商大団長は受け取るや否や、花束をポイ!


北大参謀達による演舞「不知火拳」


商大演舞「胡蝶の舞」


北大演舞「泥棒の拍手」数十年前商大に奪われた金銀財宝を北大3人衆が泥棒となって、塀を乗り越え風呂敷に包んで取り返したというストーリになっています。この演舞も数十年ぶりに復活したとか…


商大演舞「南蛮踊り」昨年かつての応援団OBの指導の下復活した南蛮踊りが、女装した団員によって披露されました。


さていよいよ最大の見せ場である、北大の「挑戦状」商大の「応戦状」の披露です。


巻紙を懐から取り出して…


挑戦状を朗々と読み上げます。その間にも両校からヤジが飛び交います。


商大応援団長が前に進み出て…よいしょの掛け声がかかります。


応戦状を高らかに読み上げます。ここも両校から盛んにヤジが飛び交います。



なんと綱引きの勝負が飛び出しました。その時々で勝負の種目が変わります。数年前はあんかけ焼きそばの早食い競争でした。今回の綱引き1本勝負では、商大の勝利。力自慢のボート部の部員を集めたとか…


十数年ぶりに復活した、両校団長の握手。


両校のエール交換が最後に行われます。対面式は、盛んなヤジの応酬の中無事終わりました。




商大チームは、観客も巻き込んでストームを行いました。

この後は、午後1時から小樽商大グランドにて野球の対戦が行われます。









小樽住吉神社例大祭~舞楽を見る

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           <宵宮祭の舞楽「胡蝶の舞」 伝統的な笙、篳篥(ひちりき)の雅楽に合わせ、優雅に舞う姿は…>



小樽住吉神社の例大祭が7月14日(火曜)~16日(木曜)に行われました。例大祭は市内各神社で行われていますが、水天宮(6月14-16日)、竜宮神社(6月20日ー22日)、住吉神社の例大祭が三大祭りと言われています。中でも小樽総鎮守である住吉神社の例大祭が『おたる祭り』として古くから市民に親しまれてきました。現在では7月下旬の「潮祭り」にその地位を譲った感がありますが…

14日は宵宮祭で、舞楽奉納、魂入れが行われ、四神神輿が渡御します。15日が本祭で、朝から四神神輿が市内各町内を渡御します。夕方には百貫神輿の渡御が行われます。16日は神輿5基の還御祭です。あいにく3日間とも小雨のぱらつく天気でしたが、舞楽を見るチャンスはそう多くはありません。と言うことで、14日の宵宮祭と、15日の百貫神輿渡御を見てきました。なお、住吉神社には4基の神輿と百貫神輿があり、5基の神輿があります。

本殿で参拝する大勢の方々に交じり、最前列でカメラを構えていると…世話役らしき方が声をかけてくれました。舞楽を撮るのであれば、神職の方々や踊り子、雅楽演奏者の邪魔にならないようにすれば、本殿の中で撮っても構わないとのこと。早速本殿に入り込み端に陣取ります。やがて雅楽の演奏に合わせ、神職の方々の登場です。宵宮祭の儀式が始まります。


優雅な曲に合わせて…


神主はじめ神職の方々の登場。神社の職制については不知ですが…結構な人数の方々が神職についているんですね。


神様へのお供え物を…野菜や魚が添えられ、あれれバナナにパインまで…供物にも洋風化の波が来たのかな。


<胡蝶の舞>
雅楽に合わせ踊る姿は、スローモーションを見ているよう。










<豊栄の舞>
衣裳が緑色から、赤と白の組み合わせに、巫女さんの衣装に変わりました。








優雅な胡蝶の舞と豊栄の舞が奉納された後は、神主一同がお祓いを済ませ、これで宵宮祭が無事終わりました。あとは神前に供えられた紅白の餅まきが本殿前で行われます。


本殿内での儀式が終わりました。


氏子総代・世話役による餅まきです。


私も1個いただきました。

この後は、本殿前で四神神輿がお祓いを受け、参道を降りて市内各町を渡御し、午後9時頃お宮入りする予定です。


参道の階段はこのようにして下ります。四神神輿は誰でも担ぐことが出来ます。半纏も神社が貸し出してくれるとか…


三つある階段を降り、屋台の並ぶ参道から国道を横断して各町内へ向かいます。


<住吉町会の子供神輿>
15日の本祭には、各町内で子供神輿も繰り出します。我が家の孫も毎年参加していますが、一番下の孫娘も小学校の6年生となり、今年が最後の参加となりました。


神輿は5-6年生で1基、3-4年生が1基を担ぎ、それぞれ別コースに分かれ町内を回ります。2年生以下幼児たちは車に乗せた神輿を曳きます。


町内及び近隣の商店や企業を2時間ほど回りますが、結構な距離、とてもついて歩けそうもありませんので数軒回ったところで撮影は切り上げました。


<本祭の百貫神輿の渡御>
この神輿を担ぐために、市内はもとより道内一円から担ぎ手が集まります(神輿会所属の担ぎ手に限られます)。まずは本殿でお祓いをを受けた後参道3か所の急階段を降りて、国道前で一時待機します。


いよいよ百貫神輿の出陣です。


2段目の階段も無事おりました。


国道を横断して量徳橋方面へ進みます。


住吉神社前の国道にかかる横断歩道橋から撮影。


道路わきの水たまりに映り込む神輿を…右手5Fの建物が小樽協会病院。


協会病院横の通りに出ました。


どうやらここで一服のようです。


担ぎ手も煙草をふかしたり、缶ビールでのどを潤したりしています。このあと神輿は、一部同じルートを通り、戻ります。


<屋台は子供たちにとっては最大の催事>


参道の両脇には屋台が並び、昔懐かしい雰囲気が…


アニメのキャラクターが並ぶ屋台。


本殿の近くで見知った顔が。安斎市会議員が自ら大なべを振り回し、小樽名物あんかけ焼きそばを作っておられました。


LEDを使ったきらきら光る玩具は子供たちの目を惹くようです。


祭りの3日間晴天続きとはいきませんでしたが、小雨がぱらつく程度でまずまずのお天気でした。

7月20日は海の日~各地でいろんなイベントが…

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             <海の日のイベントとして行われた小樽港マリーナでのオールディーズバンド演奏>


海の日(7月20日)には全国各地で海に関するイベントが行われました。小樽でも、前日の19日(日曜)を中心に、各種のイベントが催されました。小樽築港臨海公園前水域、小樽港マリーナ、フェリーターミナルなどをメイン会場として行われ、そのうち小樽港マリーナとフェリーターミナル会場のイベントを撮っててきましたので、ブログにまとめてみました。

小樽港マリーナでは、オールディーズバンド演奏のほか、フリーマーケット、クルーザー・ボート・ヨットなどの体験乗船も行われました。また本場のモーターボーレースで使用するボートが展示され、iPadによる模擬レース(ゲーム)も行われました。フェリーターミナルの会場では菁園中学校の吹奏楽演奏や新日本海フェリー「ライラック号」の船内公開にに加え秋田の伝統芸能「なまはげ」が実演されました。

<マリーナをバックにオールディーズバンドの演奏>

18日(土曜)~20日(祝日)に小樽運河そばの多目的広場(今年からマリン広場と改称)で開催されている「おたる浅草橋オールディーズナイト」のバンドのうち、9組がかけもち出演でマリーナ特設ステージで演奏してくれました。そのうち10時半からスタートの4組のバンド演奏を聴きました。


「ワイプアウト」の演奏は、かつてのグループサウンドとよばれた曲を披露。懐かしい曲が続きます。


「アパッチ」はベンチャーズサウンドを披露。


中年オヤジのサウンドテクが光ります。


「まなぶヤン」は上川町からのバンドです。バンド名の由来は…聞き漏らしました。和洋ごった煮ロックが得意。


汗をかきながらの熱演です。


「フィナフェテイア」は、タヒチアンダンスの披露です。

<屋台・フリーマーケットのほか室内では…>

屋台やフリーマーケットの出店は例年通りですが、室内ではレースで使用されたモーターボートが展示され、試乗出来ます。


実際にモーターボートレースに使われているボートが展示され、試乗出来ます。


レ-スクィーン(と呼ぶのかな?)に勧められ、レースゲームにチャレンジしてみました。6枠6番の緑に投票しました…1-2周めは1~2番手をキープするも…徐々に下がって、ゴール時は6位で最下位。ウェットティッシュが景品。トップを当てるとロゴマーク入りのTシャツがもらえます。


暑い日にはこれに限る。と言うことで、ソフトクリーム、抹茶&バニラ280円を注文。う~ん、安いがミルクの味が今一つ…


こんな感じ。


気を取り直して、ちょっとレトロ風に…


ホタテが飛ぶように売れていました。


<フェリーターミナルでは、菁園中のブラバン演奏と、なまはげが…>

次にフェリーターミナル会場に向かいました。入ると大勢の人だかり。前が見えない。菁園中学校のブラスバンド部の演奏が行われていました。人が多くて前に割り込めない。エスカレーターで吹き抜けの2Fへ駆け上がります。


ここからなら見渡せます。


演奏に合わせて、パフォーマンスも披露。


1Fでのイベントは菁園中学校の演奏以外はほとんど終わったらしく、秋田、新潟のお土産品屋さんも手持無沙汰な様子。

フェリー船内で行われる「なまはげ」実演を見に行きます。船内4Fのカフェコーナーへ急ぎます。時間があればフェリーの船内も一般公開されているのでじっくり見たいところですが、先を急ぎます。


乗船口への通路。フェリーは時に2隻接岸することがあります。この奥は後方のフェリ-への通路ですが、幾何学模様が美しい。


先ずは青鬼がやって来て、子供たちに迫ります。悪い子はいないか~…


赤鬼が大太鼓を打ち鳴らします。


全員揃って太鼓の演奏。迫力あります。


客席の子供に向かって、飛び出すような素振りを見せます。


なまはげは、TV等でよく見ますが、出刃包丁を振りかざして子供達を追いかけるシーを何度か目にしました。今回の実演では、流派が違うのか、太鼓演奏だけでした。

約30分近くにも及ぶ太鼓の連打、迫力があって、十分多能出来ました。出来ればフェリーの船内見学にも時間を割きたかったのですが…盛りだくさん過ぎて、次回の楽しみとしました。

初夏の道東を訪ねて(1)~広大な十勝の大地

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            <これは遠くからでも目立つ!さすが十勝の大地、初球からホームランコースに…ぶち当たる>



当初6月の中・下旬に撮影に行きたかったのですが、台風の影響や天候不順で二日と好天が続かず、7月7日~9日にずれてしまいました。直前まで出発日が定まらず、当初予定していた宿泊地が、釧路市内では手配できず、釧路から約2時間ほど離れた屈斜路湖半になってしまいました。

宿泊地1泊目の変更に加え、やぶ蚊が苦手で脇道に入れないと言う申し出もあり、当初のスケジュールは四分五裂…まあ道東は何度も訪れているので何とかなるさ、と言うことでまずは出発。高速道で帯広に向かいます。当初の天気予報では、7日(火曜)は曇り一時小雨。でも日高山脈を越えて道東に入ると、青空の広がる好天となりました。最初の目的地である紫竹ガーデンに向かいます。

高速道の帯広ジャンクションで左折して帯広広尾自動車道に乗り換えます。この区間はいずれ広尾までの高速道路になりますが、その間は無料区間となっています。終点の中札内で下車して、紫竹ガーデンに向かいます。何度か通ったことのある道で、広大な十勝平野を進みます。途中で下車し写真を撮っていると、遠方に黄色い牛舎が見えます。赤や青色の牛舎はよく見かけますが…黄色の牛舎とは珍しい。


15mm対角魚眼レンズで切り取ってみると…、反対に望遠レンズで切り取ってみたのが標題の画像です。


延々と続くイモ畑


まっすぐな道路と防風林が続くのも、十勝の風景です。


大きな鳥居があって、中央はお宮でしょうか、農作業小屋にも見えますが…黄色いショベルカーが止まっているし…

こうした田園地帯を走っていると、紫竹ガーデンに到着です。すでに大型観光バスが何台か止まっています。入り口で800円の入園料を払って入ると、いたるところ花また花…


中央奥に見える赤っぽい建物が入り口ゲート・レストラン・販売所になります。園内至る所に休憩用の椅子が設置されています。


園内の農作業小屋ですが、観光客の通路からは見えないようになっていますが、あえて覗いてみると…花々がよく手入れされて飾られています。


花々のコーナーから少し外れて広場に向かうと…トウモロコシが吊り下げられている。はてな?野鳥の餌かな?小動物の餌かな?


野鳥の巣箱もカラフル。


池があって、睡蓮やコウホネが咲いていました。


レストランに戻ると…あの名物社長がいました。売店で購入した紫竹ガーデン関係の本に、サインをされていました。


さて、次は旧幸福駅に行ってみましょう。旧国鉄広尾線(帯広から広尾)が国道236号線に沿って走っていましたが、昭和62年に廃線となってしまいました。本来取り壊されるはずだった駅舎が、NHKの新日本風土記の放映で取り上げられ、有名になった愛国、幸福の二駅は存続されることになりました。


オレンジ色の車両が数台置かれ、駅舎は右奥にあります。


なお、この駅舎も平成25年11月に建て替えられました。旧駅舎の張り紙も取り除かれました。


駅舎の中も以前と同様張り紙がいっぱいです。ピンクの紙は切符を模した大型のカードになっています。


ホームに停車中のオレンジの車両には、香港からやって来たというカップルに出会いました。片言の英語で了解を取って彼女をパチリ。笑顔の素敵な彼女…もっと撮りたかったけれどここは遠慮しました。


駐車場に戻るとバイクにまたがった彼女が…東京からやって来て近郊の農家で短期のアルバイトをしているとか…こちらも爽やかな彼女でした。


今日は何と言う幸先の良い、ラッキーな日と話し合いながら、次の撮影地に向かいました。次は浦幌の常室ダム地です。本当は旧浦幌炭鉱跡地も撮りたいところですが…市内から30分ほど進んで、炭鉱方面に進むと…。ええ!道路が鉄パイプで封鎖されている。看板を見ると、この先の道道は法面工事に着き、当分交通止めにしますとのこと。

ああ、いいことは続かない。では釧路方面に向かい、今夜の宿泊予定地の屈斜路湖へと進むことにします。釧路の手前の大楽毛から国道240号線(通称まりも国道)に入り、丹頂鶴自然公園に寄ることとします。この時期野生の鶴の子育ては湿原の奥ですので、まず目にすることが出来ません。そこで公園に寄ることとしました。


釧路管内音別町手前で、尺別と言う無人駅そばの浜辺に出てみました。


本州でいう「シシウド」に似たエゾノヨロイグサと夏の空。


丹頂公園内は、つがい、親子ごとに金網でエリアが仕切られています。この春生まれたひなで、親から餌を貰っています。


親鶴が餌を探しています。と言っても餌のタニシ、ドジョウなどは決まった場所に置かれています。


園内の管理棟の隅にあったオブジェが目を惹きました。


小一時間ほど園内で撮影し、次の目的地に向かうつもりでしたが…時間を見ると、午後4時を回っていました。宿泊予定の屈斜路湖湖畔の二伏までは約2時間ほどかかります。当初釧路市内泊の予定で建てたスケジュールでは、米町公園、幣舞橋夜景、釧路炭鉱(コールマイン)博物館、回転ずしなごやか亭(北海道三大回転ずしの一つ)での夕食等がすべておじゃんになってしまいました。

これらの訪問・撮影はまたの機会にして、まずはまりも街道(国道240号線)を阿寒湖方面に進みます。阿寒湖の数キロ手前で、右折して国道241号線(別名阿寒国立公園パノラマライン、阿寒縦断道路ともいう)を弟子屈町に向かいます。天気が良ければ双湖台、双岳台から絶景が望めるのですが…


標高が高くなるに従い霧が濃くなってきました。双湖台駐車場で霧の中を行きかう車と浜茄子をパチリ。

<余談>
最近テレビのコマーシャルで「六花亭」の包装紙に描かれている花が取り上げられています。見た方も多いかと思いますが、その花の一つに浜茄子があります。これを「ハマナシ」と発音し、字幕も「ハマナシ」となってました。おや、なんで訛っているんだろうと疑問に思っていました。ところが検索してみると、ハマナスの実が赤い「梨」に似ているので、ハマナシ(浜梨)が本名で、ハマナスが通称であることを知りました。植物学者牧野富太郎が、東北で採取した折に、現地の人が訛って、ハマナスと教えてためであると。う~ん…知床旅情♪にもハマナスの咲くころ…と歌われているのに…

ともあれ、阿寒縦断道路を降りて、弟子屈の町に近づくと霧も晴れ、雲の割れ目から日差しが射してきました。


普段は邪魔な電線も、この場合はいいアクセントになっている気がします。


赤くペイントされた牧舎に夕日が当たって…


道東の旅二日目は、とんでもないハプニングが…詳しくは次回のブログで紹介します。







小樽潮祭り、熱い3日間が終わりました

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           <祭り最終日にメイン会場ステージ前でお宮入りする神輿 担ぎ手によって激しく揺さぶられる>



小樽最大の祭り第49回潮祭りが、7月24日(金曜)~26日(日曜)行われました。この3日間ともあいにく曇り・小雨の天気でしたが、昨年のように激しい降雨で行事が中止になることもなく、無事全行事が終わりました。観客入込数も113万に達し、一昨年(H25)の108万人を上回りました。平成26年は一部行事中止で、数値が把握されませんでした。

この3日間の主な行事は、24日(金曜)が潮ふれこみ、花火第1部打ち上げ、25日(土曜)が89梯団・7000人の潮ねりこみ、26日(日曜)が海上パレード、神輿お宮入り、花火第2部の打ち上げでした。なお同じ期間中に旧手宮線会場で小樽ガラス市も行われました。


<旧手宮線跡地にきらめくガラス…>

今年は地元小樽をはじめ全国から37店舗が出店、各店舗思い思いの作品が展示されました。また日銀通りの入り口には20メートルにわたってやぐらが組まれ風鈴アーケードが作られました。夜間には照明も灯され幻想的な雰囲気を醸し出していました。祭り初日に、ステンドグラスの素材が欲しいという家内とともに、見て回りました。


輝くペンダントの後方に飾られた、ヒマラヤケシでしょうか青い花が目を惹きました。


浴衣姿の方々が目立ちました。


雪あかりの路などの浮き球を製作されている老舗「浅原硝子製造所」の4代目社長の浅原宰一郎さんにお会いできました。後方に展示されている雪山の写真に目を奪われて…「あれは全部山スキーに行った折に私が撮った写真です」とのこと…


左端はキロロの樹氷で、次は利尻富士…冬山スキーが大好きで、ついでに写真撮影をされるとか、しばし写真談義。社長さん、ガラス買わずにすいませんでした。


スポットライトを浴びたガラス小物達、話し声が聞こえてきそうです。


風鈴アーケード、ライトアップでより一層幻想的な雰囲気となりました。


<25日は潮ねりこみ、花園小6年の孫娘も出るとあって…>

祭りメインイベントの一つ、潮ねりこみです。89梯団約7000人の踊り手が、花園町のグリーンロードから会場まで1時間半ほどかけて進んで行きます。花園小学校は、菁園中学校、花園連合町会と組んで、一つの梯団となります。


花銀通りからサンモール一番街へと進みます。


スタートから30分もたっていないので生徒たちもまだまだ元気。


異色のチーム、小樽商大留学生のチームです。浴衣姿にスニーカーは…ご愛嬌と言うことで。


<メイン会場の第3埠頭には屋台がずらり123店舗も…>

圧倒的に食べ物屋の屋台が多いようですが、このところ単価が上がっているのか、焼きそばで5-600円、くじ引きで500円等々小学生の子供にとっては1000円程度の小遣いは、あっという間に消えてしまいそうです。


浴衣姿の親子連れ


削りイチゴ、これが今年は流行っているのかな。あちこちで見かけるし、我が家の孫も食べたいといって、1000円札ねだって買いに走りました。


どうやらこのグループも削りイチゴらしい。


定番のチョコバナナ、


浴衣姿の女シューター


<神輿のお宮入り>

地元小樽の各神輿会をはじめ、遠く東京浅草三社祭の担ぎ手を含め、70の神輿会、約1000人の担ぎ手が6基の神輿で街中を渡御し、午後5時にメインステージ前に集合しました。そして実行委員長の合図のもと、豪快な引き廻しが行われ無事お宮入りが終わりました。


担ぎ手が小樽近郊だけではなく、全道そして東京からも参加していたことに驚きました。神輿を担ぐことに情熱を燃やす方々がいかに多いか…初めてその熱気に触れた思いです。


観客の前で、大きく見得を切る、これが神輿のダイナミックシーン。


ご自分の持ち分は終わったのでしょうか、満足そうな表情が出ていました。


汗で法被までぐっしょり。


<花火大会は自宅の屋上から鑑賞>

潮祭りの花火大会が、それまでは祭り最終日の最後を締めるイベントでした。初日と最終日の2回に分けられたのは、もう6-7年前のことでしょうか。分割の理由は公表されていません。その前年の花火大会が潮祭り始まって以来の大型尺玉が打ち上げられると評判になったことがありました。

にもかかわらず当日は雲が低く垂れさがり、打ち上げられた尺玉が残したのは大きな音だけでした。市内のどこからも花火の姿が見られなかったという事がありました。その翌年から2回に分割されたのです。いわば危険分散でしょうか。それでなくても潮祭りの花火はショボイと言う批判もあったのですが…

確かに初日30分間(約1000発)、最終日40分間(約1500発)の花火は、人口12万の都市規模としては、最下位ランクかも…。ともあれ初日は祭り帰宅途中で手持ち撮影し、最終日は自宅屋上で撮影しました。


帰宅途中浅草橋交差点付近で、花火に遭遇。手持ち撮影するも、周辺の風景撮り込むと、4分の1以下のシャッタースピードではどれもブレブレ。


自宅屋上からの撮影、ルタオのドームがいいアクセントになります。WBを下げれば赤みが抑えられたかも、反省。


打ち上げ位置が固定されているのか、変化に乏しいい写真になりました。街の街路灯や祭りの提灯の明がフレアーとなってしまいました。


わずか40分の花火では、ズーミング、フォーカス移動等の画像は撮れませんでした。


潮祭りを上回る打ち上げ規模の、高島漁港の花火大会や祝津の花火大会に期待です。

初夏の道東を訪ねて(2)~日本最東端の地納沙布岬

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              <ん、これは何だ?最果ての地で出会った珍しいモノに…新型の風力発電らしい>




7月7日から9日まで道東ツアーに行きましたが、今回二日目は、屈斜路湖から根室の先、日本最東端の地納沙布岬へ、そして釧路経由で帯広(泊)までの行程です。当初のスケジュールでは、津別峠の雲海、根室の手前の春国岱、そして納沙布岬を撮影し、浜中町の霧多布湿原、厚岸町の道の駅「コンキリエ」でのあぶり焼きの昼食、釧路市内での撮影(釧路コールマイン・石炭関連の撮影、米町公園、幣前橋夕景等)、そして帯広のホテルまで直行と言う予定でした。

結論から言うと、その予定の半分も消化できませんでした。途中でとんでもないハプニングのために…詳しくは後程述べるとして、朝一番で、津別峠の雲海撮影を予定しています。前日ホテルに確認すると、このところ毎日雲海が出ているとのことです。期待が膨らみます。日によっては10時頃まで雲海が出ているとのこと。と言うことで午前7時からの朝食を取ってからでも十分間に合うはず…

朝3時過ぎに目を覚ましトイレに向かうと、ザックとカメラを背負った数人が出かけるようです。聞くと雲海と朝日を撮りに行くといいます。う~ん、ここは日の出の5時前に現地に行くべきか…しかし同行の写友とは朝食後出発と言う約束。ともかく7時からの朝食を手早く済ませ、津別峠に向かいます。


津別峠の展望台からは、一面霧がかかって雲海どころではありません。やはり日の出前に来るべきだったかと反省しきり。止む得ません、3日目の朝のトマムの雲海テラスに期待です。

スタートからつまずきですが、気を取り直して、弟子屈町から別海町経由で根室市に向かいます。別海町は酪農業が盛んですが、人口の約10倍の10万頭の牛が飼育されています。


途中で見かけたドライブイン、私が釧路に勤務していた折に数回立ち寄ったことがありますが…広い駐車場はいつもガラガラでした。駐車場に大型トラックが何台も止まっているドライブイン程、安くて美味しいという口コミがありますが…


根釧原野らしいどこまでもまっすぐな道と広い大地。


平原にぽつんと木が一本


やっと牛の放牧に出会えた。カメラを構えると何やってるの、とばかりに牛が集まってくる。牛は何にでも興味を示します。

このまま国道243号線を南下すると、霧多布湿原で有名な浜中町と、根室の中間の国道44号線の厚床に出ます。この経路は釧路勤務時代に何度も通っています。途中横槍から左折して近道を通ります。ジェットコースターのような下りを進みますが、両側に牧草ロールがたくさん見えます。


電線もいいアクセントになったかな?


途中の牧場入口で見かけた花、根釧原野で目にするものは牧草や木々であって、花を目にするのは珍しいことです。なんの花だろう、葉はエゾ山桜に似ていますが、花はハナミズキにも似ているし…

国道44号線を根室方向に進むと、やがて風連湖を囲む砂嘴、春国岱に出ます。ここは別名原生野鳥公園とも言われています。国道から100mほど離れたところに鶴の親子が見えました。


最初親子3羽固まってましたが、1羽が右のほうに歩いてゆくと、子がじっと見ておりました。


春国岱は砂嘴との間に橋がかけられ車で渡れますが、そこから先は進めません。この風連湖には子育て中の鶴が何組も見られます。


浜茄子とシシウド(正しくはシシウドの変種エゾノヨロイグサ)が満開です。


看板が朽ち落ちてしまったようです。左側に木造の通路がありますが、通行止めになっています。

さて春国岱で十分撮影し、根室市に向かいます。街中には立ち寄らず、根室半島の最東端納沙布岬に向かいます。岬の数km手前で妙な風車を見つけました(標題の画像)。道の先には見慣れた大型の風車も一基あります。


最初見かけたときは???と思いましたが…

道路側にある小屋(施設)の壁には「風力発電云々」と表示されていました。なるほど、これだと小型で、従来の風車に比べて羽の落下などという事故も少ないし、コストも格段に安くなりそうですが…


道端の湿原にはエゾカンゾウが満開。カメラのフィルターでミニチュア風に加工。

周辺の景色に見とれ、あれこれと話し合っていると、突然がたがたとそろばん道路を走っているような音が…たぶん自衛隊の戦車か農業用トラクターが通ってキャタピラの跡が路面についてなんて、気楽に考え、先に進みました。最東端納沙布岬の灯台です。


日本最東端の灯台。


納沙布岬から約3.7㎞先に、旧日本陸軍が設置した灯台があります。潮が引くと砂地が見えます。これを貝殻島と呼んでいます。

<貝殻島について>
正しくは島ではありません(国際海洋法上)。そのため戦後直後には奥に見える水晶島(平らな島)と納沙布岬の中間に、日ソの境界線が引かれ(いわゆるマッカーサーライン)、貝殻島は日本の領海に入っていました。しかし3年後にGHQが再調査し、貝殻島と納沙布岬の中間(納沙布岬から1.8㎞)にマッカーサーラインが設置し直されてしまいました。当時アメリカ軍は日本の防衛義務を負っていなかったためとも言われていますが、詳細不明。
貝殻島周辺は昔から良質な昆布が採れることで有名です。なんせ目の前に漁場が広がっている訳ですし、一時日本の領海内でしたから、地元漁民は納得できず、1.8㎞先の中間ラインを超えてまででも出漁するケースが多発しました。拿捕、銃撃事件が多発したのも、背景にはかような事情があったわけです。早く北方4島が日本に戻ってきてほしいものです。


はるか彼方には水晶島が見えます。不思議なことにこの周辺の島々は、剃刀で削ぎ取られたように、凹凸がありません。中央付近に監視塔と監視小屋が二棟見えます。


実は、この周辺には撮影ポイントがまだまだたくさんあります。できれば北方資料館にも立ち寄りたいし…それが撮影不可能になってしまうなんて、予想もつきませんでした。いざ車を動かそうとすると、左後輪がパンクのようです。よく見ると、タイヤがバーストしているではありませんか。キャタピラーの跡を、がたがた走っていたと思ったのは、実はパンクだったのです。しかも無理して数㎞走ったために、タイヤが裂けてしまったとわかって愕然です。

とりあえず、スペアタイヤに履き替えますが、バーストしてしまっては修理が不能、早く残り3本と同系のタイヤに取り換える必要があります。早速根室のオートバックスに出向くも、在庫なしとのこと。周辺のタイヤ専門店に架電してもらうも、見つからず、やっと目処がついたのが釧路星が浦のオートバックス。結局タイヤ交換できたのが午後6時過ぎ。厚岸での撮影も、コンキリエでのあぶり焼きも、釧路市内での撮影も中止です。

と言うことで、平成15年7月に訪れた納沙布岬での画像を2枚あげて終わりとします。


今は見られなくなった看板。以前はもっと過激な看板もありました「武力で取り返せ、北方四島!」と言うのも…


かすかに貝殻島の灯台が見えます。


『望郷の地、北方四島、早く戻れ日本に!』祈らずにはいられません。

初夏の道東を訪ねて(3)~富良野・美瑛へ

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            <富良野のラベンダー園は中国語、ハングル、英語が飛び交う、一瞬、外国に来た錯覚に…>



初夏の道東撮影ツアー3日目は、この際何としてもトマムの雲海テラスを見たいものと思っていましたが、天気が良すぎてどうやら雲海が発生していない模様でした。となると津別峠の雲海見逃しが悔やまれます。帯広から国道38号線を札幌方面に向けて走ります。途中の清水町から高速に入り占冠まで行きます。占冠から最後の撮影地美瑛・富良野に向かいます。

帯広郊外に出ると、国道の両側にイモ畑が広がります。さらに進んで清水町に入ると、大きな池と公園が見えてきました。高速道に乗る前に公園内を歩いてみます。


薄い紫の花がどこまでも続きます。


平日の早朝と言うこともあって、人影が全く見えません。何度かこの国道38号線を通っていますが、このような公園があることに気づきませんでした。奥の赤い屋根の建物の方に行ってみると…


休憩所でしょうか、奥の方はゴルフ場のようにも見えますが…


ボート遊びもできるようです。


誰もいない公園、ベンチがぽつんと…絵になります。


奥に社があるのでしょうか、赤い鳥居が二門並んでいました。

清水町の公園内で十分撮影した後は、十勝清水インターから高速道路道央道線に乗り、トマム・占冠方面に向かいます。富良野・美瑛方面は国道38号線でも行けますが、ひょっとするとトマムの雲海テラスが望めるかもしれないからです。と話し込んでいるうちに、トマムインターの出口を過ぎてしまいました。振り返って見ても、天候が良すぎるのか時間的に遅すぎたのか、、雲海が発生していない様子(あるいは消滅)。次の占冠で高速道を降りて、国道237号線、38号線を乗り継いで富良野方面に向かいます。

トマム雲海テラス

星野リゾートトマムHPから 雲海を撮るためには日の出前の4時30分発(時期によって5時発)のゴンドラに乗る必要がありそう。次回に期待です。


富良野市内に入って、まずは富良野マルシェでなにか食べ物を物色です。ここの名物と言えば「なまら棒」です、餃子と春巻きを足して2で割って、揚げたもの、と言えば理解できるでしょうか。


このマルシェが出来た当初はなまら棒を求めて列ができるほどでしたが…


写友がカメラに収めています。一本では、う~ん満腹感は今一つ。


あれれ、こんなガラナもあるんだね、初めて見ました。

<北海道限定 炭酸飲料のガラナ>
内地の方にはなじみが薄いですが、道民にとってはなじみの飲料です。詳しくはブログでも何度か取り上げていますので、そちらを参照願います。2010年12月1日付ブログ「小樽街中散策~キョロキョロ1」最下段9番目に画像および解説があります。


現在の富良野マルシェの道路一本はさんで、「富良野マルシェ2」が新しくできました。中は「マルシェ1」と大差ありませんが…吹き抜けの大ホールがあって、イベントが可能なようです。

なまら棒一本では満腹感が満たされず、結局は近くのコンビニで弁当を買うことになりました。食べた後はまずは富田ファームのラベンダー見学です。


駐車場に、メロンカラーのバイクが、中年ライダーがさっそうと跨いでいました。え!鹿児島から来たって?


ラベンダー畑の方に進むと…これまた奇妙な格好の…モデル?コスプレ?


韓国から来たという二人組でした。


親子連れ、子供がポーズを取って…絵になってますね。こちらも外国の方のようです。


撮影スポットの定番ですが…赤い花がありませんでした。チョイ物足りない。


先程の親子連れにもう一度登場してもらいます。母親も娘もラベンダー色のシャツですね、ラベンダーソフトが美味しそうです。


撮っても撮っても飽きない風景がいっぱいです。さすが1時間も撮影していると…満足感がわいてきます。

時間もたっぷりあります。また絶好の好天、美瑛に足を延ばすこととします。時間が合えばノロッコ号に乗車してみたいのですが…、それはまた別の機会にして、北瑛方面に車を進めます。ケンとメリーの木を素通りして、セブンスターの木に向かいます。名古屋から来たという娘さんたちが、セブンスターの木の前でジャンプしてはパチリしてますが、タイミングが合わないようです。早速しゃしゃり出て声をかけます…


何度かタイミングを合わせてジャンプしてもらいますが…約1名タイミングが合わない。3-4度繰り返してやっと…


美瑛の雄大な景色に見とれて…道産子でも見とれてしまいます。


有名な親子の木です。麦畑に着いたトラクターの跡がいいアクセントになってます。

まだまだ撮っていたいのですが、最後に青い池に向かいます。う~ん、なんと観光客の多いことか、夏休み前だというのに、駐車スペースがほとんど埋まっている。しかも飛び交う言葉が中国語にハングル…


相変わらず青い、当然と言えば当然ですが、


温泉成分に含まれる硫黄の成分が、太陽の光に反射して…

<この青さは、ウィキペディアによると…>
この付近の湧水には水酸化アルミニウムなど、主に白色系の微粒子が含まれており、美瑛川本流の水と混ざることによって分散され一種のコロイドが生成される。水中に差し込んだ太陽光がコロイドの粒子と衝突散乱して水の吸収による青色の透過光が加わり、美しい青色に見えると言われている。


自撮り棒が威力を発揮、


今回の道東初夏の旅は、途中タイヤのバーストと言うハプニングに見舞われ、当初の計画通りに進まなかった点はありますが、絵になる写真がたくさん撮れ、十分満足できるものでした。雲海の撮影については、次回にリベンジしたいと思っています。







ゆかた美人全員集合!~小樽堺町ゆかた風鈴祭り

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                      <洋菓子店ルタオの浴衣の似合う店員さん>




8月8日(土曜)-9日(日曜)の両日、小樽最大の観光街である堺町通りで、第6回「小樽堺町ゆかた風鈴祭り」が行われました。北一硝子、洋菓子店ルタオ、オルゴール堂など小樽を代表する店舗が居並ぶメルヘン広場をメイン会場に、堺町通りを歩行者天国に開放し、色内町の運河ターミナルに至るまでの会場で様々なイベントが行われました。

何分、メルヘン広場は我が家から50mと離れておらず、会場の喧騒が耳に入ってきます。遠慮なく浴衣美人の撮影ができるとなれば…カメラ担いでふらふらと会場周辺をうろつくことにします。まずはプログラムを貰おうと本部席に行くと、全部配布済みで、残ゼロとのこと、う~ん最初から躓いてしまったか。まあ、受付の浴衣美人をパチリして…


すいません、そちらの看板を見てくださいね。いいの、いいの、浴衣美人に免じて…


あれれ、家で昼飯食べてる間に小樽商大翔楽舞のYOSAKOI演舞見逃してしまった。これからスィーツの早食い競争か…


ロールケーキのパッケージを開けるところからスタート、右から3番目の女の子のパッケージが破れない…


スィーツ早食い2回目は、ルタオのケーキ?スタート直後とんでもない作戦が飛び出した。


他の選手がスプーンで食べるところを、手を突っ込んでイッキ食い、あっという間に食べ終わった。結局決勝も同様にイッキ食いで優勝してしまいました。


堺町通りをメルヘン広場から運河ターミナル方面に進むと、風鈴コンテストが行われていました。全国48の工房が製作した風鈴が展示され、道行く人々が気に入った風鈴に1票を投じていました。


さまざまな風鈴が優しい音を奏でています。


道行く人もスマホに収めたり…


おきにいりの一点が見つかったのかな?


さて、私も1票を…


二日間で最多得票を得たのは…エントリーNo.19「わおんぎょ」こもれびがらす工房で、群馬県からの出品でした。


さらに進むと、風鈴がたくさん展示されています。


つい、風鈴に魅入れられちゃいます、あれ日本語がおかしいかも…たぶん暑さのせいでロレツが回らなくなった…


こちらは通常の風鈴の10倍ほど大きなジャンボ風鈴。逆さにしてラーメン入れると大盛りが…風靡を愛でるセンスゼロの私。


風鈴ばかりではなく、少し周辺の店舗や変わったものにも目を向けた見ましょう。


数年前にできた店ですが、何屋さんなんだろうか?お守りと言う文字が見えましたが…


金賞コロッケの店舗がこちらにもできたんですね。元々は大正硝子館製作工房横にありましたが…


最近できた海鮮焼きの店の入り口で、焼いているお兄ちゃんは外人さん。


韓国からのカップルのようです。


ホクレン風土館近くのお土産・雑貨店の名物犬の専務ですね、名物犬の会長はどこに?と聞くと店の奥で休んでますとのこと。


イヌが来たら、今度はネコです。浴衣を着ています。右のお姉ちゃんは韓国人。ネコと記念写真撮ってました。


凄い、気品のあるネコ!ヒゲも長くて立派だ。


そうこうしているうちに、神輿のお宮入りが近づいてきたようです。運河ターミナル方面から、メルヘン広場のメイン会場にやって来ました。


メルヘン広場の会場で、何度も神輿が見得を切って、 無事お宮入りが終了です。


神輿の担ぎ手は全道から集まってきたようで、それぞれの神輿会の名前が披露されました。


いい汗かいてます。


会場の端では、担ぎ手が集まりビールで一服してます。韓国人観光客を交え、片言の日本語で、わいわい、大笑いしています。仲間たちがその様子をカメラでパチリ、この一角が大いに盛り上がっていました。

さてメルヘン広場の特設会場では、ゆかたコンテストの真っ最中のようです。


司会者が、いろいろ質問していました。


笑顔の可愛い浴衣美人。


会場にも浴衣美人が…


最後はやはりこの店員さんで締めたいと思います。


撮影にご協力くださいました浴衣美人の皆さんありがとうございました。


さようならBlue Train~北斗星最後の勇姿

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                 <ブルーの機関車二台に牽引されて走る北斗星 苗穂歩道橋から>



旧国鉄時代の1958年に、東京~博多間を走る「あさかぜ」に初めて青い塗装の寝台特急が登場しました。その後全国を走り回ったブルートレインも、8月22日の札幌駅発着をもってすべてが廃止されました。今年の3月には定期運行が廃止され、4月以降は臨時便として二日に一度運行されていました。

最終運行が近づくにつれ、札幌駅ホームには撮り鉄ファンが押し寄せ、最終発着日の22日(土曜)には早朝から600人が詰めかけたといいます。また上野駅最終出発日の21日(金曜)には約2000人のファンでホームがごった返したとも言います。と言うことで、最終日の22日を避けて、20(木曜)の発着を撮ることにしました。11時15分札幌駅3番ホーム着ですが、激混みが予想され、いいポジションの確保は不可能と思われるので、とりあえず一つ手前の苗穂駅付近で撮ることにします。

<ブルートレインとは~北海道新聞社会面の記事から>
機関車が青い塗装の客車をけん引する寝台特急列車の愛称です。前述のあさかぜに初めて導入されて「走るホテル」として高度経済成長期にビジネスの足として活躍しました。その後新幹線や飛行機、高速道路など交通網の発達で、その役割を終えていきました。北斗星の運行終了で、ブルートレインはJRからすべてなくなりました。なお道内では、牽引する機関車もDD51型の、青い塗装の機関車で、しかも重連牽引です。

さて、苗穂駅から300mほど札幌寄りの歩道橋から狙うことにしました。10分ほど前に歩道橋に着くと、撮り鉄ファンは4-5人しかおらず、自由に身動きできます。やがて定刻から10分ほど遅れて青い機関車が見えてきました。てっきり駅ホームの右側線路を通過して…と思ったら左側線路で、歩道橋の位置からはホームと重なってしまいました。


事前の知識がなかったばかりに…まあ、いいか。高速連続シャッターを切る。その一枚が標題のカット。

あっという間に歩道橋の下を通過、さて反対側から後ろ姿をと思い、鉄橋と保護用金網の隙間にカメラを…あれれ、さびた太いパイプがあって隙間がない。北斗星は行ってしまった。ぶつぶつしゃべりながら苗穂駅から札幌駅へ向かいます。16時12分発(入線は16時3分)までは時間があるし…と思っているうちに札幌駅着です。なんと3番ホームに北斗星がまだ停車中です、ラッキー。


3番ホームに駆け上がると同時に、北斗星は手稲の車両基地へ動き出しました。


後ろ姿もとらえることが出来ました。左2番ホームは手稲・小樽方面への列車です。


やはり3番ホームの先端は、かなりの撮り鉄ファンでごった返しているようです。


北斗星の札幌発時間は16時12分、入選時間が16時3分ですから、時間があるので、地下歩行空間を見てくることにします。この日は、フォトコンサミット in Sapporo「いいとこ撮り北海道2015」なるイベントが開催中でした。詳しくは別途ブログで紹介します。白い恋人の石屋製菓のビル地下で、飴玉つくりの実演中でした。ついつい見とれていて気が付いたら15時50分。あれれ、北斗星の入線(4番線ホーム)まで13分しかない。あわてて戻りますが、4番ホームは混むと思い、一気に7番ホームに駆け上がります。


ありゃ、北斗星入線の一本手前の5番ホームには撮り鉄が数人しかいない、と言うことは4番ホームにも少ないかも…


4番ホームの最先端はごった返していますが中ほどはそれほどでもありません。


先端は5-60人ほどでしょうか。


これでは人ごみを写しに来たようなもので…


最先端はロープで仕切られてます。


定刻に列車は上野駅に向けて発車です。振り子特急とすれ違い。


8月20日に撮影した分については以上の通りですが、2月の真冬に撮影した北斗星がありますので紹介しておきます。


札幌駅は高架になっているので、一つ手前の苗穂駅を過ぎると、登り坂です。結構な斜度を重連で駆け上がってきます。


函館からは雪原の中を走るので…


機関車も客車も、雪と氷におおわれています。


迎える駅員さんも重装備。


客車の窓は氷がへばりついています。


偶然機関車に乗り込む運転士さんを見かけました。普通は車両基地に戻るだけですので、出入りはないのですが…


そして手稲の車両基地に戻っていきます。画像のように撮り鉄の姿はほとんど見かけませんでした。


最後に札幌駅ホーム見かけた北斗星あれこれを取り上げます。


3番ホームに入線する北斗星。写真を撮る人は私だけでした。(H25年5月31日撮影)


北斗星エンブレムの前で記念撮影しているのは、利用客の家族だけでした。


ごらんの通り撮り鉄ゼロ。


札幌駅から上野駅に向かう北斗星機関車。夕陽を浴びて4番線を出たところ、赤電とすれ違うところ。この赤電もH26年8月末で時刻表から消えてしまいました。


なお、最終ランとなる札幌駅を22日(土曜)発車した北斗星が、翌23日(日曜)上野駅に9時過ぎに到着する際には、前日からの泊まり込みも含めて、約6000人のファンがカメラに収めるべく、上野駅に押しかけたという記事が載っておりました。
8月22日の札幌発着の北斗星をもって、JR時刻表からはすべてのブルートレインが消えてしまいました。お疲れ様でした北斗星。

札幌街中ウォッチング~中島公園とチ・カ・ホをうろうろ

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                 <就活中の女子学生でしょうか、偶然目の前を通りかかりました>



前回のブログ「さようならBlueTrain~北斗星…(2015.8.28付)」で、札幌駅着(11時15分)と同駅出発(16時12分)までには約5時間ほどの時間のあることを書きました。この間を利用して近隣のイベント等を見て歩くことにしました。幸い駅前通りの地下歩行空間(通称チ・カ・ホ)では「いいとこ撮り北海道2015」フォトコンサミット in Sapporoが行われています(8月23日まで)。

道内各地の魅力あふれるフォトコン優秀作品約200点を一堂に展示しています。入賞作品を大型パネルに展示し、同時に各市町村の観光案内資料もその場に添えています。また別コーナーでは「日替わりマルシェ」として特産品の即売会も実施しています。『北海道の魅力がいっぱい、旅に出たくなる写真展』です。その様子をまとめてみました。

また8月25日にも札幌に出る所用が生じたので、ついでに中島公園に出て秋の気配を撮ることにしました。なお所用と言うのはFBには詳しく記しましたが、画像を外付けHDDに保存していますが、そのHDDが故障らしく、全画像約20万カットがブロークンしてしまったのです。さいわいHDDの1年の保証期間内ですので、あわてて販売店に持ち込んだと言う訳です。さて順番は逆になりますが、まずは中島公園の小さな秋を探しにから…


地下鉄南北線の中島公園駅で降りて、公園の日本庭園に入りました。奥の日陰に小さな滝がありました。


ツリバナと呼ばれる樹木ですが、秋になると緑の実が赤くなって、外皮が割れます。割れた中から赤い実が4-5個外皮にぶら下がって現れます。道庁前庭池の縁にもあります。


カエデの一部はやや赤みが増えてきました。プロペラのような種が見えます。


日本庭園を出て、菖蒲池沿いに進むと、藤棚の木漏れ日の中をイヌと散歩中の女性に会いました。


ポプラの葉でしょうか、一部黄葉してました。


ハマナスは終盤です。赤い実が沢山なっていました。赤い実はジュースにもなるとか…


白樺の葉は、虫食いの跡が、いろんな影絵に見えるから不思議。


ニセアカシアの葉が、曲線美を示していました。一部に外来種として駆除すべきと言う声も聞きますが…北海道に根付いて百数十年、歌にも歌われるアカシア、なんで駆除なぞ出来ようか、


樹木名はわかりませんが、紅葉が始まっています。


道内も8月中旬までは暑い日が続き、道東の一部では千百年ぶりの暑さとTVで放映されていました。(えっ、そんな昔から蝦夷地に気象統計があったの??)しかし下旬に入ると一転秋の冷涼な気候に変わり、窓を閉めて寝ないと風邪をひく気候になってきました。中島公園の木々もこれから紅葉が進むことかと思われます。次に8月20日(木曜)のチカホでのイベントを紹介します。


これだけ大きなパネルが出ていると、注目度ナンバーワンです。


春夏秋冬4枚出ています。


このような大型パネルが何組も出ていて、市町村ごとに実施されたフォトコンテストの上位作品が張られています。


これは、十勝管内の上位入選作品です。なおフォトコンテストは、各市町村でテーマも応募要領もバラバラです。


ちなみに、小樽市は雪あかりの路のフォトコン入選作品が展示されてました。


入れ代わり立ち代わり、大勢の通りすがりの方が立ち寄って見入っておられました。


私の作品(厳冬の石狩浜、準グランプリ)も張り出されていました。


過日東川町で行われた写真甲子園に参加されたチームのパネルも数校分張り出されていました。


本戦の結果とは無関係に数校分が選ばれ張り出されたようでした。


各市町村の観光案内パンフレット等が置かれていました。


フォトコンサミットの近くでは、石屋製菓の実験コーナーが人気のようで、多くの人だかりがしています。覗いてみると、金太郎飴に似た動物の顔が描かれた飴づくりのようです。茶色、白、赤等の飴が横7-80㎝ほどの長さで積み重ねられ丸められていきます。


積み重ねられて太くなった飴の塊です。この断面を見てもどのような顔(絵)になるのか、判断できません。


丸めて引っ張って、伸ばして細くしていきます。


直径1㎝位になると、カッターで7-8㎜の長さに切り落とされていきます。


見学者に配られた先ほどの飴玉です。写真を撮っていると店員が、それは逆さまです、茶色は羊の角ですよと教えられました。う~ん、よくわかりませんが、結構な労働力と細かな神経のいる作業でした。


次回は、8月28日に行われた「沼田町の夜高(ようたか)喧嘩行灯祭り」「中学同期会」の模様を取り上げる予定です。なお、夜高行灯祭りは北海道の三大行灯祭りの一つとか…

沼田町の夜高行灯祭りを撮りに…

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                  <ヨイヤサーの掛け声で、行灯は前後上下に激しく揺さぶられ…>




8月28日(金曜)に沼田町で行われる夜高(ようたか)行灯祭りを見てきました。この祭りに合わせて、中学校の同期会が沼田町のホロシン温泉で行われました。昨年滝川市で行われた同期会の折に、急きょ沼田町居住のN君から行灯祭りとセットで行いたいとの提案があり、決まったものです。

沼田町の『夜高行灯祭り』は、『しれとこ斜里ねぷた』と『八雲山車行列』とともに、北海道三大行灯祭りと言われています。沼田町の祭りは、町が1974年(昭和49年)に開基80年を向かえたのを縁として、開拓出身者が多い富山県小矢部市の津沢地地区で行われている『津沢夜高あんどん祭り』が町に伝承され1977年(昭和52年)より開催されています。平成18年に写友と観光ツアーバスで一度見に来たことがありますが、今回は時間を気にせずじっくり撮ってくるつもりです。

事前の天気予報でも快晴マークがついているので、小樽から沼田までの道中でも撮影スポットで停車して…風景をと言う心づもりでした。午前10時に出発すれば、沼田までの約130㎞、午後3時の集合までは余裕十分です。当別を抜けるまでの単調な風景に眠気が差して路側帯で休憩…しまった、1時間も眠りこけてしまった。あれれ、天気が曇り時折小雨に変わっている。275号線沿線に撮るものもなくそのまま北竜まで来てしいました。


北竜ひまわり祭りは8月23日(日曜)で終わっており、立ち寄る人もポツリ、ポツリ。開花中のひまわりを見つけてほっと一息。手前の区画は9割方散っているが、奥はまだ3-4割咲いている。


誰が悪戯したのか…


沼田に入る手前で見かけた光景、稲刈りにはまだ早いようですが…田舎育ちの私には、これが心の風景かも、

沼田の市街手前で左折して同期会会場のホロシン温泉に向かいます。受付で行灯祭りのチラシ・同期名簿等を受け取り確認すると、昭和34年3月第12回卒業生は151名(物故者12名)でした。本日の出席者は恩師1名を含め36名です。


先ずは宴会で乱れる前に記念写真を…皆いい爺さん、婆さんになっている。


乾杯の後は感じ、次回開催地代表等の挨拶が続く。


東京から駆けつけてくれた土師さん、会うのは数年ぶりかな、娘さんがロンドンに住んでいて会いに行ってきた…よかったね、
大熊君、原君、見事な頭になったね、


卒業以来50数年ぶりに会った上月君、東京で会社役員をしていて未だ現役…、羨ましいね、


北海道新聞日曜版で、読者の俳句欄の選者「源 鬼彦」君、句会の主宰者でもある。凄いね、俳句の先生とは…


昭和33年頃の母校雨竜中学校校舎。現在は同じ場所に小中一貫校として鉄筋2Fの校舎となっている。


2時間ほどの懇親会は、あっという間に過ぎて、夜高行灯祭りの会場にバスで移動です。メイン会場はJR沼田駅前との商店街の3カ所に設けられ、それぞれの会場で大型行灯のぶつけ合いが行われます。これが「喧嘩行灯」と言われるもので、道内ではここだけで行われています。幹事の努力でB会場本部席横にスペースを取っていただきました(本通り3丁目)。B会場に着くと既に行灯の引き廻しが行われていました。


沼田小学校の行灯です。行灯の周りで小学生が夜高節に合わせて踊っています。


こちらは沼田中学校の行灯


大型行灯が数基集まってきました。全部で15基あって、町内を練り歩いている。

<夜高行灯のサイズ等>
☆高さ7m、長さ12m、幅3m、重さ5トン。
☆竹細工で龍や御所車を型どり、電球を仕込んで和紙を貼り、ロウ引きをして秘伝の色で彩色した、迫力満点の巨大なあんどん。
☆台車の中央部に行灯本体を設置し、本体下部の前後に釣り物と呼ばれる小型行灯がある。
☆この釣り物の小型行灯をぶつけ合いで潰します。

<夜高(ようたか)の起源・由来>
☆もとは越中砺波の福野町で、伊勢神宮から氏神さまとして分霊を受けたときに町民が提灯行列で出迎えたことが起源と言われてます。その後隣町の津沢町に伝承され、それが沼田町にさらに伝承されたものです。
☆明治の中頃になると、福野町・津沢町で、競い合うように規模が大きくなり、高さが11mにも達し、街並みの屋根越しに行灯が見えるところから「夜高」と言われるようになったとのこと。



台車の上では若者が、夜高節を歌い気分を盛り上げます。

<夜高節>
☆1 今年や世が良て 穂に穂がさがるよ
   枡いらいで ささ箕で量る
   サッサドッコイサノサ
   サ ヨイヤサ ヨイヤサ(囃子言葉以下略)

☆2 高い山から 谷底見ればよ
   瓜やなすびの ささ花盛り

☆3 沼田自慢の 夜高あんどんよ
   お月様さえ ささまぶしがる(以下5番まで続く)


台車を囲んで、高張提灯ならぬ高張行燈を持った女性が行燈を回しながら躍る。


行灯のぶつけ合いが始まる前に、記念写真を…この後写真屋さんに集合写真を撮っていただきました。

大型行灯のぶつけ合いは各会場で時間が異なりますが、本通り3丁目のB会場では午後9時から始まります。商工会の行灯と役場の行灯が対決するようです。対決前に本部席前で本戦前の示威行為をして観客の大きな拍手を浴びています。


両者の行灯に取り付けられた龍の飾り物から盛んに蒸気が吐き出され、気炎をあげます。


さらに行燈が左右上下に揺さぶられ…


役場の行灯が曳き棒を高く掲げ、前部の釣り物を潰しにかかります。商工会の行灯は曳き棒を奥深く差し入れ、役場の曳き棒の落下を阻止します。


一度潰しにかかりましたが、再び曳き棒(鎌首)を持ち上げて…


商工会の前部の釣り物は完全にクラッシュしてしまいました。


すかさず、潰された釣り物を交換します。釣り物の予備をいくつか備えているようです。


今度は、商工会の行灯が、役場の行灯の前部の釣り物をクラッシュしました。

1基5トンもある大型行灯同士の潰しあいは、そばで見ていると迫力があります。そのあとも越中おわら踊り等のイベントが続きますが、1回目のぶつけ合いが終わったところでホテルに戻ることになりました。季節は夏とは言え陽が落ちると気温は急速に低くなってきました。既に行灯のぶつけ合いまえに、寒いといってバスに戻った人もいて、9時過ぎには全員がバスに乗り込みました。

と言うことで9時半過ぎに、ホテルでの2次会を欠席して小樽に戻ることにしました。天気が良ければ帰途星空の撮影もしたかったのですが、直行です。

小樽アニメパーティ~歴史の街小樽がカオスに!

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            <かおなしと記念写真を撮る北乃カムイ 撮ってるのはスタッフの一人、スタッフだって…>




去年に続き、第2回目の小樽アニメパーティが、9月5日(土曜)、6日(日曜)の両日行われました。早速実行委員会の公式HPにアクセスしてその概要を調べてみました。するといきなり「コスプレ登録証」1500円「グルメチケット」2000円「メインステージ」2800円と出てきてアイドル系タレントの写真が10人ほど並んでいます。どうやらコスプレーや向けの記事のようです。

さらに会場マップとタイムスケジュール表を見ると「アニメパーティ会場」が6カ所に増え「コスプレ解放ロケーション(何のことか?)」が15カ所もあります。ええ!これではコスプレーヤーの写真をどこで撮ればいいのだろう?続いてタイムスケジュール表を見ると、5日(土曜)は都通り商店街と梁川商店街で、去年と同様なイベントがあるようです。6日(日曜)は、マリンホール(入場券3000円)、運河プラザ、梁川商店街の3か所のようです。小樽水族館でもコスプレ撮影会があるようですが参加券が2500円。

HPからはコスプレやーがどこに集まるのかよくわかりません。要はお金を払って撮影しろと言うことなんだろうか?ともかく都通り商店街に行ってみることにします。痛車が勢ぞろいして、実行委員長の合図でイベントが始まりました。ぽつぽつコスプレーヤーも集まりだし、ファンが盛んにカメラやスマホで撮影し始めました。両日の模様を紹介します。


<北海道のバーチャルアイドルは「初音ミク」と「北乃カムイ」>


うまか棒を食べる北乃カムイ、カムイは自称16歳とか。2次元アイドルなので、3次元の世界ではSihoさんに憑依して活動します。憑依(ヒョウイ)とは、魂が乗り移ることを言います。


梁川商店街ステージでは、小樽アニメパーティ大使の大林宣裕(札幌吉本)とたかはしはるな(2.5次元歌姫)が司会進行します。


北乃カムイは、ネコ耳を持つ仮想空間アイドルで、HBCラジオの深夜番組(と言うより早朝)を担当し、北海道の物産、地域等色々PRに努めている。今年の1月にはCDで全国デビューしている。


大勢のファンが集まってきて…Yea~


自己陶酔の世界、凄いエネルギー。こうしているときが一番幸せかも…


2番目に登場した函館のグループ、主役はこの小さな子供。Yea~!完全に食われてしまった。


紅のブタが水を飲んでいる。鼻が邪魔そう。



<痛車の半分近くは初音ミクの絵が…>

都通り商店街には痛車が20台ほど並びました。その半分ほどが初音ミクを描いたもので、ミク関連グッヅも同時展示している痛車もありました。自動車に限らず、バイクや自転車も見られました。


サイドのイラストは初音ミクです。ナンバープレートもミクにちなんで「39-39」です。かなりの凝りようですネ。


こちらは何のアニメなのでしょうか…


アニメのキャラに扮したコスプレーヤーにTV局が取材中。


ウマが太鼓の達人に挑戦中。


結構な重量級の車にもアニメがたくさん…同時展示されたパネルと並んで記念撮影する人が後を絶たない。


左の黒衣装、見たことがあるね、


そう、そう、去年も目を惹いた痛車、BLACK ROCK SHOOTERでした。モデルになってくれてありがとう。


初音ミク仕様のバイクです。サドルの前にミクのフィギュアがいくつか置かれていて、それを覗きこんでいます。


プリキュアが通りかかり、多くの人が見守っています。


外回りだけではありません。内装までかなりの凝りようです。ピンクの初音ミクです。


あれ!ウマが轢かれた…ん?


<小樽運河では大もてのコスプレやーたち>

アニメパーティの会場が都通り商店街と梁川商店街以外にもあって、計6カ所と言うことは最初にも話しました。6日(日曜)は、このうちマリンホールでは有料のイベントが行われています。また運河プラザでは、漫画家のトークショーや物品販売が行われています。有料施設以外どこへ行けば多くのキャラに出会えるのか全く分かりません。とにかく小樽運河の浅草橋に行ってみることにします。いましたアニメに扮したおおくのコスプレーや達が。運河をバックに写真を取りあったり、観光客とも記念写真を撮ったり…


何のキャラに扮しているのかわかりませんが…


お互いに撮りあっているようです。


お願いして並んでいただきました。


ここでもプリキュアがおりました。中国人観光客に大もてのようです。


中国人観光客が次から次と団体バスでやって来て、彼らは引っ張りだこでした。


ともあれ街起しの一環として昨年から始まったこのイベントですが、公式HPを見ても、実際に見てもよくわからないことが多すぎます。有料のイベントが多々あったようですが、それらの模様は一向に外部に伝わってきません。またコスプレ解放ロケーションなるものは何だったのでしょうか。

15カ所ほど指定されていましたが、わずかに「小樽稲穂小学校」で数人がバスケをしているシーンがFBにあげられていました。天狗山、旭展望台、ホテルビブラント、水天宮、旧小樽商工会議所などの施設でどのようなことが行われたのでしょうか。よくわからないイベントだったというのが率直な感想でした。もう少し整理整頓して、市民に分かるような簡潔なイベントにしてほしいものです。街がカオス(混沌)どころか、こちらの頭の中がカオスになっちゃったよ。

秋の気配が深まる中で~写真展巡り

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                    <後志(シリベシ)高文連写真展の展示作品からの1点>



7月から8月の上旬にかけて異常とも思うほど暑かった日々も過ぎ去り、9月にはいると朝夕の冷え込みも厳しくなってきました。北海道はもう暖房の恋しい季節です。すでに大雪山の黒岳では初雪も観測されました。とはいえ街中の木々はまだまだ緑で、紅葉するのは10月も下旬に入ってからです。

秋と言えば…天高く馬肥える秋、と言われるように収穫の秋でもあり、食べ物が一番おいしい季節です。でもグルメ音痴の私にとって、秋は天高くの通り、澄み切った青空=写真の季節あるいは芸術の秋を連想します。ということで、今回は8月中・下旬から開催されたいくつかの写真展を取り上げたいと思います。さらに次回のブログでは、芸術の秋・アートの世界を取り上げる予定です。


<道内最大の写真展・写真道展作品から>

北海道新聞社が後援する写真道展は、道内では最大の規模を誇る歴史ある写真コンテストです。今年で62回目ですから、昭和28年から開催されていることになります。コンテストは第1部=自由、第2部=観光・産業、第3部=ネイチャーの3部門に分かれ、応募総数5653点、入選数269点です。このほかに学生写真道展も同時開催さてそれぞれ、1214点の応募、入選60点となっています

8月19日(水曜)~23日(日曜)に小樽市民ギャラリーで入選作品(学生部門を含め)及び小樽市内の道展審査会員及び会友の作品が展示されました。


第1部自由の部、左が1席(文部科学大臣賞)の「Endless Love」、アルテピアッツア美唄の安田侃の作品の前で撮影されたものでしょう。


第2部観光・産業の部、左が1席(道展大賞・国土交通大臣賞)の「光の刻」、糠平湖のタウシュベツ陸橋を撮った作品。
<注:タウシュベツ陸橋>
旧国鉄士幌線が廃止され、糠平湖上にコンクリートの陸橋だけが残った。ダムの建設で湖底に沈んだが、冬期間ダムが放水され水位が下がるとこの陸橋が現れる。かなり破損が進みいつ倒壊してもおかしくないといわれている。


第3部ネイチャーの部、左は1席「一期一会 一夏の青春」


右側の全紙大の写真は、地元小樽の審査会員及び会友の写真です。


会友、審査会員の写真です。


学生写真道展の上位入賞作品です。友人・仲間たちを撮った作品が多く、和みます。


千手観音もどきで、学生ならではの作品…好感が持てます。


<第15回鉄路展>

8月31日(月曜)~9月13日(日曜)に第15回目となる鉄露展が行われました。平成25年に、鉄路の遊歩道整備のために一時中断しましたが、再開後2回目になり、すっかり小樽市民の間に「鉄路展」として定着しました。今年は我が商大の後輩「落合」君(2年生)が出品すると聞いており、期待してました。また例年出品している当別町の写真家「坂本」氏の作品にも期待大です。


先ずは鉄路展の案内板です。


落合君の作品、立て看板の表・裏にピン止めされた作品を1枚にしてみました。右上段の海沿いに立つ女性の写真が目を惹きました。


カメラのモニターを見つめる少女、彼女をもう少し中心寄りに、流木と重ならないようにすれば満点かも…。後日落合君と会った際に彼も同様な話しをしておりました。


藤女子大生の写真ですが、アートに近い作品なっています。


例によって壁一面に張られた小樽をテーマにした写真群です。


遠くからパッと見た瞬間に、当別町の坂本氏の作品とわかりました。写真の雰囲気が毎回似ているので、わかってしまいます。内側に回り込んでみると、案の定坂本氏の作品群でした。


鉄路展には多くの写真家が作品を展示しておりますが、この方の作品はふんわり心にやさしく響いてきます。偶然立ち寄ったという大阪のカメラマンも、坂本氏の作品が格段に素晴らしいと誉めていました。


全紙大の作品も結構展示されていて、目を惹きました。


<第10回後志(シリベシ)シニアネット美術展>

後志管内のおおむね50歳以上の方々で組織された会です。年1回<絵画・版画・書><写真><パソコン画><加工写真><文芸><手工芸>の六つの分野を一堂に介して作品展を開いています。


今回の展示グループ以外にもダンス、スキー、パークゴルフ、カラオケ等々さまざまな同好会があるようです。


こちらは手工芸関係作品の展示です。


やはり気になるのは写真です。FB友や小樽の写真界では名の知れた方々も数人おられました。


やはり写真の展示数が最も多いようでした。


パソコン画、加工写真と続きます。


目を惹いた写真たち。


FB友の谷村氏の作品(ラベンダーほか)も数点目を惹きました。


<後志高文連写真展>

後志管内の高校生による写真展です。各高校の写真部・サークルから611点の作品が寄せられたとのことです。全作品が展示されました。最優秀作品や上位入選作品よりも、入選に至らなかった作品の中に、高校生らしい目を惹く作品がありましたのでそちらを紹介します。


各学校別に展示されていますが、これらの中から面白い作品を数点拾ってみました。


いいですね、授業の光景が映し出された3点に、興味がわきました。


一筆入魂と題していますが、逆光のため字が読み取れません。窓側から椅子の上に立って写せば迫力が増したかも…


凄いの一言、このネコの食べ方、迫力十分。メロンを食うネコ、ですね。


被写体は多分友達ですね、ならば渚をこちら向きに走ってもらったら、表情が出てよかったかも。


一番の押しはこの作品。ただしプラス補正するか(バックは飛んでもOK)、内臓ストロボ(0.5ほど-調光して)で顔の表情が出ていれば最高かも。


以上四つの写真展を取り上げましたが、個別の写真についてのコメントは私の個人的な感想ですのでご了解ください。なお次回のブログでは、9月17日(木曜)に銭函の春香山で見てきた「ハルカ山芸術要塞」他を取り上げる予定です。
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