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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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小樽はガラスの街

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               <H11年12月撮影 湿式温度計という説明があったような…珍しいガラス製品と思い…>

 

一向に収まる気配がなく、むしろ広がりを見せている新型コロナウイルスの影響、医療崩壊もささやかれている今日この頃。自粛自粛で、自宅にこもりっぱなし。カメラを持って出歩くことに、多少の罪悪感すら感じる今日です。

となれば、過去に撮り溜めた画像を引っ張り出してくるしかありません。今回は、今や小樽を代表する運河とガラスのうち、ガラスについて、取りまとめてみました。

資料によれば小樽で最初にガラス製造工場を始めたのは、明治24年(1891年)に井上寅蔵と言う方でした。貿易港として小樽が栄えて来たころ、日用品ガラス小物を製造していたとか。その後、行燈に代わって石油ランプが普及し、ランプの製造が盛んになりました。

大正期に入ると、漁業用の浮き球づくりが盛んになってきました。石油ランプのほや(ガラス部分)と浮き球づくりが、小樽ガラスのルーツと言われています。明治34年(1901年)創業の浅原硝子(後の北一硝子)も当初はランプや浮き球を作っておりましたが、やがて、電灯とプラスチック浮き球の普及で、ガラス製造は衰退します。ところが小樽運河が観光地として脚光を浴びるや、ランプや浮き球が、小樽観光の土産品として人気が高まってきました。
(注)アンダーライン部分は、ウイキぺデイアによる。

 


H11年12月撮影 北一硝子三号館 天井から、笠の付いたランプがたくさん吊るされており、商品棚に笠の無いほやだけのランプが並べられています。
なお、現在は店内撮影禁止となっています。

 


本来漁業用に使われる浮き球が、飾り物としてクリスマスツリーのオーナメントとして利用された例です。毎年運河プラザ前の広場に飾られます。ただし今年度はコロナ禍もあって、展示が中止されました。画像はR2年11月12日撮影したものです。

 

☆話変わって、1月一杯まで、JR小樽駅改札口前広場では、ガラスアート展が行われています。例年小樽雪あかりの路のイベントの一環として行われます。12月中旬に撮影に行ってきました。その一部を紹介します。

 


JR小樽駅ホームは2Fにあって、改札口は1Fにあります。2Fのホーム側から1Fの改札口広場を見ると…窓には沢山のランプが飾られています。画面右側の虹色は2重窓による色収差のためと思われます。

 


改札広場には7‐8か所の小樽市内のガラス工房作品が展示されていました。

 


大きな宙に浮いたような作品は「浮遊」という題名が付けられてました。

 


昆布のようにも見えるこの作品には「群来~kuki」という題名が…よく解りません???

 


この作品の題名も「群来(くき)」、「春が近づく頃、小樽の海に鰊の群来があらわれる。そんな小樽の春をイメージして…」と解説されていました。う~ん、アートは難しいしいね。

 


「ヨットの見える風景」これは至極明瞭。小樽築港のヨットハーバーですね。

 


これは明快、黒猫が握り寿司を前にして、ネギは抜いてください、と言ってます。ネギよりもワサビを抜いてくださいと言ったほうがいいのかも。

 

☆小樽オルゴール堂で見たガラス製品の数々。最近は木箱のオルゴールは姿を消し、ほとんどがガラス+オルゴールとなっています。

 


オルゴール堂入り口のステンド風のドアガラスがすごい。正面入り口ではなく、左手のバーガー店ビクトリア側の出入り口です。

 


さらに奥に進むと、ぬいぐるみ等を扱う別館への出入り口のステンド風ドアも、日が当たると、磨き抜かれた床に、色の映り込みが…目を奪われます。

 


オルゴール堂2号館で目を惹くのは、この人形と大きなモノクロパネルです。人形の目の前にあるランプのほやが、目につきます。なお2号館は一定時間ごとに、パイプオルガン風の演奏が行われます。ただし10数年前に入ったきりで、今も演奏が行われているか否かは、定かではありません。

 


竜のガラス細工が付いているオルゴール。音に合わせて竜が回転すると、竜の色が赤、青、緑などに変化します。

 


葉の先端に金粉を吹きかけたような…とてもガラス細工とは思えない。

 

☆堺町通りにはガラス工房が数多くあります。20年ほど前の画像ですので、どこの工房で撮影したかも記憶が定かではありません…

 


北一硝子で撮影したのは覚えております。H12年12月5日撮影。商品名は確か湿式温度計(だったかな?)。詳しい説明は忘れました。なお現在は店内での撮影は禁止されています。

 


フクロウ型の置物ですが、瑠璃工房だったな?

 


堺町ではなく臨港線沿いの運河工芸館で、10年ほど前に見たガラスです(H22年1月撮影)。当時は工芸館の奥半分が半地下になっていて、ガラス工房があり、外から製作過程が見ることができました。現在は代替わりと言うか、店舗が入れ替わっていて…入ったことがないので、運河工芸館が何屋さんなのかよくわかりません。

 


臨港線沿いのホテル「ふる川」のロビーで見かけました。ガラスと言うか陶磁器のひな人形です。(H24年2月撮影)

 

☆ガラス工芸と言うより窓ガラスに写り込んだ反射が絶品…

 


ウイングベイ5番街のネイチャーチャンバー広場の湾曲したガラス窓に、クリスマスツリーに飾られたイルミネーションが写り込んだものです。(H15年12月撮影)

 


さてこれは何でしょうかね、日中でも氷点下10度以下になると、窓ガラスに氷が走ります。氷の結晶が広がっていく途中の絵です。小樽市内では氷点下10度を下回ること滅多にありませんが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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