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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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このところ入選通知が次々と…

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10月30日’月)、「2024おたるカレンダー」の表彰式に参加してきました。おたるカレンダーは、前の主催団体であった小樽市民会議が、会員の高齢化などを理由に前年に解散したため、カレンダー作成を中止しておりました。しかし、小樽市観光課の要望、小樽市民や元小樽市民だった方々からの要望があり、今回、小樽駅前ビル(株)の社長浅村氏が引き継いで「おたるカレンダー」を作成することになりました。

一方、令和5年度「第31回小樽写真市展」の入選作品が、11月1~5日(日)小樽市立美術館で公開されました。コロナ禍の影響で、公開審査がここ数年中止となっており、入選通知が届くまで(10月上旬)、どの画像が入ったかわかりませんでした。通知によれば、自由の部で「大バトンリレー」が推薦(市長賞)、「カラフルなヘアー」が入選、ネイチャーの部では、「モミジ七変化」が入選となりました。

また、私が利用している富士通のPCに「富士通楽々コミュ」という会があって、毎月写真コンテストを実施しています。9月のテーマが「みんなでオリジナルカレンダーを作ろう」でした。入選しましたが、結果発表の画面が小さくて、どの作品が入ったか今ひとつわかりません(笑)。コンビニのコピー機で打ち出せるとか(11月中旬以降)…???

 

☆2年ぶりに再開された「おたるカレンダー」については、10月30日(月)PM6時から、小樽駅前ビル4Fで表彰式が行われました。以下入選画像をもとに審査委員長の講評等を交え、紹介いたします。

 


<式次第> 
川原審査委員長の講評によれば、全体として、冬が少なく、9-10月が最も多く、運河を撮った作品が多かったと。
小樽の各地には、小樽八景と呼ばれるスポットが、多々あり、参考にしてくださいと、パンフレットが渡されました。

 


<1~2月頁>「熊碓海岸に群来が…」
私の作品ですが、数年前ここ東小樽の海岸(通称熊碓海岸という)に群来が現れた際、国道5号線から撮ったシーンです。
講評:高所から俯瞰して撮影しているので小樽の街が写り込み、タイミングがいい。

 


<3-4月>「満開を行く」吉田さんの作品
講評:桜だけでなく電車を取り込んだ点はいいが、欲を言えばもう少し引いて街並みも入れたかった。

 


5-6月頁「夕日に染まる」二村さんの作品
講評:忍路港は初めて出た作品。普通夕陽に露出が引っ張られ手前が黒く潰れるが、画面がつぶれず、小型漁船が良く撮れている。

 


<7-8月頁>「ジャズと運河と第3倉庫」宮尾さんの作品
講評:もう少し時間がはやい時間なら、右端が出たのではないか?黒潰れしたのが惜しい。

 


<9-10月頁>「天狗山から見る小樽夜景」松下さんの作品
講評:天狗山からの夜景は初めてかも、建物の屋上から撮る手もありそうだ。花火を撮る手もある。

 


<11-12月頁>「イルミネーションの小樽運河」吉田さんの作品
講評:運河の夜景は3-4点あったが、これが一番バランスがいい。他の作品は暗すぎる。

 

☆令和5年度第31回小樽写真市展が、11月1(水)~5日(日)小樽美術館で開催されました。最終日3時から表彰式がありました。
なお審査にあたったのは、従来同様日本写真家協会の石津先生でした。ここ数年公開審査が行われていませんので、選考過程がわかりません。5日の表彰式の際に、事務局長でもある川原局長が、選考過程や石津先生の講評を代読されました。

 


自由の部推薦(市長賞)「大バトンリレー」
私の作品ですが、H18年に旧量徳小学校の運動会で撮った画像です。この時孫は1年生でしたが、駕籠とらずに、絵になりそうな画像ばかり撮って、家内、娘に叱られました。
講評:動きがあってよいが、被写体の、一部でもピントがあってればもっとよかったと思う。

 


自由の部入賞作品、上段をモノクロ変換しました。
特選「雪の冬」は、堀野さんのモノクロ作品で、一瞬を切り取るスナップ写真として上手だ、水平線が斜めでも気にならないとの講評。
特選「住之江聖堂」は久守さんの作品、プリント技術が素晴らしい、印象的な写真との講評。
準特選「ウェーブ」は宮尾さんの作品、千歳空港の壁タイルで、白と黒のパターンが印象的との講評。
準特選「出口か入り口か」は布施さんの作品、明るい未来へ向かっているように見える、との講評。

 


ネイチャーの部入賞作品 展示ギャラリーの上部窓から光が差し込み、左側が暗くなってしまった。
推薦「君のために青く光る」は、塚野さんの作品、オオバユリがタネを飛ばす瞬間を切り取ったバランスが良く、被写体が引き立った、との講評
特選「雨の会話」は一条さんの作品、カタツムリが会話しているように見える、との講評
準特選「秋のシルエット」は宮尾さんの作品、モノクロにした着眼点がいいとの講評
準特選「旅立ちの時」は田中さんの作品、綿毛が1本飛ぶ瞬間がいいと講評

 

以下、入選作品の中から私が個人的に面白い、素晴らしいと感じた作品を数点取り上げます。

 


私の作品ですが、小樽運河花園橋の案内入り口横の椅子に座ってアイスを食べる女の子たち。「カラフルなヘアヘアー」だけじゃなくウエアーもカラフル。

 


「years」と題された荒谷さんの作品、外国で撮られたのでしょうか、おばあちゃんの表情と所作が抜群。上方4分の1ほどカットしたほうがいいかも…

 


モノクロ作品ですが、右の堀野さんの「若い人」がとても印象的、金髪、ミニスカートの外国人女性が降りてくるところですが、スナップ写真撮らせれば、この方にかなう方がいないのでは、と個人的に思っています。

 

最後に、川原事務局長から、次年度は公開審査としたい、是非もっと多くの方々に応募していただきたいとの話がありました。

 

 

 

 

 

 

 


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