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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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写真コンテスト入選作品の中から~その3・H14~17年まで

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                               <H17.3 さじアストロパーク星景写真コンテスト 奨励賞「太陽の帰り道」>



2年半ほどの単身赴任を終えて、最終勤務地となる札幌にH14年7月戻ってきました。八王子勤務のころは、勤務先の隣がヨドバシカメラのビルでした。また官舎のある立川は、立川駅の北口にビックカメラがあって、カメラ好きにとっては極めて恵まれた環境でした。仕事帰りには欠かさずどちらかの店に寄っておりました。さて定年を翌年8月に控え、いよいよ決断の時期が迫ってきました。そうです、退職してしまえば、そうそう札幌に出てきてヨドバシカメラやビックカメラに通うわけにもいかないからです。

この時期カメラ業界も、フィルムからデジタルに急速に転換しつつある時期だったのです。そこで思い切ってフィルムカメラからデジタルカメラに切り替える決断をしました。初期コストは結構かかりますが、PCに取り込んでしまえば、ランニングストはそれほどかかりません。従来使っていた機種との関連から、まずCANON EOSとフジのコンパクトデジの2台を購入。当面はモノクロフィルムやポジフィルムなども使いながら…

と言うことで、今回の作品はすべてフィルムカメラによるものになります。この期間中に八王子時代の写真も含めて37回(47作品)入賞・入選しておりますが、主に小樽で撮影した画像をピックアップしてみました。


☆写真道展

写真道展小樽支部には10年間ほど会員として在籍してきましたが(H19年退会)、毎回応募してきました。道展50周年記念フォトコン含め4回、5作品が入選しています。ただこのコンテストは他地域の県展等に比べ応募料が高く、作品返却料も含めると…、加えて入選すると高額な写真集を購入せざるを得ず…

<H15.3「写真道展'02」入選「クリスマスの夜」>

小樽ウィングベイの湾曲した全面窓ガラスに巨大ツリーの電飾が映り込んだものです。その電飾されたツリーをカップルが眺めています。

<H15.10「写真道展50周年記念フォトコンテスト」入選「練習を終えて」>

羊蹄山の麓の倶知安町で撮影。サッカーの練習を終えて、羊蹄山をバックに記念写真を撮っているところです。赤外フィルムを使いました。

<H17.3「写真道展'05」入選「釣りの合間に」>

岩内漁港で見かけたシーンです。仲間が釣りをしている間、手持無沙汰の女性がビットに腰かけて、新聞を読んでいました。おりしも夕陽が沖のケーソンに落ちるところでした。


☆道写協小樽支部写真コンテスト

<H16.11 入選「青き舞姫たち」>

モノクロフィルムを、色見本を付けてカラーペーパーでプリントしてもらいました。八王子時代からモノクロフィルムをカラーペーパーでよくプリントしてもらってました。

<H17.11 入選「躍動」>

YOSAKOIソーランの演舞ですが、路上の放送用のケーブルが邪魔でした。デジタルなら簡単に処理できますが…


☆小樽市展写真コンテスト

<H15.10 入選「ひげ面」>

ポピーのつぼみに霧吹きかけて、マクロでカシャ。

<H16.10 準特選「枯れ葉怪獣」>

このころ盛んに、虫食い枯れ葉を撮っていました。

<H17.10 準特選「雲海」>

新千歳~羽田間の機上から赤外フィルムで撮影しました。

<H17.10 入選「お兄ちゃんが食べちゃうぞ」>

ほれ、ほれ、うかうかしてると食べられちゃうよ。孫達でした。


☆北海道遺産写真コンクール

北海道が指定した全道各地に点在する北海道遺産を撮影したコンクールです。このコンクールも4-5回続いたでしょうか、そのうち無くなってしまいましたね。

<H14.9 入選「小樽港暮色」

東小樽の平磯公園の高台から撮影しました。現在は木々が高く生い茂り、港湾を見渡すことが出来ません。撮影はH11年ですが、マイカル小樽がオープンした直後だったと思います。

<H17.1 入選「カムイ岬暮色」>

積丹半島の突端神威岬と神威岩の間に夕日が落ちるのは、5月と9月の二度あります(各1週間ほど)。この画像は、下の積丹町観光フォトコンテスト思い出賞の30分後に撮影したカットです。


☆積丹町観光フォトコンテスト

<H14.9 優秀賞「荒海に挑戦する若者たち」>

野塚海岸で冬の荒波に挑戦するウィンドサーフィン。

<H16.10 優秀賞「コウナゴ漁の季節」>

積丹のコウナゴ漁は、5月の上旬に行われますが、その日によって漁場が移動します。漁協に確認したところ今日は神威岬付近とのことで、あわてて車で駆けつけました。

<H17.10 思い出賞「落日」>

神威岬と神威岩の間に落ちる夕日を、600mmのミラーレンズ+R1フィルターで切り取りました。


☆新潟県塩沢町雪譜祭り・雪の写真コンテスト

全国公募のコンテストで、塩沢織物など特産品が賞品でした。このコンテストもその後中止となりました。

<H15.7 入選「冬の貯木場」>

小樽マリーナ横の、この貯木場も港湾整備で、今は見られなくなってしまいました。

<H16.7 奨励賞「こんなポーズでいいかしら」

中国人ペアー(多分)が、運河をバックに、モデル風に撮影しているのが面白く、撮らせていただきました。


☆小樽雪あかりの路・愛のフォトコンテスト

<H15.4 ぬくもり賞「星に願いを」>

このころは中央橋から北浜橋まで、雪あかりの路の会場でした。

<H16.3 ぬくもり賞「幸せの予感」>

記念撮影エリアで、ワックスボウルのろうそくの揺らめきを見る子供表情が、何とも言えない優しい表情。


☆毎日新聞写真コンテスト・ファミリーの部

このコンテストは4つほどの部門に分かれていて、ファミリーの部のみが応募料無料でした。現在は有料になってますが…

<H14.11 入選「青春万歳」>

北海道庁の八重桜は、5月中旬満開となります。若者たちがジャンプした一瞬を撮りました。

<H15.11 入選「ノロッコ号入線」>

夏の間富良野~美瑛間を走る観光列車・ノロッコ号が美瑛駅に到着しました。


☆そのほかのフォトコンテスト

<H15.8 YOSAKOIソーランフォトコンテスト 佳作「みんな輪になって踊ろう」>

スローシャッターで踊り子をぶらせてみました。当時YOSAKOIソーランの肖像権は事務局が占有していて、他のコンテストへの応募を禁止していました。事務局がコンテストを実施してましたが、そのうち中止となり、肖像権云々はうやむやに…

<H15.9 小樽潮祭りフォトコンテスト 特選「躍動」>

このコンテストも、H15年を最後に中止となりました。

<H16.1 きた北海道・花人フォトコンテスト 入選「ルピナスの丘」>

富良野と美瑛の間の深山峠です。

<2003年さいたま市ユーモアフォトコンテスト 入選「ただ今冬眠中」>

店の名前が「冬眠」とは。雪国の自転車店は冬は冬眠するしかないですね。


上記以外にも、八王子赴任中に撮影した画像が入選してるケースも多々ありますが、いつか別の機会に紹介したいと思います。
なお、表題に使った画像は、石狩川河口の堤防から太陽が石狩浜灯台に串刺しになるように、角度と時間をあらかじめ計算して、6-7分間隔の多重露光したものです。ポジフィルム+ND400フィルターとオレンジフィルターを使いました。今はこのような手間と時間のかかる撮影は…したくないですね。歳のせいか、粘りが失せてしまいました。

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