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小樽ゆき物語(第1章)が1月13日で終わりました



11月11日(月曜)から64日間にわたり行われていた「小樽ゆき物語(第1章)」が、1月13日(月曜・祭日)を持って終了しました。このイベントは、従来の「小樽ロングクリスマス」(当ブログ平成22年12月27日付「Otaru Long X'mas終わる」参照)に代わるイベントです。従来のイベントは11月10日ごろから12月25日のクリスマスまで、約1月半にわたり、様々なイベントが行われていました。今回は、このロングクリスマスを全面改装して、小樽ゆき物語として再スタートさせたものです。小樽観光協会等から出されているパンフレットやホームページによると、以下のような出だしで始まっています。

『異国情緒あふれる小樽の街で 新たな物語が始まります ふりつもる 白い雪のように いくつもの層に重なり合い 訪れる人のこころに ぽっと灯をともします この冬 雪降る小樽を あなたも楽しんでみませんか』
街の色が秋色から、モノトーン変わっていく初冬の季節。ノスタルジックな空気感は、小樽にとてもよく似合います。今年から新に始まる「小樽ゆき物語」を中心に、これからの季節の様々な情報をお届けします。小樽で過ごす時間を、よりお楽しみいただけますように。多くのお客様がお越しくださることを願って。(小樽観光協会 会長挨拶文から)

この間の主なイベントは次の通りです。なお、詳しくは小樽観光協会ホームページを参照してください。

☆運河プラザサンタ市 運河プラザ三番庫ギャラリーで、ガラス製品を中心にクリスマスや冬の雑貨が展示販売されています。
☆ガラスアートギャラリー JR小樽駅構内で小樽市内11工房の手によるガラスアート、雪または冬がテーマです。
☆ワイングラスタワー 運河プラザメインホールに、約3000個に及ぶワイングラスを積み上げたタワーが出現。
☆浮き球ツリー 運河プラザ前提に、約300個の漁業用ガラス製の浮き球をモチーフに、電飾を施した浮き球ツリーを展示しています。
☆スノーパレット 運河プラザ中庭に、北海道を拠点に活躍する渋谷俊彦氏のアート作品を展示。雪が降り積もることで変わっていくアート。
☆mati-nabe 100選 食をテーマにした企画。和洋中華の各種鍋自慢のお店を紹介しています。
☆冬の流星 ゆき物語の中でも、メインを飾るイベントの一つです。小樽運河に幾千のいのりの星を浮かべ、流星に見立てております。
☆街角コンサート ヴィオラによるコンサートほか、ライブ演奏もあります。


(1) 運河プラザサンタ市
地元のガラス工房をはじめオルゴール堂など15−6店舗が、クリスマスや冬をイメージしたガラス製品や雑貨を販売しています。

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会場となっている運河プラザ3番庫ギャラリーの入り口にはられたメッセージ。

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販売スタッフもサンタにふんして、雰囲気を盛り上げています。

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12月2日、孫たちを連れて、クリスマスプレゼントを買いに行った日に、テレビ局が取材しておりました。

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孫二人は、あまりの製品の多さに、迷うことしきり。なかなか買うものが決まらない様子。

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姉の悠里は決まったよです。円筒形のガラスに収まった、オルゴール付きサンタが気に入ったようです。


(2) ワイングラスタワー
過去にも小規模なワイングラスタワーは、都通り商店街や運河プラザでも飾られたことがありました。今回は規模をさらに大きくして、約3000個のワイングラスを積み上げて、ツリー状にしました。

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運河プラザメインホール(1番庫)に飾られました。

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ひっきりなしにカップルが来て記念写真を撮っていきます。

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近くに寄ってみると…

なお、ワイングラスタワーは、最近ではあちこちで展示されていますが、私が初めて見たのは、平成12年12月の昭和記念公園でイルミネーションが飾られた時でした。数千個のワイングラスが飾られ、カクテル光線が当てられ、最頂部から水が注がれるというものでした。ちなみに、当時の写真をあげておきます。

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立川市昭和記念公園に飾られたワイングラスタワー、21段3311個のグラスが使われている。仕掛けは不明ですが、近寄ってみると、最頂部のグラスからあふれた水が、最下段のグラスに注ぎ落ちさらに地上に流れ落ちていました。(平成12年12月9日撮影)


(3) ガラスアートギャラリー
JR小樽駅コンコースに展示された、小樽市内のガラス工房11社による作品展示。冬または雪をテーマにした各工房自慢の作品が、小樽駅でお客さんを出迎えてくれます。とても全作品を紹介できませんので数作品を紹介します。

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各工房が自慢の作品をガラスケースに収めています。

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北一硝子見学工房の作品です。テーマ「森のどこかで」

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これも同じ北一硝子見学工房の作品です。

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何処のガラス工房の作品か忘れてしまいましたが、球体に小樽駅舎のランプのガラス窓が映り込んでいて、気になり撮影しました。

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The Glass Studio in OtaruのParty Night!と言う作品の一部です。おどけた顔が何とも言えない愛嬌があります。

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最後はGlasswork fu〜ga工房の作品です。Farst Snowfall(初雪)と題されたこの作品は、子供たちが初雪に大喜びしている光景があらわされています。


(4) スノーパレット(Snow Pallet 5)
運河プラザの中庭に、数脚の椅子のような椅子でないような、テーブルでもないような作品が置かれています。と言うより放置されています。氏の作品解説によれば、スノーパレットは、オブジェ裏面に塗布された蛍光塗料が雪の反射によって雪面に鮮やかな色彩を表出させる作品。高さの異なるいくつものオブジェによってその時々の太陽光と積雪量によってその景色を変えていくインスタレーション作品。とあります。

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詳しくは上記のリンクをご覧ください。

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こんな感じで、作品が置かれています。なお1月13日に見たときは、正月以来の積雪で、完全に雪に埋もれ、わずかにこんもりとした跡が数カ所あるだけでした。それもアートと言うことです。


(5) mati-nabe 100選
会場は街の飲食店で、鍋料理と参加店の名前等がが写真付きで紹介されています。市内参加企画店一覧を参照してください。なお、鍋料理はほとんど自宅で済ませますので、参加店での飲食風景等の画像はありません。


(6) 浮き球ツリー
前年までのロングクリスマスでも使用された同じ浮き球ツリーです。運河プラザ前提に設置されていて、薄暮と同時に点灯されます。このブログ最初の標題画像は、この浮き球ツリーをレンズベビーと言う特殊なレンズで撮影したものです。なお、浮き球ツリーを今年撮影した画像がないので、昨年の画像をあげておきます。

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この画像は昨年末のものですが、今年は入り口のイルミネーションと一部入れ替わりがあります。

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孫たちが浮き球の間から顔を出したところをパチリ、

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この画像は今年1月13日の最終日に撮影したものです。すでにFacebookで紹介しておりますので、見た方もおられると思います。


(7) 冬の流星
昨年は試験的にクリスマスに、LED発光の光る球(祈りの星)を運河に浮かべ星の流れをイメージしました。今年は12月21〜23日の3日間実施しました。残念ながら、この期間体調不良で、小樽協会病院に入院しておりましたので、撮影画像がありません。昨年の画像をあげておきます。

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薄暮の頃浅草橋付近から放流された祈りの星は、運河の流れによって北運河方向(奥の方から手前の方に)に徐々に流れ出します。潮の流れや風向きによって、片側に寄ってしまいました。係員が小舟で、祈りの星を拡散させようとしますが、何分自然条件が相手。思うようには、拡散しませんでした。

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翌日の試験放流では、上手く拡散しました。


(8) 街角コンサート
期間中何度かビオラの演奏会があったようですが、いかんせんクラシックにはとんと疎いため、チケットを買って聞きに行くという衝動にはかられませんでした。最終日の13日には、運河プラザの3番庫でファイナルライブがあるという記事を見て行ってきました。ただ残念ながら、ライブの中身については、出演者の名前があるだけで、曲目や演奏ジャンルがチラシ等にも一切触れられていません。行って見ると、アコースティックギターによる演奏で、1930年代のブルースがあったり、自作の曲があったり、フォークソングがあったり…

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観客は、関係者も含め15人ほど。椅子席はガラガラの状態。出演者が気の毒なくらいでした。

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この方は50歳代のフォークシンガー。当日天候が悪いとはいえ、これほど観客が少ないのは、主催者側の広報に問題があったように思えました。


以上のイベントのほかにも、いくつかの企画がありましたが見ておりませんので画像アップは出来ません。なおゆき物語「第1章」とありますが、第1回目と言う意味のようです。









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