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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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小樽街中ふらり

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1月に入ってから寒い日が続いています。三日と好天が続かず、天気がよくても、寒気団が押し寄せてきているせいなのか、外に出ると顔が刺すように痛い。なかなか外に出られず、ストレスが溜まってしまいます。先日も、天気がよさそうなのでカメラ担いで、水天宮のあの急な坂道を途中何度も休みながら、登りました。境内から石狩湾を眺めていると、急に雪雲が押し寄せ、5分後には猛吹雪。やむなく花園町のアーケード街に避難して、さらに都通のアーケード街を通り小樽駅前の長崎屋に逃げ込みました。自宅に戻るべく小樽駅からJR電車に乗って南小樽駅に着くと、再びお日様が顔を出します…初詣の「小吉」がどこまでも付いて回る…


(都通アーケードの外は猛吹雪 近くの長崎屋に避難)

さて日を改めて散策に出ることにします。数日後、再び好天が巡ってきました。イヌの散歩途上で、港を見ると対岸の増毛連峰が鮮やかみ見えます。もっといいところから撮影したいと思い、船見坂から撮ることを思いつきました。そしてその後は運河周辺を散策すれば、いいカットが撮れるかもしれません。


(対岸の増毛連峰が建物の影となり、またヒーティングの入った坂道を入れると、輝度差が生じて対岸の山がくっきりしません)

坂道と海を入れて撮るのは、ここが限度です。坂道はここで大きく右上にカーブしてしまいます。海側には住宅が立ち並び道路からは、見ることが出来ません。その時カメラを構えている私を見て、坂道をあがってきた老人が「この上の道の突き当りに、写真スポットがありますよ」と教えてくれるではありませんか。何度もこの道通っていますが海が見渡せるところがあったけ?と思いながら奥に向かって歩きます。


(最奥の白い家の手前に幅1間ほどの下に降りる小路がありました)


(石狩湾が一望 増毛連峰もくっきり)


(おや、屋根の上に積もった雪に足跡が… 人かなネコかな、不思議な足跡が…)

ここ、富岡町で十分撮ったので海側に降りていきます。先ほど撮影した船見坂から中央市場横を抜けていきます。さらに下に進むと運河沿いの臨港線に出ます。途中で数カット撮影しました。


(アパートの階段下に放置された自転車 雨だれの落ちるところに放置されたため巨大なツララと氷に覆われてしまった)


(レストラン海猫屋 小説家村松友視の「海猫屋の客」はここが小説の舞台になっています)

ここ数日の冷え込みで、運河には薄氷が張っています。また海沿いを走る道路(桜町〜手宮・祝津小樽港縦貫線)から、祝津行きの観光船の出る湾内を見ると、ここにも蓮氷が咲いておりました。


(観光船の桟橋付近 冬期間閉鎖中 蓮氷がユラ、ユラ)


(中央橋から浅草橋方面を見る 薄氷が張っている 手前の白い模様は観光客が雪を投げつけた跡)

中国人観光客(たぶん雪が珍しい香港の方々)が大勢来ており、運河に向かって盛ん雪玉を投げ込んで興じていました。


(雪が珍しいらしく、掴んでは大はしゃぎ)


(雪玉を投げつけると面白い形に… この日は、運河に波がないために氷が割れて蓮氷になりませんでした)


(中国人カップルが雪に何か文字を書き始めました)


(文字は「洪棹楠」コウ…と読むと、彼女がKouTyokuranと発音し、It's my baby's nameと教えてくれ、ベビーカーの子供を指さしました)


(倉庫には大きなツララが…)


(それほど寒くもなく久しぶりにすがすがしい一日でした)

<この日最後の一枚>


(一本の綺麗な雲が…)

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