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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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日本一の秘境駅と言われるJR小幌駅へ

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                                              <貨物列車の貨物と貨物の隙間を狙って撮影>

 

9月30日に娘の友人達と室蘭本線の小幌駅に行ってきました。この小幌駅こそが、マニアの間でも「 日本一の秘境駅」といわれています。二つの長大トンネルの間に挟まれた、80mほどのわずかな隙間に位置しており、近隣に民家はなく、駅から伸びている道路すらもない駅なのです。三方が山に囲まれ、唯一海に面した急な斜面の獣道を一時間ほどかけて下りると(登山装備が必要とか)、海岸沿いの一般道に出るという、全くもって不思議な駅なんです。

秘境駅(ひきょうえき)とは「山奥や原野など、人里から離れた箇所に所在する鉄道駅を指した日本の鉄道ファンによる呼称である」と某旅行サイトに載っております。小幌駅はまさに、その通りで、なぜこのような不思議なところに駅ができたのかと思われますが、昭和18年に、列車交換のための信号場として設置されたものです。昭和62年に駅になりましたが、無人駅が合理化の対象となり、平成27年に廃止予定でありました。

しかし、折からの秘境駅ブーム到来で、地元の豊浦町が存続を要望、当面駅廃止が見送られたという曰く付きの駅です。なお、牛山隆信氏の『秘境駅へ行こう!』のランキングにて秘境駅度全国1位とされています。2016年3月26日のダイヤ改正以降は、1日当り室蘭方面へ2本、長万部方面へ4本、計6本の普通列車が停車します。

 

午前9時半に小樽を出たときは快晴でしたが、定山渓から中山峠に出ると大雨、おまけに雹まで降って、車の屋根やフロントガラスに、バチバチ当たる。


さらに進んで洞爺湖半から秘境駅への入り口である豊浦町に着くと、まぶしいほどの陽射し。小幌駅に停車する普通列車は14時52分発、多少時間があるので道の駅他周辺を散策。上の画像は道の駅「豊浦」、多少風が強く、幟が大きく揺れている。

 


道の駅でも小幌関連グッズが売られている。

 


なお、豊浦は、元世界ボクシングチャンピオン内藤大助選手の出身地でもあります。

 


豊浦駅舎の入り口ドアに掲示されている記念入場券が目に付いた。でも、駅は無人駅なのか売店も切符売り場も見当たらない。近くの商店で聞くと、土日は駅員不在とのこと。ええ!そうすると記念入場券はどこで買えば良いの?近くの日帰り温泉「さざ波」で取りい扱っているとのこと。早速買いに行く。私は鉄道ファンでも、鉄ちゃんでもないのでグッズには興味なし。

 


さてホームに入ると小幌に向かうらしいファンが二人ほどいました。それにしても貨物列車がよく通る。画像は下り室蘭方面に向かう貨物列車。

 


定刻通り上り小幌に向かう列車が入ってきました。1両編成。ここから乗る客は我ら4人と他二人

 


社内はひとますに一人、鉄道マニアらしきもちらほら。20分弱で小幌に着きます。

 


小幌てまえのトンネルに入ると、マニアが運転席付近にぞろぞろやってきて、盛んにシャッターを切る。

 


10人近くがここで下車、すぐに列車は上り長万部方面に出発。

 


海側におりる方達でしょうか、獣道を行く人が3名。

 


降りて即、小幌と書かれた表示板を撮るマニア。ホームの右側が上の画像の獣道がある。トンネルの向こうが豊浦、室蘭方向。

 

ここでの待ち時間はわずか40分ほどしかありません。それに乗り遅れると、3時間ほど次の列車を待つか野宿するか…


貨物列車が長万部方面からやってきました。

 


あっという間の40分、この列車を逃すと大変だ。豊浦・室蘭方面へは、1日2本しかこの駅には止まらないのだ。

 

これで日本一の秘境といわれる小幌駅での撮影は終わりです。もちろん撮った画像はここにアップした画像の他たくさんあります。なにぶんコンテストに応募予定ですので、公開するわけにはいきません。機会があれば、コンテスト終了後に公開いたします。なお、帰路は真狩・ニセコ経由です。


真狩のダチョウ村、紅葉が進み、目にまぶしいほど。

 


ニセコ道の駅で休憩中に見た羊蹄山の紅葉、数カット撮影すると日差しが雲で遮られてしまった。

 

(注)投稿記事の「プレビュー」見るとやたらとカギ括弧が出てきますが、原稿・編集記事にはありません。不具合が出て、お見苦しい点をお詫び申し上げます。

 

 

 

 

 

 


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