今年に入って3台目の、というよりは3個目のトイカメラが届きました。1個目のMEGAN CAMERAについては8月24日付ブログ「トイデジカメラを試してみる」で取り上げております。また2個目のVIVITAR Ultra Wide & Slimについては、10月19日付ブログ「トイカメラVIVITARによる番外編」で取り上げております。今回の3個目は、10月に行われたトイデジカメ等の製造会社FUUVI社が主催したトイデジによる「サマーフォトコンテスト」でGETしたものです。
(入れられてきたケースにはNano Block Cameraと書かれていて、手のひらにすっぽり隠れるサイズです)
(充電はPCのUSB端子を使って、約2時間でフル充電とのこと インジケーターも何もないので適当に充電 端子差し込み口が縦だと、デスクの端でないと差し込めない)
カメラに同封されてきたUser Guideによれば、主なスペックは次のとおりです。
☆ 画像方式 静止画…JEPEG 動画…AVI
☆ 静止画解像度 2048×1536 画素数 200万画素
☆ バッテリー 内臓リチュウムイオン電池(USB端子によるPCから充電、2時間でフル充電)
☆ 記憶メディア MicroSDカード
☆ サイズ 64×15×32? 26g(脱着式ファインダー込)
☆ その他 Exif情報によれば、撮影日は2008.1.1に固定されたまま(いつ撮影しても同じ日付) またUser Guideに載ってないがISO=100固定(Exif情報による)。絞り優先でF3.2固(Exif情報)。
さて午前中のイヌの散歩時に試し撮りしてみることにします。ポケットに入れていざ撮影しようとすると、脱着式のファインダーが外れやすいことに気づきました。面倒ですので外したまま、いい加減なアングルでバチバチシャッターを切りました。まずは我が家を出て…
(11月2日は大雪で除雪車、排雪車が走り回っていました)
(坂下のほう、メルヘン交差点方向を見ると…)
(メルヘン交差点 電柱、信号のポール、人物等に色収差による赤いにじみが出ています)
(上の画像の左部分を約8倍ほどに引き伸ばしてみました ポールの右に赤いにじみが、左に青いにじみが出ています)
これだけ大きく色収差が出てしまうと、プリントしたときに、L版ならまだしも、2lサイズにすると赤いにじみが目立ちすぎるかもしれません。次に傾けて撮影してみました。MEGANE CAMERAのときには時として大きなゆがみが出ました。しかし今回は何枚か45度ほど傾けて撮影しましたが殆どゆがみが出ませんでした。斜めに撮った画像はほとんどが雪道でしたので判別しにくいということもあります。 下の画像の左端の常夜灯が歪んで見えますが、画面の端っこなので歪んだのかどうかは今一つはっきりしません。
(常夜灯がやや歪んでいるようにも見えます)
この日の夜は小樽ウイングベイに娘家族ともども回転ずしに行ってきました。回転ずしと侮るなかれ、ここ魚一心はもともと漁師が店主で、ネタが新鮮美味しいと評判の店です。休日の食事時は1時間の待ちができるほどです。余談はさておき、待ち時間にネイチャーチャンバー外のイルミネーションパチリ。
(イルミネーションの色が全く出ていない ISO=100 F3.2 1/33 同じところからCASIO EXILIM Z3000で撮った画像と比較すると…)
(ISO=800 F4.2 1/10 露光量は二つの画像ともほぼ同じなのに…)
(舞台では、翌日のベルコ主催「Wedding dress contest」の舞台を製作中 色が浅い感じがします)
(食事中に孫娘がトイデジを持っているジジを撮っている)
(孫娘が撮った画像 nanoblock cameraのファインダーが取れてしまった)
食事が終わって家内と孫たちはウィングベイで買い物をして戻るようです。私は小樽築港から電車で小樽駅に向かい、駅構内に飾られているガラス工芸を撮影に行きます。この時期小樽市内の各所で、おたるロングクリスマスの一環として様々なイベントが開催中なんです。ガラス細工によるイルミネーションの撮影については、後日改めてブログに掲載いたします。ということで打ウィングベイと小樽築港駅の渡り通路に向かって進みます。海側には観覧車があるのですが、数年前に営業を停止して、今は回転しない観覧車が放置されています。
(四隅の光量落ちもなくまずまずの画像化と思われる)
(小樽築港駅待合室)
(改札を通ってエスカレーターでホームに降りる かなり暗いのですがブレずに写りました F3.2 1/33 ISO=100)
(ホームん電車が入ってきました)
さて翌日もnanoblock cameraをおともに犬の散歩に行ってきました。この日は割と好天で陽がさしたり曇ったりを繰り返す天気でした。外れやすいカメラのファインダーを糊付けしてみたところ、割としっかり固定できました。
(ファインダーをのぞき、水たまりをメインに撮ってみました)
(住吉町の踏切 もう少し上向きで撮ったはずが…)
(三本木急坂の文字が切れてしまいました ファインダーでは文字の上にある「勾配8%」の標識まで入れたのですが…)
(双葉中学校の横の坂道で朝日を入れてみました 思ったほどのフレアーは出ておりません)
(しつこくもう一枚朝日を取り込んで… 思ったよりも下振れしてしまったようです)
以上で試し撮りは終わりですが、いくつか気づいた点を挙げてみます。かなりきつい色収差が出るので、プリントすると結構目立つと思われます。暗い場所、光量の少ない場所では色調再現がかなり低下します。シャッターボタンを押す時点と、シャッター幕が開閉する時点のタイムラグがあるようで、ファインダーで確認するよりも映り込む画像は下方にぶれるようです。今回試し撮りした画像の20%位は本来の被写体よりも下の部分の道路しか映り込んでいませんでした。何れもトイデジカメラと割り切ってしまえばそれでいいのですが…MEGANE CAMERAに比べて、やや物足りない感じがしました。
なお、撮影済み画像のExif(撮影情報)を見ると、シャッタースピードは下限が1/33、上限がなんと1/10084です。ただほとんどは1/33〜1/2000の間に収まっています。1/10084秒などという数字が出てくるときわめてExif情報が信用できなくなります。
(入れられてきたケースにはNano Block Cameraと書かれていて、手のひらにすっぽり隠れるサイズです)
(充電はPCのUSB端子を使って、約2時間でフル充電とのこと インジケーターも何もないので適当に充電 端子差し込み口が縦だと、デスクの端でないと差し込めない)
カメラに同封されてきたUser Guideによれば、主なスペックは次のとおりです。
☆ 画像方式 静止画…JEPEG 動画…AVI
☆ 静止画解像度 2048×1536 画素数 200万画素
☆ バッテリー 内臓リチュウムイオン電池(USB端子によるPCから充電、2時間でフル充電)
☆ 記憶メディア MicroSDカード
☆ サイズ 64×15×32? 26g(脱着式ファインダー込)
☆ その他 Exif情報によれば、撮影日は2008.1.1に固定されたまま(いつ撮影しても同じ日付) またUser Guideに載ってないがISO=100固定(Exif情報による)。絞り優先でF3.2固(Exif情報)。
さて午前中のイヌの散歩時に試し撮りしてみることにします。ポケットに入れていざ撮影しようとすると、脱着式のファインダーが外れやすいことに気づきました。面倒ですので外したまま、いい加減なアングルでバチバチシャッターを切りました。まずは我が家を出て…
(11月2日は大雪で除雪車、排雪車が走り回っていました)
(坂下のほう、メルヘン交差点方向を見ると…)
(メルヘン交差点 電柱、信号のポール、人物等に色収差による赤いにじみが出ています)
(上の画像の左部分を約8倍ほどに引き伸ばしてみました ポールの右に赤いにじみが、左に青いにじみが出ています)
これだけ大きく色収差が出てしまうと、プリントしたときに、L版ならまだしも、2lサイズにすると赤いにじみが目立ちすぎるかもしれません。次に傾けて撮影してみました。MEGANE CAMERAのときには時として大きなゆがみが出ました。しかし今回は何枚か45度ほど傾けて撮影しましたが殆どゆがみが出ませんでした。斜めに撮った画像はほとんどが雪道でしたので判別しにくいということもあります。 下の画像の左端の常夜灯が歪んで見えますが、画面の端っこなので歪んだのかどうかは今一つはっきりしません。
(常夜灯がやや歪んでいるようにも見えます)
この日の夜は小樽ウイングベイに娘家族ともども回転ずしに行ってきました。回転ずしと侮るなかれ、ここ魚一心はもともと漁師が店主で、ネタが新鮮美味しいと評判の店です。休日の食事時は1時間の待ちができるほどです。余談はさておき、待ち時間にネイチャーチャンバー外のイルミネーションパチリ。
(イルミネーションの色が全く出ていない ISO=100 F3.2 1/33 同じところからCASIO EXILIM Z3000で撮った画像と比較すると…)
(ISO=800 F4.2 1/10 露光量は二つの画像ともほぼ同じなのに…)
(舞台では、翌日のベルコ主催「Wedding dress contest」の舞台を製作中 色が浅い感じがします)
(食事中に孫娘がトイデジを持っているジジを撮っている)
(孫娘が撮った画像 nanoblock cameraのファインダーが取れてしまった)
食事が終わって家内と孫たちはウィングベイで買い物をして戻るようです。私は小樽築港から電車で小樽駅に向かい、駅構内に飾られているガラス工芸を撮影に行きます。この時期小樽市内の各所で、おたるロングクリスマスの一環として様々なイベントが開催中なんです。ガラス細工によるイルミネーションの撮影については、後日改めてブログに掲載いたします。ということで打ウィングベイと小樽築港駅の渡り通路に向かって進みます。海側には観覧車があるのですが、数年前に営業を停止して、今は回転しない観覧車が放置されています。
(四隅の光量落ちもなくまずまずの画像化と思われる)
(小樽築港駅待合室)
(改札を通ってエスカレーターでホームに降りる かなり暗いのですがブレずに写りました F3.2 1/33 ISO=100)
(ホームん電車が入ってきました)
さて翌日もnanoblock cameraをおともに犬の散歩に行ってきました。この日は割と好天で陽がさしたり曇ったりを繰り返す天気でした。外れやすいカメラのファインダーを糊付けしてみたところ、割としっかり固定できました。
(ファインダーをのぞき、水たまりをメインに撮ってみました)
(住吉町の踏切 もう少し上向きで撮ったはずが…)
(三本木急坂の文字が切れてしまいました ファインダーでは文字の上にある「勾配8%」の標識まで入れたのですが…)
(双葉中学校の横の坂道で朝日を入れてみました 思ったほどのフレアーは出ておりません)
(しつこくもう一枚朝日を取り込んで… 思ったよりも下振れしてしまったようです)
以上で試し撮りは終わりですが、いくつか気づいた点を挙げてみます。かなりきつい色収差が出るので、プリントすると結構目立つと思われます。暗い場所、光量の少ない場所では色調再現がかなり低下します。シャッターボタンを押す時点と、シャッター幕が開閉する時点のタイムラグがあるようで、ファインダーで確認するよりも映り込む画像は下方にぶれるようです。今回試し撮りした画像の20%位は本来の被写体よりも下の部分の道路しか映り込んでいませんでした。何れもトイデジカメラと割り切ってしまえばそれでいいのですが…MEGANE CAMERAに比べて、やや物足りない感じがしました。
なお、撮影済み画像のExif(撮影情報)を見ると、シャッタースピードは下限が1/33、上限がなんと1/10084です。ただほとんどは1/33〜1/2000の間に収まっています。1/10084秒などという数字が出てくるときわめてExif情報が信用できなくなります。