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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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春を求めて小樽市内の公園をふらふらと…

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                         <モノクロで撮ると…水芭蕉が綺麗に見えます バックの煌きが額縁の文字のようにも…>


暦の上で大寒と言うと、1月20日~2月上旬をさしますが、それは本州でのこと。北海道で最も寒さの厳しいのは、2月中・下旬と言われています。今冬は、何度台風並みの爆弾低気圧に襲われたことでしょうか。あれだけ猛威を振るった低気圧の襲来も、2月下旬に入ると一転、暖冬とよばれるほどの暖かい日が続き、桜前線も前寄りで北上中とのことです。

雪解けも例年に比べ10日~2週間も早いようで、各公園とも雪囲いの取り外しに大わらわのようです。そんな中水芭蕉開花の声も聞かれ始めたので、4月2日と10日に長橋苗穂公園に行ってみました。同日には手宮の緑化植物園に、12日には小樽公園に春を探しに出かけてみました。



<長橋苗穂公園は、雪囲い撤去が急ピッチで…>


園内中央の散策路は雪解けが進んでいますが、道は泥んこ… 正式開園は4月下旬ですが、散策路は出入り自由です。


散策路沿いの小川には、フキノトウや水芭蕉が咲き誇っていますが…

本州の方々は、水芭蕉と言うと、尾瀬を思い浮かべ、白い綺麗な花を連想されるのではないでしょうか。しかし実際は、腐食した枯れ葉や枯れ枝が絡まるように散乱し、泥で汚れ、朽ちた葉や花びらがまとわりついているのです。写真で紹介されるのは、一部の綺麗なところだけで、大半の汚れた部分はカットされているのです。と言うと、水芭蕉のイメージが壊れてしまうので、出来るだけ汚れた部分を避けて写真をアップいたします。


水芭蕉の群生地、枯れ枝が散乱しています。


モノクロではわかりにくいですが、水芭蕉を包む外皮は、茶色に朽ちています。


と言うことで、そういうところは外して、メルヘンチックに撮ってみました。


ザゼンソウも顔を出していました。


枯れ枝や、枯れ葉の間からは新しい芽吹きが見られます。


散策路沿いの小川には、秋の忘れ物が引っ掛かってました。蔓アジサイがドライフラワーになって、あちこちに落ちていました。



<手宮緑化植物園はいまだ閉ざされたままで…>

例年開園は4月下旬の、ゴールデンウイーク直前ですが…今年はどうなるのでしょうか。正式開園前ですが、散歩がてらに公園内を散策する方々も見えます。


まだ雪の残っている部分もありますが、桜の芽が大きくなりつつあるようです。


園内で最も早く咲くコブシは、今にも花が咲きそうでした。2-3日もすれば満開かと思われます。


一方、ピンクの花が咲くシデコブシは、これもあと3-4日もすれば満開になりそうです。


日当たりの良いところでは…なんという鳥でしょうか。


池のほとりに咲いたフキノトウ。


雪囲いやビニールシートは覆われたままでした。

今年は、緑化植物園の開園が早まるのでしょうか、とても気になりますね。


<小樽公園は、残雪が多くて…>

展望台の駐車場は冬期間でも駐車可能なように半分ほどが除雪されています。ただ前2つの公園に比べて残雪が多いようにも感じました。


クルミの木ですが…


園内のほとんどが雪に覆われたまま、雪囲いが外されるのもしばらく先のようです。

日当たりの良いところには、もう花が咲き誇っています。


クロッカスに水仙、フキノトウが見えます。


クロッカスの姉妹?


休息所「見晴らし亭」もまだ眠りのままです。


隣接の遊園地も、遊具にビニールシートがかぶされたままでした。


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