<駐車場から続く中央園路(紅葉並木)は、秋にはまさに赤い絨毯を敷き詰めたよう…>
9月から10月にかけて台風・長雨などの異常気象に加え、地震までもが発生し、日本はどうなるのかと、一時は心配しましたが…。そのような心配にに関わらず、季節は秋から冬へと、着々と進んでいるようです。道内は紅葉のシーズンもほぼ終わりですが、これから数回に分けて、道内の紅葉を紹介していきたいと思います。
まず最初は、11月2日(金)に写友と撮影に行ってきた「平岡樹芸センター」です。ここはモミジが有名ですが、春はサクラ、フジなどが咲き、園内にはなんと、約3000本のイチイ(水松、オンコとも言う)が植栽されていて、新芽の吹く6月、そして赤い実のなる秋がとても美しくなります。ちなみに、イチイは道民になじみの深い、北海道拓殖銀行のシンボルマークでした。
私たちが訪れた2日は、時折日差しが陰りましたが、ほぼ快晴と言っていいほどの紅葉日和でした。
二人連れの若い娘さんが、キャラクタグッズをモミジの木に載せて、盛んに撮っている。聞くと、清田区の広報担当係で、区のマスコットキャラ「きよっち」をモデルに取材中とか。
母親が盛んに、娘にポーズを取らせようとするが…なかなか思うように取ってくれない。子供は自由に遊ばせて、隙を見てパチリが一番なんですが…
中央園路(紅葉並木)の1本横通りは人通りも少ない。
魚眼レンズで、地面すれすれか見ると…
黄葉した葉が黄色いボケとなって美しい。
紅葉並木から庭園の方に移動すると、ドウダンツツジでしょうか、燃えるように赤く輝いています。奥を左に曲がると、芝生公園になります。
芝生公園から日本庭園に進むと、各所に小川があります。
水に埋もれた紅葉も美しい。
日本庭園休憩所から正面を見ると、池に注ぎ込む水面に、紅葉が映り込んで…
池は結構大きく、数カ所からこの池に流れ込む水が、緩やかに円を描きます。その動きはきわめてスローで、微風で、円の中心があちこちに移動します。手持ち5秒で数カット撮りましたが、NDフィルター装着のためフードを外したので、あちこちにハレーションが出てしまいました。三脚を持参しなかったので、カメラを手摺りに押しつけて撮りました。5-6カット撮りましたが、どのカットもぶれてない。今のカメラの手ぶれ補正能力は凄い。