<大通4丁目広場 2015年12月18日公開予定映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に先駆けて雪像として登場>
北海道の冬の祭典と言えば、さっぽろ雪祭り、支笏湖氷涛祭り、層雲峡氷瀑祭りなど色々ありますが、イベントの規模、来場者数で群を抜いているのはやはり「さっぽろ雪まつり」です。第66回さっぽろ雪祭りが、2月5日(木曜)から11日(水曜・祝日)の7日間にわたって行われました。この期間中に235万人(前年は240万人)が、大通会場、つどーむ会場、すすきの会場に訪れました。途中暖冬の日もあって、雪像が倒壊し、取り壊される事態も起きました。
最終日11日の前日10日(火曜)に撮影に行ってきました。せっかく札幌に出ますので、北3条広場(赤レンガテラス前)で行われている「雪テラス2015」の5条光のライトアップやチカホ(地下歩行空間)で予定されている音楽イベントも見てくるつもりです。4時過ぎにJR札幌駅に着き、まずは北3条広場の雪テラス2015を見ようと広場に行くと…なんとライトアップはPM7:00からとあります。が、丁度HBCテレビが天気予報の実況中継中でした。これは珍しいと暫し見学。
<テレビの実況放送は…このようにして行われているんだね>
NHKのニュース以外ほとんどテレビを見ませんが、このアナウンサー見たことがあります。
周囲にスタッフが5-6人いてあれこれ指示を出しています。
同じエリアで行われるはずの雪テラスの5条光ライトアップの時間までは、待てませんので、再びチカホに入ります。でもチカホ内が微妙にざわついてあちこちにテレビカメラが回っているようです。スタッフの一人に尋ねると…、今朝地下1Fの飲食店で火災があって、煙がチカホ内に充満し、一時立ち入り禁止になったとか。昼過ぎに解除になったばかりとのことでした。音楽イベントの開催が危ぶまれましたが、予定通りPM5:00開演とのことでした。
<My&Jennieのインストゥルメンタル演奏を聴いて…>
My&Jennieは、高橋麻衣子(piano)さんと藤田紗耶可(cajon)さんのインストゥルメンタル・デュオ・ユニットで、札幌、小樽を中心に幅広く活動しています。前回のブログ(H27.2.20「小樽雪あかりの路」)でも取り上げましたが、高橋麻衣子さんとはFB友でもあり、孫娘たちのピアノの先生でもあります。
バックの映像が音とともに変化します。
素敵な笑顔です。
My&Jennieのアルバムやシングルの中から演奏が続きます。
最後まで見て、聞いていたいのですが雪祭りの撮影もありますので、途中で大通会場に向かいました。
<西2丁目のプロジェクションマッピング「サラブレッドの息吹」は…>
前年好評だったプロジェクションマッピングが、今年は大通会場内の3か所で行われています。先ずは2丁目会場の中雪像サラブレッドの息吹では…
中央競馬札幌競馬場の様子が映し出されます。
雨の日のように…
色とりどりの模様が流れて…
5-6分で終わってしまいましたが、前年のプロジェクションマッピングの方が迫力があったような…気がします。春夏秋冬の季節に合わせてサラブレッドがターフを駆け巡る姿が映し出されていました(H26.2.14「プロジェクションマッピングを楽しんできました」)。
3丁目広場は、白い恋人で有名な菓子メーカーの石屋製菓主催のモーグルジャンプスキーが行われています。先に進んで、4丁目会場に向かいます。
<4丁目STV広場では、スターウォーズの雪像が…>
4丁目広場の大雪像は「雪のスター・ウォーズ」、雪像の右側には、世紀を超えて愛されているダース・ベイダー、稀代の悪役が持つ恐怖と迫力、苦悩と悲哀が同時に表現されています。左側にはダース・ベイダー軍の忠実なる歩兵ストーム・トルーパーが、後方には宇宙戦闘機隊ファイター、宇宙要塞デススターも並んでいます(公式ガイドブックから)。
今年の12月18日に劇場公開される「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に先駆けて、スター・ウォーズが雪像で登場しました。
午後6時から10時までは、スペシャル・ライト・パフォーマンス・タイムとして様々な色にライトアップされます。
<5丁目広場には二つの大氷雪像が…>
西側にあるのが、台北市にある「行天宮」です。三国志で有名な関羽を祭っています。この氷像の舞台上では「ジュエル・キッス」と言う、アイドルデュオが熱演中でした。
ジュエル・キッスの親衛隊が盛んに合いの手を入れていました。
気温は氷点下、アイドルが吐く息も真っ白。舞台前の親衛隊は半袖のTシャツで歌に合わせて掛け声を…
一方東側の雪像では、人形オペラ「雪の国のアリス」が間もなく始まります。このオペラは児童小説「不思議の国のアリス」と映画「アナと雪の女王」をもとに作られたオリジナルとの説明がありました。開演前に、脚本家が解説しておりましたが、本来1時間以上のオペラを、子供向けに8分ほどに短縮したとのこと。オリジナルの小説自体が理解不能部分が多いのに…それを短縮したら、ますますわけのわからないストーリになった…と笑っていました。
オペラ歌手の歌やバイオリンなどの生演奏と、全長7mのクリオネはじめ怪鳥が出てきたりと、何とも不思議な幻想的なステージでした。
左奥のバイオリンの生演奏をバックに子供たちの歌が始まります。
7mもあるクリオネが出てきて…
此方には大きなふくろうが…オペラ歌手が声を張り上げて…
寒い冬と雪が大嫌いと言うアリス
雪の国の女王の怒りをかったアリスは、裁判で有罪となる。
子供たちの嘆願とアリスの反省を汲んで、有罪は取り消し、
ハッピーエンド。
<6丁目市民の広場は…北海道の食をテーマにした味覚の広場>
ラーメン、スープカレー、ジンギスカン、ホタテ焼きなどの店が数十点出ています。300~1000円以内とリーズナブル。
ザンギあれこれ、厳密にはから揚げとは区別されています。
7丁目広場でもプロジェクションマッピングが行われてますが、そのライトに降る雪がカラフルに反射してます。
<8丁目雪のHTB広場では、春日大社の雪像に…>
20年に一度社殿建て替え工事「式年造替」中の春日大社の中門の雪像です。ほぼ実物大のこの中門は、5トントラック400台分、約2万トンの雪を使ったとか。春日大社の四季をテーマに、プロジェクションマッピングがされていました。
カラフルな色彩に染められて…
もみじの葉が一面にちりばめられました。
フジの花が満開の様子が映し出されました。
<11丁目会場は…会場中心から離れ、倒壊した雪像も多く…>
11丁目会場では12か国からのチームによる雪像コンクールが行われ、それぞれの雪像に順位が張られていました。しかし2-3日前からの暖気で崩れた雪像が半分近くもあって、なんとなくわびしい感じの広場です。昨年同様「雪ミク」のコーナーだけは多くのの人が集まっていました。
初音ミクの冬バージョン雪ミクですが…う~ん、イマイチ魅力に欠けるかも…
初音ミクの物販コーナーには、そろそろ閉店の時間(午後8時)にもかかわらず長い列ができていました。仮設店舗の横には自販機があって、ひょいと見ると、自販機のボディーが一面「雪ミク」、ペットボトルも雪ミクバージョンです。
スマホで撮影する人が後を絶たない。さてボトルの中身は?と思ってコインを投入すると…カルピスソーダーでした。
自販機ボディーの図柄です。
以上の通り、会場内を駆け足で見てきましたが、全体にとてもカラフルになってきた感じがします。とりわけプロジェクションマッピングの人気は高く、開始時間前から大勢の観客がつめてきます。最後に一つ、北海道を代表する仮想空間アイドル「初音ミク、雪ミク」コーナーが後ろに追いやられている気がしました。道産の物販支援の一つとして官民挙げてPRに努めた「北乃カムイ」が、ワンステージの歌のみで、雪像も常設のコーナーもなかったことが残念でした。
北海道の冬の祭典と言えば、さっぽろ雪祭り、支笏湖氷涛祭り、層雲峡氷瀑祭りなど色々ありますが、イベントの規模、来場者数で群を抜いているのはやはり「さっぽろ雪まつり」です。第66回さっぽろ雪祭りが、2月5日(木曜)から11日(水曜・祝日)の7日間にわたって行われました。この期間中に235万人(前年は240万人)が、大通会場、つどーむ会場、すすきの会場に訪れました。途中暖冬の日もあって、雪像が倒壊し、取り壊される事態も起きました。
最終日11日の前日10日(火曜)に撮影に行ってきました。せっかく札幌に出ますので、北3条広場(赤レンガテラス前)で行われている「雪テラス2015」の5条光のライトアップやチカホ(地下歩行空間)で予定されている音楽イベントも見てくるつもりです。4時過ぎにJR札幌駅に着き、まずは北3条広場の雪テラス2015を見ようと広場に行くと…なんとライトアップはPM7:00からとあります。が、丁度HBCテレビが天気予報の実況中継中でした。これは珍しいと暫し見学。
<テレビの実況放送は…このようにして行われているんだね>
NHKのニュース以外ほとんどテレビを見ませんが、このアナウンサー見たことがあります。
周囲にスタッフが5-6人いてあれこれ指示を出しています。
同じエリアで行われるはずの雪テラスの5条光ライトアップの時間までは、待てませんので、再びチカホに入ります。でもチカホ内が微妙にざわついてあちこちにテレビカメラが回っているようです。スタッフの一人に尋ねると…、今朝地下1Fの飲食店で火災があって、煙がチカホ内に充満し、一時立ち入り禁止になったとか。昼過ぎに解除になったばかりとのことでした。音楽イベントの開催が危ぶまれましたが、予定通りPM5:00開演とのことでした。
<My&Jennieのインストゥルメンタル演奏を聴いて…>
My&Jennieは、高橋麻衣子(piano)さんと藤田紗耶可(cajon)さんのインストゥルメンタル・デュオ・ユニットで、札幌、小樽を中心に幅広く活動しています。前回のブログ(H27.2.20「小樽雪あかりの路」)でも取り上げましたが、高橋麻衣子さんとはFB友でもあり、孫娘たちのピアノの先生でもあります。
バックの映像が音とともに変化します。
素敵な笑顔です。
My&Jennieのアルバムやシングルの中から演奏が続きます。
最後まで見て、聞いていたいのですが雪祭りの撮影もありますので、途中で大通会場に向かいました。
<西2丁目のプロジェクションマッピング「サラブレッドの息吹」は…>
前年好評だったプロジェクションマッピングが、今年は大通会場内の3か所で行われています。先ずは2丁目会場の中雪像サラブレッドの息吹では…
中央競馬札幌競馬場の様子が映し出されます。
雨の日のように…
色とりどりの模様が流れて…
5-6分で終わってしまいましたが、前年のプロジェクションマッピングの方が迫力があったような…気がします。春夏秋冬の季節に合わせてサラブレッドがターフを駆け巡る姿が映し出されていました(H26.2.14「プロジェクションマッピングを楽しんできました」)。
3丁目広場は、白い恋人で有名な菓子メーカーの石屋製菓主催のモーグルジャンプスキーが行われています。先に進んで、4丁目会場に向かいます。
<4丁目STV広場では、スターウォーズの雪像が…>
4丁目広場の大雪像は「雪のスター・ウォーズ」、雪像の右側には、世紀を超えて愛されているダース・ベイダー、稀代の悪役が持つ恐怖と迫力、苦悩と悲哀が同時に表現されています。左側にはダース・ベイダー軍の忠実なる歩兵ストーム・トルーパーが、後方には宇宙戦闘機隊ファイター、宇宙要塞デススターも並んでいます(公式ガイドブックから)。
今年の12月18日に劇場公開される「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に先駆けて、スター・ウォーズが雪像で登場しました。
午後6時から10時までは、スペシャル・ライト・パフォーマンス・タイムとして様々な色にライトアップされます。
<5丁目広場には二つの大氷雪像が…>
西側にあるのが、台北市にある「行天宮」です。三国志で有名な関羽を祭っています。この氷像の舞台上では「ジュエル・キッス」と言う、アイドルデュオが熱演中でした。
ジュエル・キッスの親衛隊が盛んに合いの手を入れていました。
気温は氷点下、アイドルが吐く息も真っ白。舞台前の親衛隊は半袖のTシャツで歌に合わせて掛け声を…
一方東側の雪像では、人形オペラ「雪の国のアリス」が間もなく始まります。このオペラは児童小説「不思議の国のアリス」と映画「アナと雪の女王」をもとに作られたオリジナルとの説明がありました。開演前に、脚本家が解説しておりましたが、本来1時間以上のオペラを、子供向けに8分ほどに短縮したとのこと。オリジナルの小説自体が理解不能部分が多いのに…それを短縮したら、ますますわけのわからないストーリになった…と笑っていました。
オペラ歌手の歌やバイオリンなどの生演奏と、全長7mのクリオネはじめ怪鳥が出てきたりと、何とも不思議な幻想的なステージでした。
左奥のバイオリンの生演奏をバックに子供たちの歌が始まります。
7mもあるクリオネが出てきて…
此方には大きなふくろうが…オペラ歌手が声を張り上げて…
寒い冬と雪が大嫌いと言うアリス
雪の国の女王の怒りをかったアリスは、裁判で有罪となる。
子供たちの嘆願とアリスの反省を汲んで、有罪は取り消し、
ハッピーエンド。
<6丁目市民の広場は…北海道の食をテーマにした味覚の広場>
ラーメン、スープカレー、ジンギスカン、ホタテ焼きなどの店が数十点出ています。300~1000円以内とリーズナブル。
ザンギあれこれ、厳密にはから揚げとは区別されています。
7丁目広場でもプロジェクションマッピングが行われてますが、そのライトに降る雪がカラフルに反射してます。
<8丁目雪のHTB広場では、春日大社の雪像に…>
20年に一度社殿建て替え工事「式年造替」中の春日大社の中門の雪像です。ほぼ実物大のこの中門は、5トントラック400台分、約2万トンの雪を使ったとか。春日大社の四季をテーマに、プロジェクションマッピングがされていました。
カラフルな色彩に染められて…
もみじの葉が一面にちりばめられました。
フジの花が満開の様子が映し出されました。
<11丁目会場は…会場中心から離れ、倒壊した雪像も多く…>
11丁目会場では12か国からのチームによる雪像コンクールが行われ、それぞれの雪像に順位が張られていました。しかし2-3日前からの暖気で崩れた雪像が半分近くもあって、なんとなくわびしい感じの広場です。昨年同様「雪ミク」のコーナーだけは多くのの人が集まっていました。
初音ミクの冬バージョン雪ミクですが…う~ん、イマイチ魅力に欠けるかも…
初音ミクの物販コーナーには、そろそろ閉店の時間(午後8時)にもかかわらず長い列ができていました。仮設店舗の横には自販機があって、ひょいと見ると、自販機のボディーが一面「雪ミク」、ペットボトルも雪ミクバージョンです。
スマホで撮影する人が後を絶たない。さてボトルの中身は?と思ってコインを投入すると…カルピスソーダーでした。
自販機ボディーの図柄です。
以上の通り、会場内を駆け足で見てきましたが、全体にとてもカラフルになってきた感じがします。とりわけプロジェクションマッピングの人気は高く、開始時間前から大勢の観客がつめてきます。最後に一つ、北海道を代表する仮想空間アイドル「初音ミク、雪ミク」コーナーが後ろに追いやられている気がしました。道産の物販支援の一つとして官民挙げてPRに努めた「北乃カムイ」が、ワンステージの歌のみで、雪像も常設のコーナーもなかったことが残念でした。