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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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大型クルーズ客船寄港のシーズン到来

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                                       <見学時、丁度昼時で食事中の乗客が多かった>

5月26日のハンセアティック号の寄港をはじめとして、今年も大型クルーズ客船到来のシーズンが始まりました。昨年は、9客船18回の寄港でしたが、今年は何と、11客船38回の寄港予定と、寄港数だけ見ると倍増です。しかも、6月7日には、小樽港史上最大のクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス号(116千トン)」が勝納埠頭に寄港しました。昨年初寄港した「サン・プリンセス号(77千トン)」の姉妹船で、サン・プリンセス号を上回る大きさです。

小樽港史上最大のダイヤモンド・プリンセス号を迎えるにあたり、勝納埠頭では「小樽クルーズ・ウェルカム・フェスタ」が開催され、アマチュアバンドの演奏やフリーマーケットなどが行われました。そこで今回ブログでは、ダイヤモンド・プリンセス号の船内見学のレポートとウェルカム・フェスタの様子、さらに6月25日再寄港した際の出向見送りの風景とも併せて画像をアップしていきます。


とにかく図体の大きいダイヤモンド・プリンセス号。コンデジでパノラマ撮影しないと全体が入りません。

<ダイヤモンド・プリンセス号の概要>
☆乗客定員数 2670人 (2022人)
☆総トン数   116000トン (77000トン)
☆全長     290m (261m)
☆全幅     37.5m (32m)
なお、カッコ内はサン・プリンセス号の数字です。なお英語名での綴りは「DIAMOND PRINCESS」ですが、日本語版のパンフレット等や新聞紙上でもダイヤモンドと発音されていますので、以下これに倣います。  
     


船内見学の集合時間10時半には、ウェルカムフェスタが行われています。


(1) ダイヤモンド・プリンセス号の船内見学会・約2時間


見学会にあたって、クルーズ運行会社の係員から説明がありました。かなりセキュリティが厳しいこと、乗客の写真撮影は極力避けること、コース以外に入り込まないこと等です。

なお、船内の作りが昨年入港し、船内見学をしたサンプリンセス号と姉妹船と言うこともあって、かなり似ています。フロアーを続けて上がったり、下がったりし、右に曲がったり左に曲がったりしましたので、見学場所やフロアーがわからなくなってしまいました。以下撮影順に、画像をあげていきます。


厳重なセキュリティを通過して、最初に出たのが、ここ5Fのプラザデッキ5、メインホールです。5〜7Fまで吹き抜けとなっていて、天井のミラーに人影が写ります。


船内の壁にはいろんなイラストやら、寄港地の風景、プレートとが張られています。


イタリア風のレストランでした。


テーブルの花が、アートっぽく見えました。


フォトスタジオがあるのも、サンプリンセス号と同じでした。


某テレビ局のカメラマンも、我々と一緒に船内見学していました。


さらに上階のデッキに出ると…残念、水着美人がいない。去年はいたんですが…


代わりに、こういう画像でどうでしょうか?エステティックサロンにあったパンフレットをパチリ。


窓際のテーブルで食事中のご夫婦。片言の英語で話しかけると、オーストラリアから来たという。波が荒くても全く揺れませんでした、機会があればオーストラリアにぜひ来てくださいとのこと。ほんの数分の会話でしたが、人柄がわかるような…、いい旅行をしてくださいね、一期一会の出会い。


ナイトクラブの一角で記念写真を撮る、船内見学者。


停泊中は、カジノは休止です。


船内の店舗も停泊中は閉店しています。なので広告写真をパチリ。見ているだけでうれしくなる…


(2) 2014小樽クルーズ・ウェルカム・フェスタは大賑わい

今年が初めての企画で、クルーズ船接岸埠頭が従来の色内第3埠頭よりも、格段に広くなったのでこういうイベントが可能になったのでしょうか。会場には、B級グルメ小樽あんかけ焼きそばや地ビールをはじめとする飲食ブースのほかに、近隣市町村の観光協会による物産販売コーナーもあります。さらに、市民フリーマーケットや骨董市、小樽商大茶道部・美術部・写真部の体験コーナーもあります。さらに特設ステージでは、オールデーズバンドやタヒチアンダンスなどが披露されました。


小樽商大写真部の部員は、手作りの観光写真を販売していました。かれらは、1枚200円で売れるかな〜と心配顔でしたが…


外国の乗船客が、結構買っていきました。おっと!市会議員の安斎さんが急に横切った。顔半分は、安斎さんのFBによく出てくるポーズ…


茶道部のコーナーでは、和服美人に撮影依頼が集中。この方は東南アジアのツアー客、多分タイの方かと…


フリーマーケットでは、東南アジア系の方が、両手に持ちきれないほど買い込む姿が見られました。


特設ステージでは、ベンチャーズの曲が演奏されています。


ステージ前では曲に合わせ、手や腰を振る観客も現れ、大賑わい。


多分乗船客の方でしょうが、コンデジを見つめる表情が何とも言えないほど魅力的な…


(3) ダイヤモンド・プリンセス号の見送り

6月7日の初入港日の午後6時に次の寄港地函館に向け出て行きましたが、この日の夕方は所用で見送りに行けませんでした。6月25日に、ダイヤモンド・プリンセス号が再入港し、午後5時に出港予定と言うことでした。ですのでこの日午後4時過ぎに旭展望台から全景を撮り、5時前に、勝納埠頭に見送りに行ってきました。


フェリーターミナルの向こう側、勝納埠頭に停泊中のダイヤモンド・プリンセス号。CANON EOS 70Dのクリエイティブフィルター「油彩風」で仕上げてみました。小樽の街並みが現実以上に綺麗になっちゃいました。


フェリーターミナルから見送り会場に向かいました。15mm対角魚眼レンズ(35mm換算で、24mm相当)でやっと全容キャッチ。


多くの見送り人が来ておりました。


やがて潮太鼓に送られて、タグボートに引かれ離岸。


フェリーターミナル2Fの喫茶店前から、出て行く船をガラスの模様を入れて撮ってみました。


夕陽に染まりながら防波堤の外に曳かれていきました。油彩風仕上げ。


なお、北海道新聞6月29日付朝刊に、大型クルーズ船について気になる記事が載っておりました。今シーズンは小樽港史上最多の寄港数となりますが、大型クルーズ船の道内発着は、予約数が低調で、採算が取れないとのこと。クルーズ会社が配船を取りやめるために、来シーズンは半減するのはないかとの記事です。今シーズン14回寄港するサン・プリンセス号が全面中止、7回寄港のダイヤモンド・プリンセス号も半減の予定と言う。一方、オーストラリアではクルーズブームで需要が旺盛、来シーズンは、配船をそちらに向けるということです。さて行方はどうなるのでしょうか。

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