<大通西9丁目にある子供の遊び場 滑り台のような丘陵を子供たちが登ったり滑り降りたり…満開のライラック>
このところの好天続きで街はすっかり初夏の陽気。八重桜も殆ど散りかけていて、今は青空にライラックがいい香りを降り注いでいます。5月18日と22日の両日に札幌のライラックまつりを、そして28日(土曜)に天神藤を撮影に行ってきました。札幌に出たついでに北海道庁や駅前地下歩行空間等の撮影スポットにももちろん立ち寄りました。
今回はその前半として、道庁前庭、北大植物園、大通公園のライラック祭り、石屋製菓白い恋人パークの模様を取り上げます。二回目はOLYMPUS札幌で開催された写真家のトークショー、平岸天神緑地の天神藤、札幌駅前地下歩行空間(チカホ)でのイベント等を取り上げます。
☆北海道庁は八重桜も終盤
いや~それにしても中国をはじめ東南アジアからの観光客の多いこと、多いこと、ただただびっくりです。
ごらんのとおり八重桜は未だ残っております(5月22日撮影)が半分以上は新緑の葉が占めていて、まさに葉桜状態。それでも桜が珍しいのか、サングラスをかけた東南アジア系の外国人が盛んに桜の木の下で記念撮影に夢中。
落ちた八重桜の花びらを舞い上げてパチリ、何度も何度も繰り返していました。
こちらは日本人カップル。アングルが気に食わないのか、5-6回撮り直していました。
一歩道庁から出て道警ビル、かでる2・7ビル方向に進むと、街路樹が新緑に染まり
☆北大植物園は花盛り
北海道庁から1ブロック西側にあるのが北大の植物園。札幌のビル街のど真ん中にありながら、一歩あしを踏み入れると、そこは別世界。野鳥がさえずり、イチョウの老木やハルニレの大木を始め原始の森が息づいています。正門で入園料420円を払って一歩奥に進むと、このイチョウの大木がお出迎え。
イチョウの大木3-4人がかりでないと抱えきれない…、老いてなお新芽があちこちから噴き出している。
散りかけている八重桜の向こうで、幼稚園児が、先生と鬼ごっこの最中。
木漏れ日が新緑の葉にそそいで…
園内にはいくつかの重要文化財に指定されている記念館があります。
温室の手前に多種多様なつつじが咲き乱れる一角があります。つつじと言うとオレンジ色が見慣れているので、この黄色いつつじが目を惹きました。
桜や梅は過ぎたはずなのに…と思っていると、「はなかいどう(バラ科)」と名札がありました。桜や梅よりも可愛い感じがします。
☆札幌大通公園はライラック祭りで大賑わい
5月18日(水曜)~29日(日曜)まで大通西5丁目から7丁目までを会場に、第58回ライラック祭りが行われました。なおに8丁目では協賛行事として、札幌ラーメンショー2016も行われました。ライラックまつりの主な内容は、写生コーナー、スタンプラリー、ライラック苗木の販売、ライラック音楽祭、ライラックワインガーデン等ですが…ライラックに名を借りた飲み食いがメインのような気がしました。
ライラックを楽しむというよりは、面白そうなイベントがあるから来たという人が多いのかも。花音痴の私なんぞもそのうちの一人かも…
確かにライラックは綺麗で、香りもいいです。
ライラック娘がいたので、カメラを向けると、ちょっと待ってと言って一呼吸、花束をかざして、はいポーズ。花束がなくても、十分可愛いんだけれど…。カメラ向けられたら花束を持って、と指示されているのかも。
西6丁目の野外ステージでは、22-23日の土日は、吹奏楽祭が行われていました。この日は札幌市内の中学校、高校、大学そして市民音楽団等17組が演奏したようです。画像は14組目の札幌光星高校吹奏楽部の演技中。
西8丁目では、全国10数カ所のラーメンが、1杯800円の前売り券を買って…チョイ高とと思うけれど、結構行列ができていました。人気店と不人気店の差が大きい様な気がしました。人気店には長蛇の列が…
今年は日程を第1幕と2幕に分け12日間開催(昨年は6日間)。東京、福岡、新潟、福島や道内の20店舗(昨年12店舗)が出店。推定10万杯(昨年は7万杯)を超える売り上げで、好調だったとのこと。
飲食ブースは、昼時時間の関係もあったのか、座る余地がないほど。
ワイン、ビールなどの飲食屋台や食べ物屋台はどこも混みあっています。まさに花より団子状態。
☆石屋製菓の白い恋人パークに行ってみました
札樽間を高速バスに乗ると国道5号線 琴似インターの手前に、石屋製菓の店舗があります。石造りの洋風建物で工場と言うよりは、博物館風の作りになっています。バスでこの建物の前を通る都度、中が見たくなってました。5月18日札幌の帰りに寄ってみることにしました。
洋風な石造りのしゃれた建物。中はどうなのか気になります。入場料420円を払って入ってみました。
飴玉の製作過程をガラス越しに見学。展示工房は、駅前地下歩行空間の石屋製菓ビルの地下1Fでも見ることができます。
中庭に出てみると、建物外観は中世ドイツ風。
なお、工場見学は、コースが決められていて、一度3Fまで上がり、白い恋人(お菓子)の製作過程をガラス越しに見学できます。隣の部屋では、お菓子作りの体験コースもあって、数名の観光客がチャレンジしていました。そして2F、1Fへ、途中の階にはお菓子とは無縁と思える「真実の口」、「懐かしのおもちゃ」や「古い蓄音機」等のコーナーがあります。1Fはお土産品コーナーとなっています。
なぜかクリオネが水槽で踊っていました。体調1㎝ほどでふらふら泳ぎ回るので、ピントが合わせにくい。5-6枚撮りましたがピントが来ているのはこの1枚のみ。
さてさて、この見学工場はいったい何を見せたいのか、観光客に何をアピールしたいのか、最後まで分かりませんでした。子供が喜びそうな施設と言うことでしょうか。なお駐車場には数台のツアーバスが来ており、そのほとんどが中国人。彼らは記念写真を取りあったり、建物を撮ったり、手一杯に石屋製菓の紙袋を下げておりました。
なお、字数の関係上地下歩行空間については次回アップします。