しばれツアーの最終日は、更別村の霧氷撮影と音更町にある家畜改良センターの重種馬の馬追い運動の撮影です。馬追い運動の開始が午前9時半からですので、先に更別村の霧氷撮影に行きます。午前5時半にホテルを出ると、ちょうど6時20分頃の日の出に間に合います。朝の気温は-15度ほどです。予想よりもやや気温が高いようで、ケアラシや霧氷が出るか心配です。帯広市内から道道238号線を「道の駅更別」方面に向かいます。
途中で、かつてのテーマパークであった「グリュック王国」の残骸が見えてきました。広い平地の中にぽつりと中世ドイツ風の城が見えます。平成元年に開園した「グリュック王国」も、バブル崩壊や北海道拓殖銀行の破綻、交通の不便さなどで訪れる人が激減、平成15年に休園、閉園となりました。H10の夏休みに家内と次女を連れてきたことがあり、懐かしくて当時の画像も取り上げてみました。
(道道238号線沿いに今も残るグルック王国正門のビュッケブルグ城=シュロスホテル 今は立ち入り禁止区域でバラ線が張られている)
(H10.8家族で訪れたとき、結構観光客が来ていた 中央のドイツ人は民族楽器の奏者で一服中)
話がそれましたが、徐々に夜明けが近くなり東の空が赤くなってきました。防風林と朝日の撮影スポットを求め、あちこち走り回ります。このころから徐々に風が強くなり西から東へと地吹雪状態になってきました。風があると、ケアラシや霧氷の発生は望めなくなります。ま〜、霧氷ツアー変じて地吹雪ツアーでもいいかという話になります。
(防風林のかなたから日が上がり始めました)
(今一つ前景がしっくりきませんが…いかんせん土地勘がないので止むをえません)
(朝日に照らされた雪原の中に民家が一軒 地吹雪で雪が舞い散っている)
(道道238号線は地吹雪状態 一見ケアラシのようにも見える…)
(霧氷のビューポイント近くでは、ケアラシならぬ地吹雪)
(撮影スポットにある看板)
今回更別村の霧氷撮影は失敗に終わりました。風があると霧氷が発生しても樹氷にはなりません。川面から上がるケアラシ自体吹き飛ばされ胡散霧消してしまいます。なお、ここ更別の霧氷は全国的に有名で、この時期内地から写真家たちが大勢集まるとのことです。写真家竹内敏信氏もここで撮影されております。(2009.1.14付け「HITACHIこの木なんの木…BLOG」)これだけ風があると、待っていても収まりそうにありません。霧氷の撮影をあきらめて、次の撮影地に向かうことにしました。
道道238号線沿いに「愛国から幸福へ」の旧JR幸福駅と愛国駅があるので寄ってみることにしました。旧JR幸福駅については昨年8月の撮影ツアー時に、十分撮影を済ませていますので、今回は愛国駅に寄ってみることにします。
(冬期間は駅舎は閉鎖され、機関車もシートをかぶったまま)
(駅舎向かいに車両が一台ありますが中を除くと荒れ放題 とても観光施設とは思えません)
愛国駅舎も比較的新しいようで、当時の駅舎ではないようです。幸福駅が割と手入れがされて保存されているのに対し、愛国駅は、何か中途半端な感じがし、惹きつけるものがありません。早々に切り上げ、最終目的地である音更町にある家畜改良センター十勝牧場に向かいます。この間も相変わらず横殴りの地吹雪が時折襲い、前方の視界がなくなることがあります。白樺並木の終点に庁舎があり、さらに1.5?奥に馬追いコースがあります。
(家畜改良センターの入り口には、両側に白樺並木が数百m続いています 樹氷がつくと見事なんですが… 画面が白っぽいのは地吹雪で粉雪が舞い上がっているため)
1周800mほどの馬追いコースは、冬期間馬たちの運動不足を解消するためや妊娠場の難産解消を目的に、土日を除いて毎日午前9時半から1回あたり3週(ほぼ2.4?)の追い運動をするものです。ここで飼育されている馬たちは、競馬場で見られるようなサラブレッド(体重5-600?)ではありません。ブルトン、ペルシュロンといった農用馬で(サラブレッドの軽種馬に対し重種馬という)、体重は1トン前後あります。このような大型馬が雪をけって走るさまは、実に迫力があります。
(妊娠馬はゆっくり走るが、それでも迫力がある)
(若駒たちは途中でじゃれあったりしていた)
(地吹雪に加え、馬が蹴る雪で見えなくなるほど)
馬たちは4組に分けて追い運動がされます。2年前にも撮影に来ておりますがたまたま金曜日であったために、馬たちも走るのに嫌気がさしているのか、迫力が感じられませんでした。今回は火曜日であり、馬たちも、いまだ走る気満々、特に若駒達は全力に近いスピードで駆け抜けていきます。馬追い運動を十分に撮影し、後は小樽に直行です。
途中で、かつてのテーマパークであった「グリュック王国」の残骸が見えてきました。広い平地の中にぽつりと中世ドイツ風の城が見えます。平成元年に開園した「グリュック王国」も、バブル崩壊や北海道拓殖銀行の破綻、交通の不便さなどで訪れる人が激減、平成15年に休園、閉園となりました。H10の夏休みに家内と次女を連れてきたことがあり、懐かしくて当時の画像も取り上げてみました。
(道道238号線沿いに今も残るグルック王国正門のビュッケブルグ城=シュロスホテル 今は立ち入り禁止区域でバラ線が張られている)
(H10.8家族で訪れたとき、結構観光客が来ていた 中央のドイツ人は民族楽器の奏者で一服中)
話がそれましたが、徐々に夜明けが近くなり東の空が赤くなってきました。防風林と朝日の撮影スポットを求め、あちこち走り回ります。このころから徐々に風が強くなり西から東へと地吹雪状態になってきました。風があると、ケアラシや霧氷の発生は望めなくなります。ま〜、霧氷ツアー変じて地吹雪ツアーでもいいかという話になります。
(防風林のかなたから日が上がり始めました)
(今一つ前景がしっくりきませんが…いかんせん土地勘がないので止むをえません)
(朝日に照らされた雪原の中に民家が一軒 地吹雪で雪が舞い散っている)
(道道238号線は地吹雪状態 一見ケアラシのようにも見える…)
(霧氷のビューポイント近くでは、ケアラシならぬ地吹雪)
(撮影スポットにある看板)
今回更別村の霧氷撮影は失敗に終わりました。風があると霧氷が発生しても樹氷にはなりません。川面から上がるケアラシ自体吹き飛ばされ胡散霧消してしまいます。なお、ここ更別の霧氷は全国的に有名で、この時期内地から写真家たちが大勢集まるとのことです。写真家竹内敏信氏もここで撮影されております。(2009.1.14付け「HITACHIこの木なんの木…BLOG」)これだけ風があると、待っていても収まりそうにありません。霧氷の撮影をあきらめて、次の撮影地に向かうことにしました。
道道238号線沿いに「愛国から幸福へ」の旧JR幸福駅と愛国駅があるので寄ってみることにしました。旧JR幸福駅については昨年8月の撮影ツアー時に、十分撮影を済ませていますので、今回は愛国駅に寄ってみることにします。
(冬期間は駅舎は閉鎖され、機関車もシートをかぶったまま)
(駅舎向かいに車両が一台ありますが中を除くと荒れ放題 とても観光施設とは思えません)
愛国駅舎も比較的新しいようで、当時の駅舎ではないようです。幸福駅が割と手入れがされて保存されているのに対し、愛国駅は、何か中途半端な感じがし、惹きつけるものがありません。早々に切り上げ、最終目的地である音更町にある家畜改良センター十勝牧場に向かいます。この間も相変わらず横殴りの地吹雪が時折襲い、前方の視界がなくなることがあります。白樺並木の終点に庁舎があり、さらに1.5?奥に馬追いコースがあります。
(家畜改良センターの入り口には、両側に白樺並木が数百m続いています 樹氷がつくと見事なんですが… 画面が白っぽいのは地吹雪で粉雪が舞い上がっているため)
1周800mほどの馬追いコースは、冬期間馬たちの運動不足を解消するためや妊娠場の難産解消を目的に、土日を除いて毎日午前9時半から1回あたり3週(ほぼ2.4?)の追い運動をするものです。ここで飼育されている馬たちは、競馬場で見られるようなサラブレッド(体重5-600?)ではありません。ブルトン、ペルシュロンといった農用馬で(サラブレッドの軽種馬に対し重種馬という)、体重は1トン前後あります。このような大型馬が雪をけって走るさまは、実に迫力があります。
(妊娠馬はゆっくり走るが、それでも迫力がある)
(若駒たちは途中でじゃれあったりしていた)
(地吹雪に加え、馬が蹴る雪で見えなくなるほど)
馬たちは4組に分けて追い運動がされます。2年前にも撮影に来ておりますがたまたま金曜日であったために、馬たちも走るのに嫌気がさしているのか、迫力が感じられませんでした。今回は火曜日であり、馬たちも、いまだ走る気満々、特に若駒達は全力に近いスピードで駆け抜けていきます。馬追い運動を十分に撮影し、後は小樽に直行です。