2月8日(金曜)に始まった第15回「小樽雪あかりの路」は、17日(日曜)に終了しました。例年札幌の雪祭りと同時開催しておりましたが、今回は東南アジア諸国・中華圏の春節行事に合わせる日程となりました。春節は旧暦の正月のことで、その年によって日にちが異なります。2013年は2月10日でしたが、前年の2012年は1月23日でした。この春節の前後には休みが続き、日本でいう年末年始の大移動が、同じように起こります。一部は海外旅行に向かうわけです。特に海外の観光客を誘致するうえでは、見逃せない行事が春節なのです。
ということで、今回の第15回雪あかりの路も、運河会場と旧手宮線会場を合わせ497千人の入込となり、東北大震災の影響で落ち込んだ前年を7.8%上回ることが出来ました。台湾、香港、韓国からの観光客は順調に伸びたようですが、中国本土からの観光客は依然冷え込んだままのようです。
さて、10日間の開催期間中2月10日と17日の2回運河会場と旧手宮線会場を撮影してきました。本来であれば、モデルとして孫娘たちを連れて行きたいところなんですが、土曜、日曜に孫たち家族との時間調整がうまくゆかず、去年同様単独撮影となってしまいました。まずは、自宅近くのメルヘン広場から始め、堺町の観光街を進み、運河会場に向かいます。運河会場から旧手宮線会場へと向かいました。なお、雪あかりの路のメイン会場は運河会場と旧手宮線会場ですが、このほかに準メイン会場として朝里川温泉会場があり、そのほか市内各地に会場があります。
(1) メルヘン広場・堺町通り会場
ここは運河とともに小樽を代表する観光街です。オルゴール堂、北一硝子、洋菓子のルタオなど全国ブランドとなった店舗が立ち並ぶ通りでもあります。通り沿いの各店舗がアイスキャンドルや雪だるまを作りろうそくを灯しております。
メルヘン交差点の中央に広場があって、オブジェやキャンドルが灯されています。
記念写真を撮る若い娘さん。台湾の方のようです。
歩道には各店舗が工夫を凝らした雪像やキャンドルが灯されている。
ガラス製品を売るお店のウインドーにも雪だるまのオブジェが飾られています。
堺町運河ターミナル近くの浪漫館の雪像オブジェ。可愛いウサギが奥のキャンドルの明かりに浮かんでいます。
於古発川沿いにランタンが並べられている。
(2) 運河会場
第15回小樽雪あかりの路公式ガイドブックには、「小樽雪あかりの路」のメッセージが語られています。長文ですが、その一部を紹介します。
この北の街に奇跡的に残された古い街並みや、北海道の開拓を支えた運河、日本で3番目の鉄道ー旧幌内鉄道手宮線跡地を舞台として行われるのが「小樽雪あかりの路」。厳冬の2月、凍てつく運河に浮かぶ幾百ものガラスの浮き球、そのろうそくの灯りは、水面に浮かぶ天の川となり、手宮線跡地の灯りは銀河鉄道としてよみがえる。雪の中に揺らめく灯りは、一人一人の祈りとなり、願いとなる。…途中略…
この無数の小さい灯りをいつくしみ、一つ一つの小さな祈りを、雪の日も、風の日も守り続ける。「守りあい、隣り合い、挨拶し合う愛」
揺らめく小さな灯りを通して、このメッセージを日本中の一生懸命、命を燃やし続ける人々に向かって、送り続ける。
薄暮の頃の運河が一番美しく映える。
遊歩道沿いのオブジェに見入る人々。
春節と重なった2月10日(日曜)は、運河はごらんのとおり身動きもままならぬほどの入り込みようでした。
日本人はカメラを目線上に構えますが、中国人は最前列にいても、なぜかカメラを高く持ち上げます。
ボランティアの方でしょうか、ウェアーから見るとオコボ(小樽、コリア、ボランティアの略称)の方かも。可愛いのでパチリ。主役はあくまでガラスの浮き球です。
運河沿いの遊歩道の側面にはいろんなオブジェ製作されています。
こちらでもオコボの方が記念撮影中。今日(17日)はイベント最後の日です。
素敵なオブジェを、携帯でパチリ。
中央橋から浅草橋方面を撮影。左上方に一番星が映り込みました。
(3) 旧手宮線会場
東京ー横浜間、大阪ー神戸間に続いて、明治13年日本で3番目開通したのがここ手宮ー札幌(のち三笠幌内まで延伸)間の旧幌内鉄道です。三笠幌内炭鉱から産出される石炭を積みだして、手宮港から本州に向けて貨物船で運び出しました。後に石炭が斜陽になると同時に昭和60年に手宮〜南小樽間が廃止となりました。線路はそのまま残して、遊歩道を整備して現在はイベント会場になっています。
小樽駅から中央通りを海側に50-60m下がると旧手宮線会場入り口「ウエルカムゲート」があります。
離れ離れでは少しかわいそう…
やさしい光に誘われてカメラを向ける。
ボランティアスタッフの娘さんにお願いしてモデルになってもらいました。
美術館の付近はワックスボールに灯りが揺らめくゾーン。
手宮線跡地のプレートに星が積み重なって…
日銀通りと旧手宮線が交差する付近にあったオブジェ。
日銀通りを交差するとスノートンネルがある。
第12回雪あかりの路オブジェコンテストグランプリ作品を模した「雪の華灯り」
手宮線会場最終コーナーに飾られているふくろうの森をイメージしたオブジェたち。
ということで、今回の第15回雪あかりの路も、運河会場と旧手宮線会場を合わせ497千人の入込となり、東北大震災の影響で落ち込んだ前年を7.8%上回ることが出来ました。台湾、香港、韓国からの観光客は順調に伸びたようですが、中国本土からの観光客は依然冷え込んだままのようです。
さて、10日間の開催期間中2月10日と17日の2回運河会場と旧手宮線会場を撮影してきました。本来であれば、モデルとして孫娘たちを連れて行きたいところなんですが、土曜、日曜に孫たち家族との時間調整がうまくゆかず、去年同様単独撮影となってしまいました。まずは、自宅近くのメルヘン広場から始め、堺町の観光街を進み、運河会場に向かいます。運河会場から旧手宮線会場へと向かいました。なお、雪あかりの路のメイン会場は運河会場と旧手宮線会場ですが、このほかに準メイン会場として朝里川温泉会場があり、そのほか市内各地に会場があります。
(1) メルヘン広場・堺町通り会場
ここは運河とともに小樽を代表する観光街です。オルゴール堂、北一硝子、洋菓子のルタオなど全国ブランドとなった店舗が立ち並ぶ通りでもあります。通り沿いの各店舗がアイスキャンドルや雪だるまを作りろうそくを灯しております。
メルヘン交差点の中央に広場があって、オブジェやキャンドルが灯されています。
記念写真を撮る若い娘さん。台湾の方のようです。
歩道には各店舗が工夫を凝らした雪像やキャンドルが灯されている。
ガラス製品を売るお店のウインドーにも雪だるまのオブジェが飾られています。
堺町運河ターミナル近くの浪漫館の雪像オブジェ。可愛いウサギが奥のキャンドルの明かりに浮かんでいます。
於古発川沿いにランタンが並べられている。
(2) 運河会場
第15回小樽雪あかりの路公式ガイドブックには、「小樽雪あかりの路」のメッセージが語られています。長文ですが、その一部を紹介します。
この北の街に奇跡的に残された古い街並みや、北海道の開拓を支えた運河、日本で3番目の鉄道ー旧幌内鉄道手宮線跡地を舞台として行われるのが「小樽雪あかりの路」。厳冬の2月、凍てつく運河に浮かぶ幾百ものガラスの浮き球、そのろうそくの灯りは、水面に浮かぶ天の川となり、手宮線跡地の灯りは銀河鉄道としてよみがえる。雪の中に揺らめく灯りは、一人一人の祈りとなり、願いとなる。…途中略…
この無数の小さい灯りをいつくしみ、一つ一つの小さな祈りを、雪の日も、風の日も守り続ける。「守りあい、隣り合い、挨拶し合う愛」
揺らめく小さな灯りを通して、このメッセージを日本中の一生懸命、命を燃やし続ける人々に向かって、送り続ける。
薄暮の頃の運河が一番美しく映える。
遊歩道沿いのオブジェに見入る人々。
春節と重なった2月10日(日曜)は、運河はごらんのとおり身動きもままならぬほどの入り込みようでした。
日本人はカメラを目線上に構えますが、中国人は最前列にいても、なぜかカメラを高く持ち上げます。
ボランティアの方でしょうか、ウェアーから見るとオコボ(小樽、コリア、ボランティアの略称)の方かも。可愛いのでパチリ。主役はあくまでガラスの浮き球です。
運河沿いの遊歩道の側面にはいろんなオブジェ製作されています。
こちらでもオコボの方が記念撮影中。今日(17日)はイベント最後の日です。
素敵なオブジェを、携帯でパチリ。
中央橋から浅草橋方面を撮影。左上方に一番星が映り込みました。
(3) 旧手宮線会場
東京ー横浜間、大阪ー神戸間に続いて、明治13年日本で3番目開通したのがここ手宮ー札幌(のち三笠幌内まで延伸)間の旧幌内鉄道です。三笠幌内炭鉱から産出される石炭を積みだして、手宮港から本州に向けて貨物船で運び出しました。後に石炭が斜陽になると同時に昭和60年に手宮〜南小樽間が廃止となりました。線路はそのまま残して、遊歩道を整備して現在はイベント会場になっています。
小樽駅から中央通りを海側に50-60m下がると旧手宮線会場入り口「ウエルカムゲート」があります。
離れ離れでは少しかわいそう…
やさしい光に誘われてカメラを向ける。
ボランティアスタッフの娘さんにお願いしてモデルになってもらいました。
美術館の付近はワックスボールに灯りが揺らめくゾーン。
手宮線跡地のプレートに星が積み重なって…
日銀通りと旧手宮線が交差する付近にあったオブジェ。
日銀通りを交差するとスノートンネルがある。
第12回雪あかりの路オブジェコンテストグランプリ作品を模した「雪の華灯り」
手宮線会場最終コーナーに飾られているふくろうの森をイメージしたオブジェたち。