2月19日から21日にかけて道東凍れツアーに、写友と行ってきました。昨年の7月炭鉱遺産ツアー、10月の紅葉ツアーに続いて三回目になります。最大の目的は、(1)霧氷の釧路湿原を照らす朝日を撮ること、(2)全国から霧氷を撮りに来るといわれる十勝・更別村の樹氷撮影の二つです。結論から言うと今回は二つとも撮影できませんでした。詳細についてはブログで詳しく述べます。
19日(日曜)は早朝4時半にスタートです。朝里インターから即高速を走ります。今日の主な撮影地は午後2時から始まる阿寒丹頂センターでの給餌を撮ることです。係員が生きたウグイを丹頂鶴に与えるのですが、その生餌を横取りしようとオジロワシや時にはキタキツネが争奪戦を繰り広げることがあるのです。
(1) 十勝川流域の樹氷
一旦高速を帯広音更インターで降ります。時間がたっぷりありますので、十勝川沿いに降りてみることにします。冬は十勝川周辺に霧氷が出ることが多いのです。今日も気温は-15度なので十分期待できます。国道からさらに市道に抜け、川沿いに出ます。案の定川からはケアラシが建ち、流域の木々は霧氷に覆われ樹氷が見られます。
(排雪用河川敷道路を進むと、川側の林は真っ白)
(川にはケアラシが立ち込め、氷の塊が流れていく)
(注)氷の塊となって水面を漂流するものを流氷と言います。流氷には海の水が凍ってできる海氷と、川の水が凍って出来る河川氷があります。
(樹氷は青空がバックだと一段ときれいに見える)
(河川敷の木々はどれもこれも、このような状況)
(樹氷をクローズアップで撮ると TAMRON Macro90mmSPで撮影)
(十勝川の支流に目をやると、ハクチョウが一斉にこちらに顔を向けてきた)
(2) 阿寒丹頂観察センターで鶴を撮る
十勝川流域で十分樹氷を撮影し、次の目的地阿寒町に向かいます。途中浦幌町を通りますが昨年夏と秋に寄った常室川流域はパスします。今冬は雪が多いので、たぶん雪に覆われて水面が出ていないと思ったからです。丹頂観察センターには昼ごろ到着です。気温は-10度前後でしょうか、比較的暖かいために、鶴が吐き出す息が白くはありません。-20度になると息が白くなるのですが…、こればかりはどうにもなりません。
(すでに撮影エリアには超望遠レンズを構えた大勢のカメラマン スコットランドから来たという外人一行もおりました)
(この丹頂の給餌場には最近ハクチョウが来るようになりましたが、給餌前に、雪上車で追い払われてしまいました)
(小鹿か入ってきましたが、鶴は警戒する様子を見せません)
(さすが天敵のキタキツネが入ってくると、一斉に警戒します)
午後2時になって、係員が丹頂鶴のために生餌のウグイをバケツに一杯運んできます。鶴たちの間にウグイをばらまくと、それを狙っていたように10匹前後のオジロワシ、トンビ、カラスが上空から低空飛行してきます。カラスは体が小さいせいもあって一匹ごと狙うのではなく、鶴の食べかけや、食べ残しを、隙あらば横取りしようとします。オジロワシは、狙いを定めて急降下して一匹まま横取りしようとして、鶴と争うこともあります。
(急降下してきたオジロワシを威嚇する鶴)
(隙を狙ってウグイを一匹GETしたオジロワシ)
鶴とオジロワシたちの生餌の争奪戦は30分ほど続きます。十分撮影したこともあって、鶴の観察・保護地である鶴見台、伊藤サンクチャリに向かいます。夕方が迫っていることもあり、鶴の動きも少なくとくに紹介できるカットがありません。宿泊予定の釧路市内のホテルに向かいます。
(3) 釧路の夕日
釧路市内から久寿里橋に向かうと、河口に近い幣前橋の向うにまさに日が落ちようとしています。久寿里橋を渡りきり釧路川の河口に出ようと右折した瞬間、道路わきにミニパトが警告灯を回転させているのが見えました。ん?交通違反でもしたかと思いましたが、確か車両進入禁止マークなかったはずだし…警官が手招きしている。まずい。よくよく見ると久寿里橋の終わり付近に一方通行のマークが、右折禁止であったとは…、とりあえず、遠方から釧路の夕日の撮影に来たことを述べ、拝みこんで夕陽の撮影を優先させていただいて…
(正面奥が幣前橋 川面には蓮氷が浮かんでいる))
(通行人も夕日を眺めているようです)
このような落日を撮影できてラッキーと言えばラッキーでしたが、交通違反…アンラッキーのような…。標識見落としの結末については、今夜美味い酒が飲めたのか苦い酒になったのかは、読者の判断にお任せします。
19日(日曜)は早朝4時半にスタートです。朝里インターから即高速を走ります。今日の主な撮影地は午後2時から始まる阿寒丹頂センターでの給餌を撮ることです。係員が生きたウグイを丹頂鶴に与えるのですが、その生餌を横取りしようとオジロワシや時にはキタキツネが争奪戦を繰り広げることがあるのです。
(1) 十勝川流域の樹氷
一旦高速を帯広音更インターで降ります。時間がたっぷりありますので、十勝川沿いに降りてみることにします。冬は十勝川周辺に霧氷が出ることが多いのです。今日も気温は-15度なので十分期待できます。国道からさらに市道に抜け、川沿いに出ます。案の定川からはケアラシが建ち、流域の木々は霧氷に覆われ樹氷が見られます。
(排雪用河川敷道路を進むと、川側の林は真っ白)
(川にはケアラシが立ち込め、氷の塊が流れていく)
(注)氷の塊となって水面を漂流するものを流氷と言います。流氷には海の水が凍ってできる海氷と、川の水が凍って出来る河川氷があります。
(樹氷は青空がバックだと一段ときれいに見える)
(河川敷の木々はどれもこれも、このような状況)
(樹氷をクローズアップで撮ると TAMRON Macro90mmSPで撮影)
(十勝川の支流に目をやると、ハクチョウが一斉にこちらに顔を向けてきた)
(2) 阿寒丹頂観察センターで鶴を撮る
十勝川流域で十分樹氷を撮影し、次の目的地阿寒町に向かいます。途中浦幌町を通りますが昨年夏と秋に寄った常室川流域はパスします。今冬は雪が多いので、たぶん雪に覆われて水面が出ていないと思ったからです。丹頂観察センターには昼ごろ到着です。気温は-10度前後でしょうか、比較的暖かいために、鶴が吐き出す息が白くはありません。-20度になると息が白くなるのですが…、こればかりはどうにもなりません。
(すでに撮影エリアには超望遠レンズを構えた大勢のカメラマン スコットランドから来たという外人一行もおりました)
(この丹頂の給餌場には最近ハクチョウが来るようになりましたが、給餌前に、雪上車で追い払われてしまいました)
(小鹿か入ってきましたが、鶴は警戒する様子を見せません)
(さすが天敵のキタキツネが入ってくると、一斉に警戒します)
午後2時になって、係員が丹頂鶴のために生餌のウグイをバケツに一杯運んできます。鶴たちの間にウグイをばらまくと、それを狙っていたように10匹前後のオジロワシ、トンビ、カラスが上空から低空飛行してきます。カラスは体が小さいせいもあって一匹ごと狙うのではなく、鶴の食べかけや、食べ残しを、隙あらば横取りしようとします。オジロワシは、狙いを定めて急降下して一匹まま横取りしようとして、鶴と争うこともあります。
(急降下してきたオジロワシを威嚇する鶴)
(隙を狙ってウグイを一匹GETしたオジロワシ)
鶴とオジロワシたちの生餌の争奪戦は30分ほど続きます。十分撮影したこともあって、鶴の観察・保護地である鶴見台、伊藤サンクチャリに向かいます。夕方が迫っていることもあり、鶴の動きも少なくとくに紹介できるカットがありません。宿泊予定の釧路市内のホテルに向かいます。
(3) 釧路の夕日
釧路市内から久寿里橋に向かうと、河口に近い幣前橋の向うにまさに日が落ちようとしています。久寿里橋を渡りきり釧路川の河口に出ようと右折した瞬間、道路わきにミニパトが警告灯を回転させているのが見えました。ん?交通違反でもしたかと思いましたが、確か車両進入禁止マークなかったはずだし…警官が手招きしている。まずい。よくよく見ると久寿里橋の終わり付近に一方通行のマークが、右折禁止であったとは…、とりあえず、遠方から釧路の夕日の撮影に来たことを述べ、拝みこんで夕陽の撮影を優先させていただいて…
(正面奥が幣前橋 川面には蓮氷が浮かんでいる))
(通行人も夕日を眺めているようです)
このような落日を撮影できてラッキーと言えばラッキーでしたが、交通違反…アンラッキーのような…。標識見落としの結末については、今夜美味い酒が飲めたのか苦い酒になったのかは、読者の判断にお任せします。