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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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7~8日は、どんど焼きの日

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           <正月の縁起物を燃やして、無病息災、家内安全を祈る神事「どんど焼き」が市内各神社で行われました>

 

正月明けの7~8日は、小樽市内の多くの神社で、どんど焼きが行われました。新型コロナウイルスの影響で、日程や時間を短縮した神社も多かったようですが、我が家から徒歩10分ほどの住吉神社では、例年通り二日間にわたって行われました。7日の午後2時ころ、役目を終えた輪締め数本を携え、どんど焼きに行ってきました。

近年小樽市内の一般民家では、しめ縄、しめ飾り、繭玉を飾る風習が少なくなりました。商店や工場等でも、門松やしめ飾りを印刷された紙で代用するところも見られます。時代の変遷でしょうか。

なお、どんど焼きについては、本州では小正月の15日行われることが多いようですが、旧暦の風習がない道内では7~8日に行われるようです。また呼び方も全国地域によって様々です(下図参照、出典:WNIウエザーニュース)。


関西の「とんど焼」と東北の「どんと焼き」、なんか笑っちゃいそうになります。北陸近畿の左義長はよく目にします。
左義長とはもともと平安時代の宮中行事で、正月15日の夜に正月飾りや御札などを炊き上げるものでした。 青竹を束ね毬杖(ぎっちょう)3本を結び、その上に扇子や短冊などを添えて、陰陽師が謳い、はやしながら焼いていたとのこと。 これが民間にも広く伝わり、今のどんど焼きに至るという説があります。(出典:同じ)

 


繭玉を持ったご婦人が投げ入れようとしています。昭和30年代終わりころ、私が学生の頃下宿していた親せき宅が建築業でしたので、茶の間に神棚があり、正月には繭玉を飾っておりました。その当時でも、門松はありませんでした。門松に使う竹は北海道では函館が生育の北限で、手に入らないという事情があったのでしょうね。

 


繭玉や破魔矢が燃えています。

 


しめ飾りが勢い良く燃えております。

 


どんど焼きのすぐそばには、賽銭箱が置かれ、何やら注意書きが書かれています。不鮮明ですが、「どんど焼きの分別には多大な費用がかかります。三百円以上の御浄財を賜ります様お願い申し上げます。宮司」とあります。私が燃やしたのは輪締め2本でしたが…三百円賽銭箱に入れました(笑)。コロナの影響は神社の賽銭にも大きく影響しているのでしょうね。

 


後方の参道には3店の出店がありましたが…立ち寄る方もまばら。

 


おや、熊手が燃やされていました。熊手は正月飾り?細かいことはいいか。

 


こちらは太いしめ飾りが…

小一時間ほど撮影し、自宅に戻ることに…


前回と同じ場所から撮影。今日は予報に反して好天、対岸の暑寒別連邦がくっきり見えました。灯台の光も赤青がくっきりです。コロナ騒ぎも一刻も早く、収束して賑わいのある街に戻ってほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 


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