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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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室蘭工場夜景を撮りに…

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                            <羊蹄山麓真狩川沿いの公園そばの土手に建つしゃれた建物は…> 

 

 

工場夜景撮影マニアではないんですが、今年の3月に室蘭にある石油関連化学工場が撤退したために、1万個以上ある保安灯が、今年の8月に半減するという新聞記事が出ました。これまでも室蘭の工場夜景については、見学ツアーが何度も実施され、その都度マニアで満席になるという情報を聞きました。この6-7月にも夜景見学バスツアーが実施される予定ですが、写友から撮影に行こうという誘いがあり、5月8日(水曜)に3名で行ってきました。

小樽を午前9時過ぎに出て、途中数カ所の撮影スポットに立ち寄り、赤井川、京極、真狩を経て、洞爺湖畔へ行きます。洞爺湖はちょうど壮瞥町の梅園が最盛期、さらにそこから室蘭市内へというルートです。

 

☆R393の通称メープル街道を倶知安方面へ向かうと、工事用の車両が出入りする小道を左折、白井川に沿って進むとライオンの滝があります…


落差2mと大きくはありませんが、豪快な音を立て、その音がライオンの咆哮にも似ているところから「ライオンの滝」(近くの切り立った岩がライオンに似ているからとも)と呼ばれています。春先のこの時期は雪解けで増水し、一段と激しい流れとなっていました。この川は、「赤井川村」の「白井川」といいますが、なぜかネーミングが面白いというか…。この付近は、春よりも紅葉の時期が写真的にはいいのかも。

 


R393沿いの原野には、エゾヤマザクラがあちこちで満開。

 


羊蹄山の吹き出し公園で有名な京極町には、郊外の町営牧場に1本桜があります。もともと「望洋の丘」という羊蹄山が望める景観スポットだったのですが…。5月8日に訪れたと時は、1-2分咲きでエゾヤマザクラ特有の赤茶色の葉が目立ってます。あと4-5日もすれば満開で、ピンク色になるのですが。

 


次に立ち寄ったのは真狩村の真狩川公園です。ちょうどエゾヤマザクラが満開でした。土手の斜面にはまだ雪が残っています。

 


土手の上にはしゃれた飲食店のような建物がありました。この建物のやや右奥に羊蹄山がそびえたってますが、この日は晴天でしたが、山の周辺は分厚い雲で覆われ、ふもとしか顔を出していませんでした。それにしてもこの建物気になります。正面に回ってみると…(下の画像)

 


入り口と建物の正面には不思議なマークのような…ハサミとコーヒーカップが描かれ、英文で「life」とあります。中央の窓越しには飲食店の様な気もしますが…。
この建物は、<hair & cafe life >が正式な店名。ヘアーサロンと軽食喫茶を兼ねている店です。時間があれば入ってコーヒーでも飲むところですが、先を急ぐので断念。

 

☆洞爺湖畔は、桜と梅が満開…真狩村から国道230号線に沿って進み、途中で道道132号線で洞爺湖町に入ります。湖畔に着くと桜が満開です。

 


エゾヤマザクラは、ピンクの花と茶色の葉が同時に出るので、ソメイヨシノのような美しさには劣りますが…

 


湖畔に沿って壮瞥町(横綱「北の湖」の出身地)向かう途中に、お寺があります。真宗寶光山「徳浄寺」といい、その境内と、道路1本山側の駐車場にはかなりの数の桜植えられています。上の画像は、境内の枝垂れ桜を撮ったものですが、エゾヤマザクラとは違って葉がありません、ピンク一色で見ごたえがあります。

 


駐車場のエゾヤマザクラを撮ったものですが、幾分ピークを過ぎていて、茶色の葉が目立ちすぎました。バックは、赤と青の牛舎でしょうか、奇麗にぼけました。

 


さらに湖畔を壮瞥町方向に進むと、えぼしいわ公園があって、桜の名所になっています。前回(H28年5月)来た時には、数棟の外国人向けの研修施設がありましたが、今はすべて取り払われて、桜の木と奥に数棟の住宅があるだけでした。見事な桜です。

 

☆壮瞥町の梅林…洞爺湖畔の急斜面に約300本の豊後梅が植えられています、展望台からは洞爺湖が一望でき、対岸の羊蹄山が望めます。

 


展望台は、大型車両は駐車できませんが、自家用車は10台ほど駐車可能。対岸警告灯?)羊蹄山が望めるのも嬉しい。

 


展望台に上る途中から見ると…、老木が多いように見えました。

 


豊後梅という種類だそうです。

 

☆最後の撮影地室蘭市に向かいます。市内に入る前に桜の名所「崎守町の1本桜」と「幌萌町の1本桜」に立ち寄ってから工場群のある海岸線出ます。

 


崎守町の1本桜は、樹齢100年以上といわれ、緑色の牧草地に、1本だけポツンと咲いております。もちろん私有地ですので、道路わきからしか撮影ができません。話によれば、近年老朽化が進み、枝が枯れかかっているとか。数年以内に倒木になるのではないかと、危惧されています。

 


市内の住宅街の崖の下にあるのが、幌萌町の1本桜です。訪れた時は向かい側の高台に今しも陽が沈む寸前でした。正面から見るよりは、逆光で見た方が幾倍も美しく見えました。この桜も幕末に移植されたので、樹齢170年ほどの老木ですが、手入れが行き届いているのか、幹回り4.3mあって、生き生きしてるように見えました。

 


工場群のある岸壁に来てみると、なんと大型客船「クイーンエリザベス号」(バミューダ船籍、90,400トン)が崎守埠頭についておりました。小樽には来年寄港すると言われています。

 


白鳥大橋を渡り、対岸の祝津公園から見ると、右奥に羊蹄山が見えます。

 


白鳥大橋は、この日は工事中らしく片側の交互通行でした。時折光る(警告灯?)をクロスフィルターで、光条としてとらえてみました。

 

祝津公園で撮影しておりましたが、とにかく寒く、早々に引き上げることにしました。ということで、本来とるべき工場夜景の撮影はゼロ、私自身は工場夜景マニアではありませんので…
ということで、3年前に訪れた時の画像を2点ほど掲載しておきます。



 

 

      

 

 


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