<25回目の今年は新企画もいっぱい 旗士による応援合戦もその一つ 重たい旗を振りかざして…>
今年で25回目の開催となるYOSAKOIソーラン祭りが、6月8日(水曜)から12日(日曜)まで、5日間行われました。昨年より10チーム多い280チーム、約2万8千人が、札幌市内大通公園など市内20カ所で演舞が披露されました。観客数も前年を7万人上回る205万4千で、200万人を上回ったのは3年ぶりと言う。
☆YOSAKOIソーラン祭りの歴史
高知県のよさこい祭りの熱気、躍動感に魅せられた北大の学生たちが、1992年(平成4年)に「街は舞台だ!日本は変わる」を合言葉に誕生しました。参加10チーム、参加者1000人、観客数20万人から始まったこの祭りは、回を追うごとに勢いを増し続け、今では、道内はもとより道外、海外からも注目を浴びるようなり、すっかり「北海道初夏の風物詩」と言われるまでに成長しました。(公式ガイドブックより)
初日こそ小雨のぱらつく天気でしたが、週末の土日は好天で絶好のYOSAKOI日和。初日8日と11日(土曜)に大通公園を中心に撮影してきました。8丁目会場ステージ前の自由席はほぼ満員、そのため有料観覧席(1000円、1時間半で入れ替え)を確保。午後6時からのオープニングは市内近郊の学生ソーランで始まり、その後市内のいくつかのチームの演舞です。幸い過去何度もソーラン大賞に輝いた「新琴似天舞龍神」の演舞もあります。
学生チームの躍動感あふれる演舞が続きます。おおっと危ない、赤フンがチラリ。最前列で演舞するは、北大’縁’チームの学生か。
新琴似みどり小学校の生徒の演舞。スローシャッターで、静と動を同時に写し込みました。
小雨降る中、のびのびと演舞。
大学生の混成チームの演舞。今回のYOSAKOIは、演舞に欠かせない旗(幟)も「The旗祭り~華麗なる旗士たちの舞~」の新企画もあります。
旗士たちも精いっぱい振りかざします。
GOGO'S&クワザワグループの一糸乱れぬ演舞も見もの。
過去25回のうち、4年連続YOSAKOIソーラン大賞を獲得し、上位入賞常連の「新琴似天舞龍神」が登場。ひときわ大きな歓声が上がる。
洋風衣装が圧倒的に多い中、天舞龍神の和風演舞は目立ちました。
和服の裾が大きく割れて…これもいつもの通りのサービスかな。
☆11日(土曜)は、大通南北パレード会場で…
初日に購入した公式ガイドブックで、各出場チームとりわけ注目のチーム(撮影の被写体として)の時間割を調べ、南北両会場と一番街(三越前と丸井今井前の2か所)を往復しながらの撮影。順不同で取り上げます。
The日本海&北國新聞チームです。幟のマークが「加賀梅鉢」で前田家の家紋ですね。
梅模様の赤い傘が、とても印象的なチームでした。
1回踊り終えると、和服に帯の衣装が相当乱れます。輪になって前の方の衣装を整える…なるほどいいアイデァですね。
上位入賞常連チーム、「北海道大学’縁’」チームです。ひときわ拍手喝さいが沸き起こります。
若い学生ならではのエネルギッシュな踊りです。
男子学生は全員赤フン、沿道の客からは、待ってましたとの掛け声と同時に拍手喝さいが沸き起こります。演舞後半のこの赤フンが、売り物。
演舞を終えて休憩中の北大の学生たち。中央の学生は、手に赤い紐のメダルを握っています。1回の演舞で1~2個のメダルが渡されます。優秀賞的な意味合いらしく、各ブロックにいる係員が、踊り子に渡していました。
平岸天神マスターズチームには、「平岸天神」を卒業した踊り子たち。一目見て激しさはないものの、ゆったりした演舞に上手さが洗われています。
ママさんも交じって、優雅に舞います。
コンサフリーク~武蔵女子短大の演舞は、サッカーの応援調に似ているような…
チィアガールのような振付からすると…サッカー2部リーグの札幌コンサドーレの応援団?
各チームの演舞はまだまだ続きますが、残りは次回として、会場内の様子もご紹介しておきます。
う~ん、なんといっていいか…
躍り終えたチームは、集合写真を撮影しています。旗をバックに…
鬼が睨んでいます。会場内にごみを散らかしてはいけません!とにらんでいるのかな?
次回、その2では、大通南北会場のチームと観客も参加できる輪踊り会場の様子なども取り上げます。