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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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秋の空は妖雲のオンパレード~夕張から美瑛・富良野へ(1)

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例年9月の秋分の日前後に、旭岳の紅葉の撮影に行っております。今年も写友たちの間で、早くから撮影ツアーの話が出ておりました。旭岳は秋分の日前後に初雪が降ることが多く、今年も期待していましたが、なんと例年より1週間も早く、9月の16日に初雪が降ってしまいました。紅葉も予想以上に早く進み、しかも例年以上にきれいな紅葉だと、TV等で放映されました。そういう報道にあせって、撮影ツアーの日程を決めようとしましたが、肝心のビジネスホテルがどこもふさがって取れません。やむなくホテルの手配が出来る連休後の24-25日にセットしました。

大まかなスケジュールでは、小樽~三笠~富良野・美瑛~旭川泊~旭岳~美瑛・富良野~小樽と言うルートです。当日24日は、午前6時半に小樽を出て、札幌の写友を拾って高速に乗る予定です。ところが、高速に乗ったものの、札幌インターで旭川方面に入らず、直進してしまいました。気が付けば、北広島を過ぎて輪厚のパーキングエリアでした。今更三笠方面に高速を乗り換えるわけにもゆかず、次の恵庭インターで降りて、夕張に向かうことにしました。ひょっとして夕張の紅葉が撮れるかもしれないという期待を抱いて…それにしてもお粗末なことで、反省しきり。

話しは戻って、天気予報では、24日は雨のち曇りの、撮影には不向きな予報でした。ところが、札樽国道を走っているさいも、予報に反して青空が出ていました。しかも、秋特有の流れ雲があちこちに出て、絶え間なく形が変化しています。


札樽道を走っていると、石狩湾にこのような雲が現れました。


張碓町の恵比須岩あたりにもこのような流れ雲が…数分で形を変えていきます。

今日は紅葉よりも、妖雲、変雲に恵まれる日かも知れないと多少期待を持ちました。さて高速を恵庭インターで降りて、とにかく夕張紅葉山方面に向かいます。千歳郊外の田園地帯をしばらく走ると、やはり、刻々と変化する雲が気にかかります。道端に車を止めて数カット撮りました。


青い空に、刻々変化する妖雲。ワイドレンズでもカバーしきれないほどの広がりです。


道端の薄紫の雑草が目に留まりました。キク科の花でしょうか?


左側の畑は豆畑ですが…枯れて赤茶けてます。

一旦車は274号線に出ます。この国道は、夕張紅葉山から先、穂別国道、日勝国道と呼ばれ、冬場は難所と言われる日勝峠を経て十勝・帯広に出ます。現在は274号線に沿うように高速道路が出来たので、日勝峠の難所を通る車も減ったようです。話は、元に戻して、三川と夕張紅葉山の間に「滝の上公園」があります。ここには川の浸食で出来た「千鳥ヶ滝」や北海道炭鉱遺産に指定されている「滝の上発電所」などがあります。また紅葉の撮影スポットにもなっています。


川に架かる橋から千鳥ヶ滝の全貌を見ると、川が岩の上を何本にも別れながら流れ落ちています。


橋のさらに先からみると、数段になって流れ落ちる、豪快な様子が見て取れます。

橋を渡り切ってさらに奥に進むと再度橋に出ます。この辺りは紅葉が進んで、逆光に照らされて、とても美しく見えます。


もみじの黄色い葉が輝いて見えました。


ひょいと空を見ると、またまた不思議な雲が見えます。


こちらの雲は、竜が飛んでいるようにも見えます。


川の下流(奥の方)に橋が見えますが、あそこまで行って、再び戻ってきました。空の雲もまた違った形になりました。

いつまで見ても、飽きないほど変化しますが、さらに先に進んでシューパロダム湖(大夕張ダム)に行くことにします。シューパロダムは、夕張川をせき止めた人造湖ですが、近年周辺市町村の農業用をはじめとする水需要の増加で、さらに下流に堰を作り、シューパロダム湖の水面を13mほどかさ上げすることになりました。国道の付け替え工事や、ダム湖をまたいでいた旧夕張森林鉄道の鉄橋(三弦橋)等がこの春にすべて水没してしまいました。


シューパロ湖周辺は紅葉がかなり進んでいます。右下の旧国道452号線も水没しつつあります。


ダムの水面かさ上げで、下半身ダムに埋まった木々が紅葉しています。まさに水中に咲く花と言った感じ。


新しくできた橋と、水中に咲く花、


水中に浮かぶ紅葉、と言ったほうがいいかも…


左にぽつんと見えるのは、釣り人ですが、少し遠すぎましたね。


時間とともにシューパロ湖上空にかかる雲も、妖雲から凡雲になりつつあります。


パノラマで写しとめてみましたが、空の青さに引きずられ、樹木の色が出ていません。

シューパロ湖周辺はすっかり秋の装いになっています。ダム湖に沈みつつあるこれらの樹木も、数年後には枯れ果ててしまい再び色づくことはないのかもしれません。少しばかり惜しい気もしますが、逆に見れば今が撮りどき、再び見られない絶景を写し止めるチャンスかもしれません。高速道路を間違わずに、まっすぐ三笠方面に抜けていれば、出逢わなかった光景、ミスしたことに感謝。だから写真をやめられないのかも…


国道452号線を北進して桂沢湖方面へ、そして富良野方面に向かうことにします。道端のすすきも輝いています。


富良野方面と国道が交わる付近の桂沢湖上空には、これまた奇妙な雲が出ていました。


さて、今回の撮影ツアーの後半、富良野・美瑛、旭岳については後日紹介いたします。

富良野・美瑛を回り旭岳へ~紅葉撮影ツアーその2

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                                          <セブンスターの木 PENTAX WG3によるHDR加工>


前回のブログでは主に、シューパロ湖にかかる妖雲・変雲の類を見てきました。これらの雲も、桂沢湖の怪雲を最後に、夕張山地を超えて富良野市に入ると、まったくと言っていいほど影をひそめてしまいました。富良野市内に入っても分厚い雲は相変わらず出ておりましたが、中天は快晴そのものでした。ここで改めて、今後のスケジュールを見ておきます。富良野と美瑛で撮影後、宿泊地の東川町に向かいます。翌日は早朝出発して、旭岳に向かいます。できれば旭岳の残雪と紅葉を撮影したいものと思っています。そのあと、美瑛・富良野は帰り道になりますので、北瑛で撮影後、小樽に戻るというスケジュールです。

さて、桂沢湖を左に見て、国道452号線を芦別方面に向かいます。名所三段の滝を過ぎると、富良野方面に向かう道道135号線があります。この間コンビニはもちろん、道の駅もありません。唯一ここの三段の滝に駐車場とトイレがありますので、多くのドライバーが、トイレタイム&滝見学に車を止めます。


三段の滝と言われているけれど…どう数えるのか、


狭いうえに、足場が悪いので、じっくり撮影する暇も、場所もない感じ。撮影位置も限られ、毎回同じカットになってしまう。


富良野市内にはってきました。山には分厚い雲がかかっていますが、中天は、雲一つない青空が広がっています。

先ずは、別名「花人街道」と呼ばれる国道237号線とJR富良野線を挟んで平行に走る道道759号線(花人街道に比べ、信号も走行車両も少ない)を美瑛方面に走ります。この759号線を走ると「富田ファーム」に着きます。またこの沿線には観光スポットがたくさんあります。まず中富良野町営ラベンダー園が目に留まりました。ラベンダーはすでにシーズンが終わっていましたが、それに代わる花々が、咲き誇っていました。


花の名前はよくわかりませんが、冬季を除くオールシーズン楽しめるように、早咲、遅咲きの植え方を工夫しているようです。


単に花畑を撮っても、芸がないので、カメラを左右に振ってみました。おお、なんと綺麗な花模様…


次にやって来たのは、富田ファームです。ファームを代表するラベンダーはもう終わっておりましたが、それでもいろんな遅咲きの花々が咲いていました。


遠方の十勝岳付近は大きな分厚い雲に覆われています。


園内の展望スポットには入れ代わり立ち代わり観光客が来ておりました。


遅めの昼食を富田ファームの軽食喫茶で済ませ、次の撮影スポット四季彩の丘に向かいます。


ここは、今や韓国、台湾、香港など東南アジアの国々からの観光客が次々と大型バスでやって来ます。園内を回る観光客の、優に半分を超えている感じがします。園内の表示板も、韓国語、中国語が併記されています。


色とりどりの、畝が美しい。


観光馬車、と言うより観光トラクターの運転手。カメラを向けると、イェ~と合図。このおじちゃんの笑顔が素敵です。

午前中にシューパロ湖で、各写友とも傑作をものにしたせいか、美瑛を回っても今一つ意気込みが見られません。早くホテルに戻って一杯飲もうやと言う雰囲気。本日最後に新栄の丘に向かうことにします。


女子一人旅を見つけました。陽が斜めになりかける頃、彼女はマップを見ています。昔読んだ小説、九鬼素子の「旅の重さ」(S47年映画化)をつい思い出してしまいました。舞台は四国の海辺と美瑛の山の中とのちがいはありますが…


この辺りは女子一人旅が似合います。


と、思っていたら陽気な4人旅の娘さんたちと出会いました。そのうちの一人に演技してもらいました。


4人娘を相手にワイワイガヤガヤ、モデル風ポーズを取ってもらいながら、暫しモデル撮影会となりました。後ろの樹木が、あきれて倒れかかったかな、

と言うことで本日の撮影を、ここで打ち切り、東川町の簡易宿泊所に向かいました。例によって、途中のコンビニで弁当とつまみ類を仕入れて、酒盛り宴会の始まり。幸い宿泊客が少なくて貸きり状態。事前に、じゃらんでビジネスホテルを探した時には、どこもふさがっていたのに…。明日は、旭岳のロープウェー始発6:30に間に合わせるべく、午前4:30に宿泊所を出発です。


午前4時30分、まだ夜明け前。雲海が見えます。


時間が経過し、日の出が近づくと一段と赤みが増していきます。


川面から湯気が出ているのでしょうか、幻想的なシーンに、一斉にシャッターを押す音が響きます。

さて6時少し前にロープウェー山麓駅の駐車場に到着です。6時15分山麓駅の入り口のシャッターが開きました。登山客や写真ツアーの方々が一斉に、ロープウェー乗車券窓口に殺到しました。しかし何という無情さ「ただ今ロープウェー山頂の姿見駅付近は、風速18mの強風です。おさまるまで、発車延期です」とのアナウンス。ええ!上空は晴れ渡り雲一つないのに…

係員によれば、昨夜からの台風17号の影響で、低気圧が上空を移動中らしいのです。なので姿見駅付近では猛烈な強風に見舞われているとのことでした。運転再開の見込みは…今のところ未定とのこと。


山麓駅の横から、旭岳を見ると、こんなにすっきりした天気なのに…

ロープウェーの再開めどが早急には立たない状態では、旭岳の撮影はあきらめざるを得ません。と言うことで美瑛方面に向かうことにします。ゼルブの丘を通り越して、ケン&メリーの木を目指します。日産スカイラインのCFに使われた木です。


大きなポプラの木が一本あるだけです。


収穫を終えた丘に、赤いトラクターが一台走っております。


手前が豆の枯れ枝、奥がからし菜の花


セブンスターの木の近くには、シーズン中開店しているお土産品店と2台の自販機が設置されています。道路沿いの白樺も、裏から見ても美しい。

美瑛最後の撮影地マイルドセブンの丘に向かいます。


ここは何度も訪れていますが、ひまわりがこれほど咲いている光景を見たことがありません。ラッキーの一言です。


右手の方を見ると、一本の白樺(?)がありました。


マイルドセブンの丘には、もう一つ有名な林があります。こちらのほうは、手前の畑の状況や光線の具合から、モノクロにしてみました。

さて、時間はまだ午前9時ですが、旭岳の撮影が出来なかったショックもあって、写友全員意気が上がりません。誰からともなく、小樽に戻ろうかと言うつぶやきに賛成して、撮影は打ち切りとなりました。



第22回小樽写真市展の公開審査を見てきました

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                              <第1部自由の部 推薦作品 「影絵でじゃんけん遊び~グーチョキパーでホイ!」>


10月4日(土曜)に第22回小樽写真市展の公開審査が行われました。例年通り稲穂小学校に隣接する「生涯学習プラザ」で午後2時から始まりました。出品者は、自由に審査を見ることが出来ます。午後2時少し前に会場に入ると、すでに第1部自由の部に応募のあった169点が、机の上に並べられていました。

なお小樽写真市展は、小樽市民による文化芸能向上発展の一助として、小樽市が主催する文化祭の一つです。、文化祭は、その範囲は写真、絵画、書道をはじめ、文化、芸能まで…多岐にわたっています。なお、写真市展に関して言えば、第1部が自由の部、第2部がネイチャーの部です。今回は第1部が160点の応募が、第二部が102点の応募がありました。

審査員は、日本写真家協会の石津聡先生です。審査開始にあたり石津先生から「写真は感性で撮るもの」「感性が良ければ、多少のブレは気にしない」「年々レベルが上がってきて、甲乙つけがたくなってきた」等との感想が述べられました。


先ずは、第1部自由の部から始まります。小樽市内の各カメラクラブの世話役等からなる、審査補助員によって、作品がテーブルに並べられます。


応募者もひと通りどのような作品があるのか見て回り、着席後審査開始となります。


先ずは、上位入賞作品を決めるために、30点前後を、石津先生がピックアップしていきます。


自分の作品が上位候補に入るかどうか、とても気になります。


推薦1点、特選2点、準特選2点がこれらの中から選ばれます。上位5点は一人1点のみ選ばれるので、ここで名寄せがされます。左端は6点選ばれてますが、同一人による作品です。私の作品も2点選ばれました。(左から2番目下段の2点です)


さらに、同一人の重複を避け、この8点の中から上位5点が選ばれます。私の作品、題名「影絵でじゃんけん遊び」も入りました。

最終的に次のとおり上位5点が決まりました。
 ☆推薦 「影絵でじゃんけん遊び」 紅露(正式題名は、「~グーチョキパーでホイ!」が付くのですが、長すぎるという事務局の要請で、カットしました)
 ☆特選 「冬の日」 ほりの
 ☆特選 「光に導かれて」 中町
 ☆準特選 「復興への祈り」 嵯峨
 ☆準特選 「瞳」 山中

さらに、入選作品を決めるために、先に上位候補30点ほど選びましたが、そのなかから一人1点を選んでゆきます。20数点の入選作品も決まりました。

次は第2部ネイチャーの部の審査が始まります。応募102点が机の上に並べられます。先ほどと同様に上位候補として20数点が選ばれます。


第2部ネイチャーの部の応募作品を熱心に見入る応募者たち。


上位入選候補作品が出そろいました。私の作品も2点ピックアップされました。さらに重複を避け、7点にまで絞り込まれました。


上位候補7点の中に私の作品も入りました。

最終的に次のとおり上位5点が決まりました。
 ☆推薦 「夜明け」 嵯峨
 ☆特選 「旭岳の恵み」 鹿戸
 ☆特選 「閉じ込められた気泡」 紅露
 ☆準特選 「金環日食と〇〇…(読み取れませんでした)」 角江
 ☆準特選 「運河のアート」 内田    

第1部と同様な手法で入選が20点ほど決まりました。

すべての入賞・入選作品が決定した後に、石津先生から、上位作品についての講評がありました。まずは第1部自由の部推薦の作品「影絵でじゃんけん遊び」です。


本ブログの標題にした画像です。
<講評>
逆光を利用して人物を黒く落として、シルエットにしているので、画面がとてもシンプル、まさに影絵的。3人同じポーズではなく、中央の人物のみ違った格好。やらせであるとしても、演出が上手く、撮影者の感性が感じられます。おまけにバックに彩雲のおまけつき。


<特選「冬の日」 講評>
警備員の後姿を撮っているが、表情を出さなかったことが、逆に冬の日の寒い雰囲気が出ている。撮影者から、前から撮ると「肖像権の問題」が…と言う意見が出ましたが、石津先生は、肖像権につて、次のように語っておられました。

一般人については「肖像権」は発生しません。肖像権は野球の選手や歌手などのように、自らの姿かたちで収入を得ている場合のみです。ただし、一般人を撮影した場合に、プライバシーの侵害に当たるケースが出てきます。この倍は一言語りかけて撮影の了解を得るのがベターです。


<特選「光に導かれて」 講評>
札幌駅前のニッセイビルの1F、キヤノンギャラリーへ通じる通路で撮影したものですが、左右の明暗差、幾何学的模様で、異次元的な雰囲気を感じさせる作品です。遠方の通行人がいい味を添えています。多少のブレも気になりません。


<準特選「復興への祈り」 講評>
90歳を超える、ギリヤーク尼ヶ崎さんの大道芸ですが、雨粒が映り込んでいてとても雰囲気が出ています。


とここまで石津先生が講評したときに、カメラ(コンデジ)の電池残量がゼロになってしまいました。公表はまだまだ、第2部ネイチャーの部まで続くのですが…画像がないと理解しにくいので、あとは省略します。以下に私の第1部自由の部入選作品と第2部入選作品をあげておきます。

☆第1部自由の部 推薦「影絵でじゃんけん遊び」
写真は、標題のとおりです。9月の下旬に、娘・長女の同級生でもあり、デザインクリエーターである「いけ なつ」さんから東雲町界隈を題材にした写真撮影をしたいのでと協力要請がありました。写真家やモデルすべてを同級生4人が協力するということでした。私の分担は、彼らが撮影・取材する光景をスナップすることでした。このカットは、水天宮の外人坂の下から、つい自分の守備範囲ををはみ出して撮った1枚でした。「いけ なつ」さん、同級生スタッフの皆さんに感謝です。本来らならGET賞金で飲みに…と行きたいところですが、小樽写真市展は、賞状と楯以外何も出ませんので悪しからず…
なお、今回の推薦(市展賞)は、平成10年の小樽写真市展'98で、コンテストなるものに初応募、いきなり推薦(市展賞)を得て以来二度目です。

☆第1部自由の部 入選「真夏の夜のジャズフェスタ」

8月16日(土曜)に第3埠頭多目的広場で行われた「北海道JAZZ 2014 in OTARU」の一コマです。

☆第2部ネイチャーの部 特選「閉じ込められた気泡」

去年の2月、十勝管内糠平湖でキノコ氷を撮影したときのカットです。

☆第2部ネイチャーの部 入選「地球は青かった」

自宅の屋上から15㎜対角魚眼レンズで撮影。天地をさかさまにして地上部分を上にしました。石津先生からは上部(地上部分)をもう少し出してもいいかも、と指摘されました。


なお、上位入賞作品及び入選昨品は、10月31日(金曜)から11月3日(月曜)まで、小樽市民ギャラリー(日銀金融資料館前の小樽文学館内)に展示されます。ぜひ見に来てください。

小樽街中紅葉ウォッチング

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恒例の写団豊友会の紅葉撮影ツアーが、10月25日(土曜)に行われるという、事務局からの通知をいただき、楽しみにしていたのですが…。不運なことに、通院中の協会病院の担当医師から、不整脈の抜本的治療を23日(木曜)に行いますとの通知を受けてしまいました。去年12月の下旬に不整脈で8日間ほど入院治療を行いましたが、今回は手術そのものは簡単で3泊4日の入院で完治するとのこと。今まで2種類の投薬を、1種類で済むようになり再発はまず起こらないとの説明に、不安ながらも、受けることにしました。

そのため、せっかくの紅葉撮影ツアーも参加できませんでした。ならば入院前に小樽市内の紅葉を撮ってしまえということで、10月12日(日曜)には孫たちを連れて天狗山へ、15日(水曜)には写友と朝里宏楽園温泉の庭園、朝里ダム付近を、18日(土曜)には小樽公園及び長橋の苗穂公園を、26日(日曜)には中野植物園に行って見ました。


(1) 孫たちを連れて天狗山へ

この日は10月9日の、テン(10)グ(9)をもじって色んなイベントが行われていました。山頂レスハウスでは、野菜や果物の即売会や、餅つき大会の最中でした。また1周4km程の天狗山スライダーも行列のできるほどでした。


普段は閑散としていますが、今日は順番待ちが出るほど。嫌がる娘たち(孫)を説得して婿が無理やり乗せる一幕も…


展望レストハウス横の撮影スポットでまずは記念撮影。山々が結構紅葉してきている。


小5の孫娘がコンデジで撮った1枚。本人の頭の影が映り込んでいる。


これも小5の孫娘の作品。最上町の霊園ですが、木々が見事に紅葉している。


秋物野菜、果物の即売会、多分市価より安いのでしょうが到着したばかりなので、買わずに見学だけ。


天狗神社境内はすっかり紅葉しています。


山頂右手の展望台兼休息所付近から、市内が眼下に見渡せます。


レストハウス付近の広場からは対岸がうっすらと見えます。右端の木は、天狗桜と呼ばれています。


(2) 朝里川温泉宏楽園と朝里ダムの紅葉を撮りに…

宏楽園の庭園の紅葉が見ごろと言う話を聞き、10月15日(木曜)に写友と撮影に行ってきました。宏楽園は小樽を代表する温泉旅館で、約2万坪の広大な敷地を有し、敷地内に源泉を持ち、代々日本庭園の整備に力を入れ、春には200本の桜が咲き誇り、秋にはエゾ山桜を始め楓類が見事な紅葉を見せます。


庭園内に入る正門とそれに続く塀の脇の見事なカエデが、お客を出迎える。


白いあじさいでしょうか、枯れずに白さを保っています。


花の名前はわかりませんが、ライラックや百日紅にしては背が低いし…枯れかかってもなお美しく咲き誇っています。


枯れ葉の中を、悠々とカラスが歩いていました。


庭園内にはいくつもの池が作られていて、周囲の紅葉が映り込んでいます。


真ん中の大きな緋鯉が跳ねたのでしょうか、大きな波紋が出来ました。

宏楽園温泉の庭園で十分撮りつくし、次は朝里ダムに向かいます。この辺りは北海道新幹線が通るのでしょうか。今盛んに鉄道関係の工事が始まっていて、大型ダンプが、仮設の鉄橋を行き来しています。


工事のめどが付いたら、この鉄橋は取り払われてしまいます。朝里ダムはこの先です。


途中スキー場のペンションが多い地域には、ペンションの周辺は花だらけです。


ループ橋のスタート地点には休憩用の駐車スペースがあります。ダムの下まで散策路があって、散策を楽しむ方々もおられます。


ループ橋を渡って、ダム左手の展望台に上がると、朝里ダムが一望できます。ダム湖周辺の紅葉は赤色が多少濁った感じでしたが、湖面のさざ波が輝いて、とても綺麗でした。奥の建物はダム資料館。


ダム資料館の駐車場から右手のダム湖に沿って散策路が整備されています。


(3) 長橋苗穂公園に紅葉は今一つ…

過日新聞で公園内でライトアップして夜間も市民に紅葉を楽しんでもらう旨の記事が出ました。早速18日(土曜)の午前中に下見に行ってきました。ところが、紅葉したカエデの樹木は資料館のそばに2本あるのみで、あとはエゾ山桜やナナカマドの葉が幾分紅葉しているだけでした。資料館の係員にライトアップされるのはどのあたりが尋ねましたが…、市民団体が実施するそうですが、詳細は聞いておりませんとのこと。う~ん、役所仕事丸出しのような対応に…いささかあきれ返る。


春には、この散策路は桜で覆われるのですが…


資料館横の大広場のそばで見かけました。


さらにアップで撮ってみました。


涙を流す妖怪?何が悲しいのか、大粒の涙を…


資料館裏の1本、日陰をバックに撮ると、とても綺麗でした。

苗穂公園はやはり秋よりも春の方が見応えがありますね。水芭蕉やザゼンソウの大群が花咲き、池の周りにオタマジャクシがウヨウヨ、そして公園全部が桜に包まれる、そんな時期の苗穂公園が大好きです。
☆参考☆
2013.4.26付当ブログ「水芭蕉の咲く頃
2014.4.25付当ブログ「モノクロで見る苗穂公園の春

(4) 中野植物園はまさに紅葉盛り…

小樽市内清水町の中野植物園は、施設の植物園で、開業が明治41年と言うからすでに100年以上の歴史があります。一部遊園地も兼ねていたようで、その名残があちこちに残っています。本当は小学生の孫娘を連れてきたかったのですが、孫は平日で学校に行っているので…


遊具を自分で回して、流し撮り…、孫がいればカメラを持たせて周囲を流し撮りしたかったところ。ではと、カメラを回転台の上に置いて…、あれれセルタイマーがついていない。


樹木の間から陽が差し込むと影もきれいだ。


中年のご夫婦が階段を上って行く。


あちこちに懐かしい遊具が手入れされて設置されている。時折吹く風に枯れ葉が舞い踊る。


アジサイが、ドライフラワーになりかけている。


(5) 病院の窓からは住吉神社が見える…

22日(水曜)から3泊4日の入院となりました。病室ではPCを使うことはできますが、netが使えません。ゆっくり休んで、読書でもと思っておりましたが、窓から南小樽駅から住吉神社に至る道路わきのイチョウが見えます。まさにイチョウが黄葉し、朝日に照らされてとても綺麗に見えます。持参したコンデジPENTAX WG3のHDRアートで撮りまくり。


朝日を浴びて、住吉神社の森は、赤く染まりました。中央に見える道路は参道ではなく、高田幼稚園通じる道です。


イチョウが見事に黄葉しています。HDR加工すると、極端にどぎつくなりますので、幾分補正しましたが…それでも見た目より再度が強すぎますね。


国道5号線から1本山の手側の小路で見かけました。入船市場の裏手にあたります。見事なツタでした。窓までツタに覆われていますが、倉庫のようです。


このほかに、小樽公園でも撮影しておりますが、スペースの都合ですべて載せられませんでした。折を見て掲載したいと思います。

なお、ただいまコメントを受け付けておりませんので悪しからず、ご了承ください。

11月に入り、相次いで写真コンテストの表彰式が…

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                                 小樽市民会議「2015おたるカレンダー」11-12月頁「小樽ゆき物語の始まり」


1日(土曜)には、小樽市民会議主催「2015おたるカレンダー」写真コンテストの表彰式が、また3日(月・祭日)には小樽写真市展の表彰式がありました。すでに前々回のブログで紹介しました小樽写真市展が、10月の31日(金曜)から11月3日まで、小樽文学館内の市民ギャラリーで、入賞作品が展示公開されておりました。展示最終日に、表彰式を行い、その後作品を持ち帰るというものです。

前々回のブログでは、第2部ネイチャーの部の入賞作品をご紹介しておりませんでした。ので、ここに改めて紹介いたします。


左から推薦1点、特選2点、準特選2点です。
☆推薦(市長賞) 「夜明け」 嵯峨秋雄
☆特選(美術館長賞) 「旭岳の恵み」 鹿戸芳之
☆特選(ユネスコ賞) 「閉じ込められた気泡」 紅露雅之
☆準特選(朝日新聞社賞) 「金環日食とベイリービーズ」 角江嘉昭
☆準特選(読売新聞社賞) 「運河のアート」 内田絢子


入選作品に見入る人たち

なお、会場隣の別室にて市展運営委員長の川原静雄氏はじめ各賞を協賛した団体代表が一堂に介し、滞りなく表彰が行われました。なお上位入賞者には賞状と楯が、入選者には賞状が贈られました。副賞等は一切ありません。


ちなみに頂いた楯は、左が市展賞(推薦)、右がネイチャーの部のユネスコ賞(特選)の楯です。なお市展賞は平成10年にもいただいておりますが、まったく同じ楯でした。



さて11月1日(土曜)には「2015おたるカレンダー」フォトコンテストの表彰式が、小樽運河側のホテルノルドありました。小樽市民会議は、1982(昭和57)年、全国各地の日本青年会議所の呼びかけに応じ、組織し、町づくり団体と深い繋がりを持つために発足しました。全国の330もあった市民会議は、ここ小樽のみが現存しています。同カレンダーは、2000(平成12)年に小樽の良さを全国に発信しようと始め、途中休止もありまあしたが、今年で14回目の発行となります。10月中旬に市民会議のメンバーによる選考委員会(本郷正利審査委員長)を開き、審査の結果、6枚の掲載写真を決定しました。


ホテルノルド2Fで行われた表彰式の前に、報道機関にカレンダーが紹介されました。


各自入選作品ページを持って記念撮影。前列右は、市民会議の大渕会長。手にしているのは表紙ページで、金久保兵士郎氏のスケッチ画「小樽和光荘」です。


表彰式の後は、審査委員長本郷正利氏の講評がありました。

1-2月頁 「おもてなし・小樽雪あかりの路」 鹿戸芳之

<講評>「小樽雪あかりの路」が定着し、国内外を問わず多くの観光客が、寒さが厳しいこの時期に来ます。かまくらの中の雪だるまが、暖炉に温まるカップルのよう。心が温まる感じがします。

3-4月頁 「桜トンネルを征く」 貝沼正雄

<講評>水天宮鳥居正面の花園橋での撮影。、小樽の古い町並と桜をコラボして面白い。線路の上に桜のトンネルに見立て、画面の構成に成功している。

5-6月頁 「運河慕情」 太田照二

<講評>この角度からの運河は凛とした表情を見せている。またガス灯にかもめが休んでいるのもいいアクセント。普段の賑やかさがなく、ボートもゆったりと漂い、静かな運河を上手く切り取っている。

7-8月頁 「水すだれ(天神)」 嵯峨秋雄

<講評>小樽市の水道は今年100年を迎え、それを記念し、周辺をライトアップして水管橋を開放しました。スポットライトにより水の流れと森林が浮かび上がり、幻想的で、見学者のシルエットも神秘的な光景となりました。

9-10月頁 「塩谷 徳源寺の秋」 宮尾一美

<講評>
年輪を重ねたイチョウが、寺の門のように秋そのものを表現し、季節感を創出。窓に黄葉した木々が反映し、画面に無駄のない写真となりました。

11-12月頁 「小樽ゆき物語の始まり」 紅露雅之

<講評>深々と降りしきる雪、ストロボの発光撮影で、雪をシャボン玉のように表現しました。ファンタジックな世界に引き込まれそうになる、幻想的な雰囲気も良かった。

講評の後は、会場をホテルの最上階に移し、入選者と、市民会議のメンバー、審査員本郷氏との懇親会の始まりです。


なお入選者6人のうち5人までが旧フォートピアのメンバーでした。写真・カメラ談義に花が咲く。


2015おたるカレンダーは、紀伊國屋小樽店他小樽市民会議事務局(山田町荒幸雄仏壇店)でも取り扱っています(1部800円+送料)。旧小樽在住者や海外に転居されたからも引き合いがあるとか。


 

札幌市内の紅葉撮影に…中島公園へ

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10月25日(土曜)に行われた、私の属する写真グループ写団豊友会の秋の撮影ツアーに参加できず、今年は札幌市内の紅葉撮影はあきらめておりました。10月22日(水曜)から25日(土曜)まで、不整脈の検査・治療で小樽協会病院に入院と言うアクシデント(と言うほど大げさではないですが)のためでした。この間北海道新聞の道央版には、北海道大学の北13条門のイチョウ並木が色づき、見ごろを迎えている、と言う記事が写真入りで出ておりました。退院直後の数日は外出を控えていましたが、我慢しきれずに、30日(木曜)撮影に行ってきました。

紅葉のピークは過ぎつつありますが、何とか滑り込みセーフを狙って、この日1日で、中島公園、北海道庁そして北大のイチョウ並木等の紅葉&黄葉を撮影予定。加えて、来年の3月で廃止が言われているブルートレイン・北斗星の撮影も加えるという欲張りスケジュールです。先ずは午前11時15分札幌駅到着の北斗星を狙います。ついでに午後5時12分発車の北斗星を撮る予定です。なおブルートレインについては機会を改めて、8月末で廃止となった赤電と合わせ掲載する予定です。


<中島公園の紅葉は、ピークは過ぎつつあるものの…ハプニングも>

札幌駅で北斗星の撮影を終えて、地下鉄南北線で中島公園に着いたときはちょうど正午でした。パークホテル側の出口から出てみると、一面黄色いイチョウが出迎えてくれました。幾分ピークは過ぎているものの間に合った。「ばんざ~い」とつい、叫びたくなる気持ちを抑え、夢中でシャッターを切りました。


絶好の撮影日和、地下鉄出口から北の方向・札幌駅方面を望む。


公園内は至る所で紅葉&黄葉、まずは右回りで…日本庭園の入り口付近で何やら…


あれれ、花嫁さんがいる(もちろん花婿さんも…)、手前にプロのカメラマンと衣装係のスタッフがいて、どうやら日本庭園の紅葉をバックに撮影しているようです。花婿さんの寄りかかっている左の門柱には「ペットのフンの始末は…」の注書あるのでカットしました。

声をかけると、香港から結婚記念用の撮影に来ているという。話によれば、式の当日に、その模様を放映するとのこと、またフォトブックとして引き出物にすると喜ばれるとのことでした。そういえば、昨年9月に旭岳の紅葉を撮影に行った際にも、ロープウエーの姿見駅付近で、台湾のカップル&カメラマンが撮影していたのを思い出しました。その時は周辺の観光客も含め、カメラを持っている方はどんどん撮影してくださいと、言われました。今回も声をかけると、プロカメラマンの邪魔にならなければOKとのこと。数カット撮らせて頂きました。


前を歩く方も香港の観光客でした。


まだ赤みが足りないようですが…今年の紅葉はカエデ類の赤みが今一つ足りないような気がします。

さて日本庭園を抜けて、菖蒲池の周りの遊歩道に出ました。


対岸の紅葉をスマホで撮っているようですが…何も中腰にならなくてもいいと思うのですが…


いけに映り込む紅葉もきれい。


豊平館はただいま改装中で塀囲いがされているので、撮影を避け、向かいの広場を見ると…読書しながらスナック菓子をつまんでいるのでしょうか。カラスがおこぼれ狙って寄ってきました。


菖蒲池のそばでは、秋の風景を描く人たち方たちのサークルでしょうか。そのうちの一人が「あれ!あそこに新郎新婦がいるよ」と指差しました。


カップルの後ろにはカメラマンがいて、ポーズに注文を付けているようです。付き人がその都度飛んできてドレスを直していました。


いけに映り込んだ画像では、これが一番きれいかもしれません。正面がパークホテルで、隣はマンションのようです。

さて菖蒲池の周辺から一旦音楽ホール「キタラ」の方に向かいます。キタラの先にはイチョウ並木があります。同じ公園内でも日当たりや温度に差があるのでしょうか、この辺りのイチョウはかなり葉が落ちてしまってました。行きつ戻りつして撮影スポットを探していると、またもや出会いました。


幸せそうなカップルに、幸多かれと祈ります。


さらに公園内をふらついていると、バスから降りた中学生の団体でしょうか、先生に引率されながら、キタラの方に向かうのでしょうか。

撮影スポットを探しましたが、紅葉のピークを過ぎているせいでしょうか、これはと思う紅葉がみつかりません。と言うことで、中島公園に隣接する幌平橋寄りの護国神社に向かいます。去年はここ護国神社入り口のカエデがものすごくきれいだったことを思い出したからです。


護国神社の少し手前にある伊夜日小神社(=弥彦神社)の境内に、綺麗なカエデを見つけました。普通に撮ると、暗い部分が多いのでカエデの色が飛んでしまいます。ここは大幅にマイナス補正です。


七五三の幟が目立ちますが、平日の昼なので散策者が数人いただけでした。去年は鳥居の辺りに色鮮やかなカエデが何本も見られ、撮るのに待ったのですが、今年はいい色が出てないみたいです。


お昼もかなり過ぎてきました。空腹感に追われては撮影意欲がなえてしまいます。次の撮影地、北海道庁&カフェテラスと北海道大学に向かうことにしました。なお道庁と北大の紅葉については次回アップいたします。

中島公園の紅葉については、当ブログ2012.11.17付「札幌市内紅葉見て歩き」も合わせご覧ください。


札幌市内の紅葉撮影~道庁と北大へ

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                                         <北大のイチョウ並木を撮るカメラ女子>


中島公園内を一通り撮影したら、午後を大きく回っておりました。腹が減っては戦が…のことわざ通り、まずは腹ごしらえです。再度地下鉄で札幌駅へ向かい、同庁に通じる地下街の飲食店で遅い昼食を済ませました。そして、道庁内に入る前に、つい最近完成した「赤レンガテラス」前の広場に行きました。正式には「札幌市北3条広場」と言うのですが…

なお、「赤レンガテラス」と言うのは、平成26年8月28日にオープンした三井不動産のオフイス・商業複合施設の『商業施設部分(1~5F)』を言います。このビルと北3条通りを挟んだ向かいのニッセイビル(このビルも平成21年11月オープン)の間の広場を「札幌市北3条広場」と言います。ここ北3条通りは、車両が通行しておりましたが、赤レンガテラスのオープンに合わせ、車両を交通止めにして、レンガ・石畳風の広場になりました。この広場の両側にイチョウ並木があります。ややピークは過ぎましたが、斜光に照らされ、黄金色に輝いていました。


もっと大勢の通行人観光客を取り込みたかったのですが、時間帯が悪かったようです。赤レンガテラス完成以前は、車両が通行できました。今は、散策はもちろん、休憩できるように木製のシートベンチ風になっています、暖かい日には、ここで昼食を取る姿を目にします。


赤レンガテラスの店先で見かけましたが…はて!珈琲の焙煎機械なのでしょうか?目盛かゲージを調整しているようです。


さて、道庁内に足を踏み入れ、池のほとりを見回すと、例年に比べて彩が今一つかな。でも池に映る紅葉を眺めていると気持ちが落ち着いてきます。


緋鯉が1匹、人の気配を感じたのか浮き上がってきました。


池の周囲を回って、吹き出し口の近くまで来ました。


道庁向かいのニッセイビルが映り込んで、ゆらゆら、とても幻想的でした。


反対側の池を見ると、紅葉した木が数本見えます。そこは毎年きれいな紅葉が見られる撮影スポットです。奥に赤い服を着た人がいるような…ぐるっと回り込んでみます。


家族で紅葉や道庁をバックに写真を撮っている方々がおりました。香港から来た人方で、木々の紅葉が珍しいとか、赤ジャケットの男性がモニター画面を見せてくれました。北海道の秋を楽しんでくださいと、片言の英語で挨拶。


次いで訪れたのは北大のイチョウ並木です。イチョウ並木は、北13条門から工学部校舎へ続く約400mほどの道路わきに並んでいます。北13条門へは地下鉄南北線で札幌駅の次ですが、正門から歩いてもそれほどの距離ではありません。途中の風景を撮りながらイチョウ並木方面に向かいます。その前にいつも気になる撮影スポットがあります。正門横のJR側の小道を往くと左手マンション(企業のアパートかも)隣に瀟洒な庭を持つ別荘のような、料亭のような建物があります。


低い塀越しに庭を覗くと…手入れが十分とは言えませんが、紅葉が綺麗で、平屋の建物にはいつも白熱灯が灯っていて、暖かい雰囲気が伝わってきます。ここを通るたびに、どなたかの邸宅?それとも寮?あるいは、ベンチ・テーブルが置いてあることもあって、不思議に思っておりました。


正面に回ってみると「博多ぶあいそ別邸」と言う料理店でした。表門の左手に、メニューが表示された大きな立て看板がありました。


さて正門横の駐車場出入り口から、キャンパスを南北に走るメインの通りを、イチョウ並木のある方向に向かいます。クラーク会館前の広場の木々の影が長くなってきました。


通りはすっかり日陰になって、さすが日が陰ると肌寒く感じます。


理学部と北大生協中央大食堂の間の路を西の方に進むと、今は立ち入り禁止となっているポプラ並木があります。食堂横の小さな広場には枯れ葉がいっぱい。夕日を浴びて、赤く輝いているカエデが目立ちました。画面左奥がポプラ並木に通じています。


理学部の学生さんでしょうか、自転車を止めて教室に向かうようです。サドルにスカートが引っ掛かって…、赤い自転車に、赤いスカート、さらに赤いマフラーと、なんとおしゃれな学生さんなんでしょう。なお、ポプラ並木はこの道の奥です。


奥の建物は教育学部でしょうか。陽が陰ると、紅葉の彩が今一つ…


理学部博物館の前にカエデの木がありますが、一本の木にも関わらず、枝によって葉の色が、黄色だったり、赤だったりしています。


やっとイチョウ並木の前に来ましたが、陽がかなり傾いてきて、影がかなり伸びています。この最奥が、北13条門になります。

この道路の両側に約70本のイチョウが並んでいます。11月の1日(土曜)と2日(日曜)には、このイチョウ並木を車両通行止めにして、歩行者に開放し、午後4時半から9時まで並木のライトアップが行われる予定です。イチョウ並木の両側に薬学部がありますが、現在両側共に工事中で、大型ダンプカーがひっきりなしに出入りしています。


工事中の薬学部は白いパネル塀で覆われていますが、パネル塀には北大構内の代表的な建物の写真がパネル張りにされています。黄色いじゅうたんの上を自転車が走ります。


生協大食堂前のベンチで専門書を読む学生。


午後4時半を過ぎて、陽はすっかり影ってしまいました。時間があればもっと撮影していたいところでが…。5時過ぎに東京行きのブルートレイン北斗星がJR札幌駅に、入線してきます。と言うことで、急いで札幌駅に向かうことにします。


小樽商大応援団第百代記念式典を見て

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先月12日(日曜)に小樽市会館にて、小樽商大応援団第百代記念式典がありました。応援団OB、大学関係者、北海道大学応援団や商大OB&OGに市民など約300人が式典に駆けつけました。

商大応援団の起源は、ほぼ商大の歴史とほぼ重なり、明治44年商大の前身である小樽高等商業学校設立の翌年(明治45年)には結成されたといわれています。その年の北海道大学の前身である東北帝国大学農科大学(明治9年設立の札幌農業学校が明治40年に改組)との間で行われた野球の試合を契機に両校に応援団が誕生しました。爾来両校の野球をはじめとする各種スポーツの定期戦を応援するようになりました。すでに100年を超える歴史を持っている訳です。

ただ、平成19年には団員不足から活動休止に追い込まれましたが、応援団OBの尽力もあって、平成22年3月に復活し、翌年23年には第97大応援団長として、初めて女性団長が誕生しました。全国でも初の女性応援団長誕生のニュースは、各種新聞、マスコミで取り上げられ、一躍小樽商大応援団が脚光を浴びました。現在では二人の女性団員を含め20名の団員が、さらに5名のマネージャがいるそうです。そして今年100代目を迎えたわけです。

式典実行委員長である前年の99代応援団長堀井隼人氏の挨拶、商大学長和田健夫氏の挨拶、さらに北大104代応援団長笹瀬達也氏の挨拶が続きました。白装束の参謀が大きな扇子を両手に進行役を担います。この辺は、北大との対面式と同じです。


第100代応援団 参謀 鈴木智哉氏 華麗な舞を見せてくれました。


演武「胡蝶の舞」応援団OBも参加して舞っております。

応援団の演舞には、先ほどの「胡蝶の舞」「雲竜型」「南蛮踊り」などいくつかあります。次に紹介する「南蛮踊り」は団員の中で女形が躍るユニークなものです。昭和中期までは、男女共学とはいえ、全学生の99%が男子学生でした。ですのでこの南蛮踊りも男子団員が女装して演舞したものでした。そのためかいつしかこの「南蛮踊り」が躍られなくなって、今年31年ぶりに復活したのです。

今年女性団員が2名加わり、そのうちの1名は、小樽市内M飲食店の娘さんです。この店に来店する応援団にあこがれ、商大に入学するや即入団したとのこと、TV新聞等で話題になりました。


左赤い着物がM飲食店の娘さん。右は女装した団員。(当初OB団員と記しましたが、現役の団員との指摘があり、訂正しました。お詫びいたします)


演武「南蛮踊り」の始まりです。31年ぶりの演舞です。

この演舞の指導のために、昭和39年の応援団で女形を務め、南蛮踊りを北大との対面式で演舞された、Watanabe Katuhiroさんが、数日前に来樽、このお二人を指導されたとのことでした。Watanabe氏(FB友で、ローマ字綴り)は島根県大田市居住で、遠路式典に出席のため、また演舞指導のために来られたというから驚きです。


Watanabe氏の指導の甲斐あって、スムーズに演舞が出来たようです。南蛮踊りの舞の由来については不詳ですが、今では日本の踊りのようにも見えますが、70年前、80年前には、外国・東南アジアの珍しい舞踊だったのでしょうね。

<H26.11.25「南蛮踊り」の由来について追記>
Watanabe氏から南蛮踊りの由来にかかわる口上についてご紹介がありました。
『頃は元禄14年、ポルトガルより伝わりて、二代目中村歌右衛門これを脚色し、将軍家に献上せしより数百年、流れ流れて北海道、北海道は小樽市の小樽商大に伝わりし、これぞまことの南蛮踊り』 


もう一つ「雲竜型」と言われる演舞です。中央で演舞するのは、100代副団長森弘樹氏です。長髪、ひげ伸び放題のバンカラ風で登場です。司会によれば、演武のつど熱が入りすぎて、扇子が壊れる…とぼやいておりました。果たして今日の演舞は…


鼓手長の打つ太鼓に合わせ演舞が進みます。左奥に女性団員が見えます。


扇子の中骨(なかぼね)がすでに普通ではない…


かろうじて扇子とわかるかも…


殆ど飛び散ってしまった。


熱のこもった迫力の演舞、


右手の扇子は影も形もない…、左手の扇子も中骨が壊れかかっている。


式典も後半終わりに近づいてきました。100代応援団長による「檄」文の読み上げです。片足20Kgと言われる下駄を高々と持ち上げる、これも見どころです。


数歩前面に出て、懐から巻紙を取り出し、口で結び目を切り、巻紙を広げ、左に放り投げます。


檄文を高々と掲げ、独特の節回しで読み上げます。


式典の最後は商大、北大両校のエール合戦です。先に北大の団旗長が演舞に入ります。これだけの大きな旗を振り回すのですから、相当な腕力が必要かと思います。




北大寮歌「都ぞ弥生」に合わせて観客席のOB達も肩を組んで合唱です。

  <北海道大学 明治45年度寮歌 都ぞ弥生>
 ☆都ぞ弥生の雲紫に 花の香漂ふ 宴遊の筵
  尽きせぬ奢りに濃き紅や その春暮れては移ろふ色の
  夢こそ一時青き繁みに 燃えなん我胸思ひを載せて
  星影冴かに光れる北を
  人の世の 清き国ぞとあこがれぬ (二番以下略)


最後は小樽商大のエールです。小樽商大 寮歌「若人逍遥の歌」

  <小樽商大 寮歌「若人逍遥のうた」>
 ☆琅かん融くる緑丘の 春曙を逍遥へば
  浪漫の霞に街沈み 風悠久の言葉あり
  瀾朶の桜吹雪つつ あわただしくも逝く春の
  伝統古き学舎に 展ける海の果てしなき(二番以下略)


若人逍遥の歌で式典は終了です。


この後は、会場を地下1Fの「小樽桜坂」に移して現役学生と市民・OBとの懇親会が行われますが、残念ながた周囲に知人友人が見当たらず、出席せずに帰宅しました。素晴らしい式典でしたが、ただ一つ残念だったのは…歴代の団長も、舞台上で一言挨拶があってもよかったかな、と思いました。とりわけ、商大応援団を全国に知らしめた、第97代初の女性応援団長牧さんの姿を見かけなかったことが心残りでした。



さようなら、ダイヤから消える赤電&青電

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                                       <桜満開の頃 花園橋から赤電を 必殺縦流し撮り>


ここ数年のJR北海道は、レールの異常放置やデーターの改ざん、隠ぺいなどが日常的に行われ、次々と、トラブルや不祥事が多発しました。国土交通省の指導の下、経営の抜本的見直しを迫られ、JR東日本の支援を受け経営陣を大幅に刷新したことは記憶に新しいところです。安全性の立て直しと言う名目のもと、SLニセコ号をはじめ、各地のSL運行が今年限りで打ち切りとなりました。やむえないことかもしれませんが、SLファンとしてはさびしい限りです。なお、SLについては、後日取り上げる予定でおります。

ダイヤから姿を消すのは、SLだけではありません。効率化、近代的車両の導入で、古いものが姿を消すのも淋しいものです。今年の8月末には、711系統の電車、いわゆる赤電が姿を消しました。鉄道マニアでも、撮り鉄でもないので、車両について詳しくありませんので、間違っていたらごめんなさい。711系のこの電車は「赤電」と呼ばれ、旧国鉄時代に製作された車両です。2ドアのために、通勤時の混雑に対応できず、最新型の電車(733系)にとってかわったわけです。

一方効率化の波は、ブルートレインと言われる青い車体の長距離寝台車にも、押し寄せてきています。時代の変化に対応できなくなってきたといえば、それまでですが、数年前には東京駅発着のブルートレインはすべてなくなりました。わずかに上野発着の北斗星を残すのみです。この北斗星も来年3月のダイヤ改正を機に姿を消すといわれています。


<札幌勤務時は、よくこの赤電を通勤に利用しました>

政府系の金融機関に勤務していたことは何度か紹介しましたが、平成9年から12年の3年間と平成14年から17年までの3年間の都合6年間、JRで自宅のある南小樽駅から札幌駅まで通いました。なので朝8時台のこの赤電をよく利用したわけです。4座席のボックス型シートで、確か青いコーデュロイ張りのシートだったような記憶があります。コンパクトカメラで車内を撮影した記憶があるのですが…ネガを探しても見つかりませんでした。


南小樽駅は、どういうわけか両方のホームに同時に車両が入ることが多いのです。反対側の1番ホームには銀ネズの車体の電車が入ってきました。


吹雪の日はこんな感じです。

当時は赤電はもちろん、電車にそれほど興味を持っていませんでしたので、滅多に電車を撮ったことがありません。赤電の画像も殆どありません。今年の春ごろに、FB上で赤電が8月一杯でなくなると言う話を聞いて、あわてて撮りに行ったのですが…。桜が満開で、量徳橋の上から、桜と赤電、いい被写体になると思って数十枚撮って、モニターを見たらモノクロ撮影だったという、初歩的な失敗もありました。


桜咲くころ、水天宮手前の花園橋付近から、流し撮りしてみました。10カット近く撮影しましたが、縦流しはピントが難しいですね。シャープネスをかけてやっと上の写真程度でした。


夜の9時過ぎに赤電撮りに行きました。南小樽駅の量徳橋からカメラを構え…、う~ん、夜だと赤電なのか銀ネズの電車なのか、今一つはっきりしません。赤電は、日中撮影すべしと言うことですね。

10月5日午後2時頃、小樽駅で偶然赤電711系のさよなら団体列車を見かけました。ホームで見かけた瞬間、あれ、ダイヤから消えたはず!と思いましたが、よく見ると「ありがとう711系電車」と言う文字が見えたので、ファンのための団体列車であることがわかりました。赤電と言ってもあずき色に近いようです。


小樽駅の裕次郎ホームに入線していました。


ボディにはこのようなプレートが掲げられていました。


皆さんマニアなんでしょうね。


本格的な撮り鉄は、カメラ機材一式を担いで乗り込んでいます。


<東京勤務時は、ブルートレインをよく利用していました>

昭和46年から58年まで、東京の本店調査部に12年間勤務しましたが、昭和40年代は、飛行機の利用はまだ高値の花でした。夏休みや冬休みのつど、上野~小樽間を20時間ほどかけて帰省したものでした。往復とも、ブルートレインを利用しました。上野~青森間がブルートレイン・寝台車の『ユウヅル』や『ハクツル』を、青森~函館間を約4時間ほど連絡船を、函館~小樽間は『特急北海(小樽回りで札幌終点)』、のちに北海が廃止され千歳線経由の『北斗』や『おおぞら』になりました。今となってはとても懐かしい思い出です。ただし記憶があいまいで、間違っているかもしれません。


DD51と言うジーゼル機関車2台に牽引されて、午前11時15分札幌駅3番ホームに入ってきます。


厳冬期は、車体が凍って、まるで冷蔵庫から出てきたみたいです。


窓にもツララがこびりついいています。


機関車はかろうじて3番ホームぎりぎりに停車します。


10分ほど停車したのちはいったん手稲の車両基地に回送されます。


隣の2番ホームの電車は小樽方面行です。


手稲の車両基地で清掃され、午後5時過ぎに再び戻ってきます。


午後5時過ぎに、東京・上野行き寝台特急「北斗星」として4番線に入ってきます。


5時12分北斗星は札幌駅を出ます。偶然前方から小樽行きの赤電が入ってきました。(H21.4.19 PM5:14 撮影)


正式には大阪行き寝台特急「トワイライトエクスプレス」はブルートレインではありませんが、何分機関車が2台とも、北斗星と同じDD51のブルーなので…機関車の連結車両の寝台車を覗く機会がありました。

赤電も青電も、そして黒電(SL)もダイヤから消えてしまうことになりました。次回以降に、今シーズン限りとなったSLニセコ号を取り上げる予定です。

小樽アニメパーティで街興しを~その1「街にあふれるアニメコスプレ」

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                                 <漫画の世界から抜け出してきたような衣装に身を包み…>


全国一人口の高齢化が進んでいるといわれている小樽市、街を元気づけようと、市内中心部の4つの商店街が合同企画した「小樽ANIME PARTY」が、11月29日(土曜)、30日(日曜)に開催されました。メイン会場を、梁川商店街会場、都通り商店街会場、サンモール一番街会場、花園銀座商店街会場の四つに分けて設け、それぞれアニメにちなんだ多種多様なイベントが繰り広げられました。

先ずは、小樽駅に着くとホールの一角に「小樽ANIME PARTY」の宣伝広告コーナーが設けられ、無料パンフレットやチラシが手渡されます。


カメラを向けると、すかさずポーズを取ってくれました。

小樽駅を出て、駅前の国道5号線を渡ると、メイン会場の一つ「都通り商店街」にぶつかります。周囲にはすでに、アニメらしき衣装に身を包み、スーツケースを曳くファンがあちこちに見られます。午前11時から都通り旧ゲオ店前で開会式が行われます。すでに大勢のファンやコスプレーや達が集まっていました。


小樽市長や主催団体の商店街理事長の開催の挨拶が始まりました。


報道機関も取材に来ています。手前から、小樽市広報広聴課、小樽ジャーナル、北海道新聞小樽支社ほかテレビ局も来ています。

さて、都通り商店街会場のイベント開催店舗(旧レンタルビデオ店ゲオ)に足を踏み入れると…どこを見ても、アニメ、アニメ、一部著作権の関係からでしょうか撮影禁止のコーナーもありました。


このパネルは撮影OKでした。


所狭しとフィギュアが並んでいます。


周囲に防護用の透明ビニールシートがまかれていましたが、かえっていいボケを演出してくれています。


代々木アニメーション学院と小樽商業高校の、自作のアニメ展示パネルが何衝も立ち並んでいました。


ここは有料でアニメ衣装を貸してくれるコーナーです。カメラ向けたら、ポーズ取ってくれましたが、本当は奥を覗きたかったんですが…、ああダメですよね。


二階は有料パンフレット購入者用のコーナーで…途中面白いモノ発見。ただの消火器じゃないかって?ナイスボディなポスター見て燃え上がった頭を冷やせという意味に取ったんですが…


さて、次の会場サンモール一番街に移動します。


こちらの会場では、本日はこのようなスケジュールになっています。


すでに特設ステージでは、ライブが始まっています。ローカルアイドルが次から次へと出てきます。カフェのメイド姿の「ももくる」、花園銀座商店街の喫茶「コロンビア」の2Fで、メイドとして出張出演するということでした。


こんなかわいいメイドさんに出してもらうコーヒーはさぞおいしいことかと…コロンビアには行きませんでしたが…


本命登場です。ローカルアイドルとして有名な「北乃カムイ」、ネコ耳を持つ仮想空間アイドルで、HBCラジオの深夜番組(と言うより早朝)を担当し、北海道の物産、地域等色々PRに努めている。


「おは羊蹄山」「ありがトウキビ」等、トークの最中に盛んに北海道の名産名所が出てくるんだニャ~。


iPhoneで撮影するファンも多い。


う~ん、ユニット名は…


次々登場で、覚えられない…


まだまだアイドルのライブが続くようです。


特設ステージ前の若者たちが手を振ったり、リズムに動作を合わせてたり…


笑われようが、周囲の目は全く気になりません。


白い馬が盛んに首を振り回して…


外人さんだって負けていません。自分撮り用のカメラを付けたステックを放うりだして…


仲間が笑おうが…もう自己陶酔の世界です。本日の一番は、この外人青年でしょうね。大いに会場を盛り上げてくれました。


この後は、都通りに展示された痛車(いたしゃ)を見にゆきましたが、スペースの関係もありここでは全部取り上げられません。数カットをあげておきます。残りは次回に続きます。


ボデーにペインテングされているのは、ご存知札幌発の仮想空間アイドル「初音ミク」の冬バージョン「雪ミク」です。では手前のピンクの髪の女の子は?テレビ朝日で放映され大人気となった「プリキュア」です。実は中身は男の子と言うから、これまた驚きです。

<痛車(いたしゃ)とは…>
ウィキペディアによれば、車体に漫画・アニメ・ゲームなどに関連するキャラクターやメーカーのロゴをかたどったステッカーを貼り付けたり、塗装を行うなどして装飾した自動車である。日本発祥のオタク文化(取り分け二次元美少女系)と密接に結びついたもので、萌車(もえしゃ)とも呼ばれる。
痛車とは「見ていて痛々しい車」という意味からきた俗語であり、恥ずべき行いを「痛い」と表現する俗語に由来するものである。イタリア車を意味する「イタ車」の語感に掛けた洒落であるとも言われる。


これは、小樽の街中を疾走する痛単車(痛バイク)、バイクのボディ、フロント、ヘルメットに初音ミクが描かれている。


なお次回、その2では、さまざまな痛車及び、梁川商店街会場で行われた「最終兵器彼女」のパネル展の様子、ガンプラ展示、新選組二番組隊長永倉新八のひ孫によるトークショウの様子等を取り上げます。永倉新八は小樽で余生を過ごしております。

小樽アニメパーティで街興しを~その2「小樽は絵になる町」

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前回のブログでは、都通りに配置された痛車の一部を見てきました。約20台ほどの車が、ボディの両サイドはもちろんボンネットやトランクにまで様々なアニメが描かれ、マニアのオタクぶり…中にはフェラーリと思しき超高外車のボディにアニメが描かれびっくり仰天です。果たしてこれで街中を走って、だいじょうぶなのかって…余計な心配をしてしまいました。対向車として走ってきたら、目を奪われて、ハンドル操作がと、要らぬ心配をしてしまいました。ともあれ、続きを見ていきましょう。


午前11時、痛車が全部勢ぞろいしました。


子供は、緑色の髪の毛の初音ミクを見て、突然怖がって大泣き。ママは苦笑い。初音ミク嬢もどうしていいか戸惑っている。


突然泣き出すとは、思ってもみなかった。


このワゴン車、サイドの絵もかなり魅惑的ですが、ボンネット上に、ヘルメットとフイギュアーが数体置かれています。


かなりセクシーなフィギュアーがいくつも並んでいて、通行人の目をくぎ付けにしていました。


その部分を拡大してみると…


サイドのドア付近には、このような魅惑的なイラストが描かれています。胸か小さいのが気になるけれど、


よくわかりませんが、こういうアニメがあるのでしょうね。


あっと驚く…ちょっと古かったかな。描かれたアニメに驚いたのではありません。見ていた見学者の中から、これって、フェラーリーだ!と言う驚きの声が上がったからです。車に疎くても、フェラーリーが超高級外車だということは知っています。


ギターを弾く彼女、


センターフォーカスフィルターを使って、馬上の武将に焦点を当て、さらに瞬間ズーミングしてみました。



さて、都通り商店街を少しふらついて、次の梁川商店街会場に向かってみます。


前回標題に使ったコスプレーヤー達ですが、読売新聞の記者にインタビューされています。


彼女はキツネの扮装をしているのかな?どうやら、韓国ドラマの「僕の彼女は九尾狐(クミホ)」のようです。ちなみにクミホとは韓国古来の妖怪で、2010年に韓国SBSテレビで、ロマンチックドラマとして放映されました。


う~ん、わかりません、


千と千尋に出てきましたね、


刀を差しているところを見ると、新選組の隊士かな?


梁川商店街に入ると、都通りに比べて幾分人通りが少なくなりますが、旧ゲームプラザの会場内には結構人が集まっています。この会場では、二日目のイベントとして、ビンゴ大会、ミニ四駆大会、永倉新八ひ孫のトークショウ、最終兵器彼女のパネル展、ガンプラ展示などが行われています。入り口右側に最終兵器彼女のパネルが展示されています。残念ながら、そのアニメは、題名こそ聞いたことがありますが、ストーリーを知りませんでした。

<最終兵器彼女…概要>
☆高橋しんの漫画、小学館の漫画雑誌「ビッグコミックスピリッツ」で2000年1月から2001年10月まで連載された。その後単行本化、ビデオ、映画化もされた。
☆北海道のある街(小樽が舞台となっている)で暮らすシュウジとちせ。ちせは以前から好意を持っていたシュウジに告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まり、二人は静かに愛を深めていく。
しかし、ある日、謎の「敵」に街が空襲される。戦火から逃げるシュウジが見たのは、腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やし「最終兵器」と化して敵と戦うちせの姿であった。戦争が激化していくにつれ、ちせは力が暴走していき、肉体も精神も人間とは程遠いものとなっていく。壊れていく世界。壊れていく愛。シュウジはちせを連れて街を出る。(ウィキペディアから)


最終兵器彼女に関する本、ビデオ、フィギュア等


展示された映像に見入る人たち。


日和山灯台から見た高島岬、水族館等が描かれている。左が漫画に描かれたもの、右が実際の写真。


ここは旭展望台、


小樽駅も出てきます。


その隣には、ガンプラ展示コーナーです。花園町の光模型店が出店しているようです。


これだけ並ぶと、壮観です。


詳しくないのでわかりませんが…格好いいですね。




さて会場内の奥にはすでに、数名の方が着席して、永倉新八のひ孫によるトークショウの開始を待っています。永倉新八が新選組の隊士であることは知っておりましたが、小樽に居住していたことを知ったのは数年前のことでした。


最初にスライドに映し出されたこの画像の人物が、幕末期に活躍した新選組の永倉新八、左はひ孫にあたる杉村和紀氏(UHBテレビディレクター)。

<新選組組織図>
組長 近藤勇  副長 土方歳三  副長 山南敬助  参謀 伊東甲子太郎
一番隊隊長 沖田総司  二番隊隊長 永倉新八  三番隊隊長 斉藤一(注)  四番隊…以下略、十番隊まであり。
(注)アニメ「るろうに剣心」では主人公・非村剣心の相手役として登場

<永倉新八エピソード>
☆松前藩士で、脱藩して新選組に入る。後に松前藩に帰藩、松前に居住
☆剣術に秀でていて、三番隊隊長・斉藤一と並ぶ凄腕
☆維新後、杉村家に入り婿、名を杉村義衛と変える
☆明治時代に松前から小樽に転居、大正5年77歳で小樽で逝去
☆漫画「ちるらん~新選組鎮魂歌」は、明治45年(1912年)市川真琴(土方歳三の孫)と言う東京新聞の女性記者が、新選組生き残りである永倉新八から聞き出した伝記を基にして描いた作品である。
☆ある時、孫達と映画を楽しみ、映画館の出口で地元のヤクザにからまれたことがあった。鋭い眼力と一喝で退散させたという。その時の様子が漫画となっています(下記)


このような形相のジイさんににらまれたら、ヤクザでなくても縮み上がりそう。


トークショウにはには、新選組のコスプレをした方々も集まりました。


トークショウの様子。


ひ孫の義村和紀氏とコスプレヤーや一般のアニメファンも交えて記念撮影。義村氏の隣は土方歳三に扮した世界的に有名なコスプレーヤーの「麗華」氏。


二日間アニメに沸いた小樽ですが、アニメイベントで街おこしがそう簡単にできるとは思いません。しかし、一過性のイベントで終わるのではなく、継続して行うこと、あるいは、アニメやコスプレに関する博物館的なものを設置して、通年制を持たせるのも、一つの手かなと思いました。
なお、小樽アニメパーティについての詳細は、ホームページを参照してください。http://otaru-animefan.com

小樽ゆき物語(第2章)開催中

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昨年から始まった「小樽ゆき物語」、その第2章が今年の11月15日から始まりました。ん?第2章って?と思われる方もおられるかと思います。昨年の第1回目が第1章で、今年は第2回目にあたるので第2章という意味です。それ以前は「小樽ロングクリスマス」として様々なイベントが行われていましたが、昨年から年末年始をまたいで行われるようになりました。

<小樽ゆき物語の趣旨を、小樽観光協会会長西條文雪氏が公式紙面の中で述べておりますので、以下にご紹介しておきます>

『昨年から始まった冬の小樽のプロモーション・イベント「小樽ゆき物語」では、小樽で過ごす時間をよりお楽しみいただけますように、様々な企画を用意しております。
ノスタルジックな空気感漂う小樽の街で、きらめくガラスの魅力を探してみませんか。
空が青く染まり始める夕刻、12月だけ特別に登場する「青の運河」を見に出かけませんか。
凛とした冬空の下、散策した後は、小樽市内飲食店自慢のメニューで、冷えた体をしっかり温めてください。
ゆっくり歩くと見えてくる、いつもと違った小樽。多くの物語が、ここから生まれていきますように願っております。』


なお、開催期間は2014年11月15日(土曜)から2015年1月18日(日曜)までですが、イベントの内容によって異なりますので注意してください。

次に期間中における主なイベントは以下の通りです。
☆青の運河 12月1日~12月25日、日没~22:30 場所:小樽運河
 なお、20日(土曜)はライブ、花火等のイベント「音と光のシンフォニア」(18:00~20:00)が予定されています。
☆ワイングラスタワー 11月15日~1月18日 場所:運河プラザ
☆浮き球ツリー 11月15日~1月18日 場所:運河プラザ前庭
☆ガラスアートギャラリー 11月15日~1月18日 場所:JR小樽駅構内
☆Otaru Zakka Marche(小樽雑貨マルシェ) 11月29日~12月23日 場所:運河プラザ三番庫
☆Otaru Machi Go-han(小樽街ご飯) 11月15日~1月18日 場所:小樽市内飲食店

メインのイベントは上記の六つですが、関連イベントとしては以下の通りです。
☆ボージョレーヌーボーパーティ 11月20日
☆カメラ女子限定・おたる合宿 11月15、29日
☆第7回小樽しゃこ祭り 11月15~16日 場所:小樽第3埠頭多目的広場
☆ビオラマスタークラス演奏会 1月11日、12日 11:30~12:00 場所:運河プラザ一番庫(ワイングラスタワー前)
☆小樽市内スキー場(天狗山、朝里川温泉、オーンズ)での各種イベント


<青の運河は思ったほど…>

運河のフェンスに青いダイオードライトを巻きつけただけのもので、前宣伝ほどの驚きは感じませんでした。散策路側にはあちこち青く光っているのが見えますが、肝心の倉庫側は相変わらず暗いままです。廃業となって利用されていない倉庫もあるようで、華やかさに欠ける気がします。倉庫の壁を利用して、プロジェクションマッピングを…ちょっと経費が掛かりすぎるかな~。


中央橋から浅草橋方面を見ると、運河への青い光の映り込みも今一つの感じがします。


街の反射光やガス灯の反射光などの影響なのか、ダイオードの光がピンク色に見えます。かなり補正したのですが…


散策路の鉄柵にも青い光が輝いてます。


光の波長の関係でしょうか、まったくの青にはならないですね。向かい側の倉庫の飲食店の明をもっとうまく利用できればいいのでしょうが…


<ワイングラスタワーは去年と違って…>

運河プラザ一番この臨港線側に、約1000個のグラスを積み上げ、高さ3mほどのグラスタワーが出来上がりました。


昨年はオレンジ色がベースでしたが、今年は青がベースとなっています。青の運河とコラボしているのかも…


今年も市民の手で積み重ねられました。


<浮き球ツリーは、約200個のガラス製浮き球で、4mの高さがあります>

運河プラザ前の入り口付近で、輝くさまは絵になります。外見は例年と同じですが、斜め前に小樽運河があり、運河のガス灯や臨港線の信号機の光をからめて撮ると、やや趣の変わった画像が撮れるかもしれません。


センターフォーカスフィルターを使いました。


やや彩度を高めると…赤みが強調されました。


内蔵フラッシュを発光させると、浮き球の雪が強調されて、面白くない画像になっちゃいますね。この日孫娘二人を連れて、Zakka Marcheへ行きました。

なお、今日(12月17日)の北海道新聞後志版に、この浮き球ツリーの記事が出ておりましたが、最下段の浮き球20個のうち、10個が壊れていたということです。多少の衝撃には壊れるはずのない浮き球ですが、心無い何者かに蹴ったかされて壊れたのではないかとのことでした。悪戯にしてはひどすぎる、心痛む記事でした。


<Otaru Zakka Marcheはガラス製品よりも、X'mas関連雑貨が中心で…>

去年はここ運河プラザ三番庫で開催された「クリスマス市」では、地元のガラス工房他オルゴール堂など15-6店舗が出店し、大勢のお客でにぎわっていました。昨年ここでガラス小物を買った孫達二人が、今年も前年の小物と対の商品を買うべく勇んでやって来ました。ところが今回は、ガラス小物は少なく、ほとんどが雑貨でした。結局孫たちの希望する小物がありませんでした。


クロスフィルターで華やかに…


壁に飾られた鏡の反射を利用して…半分自分撮り。


私が一番の気に入りでしたが…孫達の好みは違うようでした。


結局何も買わず、後日堺町通りの浪漫館に連れて行くことを約束させられました。


<Otaru Machi Go-han…う~ん、>

グルメ通ではないし、外食もあまり得意ではないので、なんと解説していいやらわかりません。なので、パンフレットから転載いたします。

小樽の「美味しい」を発信します。企画参加店108店舗とおすすめメニューを紹介します(リンク参照)。
小樽市内にある飲食店は、様々な魅力がある店舗ばかりです。新鮮な魚介類を楽しめる寿司、海鮮。地元馴染みの小樽あんかけ焼そば、港町の風情を醸し出す洋食。下町の情緒あふれる居酒屋、名物料理のある路地裏のお店。そして、小樽を訪れる方も様々です。ご家族、カップル、友人、観光、ビジネス…。この方々に向けて、小樽の自慢のお店をあらゆる角度でご紹介したい!

あ、そうそう「美味しいスタンプラリー」があって、抽選で市内ホテルの宿泊券や食事券がもらえるとか…(あくまでも抽選ですので…)


<JR小樽駅コンコースは、ガラスアートギャラリー>

雪・冬・小樽、この三つのいずれかのテーマをもとに、小樽市内12のガラス工房が作品を出展しました。そのうちの一部を紹介します。


小樽駅を利用する方、誰もが見て行きます。


ステンドグラス「小樽ガス灯」の作品「メノウランプ」、小樽ガス灯は我が家の向かいにあるステンド工房で、家内が習いに行ってます。


硝子工房 il PONTE(イルポンテ)の作品「ワクワク」、骸骨がスノーボードに乗っている作品です。


イメージ・グラスの作品「雪華小樽」、着物の柄としても似合いそうです。


小樽手造り硝子工房上浦氏の作品「だるまさんが笑った!」、とてもユーモラスで、この笑顔に惹かれます。


小樽ゆき物語のメインイベントについては見てきましたが、関連イベントについては割愛させていただきます。

第34回さっぽろホワイトイルミネーションを見てきました

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12月14日(日曜)に今年で第34回目となる「さっぽろホワイトイルミネーション」を撮影してきました。1981年(昭和56年)12月12日に「ホワイトイルミネーションさっぽろプラザ」の名称で、大通公園2丁目を会場として1048個の電球が飾られたのが始まりです。真偽のほどは定かではありませんが、日本初の大規模なイルミネーションとも言われています。

その後会場規模を拡大し、大通公園の西1丁目から8丁目(今年は3丁目まで)をメイン会場に、札幌駅前通り(北5条から南4条)、南1条通り(西1丁目から西3丁目)の3か所で行われています。なお開催期間はそれぞれ会場によって異なりますが、メインの大通公園は、11月21日から12月25日までとなっています。また協賛行事として、西2丁目会場では「ミュンヘン クリスマス市 in Sapporo」が、11月28日から12月24日まで開催されています。

さっぽろホワイトイルミネーションは、2011年(平成23年)までは西5~8丁目(光の森)までが会場でしたが、2012年(平成24年)には、折からの電力不足・節電の声もあって、西4丁目までに縮小されました。そして今年は西4丁目が工事中と言うこともあってか、西3丁目までに縮小されてしまいました。したがって、目新しい企画もなく、なんとなく寂しさを感じるものとなってしまいました。

せっかく札幌まで撮影に行くわけですから、このところ足が遠のいていたサッポロファクトリーまで足を延ばすことにしました。FB友のTさんが11月上旬にファクトリーのツリーを紹介していて、久しぶりに撮りに行きたくなったこともあります。


<サッポロファクトリーはクリスマス一色…>


中庭には相変わらず、煙突によじ登ろうとしていているサンタが…レンガ色のこの建物は、旧開拓使麦酒工場(のちのサッポロビール)だった頃のものです。


アトリウム内に設置された高さ15mのトドマツに、さまざまに電飾された光が、華やかに輝きます。クリスマス気分が一層強まります。


その一部分を拡大してみると…


センターフォーカスフィルターでさらに幻想的に…


誰もがカメラを向けたくなります。


再度、センターフォーカスフィルターで周囲をぼかしてみると…


アトリウムの天井を見ると、ミラーボールのさらに上部に、巨大ツリーを反射した球体が、異空間にいるような錯覚に陥りました。


カップルがツリーの美しさに…


ズーミングでさらに幻想的にしてみました。

まだまだ撮影していたいところですが、大通公園のホワイトイルミネーションも気にかかります。


<大通公園会場は狭くなったためか、見ごたえが今一つ…>

テレビ等のある西1丁目及びミュンヘンクリスマス市の行われている西2丁目会場のイルミネーションは、ここ数年来同じで、目新しいものがありません。クリスマス市は、クリスマス雑貨の販売にとどまらず、ドイツ風食べ物や飲み物も販売されています。大勢の観客で大変なにぎわいを見せています。


色んなクリスマス雑貨が並べられ、中にはLEDで電飾された物もあります。」


なぜか、その一角に、マトリョーシカが並べられ、ロシア美人が目を惹きました。


食べ物屋さん、飲み物屋さんが大繁盛、広場の中央にはビニール製の簡易テントが張られ、寒さしのぎになっています。


いま流行のスマホ自分撮りツール

さて西3丁目会場を見ると、ピンクに輝く「ライラック」のオブジェのほか丹頂鶴が天の川をかけるイメージの「クリスタルリバー」「イルミネーションゲート」等があります。


イルミネーションゲートの前には、カップルや親子連れが長蛇の列。この日はプロが撮影した写真が無料でもらえるらしく、この列となったようです。


毎度おなじみのクリスタルリバー、写真撮影用の展望台まで、ここも長い列。


センターフォーカスフィルターで幻想的に撮ってみました。


ライラックのイルミネーションを前に…こういう撮り方もあったんだね、外国人カップルでした。

さて期待に反して目新しいスポットがなく、腹がすいたところで、JR札幌駅へ向かおうとして、北洋銀行前のイルミネーションに目が退かれました。


銀行のガラス窓に反射して一層綺麗に輝いて見えます。


歩道側から大通り公園方向を見ると…


再び、センターフォーカスフィルターの出番。


幾分ズーミング気味にシャッターを切ると、花のようにも見えます。


これでおしまい、と言うには何か物足りない気もします。そこで今回は設置されていませんが、従来常設的に展示されていたイルミネーションをいくつかアップしておきたいと思います

<平成19年~21年ころ常設されていたイルミネーションの一部>


すずらんです。多重露光しています。ただCANONのデジタル1眼カメラには、どういうわけか多重露光機能がありませんでした。最近の機種EOS70Dには多重撮影機能が付いていますが、当時はソフトで二枚の画像を重ねるしかありませんでした。この画像はEOS7と言うフィルムカメラの多重露光機能を使って撮影しています。


雪だるまとサンタクロースも常設のオブジェでしたね。ソフトクロスフィルターで、点光源に光条が出るようにしました。


西5丁目広場以降にこのような光の森があったことを記憶されているのではないでしょうか。


西8丁目の、最後の広場にあった「好きですさっぽろ」のオブジェです。

2014年を振り返って

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Facebookを見ていたら、自分のタイムラインに『今年1年を振り返って』という、FBが勝手に作成した記事(カード)が出てきました。読んでみると、これがなかなか面白い。そこで早速ブログに転載してみました。なおFBのカードに用いられた写真には、第3者の方が私のタイムラインに投稿した画像も一部載っております。ブログでは第3者が投稿した写真については割愛いたしました。なお上記の『今年を振り返って』をクリックすると、私のFacebookのタイムラインに移動します。このブログの次に記事(カード)が出てきます。

<今年を振り返ってカードを作ってみました。来年もよろしくお願いします>

 1~3月


(小樽市民協議会2015年カレンダーの11-12月頁に採用されました)


(小樽雛めぐりで田中酒造の亀甲蔵で撮影)

< 3月9日 >
積丹の夕景について、FB友から質問がありましたので、この場を借りて夕陽のカットを3点ほどアップします。釣りのカットと漁船カットは5月のコウナゴ漁の時期です。長時間露光の夕日の軌跡は、9月撮影です。

(H16.11積丹町観光フォトコンテストで優秀賞をいただきました)


(この画像も何かのフォトコンに入選したのですが…思い出せない…)


(H17.10積丹町観光フォトコンテストで思い出賞をいただきました)

  4~6月


(小樽苗穂公園の水芭蕉です)


(たんぽぽの綿毛に着いた水滴を、レンズ逆付で超マクロにしてみました H26.7富士通MyCloudフォトコンテストで優秀賞をいただきました)

  7~8月


(銭函春香山オーンズのユリ園です 同園の百合フォトコンテストにこれを含め数点応募しましたがすべて選外でした)


(このとぼけたニャンコは、岩合光昭さんの写真展を見てきたとき、会場外に飾られたものです)


(この画像はFB友のMiyukiHayasiさんが撮影し、私のタイムラインに誕生祝として投稿されたものです。とても素敵なプレゼントでした)

<8月11日>
8月7日(木曜)孫娘と手宮の博物館へ行ってきました。青少年のための科学の祭典が行われていました。 正門前で行われていた「壊れないシャボン玉」遊びを孫と…


(このシャボン玉、手のひらに乗せても壊れないんです)


(不思議そうに見つめる小5の孫娘)

  
9~10月 


(今年の小樽写真市展で自由の部で推薦となりました 「影絵でじゃんけん遊び~グー・チョキ・パーでホイ」)


(星置の自動車免許更新センターの帰り銭函海岸に寄ってみると…雲の割れ目から一瞬光が射し、物語を作ってくれました。「そして誰もいなくなった海の家」)


(さようならキハ系赤電、マニアのための臨時列車でした)

<10月6日>
「変雲・妖雲・凡雲シリーズ」~本日(10.6日)午後5時20分の夕焼け(自宅屋上) いずれも元画像・油彩風の2枚を、を足ことしのして2で割ったもの(派手さを抑えた) 一枚目、左マンションの奥が天狗山 二枚目、左奥赤い屋根が海陽亭、右手の瓦屋根が猪股邸


(天狗山は左マンションに隠れている)


(自宅屋上から海陽亭と猪股邸が見えます)

<10月26日>
10月26日(日曜)、今日の夕方ふと見上げると妖雲が…慌ててカメラを持って屋上から撮りました。明るい方は陽が沈んだ西の方に見え、暗い方は反対側の石狩・札幌の方向にみえました。いずれも午後4時45分撮影


(妖雲~その1)


(妖雲~その2)

「今年を振り返って」と題するカードは以上の通りです。それ専用のアプリがあるとは思うのですが、こんぱくとによくまとまっているとおもいました。来年もよろしくお願いいたします。

新年あけましておめでとうございます

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昨年は異常気象に悩まされた一年でした。夏は一点集中型豪雨による災害が各地で発生し、冬は観測史上初の台風並みの暴風雪と、何やら小松左京著「日本沈没」を予感させるような年だったような気がします。自然災害とほとんど無縁と言われた小樽でも、12月からの豪雪に悩まされました。わずか30数kmしか離れていない隣の札幌が降雪ゼロの日に、張碓峠一本隔てた小樽が30cmも積もるという…

さすが、12月中にそれだけ降ると、クリスマス以降年末は荒天予報に反して、穏やかな日が続きました。正月3が日も、日中陽が射すこともありました。そんななか2日に、近くの住吉神社に初詣に行ってきました。例年なら二世帯住宅の娘家族と行くのですが…元日にお年玉をもらうや、孫たちは何処へ出かけたのやら不在のようです。歩くとすぐ疲れる家内を残して、一人で初詣&写真撮影に行ってきました。


二日目ともなると人出が少ない。参道の屋台も手持無沙汰。と言うより斜陽小樽はこんなものかも…


本殿が近くなると少しは初詣客も多くなったかな。


本殿前の手水鉢と九星運勢の看板。桜の頃はここでいい写真が撮れました。

本殿でお賽銭を入れて家内安全無病息災を祈った後、本殿横のおみくじ売り場に立ち寄ります。今年こそは「大吉」を…、去年は「吉」その前の年は「小吉」と期待に届かないくじ運でしたが…今年こそ…


結構初詣客が来ている。そうでした、参道と並行して道路があって、車客はそちらに駐車して、直接本殿に来るから参道を通らない。


合格祈願の絵馬が飾られています。受験シーズン到来ですね。


日差しのあるところはぽかぽかですが、日蔭は…多分0度前後かも…


さて私が引いたおみくじは…2番と言う文字を見て「やった!」と思った瞬間「小吉」が目に飛び込んできました。やはり…


ついでに先ほどの九星運勢の昭和18年生まれの「三碧木星」を読むと…人生それほど甘くはないということか。


手水鉢の竜の胸元を見ると、流水の飛沫が凍っています。


七色に輝く…これが砂金だったらいいのに。


参道両側の灯籠には雪が積もってご覧の通り。こんなに積もったのは初めて見ました。


これからも好天が続くことを祈って住吉神社をあとにしました。なんせ雪国は雪かきが一苦労なんです。特に我が家は正面が2台分の車庫+玄関の間口(5-6mくらい)があって、横に長いため除排雪が一苦労なんです。え?去年のブログで、除排雪は業者に依頼していると言ってたって?そうです確かに依頼してますが、車庫のシャッター1m手前まではショベルカーで除排雪してくれますが、残った1mほどが大変なんです。冬はやっぱり冬眠していたいね。早く帰って、床暖+炬燵に潜り込んでひと眠りします。おお寒い。






北乃カムイ 歌で全国デビュー

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                           <小樽アニメパーティ当日、街中で「北乃カムイ」嬢に出会いました 気軽にポーズを…>


1月4日、日曜日の北海道新聞地方版に「北乃カムイ 歌で観光地PR」なる記事が載っていました。そうです、わたしが去年の12月7日付ブログで取り上げた「小樽アニメパーティで街興しを~その1…」の中段辺りで取り上げた、バーチャルアイドル北乃カムイです。ブログではわずか2カットしか取り上げていませんが、都通り会場の本部内に北乃カムイ関連グッズコーナーがあって、各種の道産品が取り扱われていたのです。北乃カムイ納豆、北乃カムイガラナ等々です。なお、ガラナと言うのは北海道限定の炭酸飲料です。

さて記事の方ですが、要約すれば次の通りです。
(注)当該記事の切り抜きを掲載したいところですが、著作権法に抵触する可能性があります。そこで、北海道新聞社メディア局に確認したところ「新聞記事のFacebookやBlogへの転載は一切認めていません」とのことでしたので、転載できません。なお、引用、要約については可能とのことでした。

☆インターネット上で北海道内の観光情報や文化を発信している北海道生まれのバーチャルアイドル「北乃カムイ」が、1月28日発のCDを全国発売する。
☆曲は、道内の特産品や観光地を織り交ぜた歌詞となっている。
☆タイトルは「せーの!で『おは羊蹄山』」、北海道の魅力を全国にPRする。
☆北海道発のバーチャルアイドルのデビューは、初音ミクに次いで二人目。
☆「北海道!でっかいどー!」「カレー、ハスカップ、牛乳、練乳、いただき摩周湖!」などユニークな歌詞が特徴。


北海道産品や名所がたくさん盛り込まれています。「北海道を応援してくれる?」「そう、嬉しくなるにゃ、ありがとうきび!」


昨年11月29日小樽で行われた「小樽アニメパーティ」で、花園一番街会場で歌う北乃カムイ(shihoさん)

北乃カムイについての詳細は、公式ホームページまたは北乃カムイ公認コスプレーヤーのshihoさんのBlog「shihoの爆走日記」をご覧ください。

小樽住吉神社のどんど焼き

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正月用のしめ縄やしめ飾り、破魔矢などを燃やす「どんど焼き」が、7-8日に小樽市内の主だった神社で行われました。市民が、持ち寄ったしめ飾りなどを燃やし、炎に向かって無病息災・家内安全を祈るどんど焼きは日本古来の行事で、全国的に行われています。地域によっては「左義長」とも呼ばれ、旧暦の小正月(1月15日)の最大の火祭りとなっています。小正月という旧暦の行事のない北海道では、正月明けの7日、8日に行われるのが普通です。

小樽市内では、住吉神社、竜宮神社、水天宮の三大神社をはじめ、天満宮神社、手宮稲荷神社、銭函豊受稲荷神社等でもどんど焼きが行われます。中でも小樽総鎮守の地位にある住吉神社のどんど焼き規模が最大です。毎年正月明けの7日、8日の両日に行われます。今年は年末から6日までは天候が割と穏やかでしたが、7-8日は猛烈な暴風雪に見舞われるという予報が出ていました。案の定7日の午後は暴風雪に見舞われ、午後からのどんど焼きが、消防署の勧告で中止となりました。午前中は時折吹く雪の中どんど焼きが行われました。

中止になる可能性のあることを予想して、10時前に撮りに行ってきました。時折吹雪く中、車で所用を終えた後、そのまま神社に行って見ました。やはり神社前の国道は渋滞し、神社わきの坂道は、駐車スペースを求める車が数珠つなぎでした。どんど焼きを終えて国道に降りる車と、駐車スペースを求めて上る車が狭い雪の坂道を交互に進みます。あれだけ混みあっていたのに、本殿近くになると空きスペースがあちこちにあって、簡単に駐車できました。



本殿から階段を下りてどんど焼きの会場に向かいます。鳥居の向こう側に国道5号線が走っています。会場は右側広場にあります。


燃え盛る火の中に、しめ飾り等が投げ込まれます。正しくは放り込まれる、かな?なお、「投げるは」北海道では「捨てる」を意味します。


絵馬も破魔矢もたちまち燃え上がります。


まゆ玉が放り込まれました。核家族化進んだ一般家庭では、まゆだまを飾る家庭が少なくなりましたが、老舗の店舗が飾ったものでしょうか。


時折強風雪が荒れ狂う中…よく見ると、焼け残った紙袋の形が一瞬人物にも見えて…あっという間に消えてしまいました。

小1時間ほど撮っておりましたが、荒れた天気のためか、近くの幼稚園児たちの姿も見えませんでした。だんだんと荒れ模様が強くなってきそうです。本殿近くに止めた車に戻ることにしました。


階段の奥が本殿で、その右手横に駐車スペースがあります。

帰宅後、Facebookをチェックしていると、どんど焼きは昼で中止になったという記事が出ていました。また翌8日は午前8時から通常通りどんど焼きが行われたようです。それにしても、今冬は、爆弾低気圧に何度も見舞われますね、その都度雪掻きに、ヒイヒイ言っております。


小樽ゆき物語第2章が終わりました

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昨年11月15日(土曜)から始まった「小樽ゆき物語(第2章)」は今月の18日(日曜)を以て終わりました。昨年の小樽ゆき物語第1章に比べ、好評だったのか等は、いまだ主催団体の小樽観光協会から入込に関する数字等が発表されていませんので、何とも言えません。ただ正月を挟んで後半部分に大きな目玉となるようなイベントがなかったこと、土日のつど、猛烈な暴風雪に見舞われたこともあって、盛り上がりに幾分欠けたような気もします。

とはいえ、12月1日(月曜)から25日(木曜)まで行われた「青の運河」と12月20日(土曜)の「音と光のシンフォニア」は、目新しいイベントで、観光客には好評だったようです。毎日のように運河を見慣れている市民には、青の運河はもう一工夫あってもいいかもしれないという、やや物足りない気もしましたが…第3章以降に期待しましょう。と言うことで今回のブログでは、前回の「小樽ゆき物語」ブログで取り上げなかった、「音と光のシンフォニア」と運河プラザ1番庫で行われた街角コンサート「ビオラマスタークラス演奏会」を取り上げます。最後に小樽運河寸景として4-5カットあげておきます。


<運河に花火が上がると聞いて…>

昨年の潮祭りの最終日に悪天候で、花火大会が中止となったこともあって、てっきり残った花火を使うのかもしれない。かなり大がかりな花火と、勝手に期待してしまいましたが、打ち上げられたのは、運河に二層のボートを浮かべ運河を斜めに走ったナイヤガラでした。それはともかくとして、石造りの倉庫に投影された青い色はとても綺麗でした。


青の発光ダイオードで飾られた運河は、ガス灯や街の明かりの影響なのか、ピンクがかっています。青い光でライトアップされた倉庫は、とても綺麗で、見とれてしまいました。


小樽倉庫N0.1(ドイツ風地ビール&レストラン)をバックに、小林純平さん(右側黒いジャケット)のピアノ弾き語りが始まります。なお小林さんは、札幌を中心にピアノ弾き語りシンガーソングライターとして活躍しています。


寒い中30分ほど弾き語りが続きました。


6時半から花火打ち上げとのアナウンスで、2艘のボート上で花火が上がりました。う~ん、予想とはかなり違ったけれど…そのご運河上に張られたナイヤガラに火が入れられ…


花火の煙が…霧のようにも見えて幻想的な風景になりました。


<運河プラザで行われたビオラの演奏会は…>

クラシック音楽に疎くて、ビオラとバイオリンの区別もつきません。時折新聞等で、皇太子殿下がビオラで演奏会に参加されたという記事を目にする程度でした。


ビオラとバイオリンの違いを説明するビオラマスタークラスの大島氏。ビオラはバイオリンより一回り大きくて、その分音域が低くなるとのこと。

なお、ビオラマスタークラスとは、小樽朝里川温泉のペンションを貸し切り、選ばれた受講生(ドイツ、中国、台湾、香港の4名を含め)12名と室内楽パートナー3名(バイオリン、チェロ)の計15名(プロの奏者5名を含む)が、寝食を共にして10日間の音楽合宿を行う。世界的ビオラ奏者の今井信子のもとで個人レッスンと室内楽アンサンブルを学ぶもの。これまでに130名以上の受講者がいて、コンクールや海外で活躍している方も多い。(Viora Master Class in OTARUと言う冊子による)


ビオラ2台による合奏。


ビオラとチェロによる合奏、オーバーザレインボーと言う曲でした。聞いたことがありますね、


ビオラ、バイオリン、チェロによる5人の合奏。チャイコフスキーの…題名忘れました。

30分ほどの短時間でしたが、バイオリンとの音域の違いや音色の違いが分かりました。う~ん、わかったような気がしました。ワイングラスタワーをバックに演奏されましたので、ついでに、数カットグラスを撮影しました。


ズームレンズを逆付して撮影。色収差が顕著に出て、ホワットした感じになりました。


レンズばぃびーと言う特殊効果専用のレンズを使いました。なんだかわからん!そうですね、撮った本人も…


<小樽運河あれこれ…>

過日Facebookを見ていると、古くからのNet友人である榊原さんが愛知県知多半島で撮影した映像を2カットアップしておりました。2カットともクロス現像(PCソフト加工)されたものでした。そういえば、クロス現像に凝ったときがありました。平成19年から20年にかけてポジフィルムをクロス現像して、出来上がったフィルムをCDに取り込んでおりました。クロス現像については、このブログでも何度か取り上げておりますので、詳細についてはそちらを見て頂くとして…(2011.11.23付ブログ「クロス現像による写真」)


小樽運河浅草橋交差点にある「小樽出抜き小路」の火の見やぐらから撮影しました。コントラストの強い、がちがちの画像になりました。(H19年12月撮影 OLYMPUS OM-4+Zuiko35-70mm コダックエリートクローム)


(H22年1月撮影 CANON EOS7+TAMRON18-200mm コダックダイナハイカラー)コントラストの強い画像となりましたが、クロス現像特有のイエローが出ていません。使うフィルムや現像状態によって、出来上がりは千差万別です。そこがクロス現像の面白いところです。


(H24年3月撮影 LUMIX TZ30) フォトショップCS6のトーンカーブ→クロス現像で加工した画像です。


人物をポジフィルムで撮ってクロス現像すると、このようになります。


コニカのフィルムの赤外750を使かって撮りました。



2014年の写真コンテストの入選状況

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                                       <小樽水天宮フォトコンテスト 1等「桜咲く頃」>


昨年は体調が思わしくなかったことに加え、私が属していた写真サークル「フォートピア」の解散等もろもろの事情が重なり、十分な活動ができませんでした。とりわけ、不整脈で一昨年末に入院加療のした後に、10月に再度入院、手術する羽目になりました。そのためフォートピアを吸収合併した後の「写団豊友会」の秋季撮影会にも参加できず、加えて諸事情から写友との撮影ツアーも激減してしまいました。

言い訳はその程度として、手持ち在庫画像の応募等から、写真コンテストにはそこそこ入選を果たしています。2012年には年間72回の入選を果たしましたが、翌2013年には34回に、そして昨年2014年には24回にとどまりました。地元小樽の小規模なフォトコンテストが中心になりますが、24回の入選作品、総点数30点の内から10点ほどあげておきます。


<カレンダーの当たり年かも…>

小樽市民会議カレンダー2015写真コンテスト他、2015トヨタカローラ札幌カレンダーと日本水路協会の潮見カレンダー2015にも採用されました。


Facebook等で何度か紹介していますので、詳細は省きますが、小樽市民会議が小樽の写真を募集してカレンダーを製作します。小樽から離れた方々に人気があると聞いています。この写真は運河プラザ前に飾られた浮き球ツリーです。小樽ゆき物語の期間中毎日展示されています。なお今年のカレンダーの最終頁11~12月に掲載されています。


日本水路協会が発行している「潮見カレンダー2015」の7月頁に採用されました。潮見とは、東京芝浦を基準にした潮位の変化や日の出・日の入り時刻を図表化したものです。画像は釧路管内の白糠町のお祭りに出くわして、お神輿が海中禊をすと聞いて写友と一緒に小一時間ほど撮影しました。
<参考・潮見カレンダー2015ノ7月頁>



20125トヨタカロー札幌のカレンダーの7月頁に採用されました。古平町の恵比須神社例大祭における火渡りの儀式の一場面です。


<絵になる祭りの場面から>

祭の最中で最も盛り上がっているシーンもいいのですが、演武が終わった後も狙い目です。


北海道写真協会小樽支部2014写真コンテスト入選「カラフルな頭」
札幌初夏の風物詩と言われるYOSAKOIソーランの演武終了後、踊り子全員で集合写真を撮っていました。前側には、撮影禁止の立て看板があって、カメラを構えると、係員がダメですと飛んできます。ならばと裏側に回って…見事にカラフルな頭、頭…が撮れました。


第40回北海道高齢者生き生きフォトコンテスト入選(高齢者の部)「太鼓をたたく男」
毎年9月の初めに開催されるパフォーマーの祭典「さっぽろだいどんでん」の一場面。乱拍子と呼ばれる新芸能一座の演舞で、太鼓・獅子舞が披露されますが、一座に表情豊かな高齢芸人が二人いて、一挙一動が絵になります。


<富士通MyCloudフォトコンテスト>

私のノートパソコンは、富士通のLIFEBOOKですが、ホームページも富士通のMyCloudを使っています。富士通愛好者を対象に毎月フォトコンテストが開催されています。


応募テーマ:水色 優秀賞「異次元の世界」
ズームレンズ逆付の、超マクロ撮影です。タンポポの綿毛に霧吹きをかけて、色温度(ホワイトバランス)を下げて撮影しました。
<審査員の講評>
タンポポの綿毛についた水滴が宇宙を感じさせ、まるで宇宙旅行をしている途中で見た光景であるかのような印象を受けました。
撮影者がただ奇麗だと感じただけではなく、異次元の世界をイメージした背景には、宇宙が自然豊かな世界であってほしい、そして豊かな自然を守っていかなくてはいけないという想いも含まれているように感じました。 作品を通して万人が感動を共有できるような美しい水色を見事に撮られた作品です。(元々横の構図で撮られた作品でしたが、あえて縦の構図で掲載させて頂きました。)


応募テーマ:熱気 佳作「7回裏」
転勤で八王子に勤務していた折、西武球場に行ってきました。テレビで7回の応援合戦でカラフルな風船を飛ばすシーンを見て、撮りたくなったからです。でも、西武の場合、チームカラーが青色。青い風船ばかり、期待外れで、多少がっかり。7回裏を見ずに帰ってきました。


応募テーマ:秋色 優秀賞「毒キノコを撮ろうとしている格好が面白いね」
<審査員講評>
高原の落ち葉の中からひょっこり顔を出したキノコをみつけ、夢中になって写真におさめている子供達の表情をよく捉えています。
落ち葉以外にも、背景の青空、ロッジのオレンジ色、子供の服装から秋の色彩を感じることができます。 また立って撮影するのではなく、子供達と同じローアングルの目線で撮ったことでより臨場感が伝わってきます。子供たちへの暖かな愛情も感じる素晴らしい作品です。


<外国のフォトコンにも応募してみました>

前年は韓国大使館主催の、日韓フォトコンテスト、台湾と日本の日台フォトコンテスト、あと一つ…どこかのエアライン主催の3か所に応募しましたが、日台フォトコンテストのみ入選しました。


応募テーマ:日本の魅力的な風景、台湾の魅力的な風景 台湾観光局賞「スノーボーダーが行く」
ニセコ五色沼温泉の冬期間通行止めあたりで撮影しました。4人のスノーボーダーが山頂目指して深い雪の中を進んで行きます。ボードと、カラフルなジョンバ(雪かき道具)を背負って歩く姿が印象的でした。


<そのほかもろもろ…>


るるぶ面白フォトコンテスト るるぶ賞「時間までには引き取ってね」
<るるぶ編集部講評>
『旅行先 荷物といっしょに 父預け』 旅先でのお父さんたちの悲哀が感じられる…泣


2013全日本ニュース社主催フォトコンテスト テーマ:瞬間 グランプリ「落車」
札幌近郊の町、南幌町のコメコメ祭りのメインイベント泥んこサイクルレースの一コマ。泥んこの田んぼの中に30mほどの長さの板を敷き、いかに早く渡りきるかを競うレース。一等は何と米1俵。しかし板の幅が10cmと狭いうえに、滑るように濡らしてある。ほとんどの挑戦者はスタート直後に、あえなく泥田の中へ顔面から突っ込んでしまう。


さくら芸術応援団体主催「あなたの桜色」コンテスト 映像写真部門2席「散ってなお、流れに花咲かす」
住吉神社の九星運勢看板前の手水鉢に揺れる桜一輪。OLYMPUS PEN E-P1のアートフィルターファンタジックフォーカスモードで撮影しました。


撮街小樽第2回フォトコンテスト モノクロの部 優秀賞「裕ちゃんも見送り」
SLニセコ号の運行も北海道JRの態勢立て直しの一環として、2014年を以て終わりとなりました、11月初旬最後の運行を見守る石原裕次郎のパネルを取り込んで撮影しました。

 
まだまだ紹介したい画像がありますが、機会を見てブログにアップいたします。今年もコツコツと地道に応募を続けたいと思っています。

写真コンテスト入選作品の中から~その1・H10~12年3月まで

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                                 <H11年小樽潮祭りフォトコンテスト 推薦「踊り終えて」>


このところ天気の変化が激しく、1週間ほど前は3月上旬並みに暖かさだったのが、直後に台風並みの暴風雪が吹き荒れる。テレビの天気予報では「観測史上初めて」「台風並みに低気圧が…」などという言葉がひっきりなしに飛び出しています。本来なら晴れ間を見て運河周辺など撮影に行きたいとは思っているのですが…。天候の激しい変化に体調がついてゆけず、いつもであれば季節の変わり目に発症する腰痛が、1月下旬に出てしまい、カメラはおろか身動きも出来ないありさま。寒さが安定すれば…

ともかく愚痴になってしまいましたが、新しいネタ不足で、古い画像を引っ張り出してきました。何かの折にFacebookや当ブログで紹介しているかもしれませんが、ご容赦願います。

写真歴は長いのですが、本格的に始めたのが、平成9年に北海道新聞小樽支社の写真講座を受講してからでした。講師の故池田先生に勧められて始めて応募したのが、平成10年10月の小樽写真市展でした。なんと初応募で最高賞の推薦を取ってしまいました。これには、講座の受講を勧めてくれた家内もびっくり。これはあなたの技量ではなく、写真に映り込んでいるネコと娘(次女、当時小5)のお蔭だと。ふ~ん、そうかもしれないと納得しつつ、翌月の北海道写真協会小樽支部写真コンテストでも、推薦。さらに3回目の応募の小樽観光協会写真コンテストでも特選。まぐれも続くものだと…。

前置きはそのくらいにして、フォトコンテスト初応募の平成10年10月から八王子に転勤する12年3月までの入選作品22点の中から選んでみました。


平成10年小樽写真市展 自由の部 推薦「闖入(ちんにゅう)」
2Fでエレクトーンの練習をしている娘を撮ろうとカメラを持って上がると、後ろからネコがついてきました。部屋の戸を開けるや、ネコがエレクトーンに飛び乗り、さらに雛壇に飛び移りました。娘は雛壇を壊されると思い、怒り心頭。ネコはニャ~と得意のポーズ。


同写真市展 自由の部・入選 「お伽の国へようこそ」
帯広市郊外に作られたグリュック王国の園内での一コマ。このグリュック王国もその後数年で廃園となってしまいました。今もその廃墟が残っています(立ち入り禁止)。


北海道写真協会小樽支部写真コンテスト1998 推薦「浮沈」
北海道庁がまるで水に沈みかけているように見えます。当時道庁の不適切な事件が相次ぎ、新聞等で「道庁丸沈没か」などと言われていたころでした。この写真は上下が逆になっているのです。道庁のドームも、鴨も池に映り込んだ虚像です。実際の撮影カットは以下の通りなんです。
<参考>

この通りですと、なんの変哲もないただの写真になってしまいます。逆さまにすることによって視点が全く違ったものとなりました。

3回目のコンテスト応募は、小樽観光協会主催の小樽観光フォトコンですが、当時入選と同時に原版提出が条件でした。なので原版がないのですが連続カットがありますので参考までにあげておきます。


小樽観光協会写真コンテスト 特選「蒸気時計」
バックに見えるのはメルヘン広場にある小樽オルゴール堂の蒸気時計です。春が近いなと言う感じがします。


北海道主催「元気の出る北海道」フォトコンテスト 優秀賞「樹氷林を走る」
赤井川村のキロロスキー場では、山頂付近は氷点下20度を下回ることも珍しくありません。そんな日は一面樹氷に覆われます。このフォトコンテストの裏には、北海道庁は不祥事が相次ぎ、新聞マスコミにかなり叩かれました。心機一転と言う意味も含めて、元気の出る北海道と言うコンテストを実施したのかもしれません。1回こっきりで終わってしまいましたから…


写真道展'99 入選「フェリーが行く」
写真道展に初応募で入選しました。水天宮からフェリーターミナルに入港するフェリーをスローシャッターで撮影しました。


H11年小樽つつじ祭りフォトコンテスト 入選 「琴の音に聞きほれて」
平成10年代中頃まで、小樽市民公園で行われていたつつじ祭りも、市の緊縮財政のあおりを受け、祭そのものが中止となってしまいました。小樽市と道写協小樽支部共催でモデル撮影会も行われていましたが…


'99道の日フォトコンテスト 入選「跨線橋」
道内で行われていたこのフォトコンテストもいつの日からか、中止となってしまいました。なお、画像はJR岩見沢駅横の跨線橋です。今は、岩見沢駅の新築に伴い立派な跨線橋が駅に併設されています。
<参考>

ここにはあげておりませんが、駅舎本体もレンガとかつて使われた線路を組み合わせたとてもモダンな建物です。


北海道高齢者生き生きフォトコンテスト 入選 「笑顔でゴール」
小樽市内の高齢者施設内の運動会の一場面です。


平成11年小樽潮祭り写真コンテスト 推薦「踊り終えて」
花園小学校の児童たちが舞台でYOSAKOIソーランを演舞後集合したところをストロボ一発。後日小樽市の広報課から、次年度のポスターの一部に使うので、ネガを貸してほしいと申し出がありました。ネガを貸しましたが、ポスター製作中に印刷会社が倒産、ネガが行方不明になったと、市から電話一本の謝罪で済まされてしまいました。この画像はたまたまNET上で見かけたものを保存しました。


平成11年小樽市展写真コンテスト 自由の部・準特選「ちょっと失礼」
余市の某観光果樹園の仮設トイレで、果樹園の子供が用を達していました。


同小樽市展写真コンテスト ネイチャーの部・入選 「湖面結氷」
11月初旬寒い日に北海道庁の池が結氷していました。そこの枯れ葉と霜が絵を描いておりました。自然が描いたアートです。


H11年札幌ホワイトイルミネーションフォトコンテスト 入選「月下繚乱」
多重露光で月を取り込みましたが、月を90度ほど回転させればよかったかな…このフォトコンテストもいつの日か中止となってしまいました。


写真道展'00 入選「ジャンプ」
祝津漁港でカメラをぶら下げて歩いていると、地元の子供たちが、飛び込むから撮って、撮ってと言ってきました。このカットは、ビックカメラ札幌店のDPEコーナーに他の作品とともに10年間ほど展示されました。


建設省雪センター創立10周年フォトコンテスト 3席 「水辺のレストラン」
小樽運河雪あかりの路の時の一枚です。H12年3月八王子支店に転勤直前に応募・入選したものです。道新写真講座の先生に勧められ、初めて全国のフォトコンに応募したときの一枚でした。この時、同時に応募した下記の写真が佳作となりました。


同センターフォトコンテスト 佳作 「雪だるま」
実は見つめている子供たちもディスプレーなんです。


転勤直前に初めて全国規模の写真コンテストに応募し、入選したことが励みとなって、新任地東京在勤中もかなり応募しました。それらについては、次回ブログ(その2・H12から14年7月まで)で紹介したいと思います。
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