<積丹町のカラマツ街道、別名ロマンチック街道ともいう>
このところ冷え込む日も多くなり、街中は紅葉が急速に進み、秋の終わりへと近づきつつあります。家々にへばりつく蔦の色も、燃えるような赤色になってきました。Facebookでもどなたか呟いておりましたが、小樽市内は蔦が多いようです。言われてみれば…向かいの駐車場も、メルヘン広場の周囲にも、そして我が家にも、1F駐車場の壁にも這い寄ってきています。その都度取り払ってはいますが、始末が大変です。
さて、一昨年も積丹町のカラマツ林を目指したのですが、入り口をミスって…。帰りに積丹町観光協会でルートを確認。グーグルMAPで、探していただき、「積丹岳登山口」が目印であることを確認しました。今回は11月7日(日)に再チャレンジ。あいにく雨予報でしたが、行けば何とかなる。まずは、余市郊外のブドウ園を経由し、美国、婦美方向にそしてカラマツ街道に向かいます。
☆余市郊外も秋の終わり
空き地に立つクリの木も葉がかなり落ちていました。
イガイガの中からクリが弾け出したのかな?
なお、余談ですが、「くり」「どんぐり」「くるみ」の区別がつきますか?ウイキぺデイアで調べてみてください。
雑草の中にカエデの葉が一枚。
何という葉かな?美しい。
カラマツの葉が落ちて、車の轍に沿って模様を描いている。
半分崩れかけた小屋とビニールハウスが…
葡萄の葉も黄色一色に染まりました。
☆余市町を出て、国道229号線を海岸にそって、古平町、美国町へと進みます。空はますます雲を厚くして、小雨がぱらついてきました。美国町の漁港に立ち寄りましたが、干物売りのオヤジさんも、商売にならないのか、かたずけの最中。美国漁港を出て婦美の山中を走ります。10分ほど走ると、左側に「積丹岳登山口」の標識と大きな「牛の看板」が見えます。ここを左折すれば、カラマツ街道に出ます。
並木道は7-800mもあるでしょうか、道の両側にカラマツ林が続いています。空が青空でないため、空の部分を少なくします。ズームレンズで引き寄せたので距離感が出ていません。
<参考画像H24.11.11撮影 当ブログH24.11.29「燃えるカラマツ林を撮りに…」から>
(ん?民家が付近に見当たらないのにネコが一匹悠々とこちらを見ている)
後日談:近所に牧舎と宿舎が数棟ありました。またこの画像は、H24年積丹観光フォトコンテスト・四季の部門 優秀賞「美しきカラマツ街道」となりました。
今回撮影したカラマツ街道ですが、先の画像の奥の方から撮ったものです。この画像ですと、7-800m林が続いていることがわかります。なお両側に続く林はここで終わりです。
カラマツ街道は、別名「ロマンチック街道」ともいいます。またここを舞台にした映画『足りない二人」のロケ地としても使用されました。
カラマツ林の裏に回ってみると、農地ですので奥には入れませんが…
さらに先に進んでみますが、ところどころにカラマツはあります。カラマツに近寄ってみると…
松ぽっくりは珍しくありませんが、葉の先の部分が黄色い。新芽なんでしょうか?
さらに進むと、国道229号線に出てしまいます。出口付近で見かけたのがこのシーン。トラクターが土地を耕しています。牧舎と言うか宿舎らしき前にさらに大型機械が数台あって、道外ナンバーでした。聞けば内地での作業が終わって、ここで耕し、春先に植えるまで、一旦内地に戻るとか…、詳しくは聞けませんでしたが。
229号線沿いの丘陵地帯には、カラマツ林が、幾層にも連なって、美しい景色を見せていました。
相変わらず、曇り空のままでしたので、国道229号線を戻ることにしました。