<シラカバの樹皮が、そよ風に吹かれて踊っているようにも…>
10月12日(木)、久しぶりに写友と写真撮影に出かけてきました。小樽近郊の紅葉状況はどうなのか、赤井川、倶知安、共和方面に行ってきました。天気予報では絶好の晴れマーク。自宅を10時ころ出発、まずは赤井川村の「落合ダム」を目指します。
その後、国道393号線(愛称=メープル街道)を途中で左折、道路標示には無い工事用の道路を進み、「雷音(ライオン)の滝」を目指します。393号線に戻って倶知安町の富士見の「姿見の池」を、そして、道道66号線に沿ってニセコ、蘭越、共和、岩内町へ。岩内町で水産加工物を購入後、小樽に戻りました。
☆赤井川村の落合ダムは、水量がかなり増していて、紅葉も今一つ…
予めお断りしておきます。この時期の紅葉は、日毎に進みます。撮影時点(12日)、とブログ公開時点21日)では、進んでいるかも…
「ヒグマ出没注意」の看板を横目に、湖畔に車を止めると…水際がずいぶんと手前にある。
例年なら、右手の黒っぽい切り株のあたりが水際のはず。
右側の、例年なら陸地の湿地帯も、完全に水没している。
<参考>R3.10.9撮影
2年前の画像と比べてみても、今年は水際が、かなり手前に迫っていることがわかります。9月~10月前半にかけて、異常気象で降水量が異常に多かったためかな?
水際のシラカバの木の表面が剥げて、微風に揺れているのがなんとも可愛く見えました。カラーで撮ると、周囲の葉の反射等で黄色っぽくなるので、あえてモノクロで撮りました。
なお、昭和30年代(中学生の頃)石炭ストーブに火をともす時に、このシラカバの皮を使った記憶があります。雁皮(がんぴ)と称してマッチで雁皮に火をつけ、さらに小さな木を燃やし、そして石炭を燃やすといった方法でした。「雁皮」もう死語ですかね。
湖畔を離れて、国道393号線迄戻ります。途中で見かけたウルシの葉がとてもきれいに見えました。
道路沿いの木陰で、ひっそり紅葉している雑草。
☆落合ダムから再びメープル街道(国道393号)に戻り、先を進みます。途中にキャンプ場やゲストハウスがありますが、さらに進むと、左手に工事中を示す、大きな標識板があります。その工事用の脇道に入り、15~20分ほど川沿いを進むと、黄色い橋が見えてきます。と同時に、轟音が聞こえてきます。
こんな落差の無い滝が…轟音?と思われるかもしれませんが、橋の下も滝になって、滝は下流に延々と続きます。
上を見ると、山間の細い渓谷であることがわかります。全山紅葉にはまだまだですね。う~ん天候が怪しくなってき。
黄色い橋を先に進むと、広い原らっぱに出ますが、その先は新幹線の工事現場です(行ったことはありません)。
☆雷音の滝を後にして国道393号線を先に進みます。倶知安町富士見の湧水池、に行く手前で…
ビートを収穫中です。畑の際に置かれたビートは、ダンプカーでビート工場に運ばれます。
道路一本向かいの畑では…、秋撒きの???がきれいに並んでいました。奥のトラクターは稼働していないようです。豆でしょうか、イモかな、解りません。
さて先に進み、富士見の湧水池「姿見の池」に向かいます。F氏がここで飲料用の水を汲みます。
晴れた風のない日は、この池に羊蹄山が写り込みます。それで姿見の池ともいわれます。F氏が水汲みの間、私は周囲を散策。
湧水は、飲食店「農家のそばや羊蹄山」の敷地内(駐車場)にあります。
駐車場の左側には建物が2棟並んでますが、いつ来ても閉鎖中です。以前は「じゃかたの○○」という飲食店名の看板がありましたが、今はありません…
池の周囲のシラカバの小径に沿って奥に進むと、奇麗な光景が現れました。紅葉はもう少し先かな。
丁度「農家のそばや羊蹄山」の真後ろに来ました(半周程)。
さらに奥に進んで湖畔を1周(5~600m程)と思いましたが、行く先々に私有地につき云々、あるいは養殖場につき、ここから先は云々とあり、引き返して来ました。
☆水汲みも終わり、道道66号線(岩内洞爺湖線)のニセコパノラマラインを通って、峠越えで岩内町に行くことに。途中駐車場があって、そこで数枚、ダケカンバを撮影。
山肌にしがみつくように、くねくねした姿を見せるダケカンバ。標高が高いだけに葉はすでに紅葉している。
なお蘭越町と共和町の境にあるこの駐車場は、標高780mありますが、展望台はありません、行きかう車に注意しながら撮影。
ここの駐車場は、チセヌプリ(標高1134m)への登山口にもなっています。
道路わきの標識
一見しただけでは神仙沼かどうか、良く解りませんが、緑色の盆地状が神仙沼のようです。共和町側の遊歩道入り口は、右手にあるようです。ここからでは沼がどこか…分かりません。
このパノラマラインを赤い車が麓の方(湯本温泉郷)に走り去っていきました。
画像は、以上で終わりですが、午後4時過ぎ岩内町の水産加工業者に立ち寄り、たらこ等を購入し、帰路につきました。