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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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2015年写真コンテスト入選作品の中から(その1)

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              <リビコミュ(産経新聞サークル)2016カレンダーフォトコンテスト 11月頁入選「モミジの錦…」>

 

昨年は1~6月の前半まで別な趣味に取りかかっていて、コンテストへの応募も、写真撮影も小休止しておりました。結果入選数は1~6月が6件にとどまりました。6月以降は応募にも力を入れたこともあって、7~12月21件と、トータルでは27回(30作品)となりました。2012年の72回、2013年の34回には及びませんが、2014年の24回はオーバーしました。

なお、入選通知を頂きながら、それに気づかずに、景品のカメラを逃してしまったというお粗末もありました。担当者からFacebookにメールを頂いたのですが、「FB友」以外からのメールが、「別フォルダーに収納され」、かつ「メールの来たことが表示されない」というシステム変更を知らなかったことが原因でした。済んだことは仕方がありませんが…せっかくのカメラが惜しい。

全国のフォトコン、ローカルなフォトコン、あるいはクラブ活動的なフォトコンも含めて、以下入選作品を紹介したいと思います。なお掲載は順不同ですが…

 

★層雲峡ホテル朝暘亭のフォトコンに二期連続グランプリ…

2015年にホテル朝暘亭(野口観光グループ)が開業30周年にあたることから実施されたフォトコンテスト「旅の思い出」は4期に分けて行われました。その第1期と第2期に連続グランプリに選出されました。

<朝暘亭「旅の思い出フォトコンテスト」(第1期)   グランプリ「旭岳ロープウェー駅での新郎新婦」 >

台湾からプロカメラマン同伴で結婚写真前撮りに来られたカップル。通訳の方やプロカメラマンの方が、側に寄ってみんなで撮影してくださいとのこと、周囲に祝福されるほど、地元では喜ばれるそうです。遠慮なく数十カットも撮らせてもらいました。

☆審査員(旭川・渡邊写真事務所代表渡邊肇之氏)講評:アップで狙いたくなる場面をあえて引き気味にし二人を囲むカメラマンたちの姿を入れることでより一層その幸せを感じる写真になっています。

<朝暘亭「旅の思い出フォトコンテスト」(第2期)  グランプリ「カンジキが重いな~」 >

写友S氏と冬の旭岳撮影に行った際の画像です。ロープウェー駅からカンジキで道なき道を噴火口に向かう途中で撮影しました。カンジキが再三外れ、私は途中で断念、彼は噴火口までたどり着きました。

☆審査員(渡邊肇之氏)講評:冬山をモノクロで表現する事で、より一層自然界の厳しさが伝わってきます。カンジキで蹴り上げた雪煙と左に傾いた体とのバランスが登山者の感情を表しています。


★全日本ニュース社フォトコンテスト「最高の笑顔」 特選「笑うキツネ」

美瑛町の青い池駐車場近くで見かけたキタキツネですが、一瞬このような表情をしました。というより数カット連続撮影したうち、偶然撮れた一枚でした。

 

★第8回Studio Graphic ギャラリーフォトコンテスト(テーマ自由)  入選「太陽の帰り道」

撮影者コメント:石狩川の河口で撮影。対岸の灯台の先端に太陽が落ちるように、予め撮影位置を探しました。経験からこの時期の太陽はほぼ45度に落ちることがわかり、45度の三角定規を当て、斜辺の両端に、太陽と灯台が来る位置を探し、約3時間の露光をしました。ポジフィルムを使い、IR70の赤外フィルターで撮影、予定通りの出来上がりでした。


★JAMCA PRIZE2015フォトコンテスト 入選「マイナス25℃の朝」

2月のニセコ町の五色温泉の駐車場で撮影。このコンテストは自動車に関するフォトコンですが、数年前には、小樽観光通りを走るクラシックカーを流し撮りして、グランプリをGETしたことも。


★保険市場「約束の日」フォトコンテスト  入選「愛の鐘を鳴らす」

室蘭市の地球岬でたまたま出会ったカップルにお願いして、「愛の鐘」を鳴らしてもらいました。空の雲が流れるようで美しかったことを覚えています。


★富士通My Cloudフォトコンテスト(27.3月期テーマ 輝き)  佳作「芋虫走る」

私のPCは、富士通で検索画面がMyCloudになっています。この会員ページの中のサークルフォトコンです。なおこの画像は昔八王子支店勤務時のもので、お台場の観覧車をズーミングしながら流し撮りしたものです。芋虫が走っているようにも見えました。このサークルではこれ以外にも何点か入選しています。


★北海道写真協会小樽支部2015写真コンテスト 準特選「街角にて」

ベトナムハノイ市の街角で出会った光景。共産国とは思えないほど物資が豊かで、親日的な市民が印象的でした。

 

★第9回ふるさとテレビお国自慢フォトコンテスト  副会長賞(ゆうちょ銀行賞) 「女性応援団長応戦状を読む」

小樽商大創立100年の中で、初めて女性が応援団長(第97代)となったことで大々的に新聞報道されました。北海道大学応援団長の挑戦状を受けて、応戦状を読み上げるシーンです。

このフォトコンテストは、どういう訳かグーグルアラートのコンテスト情報にも載らず、他の情報サイトにも載っていません。時々応募忘れもありますが、H25年、24年と応募した年は、入選しています。


★カレンダー写真の応募に3件入選…

<日本水路協会2016カレンダー写真コンテスト 1月頁「厳冬の石狩浜」>

前年に続いて2度目の入選です。

<小樽市民会議2016カレンダー写真コンテスト 9-10月頁「イチョウ色づく」

小樽住吉神社前の通りの両側には数十本のイチョウがあります。左側に小樽市立病院があるため、客待ちタクシーが並んでいますが、昨年12月に道路一本奥側(旧量徳小学校跡地)に新築移転したために、この画面上にはなくなりました。

なおカレンダー写真の3件目は、標題画像の通り産経新聞リビコミュ(サークル)11月頁入選の「モミジの錦…」です。


まだまだ紹介したいユニークな写真がありますが、次回の掲載といたします。






2015年写真コンテスト入選作品の中から(その2)

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              <富士通MyCloudフォトコンテスト「空の声を聞こう」  佳作「孫走る」(手宮緑化植物園八重桜)>

 

前回のブログでは、12件の作品を紹介しましたが、今回は残り15件(18作品)のうちから何件かを紹介します。

 

★国際フィルターフォトコンテスト2014  佳作「優しいい光に包まれて」

毎年2月上旬に開催される「小樽雪あかりの路」運河会場のオブジェをバックに撮りました。センターフォーカスフィルター特有の丸ボケが優しく彼女を包んでいます。このコンテスト、過去に2度入選しています。

 

★小樽写真市展コンテスト2015 

小樽市民が対象の写真コンテストで、第1部「自由の部」と第2部「ネイチャーの部」があります。今回は上位入選はかないませんでしたが両部門に各1点づつ入選しました。

<第1部自由の部  入選「憩いのひと時」>

3年ほど前にフォトコンでGETした宿泊券を利用して東京、横浜に家内と旅行したときに、六本木ヒルズの東京シティビュー52F超高層展望台から撮った画像です。東京の夜景が一望できます。

<第2部ネイチャーの部 入選「命よみがえる」

苫小牧市郊外の北海道大学演習林で撮影したものです。演習林の一部は小川沿いが自然公園になっていて一般に開放されています。自然のままで、枯れ木や倒木から新しい芽が出てきて、青々として育っていました。

 

★PICTRAVELERフォトコンテスト6月  入選「色とりどりの花たち」

旅行会社のフォトコンサイトですが、その後、昨年の途中で中止となったのか、応募が出きなくなって(サイトの更新なし)、それ以降の二月ほどの結果が不明のままです。なお、画像は美瑛町の四季彩の丘です。

 

★ひらがなタイムズフォトコンテスト「I Love Japan」

日本語を解説した外人向けのマガジンで、I Love Japanをテーマにした写真フォトコンテストです。応募者は日本をはじめ東南アジアの国の方々です。2~3ヶ月ごとに開催されています。

<第5回フォトコンテスト 特別賞「内緒話」

9月上旬に札幌市で開催されるパフォーマーの祭典「さっぽろだいどんでん」(毎年9月初めの土日)での一場面です。

<第6回フォトコンテスト 銅賞「路上カメラマン対決」>

これもさっぽろだいどんでんで撮った一枚です。

 

★札幌市下水道・河川写真募集2015

数点応募しましたが、うち2点入選しました。

<優秀賞 「都会のオアシス」>

中島公園の疏水と紅葉したカエデです。

<優秀賞 「錦秋の定山渓渓谷」>

紅葉が川面に映り込む中赤いカヌーがやって来ました。

 

★公募ガイド社 「街角で見かけた笑える情景」フォトコンテスト 最優秀賞「接骨院の看板が骨折」

お笑い芸人のジグザグジギーのコーナーで募集していたフォトコンテスト。12月が最終回で、その後募集中止となりました。

我が家のイヌの散歩道に当たり、この看板毎日見ておりました。ある日バックで駐車場に入れようとした車が、看板に激突、あえなく看板は骨折。現在この敷地にケアーホームが新築され、看板は接骨され、場所を移動しました。

 

★雪形フォトコンテスト2015  審査委員賞「ひげの濃い男」

北海道シーニックフォトクラブが主催するフォトコンテストの一つです。春から夏にかけての雪融けの時期に、山の斜面に現れる様々な残雪模様を「雪形(ゆきがた)」と言います。北海道内で撮影された雪形が審査の対象となります。このコンテスト何度か入選しており、数年前には大賞を得たこともあります。ただ賞品がいずれの賞でも、雪形をプリントしたTシャツ1枚(ただ大賞は、色違いが3枚)と言うのがちょっと…

忍路トンネル手前の国道わきの残雪が、ヒゲの濃い男にいていました。

審査委員長講評:道路沿いの残雪まで着目するとは、雪形観察に適した観察眼の持ち主と思われます。人の形に見える残雪模様は多数ありますが、そのほとんどが、白く見える部分と黒く見える部分の境界線を形の輪郭として見ています。この作品で興味深いのは、残雪の白の中でも、少し黒ずんだところに注目した点です。黒ずんで見える形をヒゲに見立てた点がユニークであり、素晴らしい着眼点です。雪形は一般的に白黒の2色パターンと考えられていますが、この雪形の場合は「白色・黒色・灰色」の3色パターンと言えるでしょう。黒ずんで見えるところをヒゲに見立てた着眼点やユニークさ、道路脇の雪まで見ている観察力を評価して、この作品を選定しました。

 

★産直GO!GO!フォトコンテスト 入選「これが噂のなまら棒」

富良野駅近くの「富良野マルシェ」名物は「なまら棒」です。観光シーズン中や大型バスが来ているときは長い行列ができるほど有名です。なまら棒=320円、長さ33cmの揚げ棒ぎょうざ。コーンたっぷりバター醤油味。


★札幌PARK HOTEL「中島公園四季のフォトコンテスト」  入選「しだれ桜満開」

12月10日付ブログ「中島公園四季のフォトコンテストの表彰式へ」で紹介しておりますので、詳細を省きます。

 

上記以外にも入瀬作品が数点あります。また雑誌の表紙に使用された画像等もありますが、機会があれば画像をアップいたします。

 

今年の冬は暖冬・小雪のはずが…

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            <メルヘン交差点 猛烈な吹雪に見舞われWhite Out状態 撮影は昨年の1月25日ですが、今年は…>

 

当初の長期天気予報では、今年の冬は、暖冬で小雪という予報が出ていたように記憶していますが…。確かに年末近くになっても雪が降らず、降っても暖気で溶けて、近年にない楽な冬になりそうだと思っていました。暖冬に加え、原油の値下がりで、暖房費がかなり節約できると思っておりました。

1月7日の住吉神社のどんど焼きの日、数日間の暖気・小雨で国道には雪がないし、道路縁に雪の壁もありません。例年ですと、歩道と車道の間に1.5~2mほどの高い雪の壁が出来ています。

暖かい日が続いたせいか、神社斜め向かいの阿久津病院の壁の植え込みに花が咲いていました。バラ?まさか冬に咲くとは思えないし…

現に正月が明けても、小雨の降る日があって、こういう現象は記憶にないことでした。このまま冬シーズンが終われば…我が家にとってはよいことづくめ。雪かきはせずに済むし、屋根の雪庇(注)降ろしもせずに済むし、暖房費が前年比30-40%節約できるし…

(注)屋根は雪おろし不要の平屋根(V字型の無落雪屋根)、屋内の熱で屋根に積もった雪が解け、中央のドレインを通して下水道に流れるシステム。現在はほとんどの家屋がこの方式です。ただ我が家の場合、道路に面して北向きなので、どうしても雪庇が出来ます。観光客が通る道路なので、コーンポールで「落雪注意」を呼びかけていますが、漢字の読める国の方ばかりではありません。なので雪庇が大きくなる前に業者に雪下ろしを依頼します。1回あたり5000円ほど、年数回依頼します。

 

さてさて、そうは問屋が卸さないのが自然現象。1月も中旬に入ると、俄然冬が本気を出して大雪を降らせてきました。う~ん、冬のやつ、帳尻合わせにきやがったか。1月24-25日には、今季一番の寒気が襲来、東北関東以西が猛烈な雪に見舞われました。奄美大島では観測史上115年ぶりに、沖縄では史上初めて雪が観測されたといいます。各地も同様でテレビ等のニュースでは、盛んに観測史上云々と報道されています。

我が家の前の道路も、今まで2車線楽々走れたのが、いまは交互通行になってしまいました。

画像は三本木急坂からメルヘン交差点方向を見ています。交通標識も雪の壁で見えません。歩道と道路の間には幅1~2m、高さ2mほどの雪の壁が出来ました。歩道も民家の途切れた部分(駐車場や倉庫など)では雪掻きされておらず、通る人も車道を歩かざるを得ません。画像は三本木坂上からメルヘン交差点方面を見ています。

坂の下から(メルヘン広場)から坂の上方向(坂の頂上から50mほど右にJR南小樽駅がある)を見ると…老人が車と雪の壁を避けながら上がって行く。

 

さて、イヌの散歩道に沿って近くを歩いてみます。

元印刷屋さんでしたが今は車庫としてしか使われていません。大きく雪がせり出して、落下は時間の問題。

マンションの駐車場に止められた車。敷地にはヒーティングが入っているので積もってはいません。

天気が良くて、風の強い日にはこんな現象が見られます。屋根(屋上)に積もった湿気の少ない雪が、雪煙となって舞い上がります。

こちらの3Fの民家の屋根でも雪煙が舞い上がってますが…注意してみると、雪煙に屋根に上る手すりの影が映っています。南から北に向けて吹く風が雪煙を舞いあがらせ、その雪煙に手すりの影が映ったのです。

雪掻き七つ道具。ジョンバ(グリーン、紫、青の道具)にスコップ、そしてスノーダンプ(手前の赤)です。

JR南駅に咲いた雪桜。エゾ山桜が雪を羽織って、見えを切っているようにも見える。

<5月中旬ころには、下のようにエゾ山桜が満開になります>

 

寒暖を繰り返すと、ツララがどんどん大きくなります。

久しぶりの冬晴れの日には遠く石狩湾を挟んで、暑寒別岳が望めます。

 

さて最後にメルヘン交差点広場を見てみましょう。

大雪の降った翌日は交差点内を何台も、何台も雪を積んだ大型トラックが海側(右手)へ走って行きます。100m程先の勝納川河口が雪捨て場になっています。

カラフルな傘の行列です。アジア系の外国人です。最近はタイからの観光客が急増しています。

ルタオの塔の前では「こんなポーズでいいかしら」と記念写真を撮っています。

雪の日だってソフトクリームは美味しいよ。それにしても目立つサングラス。

 

雪が積もったことから外に出ても、一時ほどの寒さは無くなりました。内地の方は不思議に思われるでしょうが、雪が少なく地面が出ていると、放射冷却で地熱が奪われ逆に寒くなります。まぁ、寒冷前線が降りてきた場合は別ですが…いずれにしても、冬眠の季節到来、床暖の上でネコと一緒に転がっているのが一番かも…極楽、極楽!

 

 

 

 

 

 

冬の北大構内を散策

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                <ボケが多くて何が何だか分からん?、…そうです、なんせ撮った本人も半ぼけですから…>

 

1月16日(土曜)札幌に出る用事があったので、ついでにカメラ持参であちこち撮影をすることにしました。当日は幸い好天に恵まれました。まず最初は北海道大学の構内の雪景色を撮ることです。春や秋口の撮影には何度も行っていますが雪景色の撮影は平成16年1月にポプラ並木を撮ったのが最後でした。

次いで札幌の市電の撮影です。平成27年12月20日(日曜)に、「西4丁目」と「すすきの」間約400mが線路がつながりループ化しました。新型の低床車両が導入されたとの報道があり、この撮影もする予定です。3番目は、札幌パークホテル主催のフォトコンテストの作品を返してもらうついでに、夜の中島公園を撮影することです。

 

 

小樽~札幌間の高速バスで北大13条門近くで下車し、北大構内に入ります。土曜日で学校は休みでしょうが、それにしても構内は学生数が少ない。 あちこちに腕章をした学生がちらほら。聞くと、今日明日はセンター試験があって、受験会場となっている講義棟の近くは、部外者立ち入り禁止とのこと。なるほど、センター試験の日であったのか。

昼近くいつもの学生食堂に入ってみると、今日明日は一部の学食を除いてすべて休業でした。大学生協は営業してますが、弁当類は売り切れ、サンドイッチが数個残っているだけでした。サンドイッチを買って、食堂に入るとガラ~ンとしていました。

昼時は座る場所の確保が難しいほど混むのに、この日は誰もいない。(この日、食事での立ち入りはOKでした)

通りに出ても、学生はとんど見かけず、周囲は真っ白で被写体がない…、ということでポプラ並木の方に行ってみることにします。

空は真っ青で、三日月が出ていました。

校舎のガラス窓に対面の建物が映り込んで面白い形になってました。

斜光で金色に輝いた校舎が映り込んでいたのです。

さらに進んでゆくと、ポプラ並木の近くにあるカーブミラーに建物が映り込んでいます。

奥に柵が見えますが、そこから先は立ち入り禁止です。ポプラ並木も老齢化が進んで倒壊の危険性があるためです。

近くの看板には、平成16年9月8日の台風で、このポプラ並木を始め構内の木々が多数倒壊の被害に遭ったこと書かれています。 当時54本のポプラは、19本が倒壊、8本が傾斜倒壊の危険あり、24本が正常であったとのことです。

<下の画像は平成9年10月に撮影したポプラ並木>

周辺も現在とはかなり違っています。 当時は車での通り抜けも可能でした。今はゲートにチェーンが張られています。

ポプラ並木の入り口横には、かつて5000円札の肖像に使われた新渡戸稲造の碑があります。敷地にはクロユリが植えられ、オオウバユリの枯れた実があちこちにありました。この枯れた花は…なんの花でしょうかね、

やはり気になりますね、冬の花その2、

 

やはり冬は被写体が少ないので、次の札幌市電の撮影に行きます。地下鉄札幌駅から南北線に乗って大通駅で降ります。少し南に進むと市電の西4丁目駅に着きます。ループ化によって通行が多少複雑になったためか、市電の停車場付近には交通整理の係員がたくさんいて、乗降客の案内・整理をしていました。とりあえず、新型車両の低床車が来るのを待ちます。30分に1本ほどの割合のようです。その間次々と在来型電車が過ぎて行きます。

在来型の緑色の市電、一部にラッピング電車もあります。

これが新型低床車両 、う~ん思っていたよりもスリムな感じがします。横幅に制限があれば当然スリムになりますね。低床車両の市電が走っている富山市の市電は、もう少し横幅があったような…

乗り込むと、乗客で満杯状態。後方に移動してカメラを構えるも…狭くて身動きが取れない。よくよく内部を見ると、中央に乗車口が、運転席横に降車口があります。車両は1個半になっている。1両+後方に半分連結した状態。

とにかく狭い、窮屈と言った感じです。従来型の市電ではそう感じなかったのですが…、混んでいては社内・窓の外ともに撮影は不可能です。ということで途中で折り返して再び西4丁目駅に戻ってきました。

降りると目の前に、ホワイトイルミネーション南1条会場が見えます。余り華やかではないので…

アートフィルターの一つ「油彩風」+センターフォーカスフィルターを使ってみました。車のテールランプが、イルミネーションよりも、俄然存在感が出てきました。

 

再度地下鉄南北線に乗って大通りから中島公園駅に出ます。公園内を撮影と思いきや、寒くて億劫になってきました。遊歩道に沿って街路灯が建って周囲を照らしていますが、特段絵になるような…ん?あった!

公園内の日本庭園方向に進むと、ノボホテルの近くに出ます。ホテルの前広場にイルミネーションがありました。単色ですが、十字や六角形の雪の結晶の様なオーナメントが、おいでおいでをしています。そこでグィ~と近寄って…

ん?何か似ているって?考え過ぎです。9角形の雪の結晶かも…

 

最後にお口直しにとびっきりのシャネルの美女を紹介します。

知り合いではありませんので念のため、札幌駅そごうデパートの広告でした。

なお、標題にあげた丸ボケ写真は中島公園入口から札幌駅方面を見たものです。

 

 

 

久しぶりに勝納臨海公園へ

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           勝納臨海公園から見た夜明け前のフェリーターミナル 撮影は冬ではありませんが、とても美しい           

 

毎朝午前中にイヌを30分ほど散歩させるのが日課になっています。元来歩くのは苦手なのですが、家の中の床暖の上でうたた寝していると、トドみたいで掃除の邪魔だと家内に言われるし、医者からは散歩でもして体重を減らせと言われるし…やむなくイヌの散歩係を引き受けることになりました。

普段は自宅を出て、メルヘン交差点から入船ガード下へ、そこから双葉高校横の小路を登って、量徳橋陸橋に出ます。海側に向かい住吉町三本木坂のてっぺんからメルヘン交差点方向におります。約1㎞ほどの距離をイヌのペースに合わせて30分ほどです。イヌのやつは電柱や角ごとに立ち止り、匂いをクンクン…まぁ散歩と言ってもダイエットには程遠いのが現状です。

今日は天気がいいし、いつものコースではなく、夏場よく散歩に行っていた勝納臨海公園に向かうことにします。冬は公園内は積雪で歩けないほど積もりますので、滅多に行くことがないのですが、今年は雪が少ないようですし、何か目新しいことでもないかと、イヌと一緒に行ってみました。勝納川河口は、市の排雪指定場所にもなっていて、ひっきりなしに雪を積んだダンプカーが行き交います。

先ずはメルヘン交差点、1週間前に排雪されたため、道路脇の雪は殆どありません。右に進んで臨港線の信号を渡ります。

 

次々と大型ダンプカーが雪を捨てて行きます。それを重機で河口の水とかきまぜ、溶かしていきます。例年だと捨てた雪がうずたかく積もるんですが…ちなみに数年前の画像を見ると(以下、下の画像)…

 

河口の縁ぎりぎりに各ダンプは雪をおいて行きます。それを河口中央へロータリー車で跳ね飛ばします。こういう日が何日も続くと…

河口に小高い山が出来ます。

飛ばし切れなくなると、小高い山に重機が登り、山頂を広くしていきます。崩れる危険がないのだろうかと心配になりますが…

大きくなった雪山を重機で削り、溶かしていきます。

 

このまま河口から排雪が流れ出すと、海水が汚染されるので、一応流れ出さないように囲いがされています。

ブイがいくつも並べられ雪隗が海に流れ出さないようになっています。

溶かされた排雪は河口付近で、波に揺れ、数日間もすると、蓮葉氷となります。

カラーにすると排雪された雪の汚れが目立つので、モノクロにしました。時としてこの蓮葉氷は、アートに変化します。

自然にできた蓮葉氷…ならば綺麗なのですが、小樽ではまず自然に蓮葉氷ができることがありません。毎年できる釧路川と違って水温が高いからです。

この様に板氷になると…

板氷の周辺に薄い氷が流れて美しい絵になりました。

 

さて公園内はどうでしょうか。数人が足を踏み入れたようで、かすかに足跡が見えます。

中央奥に見えるのはフェリーターミナルです。雪の中を歩いて進んでみます。

喜んでいるのはイヌだけです。

 

数年前の画像ですが、広場には大正、昭和にかけて使われた大きな鉄鋼製のブイがあります。かつて岸壁が整備されていない時代、沖合にブイを浮かべ(鎖で海底に固定)、これに大型船を係留しました。沖合で荷卸しされた貨物が、艀に積まれ、その艀が小樽運河に係留されて、貨物が倉庫に保管されたのです。ですから今でも、運河周辺には石造りの倉庫が多く残っているのです。 

数年前までは、左向こう側に見える岸壁(中央埠頭)にロシア船がひしめいていました。中古車や中古タイヤがここからロシア極東部に輸出されていたからです。その輸出もロシアの国内法の改正(平成20年頃)でぱったり止まり、今ではロシア船が係留されている姿を目にすることが無くなりました。

平成20年ころ、それほど大きくない貨物船に、はみ出さんばかりに中古車が積み込まれます。最後尾の船は日本船籍のようで、中古車積み込みとは関係ないようです。

 

さて臨海公園で撮影中も天気はめまぐるしく変わり、青空が出たり雪雲に覆われたりしています。そん中一瞬陽が射したときに撮ったのがこれです。

どおってことないカットですが…

 

次回は、2月5日~11日まで開催されていた札幌雪祭りとすすきの氷の世界を、2回に分けて掲載を予定しています。

 

 

 

 

雪と氷の祭典・さっぽろ雪祭り~その1

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               <7丁目会場 大雪像・マカオ聖ポール天主堂跡に投影されたプロジェクションマッピング>

 

さっぽろ雪祭りは、2月5日(金曜)から11日(木曜、祝日)までの7日間行われました(つどーむ会場は18日まで)。メインの大通会場をはじめ、東区のつどーむ会場とすすきのアイスワ-ルド会場の3か所です。11日までの大通とつどーむ会場の来場者数は、2010年に次いで過去二番目に多い242万人に達しました。これはたまたま中華圏の旧正月『春節』と重なったことが大きな要因と言うことです。

2月7日(日曜)と最終日の11日に撮影に行ってきました。メインの大通会場には大雪像5基、大氷像2基が並び、4丁目会場の大雪像『進撃の巨人』、8丁目会場の雪像『3月26日開業!北海道新幹線(プロジェクションマッピング)」が目玉です。詳細は画像ともどもアップしますが、すすきの会場の『氷の世界』、そして雪祭りに合わせて行われた北3条広場赤レンガテラスでの『雪テラス』も合わせ、2回に分けてご紹介します。

先ずは西1丁目から12丁目までの雪像・氷像の配置及び案内図。プロジェクションマッピングは西2丁目会場の中雪像「サラブレッド&北海道新幹線」、7丁目会場の大雪像「マカオ聖ポール天主堂跡」そして8丁目会場の大雪像「2016.3.26開業!北海道新幹線」の3か所で行われています。

 

<西1丁目会場 北海道食の広場> 

当日は一時的に猛烈な雪が降り、展示商品が雪がかぶって…タラバガニのスープ、ザンギ、ロングサイズのポテトチップなど北海道の食べ物が売られています。雪に埋もれて見分けがつかない。

同じく1丁目広場は、ホワイとイルミネーションで使われた「Love Tree」の周辺にスケートリンクが作られ子供たちが滑っていました。

 

<西2丁目会場 道新氷の広場『いよいよ開業!北海道新幹線』> 

北海道新聞社の氷の広場で、北海道新幹線の大氷像が一番手前にあるのですが…透けてしまって分かりづらいですね。

この氷像の前で、長崎県西海市のPRがなされ、特産のミカンが配られていました。ハルカと言う品種のミカンで、皮が黄色で、中味は水分が少なくサクサクです。オレンジ色のミカンとは見た目も風味も違っています。西海市のブースで3個(300円)ほど購入しましたが、自宅で食べたところとても甘く美味しく、かつ手が汚れない。11日に訪れたときには完売後でした。残念。

中雪像「サラブレッド&新幹線、北海道を駆け抜けろ!」のプロジェクションマッピング。画面右に新幹線のレリーフがあります。

 

<西3丁目会場 白い恋人PARK AIRジャンプ台>

石屋製菓白い恋人のジャンプ台で、フリースタイルのスキー・ボード大会が開かれていました。会場は大混雑で、じっくり撮影ができませんでした。

 

<西4丁目会場 STV広場『進撃の巨人、サッポロ襲来』>

ここの大雪像は、ダンプ約2000台分の雪を運んできて作られたそうです。物語は少年ジャンプに掲載されたアニメですが、映画化もされていて、その一部をDVDで見たことがあります。

会場放送(解説+音楽)に合わせ、カラフルに色が変わり、巨人の目が点滅します。

 

<西5丁目広場 毎日新聞氷の広場『台湾 Qeen's Headと平渓派出所』>

氷像左のQeen's Head台北市近郊の野柳地質公園にある奇岩の一つで、女王の頭に似ていることから名づけられたといいます。

<参考 Qeen's Head 野柳地質公園 H20年撮影>

中央がQeen's Headと呼ばれる奇岩。野柳にはこのほかいろいろ奇岩奇石があります。すべて砂岩ですので、長年の風、波などの浸食で出来ました。なので将来的にはこれらの姿が消え去ることも…

 

<西7丁目広場 HBCマカオ広場『聖ポール天主堂跡、プロジェクションマッピング』>

1640年に建設された聖マリア教会ですが、1835年に焼失、現在は石造りの正面のみが残されている。

次々と変化する画像に圧倒されるばかり…

 

<西8丁目会場 雪のHTB広場『2016.3.26開業!北海道新幹線、プロジェクションマッピング』>

新幹線をかたどった大雪像をバックに、過去から現在までの列車等が投影されます。画像は新幹線が海底トンネルを通過するシーンです。

1968年頃の赤電が走ります。

最高時速316㎞で走る北海道新幹線。雪像は新幹線先頭車両と同じ長さとか…

 

<西10丁目会場 UHBファミリーランド『ドラゴンボール大雪像』>

ハワイから来たというTシャツ姿の外人さん、重装備の彼女の前で「寒くないよ!」といきがってました。

 

< 雪祭り大通会場 余話>

大通会場は西12丁目まで続きますが一部は第2回目にアップすることとして、1回目の最後に、大通会場で見かけた余話を取り上げます。

シシカバブを売っているブースで、変なトルコの若者が…、「頭の上どうしたの?」と聞くと…

「ちょんまげ」のつもりらしい…結い方が、何かおかしいね。でも本人はいたって「侍」気分満々。

西2丁目会場の札幌競馬のブースでいただいたパンフレットとおみくじ。なんとおみくじが…英語に、中国語(繁体字と簡体字)、韓国語で解説されている。ついにおみくじまで外国語になってしまったか、それだけ外国人が来日していることですね。

ちょんまげと外国語のおみくじ…う~ん、まぁ~いいんじゃない、

 

 

 

 

 

冬の北海道は『雪と氷の祭典』が続く~支笏湖氷濤祭りへ

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                                              <支笏湖ブルーの湖水をかけて作り上げた氷像が、色とりどりに輝く、ファンタジックワールド>

 

この時期真冬の北海道は、あちこちで雪&氷の祭典が行われています。札幌のホワイトイルミネーションや雪祭りを代表に、函館クリスマスファンタジー、知床オーロラファンタジー、おとふけ彩凛華、然別コタン祭り、層雲峡氷瀑祭り、ダイヤモンドダストin川湯、など数え上げればきりがありません。知床オーロラファンタジーだけは見たことがありませんが、30回続いたこの祭典も今年が最後の年とか、残念です。

さて数多い雪&氷の祭典ですが、その多くはこのブログでも取り上げていますが、今回10数年ぶりに「支笏湖氷濤祭り」に行ってきました。北海道中央バスの日帰りツアーがあって、料金も大人4000円と手ごろ、自分で運転していくよりも楽なので、2月18日に撮影に行ってきました。当日午後3時10分に札幌駅を出発、現地には薄暮の5時に到着。1時間30分の滞在でしたが、時間は十分余裕がありました。

 

先ずは、会場入り口にある案内板を確認します。 氷のゲートを抜けると、ブルータワーがお出迎えです。

広場の中央には巨大な氷柱が何本も起立し、色とりどりにライトアップされている。まだ空は明るい。

氷濤祭りの会場に入って最初に目につくのが、この氷のすだれ(シャンデリア)。

誰もがこの美しさに、カメラを向けます。

さて次はどこに行こうか。それほど広くないエリアなので、特段順路はありません。この日は木曜日の平日でしたので混んではいませんでした。

次は『苔の洞門』を模した通路に入り込みました。緑色のLEDを使っていますが、壁面には松の木が用いられ、この樹の枝に湖水をかけて作り上げられました。

天井からぶら下がるツララに肝をつぶします。ついつい尖ったツララが落ちてきたら…なんて考えちゃいます。このトンネルを抜けると、青い通路に出ます。

壁面には美味しそうなシャケの冷凍が…北海道で採れる魚が展示されています。この青いトンネルを抜けると、高い氷壁に囲まれた円形の部屋に出ます。

高さ5-6mもあるでしょうか。

早く撮って!う~ん、氷壁の上に出ている三日月も入れようとするんだけれど…

円形ルームから出ると…まだ西の空は多少明るい。

ここでは氷柱をバックに、実行委員会の方が、無料で記念写真を撮っておりました。私も彼女たちに断って数枚パチリ。フラッシュで明るくなった画像もありますが…、掲載は控えました。

もう少し奥に進むとこの氷像の上に出る階段があって…

階段の上部の高いところから会場を見渡すと…こういう塩梅です。さらに進んで行くと、螺旋階段で下の方に行きます。

螺旋階段を下りてゆくと、円形のホールに出ます。壁面には写真が飾られていて、一瞬フォトギャラリーと勘違いしました。

壁面の写真は写真のようにもイラストのようにも見えました。写真の右上に、このホール製作協力企業名が書かれていました。このホールを出ると、氷のリンクのような子供の遊び場がありました。

手前の少し高いところから全身滑降出来ます。あくまでも子供の遊び場です。

色とりどりな氷像をスマホで撮影する人が多い、今やカメラで撮る人よりもスマホ派が多くなっているかもしれません。

 

広場の中央には氷の滑り台があって、大人も子供も楽しめます。この二人は自撮り棒を構えながら滑り降りてきました。滑り台は大小3基あって、大人だって楽しめるんです。

滑り台を楽しむ家族連れでした。

 

小1時間ほどで氷のオブジェはすべて撮り尽くしました。土日にこの会場で花火大会があると、もっと混むのでしょうが、トイレも、売店も休息所もスムーズに利用できました。帰りのバス発車は6時30分ですが、十分ゆとりのあるツアーでした。

 

なお、北海道内で行われている『雪と氷の祭典』について、何か所か画像をアップしておきます。詳しくは各松実行委員会のHPを参照してください。

 

☆十勝管内音更町のおとふけ十勝川白鳥祭り『彩凛華(サイリンカ)』 

期間:2016.1.23~2.28  「光と音のファンタジーショウ」と言う名の通り、音楽に合わせ光が七色に変化・点滅を繰り返す。

 

☆十勝管内鹿追町の然別湖コタン祭り

期間:2016.1.28~3.21 湖上に氷のハウスを造り、様々なイベントを行う。画像はアイスバーの様子を2Fから撮影したもの。

 2013.3.29付当ブログ「道東厳冬の撮影ツアー~その3」

 

☆函館クリスマスファンタジー

期間:2015.1128~12.25  メイン会場は函館ベイエリアの金森倉庫群付近です。巨大ツリーの頭頂部が右側のビルの向こうに少しだけ見えます。この時期函館山の麓の教会群も、ライトアップされていて、山頂からの眺めが抜群です。

次回のブログ(3月2日)は、札幌雪祭りのその2を予定しています。 

雪と氷の祭典・さっぽろ雪祭り~その2

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           <一瞬、異次元ワールドに飛び込んだような… 北3条広場の『雪テラス』のかまくらに一歩踏み込むと…>

 

 

前回は、大通会場の西1丁目広場から西10丁目のUHB広場『ドラゴンボール・悟空&ベジータ』大雪像まで紹介しました。もっとも、一部カットしましたが、今回は大通会場の残りと『すすきの雪と氷の世界』、北海道庁前の北3条広場の『雪テラス』を紹介します。

<西11丁目会場 国際広場&雪ミクSNOW>

国際雪像コンクールには、12の国と地域からの参加があります。まったく雪のない国・地域からの参加もあって、7日に訪れたときにはまだ製作中のチームもありました。上の画像は、どこのチームか忘れましたが、日本の化粧品に出てくるような…

 ご存知3次元バーチャルアイドル雪ミク(初音ミクの冬バージョン)ですが…う~ん、なんというか表現しずらい。

雪ミク関連グッズを販売しているブースは、売り切れ続出とか。

ボードに乗った雪ミク、自販機の側面です。こちらのイラストの方が断然いいですね。ちなみに、新千歳空港の発着ラウンジに、Snow Mikuのコーナーがあるのをご存知でしょうか。かなり広いスペースをとって、パネルやイラストなどが張られています。

Snow Mikuのコーナーはかなり広い。右奥にもこれくらいの展示スペースがありました。機会があればぜひご覧ください。 

 

<すすきのICE WORLDへ> 

西12丁目会場は市民が製作した小雪像が展示されていますが、省略して、次にすすきの会場の氷の世界を見てみます。

札幌駅前通りを南に進むと、ニッカウィスキーおじさんの広告のあるすすきの交差点に出ます。

ここすすきの交差点(南4条)から、南7条通り交差点まで、氷像が続きます。

回転ずし・すしざんまい店のオブジェ。北海道で取れる、寿司に使われる魚でした。

氷像は通りに沿って両側に設置されていますが、通り沿いの商店やビルのネオンサインが入り混じって、とても見づらいのが現状です。下からライトアップして、美しく見せる工夫はあるものの…いかんせん周囲の光源が何とも邪魔です。両面の真ん中(画像では、ライトアップ用のレールが走っている)にボード、できれば黒幕のボードを挟むと、氷像がより映えると思うのだが、実行委員会の検討をお願いしたいものです。ということで個別の氷像を撮るのは無駄だと思い、周辺の面白いカットを撮ることにします。

氷雪像制作企業のポスターですが、気になりますね。何の広告なのか、どこにも何も書いていない。

このオブジェの製作企業の看板前で(というより新幹線の先頭部分らしい)おどけたポーズをとる外国人。日本人は座って、Vサインしてパチリがほとんど。

この幟も目を惹きましたが、ウィスキー(ハイボール)の広告でした。

シンデレラの馬車かな?

イルミネーションアーケード、氷像の中では、このアーケードが一番よかったと思うけれど…

 

<北3条広場の雪テラスへ>

雪祭りの開催に合わせて、北海道庁前の赤レンガテラス広場(北3条広場)でも、雪テラスと称してミニイベントが開かれています。

広場に大きな鎌倉が5-6個作られています。中を覗いてみると…

どのかまくらも内部の壁面に画像が投影されていました。このかまくらでは色とりどりの丸が回転していました。別のかまくらでは、サッポロの昔の繁華街がパノラマで投影されていました。そして、このかまくらに一歩足を踏み入れたらびっくり仰天、

360度星形の蛍光塗料の用紙に書かれたメッセージが所狭しと張られていました。

子供もその美しさに夢中、母親がカメラを構えて写真を撮ろうとしてもカメラの方に向きません。暫し見とれていましたが、次々と入ってくる人たちも一応に歓声を発します。

 

 

 

 

 


雪かきはスポーツだ!~国際スポーツ雪かき選手権 in Otaru 2016

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雪国にとって毎日降る雪は、邪魔で厄介なものです。とりわけ地域人口の高齢化が進む地方の街では、毎年のように除排雪が大きな問題になっています。そこで、スポーツの力で高齢化に伴う除雪問題を解決し、地域の活力再興と交流促進を実現しようと目的で、始まったのが、この「国際スポーツ雪かき選手権」です。今年で第3回目となるこの競技には、日本、ロシア、イラン、スェーデンなど9か国から126名、23チームが参加しました。

2月27日(土曜)午前中の第1競技は、高齢者住宅の多い小樽市松ヶ枝町で、「ボランティア雪掻き」です。得点ポイントはありませんが、次の第2、第3競技に進む必須条件です。高齢者世帯の雪かき負担を少しでも軽減するのが目的です。午後1時からは場所を小樽マリン広場(旧合同庁舎跡地)に移して、スノーショベリング&ムーブトライアル(雪の塊約300Kgを崩して10m先に運ぶ)です。

第3競技は、スノーマンコンテストです。第2競技で運んだ雪をもとに雪だるまを作る競技です。雪だるまの出来栄えも競いますが、高さや数にもポイントが加えられます。1時間の制限時間内で競います。午後1時からの第2競技と第3競技を撮ってきましたので紹介します。

 

☆第2競技 スノーショベリング&ムーブトライアル

競技開始前に各テレビ局が参加者にあちこちでインタビューをしています。終始なごやかな雰囲気で半分お遊び気分での参加チームも多いせいか、競技前のピリピリ感は全くありません。

競技参加者は雪の塊の状況を確かめています。下の方から崩して大きな塊をスノーダンプに乗せて…

 

 

会場の端に、RED BULLのド派手な広告車が来ていました。それをバックに記念写真を撮る観光客。なお会場は小樽運河の近くで、中央橋から20~30mほど海側にあります。なので運河を見た観光客が、何事が始まるのかと会場に寄ってきます。

 

小樽運河のマスコットキャラ「運ガッパ」も応援に駆けつけました。子供たちに大人気。並んで写真を撮る親子が後を絶ちません。

 

こちらはスェーデン人+日本人の混成チーム「Swedish Vikings」、留学生なのか日本語ペラペラ。

 

いいいよ競技の始まり。その前に小樽市長をはじめ関係者の挨拶が続き、大会実行委員長から競技ルールの説明があります。手前の青のポリタンクは、第3競技「スノーマンコンテスト」で使用する水が入っています。先ずは6チームづつ4回に分けて協議が開始です。

 

白いコスチュームに身を包んだ「えちごまさ雪」チーム、キャプテンは金色のコスチューム、300㎏の雪の塊を次々と砕いて10m先のラインにまで運びます。砕くのに相当な労力が必要です。スコップが金属製とはいえ、網目になっていて、固い雪だと、スコップが突き刺さらず、跳ね返ってきます。競技エリアに入れるのは各チーム4人のみ。原則5名編成で、残り1人が交代要員。

 

スコップ担当者は相当疲れるようで、交代後はバッタンQ。

 

「えちごまさ雪」チームは4分弱で雪の塊を崩し移動完了。かなり早く、全チームの中でもベスト3位に入るタイムでした。競技終った後は全員ごらんのように、息も絶え絶え。他のチームはまだ続いています。

 

ヴァイキングチームもどうやら終わったようです、へとへとになりながら戻ってきました。後方の雪隗は、後半チームのものです。

 

第2回目のグループの競技がスタートしました。こちらは「北大 Frozen Gang」、イラン、インド、ウズベキスタン、パプアニューギニアから北海道大学に来た留学生チームです。勇ましく飛び出しましたが…

 

イランチームの留学生に聞くと、イランでも雪はうっすらと積もる程度で、これほど大量の雪は日本に来て初めての経験だそうです。それにしても、イラン女性の美系には目を惹きます。

 

こちらは飛び入り参加の松ヶ枝中学校の生徒たちです。午前中の競技が松ヶ枝地区のボランティア雪掻きだったので、その返礼も兼ねての参加のようでした。彼女たちは普段雪かきはしていないのかな。雪の塊を崩すのが下手で、なかなか崩れません。上に登ってスコップを叩きつけますが…はね返されるだけ。応援に駆け付けていた先生たちが盛んに崩し方をアドバイスしますが、結局制限時間10分間に崩し切れませんでした。それにしても、雪の塊はかなり固いようでした。

 

☆第3競技 スノーマンコンテスト

制限時間は2時30分から3時30分までの1時間。この間に崩した雪と周辺の雪を運んで雪だるまを作ります。雪だるまの背丈によって得点差があり、なおかつ数もポイントになります。さらに国旗を掲げ、装飾を施すと、加点されます。スタートから小1時間もすると、それぞれ雪だるまらしくなってきました。

 

スェーデンチームの雪だるま、見るからに日本の雪だるまと表情が違いますね、

 

こちらも赤いラインでコカコーラだとわかります。

 

こちらのチームはLサイズの雪だるまが3個出来上がりました。

 

咥えたばこの表情がいいですね。

 

北海道大学の留学生チームは砂で文字を書き込んでいます。

 

蛍光塗料を吹き付けて出来上がり。パンダをはじめ動物たちの雪だるまのようです。チーム「余市FB友の会 ザ★ショローズ」の作品群。

 

出来上がった雪だるまを囲んで、チームで記念写真。

 

こちらでは写真を撮りだすと、周囲の人たちが、集まれ集まれと言って、あっという間に人数が膨れ上がった。ピンクのウェアーのチームらしいですが、ほれ、そこで写真撮ってる人もこっちに来て入んなさいと、手招きしています。こんな光景があちこちで繰り広げられるのも国際交流の一つかも…

 

午後4時過ぎ、陽も影ってきたころ表彰式&閉会式が行われました。第2部、3部合わせての総合優勝は、「余市FB友の会 ザ★ショローズ」が獲得、特別賞は午前中のボランティア雪掻きから参加し、固い雪隗に苦戦しタイムオーバーとなった松ヶ枝中学校チームに与えられました。

 

閉会式終了後は、懇親会が小樽運河の「小樽ビール小樽倉庫No.1」で行われました。

 

 

 

 

 

 

雪と氷の祭典~雪トピアFestival in Kutchan

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                <雪原に現れた派手な家にびっくり…アートフィルターで多少誇張してますが、それを割り引いても…>

 

さすが3月に入ると厳しい寒さも緩んで、道路脇にうずたかく積まれた雪の壁も少しづつ縮んできたような気がします。とはいえまだまだ油断はできません。内地では梅も終盤、そろそろ早咲きの桜の便りが聞こえてきます。関東以南では、桜に先駆けて咲く梅も、津軽海峡を渡ると、開花が逆転します。とはいえ道内では梅は桜ほどポピュラーな花ではありません。小樽近隣で梅園があるのは…札幌の平岡公園くらいでしょうか。

ちょっと話が進み過ぎました。道内ではまだまだ雪と氷の祭典が続いています。今回は2月20日ー21日に行われた倶知安町旭ヶ丘スキー場でのイベント「雪トピアフェステバル2016」の模様を紹介します。土日の両日イベントは行われましたが、日曜日に写友と行ってきました。イベントのメイン「激走!水面滑走トライアル」なるレースの開始が午後ですので、午前中寄り道して、高島漁港、北運河、余市、仁木で雪景色を撮影しましたので合わせて紹介します。

 

小樽近郊の浜辺では何か所かで群来(くき)が見られたこともあり、このところ鰊が盛んに水揚げされています。ということで数日前から鰊の水揚げを撮りに行こうと、写友と話し合っていたのですが、あいにく荒天で出漁していない日もあり、上手く日程が合いませんでした。この日2月21日も出漁見合わせで、高島漁港は閑散としていました。

 

一旦バックして北運河に向かい、雪景色を撮ることになりました。北運河のどん詰まりの、今は使われていないレンガの建物の前に桐の木があります。雪をかぶった桐も見事。

 

北運河から月見橋越しに大家倉庫が見えます。この倉庫も使われなくなって6-7年以上たつでしょうか。

 

運河公園(旧日本郵船ビルの向かいの公園)の端に丸太を使った建物がありました。夏場はアイスクリームを売っていたような…、車の窓ガラス越しに撮った一枚。あれれ、壁に小樽の文字が…、今まで気が付きませんでした。雪が張り付いて初めて文字のあることがわかりました。

 

余市から脇道にそれて農道らしき道を仁木の方に進みます。上の画像はニッカウヰスキーの駐車場(裏口)側から見た貯蔵庫です。さらに進んで仁木町の大江方面に進むと、突然目に飛び込んできたのが標題にあげた建物です。

 

カメラ(EOS70D)のクリエイティブフィルター「油彩風」を使っているので派手さが強調されています。それにしても目立ちます。建て主の度胸に拍手喝采です。

 

途中あちこち撮影している間に、昼近くになってきました。雪トピアフェスティバルは、すでに朝から始まっています。なので倶知安郊外の旭が丘スキー場へ急ぐことにします。幸い雪も止んで一部青空も出てきました。絶好のイベント日和です。

 

会場入り口そばの「雪だるまステージ」では、小さな子供たちが集まっています。仮面ライダーゴーストのショーが始まるようです。司会者が「写真は撮ってもいいです。でもネットやブログには載せないでください。」と保護者にお願いしていました。ん?と思いましたが…、仮面ライダーには興味がないので、すぐに移動しました。

 

コースの一部では、チューブスライダーが行われていました。自衛隊員が多いな~と思いましたが、もともと倶知安町には自衛隊の基地があって、イベントに協力しているようです。

 

このイベント小さな子供でも楽しめるように、いろいろ工夫しているように見えました。

 

会場の右手休憩所(雪ん子館)の前方では、親子によるスノーモービル体験&チューブ曳きができるようで、長い行列ができていました。1周1kmくらいでしょうか、結構なスピードで回って行きます。

 

カーブではチューブが大きくバウンド、スリル満点のようです。

 

スノーモービルで空中ジャンプです。バックの雑木林が邪魔ですが…

ジャンプと同時に両手を広げて…、大きな拍手がわきます。

 

スキー場の休憩所「雪ん子館」を覗くと、レストランは休業中で、お弁当や飲食物を食べている人々で、賑わってました。そん中、テーブルの端で、読書に熱中している外国の老婦人が目を惹きました。この一角だけ時が静止しているような感じが…モノクロ変換してみました。

 

屋台村のビール販売所のおどけたマスコットに目が行っちゃいます。

 

そろそろ本日のメインイベント「激走!水面滑走トライアル」レースが始まるようで、見物客がコースの周りに集合してきました。今まで晴れていた青空は消えて、小雪がチラチラ。

 

先ずは、当地スキースクールのキャラクター「忍者キッド」君がお手本を、なお、スキーでもスノーボードでもOKです。

 

残念、途中で水没、ゴールまで滑れませんでした。ゴールまで達し、手前に滑り降りると合格です。去年は60人ほどが挑戦して完走できたのは2名のみとのこと。賞金15万円がかかっています。完走者の人数で頭割りするとのこと、気合が入ります。

 

スタート位置に着きました、GO!。

 

あちゃ~、途中で水没。失格です。おお寒い。

格好はいいけれど…あえなくドボン!

惜しい、もうあと1mほどのところでドボン!

 

3分の1程進んだところで天候が急変、吹雪が激しくなってきました。太陽が隠れると急に温度が下がってきます。ということでレースの途中ですが、小樽に戻ることにします。帰りは国道5号線ではなく、キロロ経由の国道393(メープル街道)を通ることにします。会場を出るや、風も出てきて、地吹雪状態で、前方がホワイトアウト状態。

 

路肩のポールと黄色い旗がかろうじてわかる程度、ゆっくりあわてず運転して戻りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

小樽雪あかりの路あれこれ

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           <第2回小樽雪あかりの路(H12年2月)の運河会場の光景です 今と少しも変わっていないですね> 

 

今年で18回目となる「小樽雪あかりの路」が、2月5日から14日まで行われました。3月も中旬に入って、めっきり春らしくなってきたのに、なんで今頃「雪あかりの路」なんだと、思われるかもしれませんが、「氷と雪の祭典」の最後を飾る報告として取り上げたいと思います。(21日に行く予定の「層雲峡の氷瀑祭り」が残っていますが…) 今回の「雪あかりの路」は、さっぽろ雪祭りや中華圏の春節と重なり、外国人観光客の増加で、5年ぶりに来場者数が50万人を超え、54.4万人になったたとの報道がありました。

ご存知のように、メイン会場が「小樽運河」、「旧手宮線」、準メイン会場が「朝里川温泉」、その他天狗山や各町内会、学校など41カ所でおこなわれました。また同時に関連イベントとして、第7回「小樽がらす市」が小樽運河プラザで5日~7日の3日間行われました。今回の雪あかりの路では、運河会場とがらす市だけしか行く機会がありませんでした。モデルにしようと孫たちを誘ったのですが、孫も高学年になると、撮られることが恥ずかしいらしく、誘ってもNOの返事。かろうじて一番下の孫をガラス市に誘って数枚撮っただけでした。

メイン会場の一つである「旧手宮線」は結局行かずじまい。もっとも毎年同じようなオブジェなので、撮っても代わり映えしないこともあって、写欲も今一つ。ということで、「雪あかりの路」の前哨戦ともいえる「小樽ゆき物語(11月21日~1月31日)」のイベントの一つ「青の運河」も加えて取り上げます。

 

<小樽ゆき物語~青の運河>

小樽ゆき物語は、雪あかりの路に先駆けて始まったロングランイベントです。2012年までは「小樽ロングクリスマス」と名をうって各種イベントを行ってきました。そのイベントの一つが、青の運河です。小樽運河沿いに青のLEDライトをともし、普段とは違う運河を楽しんでいただこうということです。

昨年よりも、青のイルミネーションの取付範囲が広がったようです。

 

今までは単に運河沿いの倉庫群がライトアップされただけでしたが、青のLEDライトでより一層ロマンチックになったかな…これで倉庫の壁にプロジェクションマッピングでも行うと、より一層人気が高まると思うのですが…

 

<第7回冬の小樽がらす市~運河プラザ3番庫>

例年雪あかりの路と同時に行われます。今年は2月5日~7日の3日間行われました。15の工房が一堂に介し、ガラス製品の販売や製作体験ができます。このほかガラス作家がキャンドルグラスを出品し、来場者の投票による「ガラスあかりコンテスト」も行われました。

会場に入ると、脇には各作家自慢のキャンドルグラス(コンテスト用)が並べられています。

投票用紙が備え付けられていて、来場者が気に入った作品に1票を投じます。

会場内はアクセサリー、食器、置物等いろんな製品が並べられています。会場左側では、体験コーナーがあり賑わってました。

 

運河プラザメインホールでは、雪あかりの路のイベントの一環としてライブも行われていました。

会場の一角では青色LEDを使った電気ショールーム製作会社ビートソニック(本社愛知県、製作は銭函工場)と地元のガラス作家の共作による製品が展示されていました。

電気発光部分は、ビートソニックが、奥に見える電球ガラスが地元作家の製品。

 

3番庫内だけでなくメインホールの出入り口付近でも硝子小物を扱う店があります。どれを買うか迷っている孫娘(小6)。

プラザの中庭にワックスボールが飾られています。

ワックスボールの表面に桜の花(実物)が浮き出して見えます。

プラザの前庭にはメッセージプレートが飾られ、道行く人の注目を浴びていました。

 

<雪あかりの路・運河会場を散策…>

特に例年と変わった企画もなく、期間中撮りに行ったのは1度きりでした。家族、孫達ともに雪あかりの路会場に誘ったのですが、全く興味を示さず、止むなく一人で撮影に出向きましたが運河会場だけで、ほかの会場は訪れませんでした。目新しいものがないと言ってしまえばそれまでですが…

この日は穏やかで、水面に倉庫が映り込んでいました。

浅草橋の記念撮影コーナーには、長い列が出来て順番待ちです。

 

<雪あかりの路・愛のフォトコンテスト>

以上で雪あかりの路及びガラス市の模様ですが、これだけでは愛想がないので、雪あかりの路を題材とした『雪あかりの路・愛のフォトコンテスト』が毎年行われていますので、その概略もお伝えします。

☆テーマ 「小樽雪あかりの路」に関するイベントの様子、街並み、人物等(撮影期間はイベント開催中に限る)

☆参加資格 不問

☆応募方法 六つ切り以上のカラープリント(インクジェットによるプリントは不可) 入賞時には原版(フィルム、データ)提出

☆応募先 小樽写真材料加盟組合店(11店)または実行委員会事務局

☆その他 省略

以上の通りの条件ですが、Net全盛期にプリント応募で、しかも写真店によるプリントに限られる点が、難点と言えば難点。それと審査基準が明示されていませんが、雪あかりの路素朴な精神から、カラフルな作品や彩度の高い作品は入選バーが高いようです。ちなみに、最近私自身はここ5年ほど応募しておりませんが、それ以前に何度か入選し、ポスターの一部に採用されたこともありました。以下数点入選作品を紹介します。

<H15年年第5回「愛のフォトコンテスト」 ぬくもり賞「星に願いを」>

当時はまだフィルム時代で、入選作品の原版提出まで余裕がなく、デュープ(コピー)せずに、元画像を提出するケースが多々ありました。このカットも原版を提出したため、連写した隣のカットです。

<H19年第9回「愛のフォトコンテスト」 入選「メルヘンチックキャンドル」>

自作のフィルター使ってメルヘンチックに仕上げましたが、雪あかりの路の精神から外れている感じがしました。

<H22年第12回「愛のフォトコンテスト」 ぬくもり賞「優しいい光に包まれて」>

孫達がモデルになってくれたのも、これが最後でした。

雪あかりの路に協力されている写真組合への配慮なのでしょうが、web応募が可能になれば、もっと応募数が増えるのかなと思いました。少なくとも、インクジェットプリントの応募が可能なら…

 

 

 

 

 

 

今冬最後の雪と氷の祭典「層雲峡温泉氷瀑まつり」を見に

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                    <ホテル朝暘亭6Fの客室から氷瀑まつり会場が見える…>

 

おそらく層雲峡温泉の氷瀑祭りが道内では最後の冬のイベントではないでしょうか。第41回氷瀑まつりが1月23日(土曜)から3月27日(日曜)まで開催されています。朝暘亭が層雲峡温泉進出30周年記念として昨年から4回にわたって「旅の思い出」をテーマにフォトコンテストを実施しています。この事はすでに2015.11.22付ブログ「秋の富良野路を行く」でも触れましたが、運よく第1期、第2期と連続してグランプリを得て、無料ペア宿泊券をGET。ということで、3月21日(祝日)に、家内と小学校卒業したばかりの孫娘と3人で行ってきました。

冬道の運転は危険と言う家内の忠告に従い、今回はホテルの無料送迎バス(札幌~ホテル間)を利用することにしました。3月19日に卒業したばかりの孫娘を同伴と言うことで日程を調整しましたが、肝心の氷瀑まつりが、3月中旬の暖かさで、融けているのではと心配しておりました。ホテルのフロントに確認すると、日中でプラ2-3度、夜間は相当冷え込んでいますということで、一安心。

当日札幌駅北口を12時に出発。大型バスは2台ともほぼ満席状態。途中砂川PAと比布大雪PAでトイレタイム、午後3時半ホテルに着。なんと陽が出ているのに、気温は氷点下5度。山間に温泉ホテルがあるだけに、道央に比べ相当気温が低いようです。

 

正面玄関前の雪だるまの温度計は氷点下5度を指しています。それを撮ろうと家内と孫娘がアイフォンを取り出して…

ここは10年前に、家内が当時2歳の孫娘と記念写真を撮ったところ。それにしても寒い、寒い、

同じ看板の前で、当時2歳の孫娘と、(撮影H17.9.16)8月末で、再雇用2年含め完全退職後の家族旅行。

6Fの部屋からは氷瀑まつりの会場が一望できます。中央は国道39号線(大雪国道)で上が旭川方面、下が北見方面。氷瀑会場を流れる川は、石狩川で、旭川へと大きく迂回して、札幌方面に流れて行きます。

ホテルから氷瀑まつり会場までは徒歩10分もないくらいですが、午後7時から10時まで無料のシャトルバスが出ております。なので、それまでの間に、前回宿泊時温泉に入り損ねたので、ゆっくり湯につかり、夕食後撮影に行くことにします。夕食は1Fホールで、バイキング形式。「あじじまんかい」と言うイベント中で、道内東北の特産物・名物料理が楽しめる企画中でした。

青森支店勤務中によく食べた「じゃっぱ汁」がありました。シャケを入れた石狩鍋に似ていますが、ネギがぶつ切りで入っています。

ホール入り口付近に50~60種類はあったでしょうか。中央の赤と白の器はエビをはじめ生鮮海鮮が入っている。

孫娘は肉料理が大好き。お椀は豚丼、人参&ステーキは二皿目。エビ刺身二皿完食(奥のオレンジの器)。この後アイスクリーム数皿…

 

午後7時過ぎ、氷瀑まつり会場にシャトルバスで向かいますが、家内と孫娘はパス。なんせ外は-10度以下で、おまけにかなり強い風が吹いている。バスで会場近くの駐車所に向かい、入場料300円を払って会場内に入ります。氷雪像が7色に照らし出され、幻想的な雰囲気が漂います。

来場者の6-7割は中国人観光客のようです。

会場要る口付近には大きなかまくらが6~7個あるでしょうか、それぞれ協賛会社の看板が出ていました。中の氷のオブジェには硬貨が張り付けられています。どのかまくらも同じような感じです。

無料の記念撮影コーナーがあり、「極寒証明書」がもらえます。

かまくらの前で写真撮影中の女性。

中にはこんなポーズで撮る人も…

降りしきる粉雪を食べる?

時折強く吹く風に、粉雪が舞い上がる。

粉雪と風が同時に吹くと途端に視界が悪くなる。

記念撮影中に風が吹き、髪が舞い踊る。

会場は路面全部が結氷、つるつるのスケートリンク状態。足を滑らす人が続出。

氷の洞窟はすべて「立ち入り禁止」状態。数日前の高温でかなり溶けだして、崩落の危険があるためとのことでした。

ライトアップされたひょうせつぞがとても幻想的で、暫し見とれて、寒さを忘れさせてくれます。

氷瀑メインステージでは、ウエディングイベントも行われたようで、その愛の鐘の前で記念写真を撮るカップル。男性は盛んに寒さを我慢しているようでした。

降りしきる粉雪と風に耐えられず、小1時間で会場を離れホテルに戻りました。

 

翌日午前9時半の送迎バスで、札幌北口に戻りました。

 

 

 

 

春の陽気に誘われて~街中ウォッチング

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ここ数日の陽気で、街中の雪もかなり融けました。道路脇や日陰などに僅かに残っているだけです。TV報道によれば、本州では桜満開・花見で大いに盛り上げっているとのこと。桜前線が津軽海峡を渡るのは4月の下旬ころ、道央ではゴールデンウィーク後半のようです。所用で小樽駅付近に行った折に、春を探しに街中を散策してみました。

 

JR小樽駅に展示された北海道新幹線開業の広告。3月26日(土曜)に新青森~新函館北斗間が開業しましたが、開通前と当日に報道されたにぎわい振りは異常なほどでした。乗車率平均は初日こそ60%台と高かったものの、平日(28日)を含めた三日間(日曜)では43%に落ち込み、空席がかなり目立ったとのこと。開通前のあの騒ぎとは裏腹にこの先が心配ですね。本当の新幹線効果は、13年後の札幌開通を見ないと何とも言えないかと…。13年後…う~ん、生きているうちに見られるかどうか。

さて小樽駅から出て所用を果たし、小樽市民ギャラリーに立ち寄りまいたが、あいにく年度末で休館中でした。そのまま海側に下り、観光街である堺町通りを通って自宅に向かいます。しばらく堺町通りを歩いていないうちに、かなり変わっているような気がしました。新規の店や春先に向かって模様替えした店舗など、車で素通りしたときには気が付かなかった店舗・看板があちこちにあります。

 

 

出世前広場小路横の店舗、ここは以前、飲食店兼土産品小物売りの店ではなかったかな?以前から時計扱っていたかな?

 

オリーブと言うイタリアンカフェでしたが、3月末で閉店するらしく、荷造り最中でした。

 

海産物販売店(飲食可能)の店頭にはタコが氷漬けになってました。

 

店舗前の道路を清掃する店員さん。冬期間は滑り止めに砂をまくために、雪解けと同時に砂が出てきて、車が通るたびに砂埃が舞い上がります。なお、掃き集めた砂は、市の塵芥収集車が回収します。

 

ホクレンふうど館前の小樽地ビールの出店。いまだ休店中です。

 

ふじ寿司のメニューを、小学生らしき男の子が物色中。でも暖簾がまだかかっていない。付近に親御さんらしき人物がいない、一人旅かな?

 

見せの名前が紛らわしいなと、通るたびに思う。「みそらーめん」と読み違えしちゃうんです。私がそそっかしいだけかな。

 

あらら、いつの間にか抹茶色の店舗だ出来ちゃったよ。抹茶ソフト大好きな私にはたまらない色の店舗です。

 

いつも思うんです、いいネーミングだな~って。

 

立ち食いコロッケの店ですが、いつもお客が数人います。全国コロッケ大会で金賞を撮ったということですが、この店舗が妙見川の向こうにあったころ、一度立ち食いしたことありますが…特別…味音痴なのでわかりませんでした。金賞受賞と言う文字に惹かれるんでしょうか。

 

ホウキュー庵?初めて目にしますが、揚げ物屋さんらしいですね。

 

ここの2F建ての店舗は入れ替わりが激しいんですが、このザンギ店は1~2年続いているかな?「ザンギ」なる言葉、内地の方には?マークかと思いますが、単純にいうと唐揚げのことです。衣の粉や揚げ方が幾分「唐揚げ」と違うんですが…。私には区別できません、味も見た目も唐揚げとの違いが…

 

洋菓子店ルタオの別館(フォトス)ですが、春になって、カラフルな椅子テーブルが通りに出てきました。まだまだいろんなカラーの椅子があるんですが…

 

最近観光客に人気なのがこれ、声をかけると同じ言葉(機械音)を繰り返すんです。

 

北一硝子の店舗前に出ていた看板と醤油差し。誰か噂をしたのかな、聞いたことがないけれど…

 

この店の前を通るたびに、焼きイカのいい匂いがするんですが、匂いにつられつい買ってしまうお客もいます。以前はこんなド派手な看板ポスターではなかったんですが、目立ちます。

 

春を見つけました。北一硝子〇号館(あちこちに店舗があって、何号館までかは覚えられない)のデスプレーを。桜が5輪ほど満開、嬉しくなっちゃいますね。

 

メルヘン交差点を渡って我が家の方に坂道を上って行くと、向うから見慣れない大型車がやって来ました。左ハンドルで、Made in Japan三菱のマーク。春先のみに出動するスリップ止めの砂を回収する塵芥収集車でした。

道路の左側を清掃するので、左ハンドルなんですね。最初に前輪と後輪の間にある大型ブラシで、水を吹きかけながら縁石付近に寄せます。二度目はそれを回収し、最後に水で吹き流して作業が終わりのようです。歩道に貯まった砂は各戸が袋に入れて塵芥収集車に引き渡します。

 

 

水芭蕉の咲くころ

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                      <散策路は雪解け水で多少ぬかるんでいますが…>

 

4月に入って好天が続き、雪解け後のセピ色の野原に、みずみずしい新緑の草花が目立ってきました。我が家の小さな花壇にも、水仙やチューリップの新芽が日増しに大きくなってきました。FBには早くも小樽苗穂公園の水芭蕉やザゼンソウが顔を出したという投稿が載りました。同公園のオープンは、4月12日ですが、今冬は暖冬のせいもあって、例年以上に早く雪解けが進み、それだけ春の花々たちも、一斉に芽が膨らんだということなのでしょう。

早速苗穂公園に撮影に行ってきました。なるほど例年なら散策路もまだ雪で覆われているのですが、地面が出ていて遊歩道の両脇に残雪が、薄く残っているだけでした。公園の管理人たちが雪囲いを外したり、開園の準備に忙しそうにしておりました。なお、画像はモノクロを主体にしております。カラーですと、雪解け跡の残滓が映り込んで汚れた感じになるので、あえてモノクロで表現しています。

 

公園入口付近を流れる小川。♪春の小川はさらさら流れ♪…童謡の世界のイメージが重なります。

 

残った雪も薄くなって、あと数日で消えてしまうことでしょう。

 

大きな木の根元に顔を出したフキノトウ。春の日差しをいっぱい受けて、やがて大きなフキの葉に変身するのでしょうか、

 

 散策路沿いの案内板は青のビニールシートにまだ包まれたままです。

 

入園口から50~60m先の池には水芭蕉が顔を出しています。

 

さらに先の池にも20㎝ほどに大きくなった水芭蕉たちが…

 

さらに散策路にそって奥に進むと、エゾ山桜の老木が、立ち枯れて…

根本の部分には大きな穴が開いています。この樹の付近には小鳥たちがやってくるのですが…もう食事の時間が終わったのかな。餌をついばんだ殻が付近一面に落ちています。

 

道端の残雪にはいろんなものが落ちています。松ぽっくりの残骸かな?

 

これはオオウバユリの枯れ葉ですね、ドライフラワーになって冬を越したようです。

 

オオウバユリの殻ですが、最初レンズ越しに見たときは、カマキリのように見えました。北海道にカマキリはいないはずですが…

 

上と同じオオウバユリですが、レンズ逆付で撮ってみました。レンズ逆付は、超マクロ撮影だけでなく、望遠レンズにもなります。ただし、色収差が補正されていないので、独特のボケやにじみが出ます。これがまた面白かったり…

(注)レンズ逆付については、当ブログ記事「レンズ逆付の荒業」(2009.3.20付)を参照して下さい。クリックすると該当記事にワープします。

 

道端の水たまりにカエルの卵がありました。毎年ここに産卵します。

 

蔓紫陽花のドライフラワーが落ちていました。

 

これもレンズ逆付で撮ってみました。独特のボケが出てきました。

 

ザゼンソウは湿地一面に芽を出していましたが、残念ながらほとんどが散策路側に背を向けていて、かろうじてこちら向きのカットが1枚だけ撮れました。なお、散策路からはみ出して湿地の中を歩くのは、ルール違反です。(一応散策路に沿って立ち入り禁止のテープが張ってありますが、雪に埋もれてテープが見えない箇所があります)

 

水芭蕉もザゼンソウもあと1週間ほどもすれば開花のピークを迎えるのでしょうか、今回は少し早いようでした。さてレンズ逆付のままUターンして公園入口に戻ります。最初の小川のせせらぎ付近のフキノトウを撮影して終わりにします。

 

シャープなピントよりも色のにじみが出てソフトな方が趣があるかも…枯れ葉、枯れ枝などの残滓がうるさい。やはりモノクロの方がいいかも。

 

フキノトウにシャープにピントが来ていますが、流れの反射に見られるように、色にじみがあるのも一興かも…

 

春も終わりころになると、水芭蕉も50cmほど程の背丈に成長します。白い花を取り巻く葉も大量に増えて、水芭蕉の可憐な姿からは程遠い逞しさになります。

 

 

 

 

 

 

春を探して

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4月に入って割と天気の良い日が続き、TV報道でも桜の開花前線が急速に北上していると伝えています。この分だと例年よりも4-5日から1週間ほど早く、北海道に上陸するのではないかと思われます。平年ですと、道央の札幌・小樽ではGW中盤に満開となりますが…ひょっとしてGW始まる前にも開花しそうな勢いです。写真仲間たちとの春の撮影会のスケジュールにも影響してきます。

とはいえ、天候は気まぐれ、何度も騙されています。もう雪が降ることはないだろうと、タイヤ交換を済ませた途端、TVの天気予報は、4月9日(土曜)夜半から雪マークがつきました。GW前に雪の降る日があることも珍しくはありませんが、暖冬と言われ早々に雪が無くなって、ホッとしたのもつかの間、翌々日11日(月曜)の朝外を見ると、一面の銀世界。春の雪はすぐ消えてしまいますが、昼過ぎには吹雪のおまけつきとは…

今回は、そんな春先の牡丹雪と小樽手宮緑化植物園の春の花を取り上げます。長橋の苗穂公園が水芭蕉が咲いておりましたので(前回のブログ)、距離的にも近く、標高も同じ程度の緑化公園も花々が芽吹いているものと思っておりました。ところが…詳しくは本文で紹介します。まずは、牡丹雪の舞い散る様をご覧ください。

 

我が家の玄関先の百合の芽です。1F奥の駐車場内で越冬した球根は、芽を出してひょろひょろと5-6㎝になっていました。陽が当たらなかったため光合成ができず、白いまま、表に出して4-5日経過するも、いまだ茗荷状態のまま。

 

向かいの駐車場を見ると、紫陽花のドライフラワーにも雪が積もって冬の華を咲かせていました。

 

道路沿いの縁にはフキノトウがここ数日で一段と大きくなったのに、ぶるぶると震えているようにも見えて可愛そう。

 

イヌの散歩のついでに、メルヘン広場に行ってみました。カラフルな服装はアジア系外国人の特徴。多分雪のない国から来たのでしょうか、突然の牡丹雪に感激しているのか、足取りが躍っているように見えました。

 

こんな日は滅多に遭遇できないとばかりに自撮り棒で…

 

ミゾレっぽいこんな日でも笑顔で足取りも軽いようです。

 

とまあ、春先の雪はままあること。つぎに4月10日(日曜)午前中に手宮公園内にある、緑化植物園に行ってみました。正式な開園日は4月28日と決まっていますが、出入りは自由ですので…なお緑化植物園は手宮公園(総合)の一角にあって、海側斜面にあります。まずは海側の「厩稲荷神社」から入ります。

入り口そばの東屋から、正面が厩稲荷神社、木柵のあるところが水芭蕉の池ですが、2ヵ所は水が干上がっている。

 

咲いていない。あれれ、手宮公園の近くの苗穂公園では咲いていたのに…こちらの方が日当たりがいいはずすが…、海に面している分、風が強いのかな?

 

近くの池を覗いても枯れ葉が風にそよいで右にフラフラ、左にフラフラ、

 

斜面見ると枯れ木が芝生に影を落していた。芝生の上部は黄色いマンサクの花でいっぱいになるのですが…他に咲いているものはと付近をうろうろ…

 

松ぽっくりがかたまって、寒さをしのいでいたのかな、一個だけ色が違っている。

 

う~ん、絵になりそうな花がない。やっぱり早すぎたのかな。港を一望してみると…何もない。う~ん、私の財布の中と同じだ。

なお、そのまま撮影すると、空と地上の明暗差が大きく、白潰れ、または黒潰れしてしまいます。そこでカメラの機能HDR撮影をして、さらにクリエイティブフィルターで、彩度をあげてみました。そうすると、雲の様子や人家がカラフルに浮き出てきました。

 

シデコブシのつぼみです。

 

肝心の桜のつぼみは、やっと芽が出てきたところです。

 

花壇にはクロックカスがあちこちに、小さな可憐な花を咲かせていました。風に花を震わせながら…寒いよ~とでも言っているような…

 

見れば見るほど可愛いですね。

 

なんの木かわかりませんが、やがて日差しが強くなって光合成が進むと、緑色になっていくのでしょうね。

 

切り倒された老木の中から新たな木が育っていました。桜の木でしょうか。

 

別のところにも桜の木が育っていました。 ん?誰がゴルフボールを植えたのかな?サッカーボールに育つことはなと思うけれど…

 

中段のところではカラーで撮った画像を取り上げましたましたが、さらに高いところからモノクロでも撮ってみました。やはり普通に撮影すると、空の明るさに引かれて木々や街並みが露出不足となって黒潰れを起こします。ここでもHDR撮影して、そのモノクロ画像をクリエイティブフィルターで、油彩風に仕上げてみました。

 

花が咲き誇るまであと数週間の辛抱ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


3-4月は別れと出会いのシーズン

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                       <青森県横浜町の菜の花畑 作付面積日本一とか…H5年5月撮影>

 

4月もはや中旬を過ぎようとしていますが、一向に暖かくなりませんね。雪解けが早かっただけに例年より早く桜が咲くと期待していたのですが…桜の開花予想前線も足踏み状態なのでしょうか。この時期は卒業、新入学そして転勤の時期でもあります。我が家でも、一番下の孫娘が、先月19日に花園小学校を卒業して、今月6日に菁園中学校に入学しました。両校は、隣同士であるとはいえ、校区によって別の中学校に通う生徒、そして別の小学校から菁園中学に入る生徒と、かなり入れ替わりがありました。

孫娘の最後の卒業式、当然祖父として出席しました。当初涙なんか流さないよと、強がっていた孫娘も、式後の玄関口で担任の先生や親友との最後の別れには目を赤くしていたのが印象的でした。孫の話は別として、サラリーマンにとっては転勤の時期でもあります。私自身昭和41年の入庫から平成15年の退職までの約35年間の勤務に10回の転勤を経験しております。平均2-4年で全国をまたにかけて転勤します。周囲の方から「大変ですね」と声をかけられます。

家財道具一式まとめて、慣れ親しんだ土地をあとにして、見ず知らずの土地に出向き生活するわけですから、確かに苦労を伴うことも確かです。しかしこれも考え方一つ。新しい土地には、新しい出会いがあると思えば「転勤もまた楽し」です。さてそんな中で平成3年7月から6年3月まで勤務した「青森支店」の思い出話&写真を取り上げます。というのも、終活ではないですが、転勤の度に持ち回っていた書籍類段ボール箱20箱ほどを、紙ごみの日に廃棄しました。その中に残っていたメモをもとに再録しました。

 

<青森支店の思い出をバッグに詰めて新任地へ…H6年3月発行「青森支店内ニュース」から>

早いものであっという間の2年8か月でした。平成3年7月ねぶた囃子が街じゅうに流れる中を着任したのが、ついこの前のような気がします。青森支店で得た貴重な思い出をいくつか綴ってみました。

青森と言えば「ねぶた」、ねぶたの起源は、征夷大将軍の坂上田村麻呂が蝦夷討伐で陸奥の国を攻めた際に、敵を油断させるために行灯等の火祭りを行ったとされているが、真偽のほどは定かではない。7月に入ると街にはねぶた囃子が流れ、ねぶた一色になる。

 

☆着任早々東北弁のカウンターパンチ!

着任前の恐れが現実となった。決裁書類を抱えたA融資担当課長が私のデスクの前で「紅露次長(ここまでは聞き取れた)、〇×△#☆☆…?」ときた。「ん…????」一体彼は何を言わんとしているのか。私はおもむろに、「A課長よ、悪いが英語に翻訳してしゃべってくれ」と、つい言ってしまった。

彼は青森市の隣町の東北町出身で、正しくは津軽弁ではなく南部弁(私には区別できない)、いずれも口を大きく開かずに話し、語尾が口の中でこもってしまいます。なのでよそ者にとっては聞きづらく何を話しているのか理解出来なかったのです。

最初のうちはデスクの電話が恐ろしく、なかなか受話器が取れませんでした。お客の電話であれば、何度も聞き返すわけにいかないからです。地元採用の女子職員も、職場内では気を使って標準語で話しかけてくれますが、一旦昼食時など食堂では津軽弁に早変わりです。そばで聞いていても半分も理解できませんでした。その後A融資課長の特訓もあって、数か月もすると、難なく聞き分けられるようになりました。地元の方々は、「われらは、バイリンガルだ。標準語と津軽弁両方話せるぞ」とよくいいます。なるほど、説得力のある言葉でした。

 

☆ねぶたは日本一の祭りだ!

テレビ等では、見ていたものの、実際にねぶたを目の辺りにしてそのスケールの大きさ、勇壮さに圧倒され、驚くばかりでした。各山車に数百人から千人近いの跳人(ハネト=飛び跳ねるような踊りから跳人と言われる)が付き、行進途中でリーダーのホイッスルと同時に、跳人が乱舞する様はまさに日本一の祭りと実感しました。

このような華麗な山車が20数基連なって、市内の大通を進む。

 

この山車には1000人近い跳人が連なり、今まさに跳ねようとしているところ。

 

迫力あるねぶた。瞬間ズーミングで撮影。

なお、ねぶたは毎年8月2日から7日まで連夜行われます。当然公庫の支店も近隣支店の参加を得て、家族含めてある団体の山車に参加します。業務終了後、全員が浴衣襷衣装に着替え、スタート地点へ集合。途中何度も踊るというより跳ねます。さすが翌日は歩行もままなりませんが、地元の女子職員は毎日参加するとか…

 

☆ゲレンデでは味わえない山スキー

今日は休日、天気もいい。寮の3Fから岩木山が青空の中くっきり見える。それとばかりにスキーを車に積んで、岩木山へまっしぐら。圧雪者に載って八合目まで登る。真っ青な空、真っ白な雪原、一直線に滑り降りる醍醐味はゲレンデスキーでは味わえないものだ。すっかり岩木山、八甲田山の山スキーの魅力に憑りつかれた2年8か月でした。(なお画像は鰺ヶ沢スキー場のゲレンデスキーのものです)

休日には、弘前支店、青森支店のスキー好きがよく集まります。指導員資格の所有者が数人いて、転勤後初めて滑る人にも教えてくれます。

 

ゲレンデスキーもリフト頂上から4km先の麓まで一気に滑り降りると爽快、の一言。

 

山スキーが終わって帰路は、桜満開ロードを通って帰ります。もちろん途中で温泉に入ることも忘れません。

スキーシーズン中はゲレンデスキー中心ですが、シーズン終盤になると、圧雪車に載って8合目あたりから滑る山スキーが始まります。ゲレンデスキーに比べコースが整備されておらず、それだけにダイナミックで、スリルのあるすべりが楽しめます。この場合も、支店の仲間に、指導員が数人いて指揮を取ってくれるので、安全に楽しめました。

 

☆温泉はええもんだ~

温泉の数では北海道に及びませんが、青森県も負けず劣らず温泉の多い県です。市内の銭湯はほとんどが温泉で自前の源泉を持っているので、コストが低いせいか朝の6時から営業している銭湯もあります。

さて、今日は休日、予定がないので起きると洗面道具を車に放り込んで、銭湯に行くことにします。どこにしようか、草笛温泉か、ラッコ温泉か、あすなろ温泉か、そうだまだ行ったことのない外山温泉にしよう。街中とは思えないほどひなびた温泉だ。朝の日差しがまぶしい。おお、女湯とは湯船がつながっている。視線を低くすれば…残念、朝が早すぎて客は誰もいない。

画像は、八甲田山中にある「酸ヶ湯温泉」です。ここの温泉は総ヒバ造りの千人風呂で混浴で有名でした。支店旅行でここに宿泊したこともありました。混浴と言っても、脱衣所は男女別々で、中は混浴。と言っても湯けむりで、1m先が見えないほど。湯治客が多いので、老人が多い。若い女性の声は聞こえない…

 

☆管内の色々なイベントにに参加して…

思い出に残るのが、横浜町の菜の花フェスティバルでした。町名の「横浜町」にまず驚きました。横浜と言えば神奈川県の横浜市か知らなかったからです。青森県に横浜があるとは…。陸奥半島のマサカリ状の柄のあたりに位置しています。ともあれ菜の花の作付面積が日本一ということにも驚きでした。一位は北海道の北竜町だとばかり思っていたものですから…井の中の蛙でした、反省。

横浜町の商工会長とミス横浜と並んで記念撮影する公庫関係者。役得だね、

 

ミス菜の花の皆さん、こちらを向いてと声をかけると…美女たちと過ごした楽しい人き…

 

とにかく楽しい思い出がびっしり詰まったバッグを持って、次の任地へ赴任します。(平成6年3月記)

<転勤余話>

平成3年7月青森支店へ赴任は、初めての「単身赴任」でした。娘が中学生になることや同居していた義父の看病等を配慮したものです。身の回り品食器類は全部家内が揃えてくれて、米櫃には米までそろえてくれました。

それから数週間後、ねぶた祭り見物に、家族全員がやって来ました。家内が飯の支度で、米びつを開けると、「プ~ン」と虫が飛び出してきた。まずい、転勤直後から今日まで一度も自炊していなかったのだ。オール外食、その間一度も米櫃を開けなかった。しこたま説教を食らった。それにもめげず、その後も外食オンリー、別に水道、光熱費を節約したわけじゃないんだけれど…

 

早春の塩谷

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                           <水芭蕉のそばでよく見かける野草ですが…名前はわかりません>

 

塩谷は小樽の郊外海岸線沿いに余市の方に位置します。昭和42年に鶴岡雅義と東京ロマンチカで大ヒットした『小樽の人よ』の二番目の歌詞に出てきます。なので、ご存知の方も多いともいます。もっと古くは、伊藤整の生まれた土地(当時は塩谷村)でもあります。ここから整は、小樽高商(現小樽商科大学)に汽車通学していました(小説「若い詩人の肖像」から)。

過日、写真仲間であるS氏がFacebookに塩谷イナホ沢で撮影した水芭蕉の画像をアップされていました。画像の美しさは勿論ですが、以前に周辺でカタクリやエゾエンゴサクなど春の野草やエゾリスを一緒に撮ったことを思い出しました。そこでカメラ担いで春先の光景を撮影しに出かけてみました。イナホ沢から、塩谷の浜辺、そしてJR塩谷駅へと回ってみました。

小樽市内から国道を塩谷方面に進み、2番目のトンネルを抜けて(長橋中学校裏のJR踏切近くが、SLの撮影スポットでした)、山側へ上ると、イナホ沢に出ます。途中JRの踏切を渡って進むと、右斜面に野草が咲き乱れ、左側の湿地には水芭蕉が花咲いていました。

 

クロッカスの群生地のようです。斜面一杯に咲き乱れていました。

 

枯草を押しのけて芽を出し、可憐な姿で、私を撮ってとアピールしているようでした。

 

この群生地の少し先に放置されたバスの廃車。すでに数十年が経過していますが自然に同化するのはあと数百年以上かかるのかな。撤去できないものなのでしょうかね。

 

この辺りの左側は、湿地帯になっていて、水芭蕉が群生しています。

 

4月20日訪れたころは葉が40-50cmに達し、終盤でした。同じ群生地によく見かける野草が…

 

植物図鑑で見ましたが…ラン科の「えびね」に似ているような気がしますが…一瞬日差しが出て葉の筋が綺麗に見えました。

 

アートフィルターを使って、ポップ調に撮ってみました。さらにクローズアップで撮ったのが標題の画像です。

 

近くの農作業小屋は7-8年前と少しも変わっていません。

 

さて水芭蕉や野草を撮り終えたので、いったん国道5号線に出て海岸方向へ塩谷に向かいます。晴れ間も出ていた空が雲が多くなってきました。しかも多少不思議な形になって…

 

アートフィルターの「ドラマチックトーン」を使いました。空の明暗が妙に強調されました。同じフィルターを使ってカメラを陸地に向けると…

 

幾分くすんだ色調に見えなくもないかな。

 

余市方向に目を向けると、海沿いに1軒大きな建物が見えます。日本テレビの「火曜サスペンス」ドラマで使われた「北ホテル」です。2004-5年、3回にわたって、古谷一行主演で放映された舞台なんです。私はテレビドラマを見ないので内容までは知りませんが…。現在レストランとして営業しているようです。入ったことがないもので…。

 

塩谷漁港まで行って(行き止まり)周辺を見渡すと、30mほどの崖の上に見事な枯れ木が数本(下の画像)、

 

浜風を受けて内陸の方に傾いています。一面セピアカラーです。

 

道路沿いには色彩豊かな建物が数軒立っています。夏場は海の家に早変わりするので、この辺りはサーファーが多いと聞きました。

 

建物もカラフルで遠くからでも目立ちます。小型ボートがシートに包まれたままで、夏の出番を待っています。

 

海側だけでなく、山側に目を向けても、粋な建物があります。材木を見ると農作業小屋のようにも…、それにしては大きな建物です。

 

最後にJR塩谷駅に向かいます。国道から山側に入って通称五助沢方向に向かいます。

無人駅で、通学者でしょうか、駅横に自転車が3台止めてありました。

 

ホームには雪が残っています。

 

駅の正面側の道路沿いに黄色い樹木が見えます。サンシュウかな、レンギョウ、それともマンサク?近づいて望遠レンズで見ると…

 

近寄って見るとなんと、金色に輝く柳の芽でした。

 

春は目の前まで来ているような感じです。桜も今週後半には一斉に咲くことでしょう。

 

 

 

 

 

春の花カタクリとエゾエンゴサクが満開と聞いて

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                                                                                    <豊平公園は梅と桜の競演が…>

 

FB友から豊平公園は、カタクリとエゾエンゴサクが満開だよと知らせを受けました。道内では両花の競演が見られるのは、浦臼神社だけかと思って今いたが、割と近場の豊平公園にもあると聞いて、早速撮りに行くことにしました。札幌に出たついでに、最近テレビでサッポロビール博物館が、リニューアルオープンしたとの報道があったので、そちらも撮りに行くことにしました。

豊平公園については、札幌に勤務していた折にも、立ち寄る機会がなく、全く不知でした。地下鉄東豊線福住行きで、札幌駅からは10分ほどで、豊平公園駅で下車すると目の前にあります。園内は、野草園、花木園、樹木園、花壇園等いくつかのエリアに分かれています。ほぼ碁盤の目状になっていてはじめてでもわかりやすくなっています。しかも、テニスコートや子供用の遊具広場、さらに道路を挟んで温水プールまで設備された公園です。大都市のど真ん中にこれほどの公園があることに驚きました。

 

ピンクの花がカタクリ、青い花がエゾエンゴサクです。カメラマンや見学者が次々と来てシャッターを切っていました。

 

センターフォーカスフィルターを使って空宙レンズ風に…

 

アートフィルターの色抜き(パートカラー)を使って… このカメラ(OLYMPUS OM-E10MarkⅡ…正式型名は覚えられない、なんせ長ったらしいアルファベット文字がついていて…)のアートフィルターが15あって、さらに各5~6種類のエフェクト効果もついている。ワンカットで、総計70~80種類のにたような画像が…使いこなせない。

 

野草園から出ると、白樺林が見えます。気の足元には黄色い花が…多分レンギョウだと思うのですが、同じ黄色でも、サンシュウは各花びらが円形状に集まってるし、マンサクは花弁が細く…よくわかりません。綺麗なことは確かです。

 

灰色の枯草のそばで見かけた花、と言うより木かも…

 

 

付近をきょろきょろして、花名のプレートを探しましたが…ない。結構大きな(と言っても直径5-6㎝)黄緑色の花でした。

(注)ブログ公開した途端、FB友のkozukaさんから「クリスマスローズ」とのご指摘がありました。ん?春先にクリスマス…う~ん、ウィキペディアで調べると…納得。

 

管理事務所前にはキタコブシの花が咲いていました。近寄ってみると、半分以上は枯れかかっていました。

 

管理事務所内では、専門員がお客の相談に乗っていました。奥のスペースには花に関する図鑑や単行本がびっしり本棚に並んでいます。読書コーナーも設置されています。また隣室は花卉の即売コーナーもあって、10人程のお客があれこれ選定中でした。さて時間も昼を回っていますが、園内には食堂・レストランが設置されていません。公園を出ると目の前に巨大な施設があります。近寄ってみると、「きたえーる」(道立総合体育館)でした。1Fにエールカフェがあり、そこで昼食を済ませました。

地下1Fから巨大なオブジェが輝いていました。

 

食事後再度公園内で撮影を済ませつぎのサッポロビール博物館に向かうべく出口に向かうと、あちこちに桜が咲き始めていました、と同時に紅梅も満開でした。

 

後ろのピンクは、桜です。本州では桜に先駆け、2月に咲く梅も、北上すると開花が遅れ、津軽海峡で同時に並び、道央では逆転します。

 

標題の梅です。露出オーバー気味にして撮影。

 

さて一旦札幌駅に向かい、東急前のバスターミナルからサッポロビール園行きバスに乗り込みます。10分ほどで到着。現役のころは来客や知人友人をよく案内しました。30~40分ほどの製造工程を見て回り、そのあと試飲コーナーで出来立てのビールを頂き、そしてジンギスカン鍋で祝杯と言うのがコースでした。現在は製造工程の見学や無料の試飲コーナーも廃止されているようでした。製造工程はパネル解説になり、有料試飲コーナーに変わっていました。

園内はいたるところ桜が咲き始めています。

 

入館すると、有料コース(ガイド+試飲1杯分付き)で500円、無料コース(勝手に回る、試飲有料)に分かれています。無料コースで回りました。開業以来のラベルが並べられている。なお、赤い星は、北海道開拓使のシンボルマークです。

 

館内は番号順に順路が決められ、それぞれ解説パネルや映像があります。

 

サッポロビールの始まりである開拓使麦酒は、第3台開拓使長官「黒田清隆」によって始まりました。

 

右上の人物が黒田清隆です。

 

 

開拓使麦酒の当初からのポスターが一覧できます。昔懐かしいポスターが並んでいます。

 

裏側のポスターは割と最近のものです。

 

試飲エリアでは、入り口にチケット購入機械があって、ビールやソフトドリンクが選べます。創業当時の味のままという「開拓使ビール」を選びました。300円です。ちなみに黒ラベルが200円、北海道限定クラシックが200円です。リボンシトロン(サイダー)もありました。

 

結構な数の見学者が今いましたが、言葉から推測すると、9割以上は中国人のようでした。天上の照明がビール瓶の形です。

 

下戸の私ですのでビールの味は全く持って音痴、美味しいのかそうでないのか、たった一杯でほろ酔い加減。

 

 

桜満開、花見の季節到来

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                      <俺だって、花見だよ、って右上の鴉が呟いておりました(合成ではありません)> 

 

4月も下旬、月末近くになって、低気圧の襲来で北海道は猛吹雪に見舞われました。道東では20~30cmの時ならぬ積雪で雪かきに大わらわの状態でした。20日過ぎに例年より1週間近くも早めに、道南に上陸した桜開花前線も時ならぬ雪に戸惑っているようです。とはいえ一過性の雪も去って、GW突入と同時に道内あちこちで桜満開の声が聞こえてきました。

そんななか5月2日に、私の属している写団豊友会の春の撮影ツアーで、円山公園、平岡梅林公園、中島公園、札幌農試公園へと行ってきました。豊友会のレポートは後日するとして、中島公園の桜を翌日再度撮りに行きました。撮影会では時間の制約で、じっくり撮れなかったためで、公園内でも回りきれなかったところを補うためでした。JR電車で札幌駅へ、次いで北海道庁・赤レンガテラスそして中島公園と言う順路です。

 

JR札幌駅を出てそごうデパートの前を通ると、シャネルの広告が前回見た時とは変わっていたのでパチリ。ここはシャネルの指定席なのか季節毎に粋な広告に変わります。

 

道庁前の北3条広場(赤レンガテラス)では何かのイベント中かな?長い行列ができています。ジョージァの缶コーヒーがリニューアルし、その無料試飲会とのこと。無料と言う言葉に反応して、つい長い行列の後ろに並んでしまいました。

 

缶ジョージァはおまけ分で、カップが試飲分、2種類の豆までついていた。飲んだ感想をTwitterまたはFBに載せることが条件とか、スマホがないので、飲んだ感想を用紙に書き込みます。さて、味音痴の私はなんて書いたらいいのか…

 

道庁の前庭は、桜はほぼ終わりでした。エゾ山桜は茶色の葉の部分が目立ちすぎ。メインの八重桜はいまだ蕾も出来ていません。画像は「ハクモクレン」バックはエゾ山桜です。

 

道庁玄関ホールから前庭を眺める。どうってことないけれど…

 

この日は天気がよく、初夏の気候とか、TVニュースで言っておりました。

 

チカホ(地下歩行空間)を大通りまでふらふら、大通駅から地下鉄で、中島公園へ。地下鉄入り口の広告が目につきました。手すりにカメラを置いて、スローシャッターで…スローすぎたかな?

 

中島公園はエゾ山桜がほぼ満開状態。

 

リニューアルした北海道遺産の「豊平館」、6月1日リニューアルオープンです。

 

豊平館前の池で緋鯉が花見をしたいのか、盛んに水面でプカプカ。

 

ベンチに坐して花見…その1

 

ベンチに坐して花見…その2

 

ベンチに坐して花見…その3

 

桜の下で1曲、親子の情愛が感じられ、とてもほのぼのとした気分になりました。桜は幾分葉桜気味。なおエゾ山桜は花と葉が同時に咲きます。葉は光合成がいまだ十分でないために、もともとの茶色です。やがて光合成が十分進むと(花が散る頃)、新緑になります。

 

レンギョウも満開。男二人の味気ない花見?いえいえ小型犬が影におります。

 

中央の菖蒲池を一回り。アートフィルターの「パートカラー」を使いました。

 

地下鉄駅に戻る途中で見かけたペアルック…その1

 

ペアルック…その2、こちらはアジア系外人。

 

今一つ、これぞというカットが撮れませんでした。次回のブログでは…意気込んでますが…

 

平岡梅林公園は梅が満開

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                                 <見渡す限り白梅紅梅が満開の札幌平岡梅林公園>      

 

 

内地の方は、桜の後に梅?と疑問に思われるでしょうが、北海道では桜と梅がほぼ同時ないしは梅が後から咲きます。内地では桜開花のほぼ一月前に、梅が咲きます。約一月の差があった両者の開花前線は、北上するに従い接近し、津軽海峡あたりで並び、北海道に上陸した後は、桜の開花前線が梅に先行します。

今年は暖冬で桜の開花前線も例年より1週間程度早く、道央ではGW前に開花しました。5月2日に写真仲間と札幌市内の公園へ桜と梅の撮影に行きました(後日ブログ掲載予定)、その際に平岡梅林公園に寄りました。前年は桜も梅もほぼ同時開花でしたが、今年は梅の開花が遅れ、いまだ蕾状態でした。ところがGW中盤の好天で一気に開花、5月5日(木曜)には5分咲きとの情報がFBに載りました。

翌6日(金曜)に即撮影に行ってきました。JR電車で札幌駅へ、地下鉄東豊線で終点の福住駅まで行きます。福住のバスターミナルから出ている梅まつり期間中のシャトルバスを利用です。あいにく空模様が今一つぱっとしないこともあってか、バスは貸し切り状態。途中乗車を含めても3人とは…

札幌ドーム球場を横目に、清田区役所前を通って、30分ほどで平岡梅林公園到着です。途中の停留場で二人乗っただけで貸し切り状態。料金は1区間分の210円。

 

第1駐車場から公園内に入ると、遊歩道の両側はレンギョウが盛り。ただ手入れが十分でないせいか、伸び放題となっているのが気がかり。黄色い垣根の路を5分も歩くと、両側に紅白の梅がお出迎え。

 

イヌ連れの来園者が次々と入って行きます。10分ほど紅白の梅に見とれて進むと、売店等の立ち並ぶメイン会場らしきエリアに到着です。

 

カップルが盛んにスマホで撮影中。アングルが気に食わないのか5-6回撮り直していました。

 

梅の美しさに、しばしあ然としてしまいました。道内では梅は桜ほどポピュラーな花ではないせいか、梅を主とした梅園はあまり聞きません。ここ平岡梅園と、洞爺湖湖畔壮瞥町(そうべつ町、横綱北の湖の出身地)の梅林公園くらいでしょうか。もっとも個人の住宅では、数本植えているケースをよく見かけますが…

(注)道内の梅林公園は、「るるぶ」によれば、平岡梅林公園(札幌市清田区、約1200本)、三笠あすか梅の杜(三笠市幾春別、昭和61年造成)、壮瞥町梅林公園(壮瞥町洞爺湖東湖畔、急斜面に約300本)、狩勝高原梅園(新得町狩勝高原、約1200本)の4カ所が取り上げられています。

 

遊歩道・散策路があちこちに設けられ、周辺の高台からも一望できます。

 

手前の白+緑の花は、李(すもも)です。白梅との見分け方は、花と枝を繋ぐ柄の長さにあるそうです。梅は枝からすぐ花ですが、李は長い柄があります。(平岡公園梅林マップと言うパンフレットによる)

もう一つウンチク:「桃栗3年柿8年、梅は酸(す)いとて13年」(同上パンフレットによる)。「桃栗3年柿8年」はよく聞きますが、梅は13年もかかるんですね。後段部分については、「梨のバカヤロウ13年」と、聞かされていたような…

 

さて売店で甘いものでもと思い、つい「当地限定販売」という言葉につられ買ったのがこれ、「ウメソフト」。一口舐めて、ん!少ししょっぱい、失敗、甘いバニラにすればよかった…

 

ん?一本の梅の木から紅梅と白梅が咲いている。なんと器用なと思ったら、そうか接ぎ木をすれば、可能なんだ。

 

公園の端によって、レンギョウと梅をからめて撮ってみまました。 こちらのレンギョウもあまり手入れがされていないせいか、枝の先が伸び放題。

 

梅に近づいてアップで撮影。

 

お昼近くになって、雲の割れ目から陽が射してくるに従い、見学者が多くなってきました。シートを広げてたり,あるいはベンチで食事をする姿がちらほら。

 

売店で販売されている弁当やそば、うどんを購入して、ベンチ、テーブルで食べる人が増えてきました。

 

赤いジャケットのこの方、目立ちました。スマホで撮っているようですが、画面がよく見えない?それはハレーションのせいですよ。

 

OLYMPUS OM-Eには便利な「ボディキャップレンズ」なるものがあります。ボディキャップ自体にレンズを組み込んでいます。手軽に魚眼レンズが楽しめます。上の画像は、9mmのボディキャップレンズ使用。カメラがマイクロフォーサーズですので、35mm換算で、18mm相当になります。結構湾曲します。

 

日差しが相当出てきました。これも9mmのボディキャップレンズで撮影。

 

CASIOのコンデジでパノラマ撮影、丘陵感が今一つ出ない。 

 

平成12~14年に八王子に勤務時、よく梅の写真撮影に行きました。八王子の京王百草園、 府中市郷土の森博物館・梅園、青梅市吉野梅郷等には何度か行きました。吉野梅郷は残念ながら、2009年に梅の木が繁殖性、伝染性の強いウィルスに罹り、全木伐採したと聞きました。桃栗八年…の通り、梅園の復活には10年以上もかかります。全山梅の花で覆われるのはまだ数年を要するのでしょうか。

 

 

 

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