<朝里ダムのサクラ>
遂に北海道内にも、5月16日緊急事態宣言が発令されました。GW明け後からコロナ感染者数が激増し、1日700人を上回る発生日が続きました。東京都の数字と肩を並べても…うれしくもない数字!こうなるであろうことは、GW中の観光客数の激増から、予想ができたこと。本州の大都市圏内での移動が自粛要請される中、であれば北海道へ行こうかという気持ちが働いた結果なのかも…。
コロナの急増にもかかわらず、桜の季節は確実に、例年よりも早めにやってきました。小樽市内よりも幾分標高の高い朝里ダム周辺は、多分今が満開と想定し、5月12日(水)に撮影に行ってきました。また帰路には、朝里川温泉の宏楽園にも立ち寄りました。八重桜が満開でした。なお、12日は緊急事態宣言の発令(16日)される前でしたので…
☆朝里ダムの桜並木は、ループ状の橋を回って…
奥に見える樹木のない場所は、朝里スキー場のゲレンデ。この時期「春紅葉」がすごい。新緑のこの時期に紅葉が?と、不思議に思われるかもしれませんが、本格的な光合成が始まる前の1~2週間限定の紅葉なんです。詳しくは、2010.6.1付け当ブログ「春紅葉」参照のこと。
なお、途中に朝里ダムを一望できるの展望台があるのですが、立ち入り禁止のロープが張られていました。
ほぼ満開の桜が立ち並ぶ。
新緑をバックに枝を撮りましたが、よく見ると、葉が茶色であることがわかります。エゾヤマザクラは、ツボミと茶色の葉が同時に芽吹きます。やがて花が散ると、光合成が活発となり、葉は緑色に変わります。
1本の木に緑色の葉が集中している部分もありました。樹種が違うのか、へそ曲がりなのかわかりません。
これが典型的なエゾヤマザクラです。ソメイヨシノとは違いますね。
湖畔のサクラをスマホで撮る人も…
桜を見に来た方もちらほら。
満開の桜をバックにスマホで撮り合う夫婦も。
エゾヤマザクラのクローズアップです。
☆朝里川温泉の宏楽園の桜がすごい…
桜は園内の敷地にありますが、一般向けに開放されています。正面通路の両側にはエゾヤマザクラの古木が並んでいますが、撮影時にはほぼ散り終わってました。
なお、宏楽園の桜の詳細はHPによれば以下の通りです。
『宏楽園の桜は推定樹齢100年前後のソメイヨシノ、エゾヤマザクラなど200本以上あり、道内ではめずらしい5種類のしだれ桜もあります。また、関山(かんざん)、松月(しょうげつ)、一葉(いちよう)、黄桜うこん等20種以上のサトザクラも見ることができ、1ヶ月間花見のできる桜の名所になっています。』
(注)サトザクラ=日本に自生する固有種である「オオシマザクラ」を栽培改良したサクラを言います。(ウイキぺデイア)
門をくぐると、左側に濃いピンクの八重桜の古木がお出迎え。なお、白い平屋の建物は、敷地内に建つコンビニです。
一瞬「御衣黄」かなとも思いましたが、御衣黄ならもう少し緑っぽいかも。ネーミング札を見ると、「黄桜うこん」とありました。
ピンクは、芝桜ですね。赤い実を付けた低木は…園内を散策に来ておられたご婦人に教えていただいたのですが、忘れました(笑)。
バイケイソウにも似ていますが…まさか園内に猛毒の花を…わかりません。まるで、葉がツイストを踊ってるような感じでした。いまどき。ツイストなんて言葉ないのかな?
一重の桜のようですが、名札見落としました。
池のふちに咲く「紅枝垂れ」が見事です。
この見事な枝垂れ桜が、入館客をお出迎え。
このブログが公開される時点’5月20日)では、小樽の桜シーズンは終わっています。