4月末からのGW中は、特に予定もなく、5月5日のこどもの日に、一番下の孫を連れて、手宮にある総合博物館本館へ行くこととなりました。幸い朝から好天に恵まれ、外出日和。
駐車場に車を止めて、本館前に来ると、八重桜が満開です。さく越えに覗くと、ホームのような建物やオレンジ色の機関車などが見えます。
とりあえずは本館の中に入り、入場料を払います。小樽市民で70歳以上の高齢者は、私も家内も各200円です。入場券代わりに、昔の切符(硬券)が交付されました。入ると右わきで何やら受け付けているようです。アイアンホース号の乗車予約券(無料)が発券されていました。運よく午後3時半発の最終便に乗ること出来るようです。
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本館前の広場からは、一部ホーム風の建物が見えます。案内図によれば「蒸気機関車資料館」でした。それにしても八重桜の奇麗なこと。
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ズームアップしてみると、椅子、テーブルがあって、飲食スペースでもあるようです。後ろの緑の柵の向こうは、祝津方面への道路です。
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資料館の奥には、オレンジ色の電車も展示されています。
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博物館本館のレイアウト図 蒸気機関車「アイアンホース号」は、「中央駅」と「手宮駅」の間を走ります。なお手宮駅では乗降できません
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中央駅に向かうと、2時30分発の、アイアンホース号が、戻ってくる最中でした。
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よく見ると、先頭の機関車の後方には、三つの車両がつながっています。手前から、天蓋のない立ち席の箱型車両、真ん中がビロード椅子席の一等車、最後が板張り座席の三等車です。
ホームで乗客を降ろした後は、機関車だけが、回転台に向かいます。
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転車台で、180度回転します。
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転車台の回転する部分を、よく見ると、ピストンの先端に着いた腕のような器具が、レールを掴みます。ピストンが縮むと、その分だけ機関車の乗った台車が回転します。それを何度も繰り返して、180度回転するのです。
機関車だけが、駅舎のもう1本向こう側のレールを「手宮駅」方向に走っていきます。途中で駅舎側の線路に入って、バックで戻ってきます。それが次の画像です。
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バックで戻って来た機関車は、三等車と連結します。
今度は、機関車、三等車、一等車、立ち席車の順で、「中央駅」から「手宮駅」に向かうのです。
午後3時30分、「中央駅」を出発です。私たち家族が乗車したのは、三等車でした。3~4分で、手宮駅に着きます。
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ガタゴトかなり大きな音を立て、結構揺れました。数分で折り返し駅の「手宮駅」に到着です。全員下車するようアナウンスがあります。
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先頭車両の機関車が切り離され、ここでも転車台で180度回転です。「手宮駅」の1本向こう側の線路を「中央駅」方向に進みます。
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バックで戻って来た機関車は、今度は立ち席車両に連結です。連結後は、それぞれ来た時の車両に乗車です。そして「中央駅」に戻るのです。
要は進行方向の先端は、必ずアイアンホース号が前を向いて走ります。なので以上の操作を何度も繰り返すので、時間がかかようです。
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午後4時、今日の運行を終えた、アイアンホース号は、客車を中央駅に残し、転車台で回転し、保管庫に収納されます。
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入館時に頂いたパンフレットから、アイアンホース号の部分を転載しました。
最終便で乗車を終えた後は、再び館内に戻り、しづか号などの展示物を見て回りました。
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館内ホールに展示されている「しづか号」 さらに館内の展示物を見て回りました。
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明治13年日本で3番目に敷かれた鉄道、幌内鉄道(手宮~札幌~幌内)の、当時の作業の風景が模型を使って展示されています。