<松島海上ケーブルカー(ゴンドラ)から、マリーナを撮ったもの、カラフルな消波ブロックが目を惹きます>
11月8日~10日までのわずか2泊3日の旅行、しかも観光ツアーでない私的な用件での旅行でしたが、合間を見て回った感じからすると、韓国の過去のイメージとは全く違ったものでした。最初に訪れたのは平成18年9月に、そして2度目はカメラ用の3脚を携え同年11月でした。その時は確かにテレビドラマで見るソウル市内の歴史的建造物や、夜景の美しさに感動しました。ただ往復の機内での新聞読み捨ての乱雑さや、明洞の街の至るとこにゴミがあふれかえってる等、決してよいイメージばかりではありませんでした。
今回ソウルから離れた釜山とは言え、往復プサンエアの機内での清潔さや、町並みの美しさ、そして至る所カラフルな遊び心にあふれた光景を見て、民度の高さを痛感しました。ということで、前2回で紹介しきれなかった画像を取り上げます。
釜山「金海国際空港」到着ターミナルで見かけたダストボックス。スーツケース型とはしゃれているね。周囲と違和感がない。ゴミが分別されてないのが気になるけれど…
甘川文化村出口(正式には出入り口は決っていない)付近で見たオブジェ。一瞬、萩本欽一・欽ちゃんがなぜここにいるの?と思っちゃった。(笑)
この一見寺院風の建物・マークを見たことがあると思います。太極道(宗教の一種)本部の建物で、ここの信者達が文化村の建設に大きく貢献したと言うことです。
ここ文化村の中にも市場があります。丁度昼時間時でしたので、お客は多くはありませんでしたが、日常使う食料品が売られていました。よく見ると、あちこちに絵らしきものがかかれている。
ごみごみした路地の一角の壁にハート型に貼られているが、一部はがれているのは、ご愛敬か。
このお店は閉店中らしいが、絵は見ていて楽しいですね。
☆さて文化村を離れて、ケーブルカーに乗ることにします。
松島海水浴場を眼下に、10分ほどで高台にある岩南公園に着きます。
右端上部に、ケーブルカーの発着が見えます。海岸淵の店舗等もずいぶんとカラフルです。
ここの砂浜は、松島海水浴場と言い、海雲台に次ぐリゾート地です。
イルカのモニュメントがありました。
10分ほどで高台にある岩南公園に到着。広い広場ですが、子供の遊具が若干ある程度で、特にこれはというものはありません。このオブジェの真ん中に時計がある周囲の風車がくるくる回っているだけです。
広場の中央に椅子テーブルがあって、ケーブルカーの駅の売店で食べ物を購入し、ここで食べるようです。ネコが2匹、食べ物欲しいニャ~とでも、言ってるのかな。
☆釜山国際市場へ
お土産品は、昨日デパートで買ったはずだが、娘が友達用に小物を買いたいと言って、車で10分ほどの(ケーブルカー発着駅から)国際市場に向かいました。
日本人観光客がよく来るのでしょうか、日本語の文字が見えます。ちなみに、博多~釜山間は、高速フェリーですと所要時間は約3時間です。なので相互の行き来が多いと言うことです。
日本語の看板も出ています。
日本の市場とは若干イメージが違うかも。日本の市場というと、1棟の中に数十件の店舗が入り交じってますが、ここは地域の一角が碁盤の目のように区切られ、各通り毎に取扱品目が決っているようです。ソウルの東大門(トンデムン)市場、南大門(ナンデムン)市場とも幾分違っているような気がしました。あくまでも個人的な感想ですが…。
加工済み、直ぐ食べられる食料品が多く、キムチ関係のものが多いように感じました。
こちらは衣料品、小物が多い商店街(市場内のコーナー)
バッグ専門店のようですが、奇抜なデザインが目を引きます。
この靴下はお土産に良いと、家内が買うことに。5足で、5000W (約500円)、どの柄か良いか迷ってると、もう1足おまけだと言って、6足で500円でした。
ここのお店で、柿を購入。1個だけというと、数個入ってた駕篭から1個分けてくれました。1000W(約100円)でしたが、日本と同じ種類かな?よく分りません。
なお、市場は碁盤の目のようになっていて、各通りに用品、小物、食料品、衣料品、化粧品等等コーナー分けになっていました。買い物に興味の無い私でも、結構見て楽しめました。まだまだ探したいという次女夫婦と別れ、私と家内は、この市場通りの表の喫茶店2Fで時間つぶし。眼下を通る人々を見ていると…
若者が目立つ通りで、食べ歩きが多いですね。しばらく見ていましたがポイ捨ては全くありません。
こちらの外国人も椰子の実ドリンクを呑んでいますが、この直後目を見はるようなことが…、上の画像もそうですがよくよく路上を見ると、ゴミ一つ落ちてません。ところがこのマフラーの女性、呑み終わった実を、いきなり石畳にたたきつけました。割って粉々にしようとしたのかな。椰子の実は割れずに、大きく弾んで、歩道の端へ。周囲の人が驚くのにもかかわらず、この二人そのまま立ち去ってしまった。後味の悪い光景を目にしてしまった。
まだまだアップしたい画像があるのですが…いずれ機会が有れば紹介します。釜山編はこれで終わりです。