8月9日(土曜)、10日(日曜)の二日間、「小樽堺町ゆかた風鈴祭り」が行われました。今年でまだ5回目と言う歴史の浅いイベントですが、運河と並ぶ小樽観光の中心街であるメルヘン交差点広場で行われるイベントであり、注目度が高まっています。我が家から50mほどしか離れていないので、祭りの喧騒がそのまま耳に入ってきます。と言うことでこの二日間浴衣美人を求めて撮影にふらついてきました。
新聞テレビでは、折から台風11号が四国中国地方を抜けて、日本海を北上していると報じられています。台風の影響が心配ですが、初日は好天に恵まれ、二日目もほぼ好天、夕方から一部小雨交じりとなりましたが、無事午後8時の閉会を迎えることが出来ました。10日(日曜)は夜半から風が強くなりましたが、台風は熱帯低気圧に変わりロシア極東方面にそれたようでした。
9日(土曜)は、スィーツの早食い競争、ゆかたコンテストの子供の部、メルヘンストリートライブ等が行われました。二日目の10日(日曜)には、スィーツの早食い競争、神輿の宮入、ゆかたコンテスト一般の部、札幌デザイナー学院生徒によるゆかたコレクションが行われました。また堺町通りには、全国のガラス工房による風鈴コンテストも開かれています。そうした中、浴衣美人を撮るべくカメラを構えてあちこちふらふらと…
(1) メルヘン広場から堺町通りを運河ターミナル方向へふらふらと…
浴衣を着た小さな子供の頭に、アンパンマンを見つけました。
この一角には全国ガラス風鈴コンテストのエリアです。
簾の上部にエントリーNo.が書かれ、そして製作された風鈴が並び、下部には製作ガラス工房名と都道府県が書かれています。浴衣を着たスタッフが、周囲の人に盛んに投票を勧めていました。
簾越しにスタッフの一人浴衣美人をキャッチ。
なお、この堺町通りは日本人観光客も多いのですが、韓国、香港、東南アジアの観光客も多いんです。彼らも投票に応じる姿が見られました。投票結果については「小樽堺町通り商店街ホームページ」に出ております。
この日は、車両の通行を止めてイベント会場にしています。飲食店前のテーブルでは、炭火焼にした海産物やメロン、とうきび等にかじりつく姿が見られました。浴衣を着て買い物すると特典もあるようで、浴衣姿が目立ちました。
見学旅行の生徒でしょうか、完全に「お疲れモード」、右端の若者は体が前後に揺れて、そのうち大きく揺れて椅子から落ちそうになり慌てて周囲をきょろきょろ。ばつが悪そうな顔をしてましたが、再び、舟をこぎ始めました。
さらに運河ターミナル方向に進むと、風鈴が飾れれていて、その前で記念写真をと姿が見られます。このカップルも、彼のカメラで数枚撮ってあげました。
初日はよく晴れて気持ちのいい日でした。EOS70Dの油彩風仕上げ。
(2) メルヘンストリートライブの始まりです
メルヘン広場に仮設された舞台で、ライブが始まります。特に決まったジャンルはないようで、最初が「小樽市菁園中学校ブラスバンド」が、そしてロックの「雷神コマタ」さんの演奏、昭和歌謡からポップスまでの「蘭島発動機」他との予定です。なお菁園中学校ブラスバンドは、前日札幌で行われたNHK主催の全国吹奏楽コンクール札幌地区大会で、金賞に輝いた旨の発表がありました。
最近のヒット曲を中心に数曲披露しましたが、最後はYMCAと言うおなじみの曲、1年生部員はステージ前で踊りを披露です。
雷神コマタ氏は、ゴリラハンマーやスターレスと言うバンドのギタリストでもあります。FB上でも彼の演奏会の案内等がよく出ております。
浅草橋オールディーズでは、ゴリラハンマーバンドで出演し、独特のエレキギター手法で聴衆を魅了しました。なお、浅草橋オールディーズの二日目については、後日ブログで紹介する予定でいます。
蘭島発動機はジャンルを問わず幅広いレパートリを持っています。観客を巻き込んで、まずはラジオ体操から…
陽が落ちて暗くなる中、聴くものを巻き込んで盛り上がってきます。浴衣美人も体を大きく振って…
般若が踊る…もう少しズームアップ、本人もノリ、ノリ
正面からのカットがないのが残念です。
(3) 二日目は神輿の宮入から…
自宅で昼食を取っていると、わっしょい、わっしょいと言う掛け声が聞こえてきました。午前中に堺町通りの歩行者天国をまわったお神輿が、メルヘン広場のステージに戻って来たようです。昼食もそこそこに、あわててカメラを担いで、メルヘン広場に行って見ると…
道央各地からやって来た担ぎ手たちに担がれ、神輿は特設ステージ前で気勢を上げていました。
神輿の上に乗ったゆかたまつり実行委員長と周囲の担ぎ手にせかされて、それまで司会を務めていた浴衣姿の女性司会者も神輿の上に…
女性司会者は、どうも浴衣のすそが気になるようです。そこで周囲からヤジが飛んで…「神輿の上に乗ったら裾を気にしてはいかんぞ!」と言われ、あわてて浴衣の前を抑える光景に、担ぎ手も周囲の観客も大笑い。最後にステージ上に各地から駆けつけてくれたチームの紹介があり、三本締めで締め、無事お宮入りが済みました。
ステージ上ではゆかたコンテスト一般の部の受け付け、審査が進んでいます。この間の時間を利用して、堺町通りを運河ターミナル方面に行って見ました。
洋菓子のルタオの前では、浴衣美人の店員さんがスィーツの宣伝、誘い込みをしています。そういえば、堺町通りのお店の店員さん、去年よりも浴衣姿が少ないような気がしますね。
こういった風鈴の飾りつけが、いくつも並べられています。右側サングラスのカップルは外人のようです。ハングル、中国語、英語が飛び交う通りです。
香港から来たという女性、同じCANON EOS70Dを持っていて、片言の英語と日本語でしばしカメラ談義。
海鮮丼の店「ポセイ丼」の支店前は行列が出来ていました。30-40分待ちかな…
再びメルヘン広場に引き返してきました。まだゆかたコンテスト一般の部が続いているようです。
5人づつステージに上がり、浴衣についての思い入れや、アピール点等を発表しています。
番号札を付けていますので、エントリーされている浴衣美人ですね。浴衣も笑顔もとても素敵な娘さんたちでした。
さてゆかたコンテストはまだ暫し続くようですので、いったん自宅に戻り、夕食を済ませ、午後6時40分からの「YUKATAコレクション」を見ることにします。
(4) 札幌デザイナー学院と小樽市内高校生による創作浴衣の発表
この時間になると、天候が少し怪しくなり始めました。台風11号が接近している影響でしょうか、日中の晴れ間がうそのように分厚い雨雲が垂れ込めてきました。
小雨降る中、ステージ脇で出番待ちの女子学生たち。
ステージ上は雨でぬれて…、右端の背の高い学生のハイヒール姿が何かミスマッチのようで…
そうです、浴衣を脱ぐと別の衣装が現れました。雨も一段と激しくなってきました。
まだまだ浴衣美人が続きます。画像は多少ぶれていますが、ぶれがソフトフォーカスっぽくなって…
首から水筒を下げて、シャボン玉遊び…
浴衣風鈴祭りは終了間際に雨に降られたものの、台風の大きな影響もなく無事終了です。
閉店後のルタオ本店の玄関口、オレンジモザイクに、中の緑と赤の模様に惹かれました。
ガス灯に飾られた風鈴も、強風で揺れて…