<紅枝垂れモミジと日本庭園の休憩所の欄間>
ここ数年何度か、札幌清田区の平岡樹芸センターに行っておりますが、ここのノムラモミジの美しさは、ほかに類を見ない美しさと言えます。当センターは、昭和59年開園と歴史は浅いですが、専門の樹木管理者がいて、接ぎ木、交配、庭園の管理を怠っていません。
11月3日(火・祝)に行ってきました。JR快速エアポートで、南小樽から40分ほどで、新札幌につきます。新札幌からは111系統平岡循環バスで20分ほどで、着く予定。でしたが、降りる停留場と左折の案内板を見落とし、結局小1時間も歩く羽目に(おおドジ、笑)。それに、例年であれば、シーズン最後の閉園時(今年は11月8日・日曜)まで、循環バスは増便されて、30分ごとに発車のはずが…、コロナの影響で、増便なしの1時間に1本の割合。事前に、時間と停留場を確認しておくべきだった。
平岡循環バスの中から撮影。道の両側のイチョウが見事。
まずは、中央園路(紅葉並木、パンフレットによる)を1枚。散ったモミジが通路一杯に広がっている…と思っていた予想は見事外れ。どうやら管理員が開園前に掃除したようです。この園路をどんどん奥に進みます。
園路の両側は落ちたモミジの葉が一杯、まるで赤いじゅうたんを敷き詰めたようでした。
上を見ると、青空も見えます。
隙間から日差しが入って、ノムラモミジが真赤っか。
こちらはヤマモミジで、葉が黄色です。
うん、どこかで見かけたことがある。そうです「メタセコイア」でした。八王子勤務時代多摩市でこの木の並木道を見た事がありました。メタセコイアは、生きた化石ともいわれていますが、詳しくは、ウイキぺデア「メタセコイア」を参照のこと。
う~ん、何の木だったか忘れましたが透過光が美しくて、パチリ。
よく見かける枯れた花で、アジサイのようにも見えますが、右下の樹木名を見ると、アジサイ科の「ミナヅキ」でした。どうも順光で撮ると、画面にメリハリが欠けて、いまひとつの感じ。
ところどころに置かれたベンチ。老人が二人、何やら語り合っています。
紅枝垂れモミジ、くねくねしていますが、管理員が縄でわざと(?)くねらせていました。いやいや、この木はねじれながら成長するようです。
鼎型に曲がったモミジの木、一面赤い絨毯。
各種紅葉の集中している中央園路(紅葉並木)から1本隣の通路(ドライウォールガーデン)を歩いていると、水琴窟の看板があって、竹の樋を通って水がチョロチョロ流れています。看板には音をお楽しみくださいとありますが…聞こえない。
水琴窟の隣に小さな池があって、いろんな種類のモミジの落ち葉が、まるで美を競っているかのようでした。
青枝垂れモミジのプレートがありましたが…秋になると緑から黄色に変わるんですね。
ドライウォールガーデンの隣は、日本庭園。その休憩所の手前は池です。落ち葉と泡が一緒に流れゆっくり円を描いていました。
最後は、表題の画像ですが、休憩所には欄間(のような)庇があって、四角い窓枠がいい感じになりました。