11月下旬に降り始めた雪は、その後融けてなくなることもなく、根雪の状況になってしまいました。例年であれば根雪になるのは12月中下旬なのですが、今年はひと月ほど早く本格的な冬に入ったようです。冬の写真として前回は、ツララをの画像も取り上げました。そこで今回は、霧氷を取り上げてみます。
なお、霧氷に似た言葉に樹氷がありますが、霧氷が樹木に付着したものが「樹氷」と呼ばれます。地面の草などに付着すると「霜(樹霜)」と呼ばれます。霧氷は、気温がマイナス5度以下になると、空気中の水蒸気の飽和点が下がり、飽和点を超える水分が結氷してできます。(Wikipedeaによる)
小樽ではマイナス5度以下になることが少なく、市内で霧氷は滅多にみられません。気温がマイナス20度近くにまで下がることの多い、道東や内陸地方、あるいは標高の高い地域でよく見られます。
(1) キロロスキー場の樹氷
小樽市内から車で1時間ほどの赤井川村のキロロスキーで撮影した写真です。ゴンドラで山頂に上がると、気温−20をさらに下回っていました。スキー手袋をつけていても手がしびれる程でした。
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(ゴンドラを出ると一面の樹氷。その中をボーダーが下りてくる。)
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(見事に真っ白)
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(山頂付近は一面の樹氷林。蔵王のいわゆるモンスターと違い、湿気が少ないので、付着した霧氷が太ることがない。)
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(H23年ODN空がある冬風景フォトコンテスト 金賞「キロロの樹氷林」)
(2) 空知管内栗山町郊外のパラダイスヒルズ付近
日本ハムファイターズで来季指揮を執ることになった監督と同じ名前ということで、一躍道内で有名となった栗山町。内陸ということで厳冬期には−20度も珍しくありません。
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(右手に川があるので霧氷が出やすい。道路はガチンガチン、自転車の方も見かけます。)
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(日が上がると、あっという間に樹氷は霧散してしまう。)
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(ナナカマドだって、氷漬けになってしまう。)
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(青い空との対比が美しい。)
(3) 羊蹄山麓
倶知安、ニセコは豪雪地帯であり、内陸でもあるので、冬は気温が下がります。−15度以下になる日はざらにあります。加えて尻別川沿いですので、霧氷が発生しやすい条件がそろっています。
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(蜘蛛の糸だって凍ります。粘着性がなくなり、少しの風で千切れ飛んでしまいます。)
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(ニセコアンヌプリ付近。厳冬期に交通止め等があり、加えてスキーをしないので樹氷だけを撮影という機会がなく、樹氷の写真は…殆どありません。)
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(尻別川付近、日が高くなり、樹氷はほとんど落下してしまった。)
(4) 旭川・大雪
旭川も内陸にあって冷え込みの厳しい地域です。加えて道内最大の石狩川やその支流である忠別川が流れているので霧氷の発生しやすい条件下にあります。
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(旭川市内を抜けて東川町に向かう途中、付近の忠別川から川霧が流れ込んできた。これが樹木に付着すると樹氷になる。)
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(道路沿いの忠別川から盛んに川霧が発生してくる)
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(朝日を浴びて赤く燃えがったように見える。)
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(大雪山で見かけた、いわゆる「エビのしっぽ」、画像は「バイクの四人乗り」にも見える。運転手+泥鰌二匹+ぶら下がりザル)
(5) 釧路川流域
平成9−12年の3年間釧路支店に勤務したことがありますが、冬期間の寒さは半端ではありません。晴天が続き、雪が少ないだけに、とても冷え込みます。−25度を下回ることもしばしばでした。通勤時歩道を歩いていると、日の当たらない方の顔は痛いという感じです。足元からしびれてきて、途中でタクシーを拾ったこともしばしばでした。
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(釧路川上流 川の水が凍り、その断片が岸辺にぶつかり、ドスン、ドスンという大きな音を出します。流氷の原型ですが、アムール川と違い、河口を出る前後に溶けてしまいます。)
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(釧路川の流域の木々は霧氷に覆われます。これに朝日が当たると…下の画像)
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(まるで樹氷が、桜満開のように見えます。)
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(樹氷を逆光の朝日に充てると、黄金の輝きとなります。)
なお、載せきれなかった画像を含めて「フォトチャンネル・冬の華〜霧氷」としてまとめてあります。スライドショーでお楽しみください。フォトチャンネルは左側中段以降にまとめて掲載しております。
なお、霧氷に似た言葉に樹氷がありますが、霧氷が樹木に付着したものが「樹氷」と呼ばれます。地面の草などに付着すると「霜(樹霜)」と呼ばれます。霧氷は、気温がマイナス5度以下になると、空気中の水蒸気の飽和点が下がり、飽和点を超える水分が結氷してできます。(Wikipedeaによる)
小樽ではマイナス5度以下になることが少なく、市内で霧氷は滅多にみられません。気温がマイナス20度近くにまで下がることの多い、道東や内陸地方、あるいは標高の高い地域でよく見られます。
(1) キロロスキー場の樹氷
小樽市内から車で1時間ほどの赤井川村のキロロスキーで撮影した写真です。ゴンドラで山頂に上がると、気温−20をさらに下回っていました。スキー手袋をつけていても手がしびれる程でした。
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(ゴンドラを出ると一面の樹氷。その中をボーダーが下りてくる。)
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(H23年ODN空がある冬風景フォトコンテスト 金賞「キロロの樹氷林」)
(2) 空知管内栗山町郊外のパラダイスヒルズ付近
日本ハムファイターズで来季指揮を執ることになった監督と同じ名前ということで、一躍道内で有名となった栗山町。内陸ということで厳冬期には−20度も珍しくありません。
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(右手に川があるので霧氷が出やすい。道路はガチンガチン、自転車の方も見かけます。)
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(日が上がると、あっという間に樹氷は霧散してしまう。)
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(3) 羊蹄山麓
倶知安、ニセコは豪雪地帯であり、内陸でもあるので、冬は気温が下がります。−15度以下になる日はざらにあります。加えて尻別川沿いですので、霧氷が発生しやすい条件がそろっています。
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(尻別川付近、日が高くなり、樹氷はほとんど落下してしまった。)
(4) 旭川・大雪
旭川も内陸にあって冷え込みの厳しい地域です。加えて道内最大の石狩川やその支流である忠別川が流れているので霧氷の発生しやすい条件下にあります。
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(旭川市内を抜けて東川町に向かう途中、付近の忠別川から川霧が流れ込んできた。これが樹木に付着すると樹氷になる。)
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(朝日を浴びて赤く燃えがったように見える。)
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(大雪山で見かけた、いわゆる「エビのしっぽ」、画像は「バイクの四人乗り」にも見える。運転手+泥鰌二匹+ぶら下がりザル)
(5) 釧路川流域
平成9−12年の3年間釧路支店に勤務したことがありますが、冬期間の寒さは半端ではありません。晴天が続き、雪が少ないだけに、とても冷え込みます。−25度を下回ることもしばしばでした。通勤時歩道を歩いていると、日の当たらない方の顔は痛いという感じです。足元からしびれてきて、途中でタクシーを拾ったこともしばしばでした。
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(釧路川上流 川の水が凍り、その断片が岸辺にぶつかり、ドスン、ドスンという大きな音を出します。流氷の原型ですが、アムール川と違い、河口を出る前後に溶けてしまいます。)
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(釧路川の流域の木々は霧氷に覆われます。これに朝日が当たると…下の画像)
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(まるで樹氷が、桜満開のように見えます。)
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(樹氷を逆光の朝日に充てると、黄金の輝きとなります。)
なお、載せきれなかった画像を含めて「フォトチャンネル・冬の華〜霧氷」としてまとめてあります。スライドショーでお楽しみください。フォトチャンネルは左側中段以降にまとめて掲載しております。