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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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小樽三大祭りの最後を飾る住吉神社の例大祭

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                                   <道内でも屈指の百貫神輿が通る、大正時代に地元小樽で製作された歴史ある神輿>

 

6月から7月にかけては、小樽市内では、毎週のように神社のお祭りが開催されています。なかでも水天宮、竜宮神社、住吉神社の例大祭は「小樽三大祭り」といわれています。そのトリを飾るのが住吉神社の例大祭です。古くから小樽市民は、住吉神社の例大祭を、親しみをっこめて「小樽祭り」と呼んでいます。その小樽祭りが7月14日(金曜)から16日(日曜)に行われました。

14日は「宵宮祭」で、舞楽「迦陵頻急」「胡蝶」が奉納されます。その後に紅白の餅まきが行われます。15日の本祭では「百貫神輿」の渡御がおこなわれます。16日の最終日は、神輿の還御祭が行われます。なお神社周辺には約200を数える屋台が出店、子供たちや親子ずれで賑わいました。宵宮祭では、舞楽と餅まきを、本祭では百貫神輿の渡御を撮影したので、屋台の様子共々、紹介いたします。

 

☆華麗な舞

本殿において、神主の一連の奉納儀式が終わると、巫女さんによる舞楽の奉納が行われます。本殿左手に茶色の衣装に烏帽子姿の楽手が並び、右手には神主たちが勢揃いします。本殿の手前の椅子席には、氏子や奉仕団体の代表ほか関係者が並びます。神様への一連の奉納が済んで、いよいよ舞楽の奉納です。


神職にも種類・階位があるようですが…よくわかりません。最上位の神主が詔を奉納し、この後舞楽が始まります。

 


最初に演じられるのは「迦陵頻急」(がりょうびんのきゅう)曲名ですが、意味等は不明。なお当日のプログラムには、「びん」は、氵(サンズイ)+頻 の文字でした。一方神社の公式HPではサンズイのない頻が当てはめられています。

 


笙、ひちりき、鉦等に合わせ、優雅の舞う。

 


やがて舞いながら、下がります。

 


替わって「胡蝶」が舞われます。

 


なお、舞楽についての演目の意味するところは詳しくはわかりませんが…

 


演奏に用いられる楽器等については、当ブログでも取り上げたことがあります。2015.3.4日付け「北の雅・小樽ひなめぐり2015」中段に記事があります。

 


雅楽の演舞中も参拝する人が後を絶ちません。初めて雅楽を目にしたり聴いたりする方も多いようで、しばし見とれていました。賽銭が勢い余って中まで転がってきました。

 

☆奉仕団体・伸樹会による紅白の餅まきと神輿の魂入れ


約2000個の餅がまかれましたが、拾うのに忙しく、画像はこれ1枚のみ。去年は撮るのに専念したためゼロ個でした。

 


魂入れが終わると勢いよく、わっしょい、わっしょい

 

☆神社周辺には約200の屋台が出店


社務所前では、小樽B級グルメの代表「あんかけ焼きそば」の屋台が出ています。市会議員のA氏も、ねじりはちまきで、鍋を振り回しておられました。

 


神社鳥居の近くで…あれれ、孫娘(中2)がかき氷を食べている。

 


こちらの4人はそろって削りイチゴだ。

 


う~ん、近年よく縁日で見かける「広島風お好み焼き」、食べたことがないので、どこがどう広島風なのかわかりません。食べてもわからないと思うけれど。

 


これは珍しい。金平糖の量り売りだ。

 


7月上・中旬は異常気象と言われるほどの高温多湿だったので、冷たい飲み物の屋台はどこも長い行列ができている。

 


社務所前から鳥居前まで屋台がずらりと並ぶ。

 

☆道内でも最大級と言われる百貫神輿の渡御が始まった


道内外から230名の担ぎ手が集まった百貫神輿の渡御

 


参道は2カ所の石段がある。

 


細心の注意を払いながら降りてくる。

 


いったん国道5号線前の鳥居で休憩。横断歩道橋から撮影。

 


国道5号線を渡って、市道住吉量徳線を海側に進む。手前のオレンジは道路中央の安全地帯のバラの花。

 


神輿は折り返しの中間点(協会病院横の道路)で休憩に入る。この後は9時頃にお宮入り。と同時に鼓響による和太鼓の演奏が行われます。

 

 

 

 


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