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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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カラマツ林を撮りに晩秋の積丹へ

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                    <ニッカウヰスキーの創業者「竹鶴政孝&リタ夫妻」の邸宅跡地に、1本の巨大な栗の木がある>

 

このところ毎日雪が降り続き、このまま根雪になってしまうのではないかと、心配です。花壇の始末や網戸の取り外しなど冬を迎える準備ができていない(笑)。例年ですと10月下旬に初雪が、根雪は12月上旬ころからです。今年は11月7日に初雪が降り、かなり遅いなと思ってましたが、14日以降は毎日降り続いています。日中の最高気温も、一けた台前半という状況。体調が思わしくないのも、加齢だけのせいではないようです。

前置きはともかくとして、積丹町婦美のカラマツ林を撮りに行きたくて、写友と相談。11月2日(土)に行ってきました。まずは、小樽市内塩谷の浜辺、余市町山田町の旧竹鶴邸跡地、そして積丹町の美国、婦美、島武意、日司(ひづか)を通って、小樽に戻るルートです。

 

☆塩谷の浜辺にはカラフルな建物が多い…
塩谷は、小説家・詩人として有名な「伊藤整」が、小樽高商時代(現小樽商大)塩谷村から小樽まで汽車通学していた地でもあります。


もともとは漁業関係者のすむ街ですが、近年はサーファーなど海のレジャースポーツ関係者の住宅も多く、カラフルな建物が目立ってきました。

 


右奥の建物は、TVドラマ、2014年火曜サスペンス劇場(古谷一行主演)「北ホテル」で放映されたレストラン・ホテル「北ホテル小樽迎賓館」です。現在は海水浴シーズンには営業しているようですが…詳細はわかりません。
なお、余談ですがこの塩谷の浜辺は、東京ロマンチカが歌ってヒットした「小樽の人よ」の二番目の歌詞に入っております。

 


浜辺で、魚眼レンズで撮ってみました。大きな波が来て、よけられず、尻もちをついて両足ともずぶぬれになっちゃいました。



海岸沿いにはこのようなカラフルなしゃれた建物があちこちにあります。はて、この建物は何だろう?つながっている右の建物の窓を覗くと…

 


マリンスポーツ関係の用具がたくさん並んでいました。

 

☆余市町山田町の旧竹鶴邸を訪れる…
ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝は、スコットランドでウイスキーづくりを学んだ後、リタ夫人とともに、スコットランドの気候風土に似た余市にて、ウイスキーづくりを始めました。昭和10年現在の工場内に邸宅を構えましたが、同21年に近くの山田町に移転。政孝没(昭和54年85歳で没)後の平成14年に再び、工場内に邸宅を移設しました。

 

 
平成14年に工場内に移設された旧竹鶴正孝の邸宅。右の玄関ホールと左奥の建物はつながっていますが、見学できるのは右側の部分だけです。
なお、この画像は2015年3月に撮影したものです。

 


ウイスキー博物館内の展示資料から、右下に旧竹鶴邸の記事がある。

 


山田町の邸宅跡地には、石造りの倉庫と青い色の物置が残されていました。手前の大きな木は栗の木で、一面栗のイガが地面に広がっていました。

 


栗の木は大木に育っています。

 


跡地には大きな石が…多分手前の大きな石は邸宅の出入り口か、濡れ縁に続いていたのかも。

 


これも大きな石が階段状になっていて…ピンクの花が、いまもなお咲き続けている。母屋はとうに移築してしまったのに…

 


さて、いまだ木造の門柱らしきものが残っていて、その隣に数本のイチョウの大木がありました。緑の芝生と黄色の落ち葉がとてもきれい。

 


イチョウの落ち葉に混ざって大量の銀杏が落ちていました。銀杏は酒のつまみによく出てきますが、拾う方は滅多におりません。

 


庭園の中を見わたすと、イチョウに交じって、モミジがありました。黄色と赤の対比が美しい。

 


さらに見渡すと、灯篭が1基、ここに取り残されたんですね。

 

☆さて旧竹鶴邸跡地を後にして、国道に進むと、道の両側に葡萄畑とワイン工場が見えてきました…
ワイン用のブドウ畑です。余市はワインづくりも盛んな町です。

 


葡萄畑の奥に、しゃれたワイン工場がありました。

 


上と同じ位置からの撮影ですが、雲の様子が面白く、少しひいて撮ってみました。15分ほどしか経過してませんが、雲の動きが早く、上の画像とは印象の違うものになりました。

 


ワイン畑を離れて市道を進むと、正面奥の民家でしょうか、屋根が金色に光ってました。露出を切り詰めると金色が出てくるのですが…不自然になるので…。車で近寄ると屋根は金色ではなく、濃い緑色でした。光線の反射状況で、色が変わるんですね。

 

☆次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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