旧三笠駅(現在はお土産品、物品展示)
5月11日(土)、友人達と早朝から撮り歩きに出ました。車を手放し、なかなか撮影に出られない身としては、誘いは絶好はのチャンス。当初午前6時出発を、1時間遅らせてもらい7時出発。行く先は空知管内の、絵になるところとしか聞いていません。あとは運転手任せ、プロのドライバーにお任せとあれば、後部座席でのんびりと構えていればいい、と思っていましたが…。
ピーカンとはいきませんが、先ず先ずの好天。石狩街道から混雑を避けあちこち脇道を抜け…岩見沢市内へ、次いで旧JR三笠駅(旧幌内鉄道の終点)へ、さらに桂沢湖を経て芦別へ。さらにさらに、美唄で遅めの昼食、宮島沼を経て田園風景を撮りながら小樽へという経路。自宅に戻った時は撮り疲れ&乗り疲れもあって、ぐったり。翌日、翌々日と二日間は、疲れをとるため昼寝三昧。
☆三笠方面に抜ける途中、岩見沢でトイレタイム。立ち寄ったところが郊外のSL公園。SLが2両あり、手前が大きな広場、芝生が丁寧に刈り取られていて、とても気持ちのいい公園でした。
SLのそばには子供用遊具が設置されている。
それを見守る大人用のベンチや花壇も設置されている。
なお、付け加えておくと、岩見沢市は、道内でも「流行&古いもの」を取り入れるモダンな街です。参考として、H21.9.14付けブログ「幌内鉄道遺構をバスで巡る」(本文後段)を参照のこと。
☆旧三笠駅は、明治13年北海道で最初に鉄道が敷かれた(日本で3番目とか)幌内鉄道の終点駅でした。幌内炭鉱(三笠)で採掘された石炭は、小樽手宮駅から本州各地に船積み・輸送されました。なお、明治13年には手宮~札幌間が、明治15年には三笠迄延伸されました。
上は、三笠駅の由来と当時の写真です。三笠駅構内に展示されていました。文中にある通り、石炭採掘の停止とともに、幌内線も廃止となり三笠駅も廃駅となりました。
現在のJR函館本線(函館~小樽~札幌~岩見沢~旭川)には、元々三笠駅はありません。
<参考>
駅舎の渡り通路で見かけた愉快な注意書き「スズメが飛んできます」に、つい笑。渡り通路が、スズメの住家になった(笑)。
渡り通路の下から駅舎を見ると、内部はお土産品店になっていました。
反対側を見ると、線路は小樽・手宮へと続きます。実際は廃線等で切れ切れになっていますが…。
駅構内はお土産品売り場。当時使われていただろうと思われるダルマストーブがありました。
駅舎全体を見渡すと、このようになっています。
三笠市の全体図を見ると、中央の現在地は「クロフォード公園」なっている。公園を9時20分ごろ出て桂沢湖に向かいますが、途中変電所跡地にもよってみます。なお、公園名の(ジョセフ)クロフォードとは、明治初期に米国から来日し、日本に鉄道施設技術を伝えた人物です。
石炭採掘には膨大な電力を使うのか、巨大な電源設備が当時のままありました。横の緑色の小屋に目が行きますが、実際は、手前にある物置小屋です。
廃坑と同時に採掘用電力が不要となり、碍子(がいし)が捨てられていました。碍子とは、電線とその支持物とのあいだを絶縁するために用いる器具。詳しくは、ウィキペディアで検索してみてください。
☆桂沢湖は、通常ですとダムが一望できる高台のカーブに数台停車できるスペースがあるのですが…、今回は鉄柵が置かれ、駐停車不能。ならばとダム麓の湯の元温泉へ向かい、そこからさらに湖畔へと迂回。
湯の元温泉を横目に、迂回して桂沢湖へと。
湖畔に出てみると土砂の崩れが目に付きました。
水かさが増したのか、今までは見られなかった樹木の一部が水中に没していました。桂沢ダム湖は工事中のようで、それで従来駐車できた展望台が使用不可になったのかも。
☆さて、桂沢湖から国道452号線を北上し芦別市内に入ります。途中キムンダム、三段の滝にも寄りましたが、画像は省略。道の駅・芦別観光物産センターに立ち寄りました。
土曜日とあって、結構な数の車が駐車しており、センター内も、右手の出店市も混んでいました。
山菜好きの私としては、行者ニンニク、ウド、アスパラガス等を大量に買い込みました。観光物産センター内もぶらつきましたが特に目立つものもなく…時計を見ると12時半過ぎ、そろそろ昼食をと思っていると、美唄に美味しい鳥飯&ラーメンの店があるとか、向かうことに。
☆美味しいグルメを求めて美唄市へという事で、車で歌志内市を通り抜け、国道12号線を南下、美唄市茶志内(ちゃしない)駅近くの「シラカバ茶屋」に到着。店内を覗くとカンター、椅子席、小上がりもすべて満席。30分ほどかかるとのこと、午後2時近く、私自身はグルメではないので満腹になればなんでもいいのだが…
駐車場には10数台の車が駐車している。待つこと30分。メニューを見て鳥飯+ラーメンがおすすめコースらしいが、小食の私では食いきれない。味噌ラーメンのみを注文。とにかく空腹と疲れで写真撮影どころではない。
食後やっと一息ついたが、とにかく腰が痛い。この後、マガンの中継地でもある宮島沼に向かうとのこと。
以前に何度も、写友と訪れているので、ここはこの看板のワンカットで終了。関係者によれば、この沼も年々水量が減少し、あと数年~10数年で干上がるという。温暖化の現象であろうか?
☆沿線の田園風景を車内からコンデジでパチリこの時期は水田への水入れ時期であり、似たような風景が続きます。
車の窓越しに、コンデジで撮った画像なので、色に偏りが出ています。
☆自宅に戻ったのは午後4時半過ぎ、延べ9時間半の揺られ旅、兎に角ちかれたび~でした。帰宅後も家内を含め全員で、WingBay小樽で夕食会、ああ充実&疲れた一日でした。
5月11日(土)、友人達と早朝から撮り歩きに出ました。車を手放し、なかなか撮影に出られない身としては、誘いは絶好はのチャンス。当初午前6時出発を、1時間遅らせてもらい7時出発。行く先は空知管内の、絵になるところとしか聞いていません。あとは運転手任せ、プロのドライバーにお任せとあれば、後部座席でのんびりと構えていればいい、と思っていましたが…。
ピーカンとはいきませんが、先ず先ずの好天。石狩街道から混雑を避けあちこち脇道を抜け…岩見沢市内へ、次いで旧JR三笠駅(旧幌内鉄道の終点)へ、さらに桂沢湖を経て芦別へ。さらにさらに、美唄で遅めの昼食、宮島沼を経て田園風景を撮りながら小樽へという経路。自宅に戻った時は撮り疲れ&乗り疲れもあって、ぐったり。翌日、翌々日と二日間は、疲れをとるため昼寝三昧。
☆三笠方面に抜ける途中、岩見沢でトイレタイム。立ち寄ったところが郊外のSL公園。SLが2両あり、手前が大きな広場、芝生が丁寧に刈り取られていて、とても気持ちのいい公園でした。
SLのそばには子供用遊具が設置されている。
それを見守る大人用のベンチや花壇も設置されている。
なお、付け加えておくと、岩見沢市は、道内でも「流行&古いもの」を取り入れるモダンな街です。参考として、H21.9.14付けブログ「幌内鉄道遺構をバスで巡る」(本文後段)を参照のこと。
☆旧三笠駅は、明治13年北海道で最初に鉄道が敷かれた(日本で3番目とか)幌内鉄道の終点駅でした。幌内炭鉱(三笠)で採掘された石炭は、小樽手宮駅から本州各地に船積み・輸送されました。なお、明治13年には手宮~札幌間が、明治15年には三笠迄延伸されました。
上は、三笠駅の由来と当時の写真です。三笠駅構内に展示されていました。文中にある通り、石炭採掘の停止とともに、幌内線も廃止となり三笠駅も廃駅となりました。
現在のJR函館本線(函館~小樽~札幌~岩見沢~旭川)には、元々三笠駅はありません。
<参考>
駅舎の渡り通路で見かけた愉快な注意書き「スズメが飛んできます」に、つい笑。渡り通路が、スズメの住家になった(笑)。
渡り通路の下から駅舎を見ると、内部はお土産品店になっていました。
反対側を見ると、線路は小樽・手宮へと続きます。実際は廃線等で切れ切れになっていますが…。
駅構内はお土産品売り場。当時使われていただろうと思われるダルマストーブがありました。
駅舎全体を見渡すと、このようになっています。
三笠市の全体図を見ると、中央の現在地は「クロフォード公園」なっている。公園を9時20分ごろ出て桂沢湖に向かいますが、途中変電所跡地にもよってみます。なお、公園名の(ジョセフ)クロフォードとは、明治初期に米国から来日し、日本に鉄道施設技術を伝えた人物です。
石炭採掘には膨大な電力を使うのか、巨大な電源設備が当時のままありました。横の緑色の小屋に目が行きますが、実際は、手前にある物置小屋です。
廃坑と同時に採掘用電力が不要となり、碍子(がいし)が捨てられていました。碍子とは、電線とその支持物とのあいだを絶縁するために用いる器具。詳しくは、ウィキペディアで検索してみてください。
☆桂沢湖は、通常ですとダムが一望できる高台のカーブに数台停車できるスペースがあるのですが…、今回は鉄柵が置かれ、駐停車不能。ならばとダム麓の湯の元温泉へ向かい、そこからさらに湖畔へと迂回。
湯の元温泉を横目に、迂回して桂沢湖へと。
湖畔に出てみると土砂の崩れが目に付きました。
水かさが増したのか、今までは見られなかった樹木の一部が水中に没していました。桂沢ダム湖は工事中のようで、それで従来駐車できた展望台が使用不可になったのかも。
☆さて、桂沢湖から国道452号線を北上し芦別市内に入ります。途中キムンダム、三段の滝にも寄りましたが、画像は省略。道の駅・芦別観光物産センターに立ち寄りました。
土曜日とあって、結構な数の車が駐車しており、センター内も、右手の出店市も混んでいました。
山菜好きの私としては、行者ニンニク、ウド、アスパラガス等を大量に買い込みました。観光物産センター内もぶらつきましたが特に目立つものもなく…時計を見ると12時半過ぎ、そろそろ昼食をと思っていると、美唄に美味しい鳥飯&ラーメンの店があるとか、向かうことに。
☆美味しいグルメを求めて美唄市へという事で、車で歌志内市を通り抜け、国道12号線を南下、美唄市茶志内(ちゃしない)駅近くの「シラカバ茶屋」に到着。店内を覗くとカンター、椅子席、小上がりもすべて満席。30分ほどかかるとのこと、午後2時近く、私自身はグルメではないので満腹になればなんでもいいのだが…
駐車場には10数台の車が駐車している。待つこと30分。メニューを見て鳥飯+ラーメンがおすすめコースらしいが、小食の私では食いきれない。味噌ラーメンのみを注文。とにかく空腹と疲れで写真撮影どころではない。
食後やっと一息ついたが、とにかく腰が痛い。この後、マガンの中継地でもある宮島沼に向かうとのこと。
以前に何度も、写友と訪れているので、ここはこの看板のワンカットで終了。関係者によれば、この沼も年々水量が減少し、あと数年~10数年で干上がるという。温暖化の現象であろうか?
☆沿線の田園風景を車内からコンデジでパチリこの時期は水田への水入れ時期であり、似たような風景が続きます。
車の窓越しに、コンデジで撮った画像なので、色に偏りが出ています。
☆自宅に戻ったのは午後4時半過ぎ、延べ9時間半の揺られ旅、兎に角ちかれたび~でした。帰宅後も家内を含め全員で、WingBay小樽で夕食会、ああ充実&疲れた一日でした。