<オルゴール堂のオルゴール館の壁には特大のモノクロ写真が飾ってありました>
「モノクロ写真の数々」も、今回で5回目となります。その1〜3では八王子に勤務していた頃(平成12−14年)のフィルム写真を、前回のその4では、小樽及び近郊の風景等を取り上げ、小樽運河、モデル撮影会、サッポロファクトリー及び昭和30年代私が大学生のころの写真も取り上げました。そして5回目の今回は、小樽鉄路展、インディペンデンス号入港、ケーソンの進水式、孫たちの成長等をちょっと古い写真が中心となります。
(1) 24時間オープンの屋外ギャラリー「小樽鉄路展」
2001年から2012年まで、12年間続いてきた小樽鉄路展も、2013年は会場の旧手宮線跡地再整備のために中止となりました。日本で3番目に鉄道が敷かれた手宮〜札幌〜幌内間のうち、廃線となった南小樽〜手宮間の一部を利用して、鉄路展が行われてきました。例年8月から9月にかけて、このオープンスペースに24時間展示され、すっかり市民の間にも鉄路展が定着してきました。その矢先、2013年は会場となる予定地が整備に入ったため、鉄路展が中止となったものです。
鉄路展の公式HPによれば「本年度(2013年)は中止し、これまでの形式での本展を一旦終了します」とあります。市の手宮線跡地の再整備に伴い、24時間オープン開催が難しくなったためとのことです。利用規則に従えば、夜間管理者を置くか、あるいは作品を夜間は撤収する必要があるとのこと。そのため鉄路展再開が不透明になったようです。残念なことですが…
鉄路に沿って作品が置かれています。出展者それぞれ展示の仕方が違います。なお画面が荒れていますが、ミラーレスカメラOLYMPUS PEN E-P1のアートフィルターラフモノクロで撮影しています。
赤外フィルムを使っています。緑色の草木が白く映ります。
線路わきの物置の壁を利用しています
この方(Midnight Lamp Photo Lab)の作品が気に入って、転載させていただきました。
もっと数多く作品を拝見したいのですが、毎回2点しか出品(原画もモノクロ)されていません。
お名前忘れましたが、この方の中央の作品、渚で砂を払う女性がとても印象的でした。原画はカラーですが、モノクロ作品のほうがいいかなと思い、モノクロで撮ってみました。
小樽潮陵高校写真部の方の作品です。9人の女子生徒が「未来の旦那さんへのメッセージ」カードを持っています。とてもユニークな作品で、次年度も期待していたのですが、次年度は鉄路展に出展されていませんでした。
鉄路展入口にある、車輪の形のオブジェ。
(2) 小樽港湾日誌から
小樽市の資料とは全く関係ありません。自分勝手に名づけたフォト資料からピックアップしたものです。まずは懐かしい写真から、平成9年9月に、日本の民間港に初入港した米軍のインディペンデンス号です。小樽港への入港には賛否両論ありましたが、それはともかく大いに話題となりました。わずか5-7日の3日間で、入場者が40万人を超えました。小樽市の人口が当時13万人程でしたが…。当時自宅から小樽築港駅まで歩きで、築港駅からJRで札幌へ通っていました。途上で、カバンからカメラを出して撮っていました。なお掲載した画像は、望洋台から撮ったものです。
勝納埠頭に係留された空母インディペンデンス。8万トン、乗員3900名。
艦載機はF16かな?
保存状態が悪く、スキャンした画面が少し荒れています。
埠頭手前のマリーナも、その後ウィングベイ(当時は小樽マイカル)建設に伴ってかなり改修されました。
次はケーソンの進水式の様子です。小樽築港で建設されたケーソンの進水式が行われるというという新聞報道で、滅多に見られないシーンをカメラに収めてきました。ケーソンとは、コンクリート製の大形の箱のことです。防波堤や漁礁用の水中構造物あるいは地下構造物のことを言います。
ケーソンの大きさは、その下にいる作業員と比べると分かると思います。こんな大きなコンクリートが海面に浮かぶのかと一瞬疑いましたが…
ケーソンを乗せている台座の砂袋を破って砂を出すと、橋の上を滑り落ちていきます。
滑り落ちて海水につかりました。
さらに加速して海中へざぶ〜ん、この後はタグボートに引かれ、湾外に出て行きました。古平漁港で、漁礁に使われると解説がありました。
(3) 祝津の展望台へ
祝津の展望台は、小樽観光名所の一つとなっていて、観光タクシーが必ず立ち寄るところです。水平線が広がっていて右手には、石狩新港が、左手には積丹半島が望めます。また眼下には小樽水族館があって、時折とどの鳴き声も聞こえてきます。
春先に見られる日和山灯台の、この白黒模様。中央にカップルがいました。
大型バイクにまたがった、髪の長い女性、声をかけてモデルになってもらいました。笑顔がとても素敵なYさんでした。
これからどこへ行くのと尋ねると、地図を開いて、積丹方面にドライブですとのこと。
冬の日本海を象徴する雪雲。5分ほど前まで好天だったのが、あっという間に雪雲が押し寄せてきました。雲の裂け目から灯台付近に日が射しこみました。
同じ日、市内に戻る途中の祝津漁港に来てみると、灯台付近に日が射しこんでいました。
(4) 孫と遊ぶ
我が家の2世帯住宅には、孫が3人おります。上から中学3年、同1年、小学校5年の3人で、一番上が男の子、下二人が女子です。小さいころはよく写真撮影のモデルになってくれたのですが、高学年になるほど、モデルを嫌がるようになってきました。まあ、年頃になるので、当然と言えば当然なんですが、主な理由は私がブログに掲載するかららしいんです。
今の子供たちは、小学校ですでに、パソコンの授業があるし、ニンテンドーのDS3は何とPCルーターのそばだとインターネットが可能なんですね。孫の名前を入力すると…なんと私のブログがいくつも出てきて、ページをめくると、孫の写真が出てきました。その写真を見た友達が大笑いするとか…これが原因でした。と言うことで、名前入れずにおきます。
三人そろって遊具で遊ぶ。
遊びが大好き。逆上がりも得意。このカットは明治安田生命のマイハピネスフォトコン佳作に入りました。
魚眼レンズのフードの中を覗きこもうとする、一番下の孫娘。
マージャンゲーム機の画面を見て、笑う。はて?六ピン自模ったの?
ペコちゃんとどちらが、目が大きいかな?
はじめて海につれて行ったら、波がおっかないと逃げ惑う。
(5) 堺町通りは観光街
JR南小樽駅に近いメルヘン広場から運河ターミナルのある交差点までの、約1?あまりが観光街となっています。この堺町通りに、オルゴール堂、洋菓子店ルタオ、北一硝子など小樽を代表する店舗のほか、すし屋をはじめ様々なお土産関連店舗が立ち並んでいます。とても絵になる通りです。そんな中から数点を紹介します。
画像が荒れていますが、GETしたばかりのOLYMPUS PEN E-P1のアートフィルター「ラフモノクロ」の試し撮りです。
オルゴール堂の2Fから店内を見渡せば…
大仏、子大仏3体を怪訝な思いで通る幼児。なんだろうこの人は、と言う声が聞こえそうです。
おい、おい、金庫番が寝ていていいのか?と聞いたら、鉄パイプがあるから大丈夫、って答えたよ。
これらのほかにもご紹介したい画像がたくさんあります。次回、その6で紹介します。
「モノクロ写真の数々」も、今回で5回目となります。その1〜3では八王子に勤務していた頃(平成12−14年)のフィルム写真を、前回のその4では、小樽及び近郊の風景等を取り上げ、小樽運河、モデル撮影会、サッポロファクトリー及び昭和30年代私が大学生のころの写真も取り上げました。そして5回目の今回は、小樽鉄路展、インディペンデンス号入港、ケーソンの進水式、孫たちの成長等をちょっと古い写真が中心となります。
(1) 24時間オープンの屋外ギャラリー「小樽鉄路展」
2001年から2012年まで、12年間続いてきた小樽鉄路展も、2013年は会場の旧手宮線跡地再整備のために中止となりました。日本で3番目に鉄道が敷かれた手宮〜札幌〜幌内間のうち、廃線となった南小樽〜手宮間の一部を利用して、鉄路展が行われてきました。例年8月から9月にかけて、このオープンスペースに24時間展示され、すっかり市民の間にも鉄路展が定着してきました。その矢先、2013年は会場となる予定地が整備に入ったため、鉄路展が中止となったものです。
鉄路展の公式HPによれば「本年度(2013年)は中止し、これまでの形式での本展を一旦終了します」とあります。市の手宮線跡地の再整備に伴い、24時間オープン開催が難しくなったためとのことです。利用規則に従えば、夜間管理者を置くか、あるいは作品を夜間は撤収する必要があるとのこと。そのため鉄路展再開が不透明になったようです。残念なことですが…
鉄路に沿って作品が置かれています。出展者それぞれ展示の仕方が違います。なお画面が荒れていますが、ミラーレスカメラOLYMPUS PEN E-P1のアートフィルターラフモノクロで撮影しています。
赤外フィルムを使っています。緑色の草木が白く映ります。
線路わきの物置の壁を利用しています
この方(Midnight Lamp Photo Lab)の作品が気に入って、転載させていただきました。
もっと数多く作品を拝見したいのですが、毎回2点しか出品(原画もモノクロ)されていません。
お名前忘れましたが、この方の中央の作品、渚で砂を払う女性がとても印象的でした。原画はカラーですが、モノクロ作品のほうがいいかなと思い、モノクロで撮ってみました。
小樽潮陵高校写真部の方の作品です。9人の女子生徒が「未来の旦那さんへのメッセージ」カードを持っています。とてもユニークな作品で、次年度も期待していたのですが、次年度は鉄路展に出展されていませんでした。
鉄路展入口にある、車輪の形のオブジェ。
(2) 小樽港湾日誌から
小樽市の資料とは全く関係ありません。自分勝手に名づけたフォト資料からピックアップしたものです。まずは懐かしい写真から、平成9年9月に、日本の民間港に初入港した米軍のインディペンデンス号です。小樽港への入港には賛否両論ありましたが、それはともかく大いに話題となりました。わずか5-7日の3日間で、入場者が40万人を超えました。小樽市の人口が当時13万人程でしたが…。当時自宅から小樽築港駅まで歩きで、築港駅からJRで札幌へ通っていました。途上で、カバンからカメラを出して撮っていました。なお掲載した画像は、望洋台から撮ったものです。
勝納埠頭に係留された空母インディペンデンス。8万トン、乗員3900名。
艦載機はF16かな?
保存状態が悪く、スキャンした画面が少し荒れています。
埠頭手前のマリーナも、その後ウィングベイ(当時は小樽マイカル)建設に伴ってかなり改修されました。
次はケーソンの進水式の様子です。小樽築港で建設されたケーソンの進水式が行われるというという新聞報道で、滅多に見られないシーンをカメラに収めてきました。ケーソンとは、コンクリート製の大形の箱のことです。防波堤や漁礁用の水中構造物あるいは地下構造物のことを言います。
ケーソンの大きさは、その下にいる作業員と比べると分かると思います。こんな大きなコンクリートが海面に浮かぶのかと一瞬疑いましたが…
ケーソンを乗せている台座の砂袋を破って砂を出すと、橋の上を滑り落ちていきます。
滑り落ちて海水につかりました。
さらに加速して海中へざぶ〜ん、この後はタグボートに引かれ、湾外に出て行きました。古平漁港で、漁礁に使われると解説がありました。
(3) 祝津の展望台へ
祝津の展望台は、小樽観光名所の一つとなっていて、観光タクシーが必ず立ち寄るところです。水平線が広がっていて右手には、石狩新港が、左手には積丹半島が望めます。また眼下には小樽水族館があって、時折とどの鳴き声も聞こえてきます。
春先に見られる日和山灯台の、この白黒模様。中央にカップルがいました。
大型バイクにまたがった、髪の長い女性、声をかけてモデルになってもらいました。笑顔がとても素敵なYさんでした。
これからどこへ行くのと尋ねると、地図を開いて、積丹方面にドライブですとのこと。
冬の日本海を象徴する雪雲。5分ほど前まで好天だったのが、あっという間に雪雲が押し寄せてきました。雲の裂け目から灯台付近に日が射しこみました。
同じ日、市内に戻る途中の祝津漁港に来てみると、灯台付近に日が射しこんでいました。
(4) 孫と遊ぶ
我が家の2世帯住宅には、孫が3人おります。上から中学3年、同1年、小学校5年の3人で、一番上が男の子、下二人が女子です。小さいころはよく写真撮影のモデルになってくれたのですが、高学年になるほど、モデルを嫌がるようになってきました。まあ、年頃になるので、当然と言えば当然なんですが、主な理由は私がブログに掲載するかららしいんです。
今の子供たちは、小学校ですでに、パソコンの授業があるし、ニンテンドーのDS3は何とPCルーターのそばだとインターネットが可能なんですね。孫の名前を入力すると…なんと私のブログがいくつも出てきて、ページをめくると、孫の写真が出てきました。その写真を見た友達が大笑いするとか…これが原因でした。と言うことで、名前入れずにおきます。
三人そろって遊具で遊ぶ。
遊びが大好き。逆上がりも得意。このカットは明治安田生命のマイハピネスフォトコン佳作に入りました。
魚眼レンズのフードの中を覗きこもうとする、一番下の孫娘。
マージャンゲーム機の画面を見て、笑う。はて?六ピン自模ったの?
ペコちゃんとどちらが、目が大きいかな?
はじめて海につれて行ったら、波がおっかないと逃げ惑う。
(5) 堺町通りは観光街
JR南小樽駅に近いメルヘン広場から運河ターミナルのある交差点までの、約1?あまりが観光街となっています。この堺町通りに、オルゴール堂、洋菓子店ルタオ、北一硝子など小樽を代表する店舗のほか、すし屋をはじめ様々なお土産関連店舗が立ち並んでいます。とても絵になる通りです。そんな中から数点を紹介します。
画像が荒れていますが、GETしたばかりのOLYMPUS PEN E-P1のアートフィルター「ラフモノクロ」の試し撮りです。
オルゴール堂の2Fから店内を見渡せば…
大仏、子大仏3体を怪訝な思いで通る幼児。なんだろうこの人は、と言う声が聞こえそうです。
おい、おい、金庫番が寝ていていいのか?と聞いたら、鉄パイプがあるから大丈夫、って答えたよ。
これらのほかにもご紹介したい画像がたくさんあります。次回、その6で紹介します。