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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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小樽商大緑丘祭〜その1

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第61回商大緑丘祭が6月29日(土曜)〜30日(日曜)一般公開されました。昨年第60回目となるはずであった緑丘祭が、5月に未成年学生の飲酒死亡事故を受けて自粛・中止措置となってしまいました。今年は2年ぶりに実施されました。29日(土曜)に見てきました。学内での酒類の販売・飲酒が一切禁止されたことが徹底されている様子がよくわかりました。一昨年の緑丘祭の折には、あちこちで学生たちがビニールシートの上で酒盛りに興じていましたが、そういうシーは全くありませんでした。

今年の緑丘祭では、ひそかに私自身期待している点がいくつかあって、是が非でも訪れて撮影したいと思っています。一つ目は、翔楽舞(YOSAKOIサークル)のYOSAKOIソーラン演舞を撮ること。6月5日(水)〜9日(日)に札幌で行われた本番で撮影出来なかったからです。二つ目は、商大写真部が今年は作品を出展していると聞いたことです。どういう作品が展示されているのか、写真を趣味としている私には大いに興味があります。三番目はもちろん緑丘祭名物「ソーメン流し」の撮影です。四つ目は8年ぶりに再開されたという「ミス商大コンテスト」の行方です。事前にFacebookで今回の緑丘祭の目玉の一つであるということは承知していました。

緑丘祭は28日(金曜)から開催されていますが、28日は在学生向けのイベントであり、29日(土曜)の一般公開日に行ってみました。事前に実行委員会のFBでイベント内容・時間がわかっていました。YOSAKOIは11時〜12時とありますが、11時前に会場に到着したときには、すでに翔楽舞のYOSAKOIソーラン演舞は、残念ながら終わっていました。別のチームの演舞も終了間際で、結局撮影できませんでした。時間が変更になったのでしょうか。出だしから不味いな〜と思いながら、気を取り直して、写真部の出展を見に行くことにしました。


会場入り口のスケジュール版には「YOSAKOI 2013」11:00〜とあるのですが…

模擬店の立ち並ぶ正面突き当りの3号館に入っても、どこに何のコーナーがあるのかさっぱりわかりません。この大学のOBとはいえ、私が学んだ当時のグリーンの木造校舎は、とっくの昔に取り壊され、近代的な鉄筋コンクリート4F建の校舎になっています。わずかに校門横の学生会館だけが昔のままです。事前に緑丘祭冊子を入手して、配置図を確認すればよかったのですが…、大きな校舎があちこちに立っていて、この正面の建物が3号館ということは後で緑丘祭冊子で知りました。


学祭実行委員会本部でいただいた緑丘祭冊子と模擬店出店案内冊子。

(1) 写真部の作品展示は3号館301号室

とにかく3号館の中を、あちこちふらついていると、3Fの最奥301号室に写真部の看板がありました。覗くとがら〜んとしていて、外の喧騒とは全く違う世界のような…、とにかく入って展示作品に目を通しました。


入り口に部員二人が所在無げに…


正面の黒板には、今回のミスコン応募の女子学生の写真が貼ってあります。殆どはFBに掲載されていますが、目新し写真もあります。


しばらくすると、ポツリポツリと入場者が現れます。写真の傍に撮影者のプロフィール等が張られています。


301号室の4面に作品が張られていますが、教室の大きさだけが目立ちます。

受付嬢に聞くと、部員数は14名とか。フィルム撮影がメインですとのこと。出展数が少ないようですがと聞くと、この春に札幌の大通ギャラリーで展示会があったばかりなのでとのこと。アンケート用紙をいただきましたので、感想をいくつか書いておきました。

モノクロ写真が多いのですが、プリントがいまいちメリハリがなく全体に眠い写真が多い。デジタルデーター化してソフトでメリハリ付ければ見栄えがすると思うのですが。中には波打ち際でたわむれに、波を足で飛ばしているカットは、プリントさえよければフォトコン入選可能作品にも見られました。


(2) YOSAKOI 2013が学生会館前広場で始まった

そうこうしていると、屋外から大きな音が聞こえてきます。301号室の窓からのぞくと、翔楽舞のYOSAKOI演舞が始まっています。あわてて会場近くに駆けつけました。


学生会館前の広場では、演舞が始まっていました。


法被の色が違うのは学年によるとか…


演舞後半会館広場から3号館の方に駆けあがってきました。


演舞中の生き生きした顔がたまらないほど美しい。


(3) 緑丘祭名物「流しソーメン」が始まる

翔楽舞のYOSAKOI演舞はこの一曲だけで終わってしまいましたが、見逃したと思っていただけにラッキーでした。そうこうしている間に、12時からの流しソーメンの時間が迫ってきました。担当学生が盛んにマイクで案内をしています。正面の坂を利用して、約50mほどの樋が設置されていて、すでに多くの子供連れの市民、学生たちが、麺つゆを入れたカップを持って開始の合図を待ち受けています。


麺つゆに葱等の薬味を入れたカップを前に、開始の合図を待つ。


ソーメンを摘まもうとする手、手、右側に陣取ると摘まみづらいようです。右手では逆さ箸になってしまうからです。


途中麺を流し込む係が10数m間隔で配置されてはいるものの、下流ほど流れが速く、摘まみにくい。


全体の様子はこのようになっています。中央奥が屋外模擬店スペースで、最奥の建物が3号館です。


ソーメン流しが終わり、フルーツ流しが始まりました。マシュマロが流れてきました。カメラをぎりぎり下げて撮影しました。


女子高校生二人、フルーツもなかなか摘まめない。


ああ〜、余り摘まめないうちに終わちゃった、残念。あれ、今の撮っちゃったの、恥ずかしい、と言いながら撮影に応じてくれました。


(4) 屋内出展サークルを見る

さて次の商大ミスコンテストまでは時間があります。再度3号館のイベントコーナーを巡ります。実行委員会本部でいただいた黄色い冊子「出展 Perfect Guide」には、屋外と3号館屋内出展のサークル名が記載されています。今度は迷うことなく行けそうです。何か所か見たうち、今回は212号室の文芸サークル「アジュナシア」と307号室の室内管弦楽団「音楽喫茶 dolce(ドルチェ?)」を紹介します。


朝一番に301号室の写真部を訪れた際に通りかかり、不思議なコーナーだなと思い、声をかけると文芸サークルだという。小学校の工作物かと思ましたが(失礼)…、孫の粘土細工と大差ないような…


ん?冊子が置いてある。何ですかと聞くと文芸作品です、という。1冊100円というので左端のサークル名にもなっている「アジュナシア」を購入。自宅で読んでみましたが、2-3ページ読むと眠たくなって…、要はエッセーのような、創作日記のような、短編小説のような…
(注)アジュナシアをPC検索してみましたが、このサークルの活動項目が出てきますが、言葉の意味は分かりませんでした。

最後に紹介するのは307号室の音楽喫茶dolceです。


1杯100円のアイスコーヒーを飲みながら、20分ほど聴いておりました。曲目は黒板に書かれている通りで、1曲ごとに演奏メンバーがチェンジします。


アイスコーヒーを飲みながら聴くにはちょうど良いかも…

次回は緑丘祭〜その2、商大ミスコンテスト他を取り上げます。

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