<バーチャルアイドル初音ミク(右)と戸山香澄がハードロックを奏でるシーンが人気…詳細文中>
2月9日(土曜)、さっぽろ雪まつりを撮影してきました。前日の8日はまれに見る寒気団の襲来で、札幌市内は日中でも最高気温が-11度で、40年ぶりの寒気だとか。翌日9日も最高気温が-9度で、連日猛烈な冷え込み。会場内の通路は、がちんがちんに凍結、転倒防止でのろのろ歩行。JR札幌駅から、地下歩道(通称チカホ)を通って大通会場まで行きましたが、雪祭りに合せて、チカホでは「ユキチカ」なるイベントが行なわれていました。過去70回のポスター展示や、グッズの販売などです。
☆2丁目は「Mirai yuki広場」と題し、スマホやタブレットのアプリで、雪ミクを楽しむ広場です。
なお、1丁目は、「J:COM広場」では、有料のスケートリンクと、ホワイトイルミネーション時の「ラブツリー」の展示です(掲載略)。
スマホもタブレットも持っておりませんが、タブレットを無料で貸し出してくれました。操作は簡単、雪の壁にかたどられた初音ミク(冬は、雪ミクという)に焦点をあわせボタンを押すと、あとはタブレット画面に自動で画像が出てくる。
タブレットの両端に、雪ミクが現れ、音楽に合わせて踊るというものです。左手にタブレットを持ち、右手でカメラのシャッターを切るという離れ業。一番前でかがみ込みながら撮ってましたが、疲れることしきり。終了後あわてて立ち上がった瞬間に、ツルリ尻をしたたか打ってしまいました。カメラとタブレットは無事でしたが、おお痛い。
☆4丁目は、「Hard Rock Family Live」初音ミク&戸山香澄 on Snow Stageで、バーチャルシンガーの初音ミクと、スマホゲーム「バンドリ!ガールズバンド」の戸山香澄の二人組の雪像。プロジェクションマッピングとミュージックショーが繰り広げられる。
なお、3丁目の白い恋人ジャンプ台については省略します。
スピーカー側面(雪像)に踊る二人が現れる。
初音ミクのギターは北海道の形をしています。
<初音ミクとは?>
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(札幌市)が開発した、歌詞とメロディーを入力して、誰でも歌わせることの出来るソフトウェアです。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を造り、インターネット上で大ブームとなりました。キャラクターとしても注目を集め、バーチャルシンガーとして大人気。その人気は世界に広がっています。(さっぽろ雪まつり公式ガイドブックから)
ちなみに、プロフィールは、下記の通りとか…???。
年齢:16歳
身長:158cm
体重:42kg
誕生日:2007年8月31日
☆5丁目西は、大氷像「台湾ー玉山と髙雄駅」です。玉山は、台湾のほぼ中央部にある標高3952mの台湾で最も高い山で、美しい自然と動植物の自然保護区です。髙雄駅は台湾のシンボルとも言える美しい駅舎です。
なお、5丁目東には、大雪像「北海道を駆ける!サラブレッド」として、北海道が一大馬産地である事を表わしています。
音楽ライブが行なわれていました。氷像右半分は髙雄駅を表わしていますが、前日の猛吹雪の影響で、雪が積もって分かりにくくなってます。
シンガー達のグループ名は…??吐く息が白く、相当冷え込んでいることを示しています。
サラブレッド2頭が疾走する様子。
バックには、北海道を代表する建築物が次々と現れます。北海道庁、クラーク像、時計台などが…
☆7丁目は、大雪像「ヘルシンキ大聖堂」です。今年日本との外交関係樹立100周年を迎える、北欧の美しい国フィンランド共和国の、首都ヘルシンキに建つ「ヘルシンキ大聖堂」です。この日訪れた時間にイベントがなく、大聖堂が建つだけでした。
なお、6丁目は、市民の広場「北海道 食の広場」です。道内各地のグルメが出店されていました。(画像は、その他と合せ一括掲載)
カラフルに照明され、見からに美しいと思いました。
☆8丁目は、JR貨物列車を取り上げています。大雪像「届いて当たり前が、届ける喜び。~今日も走るレッドベア(機関車DF200)」貨物列車が走り、タマネギやカボチャなどがコンテナに積み込まれる様子が、プロジェクションマッピングで紹介されています。
9丁目は、市民の広場で、中雪像や市民手づくりの雪像が並んでいます。(画像略)
通称レッドベアと呼ばれるJR貨物の赤い機関車が、トンネルから飛び出してくる。
全国を走り回る様子が映し出される。
☆10丁目は、大雪像「スター・ウォーズ/エピソード9」公開記念!白いスターウォーズ2019です。1978年に第1作目「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」が公開されて41年。そして今年の冬にエピソード9(仮題)が公開される予定。
レジスタンスの若きリーダー「ポー・ダメロン」が愛用する戦闘機XウィングBB-8に乗船して記念写真が撮れます。各色色変わりにライトアップされます。
シリーズ42年の歴史としてポスターが掲示されていました。横長の掲示板を3分割で、積み重ねました。
記念撮影乗船客がいないと…白地のままなのが…ちょい残念。気の抜けたサイダーのような。人気のある雪像なので、プロジェクションマッピングを行なってくれれば最高なんでしょうが…
☆11丁目は、国際広場でメインは「第46回国際雪像コンクール」です。9の国または地域から参加があり、全く雪とは無縁の地域からの参加もありました。また小雪像として「雪ミク」が展示されていました。
準優勝のマカオ(中国)チームの作品でした。題名は「共享繁栄」、慈悲女神の観音堂像です。
優勝は、タイチームでした。題名はタイ輝き、3匹の魚(鯉?)が絡み合うように登る姿に見えました。
雪ミクグッズの販売テントには相変わらず長い行列。しかもグッズの大半は完売済み。
小雪像「雪ミク Snow Princess Ver.」の前にはカメラやスマホを構えた観客が大勢、なかなか前に進めないので、横に回って撮影。
☆大通会場内あれこれ
この日は日中の最高気温が-9度とか、温かい食べ物を提供する店は何処も大入り満員。
道内各地のグルメを扱う店が建ち並ぶ。
TVアニメで放映された人気番組の雪像。近くのコーナーでは、関連グッズが販売されていた。
大勢の若者であふれかえるグッズ売り場。
小雪像「刀剣乱舞」、こちらもPC及びスマホ向けのゲームです。
以上の他に、紹介したい画像はまだまだありますが…スペースの都合で、機会が有れば別途紹介します。全体として雪像は時代を反映しているのか、バーチャルアイドル系を表現したものが多く見受けられ、人気を博しているようです。会期中、大寒波襲来で客足が心配されたようですが、中華圏の春節と重なったこともあって、各会場(大通、つどーむ、すすきの)共に、前年を上回る観光客の入り込みだったようです。