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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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小樽街中ぶらり

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今年の秋はどうなっているんでしょうかね。9月に入って上旬、中旬まで残暑が居座り続け、9月の19日には道内各地で9月の観測史上初の30度以上の真夏日を記録するという珍事までおこりました。翌20日から急に寒くなり、秋を飛ばして初冬に突入かなどと思わせる天候が続いています。チョイ待ってくださいな、イチョウの色付きも、モミジの色付きも、やはりじっくりと観賞したいですからね。素通りされると、紅葉フォトコンテストの応募ができない、なんていう単純な理由で…、ともあれ、そんな中小樽の街中ウォッチングに出かけてきました。



空だけはすっかり秋モードに入っています。この画像は自宅の屋上からメルヘン広場方向・北側を見たものです。毎日のようにこのような綺麗なすじ雲が出ます。やっぱり秋ですね。



JR小樽駅を出て左側に、最近では観光客にも有名になった三角市場があります。その市場の真ん中あたりにあるのがこの「北のどんぶり屋」です。何がわがまま丼かと言うと、どんぶり飯に載せるネタが選べる事なんです。ピザで言うと、トッピングを選べるのと同じなんです。選べるネタは、自家製いくら、生ウニ、カニ足、ボタンエビ、甘えびなど10種類あって、その中から3種類選べます。午後1時半過ぎに訪れたときは、8席が全部埋まっていました。



都通から道新小樽支社に抜ける小路で見かけた店名の無い喫茶店。以前は看板文字があったのでしょうが剥げてしまってそのままなんでしょうね。通った時は営業中で、店内に人の気配がしていました。なじみ客が相手なら店名も必要ないかな。



上と同じ通りで見かけた赤いドアのバーでしょうか、でも屋外にイスとテーブルがあって、喫茶店のような気もしますが…不思議な感じのする店でした。



入船通りのジョモ(現在はエネオス)と道銀入船支店の向かいにあった、旧土屋薬品のクラシックな建物が解体されました。土屋薬品が移転してから10年近く空き家だったでしょうか。補修がされていなかったために、壁は崩れ、瓦屋根もいたるところが陥没していました。多少惜しい気がしますが維持するとなると大変なんでしょうね。



もう一つ歴史的な建物です。前にも一度ブログで紹介しているかもしれませんが、勝手に「うろこの家」とと呼んでいます。船見坂を海側に降りた中央市場の向かいにあります。かなり年数が経っているのでしょう、うろこの壁も傷んでいて、一見無人屋にも見えますが、人の出入りもあって何かの会社らしいです。うろこの家と言うと神戸が有名ですが、小樽にもあったのか、と言う感じです。



旅のお供にどうぞ、江戸時代であれば必需品だったのでしょうが、現代では…、でも堂々と店先につぶら下がって購入客を待っています。誰が、何のために買うのでしょうかね。ちなみに左の小ぶりのわらじは、一足997円のシールが貼ってありました。



この額の傷が目に入らぬか!人呼んで「旗本退屈男」、早乙女主水之介じゃ…、ちょっと古過ぎたかな。昭和30年代のモノクロ映画を思い出してしまいました。



古いものついでにもう一つ古いもの、花園町のグリーンロード手前のこの「ツルヤ餅菓子店」は私の学生時代からありました。50年ほど前、山ノ上町(現住吉町)の下宿先からこの店の前を通って商大に歩いて通いました。当時のままの姿で残っています。小樽は全国に比べても餅屋が多いと言われています。それは大正時代に小樽運河が出来て、沖仲士がたくさんいたためです。重い荷物を担いで運ぶ彼らは、手っ取り早く食べられ、腹持ちするるモチを好んで買い求めたからだといわれています。今でも市内に数多くの老舗の餅屋があります。



花園町ガード下の寿司屋さんの店員の自転車でしょうか。格子と同じ黄色がいかしてます。



花園町の飲み屋街、昼は眠ったように静かですが、暗くなると…、下戸の私にはよくわかりません。



片手で携帯を操作するご老人(若いかな?)とこれまた老舗の喫茶店コロンビア。



いや〜、懐かしい、トリスのオヤジさんだ。飲むたびに顔が赤くなるあのTVコマーシャル、忘れられませんね。昭和40年代初めのころでしょうか。あのオヤジさん、健在だったのですね。



旧手宮線、散策路となった今、多くの観光客や地元民が訪れ憩いの場となっています。子供や観光客は、必ずレールの上をバランスを取りながら歩きます。人間の心理って不思議です。



手宮の裏通りで見かけた犬。最初通りかかった時は、ぼろになって捨てられた犬のぬいぐるみかと思ってしまいました。でも動いている。本物のイヌか、何とも表現できない存在感。



矢印の方向に向かって進んでください。矢印の先に何があるんだろう。旧日本銀行小樽支店はただいま改装中で、建物全部がシートと塀に覆われています。改装中ですが、金融資料館は営業しております。

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