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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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三島さんちの芝桜が凄すぎ!

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              <倶知安町・三島さんのご自宅もまるでお伽の国に出てきそうな建物…真っ赤な郵便受けまで…>

 

桜が終わって、そろそろ新緑の初夏を迎える頃、芝桜の話題が取り上げられる時期になってきました。北海道内では芝桜のスポットと言うと、規模、歴史、観光客動員数などから言って滝上町の「滝の上芝桜公園」と大空町にある「ひがしもこと芝桜公園」(旧東藻琴村)の二つが取り上げられます。このほか旅行雑誌等で取り上げらるのが、8カ所ほどあります。

その中でもここ数年盛んに取り上げられるのが倶知安町の三島さんちの芝桜です。元農業の三島さんが平成15年ころから花壇を作り始め、少しずつ面積を増やし、現在は約4000平方メートルにまでなりました。しかも自宅庭園を無料開放しており、『三島さんちの芝桜』として親しまれています。最近では海外の旅行雑誌でも取り上げられ、東南アジア系の方々が観光バスで来ることもあります。

ということで、5月23日、天気を見計らって、撮影に行ってきました。倶知安へは、キロロ経由のメープル街道(国道393号線)を通ります。途中撮影スポットに立ち寄り、帰りは国道5号線で余市経由で戻りました。

 


赤井川村の道の駅で一休みした後は、白樺林を抜けいくつかのトンネルを抜け出ると、倶知安町にに出ます。今まで山道とは一転して、道の両側は平たんな畑が続きます。大和に入ると、旧大和小学校跡地の「大和ふるさと公園」に出ます。池には鯉が数匹泳いでいて、オレンジ色の土俵(今は休憩所)の屋根が池に映り込んでいます。


羊蹄山の麓は道内でも有数の野菜の産地。春浅い今はまだ耕されていないところも、


またもや廃校跡地、旧瑞穂小学校跡地。人口減とりわけ子供の数が減っているのでしょうか、都市部、郡部を問わず、廃校が目につきます。


旧瑞穂小学校の校庭でしょうか、今は一面タンポポが群生しています。かつては今頃運動会で親も子も競技でにぎわっていたのでしょうね。


さらに1kmほど進むと、出雲地区で393号線は左に折れて羊蹄山目指して、直線道路が続きます。のどかな田園風景が続きます。


さらに富士見町の姿見の池のある(農家のそばや)方向に進むと、過去何度か画像を掲載したことのある農作業小屋と二本のサクランボの木(同名のスポットはニセコ曽我にもある)のところ。今年は何を植えるのでしょうか。

さて三島さんちの芝桜は…国道5号線から、JR函館線をまたいでニセコ連峰方面に進みます。線路を渡り、さらに尻別川支流の橋を渡るとニセコ酒造があります。ニセコ酒造の裏を通ると、ピンクの芝桜が見えてきます。個人の住宅地なので駐車場がありません。着いた時には道路の両端にびっしり駐車中で、車2台がすれ違えないほど。後ろには中国人観光客を乗せた大型バスが続いてますが、乗客下車後、Uターン。何とか空きスペースに止めて進むと…そこは別世界。


真っ先に目に飛び込んできたのはこの光景。芝桜もさりながら建物の美しいことに唖然としました。三島さんの美的センスがうかがわれます。


羊蹄山バックに写真を撮る人が後を絶たない。


おおっ!一瞬本物かと思っちゃった。


芝桜だけではなく、菜の花も堪能できます。


個人の庭園ですので、遊歩道等整備されていませんが、芝桜の美しさだけでなく建物の美しさも十分味わえました。

 

 

なお、倶知安町の芝桜は、かつてスキー場のある旭が丘公園がメインでした。10数年前に、倶知安の芝桜が有名だとの話を聞き、家族で来たことがあります。その当時の画像をと思い、探してみると…
ありました。H17年6月19日撮影とメモ書きが残っています。 カラーのネガをスキャナー(CANOSCAN9600MarkⅡ)で出力すると…、あら不思議、セピアに近い単色で出てくる(下の画像)。何度スキャンしなおしても同じ。ネガを透かして見ると、ちとおかしい。


平成17年6月19日撮影、CANON EOS 7 +KODAK T400 CN 、倶知安町旭が丘公園、孫娘姉妹と父親。
色調がおかしいはずです。フィルムがネガ現像(C-41)用のモノクロ写真が手軽に楽しめるという、フィルムでした。 かなり色転びしてセピアに近くなりましたが…斜面の白い部分が芝桜です。この数年後に聞いたところによると、この芝桜はほとんど消滅してしまったとか…


こちらの画像はH185月20日に滝の上町の芝桜公園で撮影したものです。FUJI FX33(コンデジ)

 

セピアの画像を除けば、どの画像もソフト調整は一切行っていません。JEPG撮影でそのままの画像です(ブログ用にリサイズしてますが)。両メーカー(OLYMPUSU&FUJI)とも色づくりはさすが上手いと思います。

 

 

 


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