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晩秋の富良野路を往く

                          <十勝連峰はすでに冠雪しています>

 

11月4-5日層雲峡の朝暘亭に行ってきました。ご存知の方もおられるかと思いますが、朝暘亭30周年を記念して今年の4月から3カ月ごとに4回にわたって「旅の思い出」フォトコンテストを実施しております。その第1回フォトコンテストで、グランプリとなって、ペアー宿泊券を頂きました。家内と行こうかと思ったのですが、我が家にはイヌ&ネコが同居していて、夫婦で宿泊旅行と言う訳に行かず、単独で行くことにしました。

自家用車で行くとなると、雪の降る前に、できれば周辺の景色等を撮影しながら…ということになります。二日間とも快晴の日にと思い天気予報とにらめっこ、晴れマークの続いく4-5日と言うことになりました。一月ほど前の10月7日に、写友と夕張・富良野・美瑛に撮影ツアーで行ったばかりですが、再度晩秋の富良野路を撮影することに決めました。一人旅ですので、気ままにゆっくりと…

 国道12号線を岩見沢まで高速・道央道で行きます。岩見沢市郊外から道々917号線で三笠・桂沢湖に向かいます。なお、この沿線には北海道で最初に鉄道の敷かれた、旧幌内鉄道(小樽手宮~三笠幌内)の鉄道駅舎等が保存され、残っています。その一つ「唐松駅」で数カット撮影、その後桂沢湖でも数カット、そして富良野市に入りました。

 

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十勝連峰はすでに冠雪、晩秋の紅葉とマッチしています。市内には入らず、そのまま麓郷方面に向かいます。

 

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収穫の終わった畑は来春のために耕され、冬を待つばかり。

 

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富良野郊外から、麓郷方面に向かう少し手前の道路わきから…里の秋が感じられます。

 

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山間部に入って最初に目にする赤く燃えたカラマツ林と一軒の建物。トラクターが見えるので農家かも…ペンション風のしゃれた建物でした。

 

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さらに進むと白樺の木でしょうか、日蔭となった斜面から木の先端に日が当たって…

 

途中、2015.10.27付当ブログ「紅葉撮影ツアーで富良野・美瑛へ(3)」で取り上げた八幡丘の「草太の牧場(フェニックス牧場)」や「三好牧場」でも撮影しましたが、フェニックス牧場の牧舎(牛舎?)は取り壊され、跡形もありません。わずかにサイロと建物が1棟残っているだけでした。また三好牧場は、ブルで丘が掘り返されている最中でした。その後どういう風景になるのかが楽しみです。

布礼別の交差点で右折すればドラマ北の国からで使われたロケセットが多数残っている麓郷ですが、左折して上富良野方面に向かいます。

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丘陵地帯に赤い屋根の一軒家がありました。農家ではないようですが…

 

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丘陵地帯はカラマツの赤い色と雑草地の緑、耕作地の黒が帯状に広がり、美しい帯模様となっています。

 

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上富良野市外に出る前のカラマツ林路側帯で一服です。

 

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林道を抜け出て上富良野郊外に抜けるあたりは、このような風景があちこちに見られます。

 

さらに進んで国道237号線、通称「花人街道」(富良野~旭川間)に出ます。この国道を直進すると旭川市内に出ます。まだ時間が早いので、もう少し周辺を撮り歩くことにします。さすが観光シーズンが終わっていることもあって、交通量も少なく、観光スポットにも殆ど車が見られません。12時過ぎでしたので、美瑛町と上富良野町の境にある深山峠でふらふら…食堂を探していると、閉鎖中のお土産品店の中で、1軒だけ営業中の店がありました。

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メニューは麺類が数種類のみ、ワンコインで食べられるのがうれしい。腹ごしらえの後は、四季彩の丘、拓真館ギャラリーに行くことにします。

 

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あれだけ華やかだった四季彩の丘も、ごらんのとおり冬将軍の到来を待つばかり。花1本見当たりません。其れでもレンタカーが数台止まって売店で買い物をしていました。

 

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四季彩の丘から新星の拓真館刊までは車で10分ほど、途中カラマツ林があったり…

 

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丘陵の農道で自転車が一休み中だったり…

 

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周辺の畑はほとんど収穫を終えてますが、ビートは収穫の最盛期のようです。なお、沖縄のサトウキビは主に黒糖になりますが、北海道のビートは主に白砂糖になります。画面からはわかりにくいですが、ビートは、ジャガイモ3-5個分くらいの大きさです。

 

拓真館は幸い営業中でした、が来館客は私一人。このギャラリーは無料ですが、玄関ホールに「館内撮影禁止」のマークがあちこちに張られていました。10数年前に訪れたときには禁止の札は貼られていなかったのですが…当時館内で結構撮影したはずですが、当時のネガが探し出せず…拓真館館内の庭の画像を撮りましたので…

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冬期間は休館します。過去何度もここを通っていますが、館内に入るのは…10年ぶりくらいかも…。関内には写真集などで見たことのある富良野・美瑛の写真がたくさん展示されています。中央ホール正面には「麦秋鮮烈」という題名で、前田真三の名を一躍有名にした、写真が大きく引き伸ばされ展示されています。

<参考 「麦秋鮮烈」下記>

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某お土産品店でパネル入りで販売されていました、それをチョイ失敬して…

 

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拓真館はこの地区の小学校の廃校跡を利用したもの。元学校だっただけに敷地がかなり広く、大きな雑木(白樺が主)ばやしや、広大なラベンダー畑があります。

 

さて時間も午後4時半を過ぎてしまいました。もうすぐ日が落ちてしまいます。急いで旭川方面、さらに層雲峡へと向かいます。途中旭川から上川町に入ったあたりで日没、周囲は真っ暗です。ただただ層雲峡に向けて走ります。午後6時半無時朝暘亭に到着です。

 

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荷物を部屋に置いて即夕食をとりに1Fレストランへ、バイキング料理ですがとても食べきれないほどの量と種類。食後のアイスクリームも8種類ほどあって、食べ放題。部屋に戻って大浴場にもゆかず、そのままバッタンQ~。翌日も大浴場には入らず朝食後すぐスタート。

 

う~ん、せっかくの温泉にも浸からず何をしにホテルに行ったのか…、食事をして寝ただけでした。一旦南下して、銀河の滝、流星の滝を撮りましたが、日陰で絵になりそうにもなく早々に戻ります。途中旭川市内には入らず、旭川空港から美瑛方面に抜けます。北瑛で、マイルドセブンの丘、北西の丘で撮影、その後富良野、三笠桂沢湖、岩見沢から高速道で帰りました。

 

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旭川郊外、東神楽町付近は靄がかかって、後方の大雪山の雪渓が太陽に反射しているのがかすかにわかるほどでした。

 

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北瑛の「親子の木」は10月上旬の爆弾低気圧と台風で、真ん中の子供の木が倒壊してしまいました。さて、これから何と呼ぶのでしょうか?元親子の木?

 

 

 


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