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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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美国神社と古平恵比須神社の火渡りの儀式

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7月6日(金曜)に積丹町美国神社の火渡りの儀式を、また14日(土曜)には古平恵比須神社の火渡りの儀式を、写友3人で見てきました。この時期積丹町の美国と古平町の夏祭りで、相前後して火渡りの行事が行われます。美国は例年7月の5-6日に、古平町は7月第2週土・日曜日に行われます。古平町では、秋祭り(9月第2度・日曜日)にも火渡りが実施されます。

いずれも午後8時ころの開始予定ですが、6日の美国には午後3時前に小樽を出て、出来れば積丹の夕日も撮ろうという魂胆です。車で1時間ほどで美国に着きますが、さらに島武意、余別にまで足を延ばします。でも一向に晴れ間が出てきません。婦美で国道229号線を出て、道道913号線に入り積丹岬方面に向かいますが、天候が回復する兆しがありません。岬には立ち寄らず、入舸、日司を経由して野塚から美国に戻ります。まだ時間が早いので、観光船乗り場の干物を売っているオヤジさんを冷やかし行こうということになりました。


(子持ちカレイの半干、1パック3枚入り400円を3パック+スルメ1枚を1000円にまけさせて… 「商売にならんな〜」とオヤジさん)


(1) 美国観光遊覧船に乗る

丁度そこへ観光グラスボート船が戻ってきました。3人乗るなら行くよ、とのこと。乗船料一人1300円と言う。最後だから1000円にまけろと船長と交渉するも不調、1300円払いました。船員が、最後のお客だから、籠に入った飴玉をたんまり持って行けという。


(ムラサキウニがごっそり海底にへばりついている 沖縄と違いカラフルな魚はいない)


(海岸沿いを走る)


(海鵜とカモメが仲良く休んでいる)


(これが積丹ブルーですとアナウンスあり)


(用意されたパンくずを見せるとカモメが寄ってくる)


(漁港までカモメも併走)

40分ほどのクルーズでしたが、普段陸上からは見られない積丹ブルーの景色が見られたこと、カモメが船と並走してパンくずをついばむ場面を撮影できたことを考えれば、乗船料もまずまずでしょうか。さて時間はまだまだありますが、夕陽が出ていませんので、手持ち無沙汰です。夕食を撮ることにします。もちろん、地元の方々おすすめの「安富」でラーメンを食べました。1時間ほど写真談義をして、火渡りの会場である美国神社に向かいます。まずは天狗(猿田彦)の火渡りから始まります。


(2) 美国神社の火渡り

神社の境内は結構広くて、火は2か所で焚かれ、鳥居から入った天狗や神輿はこの2か所の火をくぐりますが、行きと帰り二往復、つまり4回くぐることになります。最初に神主と氏子がお祓い、塩まきをした後に、天狗(猿田彦)が渡ります。その後神輿が続きます。


(天狗のお面がねずみ色の毛でおおわれているため、正面の顔がどうしても暗くなってしまいます ストロボがあった方がよかったかな)


(お神輿の火渡りが始まりました)


(火は2か所で焚きあげられます 気合を込めて一気に二ヵ所を渡ります)


(炎で熱いのか、担ぎ手の顔がゆがみます)


(多くの担ぎ手は口と頭に手拭いをしていますが、なかにはしていない担ぎ手も…)


(神輿は3基、いずれも二往復します、最後はお宮入りです)


(3) 古平恵比須神社の火渡り

7月14日6時半頃小樽を出ましたが、天気はよかったものの地平線近くには厚い雲があって、夕焼けにはなりませんでした。午後8時の開始予定が、神輿が町内を練り歩くのに時間がかかっているためかなかなか始まりません。午後9時近くになってようやく神主や氏子代表のお祓いが済みました。まずは天狗(猿田彦)の火渡りから始まります。


(今回はストロボを持参しましたが、連写モードでは最初の1枚目にしかストロボ光は届きません 2枚目以降は充電が追い付かないので…)


(ストロボが上手く効きました)


(天狗の次は赤獅子と緑獅子のペアによる火渡りです)


(手前の氏子役員が行ったり来たり、ふらふらカメラの前を…仕方がないですね)


(火の中へ神輿が驀進)


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