10月があっという間に過ぎ去り、早くも11月に入ってしまいました。紅葉も最終戦、イチョウの木からは日増しに葉が落ち、地面が黄色い絨毯で覆われいています。また小樽市内入舟町界隈の街路樹のプラタナスが、造園業者によって次々と丸刈りにされています。今まで空を覆うように大きな葉が覆いかぶさっていましたが、枝葉が切り落とされ、丸坊主になった木がなんとなくかわいく見えます。こうした街路樹の剪定も晩秋の風物詩と言えます。
さて、10月末から11月初めにかけて忙しい日が続いています。10月30日に写真仲間のフォートピアの会合があり、11月13日から10日間写真展を開催することが決まりました。一人当たり四切5作品を用意する必要があり、5日までに作品名を決めなかればいけません。11月1日(金曜)には、小樽市民会議「おたるカレンダー2014年」写真コンテストの表彰式と懇親会がありました。さらに2日(土曜)には、小樽美術館で小樽写真市展の表彰式が、翌3日(日曜)には作品の取り下げがあります。こうしたバタバタが続く中、元の勤務先OB会の機関誌担当の広報係から、裏表紙用の写真を提供してほしいという連絡が入りました。担当者は何と青森支店当時の同僚では、むげに断るわけにもいきません。しかも締切まじかだという。
そこで今回は、二日続いた表彰式の様子を交えて、展示会の様子や入選作品を紹介することにいたしました。
(1) おたるカレンダー2014写真コンテストについて
小樽市民会議主催の「おたるカレンダー」写真コンテストは、2000年から始まりました。今年で、13回目になります。ん?1回合わないですね。そうです、数年前に事務局担当者の不幸があってカレンダー製作を中止した年があったからなんです。小樽市民会議では、入選した作品をカレンダーとして約1000部を製作します。小樽市民はもとより、かつて小樽に住んでいた方からの注文があり、また海外の関係者からも引き合いがあるということです。8月末に締め切られたコンテストの結果が、10月下旬に入選を知らされました。11月1日に表彰式・懇親会がホテルノルドで行われました。当日会場に着くと、6点の入選作品と表紙(絵画)が飾られ、報道機関の方々も見えておりました。
手前は「小樽ジャーナル」の記者。
以下入選作品を紹介します。なお式典の様子、個々の作品の講評等について詳細は「小樽ジャーナル」2013.11.2付記事「四季折々の小樽!」を参照してください。
☆1-2月頁 鹿戸芳之さん作品「初雪の頃」撮影地:和光荘
☆3-4月頁 嵯峨秋雄さん作品「小樽湾」撮影地:張碓町JR函館線
☆5-6月頁 高橋敏明さん作品「霧の運河公園」撮影地:北運河旧日本郵船
☆7-8月頁 粟野孝市さん作品「小樽運河ロードレース」撮影地:小樽運河出抜き小路
☆9-10月頁 紅露雅之作品「秋の気配」撮影地:旧手宮線
☆11-12月頁 宮尾一美さん作品「小樽駅のクリスマス」撮影地:JR小樽駅
表彰式に先立って小樽市民会議の大渕勝敏会長の挨拶があり(写真左)、次いで本郷正利審査委員長から全作品について講評がありました(写真右)。
私の作品については、本郷審査委員長から次のような講評がありました。「旧手宮線は整備が進み、小樽観光の主要なスポットとなってきました。運河を散策する人が多い中、最近は旧手宮線を訪れる観光客も増えてきました。秋の雰囲気をよく伝え、安らぎのスポットをアピールしています。」
表彰式終了後は、場所をホテル屋上階ののクラブに移して、関係者全員で懇親会が行われました。
このクラブは最上階にあって、目の前が小樽運河になっています。雪あかりの路や潮祭りの際には、営業に差し支えない範囲で、外に出て屋上からの写真撮影をOKしてくれます。
なお小樽カレンダー2014年は、紀伊國屋小樽店(小樽駅前)、レストラントレノ(手宮交通博物館入り口の列車店舗)、市民会議事務局でもある荒幸雄仏壇店(山田町、TEL0134-22-9540)等で取り扱っています。なお1部1000円です。
さてカレンダーと言うと、今年はやけにカレンダーの当たり年になりました。小樽市民会議の「おたるカレンダー2014年」をはじめ、GMO・山と渓谷社共催の「なごみ猫2014」(卓上式カレンダー)、江ノ島電鉄「乗車券付きカレンダー」(卓上式)に入選、さらにはTOYOTAカローラ札幌からもカレンダーに使いたいとのオファーがありました。
江ノ電カレンダーの1月頁に採用された画像・卓上式カレンダーと賞品の一日乗車券(のりおくん)や食事券。食事券は片瀬江ノ島のレストランのもので、行く機会があるかな〜。有効期限が来年の8月までだけれども…。なお江ノ電卓上カレンダーについては表紙ページに藤沢〜鎌倉間の往復乗車券(片道290円×2枚)がついていて、1部1000円で発売されています。
TOYOTAカローラ札幌から依頼のあった作品。何月に使われ、どういうポスターなのか今のところ不明です。
(2) 小樽写真市展表彰式と展示作品
表彰式は、11月2日(土曜)午後2時から小樽美術館で行われました。準特選以上の受賞者には楯と賞状が授与されますが、入選は賞状の授与のみです。上位入賞についても楯以外の賞品はありません。いずれにしても名誉だけですね。表彰式の隣の会場で小樽写真市展の入選作品の展示が行われています。表彰式のついでに写真展も見てきました。
隣のメイン会場で菊の展覧会が行われているので、そちらのお客さんも写真市展に流れて来ているようです。青い法被の女性は菊展の関係者です。
第1部自由の部の推薦作品(左)と特選作品(右)
☆推薦(市長賞) 中町栄次郎さん作品「光射す」…小樽市庁舎で撮影したそうです。
☆特選(教育長賞) 久慈広子さん作品「大好き」…スイス旅行で出会った光景
第1部自由の部の特選作品(右)と準特選作品(右)
☆特選(国際ソロプチミスト賞) 小泉弘子さん作品「兄弟」
☆準特選(北海道新聞社賞) 紅露雅之「街角にて」…都通商店街の衣料品店のモノクロポスターと通行人
第2部ネイチャーの部の推薦作品(右)と特選作品(左)
☆推薦(市展賞) 鹿戸芳之さん作品「一瞬」…安平町の鶴の湯温泉の蓮池で撮影
☆特選(ユネスコ賞) 中町栄次郎さん作品「春の妖精」…カタクリをハイキー調で撮影。「パステル画ですか?」と尋ねる人が多かったとか(注目度一番)。
第2部ネイチャーの部の特選作品(左)と準特選作品(右)
☆特選(美術館長賞) 大湯崇夫さん作品「木漏れ日の中で」
☆準特選(朝日新聞社賞) 小泉和子さん作品「語らい」…樹氷の影が語らっているように見える
第1部の入賞入選作品。
第2部の入選作品。
(3) フォートピア作品展示会のお知らせ
詳細や作品については次回のブログ等で詳しくお知らせします。現時点で確定している以下のとおりです。
1とき 11月13日(水曜)〜23日(土曜) 10日間
2ところ 北海道新聞社小樽支社1F PRコーナー(旧ギャラリーオアシス)
3作品 四切またはA4サイズ 統一テーマは特になし
4出品者 太田照二(フォートピア代表) Blog「foto-essay〜人生色々写真好き随想」
成沢克郎
嵯峨秋雄 Blog「北の風景〜北海道の風景写真を中心に掲載」
紅露雅之 Blog「紅露の写真日誌〜北の大地夢空間」
貝沼正雄
鹿戸芳之 Blog「yotutiの写真日記〜運河の街小樽から情報を発信」
さて、10月末から11月初めにかけて忙しい日が続いています。10月30日に写真仲間のフォートピアの会合があり、11月13日から10日間写真展を開催することが決まりました。一人当たり四切5作品を用意する必要があり、5日までに作品名を決めなかればいけません。11月1日(金曜)には、小樽市民会議「おたるカレンダー2014年」写真コンテストの表彰式と懇親会がありました。さらに2日(土曜)には、小樽美術館で小樽写真市展の表彰式が、翌3日(日曜)には作品の取り下げがあります。こうしたバタバタが続く中、元の勤務先OB会の機関誌担当の広報係から、裏表紙用の写真を提供してほしいという連絡が入りました。担当者は何と青森支店当時の同僚では、むげに断るわけにもいきません。しかも締切まじかだという。
そこで今回は、二日続いた表彰式の様子を交えて、展示会の様子や入選作品を紹介することにいたしました。
(1) おたるカレンダー2014写真コンテストについて
小樽市民会議主催の「おたるカレンダー」写真コンテストは、2000年から始まりました。今年で、13回目になります。ん?1回合わないですね。そうです、数年前に事務局担当者の不幸があってカレンダー製作を中止した年があったからなんです。小樽市民会議では、入選した作品をカレンダーとして約1000部を製作します。小樽市民はもとより、かつて小樽に住んでいた方からの注文があり、また海外の関係者からも引き合いがあるということです。8月末に締め切られたコンテストの結果が、10月下旬に入選を知らされました。11月1日に表彰式・懇親会がホテルノルドで行われました。当日会場に着くと、6点の入選作品と表紙(絵画)が飾られ、報道機関の方々も見えておりました。
手前は「小樽ジャーナル」の記者。
以下入選作品を紹介します。なお式典の様子、個々の作品の講評等について詳細は「小樽ジャーナル」2013.11.2付記事「四季折々の小樽!」を参照してください。
☆1-2月頁 鹿戸芳之さん作品「初雪の頃」撮影地:和光荘
☆3-4月頁 嵯峨秋雄さん作品「小樽湾」撮影地:張碓町JR函館線
☆5-6月頁 高橋敏明さん作品「霧の運河公園」撮影地:北運河旧日本郵船
☆7-8月頁 粟野孝市さん作品「小樽運河ロードレース」撮影地:小樽運河出抜き小路
☆9-10月頁 紅露雅之作品「秋の気配」撮影地:旧手宮線
☆11-12月頁 宮尾一美さん作品「小樽駅のクリスマス」撮影地:JR小樽駅
表彰式に先立って小樽市民会議の大渕勝敏会長の挨拶があり(写真左)、次いで本郷正利審査委員長から全作品について講評がありました(写真右)。
私の作品については、本郷審査委員長から次のような講評がありました。「旧手宮線は整備が進み、小樽観光の主要なスポットとなってきました。運河を散策する人が多い中、最近は旧手宮線を訪れる観光客も増えてきました。秋の雰囲気をよく伝え、安らぎのスポットをアピールしています。」
表彰式終了後は、場所をホテル屋上階ののクラブに移して、関係者全員で懇親会が行われました。
このクラブは最上階にあって、目の前が小樽運河になっています。雪あかりの路や潮祭りの際には、営業に差し支えない範囲で、外に出て屋上からの写真撮影をOKしてくれます。
なお小樽カレンダー2014年は、紀伊國屋小樽店(小樽駅前)、レストラントレノ(手宮交通博物館入り口の列車店舗)、市民会議事務局でもある荒幸雄仏壇店(山田町、TEL0134-22-9540)等で取り扱っています。なお1部1000円です。
さてカレンダーと言うと、今年はやけにカレンダーの当たり年になりました。小樽市民会議の「おたるカレンダー2014年」をはじめ、GMO・山と渓谷社共催の「なごみ猫2014」(卓上式カレンダー)、江ノ島電鉄「乗車券付きカレンダー」(卓上式)に入選、さらにはTOYOTAカローラ札幌からもカレンダーに使いたいとのオファーがありました。
江ノ電カレンダーの1月頁に採用された画像・卓上式カレンダーと賞品の一日乗車券(のりおくん)や食事券。食事券は片瀬江ノ島のレストランのもので、行く機会があるかな〜。有効期限が来年の8月までだけれども…。なお江ノ電卓上カレンダーについては表紙ページに藤沢〜鎌倉間の往復乗車券(片道290円×2枚)がついていて、1部1000円で発売されています。
TOYOTAカローラ札幌から依頼のあった作品。何月に使われ、どういうポスターなのか今のところ不明です。
(2) 小樽写真市展表彰式と展示作品
表彰式は、11月2日(土曜)午後2時から小樽美術館で行われました。準特選以上の受賞者には楯と賞状が授与されますが、入選は賞状の授与のみです。上位入賞についても楯以外の賞品はありません。いずれにしても名誉だけですね。表彰式の隣の会場で小樽写真市展の入選作品の展示が行われています。表彰式のついでに写真展も見てきました。
隣のメイン会場で菊の展覧会が行われているので、そちらのお客さんも写真市展に流れて来ているようです。青い法被の女性は菊展の関係者です。
第1部自由の部の推薦作品(左)と特選作品(右)
☆推薦(市長賞) 中町栄次郎さん作品「光射す」…小樽市庁舎で撮影したそうです。
☆特選(教育長賞) 久慈広子さん作品「大好き」…スイス旅行で出会った光景
第1部自由の部の特選作品(右)と準特選作品(右)
☆特選(国際ソロプチミスト賞) 小泉弘子さん作品「兄弟」
☆準特選(北海道新聞社賞) 紅露雅之「街角にて」…都通商店街の衣料品店のモノクロポスターと通行人
第2部ネイチャーの部の推薦作品(右)と特選作品(左)
☆推薦(市展賞) 鹿戸芳之さん作品「一瞬」…安平町の鶴の湯温泉の蓮池で撮影
☆特選(ユネスコ賞) 中町栄次郎さん作品「春の妖精」…カタクリをハイキー調で撮影。「パステル画ですか?」と尋ねる人が多かったとか(注目度一番)。
第2部ネイチャーの部の特選作品(左)と準特選作品(右)
☆特選(美術館長賞) 大湯崇夫さん作品「木漏れ日の中で」
☆準特選(朝日新聞社賞) 小泉和子さん作品「語らい」…樹氷の影が語らっているように見える
第1部の入賞入選作品。
第2部の入選作品。
(3) フォートピア作品展示会のお知らせ
詳細や作品については次回のブログ等で詳しくお知らせします。現時点で確定している以下のとおりです。
1とき 11月13日(水曜)〜23日(土曜) 10日間
2ところ 北海道新聞社小樽支社1F PRコーナー(旧ギャラリーオアシス)
3作品 四切またはA4サイズ 統一テーマは特になし
4出品者 太田照二(フォートピア代表) Blog「foto-essay〜人生色々写真好き随想」
成沢克郎
嵯峨秋雄 Blog「北の風景〜北海道の風景写真を中心に掲載」
紅露雅之 Blog「紅露の写真日誌〜北の大地夢空間」
貝沼正雄
鹿戸芳之 Blog「yotutiの写真日記〜運河の街小樽から情報を発信」