<札幌北3条広場の両側の銀杏並木に青のイルミネーションが施され、まるで青の洞窟にいるような感じが…>
このところFacebookで連日のように掲載された「青の洞窟SAPPORO」、ええ?札幌市内に海があったけ、と最初は不思議に思いました。何のことはない、北海道庁前の北三条広場に、日清フーズが企画演出した青のイルミネーションでした。今回はこの青の洞窟と、さっぽろ雪まつりで取り上げきれなかった西11丁目「国際広場」、そして北海道開基150周年記念行事の一つである北海道庁プロジェクションマッピングを取り上げます。
☆青の洞窟SAPPORO
札幌に先駆けて、東京渋谷で2017年11月22日(水)~12月31日(日)で開催されたイルミネーションイベント「青の洞窟SIBUYA」が好評であったことから、札幌が開催が決まったようです。青一色に染まった空間はまるで青の洞窟に潜り込んだかのよう。と言っても本場イタリアナポリの青の洞窟は行ったことはありませんが…
午後4時半の点灯開始時は、まだ明るく写真撮っても絵にはならない。広場の手前一角に日清フーズの試食車が新製品(パスタ)を車内でで茹でて試食を提供していた。丁度腹の空きかけた時間、ほかほかの試食品を食べている方を見ていると、つい並んでしまった。
数十人の行列、係の方は10数分かかるとアナウンスするものの、次々と並んでゆく。パスタは好物ではありませんが、匂いと空きっ腹に耐えられず、ほかほかのパスタを試食してしまった…う~ん量が少ない、寝ている子を起こしてしまった。日生ビルの地下街の飲食店に飛び込んで、空腹を満たしました。外に出ると周囲は青一色に染まって…
一番奥は北海道庁赤レンガ館、こちらも午後6時半から150周年記念イベントの一つ、プロジェクションマッピングが始まります。
大勢のカメラマンが集まり、アングルを求めて、右に左に移動しています。
焦点距離8mmのボディキャップレンズで、デフォルメしました。
標題の画像ですが、クロスフィルターを使うと画像全体にフレアーが出て、柔らかくなります。
クロスフィルターを使うと、画面の中の点光源が光条を発して、ひときわ存在感を強調します。赤い光条は、道庁正面入り口と北3条広場間にある、歩道の信号です。
北3条広場隣の日生ビルの窓ガラスに映り込んだイルミネーションも綺麗。
☆北海道開基150周年記念イベント
関連のイベントは2018年7~8月に開催される予定ですが、それに先駆けて1月19日(金)~2月25日(日)まで北海道庁赤レンガ庁舎をバックに、プロジェクションマッピングが行われました。
マッピングとは別に、赤レンガ庁舎の前には、このような宇宙を示すかのような玉が立ち並んでいました。玉の中にはフィラメントが入っていて、電気を通すと輝くのでしょうね。その輝く場面を見ていませんので…
赤レンガに投影されるのは、アイヌの模様、北海道の動植物などなどです。それにしては、何かおかしいぞ、って?そうでスバックにある本庁舎が映り込んでいないですね、人影もないし…。そうなんです、実はこれは赤レンガテラス(三井ショッピングパーク)の正面ホールに設置された、ミニチュアなんです。
この日は、雪まつりの撮影を終えて、JR札幌駅に向かう途中立ち寄りました。道庁に近づくと、妙な声が聞こえます。最初どこかのコーラスグループが歌の練習を?と思ってたら、やがて声が大きくなりアイヌの歌になってきました。意味は不明ですが独特の伴奏と音が…
最初に見たときは、あれこんな時間まで窓明りが、残業かな?と勘違い。
やがてアイヌ模様は広がり…
動物や木々が映し出され…
次々と変わる画面に吸い込まれるように、見入ってしまう。
☆さっぽろ雪まつり
前々回のブログで主な広場の台雪像や氷像については見てきました。ここでは前々回取り上げなかった画像を集めました。
地下歩行空間(チカホ)には過去69回の雪まつりのポスターが貼られていました。懐かしいポスターがあったのか、慣れない手つきで、スマホで写すオジさん、おばさんがいました。
今回の雪まつりの大雪像、大氷像のイラスト画が展示されていました。
大通西7丁目・HBCスウェーデン広場の大雪像 ストックホルム大聖堂です。日本とスウェーデンの国交150周年を記念して作られた大雪像です。
大通西11丁目国際広場では第45回目になる国際雪像コンクールが行われました。参加した12の国と地域は、上記の通りです。雪となじみのない国が数多く参加しているのが目立ちます。
一見しただけで、ギリシャ神話の神「メデューサ」であることが分かりますね。アメリカチームの作品です。
黄色のライトが当たっているので見分けにくいですが、裸の女性がたっております。中国チームの作品で「曼陀羅華(まんだらけ)」。解説によれば、「曼陀羅とは心理学において精神の安定を表現する図像のことで、仏教の経典においては見る人を幸せすると言われています。…以下略」
グランプリに輝いたたいのは、タイチームの「タイの闘鶏・ガイチョン」でした。
西11丁目広場には、雪ミクのコーナーがあります。北海道発のバーチャルアイドル「初音ミク(冬は雪ミク)」は若者だけでなく、結構の年配者にもファンがおります。雪ミク専門の売店前には、相応の年格好のオジさんも並んでいました。
雪ミクのスタンプも人気がある。
値段表を見ていただくと…なんと日本語のほかに、中国語、韓国語の表記まである。