前回は第37回札幌ホワイトイルミネーションのうち、JR札幌駅南口広場会場、北3条広場ほかを取り上げましたが、今回は札幌ファクトリーのジャンボツリー、大通公園会場、西2丁目広場のミュンヘンクリスマス市の3か所などを取り上げます。画像の掲載も撮影した順にしますので、まずは札幌ファクトリーからとします。
その前に札幌ファクトリーについて述べておきます。もとは、明治9年に操業を開始した「北海道開拓使麦酒醸造所」跡地を再開発した複合商業施設です。施設のあちこちに当時の建造物が残っています。再開発後の施設の中心は、全天候型のアトリウムで、ここに、11月3日から12月25日まで十勝の広尾町サンタランドから運んできた15mの巨大なツリー(とど松)が飾られています。
☆札幌ファクトリーのジャンボツリー
市内ファクトリー線の循環バスで、ファクトリー前で下車します。正面入り口はに、緑色の電飾がびっしり、ツリーをイメージしています。画像の右3分の1がおかしい?魚眼レンズで撮影してるので、かなり湾曲してますが、よく見ると、確かに切り貼りしたように見えますね。これは正面入り口に大きなミラーが数メートルおきにたっていて、そのうちの1枚に、映り込んだのです。
3F奥から魚眼カメラで撮ると…、露出をアンダーにしていますので、フロアーの様子が分かりにくいですが、飲食スペースが結構あります。
逆に、ツリー側から見るとこのようになっています。
カメラの操作に不慣れなようで…何度もサンタ衣装の子供を撮ろうとしますが…、モニターを見て上手く撮れていないのか、そのうち子供がポーズを取らないので、ギブアップしたみたい。
音楽に合わせてツリーのイルミネーションが変化します。フロアーでは幼児が音楽に合わせ、跳んだり跳ねたり…
ソフト効果を強調すべく、多重露光をしてみました。1回目はツリーにピントを合わせて撮影。2回目はピントをずらして撮影。カメラ内で合成してますが、三脚を使わなかったので、上部が多少ずれました。
中庭に出ると、旧ビール工場の構築物がそのまま残っています。
☆大通公園のホワイトイルミネーション会場と西2丁目のミュンヘンクリスマス市
ドイツでは、クリスマスの4週間前から待降節と呼んで、クリスマス市が全土で開催されます。街はイルミネーションとドイツワイン香りで幻想的な雰囲気に包まれます。なお日本と違って、夜間の電飾は、一部を除き原則禁止されているので、この4週間は特別華やかになります。そのようなクリスマス市が、初めて札幌にお目見えしたのが、ミュンヘンとの姉妹提携から30年を迎えた2002年からです。
今年で16回目を迎えたミュンヘンクリスマス市(in Sapporo)も、今や札幌の風物詩となりました。(公式ガイドブックから引用)
ワインやハム・ソーセージ料理等の飲食コーナーです。
クリスマス小物を見入る女性客。
ひときわ美しく輝いていたのがこの小物。ワックスボールでしょうか?
カラフルに発色する小物達。つい手に取って見たくなります。
このサンタ&スノーマンは売り物ではありません。奥の写真の飲み物・食べ物屋さんの店頭に飾られた置物でした。
さて、2丁目会場のクリスマス市を後にして、イルミネーション会場に向かいます。この画像だけ見ると、どうなってんの?と思うかもしれませんね。実は地下街・地下鉄乗り場に降りる構築物のガラスの壁面に映り込んだイルミネーションと人物の影なんです。
イルミネーションがくるくる回ると、もっと楽しいかも、
時には星の流れを潜っていくように…
君と一緒ならブラックホールだってかまわないさ、と言ったかどうか…
天空からUFOが…
実はこのピンクのオブジェでした。撮り方によっては…
やっとまともなカットが出てきた。
なお大通公園のイルミネーションについては、11月25日撮影の画像を中心に取り上げました。
この1年拙いブログにおつきあいいただき、誠にありがとうございます。どうぞ皆様方、良い年をお迎えください。