小樽雪あかりの路2023は、2月18日(土)に終わりました。3年ぶりに通常開催されましたが、小樽運河会場以外の、会場規模が縮小されたことや、中国人観光客の減少等から、入込数は、前回2020年の約8割程度だったようです。
前回のブログでも、触れましたが、メイン会場の小樽運河(A、B)と新設の北運河会場以外は、規模が大幅に縮小されたことが響いたようです。中でも旧手宮線会場の縮小の影響が大きかったのかも…
今回は、前回載せきれなかったいくつかの会場を紹介いたします。
☆小樽港マリーナ会場 小樽築港マリンウエーブプロムナードに、40m程の滑り台を設置し、周辺をワックスボールで飾るという幻想的な雰囲気でした。2月17日(金)1歳半の孫を連れて行ってきました。
かつて石原裕次郎記念館のあった向こう隣が「マリンウエーブ」です。左上にネオンサインが見えます。次女が子供(孫4)を抱えて雪段を降りてきました。
小樽港マリーナが見渡せます。
次女と家内が、スマホで孫を撮っています。
30分ほど見ていると、知人でもある小樽ジャーナルの記者(岩田さん)が取材で見えて、雑談しました。
☆小樽運河プラザの中庭にも数多くのオブジェが飾られていました。18日(土)最終日に撮りに行ってきました。以下のニトリ美術館広場、大正浪漫館、堺町出世前広場以下すべて最終日の撮影です。
運河プラザで、中庭のオブジェの点灯(午後4時半)を待つ間、暫し時間をつぶしていると、偶然隣席の方に声を掛けられました。昔道写協小樽支部の同僚でもあり、個人的にも親しいF氏でした。あれこれ昔話をしている間に、点灯時間が過ぎ、周辺はかなり暗くなってきました。
中庭に出ると、日本語、英語、中国語、韓国語で「ようこそ」と書かれたメッセージ板とワックスボールが、目に飛び込んできました。
その横にはミニ雪ダルマがニット帽をかぶって、ローソクの灯りに照らされて、並んでいました。
さらに中庭を奥に進むと、シマエナガがワックスボウルの下にちょこんと挟まっていました。
(注)シマエナガは、主に北海道、東北に住む珍鳥で、スズメくらいの大きさ、真っ白な姿がとてもかわいい野鳥です。詳しくはウィキペデア等で検索してみてください。
一枚の氷盤にモミジ、イチョウなどの葉が氷漬けにされています。
運河プラザ中庭の最奥、博物館運河館の中庭で出会った、エ〇写真家アラーキがこんなところに!と思ったらゴールデンカムイの垂れ幕でした。
☆ニトリ芸術村会場では、中央に大きなタイヤチューブによる回転滑り台が…、親子連れの順番待ち行列ができていました。
大きなタイヤチューブで、親子で滑り降ります。かなりのスピードですが、この辺りで数人がかりでタイヤを受け止めます。順番待ちの親子が、長い行列を作っていました。
チューブ滑りは、右横のテントで受付をしなければ滑れません。ここも順番待ちの長~い行列です。その間、温かい飲み物で、暖をとる母子連れ。
会場の一角には、記念撮影用のスポットもあり、次々と記念写真を撮っていました。
☆小樽堺町通り商店街会場 大正浪漫館による於古発川(おこばちがわ)に張り巡らされたイルミネーションや、出世前広場に雪像・オブジェが飾られています。
堺町通りから臨港線(運河方向)にイルミネーションが張り巡らされています。この於古発川沿いは大正硝子館、大正浪漫館の店舗が立ち並んでいます。
ライトを拡大してみると…
於古発川の正面から見ると…、日中よく見ると、カモやシャケが泳いでいることもあります。
堺町通りをメルヘン広場方向に進むと、突然一面ピンク色の輝きが目に飛び込んできました。何だこれは!と思い近寄ってみると「おでん」の看板(ネオンサイン)がみえます。確かここは、桜井という旅館だったはず。左側が出世前広場という通りで、今回の雪あかりの会場の一つです。
細い小路の旅館側にはいくつもの雪像が作られていますが…
黒っぽいというか茶色にスプレーさられた雪像は、一瞬なんだと思いましたが、よく見るとカオナシですね。
最初なんの雪像かと思いましたが、頭上のタオルを見て、目玉おやじだと気が付きました。
出世前広場を出て、メルヘン広場方向に向かいます。フジ寿司の前で見かけたアンパンマンのオブジェ。観光客等の通行人が、オブジェを蹴とばすのかDon’t touch!の標識が何枚も…残念ですね。
こういう注意書きを出さないと、壊されてしまうのがとても残念。
可愛いネコのオブジェの前では、観光客が、次々と記念写真を撮っていきます。
堺町通りのあちこちに、雪あかりのオブジェが、路を照らしていました。