二日目は、今回の最大の目玉である釧路湿原に上がる朝日を撮ることです。霧氷に覆われた湿原が朝日を浴びて赤く染まるさまは、まさに絶景です。3年前の平成21年の2月に来たときは、-25度を下回る寒さで、湿原は一面霧氷に覆われていました。オレンジ色に染まった湿原は、まさに別世界のようでした。その時の画像は、2009.11.17付け当ブログ「フラッシュバック釧路」の最終画像を参照してください。
今回も再現を狙っておりました。6時20分の日の出1時間前にホテルを出て細岡展望台に向かいました。あの時は今季一番の冷え込みで、車のエンジンもかかりにくく、フロントガラスが、バリバリに凍結していました。しかし今日はそれほどの冷え込みはないようです。一抹の不安を感じながら到着すると、案の定まったく樹氷が出ていません。ケアラシも見られません。風は全くないのですが、冷え込み不足なのでしょうか。ここでの撮影を断念して塘路湖に上がる朝日を撮るべく、北上します。
塘路湖に出ると、大型バスが停車しており、湖面のそばでは数十人のカメラマンが、対岸の山から今にも顔を見せそうな太陽と湖面のケアラシを狙っています。この観光バスは昨日阿寒丹頂観察センターに来ていた関西からの写真撮影ツアーのようです。
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(中央で横になっている人は、転んだわけではありません 湖面ギリギリに朝日を取り込もうとしているらしいのです)
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(間もなく日の出、何とも言えないこのピンクが美しい 右に一羽の白鳥 中央のワカサギ釣りテントは邪魔ですが…)
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(ピンクに染まる白鳥一羽)
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(撮影場所を左に移動して 数羽の白鳥がいます)
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(対岸ではピンクに染まった雪原をメス鹿が駆けて行きます)
細岡展望台から、急遽塘路湖に撮影位置を切り替えて正解でした。流石写友S氏の判断が的確でした。十分朝日の写真を撮り終えて、次はコッタロ湿原方向に進みます。この辺りは屈斜路湖を源流とする釧路川に沿っています。しばらく進むと川岸に出られる写真スポットがあります。川の両岸は一面の樹氷林です。川面には大きな氷塊が音をたてて流れています。
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(氷の塊がぶつかり会い、また岸辺にぶつかって下流へと流れていきます)
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(岸辺の木々は朝日を受けて黄金色に輝いています)
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(さらに枝をクローズアップしてみると…)
本来であれば、雪の湿原を走るSLノロッコ号を撮る予定でしたが、SLの通る午前11時半過ぎまでには3時間近くも時間があります。湿原には時折鹿や鶴を目撃しましたが、昨日今日と十分撮影しており、写欲がわきません。ということで、このまま先に進み、屈斜路湖を目指します。途中弟子屈の街に入ると、川沿いの木々が真っ白です。温度の割と高い温泉が川に流れ出て、川沿いに大量の霧氷が発生しているのです。
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(川のそばほど真っ白な樹氷がついているが、川から離れると樹氷は少なくなる)
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(川沿いの木製の柵には、同心円状に霧氷がついている)
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(早朝ホテルを出た観光客 奥は足湯の東屋)
霧氷、樹氷の撮影はこのくらいにして、屈斜路湖に急ぎます。川湯温泉、硫黄山を横目に屈斜路湖畔の仁伏温泉、砂湯温泉へと出ます。中国人の団体バスが来ており湖畔の白鳥を盛んにカメラに収めています。
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(ハクチョウが湖畔のわずかに結氷していない部分に降り立ってきます)
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(温泉が流れ出している部分では猛烈なケアラシが立つ 結氷している部分を歩いて沖に出て岸辺の白鳥を撮りました)
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(さらに湖畔に沿って和琴半島に出てみる 岸辺近くでは噴出した温泉の熱で氷が解けて穴が開いている)
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(湧き出した空気が氷に閉じ込められ、面白い形になっている)
釧路管内での撮影を終えて、今日の宿泊予定地帯広に向かいます。朝から結構撮影しましたが、まだ昼前です。途中阿寒湖畔で昼食をとり、オンネトーに向かいましたが、残念ながたら冬期間は途中の中野温泉までしか除雪されておらず、後はカンジキツアーになります。一応カンジキならねスノーシューも用意はしましたが、今季のように大雪ですと、全面結氷の可能性が高いということで、再度帯広方面に向かいます。
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(途中で撮影)
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(防風林の間からお日様が…)
予定よりも撮影が順調だったこともあり、時間がたっぷりあまりました。そこで急遽明日寄る予定であった然別湖のコタン祭りを撮影しました。ただ日中でしたので写真的には今一つでした。夜間であれば、ライトアップされた氷像や氷の建物が冴えるのでしょうが…。
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(アイスバー 車でなければカクテルを一杯というところですが…)
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(次回はぜひライトアップされた時に来て見たい)
帯広市内に戻ったのは夕暮れ前です。今日の最終撮影である、音更町の彩凛華(午後7時開演)まではまだ時間があります。一旦ホテルに入ると出るのが億劫になり、結局彩凛華の撮影は中止となりました。次回は道東凍れツアーの最終回「更別村の霧氷」と音更町の家畜改良センターの「馬追い運動」です。
今回も再現を狙っておりました。6時20分の日の出1時間前にホテルを出て細岡展望台に向かいました。あの時は今季一番の冷え込みで、車のエンジンもかかりにくく、フロントガラスが、バリバリに凍結していました。しかし今日はそれほどの冷え込みはないようです。一抹の不安を感じながら到着すると、案の定まったく樹氷が出ていません。ケアラシも見られません。風は全くないのですが、冷え込み不足なのでしょうか。ここでの撮影を断念して塘路湖に上がる朝日を撮るべく、北上します。
塘路湖に出ると、大型バスが停車しており、湖面のそばでは数十人のカメラマンが、対岸の山から今にも顔を見せそうな太陽と湖面のケアラシを狙っています。この観光バスは昨日阿寒丹頂観察センターに来ていた関西からの写真撮影ツアーのようです。
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(ピンクに染まる白鳥一羽)
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(撮影場所を左に移動して 数羽の白鳥がいます)
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(対岸ではピンクに染まった雪原をメス鹿が駆けて行きます)
細岡展望台から、急遽塘路湖に撮影位置を切り替えて正解でした。流石写友S氏の判断が的確でした。十分朝日の写真を撮り終えて、次はコッタロ湿原方向に進みます。この辺りは屈斜路湖を源流とする釧路川に沿っています。しばらく進むと川岸に出られる写真スポットがあります。川の両岸は一面の樹氷林です。川面には大きな氷塊が音をたてて流れています。
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(氷の塊がぶつかり会い、また岸辺にぶつかって下流へと流れていきます)
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(岸辺の木々は朝日を受けて黄金色に輝いています)
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(さらに枝をクローズアップしてみると…)
本来であれば、雪の湿原を走るSLノロッコ号を撮る予定でしたが、SLの通る午前11時半過ぎまでには3時間近くも時間があります。湿原には時折鹿や鶴を目撃しましたが、昨日今日と十分撮影しており、写欲がわきません。ということで、このまま先に進み、屈斜路湖を目指します。途中弟子屈の街に入ると、川沿いの木々が真っ白です。温度の割と高い温泉が川に流れ出て、川沿いに大量の霧氷が発生しているのです。
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(川のそばほど真っ白な樹氷がついているが、川から離れると樹氷は少なくなる)
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(川沿いの木製の柵には、同心円状に霧氷がついている)
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(早朝ホテルを出た観光客 奥は足湯の東屋)
霧氷、樹氷の撮影はこのくらいにして、屈斜路湖に急ぎます。川湯温泉、硫黄山を横目に屈斜路湖畔の仁伏温泉、砂湯温泉へと出ます。中国人の団体バスが来ており湖畔の白鳥を盛んにカメラに収めています。
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(ハクチョウが湖畔のわずかに結氷していない部分に降り立ってきます)
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(温泉が流れ出している部分では猛烈なケアラシが立つ 結氷している部分を歩いて沖に出て岸辺の白鳥を撮りました)
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(さらに湖畔に沿って和琴半島に出てみる 岸辺近くでは噴出した温泉の熱で氷が解けて穴が開いている)
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(湧き出した空気が氷に閉じ込められ、面白い形になっている)
釧路管内での撮影を終えて、今日の宿泊予定地帯広に向かいます。朝から結構撮影しましたが、まだ昼前です。途中阿寒湖畔で昼食をとり、オンネトーに向かいましたが、残念ながたら冬期間は途中の中野温泉までしか除雪されておらず、後はカンジキツアーになります。一応カンジキならねスノーシューも用意はしましたが、今季のように大雪ですと、全面結氷の可能性が高いということで、再度帯広方面に向かいます。
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(途中で撮影)
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(防風林の間からお日様が…)
予定よりも撮影が順調だったこともあり、時間がたっぷりあまりました。そこで急遽明日寄る予定であった然別湖のコタン祭りを撮影しました。ただ日中でしたので写真的には今一つでした。夜間であれば、ライトアップされた氷像や氷の建物が冴えるのでしょうが…。
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(アイスバー 車でなければカクテルを一杯というところですが…)
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(次回はぜひライトアップされた時に来て見たい)
帯広市内に戻ったのは夕暮れ前です。今日の最終撮影である、音更町の彩凛華(午後7時開演)まではまだ時間があります。一旦ホテルに入ると出るのが億劫になり、結局彩凛華の撮影は中止となりました。次回は道東凍れツアーの最終回「更別村の霧氷」と音更町の家畜改良センターの「馬追い運動」です。